JPH10327218A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH10327218A
JPH10327218A JP9135646A JP13564697A JPH10327218A JP H10327218 A JPH10327218 A JP H10327218A JP 9135646 A JP9135646 A JP 9135646A JP 13564697 A JP13564697 A JP 13564697A JP H10327218 A JPH10327218 A JP H10327218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise level
noise
detection circuit
signal
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP9135646A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yamashita
正義 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP9135646A priority Critical patent/JPH10327218A/ja
Publication of JPH10327218A publication Critical patent/JPH10327218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の騒音レベルに応じて着信等を知らせる
報知音の音量を自動的に調整でき、かつ待ち受け時の消
費電流を低減することのできる携帯電話機を提供するこ
と。 【解決手段】 着信を報知するための報知音発生手段7
を有する携帯電話機において、マイクロフォン1で集音
した周囲の音を電気信号に変換し増幅して騒音検出信号
として出力する騒音検出回路2と、騒音検出回路2から
入力された騒音検出信号をあらかじめ設定された基準電
圧と比較して騒音レベル電圧として出力する比較器5
と、比較器5から出力される騒音レベル電圧を受信し所
定時間毎に所定回数の騒音レベル電圧を平均して騒音レ
ベル信号として出力するサンプリング回路11とにより
騒音レベル検出回路を構成し、騒音レベル検出回路から
出力される騒音レベル検出信号に基づい報知音発生手段
7の報知音の音量を制御する。ことを特徴とする。ま
た、上記の構成の携帯電話機において、待ち受け時に前
記騒音レベル検出回路に供給する電源電圧を間欠的に供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特に周囲の騒音のレベルに応じて着信等を知らせる報知
音の音量を調整可能な携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機は、通常の家庭やオフィスに
設置される固定電話機と異なり、携帯電話機の使用者と
ともに様々な場所へ移動するため、周囲の環境も種々に
変化する。一方、従来の携帯電話機では、着信を知らせ
るための報知音は事前に設定された音量で鳴音するよう
になっているため、例えば使用者が周囲が静かな環境に
いるときに携帯電話機が大音量で鳴音して周囲に迷惑を
かけたり、逆に使用者が雑踏などの周囲の騒音の激しい
環境にいるときに携帯電話機の報知音が小さ過ぎて鳴音
しても気がつかないなどの不具合が発生する場合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を改
善するために、特開昭62−245843号公報、特開
昭63−124659号公報、特開平5−304548
号公報、特開平6−284172号公報、特開平7−7
783号公報等において、周囲の騒音のレベルに応じて
呼出音または着信音の音量を調整する電話機が開示され
ている。しかしながら、これらの公報に開示されている
電話機では、周囲の騒音を検出してそれをそのまま呼出
音や着信音の音量に反映させるため、周囲の騒音が一瞬
止んだときや突発的に大騒音が発生した場合の直後に呼
出や着信があった場合に、呼出音や着信音が小さすぎた
り大きすぎたりして不適当な音量になってしまう場合が
ある。
【0004】一方、特開昭62−133844号公報で
は、瞬時的な騒音等に対応するために騒音検出回路に平
滑回路を設けた構成が開示されている。しかしながら、
周囲の騒音をモニタするために常時騒音検出回路を作動
させていなければならず、消費電流が多くなるという問
題を有していた。
【0005】本発明は上記した問題点にかんがみてなさ
れたものであり、その目的は、周囲の騒音レベルに応じ
て着信等を知らせる報知音の音量を自動的に調整でき、
かつ待ち受け時の消費電流を低減することのできる携帯
電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明によれば、着信を報知するための報知音
発生手段を有する携帯電話機において、マイクロフォン
で集音した周囲の音を電気信号に変換し増幅して騒音検
出信号として出力する騒音検出回路と、該騒音検出回路
から入力された騒音検出信号をあらかじめ設定された基
準電圧と比較して騒音レベル電圧として出力する比較器
