JPH10326104A - プログラマブルコントローラおよびシーケンスプログラム実行方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラおよびシーケンスプログラム実行方法

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JPH10326104A
JPH10326104A JP9135592A JP13559297A JPH10326104A JP H10326104 A JPH10326104 A JP H10326104A JP 9135592 A JP9135592 A JP 9135592A JP 13559297 A JP13559297 A JP 13559297A JP H10326104 A JPH10326104 A JP H10326104A
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program
execution
sequence
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programmable controller
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Masato Nonomura
真人 野々村
Kenji Hirota
憲治 廣田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビットデバイスのオン/オフの状態に応じて
或る特定シーケンスプログラムを実行させる場合に、ビ
ットデバイスの判別条件件を容易に変更できるプログラ
マブルコントローラを得ること。 【解決手段】 プログラム情報としてプログラム属性に
ビット判別により実行するシーケンスプログラムである
ことを示す属性を有し、プログラム属性、およびビット
判別によるプログラム実行有無判別対象のデバイス、実
行条件をパラメータ設定されるプログラム情報テーブル
11を有し、システムプログラム12の実行によりプロ
グラム情報テーブル11のプログラム情報を参照してビ
ット判別プログラム有無判別処理、デバイスメモリから
のビットデバイスデータ取得処理、ビット判別プログラ
ム実行処理と云う一連の処理ルーチンを行うことによ
り、ビットデバイスのオン/オフの状態に応じて或る特
定シーケンスプログラムの実行有無を切り換る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
コントローラ(プログラマブルロジックコントローラ:
PLC)およびシーケンスプログラム実行方法に関し、
特に複数個のシーケンスプログラムを連続して繰り返し
実行させる場合において所定条件で或る特定のシーケン
スプログラムを実行させるプログラマブルコントローラ
およびシーケンスプログラム実行方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のプログラマブルコントロ
ーラ(プログラマブルコントローラ:PLC)のハード
ウエア構成を示している。プログラマブルコントローラ
1は、CPU2と、システムプログラムを格納したプロ
グラムメモリ3と、デバイス情報を格納したデバイスメ
モリ4と、ユーザデータメモリ5と、通信バッファ6と
を有し、通信バッファ6を介して外部周辺機器7とデー
タ通信することができる。
【0003】ユーザデータメモリ5には、プログラム情
報テーブル10を含むパラメータ格納部8と、シーケン
スプログラム格納部9とが割り当てられており、パラメ
ータ格納部8のプログラム情報テーブル10にはプログ
ラム情報(プログラム名および属性)が書き込まれ、シ
ーケンスプログラム格納部9には各シーケンスプログラ
ミングA、B、Cが格納される(図15参照)。
【0004】つぎにプログラマブルコントローラ1のC
PU2により実行されるシステムプログラムの処理を図
14に示されているフローチャートと図15に示されて
いる動作図とを参照として説明する。
【0005】まず、プログラム情報取得処理として、パ
ラメータ格納部8のプログラム情報テーブル10からプ
ログラム情報を取得する(ステップS100)。ここ
で、プログラム情報テーブル10から取得するプログラ
ム情報は、ユーザデータメモリ5のシーケンスプログラ
ム格納部9に格納されている各シーケンスプログラムの
プログラム名および属性である(図15(a)参照)。
【0006】つぎに、イニシャルプログラム実行処理と
して、ステップS100で取得したプログラム情報のプ
ログラム名および属性から、シーケンスプログラム格納
部9(図15(b)参照)に格納されているプログラム
Aを実行する(ステップS101)。
【0007】つぎに、スキャンプログラム実行処理とし
て、プログラム情報のプログラム名および属性から、シ
ーケンスプログラム格納部9のプログラムBを実行する
(ステップS102)。
【0008】つぎに、他スキャンプログラム有無判別処
理として、プログラム情報のプログラム名および属性か
ら、他のスキャンプログラムの有無を判別する(ステッ
プS103)。他のスキャンプログラムがあれば、次ス
キャンプログラム移動処理として、そのシーケンスプロ
グラムへの移動を行い(ステップS104)、この後に
スキャンプログラム実行処理として、そのプログラム
(プログラムC)を実行する(ステップS102)。
【0009】これに対し、他のスキャンプログラムがな
ければ、ステップS102に直接戻り、スキャンプログ
ラム実行処理からを繰り返し実行する。
【0010】以上のような処理により、図15(c)に
示されているような順序にてシーケンスプログラムが実
行される。
【0011】このため、たとえば、プログラムCの実行
有無をビットデバイスのオン/オフの状態によって決定
する場合には、図16(a)に示されているプログラム
Bに、図16(b)に示されているように、参照ビット
情報によるシーケンスジャンプ処理ステップ(ステップ
S200)を追加し、図16(c)に示されているプロ
グラムCには、図16(d)に示されているように、ジ
ャンプ先ポインタPn(たとえば、P0)と、シーケン
スリターン処理ステップ(ステップS300)を追加す
る必要がある。
【0012】また、プログラムCの実行有無をワードデ
バイスのオン/オフの値の状態によって決定する場合に
は、図17(a)に示されているプログラムBに、図1
7(b)に示されているように、ワード情報によるシー
ケンスジャンプ処理ステップ(ステップS201)を追
加し、図17(c)に示されているプログラムCには、
図17(d)に示されているように、ジャンプ先ポイン
タPn(たとえば、P0)と、シーケンスリターン処理
ステップ(ステップS300)を追加する必要がある。
【0013】また、プログラムCの実行有無をプログラ
ミング/デバックユニットなどの外部周辺機器からの要
求によって決定する場合には、図18(a)に示されて
いるプログラムBに、図18(b)に示されているよう
に、周辺要求によるシーケンスジャンプ処理ステップ
(ステップS202)を追加し、図18(c)に示され
ているプログラムCには、図18(d)に示されている
ように、ジャンプ先ポインタPn(たとえば、P0)
と、シーケンスリターン処理ステップ(ステップS30
0)を追加する必要がある。
【0014】また、プログラムCの実行有無をプログラ
ムの実行回数によって決定する場合には、図19(a)
に示されているプログラムBに、図19(b)に示され
ているように、プログラム実行回数によるシーケンスジ
ャンプ処理ステップ(ステップS203〜ステップS2
05)を追加し、図19(c)に示されているプログラ
ムCには、図19(d)に示されているように、ジャン
プ先ポインタPn(たとえば、P0)と、シーケンスリ
ターン処理ステップ(ステップS300)を追加する必
要がある。
【0015】また、プログラムCの実行有無を時間によ
って決定する場合には、図20(a)に示されているプ
ログラムBに、図20(b)に示されているように、時
間によるシーケンスジャンプ処理ステップ(ステップS
206〜ステップS207)を追加し、図20(c)に
示されているプログラムCには、図20(d)に示され
ているように、ジャンプ先ポインタPn(たとえば、P
0)と、シーケンスリターン処理ステップ(ステップS
300)を追加する必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
コントローラでは、上述のように、入力/出力ビット情
報や内部ビット情報などのビットデバイスのオン/オフ
の状態に応じて或る特定シーケンスプログラムを実行さ
せるには、シーケンスプログラム中にビットデバイスの
オン/オフ状態で実行有無を判別させるプログラムコー
ドを記述する必要があるため、実行有無を判別するビッ
トデバイスや判別条件を容易に変更することができない
と云う問題点がある。
【0017】また、内部レジスタ情報などのワードデバ
イスの値の状態に応じて或る特定シーケンスプログラム
