JPH10326070A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10326070A
JPH10326070A JP9135020A JP13502097A JPH10326070A JP H10326070 A JPH10326070 A JP H10326070A JP 9135020 A JP9135020 A JP 9135020A JP 13502097 A JP13502097 A JP 13502097A JP H10326070 A JPH10326070 A JP H10326070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
detected
heat roller
timing
control temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9135020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3571175B2 (ja
Inventor
Takashi Nishizawa
孝 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP13502097A priority Critical patent/JP3571175B2/ja
Publication of JPH10326070A publication Critical patent/JPH10326070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3571175B2 publication Critical patent/JP3571175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント命令受信時の制御効率を向上させ
る。 【解決手段】 エンジンドライバ40が、ヒートローラ
10aの最高温となりうる部位と最低温となりうる部位
にそれぞれ接触(又は近接)させて配置されたサーミス
タ41,42によってヒートローラ10aの2箇所の温
度検出を行ない、プリント命令受信時にその2箇所の検
出温度によってポリゴンモータの起動タイミングを切り
替えることにより、上記各検出温度がプリント時制御温
度に達するタイミングとポリゴンモータの回転数が定常
回転数に達するタイミングを一致させる。また、プリン
ト命令受信時に上記各検出温度によって給紙動作の開始
タイミングを切り替えることにより、上記各検出温度が
プリント時制御温度に達するタイミングと用紙の先端が
レジストローラ対(感光体直前の所定位置)に達するタ
イミングとを一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザプリンタ
等の光プリンタ,デジタル複写機,ファクシミリ装置,
あるいはそれらを統合した複合機等の電子写真方式を用
いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ等の画像形成装置では、
感光体上を帯電手段によって一様に帯電させた後、レー
ザ書込手段によって、画像データに応じてレーザダイオ
ードをオン・オフ発光させると共に、その画像データの
解像度に応じた回転数でポリゴンモータを回転させるこ
とにより、レーザダイオードから射出されるレーザ光を
ポリゴンモータによって回転されるポリゴンミラーによ
って偏向走査させ、感光体の帯電面に照射して静電潜像
を形成させる。
【0003】その後、感光体上の静電潜像を現像手段に
よりトナーを付着させて現像してトナー画像を形成さ
せ、そのトナー画像を給紙手段によって用紙収納部から
給紙させた用紙上に転写手段によって転写させた後、そ
の用紙を定着手段に送り込んでヒータを有するヒートロ
ーラによって用紙上のトナー画像を熱定着させた後、そ
の用紙を機外の排紙トレイに排紙する。
【0004】このような画像形成装置(電子写真装置)
として、例えば特開平5−2298号公報に見られるよ
うに、ポリゴンモータを起動した後、その回転数が定常
回転数(画像データの解像度に応じた回転数)に達する
時刻を検出し、その検出時刻を基準として用紙搬送手段
(給紙手段)を駆動することにより、ファーストプリン
トを早めるようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな静電写真プロセスによる画像形成装置では、プリン
ト動作(画像形成動作)中は定着手段のヒートローラの
表面温度(定着温度)が最適温度(プリント時制御温
度)を保持するように温度制御を行なう必要があるが、
プリント命令を受信した後、定着温度がプリント時制御
温度に達するまでの時間は電源投入直後や動作直後等で
は異なるため、例えば以下の(1)〜(3)に示すよう
な問題がある。
【0006】(1)電源投入によりヒートローラ内のヒ
ータへの通電を開始させ、その直後にプリント命令を受
信してポリゴンモータを起動させると、定着温度がプリ
ント時制御温度に達する前にポリゴンモータの回転数が
定常回転数に達するが、その時点から定着温度がプリン
ト時制御温度に達するまではポリゴンモータが空回りし
続けることになるため、電力が無駄に消費され、ポリゴ
ンモータの寿命も短くなる。
【0007】(2)待機時には無駄な電力消費を避ける
ため、定着温度をプリント時制御温度より若干低い待機
時制御温度になるように制御するが、プリント動作を行
