JPH10324848A - 固定要素固着用接着剤 - Google Patents

固定要素固着用接着剤

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JPH10324848A
JPH10324848A JP14988797A JP14988797A JPH10324848A JP H10324848 A JPH10324848 A JP H10324848A JP 14988797 A JP14988797 A JP 14988797A JP 14988797 A JP14988797 A JP 14988797A JP H10324848 A JPH10324848 A JP H10324848A
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JP
Japan
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capsule
hydraulic component
capsules
inorganic
fixing element
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JP14988797A
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Michio Kimura
三千夫 木村
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Nippon Decoluxe KK
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Nippon Decoluxe KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/06Inhibiting the setting, e.g. mortars of the deferred action type containing water in breakable containers ; Inhibiting the action of active ingredients
    • C04B40/0641Mechanical separation of ingredients, e.g. accelerator in breakable microcapsules
    • C04B40/065Two or more component mortars

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後付けするボルト、異形棒鋼等の太さに容
易に対応でき、しかも水硬性成分と活性化液の混合比に
特別な意を用いることの必要の無い低廉な固定要素固着
用接着剤を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の袋内に無機系水硬性成分を
充填し開放端を封止した無機系水硬性成分カプセルと、
合成樹脂製の袋内に前記無機系水硬性成分と反応し固化
させる活性化液を充填し開放端を封止した活性化液カプ
セルとからなることを特徴とし、骨材成分が無機系水硬
性成分カプセルもしくは活性化液カプセル又は双方に混
入されていることを特徴とし、さらに所望数の無機系水
硬性成分カプセル及び活性化液カプセルを、合成樹脂製
のフィルムにより包み、一体化したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート等の
母材にボルト等のアンカー筋を後付けする際に使用する
固定要素固着用接着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にネジボルト、異形棒鋼等を既に完
成しているコンクリート壁等に固定するには、先ずコン
クリート壁にドリルにより所望の穴を穿設し、該穴内に
接着剤を充填した後、ネジボルト等を埋め込み機で打撃
を加えつつ回転させながら埋め込み、接着剤の硬化によ
り固着する方法がとられている。
【0003】この場合に使用される接着剤としては、主
剤及び硬化剤を分離して筒状のガラス製細管内に収容し
た有機系あるいは無機系の接着剤入りのカプセルや予め
混合したモルタル等のセメント成分を吸水性の和紙から
なる紙袋内に入れたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の接着剤の
うち、ガラス製細管を用いるものは、主剤及び硬化剤が
分離していることから、それらが混合し固化するおそれ
がなく保存が容易であるとともに、穿設した穴内に埋め
込みネジボルト等を回転ドリルにより打撃を加えつつね
じ込むだけで主剤及び硬化剤が混合し、しかも強力な接
着力が得られる等多くの優れた効果を有する。しかしな
がら、主剤及び硬化剤の混合の割り合いは硬化後の強度
及び硬化速度に及ぼす影響が大きいことから、その混合
の割合は所定のものであることが望まれるが、ガラス製