を実行させるには、シーケンスプログラム中にワードデ
バイスの状態で実行有無を判別させるプログラムコード
を記述する必要があるため、実行有無を判別するワード
デバイスや判別値を容易に変更することができないと云
う問題点がある。
【0018】また、プログラマブルコントローラに接続
されるプログラミング/デバッグユニットなどの外部周
辺機器からの実行/非実行要求に応じて或る特定シーケ
ンスプログラムを実行させるには、シーケンスプログラ
ム中に外部周辺機器からの実行/非実行要求を判別させ
るプログラムコードを記述する必要があるため、外部周
辺機器からの実行/非実行要求を判別させるためのビッ
トデバイスを準備しなければならないと云う問題点があ
る。
【0019】また、ある特定シーケンスプログラムをプ
ログラム実行回数基準で間欠実行させるには、シーケン
スプログラム中にシーケンスプログラムを回数基準で間
欠実行させるプログラムコードを記述する必要があるた
め、間欠実行回数を容易に変更することができないと云
う問題点がある。
【0020】また、ある特定シーケンスプログラムを時
間基準で間欠実行させるには、シーケンスプログラム中
にシーケンスプログラムを時間基準で間欠実行させるプ
ログラムコードを記述する必要があるため、間欠実行時
間を容易に変更することができないと云う問題点があ
る。
【0021】また、いずれの場合も、シーケンスプログ
ラム中にプログラム実行の有無判別のプログラムコード
を記述する必要があるため、シーケンスプログラムが複
雑になり、シーケンスプログラムの可読性が悪化し、各
プログラムの関連を理解するためには、プログラム全体
を解読しなければならない。
【0022】この発明は、上述のような問題点を解消す
るためになされたものであり、ビットデバイスのオン/
オフの状態やワードデバイスの値の状態や外部周辺機器
からの実行/非実行要求に応じて或る特定シーケンスプ
ログラムを実行させたり、ある特定シーケンスプログラ
ムをプログラム実行回数基準や時間基準で間欠実行させ
る場合に、ビットデバイス、ワードデバイスの判別条件
や間欠実行のプログラム実行回数、時間を容易に変更す
ることができ、また特別なビットデバイスを準備する必
要がなく、またシーケンスプログラムを複雑することも
なく、シーケンスプログラムの可読性を悪化することが
ないプログラマブルコントローラおよびシーケンスプロ
グラム実行方法を得ることを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるプログラマブルコントローラは、
複数個のシーケンスプログラムを連続して繰り返し実行
させることが可能なプログラマブルコントローラにおい
て、プログラム情報としてプログラム属性にビット判別
により実行するシーケンスプログラムであることを示す
属性を有し、プログラム属性、およびビット判別による
プログラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をパ
ラメータ設定されるプログラム情報テーブルを有し、シ
ステムプログラムの実行により前記プログラム情報テー
ブルのプログラム情報を参照してビット判別プログラム
有無判別処理、デバイスメモリからのビットデバイスデ
ータ取得処理、ビット判別プログラム実行処理と云う一
連の処理ルーチンを行うことにより、ビットデバイスの
オン/オフの状態に応じて或る特定シーケンスプログラ
ムの実行有無を切り換るものである。
【0024】この発明によるプログラマブルコントロー
ラでは、システムプログラムの実行により、プログラム
情報テーブルのプログラム情報を参照してビット判別プ
ログラム有無判別処理、デバイスメモリからのビットデ
バイスデータ取得処理、ビット判別プログラム実行処理
と云う一連の処理ルーチンが行われ、ビットデバイスの
オン/オフの状態に応じて或る特定シーケンスプログラ
ムの実行有無が切り換られる。
【0025】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラは、複数個のシーケンスプログラムを連続して繰り
返し実行させることが可能なプログラマブルコントロー
ラにおいて、プログラム情報としてプログラム属性にワ
ード判別により実行するシーケンスプログラムであるこ
とを示す属性を有し、プログラム属性、およびワード判
別によるプログラム実行有無判別対象のデバイス、実行
条件をパラメータ設定されるプログラム情報テーブルを
有し、システムプログラムの実行により前記プログラム
情報テーブルのプログラム情報を参照してワード判別プ
ログラム有無判別処理、デバイスメモリからのワードデ
バイスデータ取得処理、ワードデバイスデータ判別処
理、ワード判別プログラム実行処理と云う一連の処理ル
ーチンを行うことにより、ワードデバイスの値の状態に
応じて或る特定シーケンスプログラムの実行有無を切り
換えるものである。
【0026】この発明によるプログラマブルコントロー
ラでは、システムプログラムの実行により、プログラム
情報テーブルのプログラム情報を参照してワード判別プ
ログラム有無判別処理、デバイスメモリからのワードデ
バイスデータ取得処理、ワードデバイスデータ判別処
理、ワード判別プログラム実行処理と云う一連の処理ル
ーチンが行われ、ワードデバイスの値の状態に応じて或
る特定シーケンスプログラムの実行有無が切り換えられ
る。
【0027】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラは、複数個のシーケンスプログラムを連続して繰り
返し実行させることが可能なプログラマブルコントロー
ラにおいて、プログラム情報としてプログラム属性に周
辺要求により実行するシーケンスプログラムであること
を示す属性を有し、そのプログラム属性をパラメータ設
定されるプログラム情報テーブルを有し、システムプロ
グラムの実行により前記プログラム情報テーブルのプロ
グラム情報を参照して周辺要求プログラム有無判別処
理、通信バッファからの周辺要求取得処理、周辺要求判
別処理、周辺要求プログラム実行処理と云う一連の処理
ルーチンを行い、外部周辺機器からの実行/非実行要求
に応じて或る特定シーケンスプログラムの実行有無を切
り換えるものである。
【0028】この発明によるプログラマブルコントロー
ラでは、システムプログラムの実行により、プログラム
情報テーブルのプログラム情報を参照して周辺要求プロ
グラム有無判別処理、通信バッファからの周辺要求取得
処理、周辺要求判別処理、周辺要求プログラム実行処理
と云う一連の処理ルーチンが行われ、外部周辺機器から
の実行/非実行要求に応じて或る特定シーケンスプログ
ラムの実行有無が切り換えられる。
【0029】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラは、複数個のシーケンスプログラムを連続して繰り
返し実行させることが可能なプログラマブルコントロー
ラにおいて、プログラム情報としてプログラム属性にプ
ログラムの実行回数に応じて実行するシーケンスプログ
ラムであることを示す属性を有し、そのプログラム属性
をパラメータ設定されるプログラム情報テーブルを有
し、システムプログラムの実行により前記プログラム情
報テーブルのプログラム情報を参照して回数間欠プログ
ラム有無判別処理、回数初期化処理、回数間欠プログラ
ム有無判別処理、回数判別処理、回数間欠プログラム実
行処理、回数初期化処理、回数更新処理と云う一連の処
理ルーチンを行うことにより、或る特定シーケンスプロ
グラムを回数基準で間欠実行するものである。
【0030】この発明によるプログラマブルコントロー
ラでは、システムプログラムの実行により、プログラム
情報テーブルのプログラム情報を参照して回数間欠プロ
グラム有無判別処理、回数初期化処理、回数間欠プログ
ラム有無判別処理、回数判別処理、回数間欠プログラム
実行処理、回数初期化処理、回数更新処理と云う一連の
処理ルーチンが行われ、或る特定シーケンスプログラム
が回数基準で間欠実行される。
【0031】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラは、複数個のシーケンスプログラムを連続して繰り
返し実行させることが可能なプログラマブルコントロー
ラにおいて、プログラム情報としてプログラム属性に時
間に応じて実行するシーケンスプログラムであることを
示す属性を設け、そのプログラム属性をパラメータ設定
されるプログラム情報テーブルを有し、システムプログ
ラムの実行により前記プログラム情報テーブルのプログ
ラム情報を参照して時間間欠プログラム有無判別処理、
時間初期化処理、時間間欠プログラム有無判別処理、時
間判別処理、時間間欠プログラム実行処理、時間初期化
処理と云う一連の処理ルーチンを行い、或る特定シーケ
ンスプログラムを時間基準で間欠実行するものである。
【0032】この発明によるプログラマブルコントロー
ラでは、システムプログラムの実行により、プログラム
情報テーブルのプログラム情報を参照して時間間欠プロ
グラム有無判別処理、時間初期化処理、時間間欠プログ
ラム有無判別処理、時間判別処理、時間間欠プログラム