なった直後に再びプリント命令を受信してポリゴンモー
タを起動させるような場合は、ポリゴンモータの回転数
が定常回転数に達する前に定着温度がプリンタ時制御温
度に達する。そのため、その時点からポリゴンモータの
回転数が定常回転数に達するまでは、定着温度がプリン
ト時制御温度を維持するようにヒートローラ内のヒータ
への通電が制御されるため、やはり電力が無駄に消費さ
れ、ヒータの寿命も短くなる。
【0008】(3)プリント命令を受信した時に、定着
温度がプリント時制御温度に達していない時には、その
プリント時制御温度に達するのを待って給紙手段による
給紙動作を開始するようにしているが、用紙収納部から
感光体と転写手段との間の画像転写位置までの距離が長
いほど、プリント動作が終了するまでに多くの時間がか
かってしまう。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置において、プリント命令受信時の
制御効率を高め、電力消費の節減及びポリゴンモータや
ヒートローラ内のヒータの高寿命化を図ること、および
ファーストプリントの高速化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、感光体上を一様に帯電する帯電手段と、
画像データに応じてレーザダイオードをオン・オフ発光
させると共に、上記画像データの解像度に応じた定常回
転数でポリゴンモータを回転させることにより、レーザ
ダイオードから射出されるレーザ光をポリゴンモータに
よって回転されるポリゴンミラーによって偏向走査し、
帯電手段による感光体の帯電面に照射して静電潜像を形
成させるレーザ書込手段と、該手段によって感光体上に
形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー画像
を形成させる現像手段と、用紙収納部より用紙を給紙す
る給紙手段と、現像手段によって感光体上に形成された
トナー画像を給紙手段によって給紙された用紙上に転写
する転写手段と、該手段によって用紙上に転写されたト
ナー画像を内部にヒータを有するヒートローラにより熱
定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、以
下の手段を設けたものである。
【0011】請求項1の発明は、ヒートローラの最高温
となりうる部位に接触又は近接させて第1の温度検出素
子を、最低温となりうる部位に接触又は近接させて第2
の温度検出素子をそれぞれ配置し、その第1,第2の温
度検出素子によってヒートローラの2箇所の温度検出を
行ない、プリント命令受信時にその2箇所の検出温度に
よってポリゴンモータの起動タイミングを切り替えるプ
リント命令受信時処理手段を設けたものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、プリント命令受信時処理手段を、第1,第
2の温度検出素子による検出温度差と予め設定された判
定値とを比較して、該検出温度差が該判定値より小さい
時には、直ちにポリゴンモータを起動した後、その回転
数が定常回転数に達するタイミングと第1,第2の温度
検出素子による検出温度が予め設定されたプリント時制
御温度に達するタイミングとが一致するように、必要な
時間だけ待ってヒートローラの表面温度の設定を待機時
制御温度から該温度より高いプリント時制御温度に切り
替え、第1,第2の温度検出素子による検出温度差が上
記判定値以上ある時には、ヒートローラの表面温度の設
定を待機時制御温度からプリント時制御温度に切り替え
た後、ポリゴンモータの回転数が定常回転数に達するタ
イミングと第1,第2の温度検出素子による検出温度が
プリント時制御温度に達するタイミングとが一致するよ
うに、第1又は第2の温度検出素子による検出温度が必
要な温度に達した時にポリゴンモータを起動する手段と
したものである。
【0013】請求項3の発明は、ヒートローラの最高温
となりうる部位に接触又は近接させて第1の温度検出素
子を、最低温となりうる部位に接触又は近接させて第2
の温度検出素子をそれぞれ配置し、その第1,第2の温
度検出素子によってヒートローラの2箇所の温度検出を
行ない、プリント命令受信時にその2箇所の検出温度に
よって給紙手段による給紙動作の開始タイミングを切り
替えるプリント命令受信時処理手段を設けたものであ
る。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、プリント命令受信時処理手段を、第1,第
2の温度検出素子による検出温度差と予め設定された判
定値とを比較して、該検出温度差が該判定値より小さい
時には、直ちに給紙手段による給紙動作を開始した後、
用紙の先端が感光体の直前の所定位置に達するタイミン
グと第1,第2の温度検出素子による検出温度が予め設
定されたプリント時制御温度に達するタイミングとが一
致するように、必要な時間だけ待ってヒートローラの表
面温度の設定を待機時制御温度から該温度より高いプリ
ント時制御温度に切り替え、第1,第2の温度検出素子
による検出温度差が上記判定値以上ある時には、ヒート
ローラの表面温度の設定を待機時制御温度からプリント
時制御温度に切り替えた後、用紙の先端が感光体の直前
の所定位置に達するタイミングと第1,第2の温度検出
素子による検出温度がプリント時制御温度に達するタイ
ミングとが一致するように、第1又は第2の温度検出素
子による検出温度が必要な温度に達した時に給紙手段に
よる給紙動作を開始する手段としたものである。
