JP3226934B2 - 情報処理システムのサーバ電源切断制御方式 - Google Patents

情報処理システムのサーバ電源切断制御方式

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JP3226934B2
JP3226934B2 JP05670891A JP5670891A JP3226934B2 JP 3226934 B2 JP3226934 B2 JP 3226934B2 JP 05670891 A JP05670891 A JP 05670891A JP 5670891 A JP5670891 A JP 5670891A JP 3226934 B2 JP3226934 B2 JP 3226934B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クライアント機能を備
えたワークステーションとサーバ機能を備えたワークス
テーションを通信回線で接続してサーバ上の資源をクラ
イアント側で共通に使用するサーバ・クライアント方式
として知られた情報処理システムのサーバ電源切断制御
方式に関する。
【0002】通信回線を介してサーバワークステーショ
ン(以下「サーバWS」という)と1又は複数のクライ
アントワークステーション(以下「クライアントWS」
という)とを接続したサーバ・クライアント方式の情報
処理システムでは、クライアントWS上のアプリケーシ
ョンプログラム(APL)によりサーバWS上のファイ
ルやプリンタ等の資源を共通に利用している。
【0003】このためサーバWSの電源切断は、電源ス
イッチをオフ操作しても直ちにサーバ電源を切断せず、
クライアントWSによるサーバWS上の資源の使用状況
に応じて適切に行われなければならない。
【0004】
【従来の技術】図15は従来のサーバ・クライアント方
式の情報処理システムを示したもので、通信回線20を
介して1又は複数のクライアントWS10−1〜10−
nとサーバWS12を接続している。
【0005】クライアントWS10−1〜10−nに
は、クライアントWS10−1に代表して示すように、
アプリケーショクプログラム(APL)22が設けら
れ、APL22はクライアント機能24によりサーバW
S12のサーバ機能14との間で通信用コネクションの
接続状態を確立して、サーバWS12上のファイルやプ
リンタ等の資源を使用することができる。
【0006】一方、サーバWS12を通常のクライアン
トWSとして使用した後に,サーバWS12の電源スイ
ッチをオフ操作した場合、クライアントWS10−1〜
10−nのいずれかがサーバWS12を使用中であれ
ば、サーバWS12の電源を切断してはならない.そこ
で従来のサーバ電源切断制御方式にあっては、図16に
示すように、クライアントWS10がサーバWS12に
対して使用開始通知及び使用終了通知を行うことにより
使用中を認識し、サーバWS12の電源スイッチ28を
オフ操作しても、クライアントWS10による使用中は
サーバ電源の切断を保留制御し、クライアントWS10
からの使用終了通知を受けた時にサーバSW12の電源
を切断するようにしている。
【0007】即ち、サーバWS12の電源スイッチ28
がオフ操作されても、クライアントWS10−1〜10
−nのいずれかから使用開始通知を受け取っていた場合
は、使用開始通知を送信したクライアントWSから使用
終了通知を受け取るまでは電源切断を保留し、全てのク
ライアントWS10−1〜10−nから使用終了通知を
受け取った時に自動的にサーバWS12の電源を切断す
るようにしている。
【0008】このサーバ電源切断制御における使用開始
通知及び使用終了通知は、例えば、各クライアントWS
10−1〜10−n上でどのサーバWSに対して送信す
るかの環境設定を予め行っておき、クライアントWS1
0−1〜10−nのシステムのIPL時に自動的にサー
バWS12に使用開始通知を送信し、また、クライアン
トWS10−1〜10−nの電源切断時に使用終了通知
を送信することによって、サーバWS12の電源切断保
留の運用を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アントWSの電源投入時の使用開始通知と電源切断時の