実行処理、時間初期化処理と云う一連の処理ルーチンが
行われ、或る特定シーケンスプログラムが時間基準で間
欠実行される。
【0033】また、上述の目的を達成するために、この
発明によるプログラマブルコントローラのシーケンスプ
ログラム実行方法は、複数個のシーケンスプログラムを
連続して繰り返し実行させることが可能なプログラマブ
ルコントローラのシーケンスプログラム実行方法におい
て、プログラム情報としてプログラム属性にビット判別
により実行するシーケンスプログラムであることを示す
属性を設け、そのプログラム属性、およびビット判別に
よるプログラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件
をプログラム情報としてパラメータ設定し、システムプ
ログラムによるビット判別プログラム有無判別処理、デ
バイスメモリからのビットデバイスデータ取得処理、ビ
ット判別プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチン
により、ビットデバイスのオン/オフの状態に応じて或
る特定シーケンスプログラムの実行有無を切り換えられ
るようにしたものである。
【0034】この発明によるプログラマブルコントロー
ラのシーケンスプログラム実行方法では、ビット判別の
プログラム属性、およびビット判別によるプログラム実
行有無判別対象のデバイス、実行条件をプログラム情報
としてパラメータ設定し、システムプログラムによるビ
ット判別プログラム有無判別処理、デバイスメモリから
のビットデバイスデータ取得処理、ビット判別プログラ
ム実行処理と云う一連の処理ルーチンによってビットデ
バイスのオン/オフの状態に応じて或る特定シーケンス
プログラムの実行有無を切り換える。
【0035】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法は、複数個のシー
ケンスプログラムを連続して繰り返し実行させることが
可能なプログラマブルコントローラのシーケンスプログ
ラム実行方法において、プログラム情報としてプログラ
ム属性にワード判別により実行するシーケンスプログラ
ムであることを示す属性を設け、そのプログラム属性、
およびワード判別によるプログラム実行有無判別対象の
デバイス、実行条件をプログラム情報としてパラメータ
設定し、システムプログラムによるワード判別プログラ
ム有無判別処理、デバイスメモリからのワードデバイス
データ取得処理、ワードデバイスデータ判別処理、ワー
ド判別プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンに
より、ワードデバイスの値の状態に応じて或る特定シー
ケンスプログラムの実行有無を切り換えられるようにし
たものである。
【0036】この発明によるプログラマブルコントロー
ラのシーケンスプログラム実行方法では、ワード判別の
プログラム属性、およびワード判別によるプログラム実
行有無判別対象のデバイス、実行条件をプログラム情報
としてパラメータ設定し、システムプログラムによるワ
ード判別プログラム有無判別処理、デバイスメモリから
のワードデバイスデータ取得処理、ワードデバイスデー
タ判別処理、ワード判別プログラム実行処理と云う一連
の処理ルーチンによってワードデバイスの値の状態に応
じて或る特定シーケンスプログラムの実行有無を切り換
えられる。
【0037】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法は、複数個のシー
ケンスプログラムを連続して繰り返し実行させることが
可能なプログラマブルコントローラのシーケンスプログ
ラム実行方法において、プログラム情報としてプログラ
ム属性に周辺要求により実行するシーケンスプログラム
であることを示す属性を設け、そのプログラム属性をプ
ログラム情報としてパラメータ設定し、システムプログ
ラムによる周辺要求プログラム有無判別処理、通信バッ
ファからの周辺要求取得処理、周辺要求判別処理、周辺
要求プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンによ
り、外部周辺機器からの実行/非実行要求に応じて或る
特定シーケンスプログラムの実行有無を切り換えられる
ようにしたものである。
【0038】この発明によるプログラマブルコントロー
ラのシーケンスプログラム実行方法では、周辺要求のプ
ログラム属性をプログラム情報としてパラメータ設定
し、システムプログラムによる周辺要求プログラム有無
判別処理、通信バッファからの周辺要求取得処理、周辺
要求判別処理、周辺要求プログラム実行処理と云う一連
の処理ルーチンによって外部周辺機器からの実行/非実
行要求に応じて或る特定シーケンスプログラムの実行有
無を切り換えられる。
【0039】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法は、複数個のシー
ケンスプログラムを連続して繰り返し実行させることが
可能なプログラマブルコントローラのシーケンスプログ
ラム実行方法において、プログラム情報としてプログラ
ム属性にプログラムの実行回数に応じて実行するシーケ
ンスプログラムであることを示す属性を設け、そのプロ
グラム属性をプログラム情報としてパラメータ設定し、
システムプログラムによる回数間欠プログラム有無判別
処理、回数初期化処理、回数間欠プログラム有無判別処
理、回数判別処理、回数間欠プログラム実行処理、回数
初期化処理、回数更新処理と云う一連の処理ルーチンに
より、或る特定シーケンスプログラムを回数基準で間欠
実行するものである。
【0040】この発明によるプログラマブルコントロー
ラのシーケンスプログラム実行方法では、回数間欠のプ
ログラム属性をプログラム情報としてパラメータ設定
し、システムプログラムによる回数間欠プログラム有無
判別処理、回数初期化処理、回数間欠プログラム有無判
別処理、回数判別処理、回数間欠プログラム実行処理、
回数初期化処理、回数更新処理と云う一連の処理ルーチ
ンによって或る特定シーケンスプログラムを回数基準で
間欠実行する。
【0041】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法は、複数個のシー
ケンスプログラムを連続して繰り返し実行させることが
可能なプログラマブルコントローラのシーケンスプログ
ラム実行方法において、プログラム情報としてプログラ
ム属性に時間に応じて実行するシーケンスプログラムで
あることを示す属性を設け、そのプログラム属性をプロ
グラム情報としてパラメータ設定し、システムプログラ
ムによる時間間欠プログラム有無判別処理、時間初期化
処理、時間間欠プログラム有無判別処理、時間判別処
理、時間間欠プログラム実行処理、時間初期化処理と云
う一連の処理ルーチンにより、或る特定シーケンスプロ
グラムを時間基準で間欠実行するものである。
【0042】この発明によるプログラマブルコントロー
ラのシーケンスプログラム実行方法では、時間間欠のプ
ログラム属性をプログラム情報としてパラメータ設定
し、システムプログラムによる時間間欠プログラム有無
判別処理、時間初期化処理、時間間欠プログラム有無判
別処理、時間判別処理、時間間欠プログラム実行処理、
時間初期化処理と云う一連の処理ルーチンによって或る
特定シーケンスプログラムを時間基準で間欠実行する。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明に係るプログラマブルコントローラおよびシーケンス
プログラム実行方法の実施の形態を詳細に説明する。な
お、以下に説明するこの発明の実施の形態において上述
の従来例と同一あるいは同等の部分は、上述の従来例に
付した符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0044】パラメータ格納部8のプログラム情報テー
ブル11は、プログラム名、属性のデータフィールドに
加えて、プログラム実行有無判別対象のデバイス、実行
条件および間欠条件のデータフィールドを有しており、
これらをパラメータ設定される。
【0045】プログラム属性として、「イニシャル」、
「スキャン」以外に、「ビット判別」、「ワード判
別」、「周辺要求」、「回数間欠」、「時間間欠」を追
加されている。
【0046】「ビット判別」はビット判別により実行す
るシーケンスプログラムであることを示すプログラム属
性であり、「ワード判別」はワード判別により実行する
シーケンスプログラムであることを示すプログラム属性
であり、「周辺要求」は外部周辺機器よりの要求により
実行するシーケンスプログラムであることを示す属性で
あり、「回数間欠」はプログラムの実行回数に応じて実
行するシーケンスプログラムであることを示すプログラ
ム属性であり、「時間間欠」は時間に応じて実行するシ
ーケンスプログラムであることを示すプログラム属性で
ある。
【0047】システムプログラムメモリ3に格納される
プログラマブルコントローラのシステムプログラム12
は、図2に示されているように、ビット判別による特定