【0015】請求項1,2の発明による画像形成装置で
は、ヒートローラの最高温となりうる部位と最低温とな
りうる部位にそれぞれ接触又は近接させて配置された第
1,第2の温度検出素子によってヒートローラの2箇所
の温度検出を行ない、プリント命令受信時にその2箇所
の検出温度によってポリゴンモータの起動タイミングを
切り替える。
【0016】例えば、第1,第2の温度検出素子による
検出温度差と予め設定された判定値とを比較して、該検
出温度差が該判定値より小さい時、つまり電源が投入さ
れてから比較的多くの時間が経過している時には、第
1,第2の温度検出素子による検出温度を短時間でプリ
ント時制御温度にすることができるため、直ちにポリゴ
ンモータを起動した後、その回転数が定常回転数に達す
るタイミングと第1,第2の温度検出素子による検出温
度がプリント時制御温度に達するタイミングとが一致す
るように、必要な時間だけ待ってヒートローラの表面温
度の設定を待機時制御温度からプリント時制御温度に切
り替える。
【0017】また、第1,第2の温度検出素子による検
出温度差が上記判定値以上ある時、つまり電源が投入さ
れてからあまり時間が経過していない時には、第1,第
2の温度検出素子による検出温度を短時間でプリント時
制御温度にすることができないため、ヒートローラの表
面温度の設定を待機時制御温度からプリント時制御温度
に切り替えた後、ポリゴンモータの回転数が定常回転数
に達するタイミングと第1,第2の温度検出素子による
検出温度がプリント時制御温度に達するタイミングとが
一致するように、第1又は第2の温度検出素子による検
出温度が必要な温度に達した時にポリゴンモータを起動
する。
【0018】このように、プリント命令受信時のポリゴ
ンモータの起動タイミングを第1,第2の温度検出素子
による検出温度によって切り替え、その各検出温度がプ
リント時制御温度に達する頃にポリゴンモータの回転数
が定常回転数に達するようにしたため、電力消費を節減
でき、またポリゴンモータやヒートローラ内のヒータの
寿命期間を延ばすことができる。
【0019】請求項2の発明による画像形成装置では、
ヒートローラの最高温となりうる部位と最低温となりう
る部位にそれぞれ接触又は近接させてそれぞれ配置され
た第1,第2の温度検出素子によってヒートローラの2
箇所の温度検出を行ない、プリント命令受信時にその2
箇所の検出温度によって給紙手段による給紙動作の開始
タイミングを切り替える。
【0020】例えば、第1,第2の温度検出素子による
検出温度差と予め設定された判定値とを比較して、該検
出温度差が該判定値より小さい時、つまり電源が投入さ
れてから比較的多くの時間が経過している時には、第
1,第2の温度検出素子による検出温度を短時間でプリ
ント時制御温度にすることができるため、直ちに給紙手
段による給紙動作を開始した後、用紙の先端が感光体の
直前の所定位置に達するタイミングと第1,第2の温度
検出素子による検出温度が予め設定されたプリント時制
御温度に達するタイミングとが一致するように、必要な
時間だけ待ってヒートローラの表面温度の設定を待機時
制御温度からプリント時制御温度に切り替える。
【0021】また、第1,第2の温度検出素子による検
出温度差が上記判定値以上ある時、つまり電源が投入さ
れてからあまり時間が経過していない時には、第1,第
2の温度検出素子による検出温度を短時間でプリント時
制御温度にすることができないため、ヒートローラの表
面温度の設定を待機時制御温度からプリント時制御温度
に切り替えた後、用紙の先端が感光体の直前の所定位置
に達するタイミングと第1,第2の温度検出素子による
検出温度がプリント時制御温度に達するタイミングとが
一致するように、第1又は第2の温度検出素子による検
出温度が必要な温度に達した時に給紙手段による給紙動
作を開始する。
【0022】このように、プリント命令受信時の給紙手
段による給紙動作の開始タイミングを第1,第2の温度
検出素子による検出温度によって切り替え、その各検出
温度がプリント時制御温度に達する頃に用紙の先端が感
光体の直前の所定位置に達するようにしたため、ファー
ストプリントにかかる時間を削減することができる。し
たがって、ファーストプリントを早め、ファーストプリ
ントの定着性を確保することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明を実施
したレーザプリンタの機構部の概略を示す構成図であ
る。
【0024】このレーザプリンタのプリンタ本体1は、
感光体ドラム2上を画像データ(ビデオデータ)に応じ
て光学的に走査するレーザ書込ユニット(レーザ書込手
段)3と、感光体ドラム2,帯電チャージャ(帯電手
段)4,現像ユニット(現像手段)5,転写チャージャ
(転写手段)6及びクリーニングユニット7等の画像形
成プロセスを行なうプロセスユニットとを備えている。
【0025】また、用紙を供給する給紙カセット(用紙
収納部)8,9と、現像ユニット5で現像されて用紙上
に転写されたトナー画像を加熱及び加圧して定着する定
着ユニット(定着手段)10と、定着ユニット10で定
着処理されて排紙路11を介して排紙される用紙を受け
る排紙トレイ12,13と、プリンタコントローラ3
9,エンジンドライバ40の各ボードとを備えている。
【0026】このレーザプリンタはまた、プリンタ本体
1の他にオプションとして備えられた大量給紙ユニット
(用紙収納部)14と、定着ユニット10で定着処理さ
れた片面に画像が形成された用紙を裏返して再度プロセ
