JPH1032642A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1032642A
JPH1032642A JP8184960A JP18496096A JPH1032642A JP H1032642 A JPH1032642 A JP H1032642A JP 8184960 A JP8184960 A JP 8184960A JP 18496096 A JP18496096 A JP 18496096A JP H1032642 A JPH1032642 A JP H1032642A
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dial
response
telephone
external device
destination
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JP8184960A
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Shiyouji Okabe
将二 岡部
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器側で電話応答とファックス応答を容
易に識別できるようにする。 【解決手段】 PCインタフェース14に複数の外部機
器PC1〜PC5を接続し、SRAM6に各外部機器P
C2〜PC5の電話用とファックス用のダイヤルイン番
号を記憶し、網制御装置9によって各外部機器PC1〜
PC5への電話応答及びファックス応答し、主制御部2
がSRAM6に記憶されたダイヤルイン番号に基づいて
上記応答が電話応答とファックス応答のいずれかを識別
し、その識別内容を宛先の外部機器に通知して表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部機器と接続し、ダイヤルイン
番号を利用して外部機器で発呼者の識別を可能にした装
置(例えば、特開平4−150597号公報参照)があ
った。また、外部機器と接続し、ダイヤルイン番号に基
づいて電話用とファックス用に自動的に切り換えて応答
するファクシミリ装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た装置では、外部機器側で電話応答とファックス応答の
いずれかを容易に識別できないという問題があった。こ
の発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、外部機
器側で電話応答とファックス応答を容易に識別できるよ
うにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ダイヤルイン機能を備えたファクシミリ
装置において、複数の外部機器を接続し、その各外部機
器への電話応答及びファックス応答をする応答手段と、
上記各外部機器の電話用とファックス用のダイヤルイン
番号を記憶するダイヤルイン番号記憶手段と、その手段
に記憶されたダイヤルイン番号に基づいて上記応答手段
による応答が電話応答とファックス応答のいずれかを識
別するダイヤルイン識別手段と、その手段による識別内
容を宛先の外部機器に通知して表示させる識別内容通知
手段を設けたものである。
【0005】また、上記ダイヤルイン番号記憶手段のダ
イヤルイン番号に宛先の外部機器の識別情報を割り当て
る手段と、その手段によって割り当てられた識別情報に
基づいて上記応答の宛先の外部機器を識別し、その識別
した宛先を上記各外部機器へ通知して表示させる手段を
設けるとよい。
【0006】さらに、上記ダイヤルイン番号記憶手段の
ダイヤルイン番号に宛先の外部機器の識別情報を割り当
てる手段と、その手段によって割り当てられた識別情報
に基づいて上記応答の宛先の外部機器を識別し、その識
別した宛先をその宛先の外部機器へのみ通知して表示さ
せる手段を設けるとよい。
【0007】さらにまた、上記外部機器へ上記識別内容
を通知した後、ファックス応答のときはファックス受信
した画情報を記録出力し、電話応答のときはDTMF信
号の検出に基づいて電話通話に切り換える手段を設ける
とよい。
【0008】この発明の請求項1のファクシミリ装置
