JPH10327567A - 直流電動機 - Google Patents

直流電動機

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Publication number
JPH10327567A
JPH10327567A JP15000397A JP15000397A JPH10327567A JP H10327567 A JPH10327567 A JP H10327567A JP 15000397 A JP15000397 A JP 15000397A JP 15000397 A JP15000397 A JP 15000397A JP H10327567 A JPH10327567 A JP H10327567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
core
armature
outer core
magnets
Prior art date
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Pending
Application number
JP15000397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Kawakubo
浩己 川久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP15000397A priority Critical patent/JPH10327567A/ja
Publication of JPH10327567A publication Critical patent/JPH10327567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形高出力化を安価に達成できる直流電動機
を提供する。 【解決手段】 直流電動機の回転電機子6を、コイル1
0を巻装する複数のティース24と、ティース24相互
間に形成された複数のスロット25とを外周面上に有す
る内側コア26と、内側コア26よりも軸方向の長さが
長く、かつ、ティース24に接する部分は肉厚が厚く、
スロット25に対応する部分は肉厚が薄くなっている外
側コア23とで構成する。したがって、大きくした永久
磁石28の磁束のほとんどを、永久磁石28の軸方向長
さとほぼ同一の軸方向長さにした回転電機子6の外側コ
ア23で取り込むとともに、この外側コア23の肉厚部
で、内側コア22に絞り込んでいるので、コイル10と
の鎖交磁束数が増加し、直流電動機の出力が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機子を有す
る直流電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の直流電動機は、図4ないし図6に
示すように構成されている。図において、1は外枠で、
フレーム2とブラケット3とからなっている。4は回転
軸で、前記ブラケット3に軸受5を介して回転自在に支
承されている。6は回転電機子で、前記回転軸4に嵌合
取付けした回転子コア7の外周部にティース8とスロッ
ト9とを形成し、コイル10を前記スロット9の開口部
9aに通して、前記ティース8に巻装している。前記ス
ロット9の開口部9aは、前記コイル10が通る程度の
幅となっている。前記回転子コア7は、薄板の電磁鋼板
をプレスで一体打ち抜きしたものを複数枚積層して構成
している。10aはコイルエンドである。11は刷子保
持装置で、前記外枠1に取り付けられており、内部に摺
動自在に刷子12を支持している。13は整流子で、前
記刷子12に接するように、前記回転軸4に取り付けら
れている。14は界磁極としての永久磁石で、前記回転
電機子6の回転子コア7とほぼ同一軸方向長さに設定す
るとともに、この回転子コア7と空隙を介して対向する
ように、前記フレーム2に取付けられている。このよう
な構成の従来の永久磁石電動機では、磁極域の寸法は、
回転電機子部の寸法によりほとんど決まってしまうた
め、直流電動機を小型高出力化する場合には、永久磁石
14に高性能磁石を使用することで対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の従来の直流電動機においては、高性能磁石を
用いて小型高出力化を達成しているためコストが高く、
使用にかなりの制約が生じるという問題があった。そこ
で本発明は、小形高出力化を安価に達成できる直流電動
機を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の直流電動機は、コイルを巻装する複数のテ
ィースと、前記ティース相互間に形成された複数のスロ
ットとを外周面上に有する内側コアと、前記内側コアよ
りも軸方向の長さが長く、かつ、前記ティースに接する
部分は肉厚が厚く、前記スロットに対応する部分は肉厚
が薄くなっている外側コアとからなる回転電機子を有す
るようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1ない
し図3に基づいて説明する。図1は本発明の直流電動機
の上半部を示す側断面図、図2は回転電機子のティース
先端部を示す部分正断面図、図3は固定子の製造を示す
斜視図である。なお、図4ないし図6と同一符号は、同
一または相当する部材を表し、説明を省略する。本発明
の直流電動機は、図1ないし図3に示すように、回転子
コア21を、内側コア22と外側コア23に分けて構成
している。内側コア22は、外周面上に、コイル10を
巻装する複数のティース24と、前記ティース24相互
間にスロット25とを形成している。また、外側コア2
3は、円筒状をしており、前記内側コア22よりも軸方
向の長さが長く、例えば、コイルエンド10aを覆う程
度の長さにし、かつ、前記ティース25に接する部分は
肉厚が厚く、前記スロット25に対応する部分は肉厚が
薄くなるように形成している。前記外側コア23は、図
3に示すように、前記内側コア22のティース24の先
端部に焼き嵌め嵌合するが、薄板の電磁鋼板がばらばら