プログラム実行処理部13と、ワード判別による特定プ
ログラム実行処理部14、外部周辺機器7よりの要求に
よる特定プログラム実行処理部15と、プログラミング
実行回数基準のプログラム間欠実行処理部16と、時間
基準のプログラム間欠実行処理部17とを含んでいる。
【0048】ビット判別による特定プログラム実行処理
部13は、ビット判別プログラム有無判別処理、デバイ
スメモリ4からのビットデバイスデータ取得処理、ビッ
ト判別プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンで
構成され、ワード判別による特定プログラム実行処理部
14は、ワード判別プログラム有無判別処理、デバイス
メモリ4からのワードデバイスデータ取得処理、ワード
デバイスデータ判別処理、ワード判別プログラム実行処
理と云う一連の処理ルーチンで構成され、外部周辺機器
7よりの要求による特定プログラム実行処理部15は、
周辺要求プログラム有無判別処理、通信バッファ6から
の周辺要求取得処理、周辺要求判別処理、周辺要求プロ
グラム実行処理と云う一連の処理ルーチンで構成されて
いる。
【0049】また、プログラミング実行回数基準のプロ
グラム間欠実行処理部16は、回数間欠プログラム有無
判別処理、回数初期化処理、回数間欠プログラム有無判
別処理、回数判別処理、回数間欠プログラム実行処理、
回数初期化処理、回数更新処理と云う一連の処理ルーチ
ンで構成され、時間基準のプログラム間欠実行処理部1
7は、時間間欠プログラム有無判別処理、時間初期化処
理、時間間欠プログラム有無判別処理、時間判別処理、
時間間欠プログラム実行処理、時間初期化処理と云う一
連の処理ルーチンで構成されている。
【0050】(ビット判別による特定プログラム実行処
理)つぎにプログラマブルコントローラ1のCPU2に
より実行されるシステムプログラムの処理(ビット判別
による特定プログラム実行処理)を図3に示されている
フローチャートと図4に示されている動作図とを参照と
して説明する。
【0051】まず、プログラム情報取得処理として、パ
ラメータ格納部8のプログラム情報テーブル11からプ
ログラム情報を取得する(ステップS10)。ここで、
プログラム情報テーブル11から取得するプログラム情
報は、ユーザデータメモリ5のシーケンスプログラム格
納部9に格納されている各シーケンスプログラムのプロ
グラム名、属性、プログラム実行有無判別対象のデバイ
ス、実行条件、間欠条件である(図4(a)参照)。
【0052】つぎに、イニシャルプログラム実行処理と
して、ステップS10で取得したプログラム情報(プロ
グラム名および属性)からシーケンスプログラム格納部
9(図4(b)参照)のプログラムAを実行する(ステ
ップS11)。
【0053】つぎに、スキャンプログラム実行処理とし
て、プログラム情報(プログラム名および属性)からシ
ーケンスプログラム格納部9のプログラムBを実行する
(ステップS12)。
【0054】つぎに、他スキャンプログラム有無判別処
理として、プログラム情報(プログラム名および属性)
から他のスキャンプログラムの有無を判別する(ステッ
プS13)。他のスキャンプログラムがあれば、次スキ
ャンプログラム移動処理として、そのシーケンスプログ
ラムへの移動を行い(ステップS14)、この後にスキ
ャンプログラム実行処理として、そのプログラムを実行
する(ステップS12)。
【0055】これに対し、他のスキャンプログラムがな
ければ、ビット判別プログラム有無判別処理として、プ
ログラム情報(プログラム名および属性)からビット判
別プログラムの有無を判別する(ステップS15)。ビ
ット判別プログラムがなければ、ステップS12に直接
戻り、スキャンプログラム実行処理からを繰り返し実行
する。
【0056】これに対し、ビット判別プログラムがあれ
ば、ビットデバイスデータ取得処理として、プログラム
情報のデバイスの示すビットデバイスデータをデバイス
メモリ4から取得する(ステップS16)。
【0057】つぎに、ビットデバイスデータ判別処理と
して、ステップS16で取得したビットデバイスデータ
の値がプログラム情報の実行条件(設定値)に等しいか
否かを判別する(ステップS17)。
【0058】ビットデバイスデータの値がプログラム情
報の実行条件(設定値)に等しければ、すなわち実行条
件成立であれば、ビット判別プログラム実行処理とし
て、シーケンスプログラム格納部9のプログラムCを実
行する(ステップS18)。
【0059】これに対し、実行条件不成立であれば、ス
テップS12に直接戻り、スキャンプログラム実行処理
からを繰り返し実行する。
【0060】以上のような処理により、図4(c)に示
されているような順序、条件にてシーケンスプログラム
が実行される。
【0061】これにより、入力/出力ビット情報や内部
ビット情報などのビットデバイスのオン/オフの状態
で、ある特定シーケンスプログラムを実行させるのに、
シーケンスプログラム中にビットデバイスのオン/オフ
状態で実行有無を判別させるプログラムコードを記述す
る必要がなくなり、シーケンスプログラムの実行有無を
判別するビットデバイスの変更を容易に行うことができ
るようになる。また、従来に比して、シーケンスプログ
ラムが簡単になり、シーケンスプログラムの可読性が悪
化することがなく、各シーケンスプログラムの関連も容
易に理解され得るようになる。
【0062】(ワード判別による特定プログラム実行処
理)つぎにプログラマブルコントローラ1のCPU2に
より実行されるシステムプログラムの処理(ワード判別
による特定プログラム実行処理)を図5に示されている
フローチャートと図6に示されている動作図とを参照と
して説明する。
【0063】まず、プログラム情報取得処理として、パ
ラメータ格納部8のプログラム情報テーブル11からプ
ログラム情報を取得する(ステップS10)。ここで、
プログラム情報テーブル11から取得するプログラム情
報は、ユーザデータメモリ5のシーケンスプログラム格
納部9に格納されている各シーケンスプログラムのプロ
グラム名、属性、プログラム実行有無判別対象のデバイ
ス、実行条件、間欠条件である(図6(a)参照)。
【0064】つぎに、イニシャルプログラム実行処理と
して、ステップS10で取得したプログラム情報(プロ
グラム名および属性)からシーケンスプログラム格納部
9(図6(b)参照)のプログラムAを実行する(ステ
ップS11)。
【0065】つぎに、スキャンプログラム実行処理とし
て、プログラム情報(プログラム名および属性)からシ
ーケンスプログラム格納部9のプログラムBを実行する
(ステップS12)。
【0066】つぎに、他スキャンプログラム有無判別処
理として、プログラム情報(プログラム名および属性)
から他のスキャンプログラムの有無を判別する(ステッ
プS13)。他のスキャンプログラムがあれば、次スキ
ャンプログラム移動処理として、そのシーケンスプログ
ラムへの移動を行い(ステップS14)、この後にスキ
ャンプログラム実行処理として、そのプログラムを実行
する(ステップS12)。
【0067】これに対し、他のスキャンプログラムがな
ければ、ワード判別プログラム有無判別処理として、プ
ログラム情報(プログラム名および属性)からワード判
別プログラムの有無を判別する(ステップS20)。ワ
ード判別プログラムがなければ、ステップS12に直接
戻り、スキャンプログラム実行処理からを繰り返し実行
する。
【0068】これに対し、ワード判別プログラムがあれ
ば、ワードデバイスデータ取得処理として、プログラム
情報のデバイスの示すワードデバイスデータをデバイス
メモリ4から取得する(ステップS21)。
【0069】つぎに、ワードデバイスデータ判別処理と
して、ステップS21で取得したワードデバイスデータ
の値がプログラム情報の実行条件(設定値)に等しいか
否かを判別する(ステップS22)。
【0070】ワードデバイスデータの値がプログラム情
報の実行条件(設定値)に等しければ、すなわち実行条
件成立であれば、ワード判別プログラム実行処理とし
て、シーケンスプログラム格納部9のプログラムCを実
行する(ステップS23)。
【0071】これに対し、実行条件不成立であれば、ス
テップS12に直接戻り、スキャンプログラム実行処理
からを繰り返し実行する。
【0072】以上のような処理により、図6(c)に示
されているような順序、条件にてシーケンスプログラム
が実行される。
【0073】これにより、内部レジスタ情報などのワー
ドデバイスの値の状態で、ある特定シーケンスプログラ
ムを実行させるのに、シーケンスプログラム中にワード
デバイスの状態で実行有無を判別させるプログラムコー
ドを記述する必要がなくなり、シーケンスプログラムの
実行有無を判別するワードデバイスや実行有無を判別す
る値の変更を容易に行うことができるようになる。ま
た、従来に比して、シーケンスプログラムが簡単にな
り、シーケンスプログラムの可読性が悪化することがな
く、各シーケンスプログラムの関連も容易に理解され得
るようになる。
【0074】(外部周辺機器からの要求による特定プロ
グラム実行処理)つぎにプログラマブルコントローラ1