は、複数の外部機器を接続し、各外部機器の電話用とフ
ァックス用のダイヤルイン番号を記憶して、その各外部
機器への電話応答及びファックス応答をし、その記憶さ
れたダイヤルイン番号に基づいて上記応答が電話応答と
ファックス応答のいずれかを識別し、その識別内容を宛
先の外部機器に通知して表示させるので、外部機器のユ
ーザは机上に居ながらにしてファックス応答か電話応答
かを瞬時に認識することができる。
【0009】また、この発明の請求項2のファクシミリ
装置は、上記ダイヤルイン番号に宛先の外部機器の識別
情報を割り当て、その割り当てられた識別情報に基づい
て上記応答の宛先の外部機器を識別し、その識別した宛
先を上記各外部機器へ通知して表示させるので、各外部
機器のユーザはファックス応答又は電話応答が誰宛であ
るかを容易に確認することができる。
【0010】さらに、この発明の請求項3のファクシミ
リ装置は、上記ダイヤルイン番号に宛先の外部機器の識
別情報を割り当て、その割り当てられた識別情報に基づ
いて上記応答の宛先の外部機器を識別し、その識別した
宛先をその宛先の外部機器へのみ通知して表示させるの
で、外部機器のユーザは自分宛のファックス応答又は電
話応答を容易に確認することができる。
【0011】さらにまた、この発明の請求項4のファク
シミリ装置は、上記外部機器へ上記識別内容を通知した
後、ファックス応答のときはファックス受信した画情報
を記録出力し、電話応答のときはDTMF信号の検出に
基づいて電話通話に切り換えるので、外部機器へ通知し
た後のファックス通信と電話通話を容易に行なえる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態であるファクシミリ装置を用いたファクシミリ
システムの全体構成と共にそのファクシミリ装置の内部
構成も示した図である。
【0013】このファクシミリシステムは、ファクシミ
リ装置1と、複数の外部機器PC1〜PC5とからな
る。ファクシミリ装置1はバイ・セントロニクスケーブ
ル17を介して外部機器PC2と接続し、RS232C
ケーブル18を介してローカルエリアネットワークLA
Nと接続している。そのローカルエリアネットワークL
ANには、外部機器PC1,PC3〜PC5が接続され
ている。
【0014】外部機器PC1〜PC5は、パーソナルコ
ンピュータ等の端末装置である。その外部機器PC1は
本体制御部であるCPU21と表示部であるCRT22
とからなり、LAN上のホストコンピュータの機能を果
たす。外部機器PC2〜PC5は、それぞれ電話機20
a〜20d,CPU21a〜21d,CRT22a〜2
2dを有する。その各電話機20a〜20dは電話機接
続部15と接続されている。なお、上記CRTに変えて
LCDを用いるようにしても良い。
【0015】ファクシミリ装置1は、複数の外部機器P
C1〜PC5を接続し、各外部機器PC2〜PC5への
電話通話の応答と配信と、各外部機器PC1〜PC5へ
のファクシミリ受信の応答と記録出力を行なうマルチフ
ァンクションファクシミリ機能を有する。
【0016】そして、このファクシミリ装置1は、主制
御部2,ROM3,RAM4,DRAM5,SRAM
6,モデム7,トーン検出部8,網制御装置9,読取部
10,記録部11,表示部12,操作部13,及びPC
インタフェース14を備えており、電話機接続部15と
ダイヤルイン回線16を接続している。
【0017】主制御部2はCPU等のマイクロコンピュ
ータを備えており、このファクシミリ装置1のマルチフ
ァンクションファクシミリ機能を実現するための全体の
制御を司る。ROM3は、主制御部2がこのファクシミ
リ装置全体を制御する処理プログラムを格納する読み出
し専用メモリである。
【0018】RAM4は、読み出し及び書き込み可能な
メモリであり、ファクシミリ送受信する画情報を記憶す
るバッファメモリ領域等のDRAM5と、このファクシ
ミリ装置全体の制御のためのワークエリア領域等のSR
AM6を備えている。そのSRAM6には、複数の外部
機器PC1〜PC5の電話用のダイヤルイン番号とファ
ックス用のダイヤルイン番号にそれぞれの宛先である外
部機器を示す識別情報(PC−ID)を割り当てた登録
情報を記憶している。
【0019】モデム7は、ファクシミリ送受信する画情
報の変調及び復調を行なうと共に、各種トーン信号を検