スユニットに送り込んで両面に画像を形成するための反
転ユニット15とを有し、プリンタ本体1は反転ユニッ
ト15上に載置され、また大量給紙ユニット14も反転
ユニット15の側部に装着されている。
【0027】そして、給紙カセット8,9及び大量給紙
ユニット14には、それぞれ用紙を順次給紙するための
給紙コロ(給紙手段)16,17,18を設け、またプ
ロセスユニット内の感光体ドラム2の手前には、用紙と
感光体ドラム2上のトナー画像との用紙送り方向の位置
合わせ(縦レジスト調整)を行なうためのレジストロー
ラ対19を設けている。
【0028】このレーザプリンタは、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサ等のホスト装置から送られて
くる文字コード等のデータをプリンタコントローラ39
によって画像データに変換して、エンジンドライバ40
によってプリンタ本体1,大量給紙ユニット14及び反
転ユニット15の各部を制御して用紙上に画像を形成す
るものである。
【0029】つまり、プロセスユニット内の感光体ドラ
ム2を図示しないメインモータによって矢示方向に回転
させ、まず帯電チャージャ4からの放電によってその表
面を一様に帯電した後、詳細は後述するレーザ書込ユニ
ット3によって書き込み用の画像データに応じたレーザ
光を照射して、書き込み画像に応じた静電潜像を形成
し、現像ユニット5によってその静電潜像をトナーによ
り現像してトナー画像を形成する。
【0030】一方、選択された用紙に対応する給紙カセ
ット8,9及び大量給紙ユニット14の給紙コロ16,
17,18のうちのいずれかを駆動して用紙を給紙し、
この用紙の先端を図示しないレジストセンサで検知する
と、この検知結果に基づいて用紙の先端をレジストロー
ラ対19に押し当てて用紙のスキューを矯正し、駆動し
ている給紙コロ16,17又は18を一時停止して用紙
を待機させる。
【0031】そして、所定のタイミングで再度一時停止
している給紙コロ16,17又は18を駆動すると共に
レジストローラ対19を駆動して、用紙をプロセスユニ
ットの画像転写部に送り込み、この用紙を転写位置で感
光体ドラム2に接触させてトナー画像に重ね合わせ、所
定のタイミングで転写チャージャ6に所定の電圧を印加
してトナーを用紙側に引き付け、感光体ドラム2上のト
ナー画像を用紙上に転写する。
【0032】このように、給紙カセット8,9及び大量
給紙ユニット14から給紙された用紙をレジストローラ
対19で一時停止させた後、そのレジストローラ対19
を再駆動して転写部に送り込むことによって、感光体ド
ラム2上のトナー画像と用紙との相対的な位置の内の用
紙送り方向すなわち副走査方向の位置調整である縦レジ
スト調整を行なうことができる。
【0033】したがって、縦レジスト調整は、例えば感
光体ドラム2の回転に同期して出力されるパルスをカウ
ントし、このカウント値が基準値に補正値を加算した値
になったときにレジストローラ対19を駆動することに
よって行なうことができる。
【0034】感光体ドラム2から分離した用紙は、プロ
セスユニットから定着ユニット10に送り込まれ、その
定着ユニット10が内部にヒータを備えたヒートローラ
10aと加圧ローラ10bとによって用紙及びトナー画
像を加熱しながら加圧してトナー画像を用紙上に溶融定
着する処理を施し、この定着処理した用紙は排紙路11
を介して排紙トレイ12又は13に排紙され、あるいは
反転ユニット15に送り込まれて再給紙される。
【0035】また、転写工程を終了した感光体ドラム2
は、クリーニングユニット7によって残留トナーが除去
され、図示しない除電ランプの照射によって残留電荷が
消去されて次の画像形成プロセスに備える。
【0036】図3は、レーザ書込ユニット3の構成例を
示す斜視図である。このレーザ書込ユニット3におい
て、レーザダイオード(LD)22より射出されたレー
ザ光は、コリメートレンズ23により平行光束とされ、
次に形成するドット(画素密度)の大きさに応じたスリッ
トを持つアパーチャ24により余分なレーザ光がカット
される。
【0037】そのアパーチャ24により整形された平行
光束は、シリンダレンズ25により主走査方向の画像形
成用のレーザ光が感光体ドラム2上で所定の大きさにな
るように集光され、ポリゴンモータ26により回転され
るポリゴンミラー27で主走査方向(感光体ドラム2の
軸方向)Xに走査される。そして、一対のFθレンズ2
8により等角運動を等速運動にし、また像面湾曲を補正
する。
【0038】Fθレンズ28を通ったレーザ光は、反射
ミラー29により角度を変えられ、シリンダレンズ30
により副走査方向(感光体ドラム2の回転方向)Yの集
光がなされ、感光体ドラム2上に所定ビーム径でスポッ
ト状に結像される。
【0039】なお、感光体ドラム2上を走査する直前の
レーザ光は、ミラー31及びシリンダレンズ32を介し
て光ファイバ33に入射された後、図2のエンジンドラ
イバ40に備えられたフォトダイオード等の同期検知セ
ンサ(同期検知器)34で検知される。そして、エンジ
ンドライバ40が同期検知センサ34からの検知信号を
用い、1走査毎に画像形成用レーザ光の発光開始タイミ
ングを制御する。
【0040】図1は、このレーザプリンタにおける要部
構成例を示す回路図である。定着ユニット10は、発熱
源となるハロゲンランプ(ヒータ)10cを内蔵するヒ
ートローラ10aと用紙裏面から押し当てを行なう加圧
ローラ10bとによって構成されている。