のCPU2により実行されるシステムプログラムの処理
(外部周辺機器からの要求による特定プログラム実行処
理)を図7に示されているフローチャートと図8に示さ
れている動作図とを参照として説明する。
【0075】まず、プログラム情報取得処理として、パ
ラメータ格納部8のプログラム情報テーブル11からプ
ログラム情報を取得する(ステップS10)。ここで、
プログラム情報テーブル11から取得するプログラム情
報は、ユーザデータメモリ5のシーケンスプログラム格
納部9に格納されている各シーケンスプログラムのプロ
グラム名、属性、プログラム実行有無判別対象のデバイ
ス、実行条件、間欠条件である(図8(a)参照)。
【0076】つぎに、イニシャルプログラム実行処理と
して、ステップS10で取得したプログラム情報(プロ
グラム名および属性)からシーケンスプログラム格納部
9(図8(b)参照)のプログラムAを実行する(ステ
ップS11)。
【0077】つぎに、スキャンプログラム実行処理とし
て、プログラム情報(プログラム名および属性)からシ
ーケンスプログラム格納部9のプログラムBを実行する
(ステップS12)。
【0078】つぎに、他スキャンプログラム有無判別処
理として、プログラム情報(プログラム名および属性)
から他のスキャンプログラムの有無を判別する(ステッ
プS13)。他のスキャンプログラムがあれば、次スキ
ャンプログラム移動処理として、そのシーケンスプログ
ラムへの移動を行い(ステップS14)、この後にスキ
ャンプログラム実行処理として、そのプログラムを実行
する(ステップS12)。
【0079】これに対し、他のスキャンプログラムがな
ければ、周辺要求プログラム有無判別処理として、プロ
グラム情報(プログラム名および属性)から周辺要求プ
ログラムの有無を判別する(ステップS30)。周辺要
求プログラムがなければ、ステップS12に直接戻り、
スキャンプログラム実行処理からを繰り返し実行する。
【0080】これに対し、周辺要求プログラムがあれ
ば、周辺要求取得処理として、通信バッファ6から外部
周辺機器7からの送信データを通信バッファからの周辺
要求取得処理にて取得する(ステップS31)。
【0081】つぎに周辺要求判別処理としてステップS
31で取得した送信データが実行要求(特定プログラム
実行要求)であるか否かを判別する(ステップS3
2)。
【0082】送信データが実行要求であれば、周辺要求
プログラム実行処理として、シーケンスプログラム格納
部9のプログラムCを実行する(ステップS33)。
【0083】これに対し、送信データが非実行要求であ
れば、ステップS12に直接戻り、スキャンプログラム
実行処理からを繰り返し実行する。
【0084】以上のような処理により、図8(c)に示
されているような順序、条件にてシーケンスプログラム
が実行される。
【0085】これにより、プログラマブルコントローラ
に接続されるプログラミング/デバッグユニットなどの
外部周辺機器からの実行/非実行要求で、ある特定シー
ケンスプログラムを実行させるのに、シーケンスプログ
ラム中にシーケンスプログラム中に外部周辺機器からの
実行/非実行要求を判別させるプログラムコードを記述
する必要がなくなり、外部周辺機器からの実行/非実行
要求を判別するための特別になビットデバイスを準備す
る必要がなくなり、また、従来に比して、シーケンスプ
ログラムが簡単になり、シーケンスプログラムの可読性
が悪化することがなく、各シーケンスプログラムの関連
も容易に理解され得るようになる。
【0086】(プログラミング実行回数基準のプログラ
ム間欠実行処理)つぎにプログラマブルコントローラ1
のCPU2により実行されるシステムプログラムの処理
(プログラミング実行回数基準のプログラム間欠実行処
理)を図9に示されているフローチャートと図10に示
されている動作図とを参照として説明する。
【0087】まず、プログラム情報取得処理として、パ
ラメータ格納部8のプログラム情報テーブル11からプ
ログラム情報を取得する(ステップS10)。ここで、
プログラム情報テーブル11から取得するプログラム情
報は、ユーザデータメモリ5のシーケンスプログラム格
納部9に格納されている各シーケンスプログラムのプロ
グラム名、属性、プログラム実行有無判別対象のデバイ
ス、実行条件、間欠条件である(図10(a)参照)。
【0088】つぎに、イニシャルプログラム実行処理と
して、ステップS10で取得したプログラム情報(プロ
グラム名および属性)からシーケンスプログラム格納部
9(図10(b)参照)のプログラムAを実行する(ス
テップS11)。
【0089】つぎに、回数間欠プログラム有無判別処理
として、プログラム情報(プログラム名および属性)か
ら回数間欠プログラムの有無を判別し(ステップS4
0)、回数間欠プログラムがあれば、回数初期化処理と
して、プログラム実行の回数データを初期化する(ステ
ップS41)。
【0090】つぎに、スキャンプログラム実行処理とし
て、プログラム情報(プログラム名および属性)からシ
ーケンスプログラム格納部9のプログラムBを実行する
(ステップS12)。
【0091】つぎに、他スキャンプログラム有無判別処
理として、プログラム情報(プログラム名および属性)
から他のスキャンプログラムの有無を判別する(ステッ
プS13)。他のスキャンプログラムがあれば、次スキ
ャンプログラム移動処理として、そのシーケンスプログ
ラムへの移動を行い(ステップS14)、この後にスキ
ャンプログラム実行処理として、そのプログラムを実行
する(ステップS12)。
【0092】これに対し、他のスキャンプログラムがな
ければ、回数間欠プログラム有無判別処理として、プロ
グラム情報(プログラム名および属性)から回数間欠プ
ログラムの有無を判別する(ステップS42)。回数間
欠プログラムがなければ、直接ステップS12に戻り、
スキャンプログラム実行処理からを繰り返し実行する。
【0093】これに対し、回数間欠プログラムがあれ
ば、回数判別処理として、回数データの値がプログラム
情報の間欠条件(設定値)に達したか否かを判別する
(ステップS43)。回数データの値がプログラム情報
の間欠条件(設定値)に達すれば、すなわち間欠条件成
立であれば、回数間欠プログラム実行処理として、シー
ケンスプログラム格納部9のプログラムCを実行し(ス
テップS44)、回数初期化処理として、回数データを
初期化する(ステップS45)。
【0094】これに対し、間欠条件不成立であれば、回
数更新処理として、回数データをインクリメントし(ス
テップS46)、ステップS12に戻ってスキャンプロ
グラム実行処理からを繰り返し実行する。
【0095】以上のような処理により、図10(c)に
示されているような順序、条件にてシーケンスプログラ
ムが実行される。
【0096】これにより、ある特定シーケンスプログラ
ムを回数基準で間欠実行させるのに、シーケンスプログ
ラム中にシーケンスプログラムを回数基準で間欠実行さ
せるプログラムコードを記述する必要がなくなり、間欠
実行回数の変更を容易に行うことができるようになる。
また、従来に比して、シーケンスプログラムが簡単にな
り、シーケンスプログラムの可読性が悪化することがな
く、各シーケンスプログラムの関連も容易に理解され得
るようになる。
【0097】(時間基準のプログラム間欠実行処理)つ
ぎにプログラマブルコントローラ1のCPU2により実
行されるシステムプログラムの処理(時間基準のプログ
ラム間欠実行処理)を図11に示されているフローチャ
ートと図12に示されている動作図とを参照として説明
する。
【0098】まず、プログラム情報取得処理として、パ
ラメータ格納部8のプログラム情報テーブル11からプ
ログラム情報を取得する(ステップS10)。ここで、
プログラム情報テーブル11から取得するプログラム情
報は、ユーザデータメモリ5のシーケンスプログラム格
納部9に格納されている各シーケンスプログラムのプロ
グラム名、属性、プログラム実行有無判別対象のデバイ
ス、実行条件、間欠条件である(図12(a)参照)。
【0099】つぎに、イニシャルプログラム実行処理と
して、ステップS10で取得したプログラム情報(プロ
グラム名および属性)からシーケンスプログラム格納部
9(図12(b)参照)のプログラムAを実行する(ス
テップS11)。
【0100】つぎに、時間間欠プログラム有無判別処理
として、プログラム情報(プログラム名および属性)か
ら時間間欠プログラムの有無を判別し(ステップS5
0)、時間間欠プログラムがあれば、時間(時間計測
値)初期化処理として、時間データを初期化する(ステ
ップS51)。
【0101】つぎに、スキャンプログラム実行処理とし
て、プログラム情報(プログラム名および属性)からシ
ーケンスプログラム格納部9のプログラムBを実行する
(ステップS12)。
【0102】つぎに、他スキャンプログラム有無判別処
理として、プログラム情報(プログラム名および属性)
から他のスキャンプログラムの有無を判別する(ステッ
プS13)。他のスキャンプログラムがあれば、次スキ
ャンプログラム移動処理として、そのシーケンスプログ
ラムへの移動を行い(ステップS14)、この後にスキ