使用終了通知に基づく従来のサーバ電源切断制御方式に
あっては、回線障害や停電等によるクライアントWSの
電源瞬断により使用終了通知をサーバWSに通知できな
かった場合には、サーバWS12の電源が切断ができな
くなってしまう問題があった。
【0010】また、クライアントWSのクライアント機
能及びサーバWSのサーバ機能に対しそれぞれの電源制
御プログラムは独立した存在であったため、実際にサー
バWSの資源を使用しているクライアントWSが存在し
ない時でも、クライアントWS上の電源制御プログラム
はシステムのIPL時に使用開始通知を送信しているた
め、サーバWSの電源切断が保留され、サーバ電源を切
断することができないという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、クライアントWSのサーバ資源の使
用状況に応じて適切にサーバWSの電源の保留と切断が
できるサーバ・クライアント方式を採用した情報処理シ
ステムのサーバ電源切断制御方式を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。
【0013】まず本発明は、1又は複数のクライアント
端末装置(クライアントWS)10と、クライアント端
末装置10により使用されるファイルやプリンタ等の資
源を提供するサーバ機能部14を備えたサーバ端末装置
(サーバWS)12とを通信回線で接続し、サーバ端末
装置12に、自己の電源スイッチのオフ操作が行われた
際に、サーバ資源を使用中のクライアント端末装置10
が存在する間は電源切断を保留する電源制御部16を設
けた情報処理システムの電源切断制御方式を対象とす
る。
【0014】このような情報処理システムの電源切断制
御方式につき本発明は、電源制御部16は、サーバ機能
部14とクライアント端末装置10との間で通信用コネ
クションを接続中か否かを示すコネクション接続状態及
びサーバ機能部14により生成した新たなサーバ機能部
の生成数を示す制御表18をクライアント端末装置毎に
作成し、電源スイッチのオフ操作時に制御表18を参照
し、全てのクライアン ト端末装置10につきサーバ機能
部の生成数が零で且つ通信用コネクション接続状態が未
接続であればサーバ電源を切断し、サーバ機能部の生成
数が1以上又は通信用コネクション状態が接続中であれ
ば、サーバ機能部14の生成数が零でないクライアント
端末装置10又はコネクション接続中のクライアント端
末装置10に対し電源切断の保留中の有無を問い合わ
せ、問い合わせた全てのクライアント端末装置が電源切
断の保留中にあるときはサーバ電源を切断することを特
徴とする。
【0015】
【作用】このような構成を備えた本発明による情報処理
システムのサーバ電源切断制御方式によれば次の作用が
得られる。
【0016】まず本発明では、サーバWS上のサーバ機
能が、クライアントWSと通信用コネクションを確立し
ている時は、そのクライアントWSから使用されている
ものと認識する。そして通信用コネクションが切断され
た時に、そのクライアントWSからの使用が終了したも
のと認識する。
【0017】これは,通常クライアントWSとサーバW
S間でサービスを行う場合には、通信用のコネクション
を接続してから通信処理を行うことに着目した制御であ
る。
【0018】この結果、通信用コネクションの接続中で
設定される源切断保留期間内に電源スイッチがオフ操作
された場合、電源の切断を保留し、通信用コネクション
の切断を待って自動的にサーバ電源を切断する。
【0019】また本発明は、クライアントWSと通信時
に生成したサーバWSの通信サービスを行うサーバ機能
が存在している間は、そのクライアントWSから使用さ
れているものと認識し、その間は電源スイッチのオフ操
作が行われても電源の切断を保留する。そして、クライ
アントWSと通信を行うサーバ機能の消滅を待って自動
的にサーバ電源を切断する。
【0020】これはサーバWS上でクライアントWSか
らのコネクション接続要求の受付けを専門に行う受付け
用サーバ機能が存在し、コネクション接続要求を受け付
けた時に実際にサービスを行う通信処理用のサーバ機能
を別に生成するサーバ・クライアント方式に使用でき