出するトーン検出部8も有する。そのトーン検出部8
は、後述するダイヤルイン番号の検出や、併設電話機の
回線との接続指令であるDTMF検出も行なう。
【0020】網制御装置9は、電話網を制御し、この発
明に係るダイヤルイン回線16と各外部機器PC2〜P
C5にそれぞれ併設された電話機20a〜20dを接続
するモジュラコネクタを有し、主制御部2からの制御に
基づいてその電話機とダイヤルイン回線16とを切り離
すか否かを制御する。
【0021】また、ダイヤルイン回線16からの呼出信
号の検出も行ない、その検出した呼出信号を2値化信号
として主制御部2へ渡す。さらに、主制御部2からの制
御に基づいて直流ループの閉結及び遮断も行なう。電話
機20a〜20dは、各外部機器PC2〜PC5にそれ
ぞれ1つずつ併設しており、それらの接続は電話機接続
部15によって制御する。
【0022】電話機接続部15は、一般的にはボタン電
話機,PBX等の名称で知られており、主要端子はこの
ファクシミリ装置1側に接続し、このファクシミリ装置
1側から各電話機20a〜20dに自由に接続可能な構
成になっている。ここでは、電話機接続部15は外部に
設けたが、当然ファクシミリ装置1がその機能を持ち合
わせるようにしても良いし、その時の制御は主制御部2
によって行なうと良い。
【0023】また、複数の電話機20a〜20dの電話
網を構成するものとして電話機接続部15を設けたが、
電話機1個のみの接続である場合には電話機接続部15
を設ける必要は無く、そのときは網制御装置9の電話機
接続用のモジュラコネクタから直接に接続すると良い。
【0024】読取部10は、原稿からファクシミリ送信
の画情報を読み取るスキャナ等の画像読取装置である。
記録部11は、ファクシミリ受信した画情報を記録紙に
印刷出力するレーザプリンタ,インクジェットプリンタ
等の印刷装置である。
【0025】操作部13は、ファクシミリ送信の相手識
別信号としての電話番号を入力するテンキー,ファクシ
ミリ送信開始キー,及び予め複数の電話用のダイヤルイ
ン番号とファックス用のダイヤルイン番号とそれらの宛
先である外部機器を割り当てて登録するための各種キー
等を備えており、それらの入力情報は表示部12に表示
してユーザによって確認される。表示部12は、このフ
ァクシミリ装置1の制御及び動作状態等の各種メッセー
ジを表示するLCD等のディスプレイである。
【0026】PCインタフェース14は、外部機器PC
1〜PC5とのインタフェースを司り、一般的なファク
シミリ装置とは異なる部分である。このPCインタフェ
ース14は、パラレル交信の場合はバイ・セントロニク
スケーブル17を介して接続した外部機器PC2と、シ
リアル交信の場合はRS232Cケーブル18を介して
接続した外部機器PC1,PC3〜PC5とそれぞれ交
信する。
【0027】そのシリアル交信の場合は、多くはLAN
上の各外部機器PC1,PC3〜PC5と接続する。ま
た、この実施形態では、LANのネットワーク機能を制
御するホストとしての機能を果たす外部機器PC1と4
台の外部機器PC2〜PC5とに接続されている。
【0028】なお、ここでは、このファクシミリ装置1
はLANのネットワーク機能の制御を行なわない。4台
の外部機器PC2〜PC5とホストとしての外部機器P
C1は、それぞれCRT22a〜22dと22を備えて
おり、4台の外部機器PC2〜PC5とCRT22a〜
22dはそれぞれのユーザの机上にあるものと想定し
て、各外部機器PC2〜PC5に併設された電話機20
a〜20dと対応してそれぞれ机上に置かれている。
【0029】PCインタフェース14は、それ自身がC
PU,ROM,及びRAMからなるマイクロコンピュー
タを備えており、主制御部2と排他的に制御するように
してもよい。但し、それぞれのCPUとのハンドシェー
クを成すようにしなければならない。
【0030】すなわち、上記ファクシミリ装置1は、ダ
イヤルイン機能を備えており、上記PCインタフェース
14に複数の外部機器PC1〜PC5を接続し、上記網
制御装置9が各外部機器PC2〜PC5への電話応答及
びファックス応答をする応答手段の機能を果たす。ま
た、上記SRAM6が各外部機器PC2〜PC5の電話
用とファックス用のダイヤルイン番号を記憶するダイヤ
ルイン番号記憶手段に相当する。
