JPH10326243A - Wwwクライアントサーバシステム - Google Patents

Wwwクライアントサーバシステム

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Publication number
JPH10326243A
JPH10326243A JP9295182A JP29518297A JPH10326243A JP H10326243 A JPH10326243 A JP H10326243A JP 9295182 A JP9295182 A JP 9295182A JP 29518297 A JP29518297 A JP 29518297A JP H10326243 A JPH10326243 A JP H10326243A
Authority
JP
Japan
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processing
client
server
session
request
Prior art date
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Pending
Application number
JP9295182A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Akiyoshi
利彰 秋吉
Ryoichi Watanabe
良一 渡辺
Shinji Watanabe
伸治 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Software Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Publication of JPH10326243A publication Critical patent/JPH10326243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ上で使用するメモリ資源を削減したク
ライアントサーバシステムをWWW環境で構築するこ
と。 【解決手段】 WWWクライアントサーバシステムであ
って、クライアントのブラウザからの処理要求を実行す
るプロセスを起動し、そのプロセスの起動・終了を監視
し、プロセスをコントロールする手段と、クライアント
のブラウザからの処理要求に対するセッションを確立
し、そのセッション毎の処理を実行するプロセス名とそ
のプロセスにおける処理の実行状態の情報とを前記処理
要求を基に登録するセッション管理テーブルと、そのテ
ーブルを基にセッション状態を管理する手段と、クライ
アントのブラウザからの処理要求を受付け、前記セッシ
ョン管理テーブルを基に、その処理要求が新規のもので
あるか前回の処理要求の継続であるかを判断し、新規で
あれば、新規のプロセスを起動し、継続であれば、起動
済みのプロセスで処理を行う要求処理振り分け手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット/
イントラネット上でクライアントブラウザからの複数回
の要求に対して継続的な1つのセッションを確立してW
WW(WorldWide Web)サービスを提供す
るWWWクライアントサーバシステムに適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネット/イントラネット上での
WWWサービスは、クライアントブラウザからの要求に
より起動され処理を開始するものであり、その開始され
た処理はクライアントブラウザからの要求に応える何ら
かの情報を返送することで完了する。すなわち、1要求
に対して1処理で完結するサービスの提供形態であっ
た。
【0003】しかし、クライアントサーバシステムをW
WW環境で構築するためには、ブラウザからの複数回の
要求に対して継続的な1つのセッションを確立する必要
が生じてくる。
【0004】これを実現する従来のWWWクライアント
サーバシステムとしては、例えば、日経オープンシステ
ムズ1997年3月号(P251−258)に開示され
ているボーランド社のイントラビルダー(Intra
Builder)というアプリケーション開発ツールが
ある。
【0005】これは、クライアントとサーバでセッショ
ンIDが同じである処理用フォームを共有してサーバ上
のフォームから処理サーバにアクセスすることにより、
WWWクライアントから処理を行うサーバまでの接続を
論理的に保持して管理するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のイントラビルダーの開発ツールでは、クライアント側
では、サーバの処理結果であるHTML(HyperT
ext MarkupLanguage)データを画面
に表示する機能を有していないため、サーバ側はクライ
アントから要求された処理を行うことの他に、その処理
結果の表示処理を構築することまで行っており、その表
示処理のための余計な負担がかかるため、サーバ上で使
用するメモリ資源を多くする必要があるという問題点が
あった。
【0007】また、クライアントとサーバ間の処理は、
物理的には非連続的な処理であるため、処理の途中で、
クライアント側の処理が異常終了した場合には、サーバ
側の処理はそれを認識できないため、クライアントから
の要求が来ないにもかかわらず、処理要求待ち状態で待