る.更に本発明は、サーバ機能の作り方によって使い分
けたり,併用したりすることができる。
【0021】
【実施例】図2は本願発明者が提案している第1の先行
技術の構成図である。
【0022】図2において、10はクライアント端末装
置としてのクライアントWSであり、クライアント機能
24を備える。12はサーバ端末装置としてのサーバW
Sであり、サーバ機能14及び電源制御部としての電源
制御プログラム16を備える。
【0023】サーバWS12の電源制御プログラムは1
6、クライアントWS10のクライアント機能24によ
るサーバ機能14に対する通信用コネクションの接続状
態に応じて電源切断の保留と保留解除を行う。
【0024】即ち、クライアントWS10のクライアン
ト機能24は、アプリケーションプログラムAPLから
の要求に基づきザーバWS12との通信用コネクション
接続を確立してサーバ資源を使用するサービスを実行
し、サービスの終了でサーバWS12との通信用コネク
ションを切断する。
【0025】このようなクライアントWS10からの通
信用コネクションに対し、サーバWS12のサーバ機能
14は、クライアントWS10からのコネクション接続
を受け付けると、その旨を電源制御プログラム16に通
知し、電源切断の保留を開始する。
【0026】続いてクライアントWS10との通信用コ
ネクションが切断されると、電源制御プログラム16に
その旨を通知し、電源切断の保留が解除される。
【0027】このため電源保留期間の間に、サーバWS
10の電源スイッチのオフ操作を検知しても電源は切断
せず、保留期間の終了を待って自動的にサーバ電源を切
断するようになる。
【0028】図3は図2の電源制御プログラム16の具
体的な構成を示したもので、制御表管理部30、コネク
ション接続状態判断部32及び電源切断保留状態通知部
34を備える。図2では、制御表管理部30及びコネク
ション接続状態判断部32が使用され、電源切断保留状
態通知部34については後に説明する他の先行技術及び
本発明の4実施例で使用される。
【0029】図4は図2で用いる制御表18の一例を示
したもので、サーバWS12に通信回線を介して接続さ
れるクライアントWS10のワークステーション名WS
1,WS2,・・・WSnにつき、通信用コネンション
の接続状態が登録されており、この例ではクライアント
名WS1が接続中にあり、WS2,WSnが未接続にあ
る。
【0030】図5は図2の電源切断制御処理を示したフ
ローチャートである。
【0031】サーバWS12の電源スイッチのオフ操作
を検知すると図5の処理が開始される。
【0032】まずステップS1で図4に示した制御表1
8を参照する。続いてステップS2で制御表18の状態
を判別し、接続中のクライアントWSがあればS4に進
んで一定時間処理を保留した後、ステップS1に戻って
制御表18を参照する処理を繰り返す。
【0033】S2で全てのクライアントWSが未接続で
あることが判別されると、S3に進んで電源を切断す
る。
【0034】図6は本願明者が提案している第2の先行
技術を示した構成図である。
【0035】図6は、サーバWS12のサーバ機能とし
て、クライアントWS10との通信用コネクションの接
続要求を受け付ける専用の受付け用サーバ機能14を予
め持ち、コネクション接続要求を受けた際に実際に通信
サービスを行う通信処理用のサーバ機能36を生成する
サーバ・クライアント方式を対象としている。
【0036】即ち、クライアントWS10は図2と同じ
であるが、サーバWS12にあっては、通信用コネクシ
ョンの接続要求受付け専用のサーバ機能14をもち、コ
ネクション接続要求を受付けると、実際に通信サービス
を行うサーバ機能36を生成し、コネクション接続が切
断されればサーバ機能36は終了する。
【0037】このようなサーバ機能36の生成に対し、
電源制御プログラム16に対しては受付け専用のサーバ
機能14より、通信サービスを行うサーバ機能36を生
成したことの通知と、サーバ機能36の終了を検知した
旨の通知が行われ、サーバ機能36の生成から終了まで
が電源切断保留期間として設定される。
【0038】図7は図6の電源制御プログラム16で使
用される制御表18の一例を示したもので、サーバWS
12に通信回線を介して接続されるクライアントWS1