【0031】さらに、上記主制御部2がSRAM6に記
憶されたダイヤルイン番号に基づいて上記網制御装置9
による応答が電話応答とファックス応答のいずれかを識
別するダイヤルイン識別手段と、その識別内容を宛先の
外部機器に通知して表示させる識別内容通知手段の機能
を果たす。
【0032】また、上記SRAM6がダイヤルイン番号
に宛先の外部機器の識別情報を割り当てる手段の機能を
果たす。さらに、上記主制御部2がSRAM6によって
割り当てられた識別情報に基づいて上記応答の宛先の外
部機器を識別し、その識別した宛先を各外部機器へ通知
して表示させる手段の機能を果たす。
【0033】さらにまた、上記主制御部2がSRAM6
によって割り当てられた識別情報に基づいて上記応答の
宛先の外部機器を識別し、その識別した宛先をその宛先
の外部機器へのみ通知して表示させる手段の機能を果た
す。
【0034】そしてまた、上記主制御部2が外部機器へ
上記識別内容を通知した後、ファックス応答のときはフ
ァックス受信した画情報を記録出力し、電話応答のとき
はDTMF信号の検出に基づいて電話通話に切り換える
手段の機能を果たす。
【0035】表1は、図1に示したファクシミリ装置1
のSRAM6のデータフォーマットの一例を示す図であ
る。このSRAM6には、複数の外部機器PC2〜PC
5の電話用のダイヤルイン番号とファックス用のダイヤ
ルイン番号とにそれらの宛先である外部機器の識別情報
を対応させ割り当てて登録したときの保有時のフォーマ
ットの一例を示している。
【0036】つまり、各外部機器PC2〜PC5のPC
−IDは、それぞれ「a」〜「d」であり、それらに各
外部機器PC2〜PC5の電話用のダイヤルイン番号と
ファックス用のダイヤルイン番号とを対応させて記憶し
ている。
【0037】例えば、外部機器PC2の電話用のダイヤ
ルイン番号は「0000」であり、ファックス用のダイ
ヤルイン番号は「0001」であり、そのPC−IDは
「a」である。そして、外部機器PC4とPC5の電話
用のダイヤルイン番号は同一の「2000」であるもの
として以下の説明を進める。
【0038】
【表1】
【0039】図2は、図1に示したファクシミリ装置1
のマルチファンクション機能の処理を示すフローチャー
トである。この処理は、ダイヤルイン回線16からの呼
出信号を受信すると、ステップ(図中「S」で示す)1
で網制御装置9によって2値化された呼出信号を検出す
る。そのとき、電話機接続部15を介して接続した電話
機20a〜20dは網制御装置9の内部でダイヤルイン
回線16と切り離した状態なので鳴動しない。
【0040】その後、ステップ2でダイヤルイン回線1
6に対して1次応答信号を返すために網制御装置9によ
って直流ループを形成すると、その後、ダイヤルイン回
線16から送信元の機器のダイヤルイン番号(PB信
号)が送信されて来る。
【0041】そして、ステップ3で網制御装置9を介し
てモデム7の内部のトーン検出部8によってそのPB信
号を検出すると、主制御部2がそのダイヤルイン番号を
一時保持して、ステップ4でダイヤルイン検出完了信号
を返すために今度は直流ループを遮断する。
【0042】その後、ステップ5で主制御部2が一時保
持していたダイヤルイン番号をSRAM6中の予め登録
されているダイヤルイン番号と照らし合わせて、そのダ
イヤルイン番号が電話用とファックス用のいずれである
かとそれらの宛先がどの外部機器に対応するものかを識
別する。
【0043】そして、ステップ6で誰宛の電話応答又は
ファックス応答かを判断して、ファックス応答ならステ
ップ7へ進み、電話応答ならステップ11へ進む。ファ
ックス応答の場合、ステップ7でPCインタフェース1
4を介してパラレル接続ならバイ・セントロニクスケー
ブル17を通して外部機器PC2へ、またシリアル接続
ならRS232Cケーブル18を通して各外部機器PC
3〜PC5にそれぞれファックス応答並びに宛先(直接
宛)を通知する。
【0044】上記請求項2に係る処理の場合、主制御部
2は各外部機器PC2〜PC5へそれぞれどの外部機器
へのファックス応答であるかを示す識別内容を通知す
る。そして、各外部機器PC2〜PC5は、ファクシミ
リ装置1から受け取ったPC−IDからどの外部機器
(誰宛)にファックス応答があったかをそれぞれのCR