機せざるを得ないという問題点があった。逆に、サーバ
側の処理が異常終了した場合も、クライアント側の処理
は、次の処理要求を発行するまではサーバ側の異常を認
識できないといった問題点があった。
【0008】本発明の目的は、サーバ上で使用するメモ
リ資源を削減したクライアントサーバシステムをWWW
環境で構築することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、WWW上でセッショ
ン管理されるクライアント−サーバシステムに対して、
互いの処理の正常性を確認(キープ アライブ)し、相
手側処理が異常状態に陥った場合には、ただちにそれを
認識・対処できる技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】ブラウザを介してユーザからの処理要求を
受けるクライアントと、クライアントのブラウザからの
処理要求に応答を返すサーバとがWWWネットワークで
接続されてなるWWWクライアントサーバシステムにお
いて、前記サーバは、前記クライアントのブラウザから
の処理要求を実行するプロセスを起動する手段と、その
プロセスの起動・終了を監視する手段とからなり、プロ
セスをコントロールするプロセスコントロール手段と、
前記クライアントのブラウザからの処理要求に対するセ
ッションを確立する手段と、そのセッション毎の処理を
実行するプロセス名とそのプロセスにおける処理の実行
状態の情報とを前記処理要求を基に登録するセッション
管理テーブルと、そのテーブルを基にセッション状態を
管理する手段とからなるセッション管理手段と、前記ク
ライアントのブラウザからの処理要求を受付け、前記セ
ッション管理テーブルを基に、その処理要求が新規のも
のであるか前回の処理要求の継続であるかを判断し、新
規のものであれば、前記セッション管理テーブルに追加
する旨を前記セッション管理手段に通知して新規のプロ
セスを起動して処理を行い、継続であれば、前記セッシ
ョン管理テーブルの実行状態の情報を更新する旨を前記
セッション管理手段に通知して処理を実行するプロセス
名に対応した起動済みのプロセスで処理を行う要求処理
振り分け手段とを備える。
【0012】また、ブラウザを介してユーザからの処理
要求を受けるクライアントと、クライアントのブラウザ
からの処理要求に応答を返すサーバとがWWWネットワ
ークで接続されてなるWWWクライアントサーバシステ
ムにおいて、前記クライアントは、前記ブラウザ上で処
理を実行する処理実行アプリケーションを介して、前記
WWWネットワークで通信可能なプロトコルを使用して
前記サーバとの通信を定期的に行い、その定期的な通信
が途絶えたときに前記サーバの処理が異常終了している
と認識し、クライアントの処理を停止する処理を実行す
るキープアライブ手段を備え、前記サーバは、前記クラ
イアントのブラウザからの処理要求を実行するプロセス
を起動し、そのプロセスの起動から終了までを監視する
手段を有し、プロセスをコントロールするプロセスコン
トロール手段と、前記クライアントのブラウザからの処
理要求に対するセッションを確立する手段と、そのセッ
ション状態を管理する手段と、前記WWWネットワーク
で通信可能なプロトコルを使用した通信を前記キープア
ライブ手段と定期的に行い、その定期的な通信が途絶え
たときに前記クライアントの処理が異常終了していると
認識し、サーバのプロセス処理を停止するサーバキープ
アライブ手段とからなるセッション管理手段と、前記ク
ライアントのブラウザからの処理要求を受付け、その処
理要求が新規のものであるか前回の処理要求の継続であ
るかを判断し、新規のものであれば、新規のプロセスを
起動して処理を行うことを前記プロセスコントロール手
段に通知し、継続であれば、処理を実行するプロセス名
に対応した起動済みのプロセスで処理を行うことを前記
プロセスコントロール手段に通知する要求処理振り分け
手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は、本発明の実施形態1にかかるW
WWクライアントサーバシステムの構成を説明するため
の図である。
【0014】本実施形態1のWWWクライアントサーバ
システムは、図1に示すように、クライアント10と、
サーバ20とがインターネットまたはイントラネットの
ネットワーク30で接続されている。
【0015】上述のクライアント10はブラウザ11を
備え、サーバ20はブラウザ11からの処理要求を受け
付け、その処理を振り分けるリクエストブローカ21
と、ブラウザ11と処理を行うサーバアプリケーション
プロセスとのセッションの管理を行うセッション管理部
22と、ブラウザ11からの処理を行うサーバアプリケ
ーション233をプロセス起動するプロセスコントロー
ル部23とを備える。
【0016】また、セッション管理部22は、セッショ
ンIDを管理するセッションID管理部221と、セッ
ションID管理部によって起動され、そのセッション状
態をセッション管理テーブル223を作成して管理する
セッション状態管理部222と、セッション確立のオー
バータイムを監視するオーバータイム監視部224と、
後述するプロセスコントロール部を制御するプロセスコ
ントロール部対応部225とを備え、プロセスコントロ
ール部23は、リクエストブローカからのサーバアプリ
ケーション233のプロセス起動を受け付けるプロセス
起動受付部231と、そのプロセス起動受付部231に
よって起動され、処理を行うサーバアプリケーション2