【0041】ヒートローラ10aは構成上、その表面の
軸方向の中央部が最高温になるため、図4に示すよう
に、その部位に主たるサーミスタ41(第1の温度検出
素子)を接触させて配置している。また、ヒートローラ
10a表面の最低温となりうる部位、つまりその軸方向
の端部にサーミスタ42(第2の温度検出素子)を接触
させて配置している。なお、ヒートローラ10aの最高
温となりうる部位と最低温となりうる部位にそれぞれサ
ーミスタ41,42を近接させて配置するようにしても
よい。
【0042】エンジンドライバ40は、A/Dコンバー
タ40aを備えたマイクロコンピュータを用いており、
電源が投入された時にANDゲート45を介して交流電
源(低圧電源)46へのヒータ制御信号をハイレベル
“H”にし、交流電源46からヒートローラ10a内の
ハロゲンランプ10cへの通電をオンにした後、サーミ
スタ41,42を用いてヒートローラ10aの2箇所の
温度を検出し、以下の制御を行なう。
【0043】すなわち、電源投入によりハロゲンランプ
10cへの通電がオン状態になると、ヒートローラ10
a表面が軸方向の中央部から徐々に両端部に向けて加熱
されていき、サーミスタ41,42による各検出温度が
待機時制御温度に達した時に、交流電源46へのヒータ
制御信号をローレベル“L”にしてハロゲンランプ10
cへの通電をオフにする。
【0044】その後、サーミスタ41による検出温度が
待機時制御温度より小さくなった時に、交流電源46へ
のヒータ制御信号を再びハイレベル“H”にしてハロゲ
ンランプ10cへの通電をオンにし、サーミスタ41に
よる検出温度が待機時制御温度に達した時に、交流電源
46へのヒータ制御信号を再びローレベル“L”にして
ハロゲンランプ10cへの通電をオフにし、以後上述の
制御を繰り返す。
【0045】また、プリンタコントローラ39からプリ
ント命令を受信した時には、ヒートローラ10aの表面
温度(定着温度)の設定を待機時制御温度からそれより
若干高いプリント時制御温度に切り替え(後述するタイ
ミングで切り替える)、最初はサーミスタ41による検
出温度がプリント時制御温度より小さいため、交流電源
46へのヒータ制御信号をハイレベル“H”にしてハロ
ゲンランプ10cへの通電をオンにし、サーミスタ41
による検出温度がプリント時制御温度に達した時に、交
流電源46へのヒータ制御信号を“L”にしてハロゲン
ランプ10cへの通電をオフにし、以後上述の制御を繰
り返す。
【0046】さらに、プリンタコントローラ39からプ
リント命令を受信した時に、サーミスタ41,42によ
る検出温度によって図3に示したポリゴンモータ26の
起動タイミングあるいは図2に示した給紙コロ16,1
7,又は18による給紙動作の開始タイミングを切り替
える処理(後述する)も行なう。さらにまた、プリンタ
コントローラ39からの画像データに応じてレーザダイ
オード22をオン・オフ発光させると共に、その画像デ
ータの解像度に応じた定常回転数でポリゴンモータ26
を回転させる制御も行なう。
【0047】ここで、サーミスタ41,42による温度
検出は次のようにして行なう。すなわち、サーミスタ4
1と抵抗43による分圧値とサーミスタ42と抵抗44
による分圧値をA/Dコンバータ40aによってデジタ
ル値として読み込み、予め設定された特性表より換算し
てヒートローラ10aの2箇所の温度を求める。
【0048】なお、コンパレータ47は、ヒートローラ
10aの異常高温時に、交流電源46へのヒータ制御信
号をカットするため、つまりそのヒータ制御信号を強制
的にオフにしてヒートローラ10a内のハロゲンランプ
10cへの通電をオフにするために使用する。
【0049】図5は、エンジンドライバ40による請求
項1の発明に係るプリント命令受信時の処理ルーチンの
一例を示すフローチャートである。この場合、エンジン
ドライバ40は請求項1,2のプリント命令受信時処理
手段としての機能を果たす。
【0050】エンジンドライバ40は、待機時にはサー
ミスタ41による検出温度がプリント時制御温度Tpよ
り若干低い待機時制御温度Twになるように、ヒートロ
ーラ10a内のハロゲンランプ10cへの通電を制御
し、プリンタコントローラ39からプリント命令を受信
した時に、図5に示すように、まずサーミスタ41によ
る検出温度(ヒートローラ10aの中央部の温度)Ta
とサーミスタ42による検出温度(ヒートローラ10a
の端部の温度)Tbを読み込む。
【0051】そして、サーミスタ41,42による検出
温度Ta,Tbの差と予め設定された判定値ΔTsとを
比較して、サーミスタ41,42による検出温度Ta,
Tbの差が判定値ΔTsより小さい時には、直ちにポリ
ゴンモータ26を起動した後、その回転数が定常回転数
(画像データの解像度に応じた回転数)に達するタイミ
ングとサーミスタ41,42による検出温度Ta,Tb
がプリント時制御温度Tpに達するタイミングとが一致
するように、定着温度の設定を待機時制御温度Twから
プリント時制御温度Tpに切り替える時間(必要な待ち
時間)を設定し、その設定時間を経過した時に定着温度
の設定を待機時制御温度Twからプリント時制御温度T
pに切り替える。
【0052】一方、サーミスタ41,42による検出温
度Ta,Tbの差が判定値ΔTs以上ある時には、定着
温度の設定を待機時制御温度Twからプリント時制御温
度Tpに切り替えた後、サーミスタ41による検出温度
Taをモニタし、ポリゴンモータ26の回転数が定常回
転数に達するタイミングとサーミスタ41,42による