0のワークステーション名WS1,WS2,・・・WS
nにつき、カウンタで計数されたサーバ機能36の生成
数が登録されており、この例ではクライアント名のWS
1が生成数=1にあり、WS2,WSnが生成数=0に
となっている。
【0039】図8は図6の電源切断制御処理を示したフ
ローチャートである。
【0040】サーバWS12の電源スイッチのオフ操作
を検知すると図8の処理が開始され、まずステップS1
で図7に示した制御表18を参照する。続いてステップ
S2で制御表18の状態を判別し、サーバ機能36の生
成数が1以上あればS4に進んで一定時間処理を保留し
た後、ステップS1に戻って制御表18を参照する処理
を繰り返す。
【0041】S2で全ての全クライアントWSによるサ
ーバ機能36の生成数が0であることが判別されると、
S3に進んで電源を切断する。
【0042】次に一度、通信用コネクションの接続状態
が確立したら、クライアントWSのの電源が切断される
までコネクションが切断されないサーバ・クライアント
方式については、次の場合に問題となる.図9におい
て、ワークステーショク10−1と10−2がともにサ
ーバWSとしての機能とクライアントWSとしての機能
をもっていた場合、ワークステーション10−1,10
−2は相互に相手方に対してコネクションを接続した場
合、どちらのコネクションも電源が切断されるまで切断
されない。
【0043】しかし、どちらのワークステーショク10
−1,10−2で電源スイッチをオフ操作しても、他の
ワークステーションから使用されているために電源の切
断が保留され、結局どちらのワークステーション10−
1,10−2の電源も切断されなくなってしまう。
【0044】この問題に関しては図10の本願発明者が
提案している第3の先行技術により解決する。
【0045】図10は、一度、通信用コネクションの接
続状態が確立したら、クライアントWSの電源が切断さ
れるまでコネクションが切断されないサーバ・クライア
ント方式については、お互いに相手のワークステーショ
ンに対して通信用コネクションを接続し合っていても、
相手のワークステーションが電源切断の保留中であると
いうことを認識できるようにし、相手方の電源保留中を
認識したワークステーションが電源を切断できるため、
永久に両ワークステーションの電源が切断されなくなる
ということを防止する。
【0046】図10について具体的に説明すると、いま
一方のワークステーションがクライアントWS10とし
て使用され、他方のワークステーションがサーバWS1
2として使用されていたとする。
【0047】サーバWS12の電源制御プログラム16
は、電源スイッチのオフ操作を検知すると、現在、サー
バWS12にコネクションを接続しているクライアント
WS10に対して、電源保留状態の通知を依頼する。こ
の依頼を受けたクライアントWS10は、電源切断の保
留状態の有無をサーバWS12に回答する。
【0048】電源制御プログラム16は、相手先より電
源切断の保留中にある旨の通知を受けた場合には、サー
バ資源を使用していないものと判断して電源を切断す
る。
【0049】この電源保留状態の通知は、電源スイッチ
のオフ操作を検知したクライアントWS10からも同様
にして行われ、お互い相手先の電源切断の保留状態を知
って自己の電源を切断できる。
【0050】図11は図10で用いる図3に示した電源
制御プログラム16の中の電源切断保留状態通知部34
の処理動作を示したフローチャートである。
【0051】図11において、電源切断の保留状態通知
の依頼を受信するとステップS1で自己の電源切断保留
状態を識別し、ステップS2で保留中になければS3に
進んで電源切断を保留していない旨を相手方に通知す
る。
【0052】ステップS2で保留中が判別されるとステ
ップS4に進んで電源切断を保留している旨を相手方に
通知する。
【0053】図12は本発明の実施例を示した実施例構
成図であり、この実施例は図2、図6及び図10の全て
を組合せたことを特徴とする。
【0054】また図12の実施例で使用される制御表1
8は図13に示す構成をもつ。
【0055】図14は図12の実施例の制御処理を示し
たフローチャートであり、サーバWS12の電源スイッ