33をプロセス起動し、その終了までを監視するプロセ
ス起動・終了監視部232とを備える。
【0017】上述したセッション管理テーブル223
は、図2に示すように、セッションID201と、認証
文字列202と、実行状態コード203と、ユーザアプ
リケーション種別204と、サーバアプリケーション名
称205を一つのエントリとして持つ。
【0018】セッションID201は、セッションを識
別する連続番号として示され、0から始まり最大値まで
使用したら再度0から空き番号を循環使用する。
【0019】認証文字列202は、サーバによりセッシ
ョン開始時の日付時間を基に作成されるものである。セ
ッションID自体は単純な数値のため、ユーザプログラ
ムのエラー等による誤動作を防ぐ目的で作成されるもの
であり、セッションIDと対でクライアントに返され
る。
【0020】実行状態コード203は、ユーザアプリケ
ーションの実行状態を管理するコードであり、例えば、
以下のように管理する。
【0021】 0:このセッション管理テーブルエントリ自体が無効で
ある 1:ブラウザから新規接続要求時 2:リクエストブローカがサーバアプリケーションと接
続完了状態 3:サーバアプリケーション実行中 4:サーバアプリケーション中断中 5:ブラウザから再接続要求時(継続) 6:ブラウザから再接続要求時(切断) 7:サーバアプリケーション終了処理中 8:セッション終了状態 9:セッションエラー アプリケーション種別204は、アプリケーションの使
用する言語を識別する。
【0022】サーバアプリケーション名称205は、起
動しているサーバアプリケーション名称を記述する。
【0023】次に、本実施形態のWWWクライアントサ
ーバシステムの処理について説明する。なお、本実施形
態では、ブラウザ11からの新規接続要求時の処理、一
つの処理を行った後にサーバアプリケーション233か
らセッションを中断するときの処理、ブラウザ11から
の再接続要求時の処理、ブラウザ11からの終了要求時
の処理、サーバアプリケーション233からセッション
を終了する処理の五つの処理について図面を用いて説明
する。
【0024】図3は、ブラウザ11からの新規接続要求
時の処理を説明するためのシーケンス図である。
【0025】ブラウザ11からの新規接続要求時の処理
は、図3に示すように、リクエストブローカ21は、ブ
ラウザ11からのHTMLデータを解析して新規接続要
求と認識し(フロー301)、セッション管理部22の
セッションID管理部221とパイプ(図中の点線)を
接続し(フロー302)、続いて、セッションID管理
部221はセッション状態管理部222を起動し(フロ
ー303)、パイプバンドル継承によりそのセッション
状態管理部222とリクエストブローカ21とがパイプ
接続される。
【0026】そのセッション状態管理部222は、リク
エストブローカ21から新規接続要求の情報を取得し
(フロー304)、セッション管理テーブル223を検
索して空きのセッションID201を取得して、登録し
た日付時刻を求め、取得した情報と共にセッション管理
テーブル223に登録する。
【0027】その登録したセッションID201に関す
る情報(図2に示す情報)をリクエストブローカ21に
返送する(フロー305)。このとき、セッション管理
テーブル223に登録する空きがなかったときにはエラ
ーコードを設定した情報をリクエストブローカ21に返
送する。
【0028】そして、リクエストブローカ21は、プロ
セスコントロール部23のプロセス起動受付部231と
のパイプ接続を行い(フロー306)、続いて、プロセ
ス起動受付部231はプロセス起動・終了監視部232
を起動する(フロー307)。
【0029】そのプロセス起動・終了監視部232は、
リクエストブローカ21からサーバアプリケーション2
33の情報を取得し(フロー308)、そのサーバアプ
リケーション233をプロセス起動する(フロー30
9)。このときもパイプバンドル継承によりそのプロセ
ス起動・終了監視部232とリクエストブローカ21と
がパイプ接続される。
【0030】そして、プロセス起動の結果をリクエスト
ブローカ21に返送し、その返送後にパイプを切断する
(フロー310)。このとき、プロセス起動が失敗した
場合、リクエストブローカ21はエラーを示すHTML
データをブラウザ11に戻し、プロセス起動が成功した
場合、プロセス起動・終了監視部232は起動したサー
バアプリケーション233が終了するのを待つ。
【0031】その後、リクエストブローカ21とサーバ
アプリケーション間でパイプ接続を行い(フロー31
1)、新規接続の場合は、開始関数(SessionStart関
数)をリクエストブローカ21に返送し、その関数を受
信したリクエストブローカ21はセッション状態管理部
222に通知して実行状態コード203を”2”に更新
する。
【0032】図4は、サーバアプリケーション233か
らセッションを中断するときの処理を説明するためのシ
ーケンス図である。
【0033】サーバアプリケーション233からセッシ
ョンを中断するときの処理は、図4に示すように、サー
バアプリケーション233が一つの処理を行った後に中
断関数(SessionSuspend関数)を発行した場合、その情
報をリクエストブローカ21に通知し(フロー40
1)、通知を受けたリクエストブローカ21はすぐにそ
の情報を了解した旨を転送し、リクエストブローカ21
とサーバアプリケーション233間でパイプの切断処理