ャンプログラム実行処理として、そのプログラムを実行
する(ステップS12)。
【0103】これに対し、他のスキャンプログラムがな
ければ、時間間欠プログラム有無判別処理として、プロ
グラム情報(プログラム名および属性)から時間間欠プ
ログラムの有無を判別する(ステップS52)。時間間
欠プログラムがなければ、直接ステップS12に戻り、
スキャンプログラム実行処理からを繰り返し実行する。
【0104】これに対し、時間間欠プログラムがあれ
ば、時間判別処理として、時間データの値がプログラム
情報の間欠条件(設定値)に達したか否かを判別する
(ステップS53)。時間データの値がプログラム情報
の間欠条件(設定値)に達すれば、すなわち間欠条件成
立であれば、時間間欠プログラム実行処理として、シー
ケンスプログラム格納部9のプログラムCを実行し(ス
テップS54)、時間初期化処理として、時間データを
初期化する(ステップS55)。
【0105】これに対し、間欠条件不成立であれば、ス
テップS12に戻ってスキャンプログラム実行処理から
を繰り返し実行する。
【0106】以上のような処理により、図12(c)に
示されているような順序、条件にてシーケンスプログラ
ムが実行される。
【0107】これにより、ある特定シーケンスプログラ
ムを時間基準で間欠実行させるのに、シーケンスプログ
ラム中にシーケンスプログラムを時間基準で間欠実行さ
せるプログラムコードを記述する必要がなくなり、間欠
実行時間の変更を容易に行うことができるようになる。
また、従来に比して、シーケンスプログラムが簡単にな
り、シーケンスプログラムの可読性が悪化することがな
く、各シーケンスプログラムの関連も容易に理解され得
るようになる。
【0108】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるプログラマブルコントローラによれば、システ
ムプログラムの実行により、プログラム情報テーブルの
プログラム情報を参照してビット判別プログラム有無判
別処理、デバイスメモリからのビットデバイスデータ取
得処理、ビット判別プログラム実行処理と云う一連の処
理ルーチンが行われ、ビットデバイスのオン/オフの状
態に応じて或る特定シーケンスプログラムの実行有無が
切り換られるから、入力/出力ビット情報や内部ビット
情報などのビットデバイスのオン/オフの状態で、ある
特定シーケンスプログラムを実行させるのに、シーケン
スプログラム中にビットデバイスのオン/オフ状態で実
行有無を判別させるプログラムコードを記述する必要が
なくなり、シーケンスプログラムの実行有無を判別する
ビットデバイスの変更を容易に行うことができるように
なる。また、従来に比して、シーケンスプログラムが簡
単になり、シーケンスプログラムの可読性が悪化するこ
とがなく、各シーケンスプログラムの関連も容易に理解
され得るようになる。
【0109】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラによれば、システムプログラムの実行により、プロ
グラム情報テーブルのプログラム情報を参照してワード
判別プログラム有無判別処理、デバイスメモリからのワ
ードデバイスデータ取得処理、ワードデバイスデータ判
別処理、ワード判別プログラム実行処理と云う一連の処
理ルーチンが行われ、ワードデバイスの値の状態に応じ
て或る特定シーケンスプログラムの実行有無が切り換え
られるから、内部レジスタ情報などのワードデバイスの
値の状態で、ある特定シーケンスプログラムを実行させ
るのに、シーケンスプログラム中にワードデバイスの状
態で実行有無を判別させるプログラムコードを記述する
必要がなくなり、シーケンスプログラムの実行有無を判
別するワードデバイスや実行有無を判別する値の変更を
容易に行うことができるようになる。また、従来に比し
て、シーケンスプログラムが簡単になり、シーケンスプ
ログラムの可読性が悪化することがなく、各シーケンス
プログラムの関連も容易に理解され得るようになる。
【0110】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラによれば、システムプログラムの実行により、プロ
グラム情報テーブルのプログラム情報を参照して周辺要
求プログラム有無判別処理、通信バッファからの周辺要
求取得処理、周辺要求判別処理、周辺要求プログラム実
行処理と云う一連の処理ルーチンが行われ、外部周辺機
器からの実行/非実行要求に応じて或る特定シーケンス
プログラムの実行有無が切り換えられるから、プログラ
マブルコントローラに接続されるプログラミング/デバ
ッグユニットなどの外部周辺機器からの実行/非実行要
求で、ある特定シーケンスプログラムを実行させるの
に、シーケンスプログラム中にシーケンスプログラム中
に外部周辺機器からの実行/非実行要求を判別させるプ
ログラムコードを記述する必要がなくなり、外部周辺機
器からの実行/非実行要求を判別するための特別になビ
ットデバイスを準備する必要がなくなり、また、従来に
比して、シーケンスプログラムが簡単になり、シーケン
スプログラムの可読性が悪化することがなく、各シーケ
ンスプログラムの関連も容易に理解され得るようにな
る。
【0111】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラによれば、システムプログラムの実行により、プロ
グラム情報テーブルのプログラム情報を参照して回数間
欠プログラム有無判別処理、回数初期化処理、回数間欠
プログラム有無判別処理、回数判別処理、回数間欠プロ
グラム実行処理、回数初期化処理、回数更新処理と云う
一連の処理ルーチンが行われ、或る特定シーケンスプロ
グラムが回数基準で間欠実行されるから、ある特定シー
ケンスプログラムを回数基準で間欠実行させるのに、シ
ーケンスプログラム中にシーケンスプログラムを回数基
準で間欠実行させるプログラムコードを記述する必要が
なくなり、間欠実行回数の変更を容易に行うことができ
るようになる。また、従来に比して、シーケンスプログ
ラムが簡単になり、シーケンスプログラムの可読性が悪
化することがなく、各シーケンスプログラムの関連も容
易に理解され得るようになる。
【0112】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラによれば、、システムプログラムの実行により、プ
ログラム情報テーブルのプログラム情報を参照して時間
間欠プログラム有無判別処理、時間初期化処理、時間間
欠プログラム有無判別処理、時間判別処理、時間間欠プ
ログラム実行処理、時間初期化処理と云う一連の処理ル
ーチンが行われ、或る特定シーケンスプログラムが時間
基準で間欠実行されるから、ある特定シーケンスプログ
ラムを時間基準で間欠実行させるのに、シーケンスプロ
グラム中にシーケンスプログラムを時間基準で間欠実行
させるプログラムコードを記述する必要がなくなり、間
欠実行時間の変更を容易に行うことができるようにな
る。また、従来に比して、シーケンスプログラムが簡単
になり、シーケンスプログラムの可読性が悪化すること
がなく、各シーケンスプログラムの関連も容易に理解さ
れ得るようになる。
【0113】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法によれば、ビット
判別のプログラム属性、およびビット判別によるプログ
ラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をプログラ
ム情報としてパラメータ設定し、システムプログラムに
よるビット判別プログラム有無判別処理、デバイスメモ
リからのビットデバイスデータ取得処理、ビット判別プ
ログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンによってビ
ットデバイスのオン/オフの状態に応じて或る特定シー
ケンスプログラムの実行有無を切り換えるから、入力/
出力ビット情報や内部ビット情報などのビットデバイス
のオン/オフの状態で、ある特定シーケンスプログラム
を実行させるのに、シーケンスプログラム中にビットデ
バイスのオン/オフ状態で実行有無を判別させるプログ
ラムコードを記述する必要がなくなり、シーケンスプロ
グラムの実行有無を判別するビットデバイスの変更を容
易に行うことができるようになる。また、従来に比し
て、シーケンスプログラムが簡単になり、シーケンスプ
ログラムの可読性が悪化することがなく、各シーケンス
プログラムの関連も容易に理解され得るようになる。
【0114】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法によれば、ワード
判別のプログラム属性、およびワード判別によるプログ
ラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をプログラ
ム情報としてパラメータ設定し、システムプログラムに
よるワード判別プログラム有無判別処理、デバイスメモ
リからのワードデバイスデータ取得処理、ワードデバイ
スデータ判別処理、ワード判別プログラム実行処理と云