細管には外径、内径及び厚みに規格上の制限があり、細
管によって配合の比率にばらつきが生ずることがある。
この問題は、セメント量、水とセメントの割り合い及び
骨材量が硬化物の強度、硬化性に大きな影響を及ぼすセ
メント等の無機質系のものにおいてはより顕著となる。
かかる問題を解決するものとして、図4に示すようなセ
メント系カプセルの配合量を調整するための調整用のガ
ラス管11を内蔵したものが特開平8−253735に
開示されている。しかしながら、ガラス製細管を用いる
ものにあっては、製品価格に占めるガラス製細管の割合
が大きく、製品の低廉化に反するという問題がある。一
般に、この種の固定要素固着用のカプセルはトンネル工
事、橋梁工事においては膨大な量が使用されることか
ら、より低廉なものが望まれる。
【0005】その要請に応えるものとして、モルタル等
のセメント成分を吸水性の和紙からなる紙袋内に入れた
ものがある。和紙等の紙袋は、原材料費が安いことか
ら、安価な製品を提供し得る点においては優れている
が、この種のものは主剤及び硬化剤を分離するものでは
ないことから、硬化させるためには使用前に水に浸漬
し、紙容器内に水分をしみこませなければならず、吸水
のための特別の工程及びその吸水時間の管理が必要とな
る。さらに吸水から使用開始までの間は硬化しないよう
にしなければならないことから、通常硬化時間が比較的
長く設定されており、作業効率が劣るという問題もあ
る。
【0006】上記のガラス製細管及び和紙等の紙袋を使
用したカプセルに代わるものとして合成樹脂製の薄膜か
らなる容器を使用したものが特開昭52−15105、
同56−16797及び同56−22900に開示され
ている。特開昭52−15105に開示されているもの
は、硬化性樹脂と硬化剤とを分離して収容した破裂し易
い二つの区画からなるカートリッジであり、柔軟なプラ
スチック材から作られている。特開昭56−16797
に開示されているものは、一方の区画に樹脂が含まれ、
他方の区画にはその樹脂用の触媒または硬化剤が含まれ
た二層樹脂カプセルに関するものであり、熱可塑性フィ
ルムよりなる。特開昭56−22900に開示されてい
るものは、チューブ状の内室及び外室の多室構造の採鉱
屋根ボルト締め装置用樹脂カプセルである。
【0007】これらの合成樹脂製の薄膜からなる容器を
使用した接着剤は、いずれも製品に占める材料費が低い
こと及び硬化させるための吸水工程を要しない点におい
ては優れているが、容器を多室構造とするために特別の
製造工程を必要とする。特に特開昭56−16797及
び同56−22900に開示されているものは、その添
付されている図面から明らかなように極めて複雑な断面
構造を有しており、その製造に多くの手間を要するため
に加工コストが高くなり低廉な接着剤を提供することが
できない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の固定要素固着用の接着剤が有する問題点を除去した固
定要素固着用接着剤を提供することを目的とするもの
で、合成樹脂製の袋内に無機系水硬性成分を充填し開放
端を封止した無機系水硬性成分カプセルと、合成樹脂製
の袋内に前記無機系水硬性成分と反応し固化させる活性
化液を充填し開放端を封止した活性化液カプセルとから
なることを特徴とし、骨材成分が無機系水硬性成分カプ
セルもしくは活性化液カプセル又は双方に混入されてい
ることを特徴とし、無機系水硬性成分カプセルに充填さ
れる無機系水硬性成分が、セメント類のカルシウム含有
水硬性化合物、無水ケイ酸カルシウムもしくはアルミン
酸カルシウム又はこれらの混合物からなるカルシウム化
合物を主成分とする水硬性成分であることを特徴とし、
活性化液カプセルに充填される活性化液が、水、ケイ酸
化合物もしくは変性ケイ酸塩又はこれらの混合物である
ことを特徴とし、骨材成分がケイ砂、石粉、無機質材料
粉末、砕石、砂、玉石もしくは焼成骨材又はこれらの混
合物であることを特徴とし、さらに所望数の無機系水硬
性成分カプセル及び活性化液カプセルを、合成樹脂製の
フィルムにより包み、一体化したことを特徴とするもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面ととも
に説明する。図1は、本発明に係る固定要素固着用接着
剤を示す斜視図である。Aは、合成樹脂製の薄膜からな
る一側が閉塞した袋状の容器1内に無機系の水硬性化合
物2を充填し、他側を封止した無機系水硬性成分カプセ
ルである。Bは、合成樹脂製の薄膜からなる一側が閉塞
した袋状の容器3内に前記無機系の水硬性化合物2と反
応し、これを固化させる活性化液4及び骨材5を充填
し、他側を封止した活性化液カプセルである。合成樹脂
製の薄膜からなる一側が閉塞した袋状の容器1及び3と
しては、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはそれら
のラミネート品等の20μmから100μmの厚みを有
し、熱融着可能で、通水性のないフィルム状のものが使
用される。
【0010】無機系の水硬性化合物2としては、ポルト