になるのを防ぐために、円筒状の内周面の数カ所を軸方
向に溶接している。Wは溶接部である。なお、前記外側
コア23を、前記内側コア22のティース24の先端部
に焼き嵌め嵌合する場合は、コイル10をあらかじめテ
ィース24に巻装しておくが、図3では、わかりやすく
するためにコイルを省略して図示している。また、前記
外側コア23を、前記内側コア22のティース24の先
端部に焼き嵌め嵌合するにあたっては、前記内側コア2
2と外側コア23の接合部に、例えば、内側コア22の
ティース24の先端部に凹部を設けて係合部26を形成
するとともに、前記内側コア22の係合部26に対応す
る外側コア23の内周面に、例えば突部を設けて係合部
27を形成している。さらに、回転子コア21に対向さ
せて、フレーム2の内周面に取付けた永久磁石28は、
軸方向の長さを、前記外側コア23とほぼ同一長さとし
ている。このような構成において、永久磁石26が軸方
向に長くなることによって、前記永久磁石26の磁束が
増加するが、永久磁石28の磁束のほとんどを、前記永
久磁石28の軸方向長さとほぼ同一の軸方向長さにした
回転電機子6の外側コア23で取り込むとともに、この
外側コア23の肉厚部で、内側コア22に絞り込んでい
るので、コイル10との鎖交磁束数が増加する。したが
って、直流電動機は、大きさを大きくすることなく出力
が増大する。また、回転子コア22のスロット25は、
外側コア23が円筒状であるので開口しておらず、その
ため、磁気回路のパーミアンス変化が緩和されてコギン
グトルクが減少し、直流電動機の回転精度が向上する。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、つ
ぎのような効果がある。 (1) 外側コアの長さをコイルエンドを覆う程度まで伸ば
しているので、永久磁石の長さを長くすることができ、
さらに永久磁石の磁束を外側コアの肉厚部で、内側コア
に絞り込んでいるので、コイルとの鎖交磁束数が増加す
る。したがって、高性能磁石を使用しなくても、直流電
動機を小型高出力化することができる。 (2) 回転電機子鉄心のスロットが開口していないため、
磁気回路のパーミアンス変化が緩和されてコギングトル
クが減少する。したがって、直流電動機の回転精度を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における直流電動機の上半部を
示す側断面図である。
【図2】本発明の実施例における回転電機子のティース
先端部を示す部分正断面図である。
【図3】本発明の実施例における固定子の製造を示す斜
視図である。
【図4】従来例における直流電動機の上半部を示す側断
面図である。
【図5】図5におけるB−B線に沿う断面図である。
【図6】従来例における回転電機子のティース先端部を
示す部分正断面図である。
【符号の説明】
1 外枠、 2 フレーム、3
ブラケット、 4 回転軸、5 軸
受、 6 回転電機子、10
コイル、 10a コイルエンド、2
1 回転子コア、 22 内側コア、2
3 外側コア、 24 ティース、2
5 スロット、 26 係合部、27
係合部、 28 永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻装する複数のティースと、前
    記ティース相互間に形成された複数のスロットとを外周
    面上に有する内側コアと、 前記内側コアよりも軸方向の長さが長く、かつ、前記テ
    ィースに接する部分は肉厚が厚く、前記スロットに対応
    する部分は肉厚が薄くなっている外側コアとからなる回
    転電機子を有することを特徴とする直流電動機。
JP15000397A 1997-05-23 1997-05-23 直流電動機 Pending JPH10327567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15000397A JPH10327567A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 直流電動機

Applications Claiming Priority (1)

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JP15000397A JPH10327567A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 直流電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10327567A true JPH10327567A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15487353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15000397A Pending JPH10327567A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 直流電動機

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JP (1) JPH10327567A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004236428A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Japan Servo Co Ltd 単相ブラシレスdcモータ
JP2008211942A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Japan Servo Co Ltd 永久磁石式回転電機
CN105119409A (zh) * 2015-09-25 2015-12-02 珠海凌达压缩机有限公司 一种电机、转子铁芯以及压缩机

Cited By (4)

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