う一連の処理ルーチンによってワードデバイスの値の状
態に応じて或る特定シーケンスプログラムの実行有無を
切り換えられるから、内部レジスタ情報などのワードデ
バイスの値の状態で、ある特定シーケンスプログラムを
実行させるのに、シーケンスプログラム中にワードデバ
イスの状態で実行有無を判別させるプログラムコードを
記述する必要がなくなり、シーケンスプログラムの実行
有無を判別するワードデバイスや実行有無を判別する値
の変更を容易に行うことができるようになる。また、従
来に比して、シーケンスプログラムが簡単になり、シー
ケンスプログラムの可読性が悪化することがなく、各シ
ーケンスプログラムの関連も容易に理解され得るように
なる。
【0115】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法によれば、周辺要
求のプログラム属性をプログラム情報としてパラメータ
設定し、システムプログラムによる周辺要求プログラム
有無判別処理、通信バッファからの周辺要求取得処理、
周辺要求判別処理、周辺要求プログラム実行処理と云う
一連の処理ルーチンによって周辺機器からの実行/非実
行要求に応じて或る特定シーケンスプログラムの実行有
無を切り換えられるから、プログラマブルコントローラ
に接続されるプログラミング/デバッグユニットなどの
外部周辺機器からの実行/非実行要求で、ある特定シー
ケンスプログラムを実行させるのに、シーケンスプログ
ラム中にシーケンスプログラム中に外部周辺機器からの
実行/非実行要求を判別させるプログラムコードを記述
する必要がなくなり、外部周辺機器からの実行/非実行
要求を判別するための特別になビットデバイスを準備す
る必要がなくなり、また、従来に比して、シーケンスプ
ログラムが簡単になり、シーケンスプログラムの可読性
が悪化することがなく、各シーケンスプログラムの関連
も容易に理解され得るようになる。
【0116】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法によれば、回数間
欠のプログラム属性をプログラム情報としてパラメータ
設定し、システムプログラムによる回数間欠プログラム
有無判別処理、回数初期化処理、回数間欠プログラム有
無判別処理、回数判別処理、回数間欠プログラム実行処
理、回数初期化処理、回数更新処理と云う一連の処理ル
ーチンによって或る特定シーケンスプログラムを回数基
準で間欠実行するから、ある特定シーケンスプログラム
を回数基準で間欠実行させるのに、シーケンスプログラ
ム中にシーケンスプログラムを回数基準で間欠実行させ
るプログラムコードを記述する必要がなくなり、間欠実
行回数の変更を容易に行うことができるようになる。ま
た、従来に比して、シーケンスプログラムが簡単にな
り、シーケンスプログラムの可読性が悪化することがな
く、各シーケンスプログラムの関連も容易に理解され得
るようになる。
【0117】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラのシーケンスプログラム実行方法では、時間間欠の
プログラム属性をプログラム情報としてパラメータ設定
し、システムプログラムによる時間間欠プログラム有無
判別処理、時間初期化処理、時間間欠プログラム有無判
別処理、時間判別処理、時間間欠プログラム実行処理、
時間初期化処理と云う一連の処理ルーチンによって或る
特定シーケンスプログラムを時間基準で間欠実行するか
ら、ある特定シーケンスプログラムを時間基準で間欠実
行させるのに、シーケンスプログラム中にシーケンスプ
ログラムを時間基準で間欠実行させるプログラムコード
を記述する必要がなくなり、間欠実行時間の変更を容易
に行うことができるようになる。また、従来に比して、
シーケンスプログラムが簡単になり、シーケンスプログ
ラムの可読性が悪化することがなく、各シーケンスプロ
グラムの関連も容易に理解され得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるプログラマブルコントローラ
のハードウエア構成を示すブロック線図である。
【図2】 この発明によるプログラマブルコントローラ
で使用されるシステムプログラムの一部を示す説明図で
ある。
【図3】 システムプログラムの処理(ビット判別によ
る特定プログラム実行処理)のフローチャートである。
【図4】 (a)〜(c)はビット判別による特定プロ
グラム実行処理における動作図である。
【図5】 システムプログラムの処理(ワード判別によ
る特定プログラム実行処理)のフローチャートである。
【図6】 (a)〜(c)はワード判別による特定プロ
グラム実行処理における動作図である。
【図7】 システムプログラムの処理(周辺要求による
特定プログラム実行処理)のフローチャートである。
【図8】 (a)〜(c)は周辺要求による特定プログ
ラム実行処理における動作図である。
【図9】 システムプログラムの処理(プログラミング
実行回数基準のプログラム間欠実行処理)のフローチャ
ートである。
【図10】 (a)〜(c)はプログラミング実行回数
基準のプログラム間欠実行処理における動作図である。
【図11】 システムプログラムの処理(時間基準のプ
ログラム間欠実行処理)のフローチャートである。
【図12】 (a)〜(c)は時間基準のプログラム間
欠実行処理における動作図である。
【図13】 従来技術のプログラマブルコントローラの
ハードウエア構成を示すブロック線図である。
【図14】 従来のプログラマブルコントローラにおけ
るシステムプログラム処理のフローチャートである。
【図15】 (a)〜(c)は従来のプログラマブルコ
ントローラにおけるプログラム実行処理の動作図であ
る。
【図16】 (a)〜(d)は従来のプログラマブルコ
ントローラにおけるビット判別による特定プログラム実
行処理のためのシーケンスプログラム例を示すラダー図
である。
【図17】 (a)〜(d)は従来のプログラマブルコ
ントローラにおけるワード判別による特定プログラム実
行処理のためのシーケンスプログラム例を示すラダー図
である。
【図18】 (a)〜(d)は従来のプログラマブルコ
ントローラにおける周辺要求による特定プログラム実行
処理のためのシーケンスプログラム例を示すラダー図で
ある。
【図19】 (a)〜(d)は従来のプログラマブルコ
ントローラにおける回数基準のプログラム間欠実行処理
のためのシーケンスプログラム例を示すラダー図であ
る。
【図20】 (a)〜(d)は従来のプログラマブルコ
ントローラにおける時間基準のプログラム間欠実行処理
のためのシーケンスプログラム例を示すラダー図であ
る。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ,2 CPU,3 シ
ステムプログラムメモリ,4 デバイスメモリ,5 ユ
ーザデータメモリ,6 通信バッファ,7 外部周辺機
器,8 パラメータ格納部,9 シーケンスプログラム
格納部,11プログラム情報テーブル,12 システム
プログラム,13 ビット判別による特定プログラム実
行処理部,14 ワード判別による特定プログラム実行
処理部,15 外部周辺機器よりの要求による特定プロ
グラム実行処理部,16 プログラミング実行回数基準
のプログラム間欠実行処理部,17 時間基準のプログ
ラム間欠実行処理部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラにおいて、 プログラム情報としてプログラム属性にビット判別によ
    り実行するシーケンスプログラムであることを示す属性
    を有し、プログラム属性、およびビット判別によるプロ
    グラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をパラメ
    ータ設定されるプログラム情報テーブルを有し、システ
    ムプログラムの実行により前記プログラム情報テーブル
    のプログラム情報を参照してビット判別プログラム有無
    判別処理、デバイスメモリからのビットデバイスデータ
    取得処理、ビット判別プログラム実行処理と云う一連の
    処理ルーチンを行うことにより、ビットデバイスのオン
    /オフの状態に応じて或る特定シーケンスプログラムの
    実行有無を切り換ることを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラ。
  2. 【請求項2】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラにおいて、 プログラム情報としてプログラム属性にワード判別によ
    り実行するシーケンスプログラムであることを示す属性
    を有し、プログラム属性、およびワード判別によるプロ
    グラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をパラメ
    ータ設定されるプログラム情報テーブルを有し、システ
    ムプログラムの実行により前記プログラム情報テーブル
    のプログラム情報を参照してワード判別プログラム有無