ランドセメント、早強セメント、混合セメント、高炉セ
メント等のセメント類のカルシウム含有水硬性化合物、
無水ケイ酸カルシウム、アルミン酸カルシウム等をあげ
ることができる。なお、これらの水硬性化合物2に砂又
は無機質の充填材等を含有させることも可能である。活
性化液4としては、水のほかにアルカリ金属ケイ酸塩又
はこれらの変性物、たとえばケイ酸ナトリウム、ケイ酸
カリウム、ケイ酸リチウム、水溶性アルカリ金属ケイ酸
塩化合物に酸化亜鉛、水酸化亜鉛、ケイ酸アルミニウ
ム、フッ化カルシウム、ケイフッ化亜鉛、ホウ砂等の化
合物を反応、溶解させて耐久性を改良した変性ケイ酸
塩、又はこれらの混合物をあげることができる。なお、
活性化液4の粘性としては、カプセルBへの充填性、無
機系水硬性成分カプセルA内の水硬性化合物2との混合
の容易さ等から、100〜5000cpsが望ましい。
【0011】骨材5としては、ケイ砂、石粉、無機質材
料粉末、砕石、砂、玉石、焼成骨材等の活性化液4と反
応することなく、しかも接着後に物理的強度を付与する
ものであればよい。その粒径としては、水硬性化合物2
及び活性化液4を攪拌、混合して接着するものにあって
は3mm以下のものが好ましい。
【0012】次に、上記の構成よりなる本発明に係る固
定要素固着用接着剤の使用の実際について説明する。穿
孔ドリル等によりコンクリート壁に所望の穴を穿設した
後、該穴内に無機系水硬性成分カプセルA及び活性化液
カプセルBを所定数挿入した後、ネジボルト等を埋め込
み機により打撃を加えつつ回転しながら埋め込むことに
より、これらのカプセルA及びBは破砕し、水硬性化合
物2、活性化液4及び骨材5が攪拌、混合され、水硬性
化合物2が固化し、ネジボルト等がコンクリート壁に固
定されることになる。
【0013】上記した固定要素固着用接着剤の好ましい
実施例を図2及び3により説明する。実施例1 図2に示すものは水硬性化合物2を充填した無機系水硬
性成分カプセルA及び活性化液4と骨材5を充填した活
性化液カプセルBを合成樹脂製の薄膜からなる筒6内に
入れ一体化したものである。該筒6は熱収縮性の合成樹
脂からなることから、カプセルA、Bを入れた後、加熱
すれば、これらは容易に一体化することができる。実施例2 図3に示すものは、水硬性化合物2を充填した無機系水
硬性成分カプセルAを5本、活性化液4と骨材5を充填
した活性化液カプセルBを2本、熱収縮性の合成樹脂製
の薄膜からなる筒7内に入れ、加熱し一体化したもので
ある。なお、上記実施例1及び2において、カプセル
A、Bを一体化するために熱収縮性の合成樹脂の薄膜か
らなる筒6、7を使用したが、合成樹脂製の幅広のテー
プを使用しても差し支えない。
【0014】次に本発明に係る固定要素固着用接着剤と
従来のガラス製細管を使用したカプセルとを比較しつつ
説明する。 カプセルI 無機系水硬性成分カプセルAに使用する容器には、折り
径(折り畳んだ状態での幅径)15.0mm、厚さ20
μmのポリエチレンフィルムのチューブを使用し、骨材
及び活性化液を充填する活性化液カプセルBには、折り
径25.00mm、厚さ20μmのポリエチレンフィル
ムのチューブを使用した。水硬性化合物2は、普通ポル
トランドセメントにその強度を高めるため
【化1】 (酸化アルミニウム)、CaO等を添加した13.0g
の粉体とし、前記チューブに充填、空気を吸引した後、
長さ160mmの個所で熱融着により封止し、切断しカ
プセルAを得る。活性化液4には、早強で液が流れにく
い約1000cpsの粘性を有する水溶性アルカリ金属
ケイ酸塩水溶液を14g、骨材5として粒径1.0〜
2.0mmの焼成骨材19gを充填し、長さ160mm
の個所を熱融着により、封止し、切断し活性化液カプセ
ルBを得る。これらのカプセルA、Bを、テープにより
束ね、1本のカプセルとした。 カプセルII カプセルiのカプセルA、Bを3本ずつ束ね、折り径4
4mm、厚さ20μmのポリエチレンフィルムのチュー
ブに入れ、長さ170mmの長さで切断し、1本のカプ
セルとした。 カプセルIII 水硬性化合物、活性化液及び骨材としては、上記のカプ
セルIと同一のものを使用した。その断面を図4に示
す。水硬性化合物2を内径6.8mm、外径8mm、長
さ125mmのガラス管8に充填し、これを密封した
後、内径14.5mm、外径16.5mm、長さ140
mmのガラス管9内に活性化液4を12g、骨材5を1
1g入れ、ポリエチレン栓10を被冠し、密封した。
11は、水硬性化合物2及び活性化液4の配合量を調整
するためのガラス管である。 カプセルIV 水硬性化合物用の薄膜容器には、折り径26.00m
m、厚さ35μmのポリエチレンフィルムのチューブを
使用し、骨材、活性化液充填用の薄膜容器には折り径4
3.0mm、厚さ35μmのポリエチレンフィルムのチ
ューブを使用し、カプセルの長さを160mmとした。
充填物の構成はカプセルIと同一とし、内容量はカプセ
ルIのそれぞれ3倍とした。カプセルIと同様にカプセ
ルAとBを束ねて1本化した。
【0015】カプセルIとカプセルIIIについてボル
トM16、穿孔寸法として直径19mm、深さ160m