検出温度Ta,Tbがプリント時制御温度Tpに達する
タイミングとが一致するように、サーミスタ41による
検出温度Ta(サーミスタ42による検出温度Tbでも
よい)が必要な温度Tsに達した時にポリゴンモータ2
6を起動する。
【0053】このように、エンジンドライバ40が、ヒ
ートローラ10aの最高温となりうる部位と最低温とな
りうる部位にそれぞれ接触(又は近接)させて配置され
た各サーミスタ41,42によってヒートローラ10a
の2箇所の温度検出を行ない、プリント命令受信時にそ
の2箇所の検出温度によってポリゴンモータ26の起動
タイミングを切り替えることにより、サーミスタ41,
42による検出温度がプリント時制御温度に達するタイ
ミングとポリゴンモータ26の回転数が定常回転数に達
するタイミングとを一致させることができるため、電力
消費を節減でき、またポリゴンモータ26やハロゲンラ
ンプ10cの寿命期間を延ばすことができる。
【0054】図6は、エンジンドライバ40による請求
項2の発明に係るプリント命令受信時の処理ルーチンの
一例を示すフローチャートである。この場合、エンジン
ドライバ40は請求項3,4のプリント命令受信時処理
手段としての機能を果たす。
【0055】エンジンドライバ40は、待機時にはサー
ミスタ41による検出温度がプリント時制御温度Tpよ
り若干低い待機時制御温度Twになるように、ヒートロ
ーラ10a内のハロゲンランプ10cへの通電を制御
し、プリンタコントローラ39からプリント命令を受信
した時に、図6に示すように、まずサーミスタ41によ
る検出温度Taとサーミスタ42による検出温度Tbを
読み込む。
【0056】そして、サーミスタ41,42による検出
温度Ta,Tbの差と予め設定された判定値ΔTs1と
を比較して、サーミスタ41,42による検出温度T
a,Tbの差が判定値ΔTs1より小さい時には、直ち
に給紙コロ16,17,又は18による給紙動作を開始
(図示しない給紙モータを起動)した後、用紙の先端が
レジストローラ対19(感光体ドラム2の直前の所定位
置)に到達するタイミングとサーミスタ41,42によ
る検出温度Ta,Tbがプリント時制御温度Tpに達す
るタイミングとが一致するように、定着温度の設定を待
機時制御温度Twからプリント時制御温度Tpに切り替
える時間(必要な待ち時間)を設定し、その設定時間を
経過した時に定着温度の設定を待機時制御温度Twから
プリント時制御温度Tpに切り替える。
【0057】一方、サーミスタ41,42による検出温
度Ta,Tbの差が判定値ΔTs1以上ある時には、定
着温度の設定を待機時制御温度Twからプリント時制御
温度Tpに切り替えた後、サーミスタ41による検出温
度Taをモニタし、用紙の先端がレジストローラ対19
に到達するタイミングとサーミスタ41,42による検
出温度Ta,Tbがプリント時制御温度Tpに達するタ
イミングとが一致するように、サーミスタ41による検
出温度Ta(サーミスタ42による検出温度Tbでもよ
い)が必要な温度Ts1に達した時に給紙動作を開始す
る。
【0058】このように、エンジンドライバ40が、ヒ
ートローラ10aの最高温となりうる部位と最低温とな
りうる部位にそれぞれ接触(又は近接)させて配置され
た各サーミスタ41,42によってヒートローラ10a
の2箇所の温度検出を行ない、プリント命令受信時にそ
の2箇所の検出温度によって給紙動作の開始タイミング
を切り替えることにより、サーミスタ41,42による
検出温度がプリント時制御温度に達するタイミングと用
紙の先端がレジストローラ対19に到達するタイミング
とを一致させることができるため、ファーストプリント
にかかる時間を削減することができる。したがって、フ
ァーストプリントを早め、ファーストプリントの定着性
を確保することができる。
【0059】以上、この発明をレーザプリンタに適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、LEDプリンタ,液晶シャッタプリンタ等の他の光
プリンタには勿論、デジタル複写機,ファクシミリ装
置,あるいはそれらを統合した複合機等の電子写真方式
を用いた各種の画像形成装置に適用し得るものである。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、電力消費の節減及びポリゴンモータやヒー
トローラ内のヒータの高寿命化を図ることができる。ま
た、請求項2の発明によれば、ファーストプリントの高
速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したレーザプリンタにおける要部構成
例を示す回路図である。
【図2】この発明を実施したレーザプリンタの機構部の
概略を示す構成図である。
【図3】図2のレーザ書込ユニット3の構成例を示す斜
視図である。
【図4】図1のヒートローラ10aとサーミスタ41,
42との位置関係を示す図である。
【図5】図1のエンジンドライバ40による請求項1の
発明に係るプリント命令受信時の処理ルーチンの一例を
示すフロー図である。
【図6】同じく請求項2の発明に係るプリント命令受信