を行う(フロー402)。
【0034】その後、リクエストブローカ21は、セッ
ション状態管理部222にセッションを一時中断するこ
とを通知し(フロー403)、リクエストブローカ21
とセッション状態管理部222間でパイプの切断処理を
行い、セッション状態管理部222はセッション管理テ
ーブル223の実行状態コード203を”4”に更新
し、終了する。なお、ここでOver Timeオプシ
ョンが指定されている場合は、オーバータイム監視部2
24を起動し(フロー404)、Over Timeオ
プションで指定されている時間が経過するまで待機状態
となる。
【0035】そして、Over Timeオプションで
指定された時間が経過すると、オーバータイム監視部2
24がプロセスコントロール部23に通知し(フロー4
05)、サーバアプリケーション233のダミー終了処
理を要求する。Over Timeオプションで指定さ
れた時間以内にブラウザ11から再接続要求があると、
このオーバータイム監視部224は終了する。
【0036】図5は、ブラウザ11からの再接続要求時
の処理を説明するためのシーケンス図である。
【0037】ブラウザ11からの再接続要求時の処理
は、図5に示すように、リクエストブローカ21は、ブ
ラウザ11からのHTMLデータを解析して再接続要求
と認識し(フロー501)、セッション管理部22のセ
ッションID管理部221とパイプを接続し(フロー5
02)、続いて、セッションID管理部221はセッシ
ョン状態管理部222を起動し(フロー503)、パイ
プバンドル継承によりそのセッション状態管理部222
とリクエストブローカ21とがパイプ接続される。
【0038】そのセッション状態管理部222は、リク
エストブローカ21から再接続要求の情報を取得し(フ
ロー504)、セッション管理テーブル223と整合性
が取れているかチェックする。
【0039】また、オーバータイム監視部224が起動
中の場合は、それを終了させる(フロー505)。
【0040】そして、再接続するセッションID201
に関する情報(図2に示す情報)をリクエストブローカ
21に転送する(フロー506)。このとき、チェック
エラーの場合、エラーコードを設定した情報をリクエス
トブローカ21に転送し、チェックOKの場合、セッシ
ョン管理テーブル223の実行状態コード203を”
5”に更新する。
【0041】その後、既に起動されているサーバアプリ
ケーション233と再接続を行い、サーバアプリケーシ
ョン233からチェック終了関数(SessionEndCheck関
数)が返送され(フロー507)、リクエストブローカ
21はサーバアプリケーション233に対して継続であ
る旨を転送する(フロー508)。
【0042】そして、リクエストブローカ21からセッ
ション状態管理部222に再接続した情報を通知し(フ
ロー509)、セッション状態管理部222はセッショ
ン管理テーブル223の実行状態コード203を”2”
に更新する。
【0043】図6は、ブラウザ11からの終了要求時の
処理を説明するためのシーケンス図である。
【0044】ブラウザ11からの終了要求時の処理は、
図6に示すように、リクエストブローカ21は、ブラウ
ザ11からのHTMLデータを解析してセッションの終
了要求と認識し(フロー601)、セッション管理部2
2のセッションID管理部221とパイプを接続し(フ
ロー602)、続いて、セッションID管理部221は
セッション状態管理部222を起動し(フロー60
3)、パイプバンドル継承によりそのセッション状態管
理部222とリクエストブローカ21とがパイプ接続さ
れる。
【0045】そのセッション状態管理部222は、リク
エストブローカ21からセッションの終了要求の情報を
取得し(フロー604)、セッション管理テーブル22
3と整合性が取れているかチェックする。
【0046】また、オーバータイム監視部224が起動
中の場合は、それを終了させる(フロー605)。
【0047】そして、終了するセッションID201に
関する情報をリクエストブローカ21に返送する(フロ
ー606)。このとき、チェックエラーの場合、エラー
コードを設定した情報をリクエストブローカ21に転送
し、チェックOKの場合、セッション管理テーブル22
3の実行状態コード203を”5”に更新する。
【0048】その後、既に起動されているサーバアプリ
ケーション233と再接続を行い、サーバアプリケーシ
ョン233からチェック終了関数(SessionEndCheck関
数)が返送され(フロー607)、リクエストブローカ
21はサーバアプリケーション233に対して終了であ
る旨を返送する(フロー608)。
【0049】そして、リクエストブローカ21からセッ
ション状態管理部222に終了するために再接続した情
報を通知し(フロー609)、セッション状態管理部2
22はセッション管理テーブル223の実行状態コード
203を”6”に更新する。
【0050】図7は、サーバアプリケーション233か
らセッションを終了する処理を説明するための図であ
る。
【0051】サーバアプリケーション233からセッシ
ョンを終了する処理は、図7に示すように、サーバアプ
リケーション233が処理を終了した後に終了関数(Se
ssionEnd関数)を発行した場合、その情報をリクエスト
ブローカ21に通知し(フロー701)、通知を受けた
リクエストブローカ21はすぐにその情報を了解した旨
を返送し、リクエストブローカ21とサーバアプリケー
ション233間でパイプの切断処理を行う(フロー70