チのオフ操作を検知すると処理が開始され、まずステッ
プS1で図13に示した制御表18を参照する。
【0056】続いてステップS2で制御表の状態を判別
し、サーバ機能36の生成数が0でないか又はコネクシ
ョン接続中のクライアントWSが存在すれば、ステップ
S4に進んでサーバ機能生成数が0でないクライアント
WS又はコネクション接続中のクライアントWSに対し
電源切断保留状態の問合せを行う。
【0057】ステップS5で問合せ結果が保留中でなけ
ればS6に進んで一定時間処理を保留した後にステップ
S1に戻って制御表18を参照する処理を繰り返す。
【0058】一方、ステップS5で問合せ結果が保留中
てあれば、ステップS3に進んで電源を切断する。
【0059】このような制御によって全てのクライアン
トWSの使用が終了するまで、サーバWSの電源切断を
保留することができる.また、例えば通信障害やクライ
アントWSの電源瞬断時には、サーバ機能が通信用コネ
クションが切断されたことを検知するため、その旨が電
源制御プログラムに通知されることによって、従来のよ
うにサーバWSの電源が切断されなくなるようなことは
なくなる。
【0060】更に従来は、クライアントWSにおいて予
めどのサーバWSに使用開始通知や使用終了通知を送信
するかを設定しなければならなかったが、本発明の新方
式によれば、このような環境の設定を行わずに自動的に
サービスを行っている間だけサーバWSの電源切断を保
留する制御が可能となる。
【0061】次に図12に示す2台構成のサーバ・クラ
イアント方式における実施例の動作を説明すると次のよ
うになる。
【0062】(1)サービスを行うためクライアントW
S10のクライアント機能24は、サーバWS12のサ
ーバ機能14に対して通信用コネクションを接続を要求
する。
【0063】(2)サーバ機能14は、クライアント機
能24との間に通信用コネクションを接続した旨を、電
源制御プログラム16に対して通知する。この際、コネ
クションを接続したクライアントWS10のWS名も通
知する。
【0064】(3)電源制御プログラム16は、制御表
18にクライアントWS10とコネクションが接続中で
ある旨を記録する。
【0065】(4)現在、クライアントWS10から依
頼されたサービスをサーバ機能14が実行中であるが、
サーバWS12を使用していた操作者が電源スイッチを
オフ操作したとする。電源制御プログラム16は、この
電源スイッチのオフ操作を検知する(これはOSの機能
である)。
【0066】(5)電源制御プログラム16は、自分と
コネクション接続しているクライアントWS10が存在
するか否かを識別するため、制御表18を参照する。
【0067】(6)制御表18を参照した結果、自分と
コネクション接続しているクライアントWSが存在しな
ければ、自己の電源を切断して良いことになるが、この
例ではクライアントWS10とコネクションを接続中で
ある旨が判明したとする。そこで、クライアントWS1
0に電源切断保留状態を問い合わせる。
【0068】(7)クライアントWS10に対して、電
源切断保留状態の通知を依頼する。
【0069】(8)クライアントWS10の電源制御プ
ログラム38は、自己の電源切断保留状態を識別して、
結果をサーバWS12に通知する。
【0070】(9)この場合、クライアントWS10
は、電源スイッチがオフ操作されていないため、電源切
断保留中ではない。このためクライアントWS10の電
源制御プログラム38は、電源切断の保留中ではない旨
を応答する。
【0071】(10)サーバWS12の電源制御プログ
ラム16は、クライアントWS10より電源切断の保留
中でない旨の応答を受け取ったため、相手先は当方を使
用している可能性があると判断し、自己の電源切断を保
留するため、一定時間処理を保留した後、(5)〜
(9)の処理を繰り返す。
【0072】(13)この(5)〜(9)の処理の繰り
返すタイミングで、サービスが終了したためクライアン
ト機能24とサーバ機能14の間のコネクションが切断
されたとする。
【0073】サーバ機能14は、電源制御プログラム1
6に対して、クライアントWS10との間のコネクショ
ンが切断された旨を通知する。
【0074】サーバWS12の電源制御プログラム16