T22a〜22dに表示する。
【0045】また、上記請求項3に係る処理の場合、主
制御部2はファックス応答の宛先の外部機器を識別し、
その識別した宛先をその宛先の外部機器へのみ通知す
る。そして、各外部機器PC2〜PC5は、ファクシミ
リ装置1から受け取ったPC−IDから自局にファック
ス応答があったことをそれぞれのCRT22a〜22d
に表示する。すなわち、PC−IDと自局のIDが一致
した外部機器のCRTにのみ表示させる。
【0046】一例として、表1に示したように、PC−
IDが「a」でダイヤルイン番号が「0001」、つま
り外部機器PC2宛にファックス応答があった場合、請
求項2に係る処理なら全ての外部機器PC2〜PC5が
外部機器PC2宛にファックス応答が有った旨をそれぞ
れのCRT22a〜22dに表示する。また、請求項3
に係る処理なら、外部機器PC2のCRT22aのみが
表示する。
【0047】主制御部2は上記処理と同時に、ステップ
8で2次応答信号を返すためにまた直流ループを形成
し、ステップ9で通常のファクシミリ装置と同じように
プロトコル交信後にファックス通信を行ない、記録部1
1によってファクシミリ受信した画情報を記録紙に印刷
出力する。
【0048】そして、ファクシミリ通信が終了すると、
ステップ10で直流ループを遮断してダイヤルイン回線
16を切断して終了する。なお、ステップ2〜4とステ
ップ8はダイヤルイン回線16特有のシーケンスであ
る。
【0049】一方、ステップ6で電話応答と判断した場
合、ステップ11でPCインタフェース14を介して外
部機器PC2〜PC5に電話応答並びに宛先(直接宛)
を外部機器に通知する。
【0050】その後の外部機器の動作はファックス応答
の場合と全く同一だが、一例として、表1に示したPC
−IDが「c」及び「d」でダイヤルイン番号が「20
00」、つまり外部機器PC4とPC5宛に電話応答が
あった場合、請求項2に係る処理の場合なら、主制御部
2は、全ての外部機器PC2〜PC5に外部機器PC4
とPC5宛に電話応答が有った旨を通知し、各外部機器
PC2〜PC5はそれぞれのCRT22a〜22dにそ
れを表示する。
【0051】また、請求項3に係る処理の場合なら、主
制御部2は、外部機器PC4とPC5へのみ外部機器P
C4とPC5宛に電話応答が有った旨を通知し、各外部
機器PC4とPC5はそれぞれのCRT22cと22d
に表示する。
【0052】そして、主制御部2はこの処理と同時にス
テップ12でDTMF検出が有ったか否かを判断して、
無ければステップ16で網制御装置9からダイヤルイン
回線16の極性を監視して反転があるか、つまり発信者
が回線解放(オンフック)したか否かを判断して、ステ
ップ12〜ステップ16〜ステップ12のループ処理動
作を行なう。
【0053】発信者が回線を解放した場合はそのまま終
了するが、上記外部機器へ通知後、その通知内容を認識
した受信者が電話機の受話器を持ち上げてオフフックす
ると、電話機接続部15がそのオフフックされた電話機
とファクシミリ装置1とを接続し、次に発信者が電話機
のテンキーを押下してDTMF信号を発信すると、その
DTMF信号をトーン検出部8によって検出する。その
DTMF信号の押下番号は特に指定はなく、ダイヤルイ
ン番号と同じくこれも予めSRAM6に登録する。
【0054】そして、DTMF信号の検出後、主制御部
2はステップ12でループ処理動作を回避し、ステップ
13へ進んで網制御装置9によって切り離されていた電
話機とダイヤルイン回線16を接続して直流ループを形
成し、2次応答信号を返す。その後、ステップ14へ進
んで電話通話を行ない、通話終了後に受話器がオンフッ
クされるとステップ15へ進んで直流ループを遮断して
回線を切断して終了する。そのとき、電話機接続部15
を介して接続された電話機20a〜20dは、網制御装
置9の内部でダイヤルイン回線と切り離されて初期の状
態に戻る。
【0055】このようにして、このファクシミリ装置
は、ダイヤルイン番号により電話応答とファックス応答
を自動的に判断し、RS232C,又はバイ・セントロ
ニクスケーブルを介して接続された外部機器にそれぞれ
通知してそのCRT上に表示させることができるので、
外部機器の各ユーザは机上で居ながらにしてファックス
応答か電話応答かを瞬時に認識することができる。