2)。
【0052】その後、リクエストブローカ21は、セッ
ション状態管理部222にセッションを終了することを
通知し(フロー703)、リクエストブローカ21とセ
ッション状態管理部222間でパイプの切断処理を行
い、セッション状態管理部222はセッション管理テー
ブル223の実行状態コード203を”7”に更新し、
終了する。
【0053】そして、リクエストブローカ21は、サー
バアプリケーション233の処理内容をブラウザ11へ
転送し、終了する(フロー704)。
【0054】その後、サーバアプリケーション233が
終了関数を発行し、プロセスが終了した場合は、プロセ
ス起動・終了監視部232の待機状態が解除され、プロ
セスコントロール部対応部225にサーバアプリケーシ
ョン233のプロセスが終了したことを通知し(フロー
705)、通知を受けたプロセスコントロール部対応部
225は、セッション管理テーブル223のエントリを
初期化する。
【0055】ただし、サーバアプリケーション233が
終了関数を発行していなくて、サーバアプリケーション
233のプロセス終了通知を受けた場合は、セッション
管理テーブル223の実行状態コード203を”8”に
する。
【0056】以上、説明してきたように、クライアント
のブラウザからの個々の要求に応答するプロセスとは独
立にリクエストブローカを備え、そのリクエストブロー
カが継続的に処理を行えるプロセスの起動・終了およ
び、クライアントブラウザからの要求の振り分けを行う
ことにより、本来単独の処理であり継続処理を行えない
WWWサービスにおいて、サーバ資源の再利用が容易と
なり、資源の割り当て/解放または、同一の情報取得の
ための処理を重複して行わずにできるので、単一処理単
位で消滅していくプロセス間で継続処理を行うことが可
能となり、かつ、サーバ側はクライアントから要求され
た処理結果の表示処理を構築する必要がなく、サーバ上
で使用するメモリ資源を削減できるので、サーバ上で使
用するメモリ資源を削減したクライアントサーバシステ
ムをWWW環境で構築することが可能となる。
【0057】(実施形態2)次に、クライアントとサー
バ間で互いに通常動作をしているという情報を通信する
キープアライブ処理を行い、クライアント側またはサー
バ側が互いに処理が異常終了しているか否かを認識可能
なWWWクライアントサーバシステムについて説明す
る。
【0058】図8は、本発明の実施形態2にかかるWW
Wクライアントサーバシステムの構成を説明するための
図である。
【0059】本実施形態2のWWWクライアントサーバ
システムは、図1に示す実施形態1と同様に、クライア
ント10と、サーバ20とがインターネットまたはイン
トラネットのネットワーク30で接続された構成になっ
ている。
【0060】上述のクライアント10上のブラウザ11
は、クライアント側からのキープアライブ動作を実行す
るキープアライブ処理部13を有し、ブラウザ11上で
処理を実行する処理実行アプリケーション12を備え、
サーバ20は処理実行アプリケーション12からの処理
要求を受け付け、その処理を振り分けるリクエストブロ
ーカ21と、 処理実行アプリケーション12と処理を
行うサーバアプリケーション233とのセッション管理
を行うセッション管理部22と、処理実行アプリケーシ
ョン12からの要求処理を行うサーバアプリケーション
233をプロセス起動またはスレッド起動するプロセス
コントロール部23とを備える。なお、上述した実施形
態1と同一機能を有するものは同一番号で示してある。
また、ここで示した処理実行アプリケーション12は、
例えば、Java(サンマイクロシステムズ社の登録商
標)、またはActiveX(マイクロソフト社の登録
商標)等である。
【0061】セッション管理部22は、セッションID
を管理するセッションID管理部221と、セッション
ID管理部によって起動され、そのセッション状態を管
理するセッション状態管理部222と、セッション状態
をタイムアウト監視するオーバタイム監視部224と、
プロセスコントロール部を制御するプロセスコントロー
ル部対応部225と、クライアント10とのキープアラ
イブ処理を行うサーバキープアライブ処理部226とを
備え、プロセスコントロール部23は、クライアントの
処理実行アプリケーション12からのサーバアプリケー
ション233をプロセス起動またはスレッド起動し、そ
の終了までを監視するプロセス起動・終了監視部232
とを備える。
【0062】なお、本実施形態2におけるデータの送受
信は、すべて、WWWサービス上でのhttpプロトコ
ル通信のみによって実現するものとする。
【0063】次に、本実施形態2のWWWクライアント
サーバシステムの動作について説明する。本実施形態2
のWWWクライアントサーバシステムでは、キープアラ
イブ処理以外は実施形態1と同一処理であるので、同一
部分の説明は省略し、ここではキープアライブ処理につ
いて説明する。
【0064】このキープアライブ処理は、クライアント
10のキープアライブ処理部13からの新規セッション
開始要求時の処理と、正常動作を相互に確認するための
メッセージを取り交わす処理とからなる。以下にそれら
の処理を説明する。
【0065】図9は、新規セッション開始要求時の処理
を説明するためのシーケンス図である。新規セッション
開始要求時の処理は、まず、要求元となるクライアント
10の処理実行アプリケーション12が起動されると、
これが対応するサーバへセッション開始処理要求を行な
