JPH1032450A - フィルタとこれを用いた高周波装置 - Google Patents
フィルタとこれを用いた高周波装置Info
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- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大信号が入力される小型化された周波数可変
フィルタを提供する。 【解決手段】 インダクタ13とバリキャップダイオー
ド14と15とから成る周波数可変フィルタであって、
前記バリキャップダイオード14と15は、略ペア特性
を有するバリキャップダイオードを用いるとともに、フ
ィルタの信号ラインとアースとの間に直列に逆極性接続
された構成としたものである。この構成により、小型化
された大信号が入力されるフィルタが実現できる。
フィルタを提供する。 【解決手段】 インダクタ13とバリキャップダイオー
ド14と15とから成る周波数可変フィルタであって、
前記バリキャップダイオード14と15は、略ペア特性
を有するバリキャップダイオードを用いるとともに、フ
ィルタの信号ラインとアースとの間に直列に逆極性接続
された構成としたものである。この構成により、小型化
された大信号が入力されるフィルタが実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大信号が入力され
るフィルタとこれを用いた高周波装置に関するものであ
る。
るフィルタとこれを用いた高周波装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の大信号が入力されるフィ
ルタは、図18に示すように、それぞれ周波数を異にす
る第1の固定フィルタ1と、第2の固定フィルタ2と、
第3の固定フィルタ3とが並列にフィルタ切替え器4と
5との間に接続されていた。そして、フィルタ切替え器
4の共通端子は入力端子6に接続されるとともに、フィ
ルタ切替え器5の共通端子は出力端子7に接続され、そ
の切替えは切替え制御端子8からの信号で切替え器9を
介して行われていた。
ルタは、図18に示すように、それぞれ周波数を異にす
る第1の固定フィルタ1と、第2の固定フィルタ2と、
第3の固定フィルタ3とが並列にフィルタ切替え器4と
5との間に接続されていた。そして、フィルタ切替え器
4の共通端子は入力端子6に接続されるとともに、フィ
ルタ切替え器5の共通端子は出力端子7に接続され、そ
の切替えは切替え制御端子8からの信号で切替え器9を
介して行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、3個の固定フィルタ1〜3が必要
であるとともに、2個のフィルタ切替え器4,5等、多
くの回路が必要となり、どうしても大型化するという問
題があった。また、バリキャップダイオード1個とイン
ダクタによる周波数可変フィルタも考えられるが、大信
号が入力されるとこのバリキャップダイオードの歪みに
よる高調波が発生し、不要な信号を抑圧する目的のもの
が反って妨害波を発生することさえあった。
うな従来の構成では、3個の固定フィルタ1〜3が必要
であるとともに、2個のフィルタ切替え器4,5等、多
くの回路が必要となり、どうしても大型化するという問
題があった。また、バリキャップダイオード1個とイン
ダクタによる周波数可変フィルタも考えられるが、大信
号が入力されるとこのバリキャップダイオードの歪みに
よる高調波が発生し、不要な信号を抑圧する目的のもの
が反って妨害波を発生することさえあった。
【0004】この発明は、このような問題点を解決した
大信号が入力される周波数可変フィルタを提供すること
を目的としたものである。
大信号が入力される周波数可変フィルタを提供すること
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のフィルタは、インダクタとキャパシタとから
成る周波数可変フィルタであって、前記キャパシタは、
略ペア特性を有する第1のバリキャップダイオードと第
2のバリキャップダイオードを直列に逆極性接続した構
成としたものである。
に本発明のフィルタは、インダクタとキャパシタとから
成る周波数可変フィルタであって、前記キャパシタは、
略ペア特性を有する第1のバリキャップダイオードと第
2のバリキャップダイオードを直列に逆極性接続した構
成としたものである。
【0006】この構成により、小型化された大信号が入
力される周波数可変フィルタが実現できる。
力される周波数可変フィルタが実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インダクタとキャパシタとから成る周波数可変フィ
ルタであって、前記キャパシタは、略ペア特性を有する
第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャップダ
イオードを直列に逆極性接続して形成したフィルタであ
って、バリキャップダイオードとインダクタで周波数可
変フィルタを構成するとともに前記バリキャップダイオ
ードは略ペア特性のものを逆極性に接続しているので、
小型化された大信号が入力される周波数可変フィルタで
あるとともに妨害波を発生することはない。
は、インダクタとキャパシタとから成る周波数可変フィ
ルタであって、前記キャパシタは、略ペア特性を有する
第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャップダ
イオードを直列に逆極性接続して形成したフィルタであ
って、バリキャップダイオードとインダクタで周波数可
変フィルタを構成するとともに前記バリキャップダイオ
ードは略ペア特性のものを逆極性に接続しているので、
小型化された大信号が入力される周波数可変フィルタで
あるとともに妨害波を発生することはない。
【0008】請求項2に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子との間にインダクタが接続されるととも
に、前記フィルタの信号ラインとアースとの間に、第
1,第2のバリキャップダイオードの直列接続体を設け
た請求項1に記載のフィルタであり、インダクタと第
1,第2のバリキャップダイオードとでローパスフィル
タが構成される。このため、このフィルタの前段で発生
した高調波の歪みを減衰させることができる。
端子と出力端子との間にインダクタが接続されるととも
に、前記フィルタの信号ラインとアースとの間に、第
1,第2のバリキャップダイオードの直列接続体を設け
た請求項1に記載のフィルタであり、インダクタと第
1,第2のバリキャップダイオードとでローパスフィル
タが構成される。このため、このフィルタの前段で発生
した高調波の歪みを減衰させることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
インダクタと、第1のバリキャップダイオードと、第2
のバリキャップダイオードの直列接続体が接続された請
求項1に記載のフィルタであり、直列共振の容量性が小
さくなり、急峻なトラップ特性が得られる。
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
インダクタと、第1のバリキャップダイオードと、第2
のバリキャップダイオードの直列接続体が接続された請
求項1に記載のフィルタであり、直列共振の容量性が小
さくなり、急峻なトラップ特性が得られる。
【0010】請求項4に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードと、第2のバリキャップ
ダイオードを直列に接続し、第2のバリキャップダイオ
ードにインダクタを並列接続した請求項1に記載のフィ
ルタであり、可変型の有極ローパスフィルタのため、高
域減衰特性の良好な回路が得られる。
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードと、第2のバリキャップ