と、該比較器から出力される騒音レベル電圧を受信し所
定時間毎に所定回数の騒音レベル電圧を平均して騒音レ
ベル信号として出力するサンプリング回路とにより騒音
レベル検出回路を構成し、該騒音レベル検出回路から出
力される騒音レベル検出信号に基づいて前記報知音発生
手段の報知音の音量を制御することを特徴とする。
【0007】かかる構成により、待ち受け時に騒音レベ
ル検出回路で周囲の騒音レベルを常時モニタし、またサ
ンプリング回路により一定時間ごとに騒音レベルの平均
化を行うので、突発的な大騒音や騒音の静止があっても
全体として常に周囲の騒音レベルに応じた音量の報知音
を発生させることができる。
【0008】また、上記の構成の携帯電話機において、
待ち受け時に前記騒音レベル検出回路に供給する電源電
圧を間欠的に供給するようにすれば、待ち受け時の消費
電力の低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は本発明による携
帯電話機の一実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】図1に示すように、本発明による携帯電話
機は、周囲の音を検出し電気信号に変換するマイクロフ
ォン1と、マイクロフォン1で変換された電気信号を増
幅するためのマイクアンプ2と、待ち受け時にマイクア
ンプ2から出力される電気信号の電圧を基準電圧と比較
するための比較器5と、比較器5からの出力信号に基づ
いてサンプリング電圧を出力するサンプリング回路11
と、サンプリング回路11から出力されるサンプリング
電圧に基づいてサウンダ7を鳴音させる駆動回路6を有
している。
【0011】また、比較器5でマイクアンプ2からの電
気信号と基準電圧との比較を行うために、比較器5に基
準電圧を出力するために一または数種類の基準電圧デー
タを記憶しているメモリ8と、メモリ8に記憶された基
準電圧データに基づいて比較器5に基準電圧を出力する
ための基準電圧発生器9が設けられている。
【0012】さらに、基地局(図示せず)からの着信信
号を受信回路13で検出したときに、サウンダ7を鳴音
させるために駆動回路6を作動させる報知音発生器10
が設けられている。
【0013】一方、マイクアンプ2から出力される電気
信号の出力経路を、送信時には送信回路4(接点b側)
に、待ち受け時には比較器5(接点a側)に切り替える
ためのスイッチ3が設けられ、また、マイクアンプ2と
メモリ8と基準電圧発生器9と比較器5と報知音発生器
10と駆動回路6とに電源電圧を間欠的に供給するため
にこれらに接続される電源電圧供給線の途中にスイッチ
12が設けられている。スイッチ3、スイッチ12等の
動作は図示しない制御部によって制御されている。
【0014】次に図1を参照して本実施の形態の動作に
ついて説明する。
【0015】まず、待ち受け時にはマイクアンプ2から
出力される電気信号が比較器5側に出力するよう、スイ
ッチ3は接点a側に切り替えられる。したがって、待ち
受け時には携帯電話機の周囲の音はマイクロフォン1に
よって集音され電気信号に変換された後マイクアンプ2
にて騒音レベルの検出が可能な信号レベルまで増幅さ
れ、比較器5に入力される。比較器5に入力された電気
信号は、メモリ8にあらかじめ記憶された基準電圧デー
タに基づいて基準電圧発生器9から入力される基準電圧
と比較され、騒音レベルを示す騒音レベル信号として出
力される。騒音レベル信号はサンプリング回路11に送
られ、サンプリング回路11では、少なくとも2回以上
騒音レベル信号の受信をカウントし例えばその平均値に
応じたサンプリング電圧を駆動回路6に出力する。この
ように、本実施の形態においては待ち受け時に、マイク
ロフォン1、マイクアンプ2、比較器5、メモリ8、基
準電圧発生器9、サンプリング回路11によって騒音レ
ベル検出回路を構成し、常時携帯電話機の周囲の騒音レ
ベルをモニタしている。
【0016】駆動回路6はサンプリング回路11から入
力されるサンプリング電圧に応じてサウンダ7の駆動レ
ベルを可変する。待ち受け時に受信回路13が着信を検
出すると、着信信号が報知音発生器10に送られ、着信
信号を受信した報知音発生器10は駆動回路6を駆動さ
せてサウンダ7を鳴音させる。そのとき、駆動回路6は
サンプリング回路11から入力されるサンプリング電圧
に応じてサウンダ7の駆動レベルを制御するので、瞬間
的な騒音や瞬間的な静止状態を排除して周囲の騒音レベ
ルに適した音量でサウンダ7を鳴音させることができ
る。
【0017】また、待ち受け時には、騒音レベル検出回
路を構成するマイクロフォン1、マイクアンプ2、比較
器5、メモリ8、基準電圧発生器9、サンプリング回路
11や駆動回路6、報知音発生器10を動作させる電力
をスイッチ12の切り替えによって間欠的に供給するこ
とによって、待ち受け時の消費電力を低減し、待ち受け
時間に影響を与えないようにしている。
【0018】次に、図2(a)〜(c)を用いて、より
具体的にどのようにして比較器5に入力された電気信号
がサンプリング回路11からサンプリング電圧として出
力されるかについての一例を説明する。
【0019】図2(a)〜(c)において、縦軸は電圧
値、横軸は時間を示しており、図2(a)はマイクアン
プ2から比較器5に入力される周囲雑音モデル(イ)の
波形と、基準電圧発生器9から比較器5に入力される基