う(フロー901)。このセッション開始要求は図10
に示すように、セッションに関するサーバ実行状態10
01と、サーバアプリケーション名称1002と、クラ
イアント実行状態1003と、キープアライブ情報10
04とからなる。このサーバ実行状態1001には、サ
ーバアプリケーション233の処理の実行状態がコード
化された情報が格納され、クライアント実行状態100
3には、クライアントアプリケーション(図示せず)の
処理の実行状態がコード化された情報が格納される。
【0066】キープアライブ情報1004には、新規接
続要求であるか否かの情報と、クライアントとの通信状
態を監視する監視間隔の情報が格納される。
【0067】リクエストブローカ21は、クライアント
10の処理実行アプリケーション12からの受信データ
を解析して、新規接続要求と認識し、セッション管理部
22との間に接続を確立する(フロー902)。
【0068】その接続の確立後、セッション状態管理部
222は、リクエストブローカ21から新規接続要求の
情報を取得し(フロー903)、空きのセッションID
を取得(フロー904)して新規セッションを確立す
る。その確立した情報は、セッション管理部内に保存す
ると同時に、リクエストブローカ21にも転送する(フ
ロー905)。その確立した情報をセッション管理部2
2内に保存する手段としては、例えば、実施形態1に示
すように、セッション管理テーブル223(ここでは図
示せず)を設けて行ってもよい。
【0069】その後、サーバキープアライブ処理部22
6は、セッション開始要求情報中のキープアライブ情報
1004をオーバタイム監視部224に送り(フロー9
06)、オーバータイム監視部224はこのキープアラ
イブ情報1004中の監視間隔で、クライアント10お
よびサーバアプリケーション233の動作状態を監視す
る。
【0070】そして、リクエストブローカ21は、プロ
セスコントロール部23と接続し(フロー907)、プ
ロセス起動・終了監視部232は、リクエストブローカ
21からサーバアプリケーション233の情報を取得し
(フロー908)、そのサーバアプリケーション233
をプロセス起動またはスレッド起動する(フロー90
9)。
【0071】そして、プロセス起動の結果をリクエスト
ブローカ21に返送し、プロセス起動・終了監視部23
2は起動したサーバアプリケーション233が終了する
のを待つ。サーバアプリケーション233は、セッショ
ン中の1単位の処理が終わり停止状態になった場合に、
それをサーバキープアライブ処理部226へ通知すると
ともに、リクエストブローカ21へも処理結果および停
止情報を転送する(フロー910)。リクエストブロー
カ21はさらにその情報をクライアント10へ返送する
(フロー911)。
【0072】図11は、セッションが確立したのちに、
クライアント10側から定期的にクライアント10が生
存していることをサーバ20側に知らせる処理を説明す
るためのシーケンス図である。
【0073】正常動作を相互に確認するためのメッセー
ジを取り交わす処理は、まず、クライアント10側で
は、先に記述したセッション開始処理終了後、サーバ側
からの情報が返信された時点で、クライアント10内に
キープアライブ処理部13を起動する。
【0074】キープアライブ処理部13は、クライアン
ト10起動時に設定された時間間隔毎に、httpプロ
トコルを用いて、クライアント10側が正常に動作して
いることを通知する通知情報をサーバ20へ送信する
(フロー1101)。
【0075】この通知情報は図12に示すように、セッ
ションID1201と認証文字列1202とを持ち、さ
らにこのキープアライブ情報1203を持つ。このセッ
ションID1201と認証文字列1202は、上記セッ
ション処理の結果、サーバ20側で設定され返送された
情報で、セッションIDとそれの正当性チェックのため
のコードである。また、キープアライブ情報1203に
は上述した図10に示すキープアライブ情報1004の
監視間隔をコピーした情報が格納される。
【0076】そして、サーバ側のリクエストブローカ2
1は、このキープアライブ情報1203を受信すると、
サーバキープアライブ処理部226にその情報を渡す
(フロー1102)。その情報を受け取ったサーバキー
プアライブ処理部226では、受け取ったセッションI
Dを元にセッション状態管理部222に該当セッション
の状態を問い合わせる。通常では、該当セッションが存
在するので、オーバタイム監視部224の経過時間タイ
マをリセットして(フロー1103)、正常処理コード
をリクエストブローカを介してクライアント側へ返信す
る(フロー1104、1105)。このとき、クライア
ント10から送信されてきた通知情報中に記述されたセ
ッションが、存在しないか、または既に終了している場
合には、その旨のエラー情報をリクエストブローカ21
を介してクライアント10へ返送する。いずれにして
も、この場合サーバアプリケーション233へは実際の
制御を渡すことなく、リクエストブローカ21および、
サーバキープアライブ処理部226により自動的に処理
が行われる。
【0077】一方、キープアライブ処理部13では、サ
ーバからの応答内容が正常の場合には設定時間後再びキ
ープアライブ処理を繰り返す。応答内容がサーバ終了等
の異常処理の場合にはキープアライブ処理部13を停止
後クライアント側の処理を終了させる。
【0078】続いて、WWWサーバ20において、キー