ダイオードを直列に接続し、第2のバリキャップダイオ
ードにインダクタを並列接続した請求項1に記載のフィ
ルタであり、可変型の有極ローパスフィルタのため、高
域減衰特性の良好な回路が得られる。
【0011】請求項5に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードとインダクタの並列接続
体と、第2のバリキャップダイオードを直列接続した請
求項1に記載のフィルタであり、可変型の有極ローパス
フィルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られ
る。
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードとインダクタの並列接続
体と、第2のバリキャップダイオードを直列接続した請
求項1に記載のフィルタであり、可変型の有極ローパス
フィルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られ
る。
【0012】請求項6に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードと第1のインダクタの第
1の並列接続体と、第2のバリキャップダイオードと第
2のインダクタの並列接続体を直列接続した請求項1に
記載のフィルタであり、可変型の有極ローパスフィルタ
のため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。また、
2個の有極点が設定でき、より効果的である。
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードと第1のインダクタの第
1の並列接続体と、第2のバリキャップダイオードと第
2のインダクタの並列接続体を直列接続した請求項1に
記載のフィルタであり、可変型の有極ローパスフィルタ
のため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。また、
2個の有極点が設定でき、より効果的である。
【0013】請求項7に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャップダ
イオードの直列接続体と、インダクタとを並列接続した
請求項1に記載のフィルタであり、簡単な構成でバンド
パスフィルタが構成できる。
端子と出力端子とを結ぶ信号ラインとアースとの間に、
第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャップダ
イオードの直列接続体と、インダクタとを並列接続した
請求項1に記載のフィルタであり、簡単な構成でバンド
パスフィルタが構成できる。
【0014】請求項8に記載のフィルタは、フィルタの
入力端子と出力端子との間に、第1のバリキャップダイ
オードと第2のバリキャップダイオードとを直列に接続
し、このバリキャップダイオードの一端同士の接続点と
アースとの間に抵抗を接続するとともに、前記第1のバ
リキャップダイオードあるいは前記第2のバリキャップ
ダイオードの他端とアースとの間にインダクタを接続し
た請求項1に記載のフィルタであり、バリキャップダイ
オードが入出力間で直列接続されているので、入出力間
が疎結合となり、通過特性が良好なフィルタが得られ
る。
入力端子と出力端子との間に、第1のバリキャップダイ
オードと第2のバリキャップダイオードとを直列に接続
し、このバリキャップダイオードの一端同士の接続点と
アースとの間に抵抗を接続するとともに、前記第1のバ
リキャップダイオードあるいは前記第2のバリキャップ
ダイオードの他端とアースとの間にインダクタを接続し
た請求項1に記載のフィルタであり、バリキャップダイ
オードが入出力間で直列接続されているので、入出力間
が疎結合となり、通過特性が良好なフィルタが得られ
る。
【0015】請求項9に記載の発明は、フィルタの入力
端子と出力端子との間に、第1,第2のバリキャップダ
イオードの直列接続体を接続するとともに、この直列接
続体と並列にインダクタを接続した請求項1に記載のフ
ィルタであり、可変トラップが形成でき、減衰特性の良
好な回路が実現できる。
端子と出力端子との間に、第1,第2のバリキャップダ
イオードの直列接続体を接続するとともに、この直列接
続体と並列にインダクタを接続した請求項1に記載のフ
ィルタであり、可変トラップが形成でき、減衰特性の良
好な回路が実現できる。
【0016】請求項10に記載の発明は、インダクタと
キャパシタとから成る周波数可変フィルタであって、前
記キャパシタは、略ペア特性を有する第1のバリキャッ
プダイオードと第2のバリキャップダイオードを並列に
逆極性接続して形成したフィルタであって、バリキャッ
プダイオードとインダクタで周波数可変フィルタを構成
するとともに前記バリキャップダイオードは略ペア特性
のものを逆極性に接続しているので、小型化された大信
号が入力される周波数可変フィルタであるとともに妨害
波を発生することはない。また、信号ラインと直列にバ
リキャップダイオードが接続されているので、バリキャ
ップダイオードの直列抵抗分が半分になり、通過特性が
良好になる。
キャパシタとから成る周波数可変フィルタであって、前
記キャパシタは、略ペア特性を有する第1のバリキャッ
プダイオードと第2のバリキャップダイオードを並列に
逆極性接続して形成したフィルタであって、バリキャッ
プダイオードとインダクタで周波数可変フィルタを構成
するとともに前記バリキャップダイオードは略ペア特性
のものを逆極性に接続しているので、小型化された大信
号が入力される周波数可変フィルタであるとともに妨害
波を発生することはない。また、信号ラインと直列にバ
リキャップダイオードが接続されているので、バリキャ
ップダイオードの直列抵抗分が半分になり、通過特性が
良好になる。
【0017】請求項11に記載の発明は、フィルタの入
力端子から出力端子に至る信号ラインとアースとの間に
インダクタが接続されるとともに、前記入力端子と前記
出力端子との間に第1,第2のバリキャップダイオード
の並列接続体を設けた請求項10に記載のフィルタであ
り、インダクタとバリキャップダイオードとでハイパス
フィルタが構成される。このため、このフィルタの前段
で発生した低周波成分を減衰させることができる。
力端子から出力端子に至る信号ラインとアースとの間に
インダクタが接続されるとともに、前記入力端子と前記
出力端子との間に第1,第2のバリキャップダイオード
の並列接続体を設けた請求項10に記載のフィルタであ
り、インダクタとバリキャップダイオードとでハイパス
フィルタが構成される。このため、このフィルタの前段
で発生した低周波成分を減衰させることができる。
【0018】請求項12に記載の発明は、フィルタの入
力端子と出力端子との間に、第1のバリキャップダイオ
ードと第2のバリキャップダイオードの並列接続体と、
インダクタを直列接続した請求項10に記載のフィルタ
であり、簡単な構成でバンドパスフィルタが実現でき
る。
力端子と出力端子との間に、第1のバリキャップダイオ
ードと第2のバリキャップダイオードの並列接続体と、
インダクタを直列接続した請求項10に記載のフィルタ
であり、簡単な構成でバンドパスフィルタが実現でき
る。
【0019】請求項13に記載の発明は、フィルタの入
力端子と出力端子との間に、第1のバリキャップダイオ
ードと、インダクタと第2のバリキャップダイオードの
直列接続体とを並列接続した請求項10に記載のフィル
タであり、低周波数の通過特性が良好な回路が実現でき
る。
力端子と出力端子との間に、第1のバリキャップダイオ
ードと、インダクタと第2のバリキャップダイオードの
直列接続体とを並列接続した請求項10に記載のフィル
タであり、低周波数の通過特性が良好な回路が実現でき
る。
【0020】請求項14に記載の発明は、フィルタの入
力端子と出力端子との間に、インダクタと、第1のバリ
キャップダイオードと、第2のバリキャップダイオード
との並列接続体を接続した請求項10に記載のフィルタ
であり、バリキャップダイオードの抵抗分が半分にな
り、且つ並列共振の容量性が大きいため急峻なトラップ
特性が得られる。
力端子と出力端子との間に、インダクタと、第1のバリ
キャップダイオードと、第2のバリキャップダイオード
との並列接続体を接続した請求項10に記載のフィルタ
であり、バリキャップダイオードの抵抗分が半分にな
り、且つ並列共振の容量性が大きいため急峻なトラップ
特性が得られる。
【0021】請求項15に記載の発明は、フィルタの入
力端子と出力端子との間に、インダクタを接続するとと
もに、このインダクタの一端とアースとの間に、第1の
キャパシタと第1のバリキャップダイオードから成る第
1の直列接続体と、第2のキャパシタと第2のバリキャ
ップダイオードから成る第2の直列接続体とが並列接続
された請求項10に記載のフィルタであり、バリキャッ
プダイオードが並列に接続されているので、その抵抗分
が半分になり伝送損失の少ないフィルタが実現できる。
力端子と出力端子との間に、インダクタを接続するとと
もに、このインダクタの一端とアースとの間に、第1の
キャパシタと第1のバリキャップダイオードから成る第
1の直列接続体と、第2のキャパシタと第2のバリキャ
ップダイオードから成る第2の直列接続体とが並列接続
された請求項10に記載のフィルタであり、バリキャッ
プダイオードが並列に接続されているので、その抵抗分
が半分になり伝送損失の少ないフィルタが実現できる。
【0022】請求項16に記載の発明は、第1のフィル
タと、この第1のフィルタと直列に接続された第2のフ
ィルタとからなり、前記第1のフィルタ及び第2のフィ
ルタは共にインダクタと2個のキャパシタとから成る周
波数可変フィルタであって、前記キャパシタは、共に略
ペア特性を有する2個のバリキャップダイオードを用
い、前記第1のフィルタの2個のバリキャップダイオー
ドは直列に逆極性接続され、前記第2のフィルタの2個
のバリキャップダイオードは逆極性で並列接続されたフ
ィルタであり、第1のフィルタと第2のフィルタのカッ
トオフ周波数を適宜選ぶことにより、広帯域な整合回路
を構成することができる。
タと、この第1のフィルタと直列に接続された第2のフ
ィルタとからなり、前記第1のフィルタ及び第2のフィ
ルタは共にインダクタと2個のキャパシタとから成る周
波数可変フィルタであって、前記キャパシタは、共に略
ペア特性を有する2個のバリキャップダイオードを用
い、前記第1のフィルタの2個のバリキャップダイオー
ドは直列に逆極性接続され、前記第2のフィルタの2個
のバリキャップダイオードは逆極性で並列接続されたフ
ィルタであり、第1のフィルタと第2のフィルタのカッ
トオフ周波数を適宜選ぶことにより、広帯域な整合回路
を構成することができる。
【0023】請求項17に記載の発明の第1のフィルタ
は、入力端子と出力端子との間にインダクタを接続し、
前記第1のフィルタの信号ラインとアースとの間に第1
のバリキャップダイオードと第2のバリキャップダイオ
ードの直列接続体を設けて形成し、第2のフィルタは、
入力端子から出力端子に至る信号ラインとアースとの間
にインダクタを接続し、前記入力端子と出力端子との間
に第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャップ
ダイオードの並列接続体を設けて形成し、前記第2のフ
ィルタのカットオフ周波数より、前記第1のフィルタの
カットオフ周波数を高くした請求項16に記載のフィル
タであり、この構成により、バンドパスフィルタ或いは
バンド除去フィルタを構成することができる。
は、入力端子と出力端子との間にインダクタを接続し、
前記第1のフィルタの信号ラインとアースとの間に第1
のバリキャップダイオードと第2のバリキャップダイオ
ードの直列接続体を設けて形成し、第2のフィルタは、
入力端子から出力端子に至る信号ラインとアースとの間
にインダクタを接続し、前記入力端子と出力端子との間
に第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャップ
ダイオードの並列接続体を設けて形成し、前記第2のフ
ィルタのカットオフ周波数より、前記第1のフィルタの
カットオフ周波数を高くした請求項16に記載のフィル
タであり、この構成により、バンドパスフィルタ或いは
バンド除去フィルタを構成することができる。
【0024】請求項18に記載の発明は、入力端子と、
この入力端子へ入力された信号が一方の入力に供給され
るとともに、他方の入力には局部発振器の出力が接続さ
れた混合器と、この混合器の出力に接続された電力増幅
器と、この電力増幅器の出力に接続された請求項17に
記載のフィルタと、このフィルタの出力に接続された出
力端子とで構成された高周波装置であり、電力増幅器で
増幅された大信号が入力されても歪むことなく、小型化
された送信機能を有する高周波装置を実現することがで
きる。
この入力端子へ入力された信号が一方の入力に供給され
るとともに、他方の入力には局部発振器の出力が接続さ
れた混合器と、この混合器の出力に接続された電力増幅
器と、この電力増幅器の出力に接続された請求項17に
記載のフィルタと、このフィルタの出力に接続された出
力端子とで構成された高周波装置であり、電力増幅器で
増幅された大信号が入力されても歪むことなく、小型化
された送信機能を有する高周波装置を実現することがで
きる。
【0025】請求項19に記載の発明は、大信号が入力
される入力端子と、この入力端子に接続された請求項1
7に記載のフィルタと、このフィルタの出力が一方の入
力に供給されるとともに、他方の入力には局部発振器の
出力が接続された混合器と、この混合器の出力が供給さ
れる出力端子とで構成された高周波装置であり、例えば
放送局の近くなどのように大信号が入力されたとしても
歪むことなく、且つ小型化された受信機能を有する高周
波装置を実現することができる。
される入力端子と、この入力端子に接続された請求項1
7に記載のフィルタと、このフィルタの出力が一方の入
力に供給されるとともに、他方の入力には局部発振器の
出力が接続された混合器と、この混合器の出力が供給さ
れる出力端子とで構成された高周波装置であり、例えば
放送局の近くなどのように大信号が入力されたとしても
歪むことなく、且つ小型化された受信機能を有する高周
波装置を実現することができる。
【0026】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1において、11は入力端子であ
り、12は出力端子である。そして、この入力端子11
と出力端子12との間にインダクタ13が接続されてい
る。また、インダクタ13と出力端子12の接続点とア
ースとの間にバリキャップダイオード14と15がカソ
ード側をお互いに接続した直列接続体として接続されて
いる。16は制御端子であり、抵抗17を介して前記バ
リキャップダイオード14と15のカソード側接続点に
接続されている。抵抗18はバリキャップダイオード1
4のアノード側からアースに接続された抵抗である。
用いて説明する。 (実施の形態1)図1において、11は入力端子であ
り、12は出力端子である。そして、この入力端子11
と出力端子12との間にインダクタ13が接続されてい
る。また、インダクタ13と出力端子12の接続点とア
ースとの間にバリキャップダイオード14と15がカソ
ード側をお互いに接続した直列接続体として接続されて
いる。16は制御端子であり、抵抗17を介して前記バ
リキャップダイオード14と15のカソード側接続点に
接続されている。抵抗18はバリキャップダイオード1
4のアノード側からアースに接続された抵抗である。
【0027】ここで、インダクタ13は略2μHのコイ
ルであり、バリキャップダイオード14と15はともに
1pF/Vのペアダイオードである。制御端子16に1
〜25Vの電圧を加えることにより、カットオフ周波数
が略15MHz〜60MHzのローパスフィルタが形成
される。抵抗17と18はバリキャップダイオード14
と15に電圧を供給するためのものであり、27KΩを
使用している。
ルであり、バリキャップダイオード14と15はともに
1pF/Vのペアダイオードである。制御端子16に1
〜25Vの電圧を加えることにより、カットオフ周波数
が略15MHz〜60MHzのローパスフィルタが形成
される。抵抗17と18はバリキャップダイオード14
と15に電圧を供給するためのものであり、27KΩを
使用している。
【0028】このようにバリキャップダイオード14と
15とを逆極性に接続すると、理由は現在明確になって
いないが、高調波の歪みを発生することはない。これは
おそらく、バリキャップダイオード14と15で発生す
る高調波の歪みは、逆位相のために互いに相殺されるも
のと考えられる。
15とを逆極性に接続すると、理由は現在明確になって
いないが、高調波の歪みを発生することはない。これは
おそらく、バリキャップダイオード14と15で発生す
る高調波の歪みは、逆位相のために互いに相殺されるも
のと考えられる。
【0029】また、信号ライン中にはインダクタ13が
介在するのみであるので、例え大入力の信号が入力され
ても信号が含む要素はない。
介在するのみであるので、例え大入力の信号が入力され
ても信号が含む要素はない。
【0030】(実施の形態2)図2はキャパシタである
バリキャップダイオード21と22がアノード側をお互
いに接続された直列体である点を除いて、実施の形態1
と同じである。すなわち、図2において、23は入力端
子であり、24は出力端子である。そして、この入力端
子23と出力端子24との間にインダクタ25が接続さ
れている。また、インダクタ25と出力端子24の接続
点とアースとの間にバリキャップダイオード21と22
がアノード側をお互いに接続した直列接続体が接続され
ている。20は制御端子であり、抵抗26と27を介し
て前記バリキャップダイオード21と22のカソード側
にそれぞれ接続されている。抵抗28はバリキャップダ
イオード21と22のアノード側の接続点からアースに
接続された抵抗である。
バリキャップダイオード21と22がアノード側をお互
いに接続された直列体である点を除いて、実施の形態1
と同じである。すなわち、図2において、23は入力端
子であり、24は出力端子である。そして、この入力端
子23と出力端子24との間にインダクタ25が接続さ
れている。また、インダクタ25と出力端子24の接続
点とアースとの間にバリキャップダイオード21と22
がアノード側をお互いに接続した直列接続体が接続され
ている。20は制御端子であり、抵抗26と27を介し
て前記バリキャップダイオード21と22のカソード側
にそれぞれ接続されている。抵抗28はバリキャップダ
イオード21と22のアノード側の接続点からアースに
接続された抵抗である。
【0031】ここで、インダクタ25は略2μHのコイ
ルであり、バリキャップダイオード21と22はともに
1pF/Vのペアダイオードである。制御端子20に1
〜25Vの電圧を加えることにより、カットオフ周波数
が略15MHz〜60MHzのローパスフィルタが形成
される。抵抗26と27及び28はバリキャップダイオ
ード21と22に電圧を供給するためのものであり、2
7KΩの抵抗を用いている。また、29はバリキャップ
ダイオード22とアースとの間に挿入された直流カット
用のコンデンサであり、2200pFを用いた。
ルであり、バリキャップダイオード21と22はともに
1pF/Vのペアダイオードである。制御端子20に1
〜25Vの電圧を加えることにより、カットオフ周波数
が略15MHz〜60MHzのローパスフィルタが形成
される。抵抗26と27及び28はバリキャップダイオ
ード21と22に電圧を供給するためのものであり、2
7KΩの抵抗を用いている。また、29はバリキャップ
ダイオード22とアースとの間に挿入された直流カット
用のコンデンサであり、2200pFを用いた。
【0032】このようにバリキャップダイオード21と
22とを逆極性に接続すると、理由は現在明確になって
いないが、高調波の歪みを発生することはない。これは
おそらく、実施の形態1と同様、バリキャップダイオー
ド21と22で発生する高調波の歪みは逆位相のために
互いに相殺されるものと考えられる。
22とを逆極性に接続すると、理由は現在明確になって
いないが、高調波の歪みを発生することはない。これは
おそらく、実施の形態1と同様、バリキャップダイオー
ド21と22で発生する高調波の歪みは逆位相のために
互いに相殺されるものと考えられる。
【0033】また、信号ライン中にはインダクタ25が
介在するのみであるので、例え大入力の信号が入力され
ても信号が歪む要素はない。
介在するのみであるので、例え大入力の信号が入力され
ても信号が歪む要素はない。
【0034】(実施の形態3)図3において、31は入
力端子であり、32は出力端子である。そして、この入
力端子31と出力端子32との間に略ペア特性を有する
バリキャップダイオード33と34が互いに逆極性で並
列接続されている。35と36は直流カット用のコンデ
ンサであり、2200pFを用いている。また、バリキ
ャップダイオード33のアノード側と出力端子32の接
続点とアースとの間にインダクタ37が接続されてい
る。38は制御端子であり、抵抗39と40を介して前
記バリキャップダイオード33と34のカソード側にそ
れぞれ接続されている。抵抗41はバリキャップダイオ
ード34のアノード側からアースに接続された抵抗であ
る。
力端子であり、32は出力端子である。そして、この入
力端子31と出力端子32との間に略ペア特性を有する
バリキャップダイオード33と34が互いに逆極性で並
列接続されている。35と36は直流カット用のコンデ
ンサであり、2200pFを用いている。また、バリキ
ャップダイオード33のアノード側と出力端子32の接
続点とアースとの間にインダクタ37が接続されてい
る。38は制御端子であり、抵抗39と40を介して前
記バリキャップダイオード33と34のカソード側にそ
れぞれ接続されている。抵抗41はバリキャップダイオ
ード34のアノード側からアースに接続された抵抗であ
る。
【0035】ここで、インダクタ37は略2μHのコイ
ルであり、バリキャップ33と34はともに1pF/V
のペアダイオードである。制御端子38に1〜25Vの
電圧を加えることにより、カットオフ周波数が略15M
Hz〜60MHzのハイパスフィルタが形成される。抵
抗39と40及び41はバリキャップダイオード33と
34に電圧を供給するためのものであり、27KΩを用
いている。ここで、コンデンサ35と36の容量値を等
しくすることと、抵抗39と40の抵抗値を大きくする
とともに等しくすることが重要である。
ルであり、バリキャップ33と34はともに1pF/V
のペアダイオードである。制御端子38に1〜25Vの
電圧を加えることにより、カットオフ周波数が略15M
Hz〜60MHzのハイパスフィルタが形成される。抵
抗39と40及び41はバリキャップダイオード33と
34に電圧を供給するためのものであり、27KΩを用
いている。ここで、コンデンサ35と36の容量値を等
しくすることと、抵抗39と40の抵抗値を大きくする
とともに等しくすることが重要である。
【0036】このようにバリキャップダイオード33と
34とを逆極性に接続すると、この場合も同様に理由は
現在明確になっていないが、高調波の歪みを発生するこ
とはない。これはおそらく、バリキャップダイオード3
3と34で発生する高調波の歪みは逆位相のために互い
に相殺されるものと考えられる。
34とを逆極性に接続すると、この場合も同様に理由は
現在明確になっていないが、高調波の歪みを発生するこ
とはない。これはおそらく、バリキャップダイオード3
3と34で発生する高調波の歪みは逆位相のために互い
に相殺されるものと考えられる。
【0037】また、信号ライン中にバリキャップダイオ
ード33と34とが並列に接続されて挿入されているの
で、インダクタの挿入に比べて低域周波数の減衰特性が
良好である。
ード33と34とが並列に接続されて挿入されているの
で、インダクタの挿入に比べて低域周波数の減衰特性が
良好である。
【0038】(実施の形態4)図4のごとく、実施の形
態4は、実施の形態1で説明したローパスフィルタ51
と実施の形態3で説明したハイパスフィルタ52が結合
コンデンサ53を介して直列に接続されたものである。
このコンデンサ53は直流カットの役目もしている。5
4は入力端子であり、55は出力端子である。また、5
6は制御端子である。ローパスフィルタ51とハイパス
フィルタ52については実施の形態1と3で説明したの
で、同符号を付けて説明を簡略化する。
態4は、実施の形態1で説明したローパスフィルタ51
と実施の形態3で説明したハイパスフィルタ52が結合
コンデンサ53を介して直列に接続されたものである。
このコンデンサ53は直流カットの役目もしている。5
4は入力端子であり、55は出力端子である。また、5
6は制御端子である。ローパスフィルタ51とハイパス
フィルタ52については実施の形態1と3で説明したの
で、同符号を付けて説明を簡略化する。
【0039】本実施の形態4において、ローパスフィル
タ51とハイパスフィルタ52のカットオフ周波数を適
宜選ぶことにより、バンドパスフィルタ或いはバンド除
去フィルタを構成することができる。また、ローパスフ
ィルタ51のカットオフ周波数をハイパスフィルタ52
のカットオフ周波数より高くすると、バンドパスフィル
タを構成することができる。
タ51とハイパスフィルタ52のカットオフ周波数を適
宜選ぶことにより、バンドパスフィルタ或いはバンド除
去フィルタを構成することができる。また、ローパスフ
ィルタ51のカットオフ周波数をハイパスフィルタ52
のカットオフ周波数より高くすると、バンドパスフィル
タを構成することができる。
【0040】(実施の形態5)図5は、入力端子51a
と出力端子52aとを結ぶ信号ラインとアースとの間
に、インダクタ53aと、このインダクタ53aと直列
にバリキャップダイオード54aとバリキャップダイオ
ード55aをお互いのカソード同士を接続して直列接続
したものである。この回路においては、直列共振の容量
性が小さくなり、急峻なトラップ特性が得られる。
と出力端子52aとを結ぶ信号ラインとアースとの間
に、インダクタ53aと、このインダクタ53aと直列
にバリキャップダイオード54aとバリキャップダイオ
ード55aをお互いのカソード同士を接続して直列接続
したものである。この回路においては、直列共振の容量
性が小さくなり、急峻なトラップ特性が得られる。
【0041】なお、本実施の形態5以降においては、回
路は高周波等価回路とし、バリキャップダイオードに加
えられる電圧回路については実施の形態4までと同様で
あるので記載を省いている。
路は高周波等価回路とし、バリキャップダイオードに加
えられる電圧回路については実施の形態4までと同様で
あるので記載を省いている。
【0042】(実施の形態6)図6は、フィルタの入力
端子56と出力端子57とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード58と、このバリキャ
ップダイオード58と直列にバリキャップダイオード5
9とインダクタ60の並列接続体を接続したものであ
る。このインダクタ60は通過周波数内において、非常
に大きいインピーダンス(10KΩ以上)にする必要が
ある。この回路においては、可変型の有極ローパスフィ
ルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。
端子56と出力端子57とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード58と、このバリキャ
ップダイオード58と直列にバリキャップダイオード5
9とインダクタ60の並列接続体を接続したものであ
る。このインダクタ60は通過周波数内において、非常
に大きいインピーダンス(10KΩ以上)にする必要が
ある。この回路においては、可変型の有極ローパスフィ
ルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。
【0043】(実施の形態7)図7は、フィルタの入力
端子61と出力端子62とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード63とインダクタ64
の並列接続体と、この並列接続体と直列にバリキャップ
ダイオード65が接続されたものである。この場合も実
施の形態6と同様にインダクタ64は通過周波数内にお
いて、非常に大きいインピーダンス(10KΩ以上)に
する必要がある。この回路も可変型の有極ローパスフィ
ルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。
端子61と出力端子62とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード63とインダクタ64
の並列接続体と、この並列接続体と直列にバリキャップ
ダイオード65が接続されたものである。この場合も実
施の形態6と同様にインダクタ64は通過周波数内にお
いて、非常に大きいインピーダンス(10KΩ以上)に
する必要がある。この回路も可変型の有極ローパスフィ
ルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。
【0044】(実施の形態8)図8は、フィルタの入力
端子66と出力端子67とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード68とインダクタ69
の並列接続体と、この並列接続体と直列にバリキャップ
ダイオード70とインダクタ71の並列接続体が接続さ
れたものである。この場合インダクタ69と71のイン
ダクタンスを周波数通過周波数において等しくすること
が重要である。この回路は、可変型の有極ローパスフィ
ルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。ま
た、2個の有極点が設定でき、より効果的である。
端子66と出力端子67とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード68とインダクタ69
の並列接続体と、この並列接続体と直列にバリキャップ
ダイオード70とインダクタ71の並列接続体が接続さ
れたものである。この場合インダクタ69と71のイン
ダクタンスを周波数通過周波数において等しくすること
が重要である。この回路は、可変型の有極ローパスフィ
ルタのため、高域減衰特性の良好な回路が得られる。ま
た、2個の有極点が設定でき、より効果的である。
【0045】(実施の形態9)図9は、フィルタの入力
端子72と出力端子73とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード74とバリキャップダ
イオード75がお互いにカソード同士を接続した直列接
続体と、インダクタ76とが並列に接続されたものであ
る。この回路は、簡単な構成でバンドパスフィルタが構
成できる。
端子72と出力端子73とを結ぶ信号ラインとアースと
の間に、バリキャップダイオード74とバリキャップダ
イオード75がお互いにカソード同士を接続した直列接
続体と、インダクタ76とが並列に接続されたものであ
る。この回路は、簡単な構成でバンドパスフィルタが構
成できる。
【0046】(実施の形態10)図10は、フィルタの
入力端子77と出力端子78との間に、バリキャップダ
イオード79とバリキャップダイオード80を逆方向接
続した並列接続体と、この並列接続体と直列にインダク
タ81が接続されたものである。これも簡単な構成でバ
ンドパスフィルタが実現できる。
入力端子77と出力端子78との間に、バリキャップダ
イオード79とバリキャップダイオード80を逆方向接
続した並列接続体と、この並列接続体と直列にインダク
タ81が接続されたものである。これも簡単な構成でバ
ンドパスフィルタが実現できる。
【0047】(実施の形態11)図11は、フィルタの
入力端子82と出力端子83との間に、バリキャップダ
イオード84と、このバリキャップダイオード84と並
列に、インダクタ85とバリキャップダイオード86の
直列接続体とが接続されたものである。そして、このよ
うに接続することにより、低周波数の通過特性が良好な
回路が実現できる。
入力端子82と出力端子83との間に、バリキャップダ
イオード84と、このバリキャップダイオード84と並
列に、インダクタ85とバリキャップダイオード86の
直列接続体とが接続されたものである。そして、このよ
うに接続することにより、低周波数の通過特性が良好な
回路が実現できる。
【0048】なおこの場合、インダクタ85の値は非常
に小さくし、通過周波数において10Ω以下にすること
が望ましい。また、このインダクタ85は使用しなくと
も良い(インダクタンス0Ωでよい)。
に小さくし、通過周波数において10Ω以下にすること
が望ましい。また、このインダクタ85は使用しなくと
も良い(インダクタンス0Ωでよい)。
【0049】(実施の形態12)図12は、フィルタの
入力端子87と出力端子88との間に、インダクタ89
と、バリキャップダイオード90と、バリキャップダイ
オード91との並列接続体が接続されたものである。こ
の回路は、バリキャップダイオードの抵抗分が半分にな
り、且つ並列共振の容量性が大きいため急峻なトラップ
特性が得られる。
入力端子87と出力端子88との間に、インダクタ89
と、バリキャップダイオード90と、バリキャップダイ
オード91との並列接続体が接続されたものである。こ
の回路は、バリキャップダイオードの抵抗分が半分にな
り、且つ並列共振の容量性が大きいため急峻なトラップ
特性が得られる。
【0050】(実施の形態13)図13は、フィルタの
入力端子95と出力端子96との間に、インダクタ97
を接続するとともに,このインダクタ97の一端とアー
スとの間にコンデンサ98とバリキャップダイオード9
9(アノード側がアース側)から成る第1の直列接続体
と、コンデンサ100とバリキャップダイオード101
(カソード側がアース側)から成る第2の直列接続体と
が並列接続されたフィルタである。このように、バリキ
ャップダイオード99と101とが並列に接続されてい
るので、その抵抗分が半分になり伝送損失の少ないフィ
ルタが実現できる。
入力端子95と出力端子96との間に、インダクタ97
を接続するとともに,このインダクタ97の一端とアー
スとの間にコンデンサ98とバリキャップダイオード9
9(アノード側がアース側)から成る第1の直列接続体
と、コンデンサ100とバリキャップダイオード101
(カソード側がアース側)から成る第2の直列接続体と
が並列接続されたフィルタである。このように、バリキ
ャップダイオード99と101とが並列に接続されてい
るので、その抵抗分が半分になり伝送損失の少ないフィ
ルタが実現できる。
【0051】(実施の形態14)図14は、フィルタの
入力端子105と出力端子106との間に、バリキャッ
プダイオード107とバリキャップダイオード108と
を直列に接続し、このバリキャップダイオード107と
108のアノード同士の接続点とアースとの間に抵抗1
09を接続するとともに、バリキャップダイオード10
8のカソードとアースとの間にインダクタ110を接続
したフィルタである。このように、バリキャップダイオ
ード107と108とが入力端子105と出力端子10
6間で直列接続されているので、入出力間が疎結合とな
り、通過特性が良好なフィルタが得られる。
入力端子105と出力端子106との間に、バリキャッ
プダイオード107とバリキャップダイオード108と
を直列に接続し、このバリキャップダイオード107と
108のアノード同士の接続点とアースとの間に抵抗1
09を接続するとともに、バリキャップダイオード10
8のカソードとアースとの間にインダクタ110を接続
したフィルタである。このように、バリキャップダイオ
ード107と108とが入力端子105と出力端子10
6間で直列接続されているので、入出力間が疎結合とな
り、通過特性が良好なフィルタが得られる。
【0052】(実施の形態15)図15は、フィルタの
入力端子115と出力端子116との間に、バリキャッ
プダイオード117と118の直列接続体をそれぞれカ
ソード側を入力端子115あるいは出力端子116側に
して接続している。そして、この直列接続体と並列にイ
ンダクタ119を接続したものである。このフィルタ
は、可変トラップが形成でき、減衰特性の良好な回路が
実現できる。
入力端子115と出力端子116との間に、バリキャッ
プダイオード117と118の直列接続体をそれぞれカ
ソード側を入力端子115あるいは出力端子116側に
して接続している。そして、この直列接続体と並列にイ
ンダクタ119を接続したものである。このフィルタ
は、可変トラップが形成でき、減衰特性の良好な回路が
実現できる。
【0053】(実施の形態16)図16は、本発明のフ
ィルタを用いた高周波を発射する高周波装置である。こ
の高周波装置は、入力端子121と、この入力端子12
1の信号が接続された増幅器122と、この増幅器12
2の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入
力には局部発振器123の出力が接続された混合器12
4と、この混合器124の出力に接続された電力増幅器
125と、この電力増幅器125の出力に接続された本
発明のフィルタ126と、このフィルタ126の出力に
接続された出力端子127とで構成されている。ここ
で、フィルタ126は実施の形態4で説明したバンドパ
スフィルタを用いている。このフィルタ126は電力増
幅器125で増幅された大信号が入力されても歪むこと
なく、小型化された送信装置である高周波装置を実現す
ることができる。
ィルタを用いた高周波を発射する高周波装置である。こ
の高周波装置は、入力端子121と、この入力端子12
1の信号が接続された増幅器122と、この増幅器12
2の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入
力には局部発振器123の出力が接続された混合器12
4と、この混合器124の出力に接続された電力増幅器
125と、この電力増幅器125の出力に接続された本
発明のフィルタ126と、このフィルタ126の出力に
接続された出力端子127とで構成されている。ここ
で、フィルタ126は実施の形態4で説明したバンドパ
スフィルタを用いている。このフィルタ126は電力増
幅器125で増幅された大信号が入力されても歪むこと
なく、小型化された送信装置である高周波装置を実現す
ることができる。
【0054】(実施の形態17)図17は、本発明のフ
ィルタを用いた高周波を受信する高周波装置である。こ
の高周波装置は、放送局の近くなどの大信号が入力され
る入力端子131と、この入力端子131に接続された
本発明のフィルタ132と、このフィルタ132の出力
が接続された増幅器133と、この増幅器133の出力
が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には局
部発振器134の出力が接続された混合器135と、こ
の混合器135の出力が接続された中間周波数増幅器1
36と、この中間周波数増幅器136の出力が接続され
た出力端子137とで構成されている。ここで、フィル
タ132は実施の形態4で説明したバンドパスフィルタ
を用いている。このフィルタ132は、例え放送局の近
くのように大信号が入力されても歪むことなく、且つ小
型化された受信装置である高周波装置を実現することが
できる。
ィルタを用いた高周波を受信する高周波装置である。こ
の高周波装置は、放送局の近くなどの大信号が入力され
る入力端子131と、この入力端子131に接続された
本発明のフィルタ132と、このフィルタ132の出力
が接続された増幅器133と、この増幅器133の出力
が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には局
部発振器134の出力が接続された混合器135と、こ
の混合器135の出力が接続された中間周波数増幅器1
36と、この中間周波数増幅器136の出力が接続され
た出力端子137とで構成されている。ここで、フィル
タ132は実施の形態4で説明したバンドパスフィルタ
を用いている。このフィルタ132は、例え放送局の近
くのように大信号が入力されても歪むことなく、且つ小
型化された受信装置である高周波装置を実現することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インダク
タとキャパシタとから成る周波数可変フィルタであっ
て、前記キャパシタは、略ペア特性を有する第1のバリ
キャップダイオードと第2のバリキャップダイオードを
直列に逆極性接続したフィルタであって、バリキャップ
ダイオードとインダクタで周波数可変フィルタを構成す
るとともに前記バリキャップダイオードは略ペア特性の
ものを逆極性に接続しているので、小型化された大信号
が入力される周波数可変フィルタであるとともに妨害波
を発生することはない。
タとキャパシタとから成る周波数可変フィルタであっ
て、前記キャパシタは、略ペア特性を有する第1のバリ
キャップダイオードと第2のバリキャップダイオードを
直列に逆極性接続したフィルタであって、バリキャップ
ダイオードとインダクタで周波数可変フィルタを構成す
るとともに前記バリキャップダイオードは略ペア特性の
ものを逆極性に接続しているので、小型化された大信号
が入力される周波数可変フィルタであるとともに妨害波
を発生することはない。
【図1】本発明の実施の形態1におけるフィルタの回路
図
図
【図2】本発明の実施の形態2におけるフィルタの回路
図
図
【図3】本発明の実施の形態3におけるフィルタの回路
図
図
【図4】本発明の実施の形態4におけるフィルタの回路
図
図
【図5】本発明の実施の形態5におけるフィルタの高周
波等価回路図
波等価回路図
【図6】本発明の実施の形態6におけるフィルタの高周
波等価回路図
波等価回路図
【図7】本発明の実施の形態7におけるフィルタの高周
波等価回路図
波等価回路図
【図8】本発明の実施の形態8におけるフィルタの高周
波等価回路図
波等価回路図
【図9】本発明の実施の形態9におけるフィルタの高周
波等価回路図
波等価回路図
【図10】本発明の実施の形態10におけるフィルタの
高周波等価回路図
高周波等価回路図
【図11】本発明の実施の形態11におけるフィルタの
高周波等価回路図
高周波等価回路図
【図12】本発明の実施の形態12におけるフィルタの
高周波等価回路図
高周波等価回路図
【図13】本発明の実施の形態13におけるフィルタの
高周波等価回路図
高周波等価回路図
【図14】本発明の実施の形態14におけるフィルタの
高周波等価回路図
高周波等価回路図
【図15】本発明の実施の形態15におけるフィルタの
高周波等価回路図
高周波等価回路図
【図16】本発明の実施の形態16における本発明のフ
ィルタを用いた高周波装置のブロック図
ィルタを用いた高周波装置のブロック図
【図17】本発明の実施の形態17における本発明のフ
ィルタを用いた高周波装置のブロック図
ィルタを用いた高周波装置のブロック図
【図18】従来のフィルタの回路図
【符号の説明】 11 入力端子 12 出力端子 13 インダクタ 14 バリキャップダイオード 15 バリキャップダイオード 16 制御端子
Claims (19)
- 【請求項1】 インダクタとキャパシタとから成る周波
数可変フィルタであって、前記キャパシタは、略ペア特
性を有する第1のバリキャップダイオードと第2のバリ
キャップダイオードを直列に逆極性接続して形成したフ
ィルタ。 - 【請求項2】 フィルタの入力端子と出力端子との間に
インダクタが接続されるとともに、前記フィルタの信号
ラインとアースとの間に、第1,第2のバリキャップダ
イオードの直列接続体を設けた請求項1に記載のフィル
タ。 - 【請求項3】 フィルタの入力端子と出力端子とを結ぶ
信号ラインとアースとの間に、インダクタと、第1のバ
リキャップダイオードと、第2のバリキャップダイオー
ドの直列接続体が接続された請求項1に記載のフィル
タ。 - 【請求項4】 フィルタの入力端子と出力端子とを結ぶ
信号ラインとアースとの間に、第1のバリキャップダイ
オードと、第2のバリキャップダイオードを直列に接続
し、第2のバリキャップダイオードにインダクタを並列
接続した請求項1に記載のフィルタ。 - 【請求項5】 フィルタの入力端子と出力端子とを結ぶ
信号ラインとアースとの間に、第1のバリキャップダイ
オードとインダクタの並列接続体と、第2のバリキャッ
プダイオードを直列接続した請求項1に記載のフィル
タ。 - 【請求項6】 フィルタの入力端子と出力端子とを結ぶ
信号ラインとアースとの間に、第1のバリキャップダイ
オードと第1のインダクタの第1の並列接続体と、第2
のバリキャップダイオードと第2のインダクタの並列接
続体を直列接続した請求項1に記載のフィルタ。 - 【請求項7】 フィルタの入力端子と出力端子とを結ぶ
信号ラインとアースとの間に、第1のバリキャップダイ
オードと、第2のバリキャップダイオードの直列接続体
と、インダクタとを並列接続した請求項1に記載のフィ
ルタ。 - 【請求項8】 フィルタの入力端子と出力端子との間
に、第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャッ
プダイオードとを直列に接続し、このバリキャップダイ
オードの一端同士の接続点とアースとの間に抵抗を接続
するとともに、前記第1のバリキャップダイオードある
いは前記第2のバリキャップダイオードの他端とアース
との間にインダクタを接続した請求項1に記載のフィル
タ。 - 【請求項9】 フィルタの入力端子と出力端子との間
に、第1,第2のバリキャップダイオードの直列接続体
を接続するとともに、この直列接続体と並列にインダク
タを接続した請求項1に記載のフィルタ。 - 【請求項10】 インダクタとキャパシタとから成る周
波数可変フィルタであって、前記キャパシタは、略ペア
特性を有する第1のバリキャップダイオードと第2のバ
リキャップダイオードを並列に逆極性接続して形成した
フィルタ。 - 【請求項11】 フィルタの入力端子から出力端子に至
る信号ラインとアースとの間にインダクタが接続される
とともに、前記入力端子と前記出力端子との間に第1,
第2のバリキャップダイオードの並列接続体を設けた請
求項10に記載のフィルタ。 - 【請求項12】 フィルタの入力端子と出力端子との間
に、第1のバリキャップダイオードと第2のバリキャッ
プダイオードの並列接続体と、インダクタを直列接続し
た請求項10に記載のフィルタ。 - 【請求項13】 フィルタの入力端子と出力端子との間
に、第1のバリキャップダイオードと、インダクタと第
2のバリキャップダイオードの直列接続体とを並列接続
した請求項10に記載のフィルタ。 - 【請求項14】 フィルタの入力端子と出力端子との間
に、インダクタと、第1のバリキャップダイオードと、
第2のバリキャップダイオードとの並列接続体が接続さ
れた請求項10に記載のフィルタ。 - 【請求項15】 フィルタの入力端子と出力端子との間
に、インダクタを接続するとともに、このインダクタの
一端とアースとの間に、第1のキャパシタと第1のバリ
キャップダイオードから成る第1の直列接続体と、第2
のキャパシタと第2のバリキャップダイオードから成る
第2の直列接続体とが並列接続された請求項10に記載
のフィルタ。 - 【請求項16】 第1のフィルタと、この第1のフィル
タと直列に接続された第2のフィルタとからなり、前記
第1のフィルタ及び第2のフィルタは共にインダクタと
2個のキャパシタとから成る周波数可変フィルタであっ
て、前記キャパシタは、共に略ペア特性を有する2個の
バリキャップダイオードを用い、前記第1のフィルタの
2個のバリキャップダイオードは直列に逆極性接続さ
れ、前記第2のフィルタの2個のバリキャップダイオー
ドは逆極性で並列接続されたフィルタ。 - 【請求項17】 第1のフィルタは、入力端子と出力端
子との間にインダクタを接続し、前記第1のフィルタの
信号ラインとアースとの間に第1のバリキャップダイオ
ードと第2のバリキャップダイオードの直列接続体を設
けて形成し、第2のフィルタは、入力端子から出力端子
に至る信号ラインとアースとの間にインダクタを接続
し、前記入力端子と出力端子との間に第1のバリキャッ
プダイオードと第2のバリキャップダイオードの並列接
続体を設けて形成し、前記第2のフィルタのカットオフ
周波数より、前記第1のフィルタのカットオフ周波数を
高くした請求項16に記載のフィルタ。 - 【請求項18】 入力端子と、この入力端子へ入力され
た信号が一方の入力に供給されるとともに、他方の入力
には局部発振器の出力が接続された混合器と、この混合
器の出力に接続された電力増幅器と、この電力増幅器の
出力に接続された請求項17に記載のフィルタと、この
フィルタの出力に接続された出力端子とで構成された高
周波装置。 - 【請求項19】 大信号が入力される入力端子と、この
入力端子に接続された請求項17に記載のフィルタと、
このフィルタの出力が一方の入力に供給されるととも
に、他方の入力には局部発振器の出力が接続された混合
器と、この混合器の出力が供給される出力端子とで構成
された高周波装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8187156A JPH1032450A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | フィルタとこれを用いた高周波装置 |
US09/173,210 US6084486A (en) | 1996-07-17 | 1998-10-15 | Controllable filter and high frequency apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8187156A JPH1032450A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | フィルタとこれを用いた高周波装置 |
US09/173,210 US6084486A (en) | 1996-07-17 | 1998-10-15 | Controllable filter and high frequency apparatus using the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032450A true JPH1032450A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=26504182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8187156A Pending JPH1032450A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | フィルタとこれを用いた高周波装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6084486A (ja) |
JP (1) | JPH1032450A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007004465A1 (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 半導体装置およびそれを用いた無線回路装置 |
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---|---|---|---|---|
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DE10012872C1 (de) * | 2000-03-16 | 2001-08-09 | Infineon Technologies Ag | Elektronisches Bauelement mit Kapazitätsdioden, Verwendung des Bauelements in einer Empfangseinheit und Schaltungsanordnung mit dem Bauelement (z.B. Drei-Band-Fernseh-Tuner) |
US7003275B1 (en) * | 2000-05-18 | 2006-02-21 | Broadband Innovations, Inc. | Agile frequency converter for multichannel systems using IF-RF level exhange and tunable filters |
EP1889360A1 (en) * | 2005-06-09 | 2008-02-20 | TELEFONAKTIEBOLAGET LM ERICSSON (publ) | A tunable circuit arrangement and a method for providing such an arrangement |
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KR100720965B1 (ko) * | 2006-06-27 | 2007-05-23 | 박영진 | 차단 주파수 조절이 가능한 전자파 차폐 필터 |
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US5291159A (en) * | 1992-07-20 | 1994-03-01 | Westinghouse Electric Corp. | Acoustic resonator filter with electrically variable center frequency and bandwidth |
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-
1996
- 1996-07-17 JP JP8187156A patent/JPH1032450A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-15 US US09/173,210 patent/US6084486A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007004465A1 (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 半導体装置およびそれを用いた無線回路装置 |
JPWO2007004465A1 (ja) * | 2005-07-04 | 2009-01-22 | パナソニック株式会社 | 半導体装置およびそれを用いた無線回路装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
US6084486A (en) | 2000-07-04 |
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