準電圧(ロ)を示している。図2(b)は周囲雑音モデ
ルの電圧(イ)と基準電圧(ロ)を比較した結果比較器
5からの出力される騒音レベル信号(ハ)を示してお
り、図2(a)において周囲雑音モデルの電圧(イ)が
基準電圧(ロ)を上回っているときはHighとして出
力し、周囲雑音モデルの電圧(イ)が基準電圧(ロ)を
下回っていればLowとして出力する。
【0020】図2(c)はサンプリング回路(c)での
動作を模式的に表したものであり、サンプリングパルス
(ニ)に従って騒音レベル信号(ハ)の電圧値を抽出
し、所定の時間幅tn ごとに、例えばHighを示す電
圧値の割合が80%であれば大、Highを示す電圧値
の割合が80%〜30%であれば中、Highを示す電
圧値の割合が30%以下であれば小として,その大、
中、小に応じたアナログ出力をサンプリング電圧として
駆動回路6に出力する。駆動回路6はこのサンプリング
電圧に応じてサウンダ7の駆動レベルを可変する。
【0021】
【発明の効果】本発明による携帯電話機は以上のように
構成されているので、以下に述べる効果を奏する。 (1)待ち受け時に騒音レベル検出回路で携帯電話機の
周囲の騒音レベルを常時モニタしているので、周囲の騒
音レベルに応じた音量の報知音を発生させることがで
き、周囲が静かなときに大音量で鳴音して周囲に迷惑を
かけたり、逆に雑踏などの周囲の騒音の激しいときに報
知音が小さ過ぎて鳴音しても気がつかないなどの不具合
を防止することができる。 (2)周囲の騒音をモニタする際に一定時間内に複数回
のサンプリングを行うことにより検出した騒音レベルの
平均化を行うので、周囲の騒音が一瞬止んだときや突発
的に大騒音が発生した場合の直後に着信があった場合に
も報知音が不適当な音量になってしまうことを防止す
る。 (3)待ち受け時に騒音レベル検出回路等を動作させる
ための電力を間欠的に供給することによって、待ち受け
時の消費電力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話機の一実施の形態を示す
ブロック図である。
【図2】本発明による携帯電話機の一実施の形態におけ
る比較器及びサンプリング回路の動作を説明するための
グラフである。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 2 マイクアンプ 3 スイッチ 4 送信回路 5 比較器 6 駆動回路 7 サウンダ 8 メモリ 9 基準電圧発生器 10 報知音発生器 11 サンプリング回路 12 スイッチ 13 受信回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信を報知するための報知音発生手段を
    有する携帯電話機において、 マイクロフォンで集音した周囲の音を電気信号に変換し
    増幅して騒音検出信号として出力する騒音検出回路と、 該騒音検出回路から入力された騒音検出信号をあらかじ
    め設定された基準電圧と比較して騒音レベル電圧として
    出力する比較器と、 該比較器から出力される騒音レベル電圧を受信し所定時
    間毎に所定回数の騒音レベル電圧を平均して騒音レベル
    信号として出力するサンプリング回路と、により騒音レ
    ベル検出回路を構成し、 該騒音レベル検出回路から出力される騒音レベル検出信
    号に基づいて前記報知音発生手段の報知音の音量を制御
    することを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 待ち受け時に前記騒音レベル検出回路に
    供給する電源電圧を間欠的に供給することを特徴とす
    る、請求項1に記載の携帯電話機。
JP9135646A 1997-05-27 1997-05-27 携帯電話機 Pending JPH10327218A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9135646A JPH10327218A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 携帯電話機

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JP9135646A JPH10327218A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 携帯電話機

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ID=15156675

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JP9135646A Pending JPH10327218A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 携帯電話機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104105027A (zh) * 2014-07-09 2014-10-15 安徽康成工业产品设计有限公司 广场音乐跟踪提示装置
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990831