プアライブ処理が設定されているクライアント10から
のキープアライブ情報1203が、監視間隔の設定時間
経過しても送られてこない場合に、サーバアプリケーシ
ョン233を停止させる処理について説明する。
【0079】オーバータイム監視部224では、キープ
アライブ情報1004に指定された監視間隔でサーバア
プリケーション233の動作状態(クライアント10と
の通信状態)を監視しておき、設定時間経過後もクライ
アント10からの通知情報の通信がない場合にはクライ
アント10が異常終了したとみなしてサーバアプリケー
ション233を停止する。このとき、クライアント10
の異常終了のためにサーバが停止した旨を、セッション
終了情報としてサーバキープアライブ処理部226に残
しておく。
【0080】この情報は、クライアント10側の処理が
何らかの理由で停滞している場合に、サーバアプリケー
ション233が自動停止後に、クライアント10からの
処理要求やキープアライブ情報1203の通知情報が送
信されてきた場合の戻り情報として利用される。
【0081】以上、説明してきたように、定期的に自分
の生存をサーバ側へ知らせる処理を持ったキープアライ
ブ処理部と、そのキープアライブ処理部からの定期的な
キープアライブ情報に対して応答するサーバキープアラ
イブ処理部を備えることにより、WWW上でセッション
管理されるクライアントーサーバシステムに対して、互
いの処理の正常性を確認(キープ アライブ)し、相手
側処理が異常状態に陥った場合には、直ちにそれを認識
・対処可能になる。
【0082】これにより、クライアント側またはサーバ
側の処理が異常終了したときには、クライアント側また
はサーバ側は直ちにその異常終了を認識できるため、そ
れぞれ処理要求待ちで待機するという無駄はなくなる。
【0083】また、従来では予め設定した時間内に応答
がない場合には、異常終了したものとしてその接続を断
つというように、処理の応答に対する時間でセッション
の接続管理を行っていたため、クライアントまたはサー
バ側で処理に時間がかかっているのかまたは異常終了し
ているのかを判断できず、全てセッションの接続を解放
していたが、本発明のように処理の応答時間に関係な
く、クライアントとサーバの正常処理を相互に確認する
キープアライブ処理を行ってセッションの接続管理を行
うことで、クライアントまたはサーバが異常終了してい
ないのにセッションの接続を解放してしまうことがなく
なる。
【0084】また、従来では応答に対する時間も考慮に
入れていることから、異常終了と見なす時間を少し長め
に設定していたが、本発明では応答に対する時間は関係
ないので、異常終了と見なす時間を短く設定できる。
【0085】さらに、これらのキープアライブ処理のた
めの通信処理をすべてhttpプロトコルのみで行うた
め、WWWブラウザとWWWサーバというWWWサービ
ス型の機構のみで実現することができる。
【0086】なお、上述した各部の処理はコンピュータ
で実行可能なプログラムで実現される場合もあり、その
ときのプログラムは、フロッピーディスク、CD・RO
M、マスクROM等の記憶媒体で一般ユーザに提供され
る。この場合、さらに、これら処理の他にGUIプログ
ラム等の他のプログラムと組み合わせてユーザに提供す
ることもある。
【0087】また、上述した記憶媒体で提供する代替手
段として、インタネット等のネットワークを通じて有償
で提供することもある。
【0088】以上、前記実施形態に基づき具体的に説明
したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能
であることは勿論である。
【0089】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0090】WWWサービスにおいて、サーバ資源の再
利用が容易となり、資源の割り当て/解放または、同一
の情報取得のための処理を重複して行わずにできるの
で、単一処理単位で消滅していくプロセス間で継続処理
を行うことが可能となり、かつ、サーバ側はクライアン
トから要求された処理結果の表示処理を構築する必要が
なく、サーバ上で使用するメモリ資源を削減できるの
で、サーバ上で使用するメモリ資源を削減したクライア
ントサーバシステムをWWW環境で構築することが可能
となる。
【0091】また、クライアントまたはサーバの処理の
応答時間に関係なく、クライアントとサーバの正常処理
を相互に確認するキープアライブ処理を行ってセッショ
ンの接続管理を行うことで、クライアントまたはサーバ
が異常終了していないのにセッションの接続を解放して
しまうことがなくなるので、WWW上でセッション管理
されるクライアントーサーバシステムに対して、互いの
処理の正常性を確認(キープ アライブ)し、相手側処
理が異常状態に陥った場合には、直ちにそれを認識・対
処可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかるWWWクライアン
トサーバシステムの構成を説明するための図である。
【図2】本実施形態1のセッション管理テーブル223
の構成を説明するための図である。
【図3】本実施形態1におけるブラウザ11からの新規
接続要求時の処理を説明するためのシーケンス図であ
る。
【図4】本実施形態1におけるサーバアプリケーション
233からセッションを中断するときの処理を説明する
ためのシーケンス図である。
【図5】本実施形態1におけるブラウザ11からの再接
続要求時の処理を説明するためのシーケンス図である。