【0056】また、誰宛のファックス応答か電話応答か
を全外部機器へ通知してそれぞれの表示部に表示させる
ことができ、また、宛先の外部機器のみにファックス応
答か電話応答かを通知してその表示部に表示させること
ができるので、宛先のユーザ以外のユーザが応答を確認
せずに済む。さらに、各外部機器では通知を受けた後、
ファクシミリ装置によって容易にファックス通信と自局
に併設された電話機によって電話通話を行なえる。
【0057】なお、この発明のファクシミリ装置は、ダ
イヤルイン機能を備え、さらにファクシミリ機能,印刷
機能,電話機能,外部端末機能等の他機能をシステム化
した複合周辺装置にも同じように適用することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、外部機器側で電話応答と
ファックス応答を容易に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるファクシミリ装置
を用いたファクシミリシステムの全体構成と共にそのフ
ァクシミリ装置の内部構成も示した図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置1のマルチファ
ンクション機能の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ファクシミリ装置 2:主制御部 3:ROM 4:RAM 5:DRAM 6:SRAM 7:モデム 8:トーン検出部 9:網制御装置 10:読取部 11:記録部 12:表示部 13:操作部 14:PCインタフェース 15:電話機接続部 16:ダイヤルイン回線 17:バイ・セントロニクスケーブル 18:RS232Cケーブル 20a〜20d:電話機 21,21a〜21d:CPU 22,22a〜22d:CRT PC1〜PC5:外部機器 LAN:ローカルエリアネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤルイン機能を備えたファクシミリ
    装置において、 複数の外部機器を接続し、該各外部機器への電話応答及
    びファックス応答をする応答手段と、前記各外部機器の
    電話用とファックス用のダイヤルイン番号を記憶するダ
    イヤルイン番号記憶手段と、該手段に記憶されたダイヤ
    ルイン番号に基づいて前記応答手段による応答が電話応
    答とファックス応答のいずれかを識別するダイヤルイン
    識別手段と、該手段による識別内容を宛先の外部機器に
    通知して表示させる識別内容通知手段とを設けたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記ダイヤルイン番号記憶手段のダイヤルイン番号に宛
    先の外部機器の識別情報を割り当てる手段と、該手段に
    よって割り当てられた識別情報に基づいて前記応答の宛
    先の外部機器を識別し、その識別した宛先を前記各外部
    機器へ通知して表示させる手段とを設けたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記ダイヤルイン番号記憶手段のダイヤルイン番号に宛
    先の外部機器の識別情報を割り当てる手段と、該手段に
    よって割り当てられた識別情報に基づいて前記応答の宛
    先の外部機器を識別し、その識別した宛先をその宛先の
    外部機器へのみ通知して表示させる手段とを設けたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のファクシミリ装置
    において、 前記外部機器へ前記識別内容を通知した後、ファックス
    応答のときはファックス受信した画情報を記録出力し、
    電話応答のときはDTMF信号の検出に基づいて電話通
    話に切り換える手段を設けたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
JP8184960A 1996-07-15 1996-07-15 ファクシミリ装置 Pending JPH1032642A (ja)

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