    判別処理、デバイスメモリからのワードデバイスデータ
    取得処理、ワードデバイスデータ判別処理、ワード判別
    プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンを行うこ
    とにより、ワードデバイスの値の状態に応じて或る特定
    シーケンスプログラムの実行有無を切り換えることを特
    徴とするプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラにおいて、 プログラム情報としてプログラム属性に周辺要求により
    実行するシーケンスプログラムであることを示す属性を
    有し、そのプログラム属性をパラメータ設定されるプロ
    グラム情報テーブルを有し、システムプログラムの実行
    により前記プログラム情報テーブルのプログラム情報を
    参照して周辺要求プログラム有無判別処理、通信バッフ
    ァからの周辺要求取得処理、周辺要求判別処理、周辺要
    求プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンを行
    い、外部周辺機器からの実行/非実行要求に応じて或る
    特定シーケンスプログラムの実行有無を切り換えること
    を特徴とするプログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラにおいて、 プログラム情報としてプログラム属性にプログラムの実
    行回数に応じて実行するシーケンスプログラムであるこ
    とを示す属性を有し、そのプログラム属性をパラメータ
    設定されるプログラム情報テーブルを有し、システムプ
    ログラムの実行により前記プログラム情報テーブルのプ
    ログラム情報を参照して回数間欠プログラム有無判別処
    理、回数初期化処理、回数間欠プログラム有無判別処
    理、回数判別処理、回数間欠プログラム実行処理、回数
    初期化処理、回数更新処理と云う一連の処理ルーチンを
    行うことにより、或る特定シーケンスプログラムを回数
    基準で間欠実行することを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラ。
  5. 【請求項5】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラにおいて、 プログラム情報としてプログラム属性に時間に応じて実
    行するシーケンスプログラムであることを示す属性を設
    け、そのプログラム属性をパラメータ設定されるプログ
    ラム情報テーブルを有し、システムプログラムの実行に
    より前記プログラム情報テーブルのプログラム情報を参
    照して時間間欠プログラム有無判別処理、時間初期化処
    理、時間間欠プログラム有無判別処理、時間判別処理、
    時間間欠プログラム実行処理、時間初期化処理と云う一
    連の処理ルーチンを行い、或る特定シーケンスプログラ
    ムを時間基準で間欠実行することを特徴とするプログラ
    マブルコントローラ。
  6. 【請求項6】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラのシーケンスプログラム実行方法において、 プログラム情報としてプログラム属性にビット判別によ
    り実行するシーケンスプログラムであることを示す属性
    を設け、そのプログラム属性、およびビット判別による
    プログラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をプ
    ログラム情報としてパラメータ設定し、システムプログ
    ラムによるビット判別プログラム有無判別処理、デバイ
    スメモリからのビットデバイスデータ取得処理、ビット
    判別プログラム実行処理と云う一連の処理ルーチンによ
    り、ビットデバイスのオン/オフの状態に応じて或る特
    定シーケンスプログラムの実行有無を切り換えられるよ
    うにしたことを特徴とするプログラマブルコントローラ
    のシーケンスプログラム実行方法。
  7. 【請求項7】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラのシーケンスプログラム実行方法において、 プログラム情報としてプログラム属性にワード判別によ
    り実行するシーケンスプログラムであることを示す属性
    を設け、そのプログラム属性、およびワード判別による
    プログラム実行有無判別対象のデバイス、実行条件をプ
    ログラム情報としてパラメータ設定し、システムプログ
    ラムによるワード判別プログラム有無判別処理、デバイ
    スメモリからのワードデバイスデータ取得処理、ワード
    デバイスデータ判別処理、ワード判別プログラム実行処
    理と云う一連の処理ルーチンにより、ワードデバイスの
    値の状態に応じて或る特定シーケンスプログラムの実行
    有無を切り換えられるようにしたことを特徴とするプロ
    グラマブルコントローラのシーケンスプログラム実行方
    法。
  8. 【請求項8】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラのシーケンスプログラム実行方法において、 プログラム情報としてプログラム属性に周辺要求により
    実行するシーケンスプログラムであることを示す属性を
    設け、そのプログラム属性をプログラム情報としてパラ
    メータ設定し、システムプログラムによる周辺要求プロ
    グラム有無判別処理、通信バッファからの周辺要求取得
    処理、周辺要求判別処理、周辺要求プログラム実行処理
    と云う一連の処理ルーチンにより、外部周辺機器からの
    実行/非実行要求に応じて或る特定シーケンスプログラ
    ムの実行有無を切り換えられるようにしたことを特徴と
    するプログラマブルコントローラのシーケンスプログラ
    ム実行方法。
  9. 【請求項9】 複数個のシーケンスプログラムを連続し
    て繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコン
    トローラのシーケンスプログラム実行方法において、 プログラム情報としてプログラム属性にプログラムの実
    行回数に応じて実行するシーケンスプログラムであるこ
    とを示す属性を設け、そのプログラム属性をプログラム
    情報としてパラメータ設定し、システムプログラムによ
    る回数間欠プログラム有無判別処理、回数初期化処理、
    回数間欠プログラム有無判別処理、回数判別処理、回数
    間欠プログラム実行処理、回数初期化処理、回数更新処
    理と云う一連の処理ルーチンにより、或る特定シーケン
    スプログラムを回数基準で間欠実行することを特徴とす
    るプログラマブルコントローラのシーケンスプログラム
    実行方法。
  10. 【請求項10】 複数個のシーケンスプログラムを連続
    して繰り返し実行させることが可能なプログラマブルコ
    ントローラのシーケンスプログラム実行方法において、 プログラム情報としてプログラム属性に時間に応じて実
    行するシーケンスプログラムであることを示す属性を設
    け、そのプログラム属性をプログラム情報としてパラメ
    ータ設定し、システムプログラムによる時間間欠プログ
    ラム有無判別処理、時間初期化処理、時間間欠プログラ
    ム有無判別処理、時間判別処理、時間間欠プログラム実
    行処理、時間初期化処理と云う一連の処理ルーチンによ
    り、或る特定シーケンスプログラムを時間基準で間欠実
    行することを特徴とするプログラマブルコントローラの
    シーケンスプログラム実行方法。
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WO2001065325A1 (fr) * 2000-03-01 2001-09-07 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Procede et dispositif de communication de messages pour controleur programmable
US6850993B2 (en) * 1999-01-25 2005-02-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Peripheral device for programmable controller
JP2021071864A (ja) * 2019-10-30 2021-05-06 ファナック株式会社 プログラマブルコントローラ

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