【図6】本実施形態1におけるブラウザ11からの終了
要求時の処理を説明するためのシーケンス図である。
【図7】本実施形態1におけるサーバアプリケーション
233からセッションを終了する処理を説明するための
図である。
【図8】本発明の実施形態2にかかるWWWクライアン
トサーバシステムの構成を説明するための図である。
【図9】本実施形態2における新規セッション開始要求
時の処理を説明するためのシーケンス図である。
【図10】本実施形態2におけるセッション開始要求の
情報内容を説明するための図である。
【図11】本実施形態2におけるクライアント側から定
期的にクライアントが生存していることをサーバ側に知
らせる処理を説明するためのシーケンス図である。
【図12】本実施形態2におけるキープアライブ通知情
報を説明するための図である。
【符号の説明】
10…クライアント、11…ブラウザ、12…処理実行
アプリケーション、13…キープアライブ処理部、20
…サーバ、21…リクエストブローカ、22…セッショ
ン管理部、30…ネットワーク、221…セッションI
D管理部、222…セッション状態管理部、223…セ
ッション管理テーブル、224…オーバータイム監視
部、225…プロセスコントロール部対応部、226…
サーバキープアライブ処理部、231…プロセス起動受
付部、232…プロセス起動・終了監視部、233…サ
ーバアプリケーション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 伸治 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザを介してユーザからの処理要求
    を受けるクライアントと、クライアントのブラウザから
    の処理要求に応答を返すサーバとがWWWネットワーク
    で接続されてなるWWWクライアントサーバシステムに
    おいて、 前記サーバは、前記クライアントのブラウザからの処理
    要求を実行するプロセスを起動する手段と、そのプロセ
    スの起動・終了を監視する手段とからなり、プロセスを
    コントロールするプロセスコントロール手段と、 前記クライアントのブラウザからの処理要求に対するセ
    ッションを確立する手段と、そのセッション毎の処理を
    実行するプロセス名とそのプロセスにおける処理の実行
    状態の情報とを前記処理要求を基に登録するセッション
    管理テーブルと、そのテーブルを基にセッション状態を
    管理する手段とからなるセッション管理手段と、 前記クライアントのブラウザからの処理要求を受付け、
    前記セッション管理テーブルを基に、その処理要求が新
    規のものであるか前回の処理要求の継続であるかを判断
    し、新規のものであれば、前記セッション管理テーブル
    に追加する旨を前記セッション管理手段に通知して新規
    のプロセスを起動して処理を行い、継続であれば、前記
    セッション管理テーブルの実行状態の情報を更新する旨
    を前記セッション管理手段に通知して処理を実行するプ
    ロセス名に対応した起動済みのプロセスで処理を行う要
    求処理振り分け手段と、を備えたことを特徴とするWW
    Wクライアントサーバシステム。
  2. 【請求項2】 ブラウザを介してユーザからの処理要求
    を受けるクライアントと、クライアントのブラウザから
    の処理要求に応答を返すサーバとがWWWネットワーク
    で接続されてなるWWWクライアントサーバシステムに
    おいて、 前記クライアントは、前記ブラウザ上で処理を実行する
    処理実行アプリケーションを介して、前記WWWネット
    ワークで通信可能なプロトコルを使用して前記サーバと
    の通信を定期的に行い、その定期的な通信が途絶えたと
    きに前記サーバの処理が異常終了していると認識し、ク
    ライアントの処理を停止する処理を実行するキープアラ
    イブ手段を備え、 前記サーバは、前記クライアントのブラウザからの処理
    要求を実行するプロセスを起動し、そのプロセスの起動
    から終了までを監視する手段を有し、プロセスをコント
    ロールするプロセスコントロール手段と、 前記クライアントのブラウザからの処理要求に対するセ
    ッションを確立する手段と、そのセッション状態を管理
    する手段と、前記WWWネットワークで通信可能なプロ
    トコルを使用した通信を前記キープアライブ手段と定期
    的に行い、その定期的な通信が途絶えたときに前記クラ
    イアントの処理が異常終了していると認識し、サーバの
    プロセス処理を停止するサーバキープアライブ手段とか
    らなるセッション管理手段と、 前記クライアントのブラウザからの処理要求を受付け、
    その処理要求が新規のものであるか前回の処理要求の継
    続であるかを判断し、新規のものであれば、新規のプロ
    セスを起動して処理を行うことを前記プロセスコントロ
    ール手段に通知し、継続であれば、処理を実行するプロ
    セス名に対応した起動済みのプロセスで処理を行うこと
    を前記プロセスコントロール手段に通知する要求処理振
    り分け手段とを備えたことを特徴とするWWWクライア
    ントサーバシステム。
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