時の処理ルーチンの一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:レーザプリンタ本体 2:感光体ドラム 3:レーザ書込ユニット 8,9:給紙カセット 10:定着ユニット 10a:ヒートローラ 10c:ハロゲンランプ 16,17,18:給紙コロ 14:大量給紙ユニット 19:レジストローラ対 22:レーザダイオード 26:ポリゴンモータ 27:ポリゴンミラー 39:プリンタコントローラ 40:エンジンドライバ 41,42:サーミスタ 43,44:抵抗 45:ANDゲート 46:交流電源 47:コンパレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上を一様に帯電する帯電手段と、
    画像データに応じてレーザダイオードをオン・オフ発光
    させると共に、前記画像データの解像度に応じた定常回
    転数でポリゴンモータを回転させることにより、前記レ
    ーザダイオードから射出されるレーザ光を前記ポリゴン
    モータによって回転されるポリゴンミラーによって偏向
    走査し、前記帯電手段による前記感光体の帯電面に照射
    して静電潜像を形成させるレーザ書込手段と、該手段に
    よって前記感光体上に形成された静電潜像をトナーによ
    り現像してトナー画像を形成させる現像手段と、用紙収
    納部より用紙を給紙する給紙手段と、前記現像手段によ
    って前記感光体上に形成されたトナー画像を前記給紙手
    段によって給紙された用紙上に転写する転写手段と、該
    手段によって前記用紙上に転写されたトナー画像を内部
    にヒータを有するヒートローラにより熱定着する定着手
    段とを備えた画像形成装置において、 前記ヒートローラの最高温となりうる部位に接触又は近
    接させて第1の温度検出素子を、最低温となりうる部位
    に接触又は近接させて第2の温度検出素子をそれぞれ配
    置し、その第1,第2の温度検出素子によって前記ヒー
    トローラの2箇所の温度検出を行ない、プリント命令受
    信時にその2箇所の検出温度によって前記ポリゴンモー
    タの起動タイミングを切り替えるプリント命令受信時処
    理手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プリント命令受信時処理手段が、前
    記第1,第2の温度検出素子による検出温度差と予め設
    定された判定値とを比較して、該検出温度差が該判定値
    より小さい時には、直ちに前記ポリゴンモータを起動し
    た後、その回転数が前記定常回転数に達するタイミング
    と前記第1,第2の温度検出素子による検出温度が予め
    設定されたプリント時制御温度に達するタイミングとが
    一致するように、必要な時間だけ待って前記ヒートロー
    ラの表面温度の設定を待機時制御温度から該温度より高
    い前記プリント時制御温度に切り替え、前記第1,第2
    の温度検出素子による検出温度差が前記判定値以上ある
    時には、前記ヒートローラの表面温度の設定を前記待機
    時制御温度から前記プリント時制御温度に切り替えた
    後、前記ポリゴンモータの回転数が前記定常回転数に達
    するタイミングと前記第1,第2の温度検出素子による
    検出温度が前記プリント時制御温度に達するタイミング
    とが一致するように、前記第1又は第2の温度検出素子
    による検出温度が必要な温度に達した時に前記ポリゴン
    モータを起動する手段であることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 感光体上を一様に帯電する帯電手段と、
    画像データに応じてレーザダイオードをオン・オフ発光
    させると共に、前記画像データの解像度に応じた定常回
    転数でポリゴンモータを回転させることにより、前記レ
    ーザダイオードから射出されるレーザ光を前記ポリゴン
    モータによって回転されるポリゴンミラーによって偏向
    走査し、前記帯電手段による前記感光体の帯電面に照射
    して静電潜像を形成させるレーザ書込手段と、該手段に
    よって前記感光体上に形成された静電潜像をトナーによ
    り現像してトナー画像を形成させる現像手段と、用紙収
    納部より用紙を給紙する給紙手段と、前記現像手段によ
    って前記感光体上に形成されたトナー画像を前記給紙手
    段によって給紙された用紙上に転写する転写手段と、該
    手段によって前記用紙上に転写されたトナー画像を内部
    にヒータを有するヒートローラにより熱定着する定着手
    段とを備えた画像形成装置において、 前記ヒートローラの最高温となりうる部位に接触又は近
    接させて第1の温度検出素子を、最低温となりうる部位
    に接触又は近接させて第2の温度検出素子をそれぞれ配
    置し、その第1,第2の温度検出素子によって前記ヒー
    トローラの2箇所の温度検出を行ない、プリント命令受
    信時にその2箇所の検出温度によって前記給紙手段によ
    る給紙動作の開始タイミングを切り替えるプリント命令
    受信時処理手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プリント命令受信時処理手段が、前
    記第1,第2の温度検出素子による検出温度差と予め設
    定された判定値とを比較して、該検出温度差が該判定値
    より小さい時には、直ちに前記給紙手段による給紙動作
    を開始した後、用紙の先端が前記感光体の直前の所定位
    置に達するタイミングと前記第1,第2の温度検出素子
    による検出温度が予め設定されたプリント時制御温度に
    達するタイミングとが一致するように、必要な時間だけ