mとし、またカプセルIIとカプセルIVについてボル
トM24、穿孔寸法として直径30mm、深さ200m
mとして、設計圧縮強度210kg/cm2 のコンクリ
ートに電動のハンマードリルで穿孔し、先端を斜めカッ
ト加工したボルトを回転ドリルで回転させながら穴底ま
で埋め込み試験体とした。この試験体の硬化養生時間2
4時間後の引張試験の比較結果を表1及び表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】表1より本発明によるカプセルIは、回転
ドリルにより6〜7秒でボルトを穴内に埋め込むことが
できるのに対し、ガラス製細管を使用しているカプセル
IIIの場合には破砕したガラスが抵抗となり埋め込む
のに10〜15秒を必要とする。さらに、カプセルIは
11.6〜11.9トンの荷重をかけてもボルトは抜け
ることがなく、むしろボルトが破断するのに対し、高価
なガラス製の細管を使用したカプセルIIIの場合に
は、9.8〜10.6トンの荷重でボルトが抜けてしま
うことから、両カプセルには硬化後の効果に顕著な差が
認められる。さらに表2から、カプセルIを複数本束ね
たカプセルIIは大容量のカプセルA及びBを組合せた
カプセルIVと同様な施工性及び引抜き強度を有するこ
とがわかる。
【0019】
【発明の効果】以上の構成よりなる本発明に係る固定要
素固着用接着剤は、従来のガラス製細管を使用したもの
に比べ、その材料費がはるかに安いものであることか
ら、その製品としての価格も当然低廉となり、大量に使
用される土木、建築用の固定要素固着用の接着剤として
優れている。また、その使用に際しても従来の吸水性和
紙を使用するもののように吸水のための工程及びその管
理、吸水用の容器等が不要であり、簡単に使用すること
ができる。また、破砕し難いガラス製細管を使用してい
ないことから、ネジボルト等を単に回転させるだけで水
硬性化合物及び活性化液等を攪拌、混合することができ
るので、従来のように強力なドリルを使用し打撃を加え
つつねじ込む必要がない。さらに、ガラス製細管を使用
するものにあっては、ガラス管径が太くなるにしたがい
材料費が上昇するが、本発明にあってはカプセルを所望
数束ねて使用すればよく、しかも束ねて使用した場合と
大容量のカプセルを使用した場合との効果は表2に示さ
れるように差がないことから、固定要素であるネジボル
ト等が太いものであっても、これに容易に対応すること
ができるので、材料単価の高騰を抑制することができる
等、固定要素固着用の接着剤として多くの優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定要素固着用接着剤を示す斜視
図である。
【図2】第1の実施例を示す斜視図である。
【図3】第2の実施例を示す斜視図である。
【図4】従来のガラス製細管を使用した固定要素固着用
カプセルを示す断面図である。
【符号の説明】
A無機系水硬性成分カプセル B 活性化液カプセル 1 容器 2 水硬性化合物 3 容器 4 活性化液 5 骨材 6 筒 7 筒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の袋内に無機系水硬性成分を
    充填し開放端を封止した無機系水硬性成分カプセルと、
    合成樹脂製の袋内に前記無機系水硬性成分と反応し固化
    させる活性化液を充填し開放端を封止した活性化液カプ
    セルとからなることを特徴とする固定要素固着用接着
    剤。
  2. 【請求項2】 骨材成分が無機系水硬性成分カプセルも
    しくは活性化液カプセル又は双方に混入されていること
    を特徴とする請求項1記載の固定要素固着用接着剤。
  3. 【請求項3】 無機系水硬性成分カプセルに充填される
    無機系水硬性成分が、セメント類のカルシウム含有水硬
    性化合物、無水ケイ酸カルシウムもしくはアルミン酸カ
    ルシウム又はこれらの混合物からなるカルシウム化合物
    を主成分とする水硬性成分であることを特徴とする請求
    項1記載の固定要素固着用接着剤。
  4. 【請求項4】 活性化液カプセルに充填される活性化液
    が、水、ケイ酸化合物もしくは変性ケイ酸塩又はこれら
    の混合物であることを特徴とする請求項1記載の固定要
    素固着用接着剤。
  5. 【請求項5】 骨材成分がケイ砂、石粉、無機質材料粉
    末、砕石、砂、玉石もしくは焼成骨材又はこれらの混合
    物であることを特徴とする請求項2記載の固定要素固着
    用接着剤。
  6. 【請求項6】 所望数の無機系水硬性成分カプセル及び
    活性化液カプセルを、合成樹脂製のフィルムにより包
    み、一体化したことを特徴とする請求項1記載の固定要
    素固着用接着剤。
JP14988797A 1997-05-26 1997-05-26 固定要素固着用接着剤 Pending JPH10324848A (ja)

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