は、クライアントWS10との間のコネクションが切断
された旨を制御表18に記録する。
【0075】(14)この(13)の処理により制御表
18にはどのクライアントWSともコネクション接続し
ていない旨が記録されているため、(5)〜(9)の処
理の繰り返し中に(5)の処理で自己の電源を切断した
も良いと判断される。
【0076】(15)サーバWS12の電源制御プログ
ラム16は、自己の電源を切断する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーバWSの電源スイッチがオフ操作されても、クライア
ントWSの使用が終了するまで電源切断を確実に保留す
ることができる。また電源切断の保留制御が、事前に環
境設定を行うことなしに利用できる。更に、通信障害や
クライアントWSの電源瞬断が発生しても、正しくサー
バWSの電源切断保留制御ができる。更にまた、実際に
サービスを実行している時(通信処理を行っている時)
だけ、サーバWSの電源切断保留ができる。加えてサー
バであり、且つクライアントでもあるWSが存在して
も、確実に電源切断保留制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本願発明者が提案している第1の先行技術の
成図
【図3】図2で使用される電源制御プログラムの構成図
【図4】図2で使用される制御表の説明図
【図5】図2の制御処理を示したフローチャート
【図6】本願発明者が提案している第2の先行技術の構
成図
【図7】図6で使用される制御表の説明図
【図8】図6の制御処理を示したフローチャート
【図9】サーバ機能及びクライアント機能を併せ持つ2
つのワークステーションでの電源切断の問題を示した説
明図
【図10】本願発明者が提案している第3の先行技術
構成図
【図11】図10で用いられる電源保留通知処理を示し
たフローチャート
【図12】本発明の実施例構成図
【図13】図12の実施例で使用される制御表の説明図
【図14】図12の実施例の制御処理を示したフローチ
ャート
【図15】サーバ・クライアント方式の説明図
【図16】従来の電源切断制御方式の説明図
【符号の説明】
10:クライアントワークステーション(クライアント
WS) 12:サーバワークステーション(サーバWS) 14:サーバ機能部(サーバ機能) 16:電源制御部(電源制御プログラム) 18:制御表 24:クライアント機能 30:制御表管理部 32:コネクション接続状態判断部 34:電源切断保留状態通知部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数のクライアント端末装置と、該
    クライアント端末装置により使用されるファイルやプリ
    ンタ等の資源を提供するサーバ機能部を備えたサーバ端
    末装置とを通信回線で接続し、前記サーバ端末装置に、
    自己の電源スイッチのオフ操作が行われた際に、サーバ
    資源を使用中の前記クライアント端末装置が存在する間
    は電源切断を保留する電源制御部を設けた情報処理シス
    テムの電源切断制御方式に於いて、 前記電源制御部は、前記サーバ機能部とクライアント端
    末装置との間で通信用コネクションを接続中か否かを示
    すコネクション接続状態及び前記サーバ機能部により生
    成した新たなサーバ機能部の生成数を示す制御表をクラ
    イアント端末装置毎に作成し、 電源スイッチのオフ操作時に前記制御表を参照し、全て
    のクライアント端末装置につきサーバ機能部の生成数が
    零で且つ通信用コネクション接続状態が未接続であれば
    サーバ電源を切断し、 サーバ機能部の生成数が1以上又は通信用コネクション
    状態が接続中であれば、サーバ機能部の生成数が零でな
    いクライアント端末装置又はコネクション接続中のクラ
    イアント端末装置に対し電源切断の保留中の有無を問い
    合わせ、問い合わせた全てのクライアント端末装置が電
    源切断の保留中にあるときはサーバ電源を切断すること
    を特徴とする情報処理システムのサーバ電源切断制御方
    式。
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