    待って前記ヒートローラの表面温度の設定を待機時制御
    温度から該温度より高い前記プリント時制御温度に切り
    替え、前記第1,第2の温度検出素子による検出温度差
    が前記判定値以上ある時には、前記ヒートローラの表面
    温度の設定を前記待機時制御温度から前記プリント時制
    御温度に切り替えた後、用紙の先端が前記感光体の直前
    の所定位置に達するタイミングと前記第1,第2の温度
    検出素子による検出温度が前記プリント時制御温度に達
    するタイミングとが一致するように、前記第1又は第2
    の温度検出素子による検出温度が必要な温度に達した時
    に前記給紙手段による給紙動作を開始する手段であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP13502097A 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3571175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13502097A JP3571175B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13502097A JP3571175B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10326070A true JPH10326070A (ja) 1998-12-08
JP3571175B2 JP3571175B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=15142063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13502097A Expired - Fee Related JP3571175B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3571175B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208476A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208476A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3571175B2 (ja) 2004-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7570896B2 (en) Fixing apparatus and image forming apparatus including the same
JP4187672B2 (ja) 光ビーム走査ユニット及び画像形成装置
JP7114243B2 (ja) 画像形成装置
US7006773B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, and fixing device thereof
KR940007965B1 (ko) 화상기록장치 및 그의 작동방법
JP3946885B2 (ja) 画像定着装置及び画像定着方法
JP3571175B2 (ja) 画像形成装置
US6941087B2 (en) Image forming apparatus and initialization control method therefor
JP2005070119A (ja) 画像形成装置
US8761625B2 (en) Fixing device, control method for the same, and image forming apparatus
JP2001287404A (ja) 画像形成装置
JP2001125473A (ja) 画像形成装置
JPH07181830A (ja) 画像形成装置
JP2003280447A (ja) 画像形成装置
JP2005134449A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2582376B2 (ja) 画像形成装置
JPH07199721A (ja) 画像形成装置
JP4338474B2 (ja) 定着装置,画像形成装置,定着装置の制御方法
JP2008026792A (ja) 画像形成装置
JP2003186342A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH10198215A (ja) 画像形成装置
JP2005055527A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2005049621A (ja) 画像形成装置,その制御方法
JP2002067377A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JPH07129027A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040623

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070702

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees