JPH10324103A - タイヤの水ハネ防止リング - Google Patents

タイヤの水ハネ防止リング

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JPH10324103A
JPH10324103A JP9175109A JP17510997A JPH10324103A JP H10324103 A JPH10324103 A JP H10324103A JP 9175109 A JP9175109 A JP 9175109A JP 17510997 A JP17510997 A JP 17510997A JP H10324103 A JPH10324103 A JP H10324103A
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JP
Japan
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tire
ring
claw
shaped claw
shaped
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Pending
Application number
JP9175109A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Kojima
英文 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 降雨時、雪どけ時の車の走行において、発生
する、タイヤの水のハネ、飛ばしをしゃ断、並走車、対
向車、舗道通行人また、道路隣接家屋への迷惑と危険を
除くとともに、従来廃棄処分され、処置に困った古タイ
ヤを再整活用し、多くの無駄と労力を除こうとするもの
である。 【解決手段】(イ)タイヤの外側中央部付近より、タイ
ヤ外周端に向けてリング状のツメ2を突出させ弧状に延
ばす。 (ロ)プレートの最外周端にリング状のツメを取り付
け、ホイル3にボルト、または金具にて取り付ける。 (ハ)ホイルカバーと一体としたリング状のツメ2を着
脱式として構成する。 (ニ)古タイヤの欠損部23とツメを一体に成形再整す
る。 (ホ)従来ホイルに直接リング状ツメ2をはめ込む。 (ヘ)リングパットを使用してツメ2をはめ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車の降雨時、雪どけ
時の走行にて、発生するタイヤの水ハネ防止、ならび
に、古タイヤの再利用を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの構造的改良等は盛んに為
されたが、水ハネの防止、等についての開発は実施に至
っていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車の降雨
時、雪どけ時の走行において発生する、タイヤの水ハネ
飛ばしを防ぎ、並走車、対向車、舗道通行人、また、道
路隣接家屋への迷惑防止と車の安全運行を実現させ、か
つ、使用済と成った古タイヤを再整し、多くの無駄と労
力を削減しようとすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】タイヤ(1)の外側中央
部付近より、タイヤ最外周端に向けて、リング状の、し
かも弧状のツメ(2)を、突出させ、タイヤ外周端付近
まで延ばし、かつ、ツメ(2)の突出部より、先端まで
を鋭角と成し、タイヤ最外周端より小さめに設定磨耗対
策と併に柔軟構造とする。図4のごとく、磨耗しすり減
った古タイヤ(24)の欠損部(23)を、再整復元タ
イヤとする際、(23)と(24)を一体に成形処理、
ツメ(2)の突出部より先端までを弧状に、かつ鋭角構
造とする。本発明は、以上のような構成よりなるタイヤ
の水ハネの防止リングである。
【0005】
【発明の実施の形態】
(イ)車が、水溜まり、悪路を走行すると、タイヤの水
のハネ飛ばしが生じる、タイヤ外部側面に、図2、図3
のように、リング状のツメ(2)を設け、ハネ水を遮断
する、図5に従来タイヤの水ハネ飛ばしの状況を示し、
リング状ツメ(2)を設けた図6と比較しツメ(2)の
実施の状況を示す。 (ロ)リング状のツメ(2)は、タイヤ最外周端より小
経に設定し路面との接触を避け磨耗を避けた状態を図7
に示す。 (ハ)タイヤは、車の走行に併ない、比例的に回転、前
進するためハネ飛ばした水を瞬間的に置いて行く恰好に
成り、ツメ(2)の経を小さく設定しても、ハネ水の遮
断機能を発揮させる。 (ニ)従来タイヤは、図5のごとく、最外周端コーナ部
が丸味を帯びた状態で形成され、圧縮・圧迫された水
は、タイヤに巻き付く形で一瞬にして開放飛散し、ハネ
飛ばされる。 (ホ)したがって、タイヤの前進による水ハネは斜後方
上部へ上昇気味にハネ上げられる格好に成り、リング状
ツメ(2)に激突する。 (ヘ)従来タイヤでは斜後方への水圧が開放状態であ
り、図6のリング状ツメ(2)がハネ水をしゃ断する。 (ト)タイヤの路面接触部がわずかにへこむことで、ツ
メ(2)が外側にふくれあがり、タイヤとの隙をひろげ
た状態に成り、ハネ水のしゃ断効力を増大する。 (チ)もし、タイヤ最外周端に丸味がなかったとする
と、ハネ飛ばされた水は横方向と前部へ広がる力が強く
成り、ツメ(2)の効力は減少するが、角が丸味に形成
されていることが重要な要素である。 (リ)ツメ(2)は、タイヤの回転に比例して、弧状形
から直線状に開き、直経をわずかに増大する。 (ヌ)遠心力の増大に併ない、ツメは柔軟性を硬化さ
せ、強裂な水圧対応し、しゃ断能力は低下しない。 (ル)高速回転に併なう強裂なハネ水を減衰させるため
に、ツメの側面に切り欠き穴、溝を設け、水圧の一部を
逃がす。 (ヲ)タイヤとツメの間に突入した水は瞬間的に相方に
ぶつかり合いながら、後方へ激流で押し出される。 (ワ)回転式ツメは、ハネ水の水圧でフリー回転し、か
つ水圧を減衰させる力を発生する。 (カ)回転はフリーで動力を用いないため、危険性はな
く車が止まれば、回転も停止する。 (ヨ)本発明は、タイヤと一体にしたリング状ツメと、
タイヤのパンク修理等にて装着するリングツメ図7、図
21の他、各々を降雨時、雪どけ時において、着脱する
3通りの方法をもって実施の形態とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。 (1)イ.図1、図2タイヤ(1)の外側中央部付近よ
り、タイヤ最外周端に向けて、リング状で、しかも弧状
のツメ(2)を突出させ、タイヤ最外周端付近まで延ば
し、かつ、ツメ(2)の突出部より先端までを鋭角構造
として柔軟性を与える。 ロ.リング状のツメ(2)は、弧状でタイヤ経より小さ
く設定し図7のように路面との常時接触を避けて、磨耗
を防ぐ構造とする。 (2)図4の磨耗しすり減ったタイヤ(24)の欠損部
(23)を、再整処理復元タイヤに加工する際、(2
3)と(24)を一体に成形し、リング状ツメ(2)を
施すリング状ツメ(2)は突出部より先端までを鋭角に
かつ弧状にし、柔軟性を与え、突発的な衝撃を吸収する
構造とする。 (3)イ.図21、図22のホイル(3)に、リング状
ツメ(2)のガード、リングパット(27)を差し込
み、さらにリング状ツメ(2)を差し込んでのち、従来
タイヤを装着し、空気を注入し固定する方法。 ロ.図7ホイル(3)に、リングパット(27)を使用
せず直接にリング状ツメ(2)を差し込み、タイヤに空
気を注入し従来の偏平タイヤに使用する方法。 (4)イ.図15、図16リング状プレート(5)の最
外周端に、リング状ツメ(2)を装着固定、キャッチ金
具(図15、16、17、18、19、20)、また
(図31)にて、ホイル(3)に取り付け着脱する方
法。 ロ.図26リング状プレート(13)を、ホイル
(3)、タイヤ(1)に接触させ、リングコアメタル
(14)に装着した、回転式リングツメ(2)を、(1
3)に差し込み、さらに押さえプレート(15)にて押
さえ、ボルト(16)により、締め付ける方法。 ハ.図27ホイルカバー外側にリング状のプレートを設
けて、このプレートの最外周端に、リング状ツメ(2)
を装着固定、ホイルカバーと一体にし着脱する方法。 (5)イ.図15、16、17、18、19、20のキ
ャッチ金具にて、リング状プレート(5)を、ホイル
(3)に着脱するが、プレート(5)の平面上に設けた
図17のスライド金具(4)をスライドさせ、レバー
(6)を押さえてロックする。 ロ.ホイル(3)側に設けた、図23、24、25に、
レバー(6)の他端を押入して、レバー(6)を固定、
スライド金具(4)を戻してロック状態となる。 ハ.レバー(6)を点線矢印の方向に傾斜させ倒すと、
他端がホイル側の止め金具に掛かりプレートを締めつけ
る。 ニ.ホイル(3)に固定した、リングプレート(5)
に、水圧による振動が発生、脱落しようとする力が作用
する。しかし、レバー中央部のピン(11)にて支持さ
れたレバー(6)と振動の力の作用が、直角方向で変換
されているため、脱落を防止する。 (6)イ.キャッチ金具(図31)は穴あきホイルに使
用するプレート固定金具でレバー(22)のフックをホ
イル穴に押入してのち、ノブ(21)を矢印方向にスラ
イドさせロックする、バネ(20)にて強力に引っ張ら
れ、レバー(22)を固定する。 ロ.プレート(5)の振動に対し直角に作用する力を利
用してプレート(5)の脱落を防ぐ。 本発明は、以上のような実施の形態とする。
【0007】
【発明の効果】車の降雨時、雪どけ時の走行にて発生す
る、水のハネ飛ばしが防止され、並走車、対向車、舗道
通行人、また、道路隣接家屋への迷惑と危険要素が取り
除かれかつ、従来廃棄され処置に困った古タイヤが有効
に活用され、多くの無駄と労力を節約することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用斜視図である。
【図2】リング状ツメ付タイヤの部分断面図である。
【図3】リング状ツメ付タイヤの断面図である。
【図4】磨耗したタイヤの再整復元状況の概略図であ
る。
【図5】従来タイヤの水ハネ状況の図である。
【図6】本発明の水ハネ状況の図である。
【図7】リングパット不使用のツメ装着例の図である。
【図8】分割式回転ツメの側面図である。
【図9】分割式回転ツメの部分平面図である。
【図10】分割式回転ツメのA−A′断面図である。
【図11】本発明の無負荷時の平面図である。
【図12】本発明の無負荷時のA−A′断面図である。
(aギャップ、大)
【図13】本発明負荷時の平面図である。
【図14】本発明負荷時のB−B′断面図である。(a
ギャップ、小)
【図15】キャッチ金具取付概略平面図である。
【図16】キャッチ金具C−C′断面図である。(ツメ
部を除く)
【図17】キャッチ金具側面図である。(プレートを除
く)
【図18】キャッチ金具平面図である。(プレートを除
く)
【図19】キャッチ金具外側からの透視図である。
【図20】キャッチ金具内側からの透視図である。
【図21】リングパット使用のタイヤ断面図である。
【図22】リングパット組み込み例の図である。
【図23】ホイル部取付け金具の平面図である。
【図24】ホイル部取付け金具の正面図である。
【図25】ホイル部取付け金具の側面図である。
【図26】回転式リングツメの組み込み概略図である。
【図27】ホイルカバーと一体のツメの平面図と断面図
である。
【図28】分割式ツメの平面図である。
【図29】分割式ツメのA−A′断面図である。
【図30】プレートがフレーム構造の場合の平面図と断
面図である。
【図31】穴あきホイルのキャッチ金具付断面図であ
る。
【図32】穴あきホイルの概略平面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 リング状ツメ 3 ホイル 4 レバー押さえ金具(スライド金具) 5 リングプレート 6 キャッチ金具レバー(両端ゴム被覆処理) 7 スプリング 8 スライド用のロッド 9 スライドレール 10 ピン支持ステー 11 レバーピン 12 レバーキャッチ部金具(ホイル倒) 13 リングプレート(タイヤ当て) 14 リングコアメタル(スリップリング) 15 押さえリングプレート 16 ボルト 17 ホイル穴 18 ピン支持ステー 19 スプリング受け(中央ホール部) 20 スプリング 21 スライドレバーノブ 22 レバー(ホイル側、ゴム被覆処理) 23 タイヤ再成部 24 古タイヤ 25 ロット支持部 26 ゴム被覆 27 リングパット(リング状ツメ保持用) 28 テコ差し込み用穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ(1)の外側中央部付近より、タ
    イヤ最外周端に向けて、リング状の、しかも弧状のツメ
    (2)を、突出させ、タイヤ外周端付近まで延ばし、か
    つ、ツメ(2)の突出部より先端までを鋭角と成し、柔
    軟構造としたところのタイヤの水ハネ防止リング。
JP9175109A 1997-05-26 1997-05-26 タイヤの水ハネ防止リング Pending JPH10324103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9175109A JPH10324103A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 タイヤの水ハネ防止リング

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JP9175109A JPH10324103A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 タイヤの水ハネ防止リング

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JPH10324103A true JPH10324103A (ja) 1998-12-08

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ID=15990431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9175109A Pending JPH10324103A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 タイヤの水ハネ防止リング

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JP (1) JPH10324103A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012066662A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
CN102765175A (zh) * 2012-06-29 2012-11-07 中橡集团曙光橡胶工业研究设计院 一种飞机轮胎的单侧脊型挡水胶板的制造方法
WO2020131543A1 (en) * 2018-12-20 2020-06-25 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Splash control band for non-pneumatic tire

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