JP3031663U - 自動車用タイヤのマッドガ−ド - Google Patents

自動車用タイヤのマッドガ−ド

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JP3031663U
JP3031663U JP1996004622U JP462296U JP3031663U JP 3031663 U JP3031663 U JP 3031663U JP 1996004622 U JP1996004622 U JP 1996004622U JP 462296 U JP462296 U JP 462296U JP 3031663 U JP3031663 U JP 3031663U
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JP
Japan
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mudguard
convex portion
water
tire
automobile tire
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Application number
JP1996004622U
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English (en)
Inventor
秀實 鈴木
Original Assignee
泉自動車株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨天時のタイヤによる跳ね上げ水による歩行
者への迷惑解消と共に、自車又は他車の視界悪化を防止
することのできるマッドガ−ドを提供することを課題と
する。 【解決手段】 跳ねよけ板1の表面に多数の凸部2,5
を設け、タイヤが跳ね上げた水分を該凸部で凝集させて
路面上に排出するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自動車用タイヤのマッドガ−ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の雨天走行時には、水跳ねが多く発生する。特に大型自動車の水跳ねは 量が多い。又オフロ−ド車やステ−ションワゴン車等では水跳ねにより、リヤウ インドウに汚れがつき、後方の視界が悪くなる。さらに後方を走行中の自動車は この水跳ねによって前方視界が悪化し、事故につながる恐れがある。
【0003】 ところで、図6に示すように跳ね上げを防ぐためのマッドガ−ドaは知られて いる。これは図7の斜視図で明らかなように表面が平滑である。このためタイヤ bで跳ね上げられた水は、マッドガ−ドaで反射し、これを周囲にしぶき状に飛 散させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、雨天時のタイヤによる跳ね上げ水による歩行者への迷惑解消と共に 、自車又は他車の視界悪化を防止することのできるマッドガ−ドを提供すること を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の自動車用タイヤのマッドガ−ドにおいては 、跳ねよけ板1の表面に多数の凸部2,5を設け、タイヤが跳ね上げた水分を該 凸部で凝集させて路面上に排出するようにした。 そしてこの凸部を剣山状凸部2で構成し、跳ね上げ水の凝集効果を高めるよう にした。 さらに凸部を三角錐状凸部5で構成し、かつ凸部を斜め内向に配列角αを以て 配設し、跳ね上げ水の凝集と共に車両の内側へ指向させるようにした。 さらに又跳ねよけ板1の下端縁を三角錐状凸部5の配列角αに等しい角度で斜 めにカットした。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1と図2で、第一実施形態について説明する。図1はマッドガ−ドM1の作 用を説明する図である。1は跳ねよけ板であり、その表面には多数の剣山状凸部 2が縦横に整列して配設されている。多数の剣山状凸部2は合成樹脂又は合成ゴ ムにより跳ねよけ板1と一体成形されたものである。
【0007】 図1で、タイヤ3が回転し、水が跳ね上げられると、これが多数の剣山状凸部 2に当る。すると、跳ね上げられた水は剣山状凸部2によって分散されずに逆に 凝集されてマッドガ−ドM1上に集積する。かくして凝集された水は、跳ねよけ 板1の表面に沿って大きな容量の水流となって下方に落下(矢印4参照)する。
【0008】 図3〜図5に基いて第二の実施形態について説明する。図3はマッドガ−ドM2 をタイヤ後方に取り付けた状態を示す斜視図である。跳ねよけ板1のタイヤに 面した側には多数の三角錐状凸部5が設けられている。図4はこれを拡大したも のである。図4の三角錐状凸部5はすべて三角錐の形状をなし、車体下部の内側 に向って配列され、その角度は地面に対し配列角αで斜めに一定間隔で配列され ている。図4の例ではタイヤ3に面した側の3角錐を構成する面5aが斜め内側 を向いている。
【0009】 自動車タイヤ3が回転し跳ね上げた水が、跳ねよけ板1に当ると、水は多数の 三角錐状凸部5に当り、こゝで分散されないで、逆に凝集されて集積する。そし て図4の矢印6に沿って斜め内向(他に迷惑を掛けない方向)に流れる。
【0010】 さらに、このような構成の三角錐状凸部5を多数設けた跳ねよけ板1は図5に 示す如く、その下端縁が斜め内向きに上記配列角αでカットしておけば、凝集さ れ下端縁に到達した水は矢印7に沿って斜め内向きに流れ落ちる。
【0011】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、タイヤによって跳ね上げられた水は、飛散する ことなく、多数の凸部で凝集され、大きな容量となって車両の下部に排出される ので、水滴の飛散による歩行者への迷惑解消はもとより、自車又は他車への汚損 を解消することが可能となった。 請求項2に係る考案によれば、剣山状凸部2により、水の凝集作用はきわめて 効果的に行われる。 請求項3又は請求項4に係る考案によれば、三角錐状凸部5により跳ね上げら れた水の凝集作用と、凝集された水の車両内方への指向作用が増し、跳ねよけ板 の効果をさらに向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態を示し、マッドガ−ドの
作用を説明する図である。
【図2】図1のA矢視側面図。
【図3】本考案の第二実施形態を示し、マッドガ−ドを
タイヤ後方に取り付けた状態を示す斜視図。
【図4】図3に示すマッドガ−ドの拡大斜視図。
【図5】本考案の第二実施形態の別の態様を示す後面
図。
【図6】公知のマッドガ−ドを備えた車両の側面図。
【図7】公知のマッドガ−ドをタイヤ後方に取り付けた
状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1,11 跳ねよけ板 2 剣山状凸部 3 タイヤ 5 三角錐状凸部 M1,M2 マッドガ−ド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 跳ねよけ板(1)の表面に多数の凸部
    (2,5)を設け、タイヤが跳ね上げた水分を該凸部で凝
    集させて路面上に排出するようにした自動車用タイヤの
    マッドガ−ド。
  2. 【請求項2】 凸部が剣山状凸部(2)で構成された請求
    項1記載の自動車用タイヤのマッドガ−ド。
  3. 【請求項3】 凸部が三角錐状凸部(5)で構成され、該
    凸部が斜め内向に配列角(α)を以て配設された請求項1
    記載の自動車用タイヤのマッドガ−ド。
  4. 【請求項4】 跳ねよけ板(1)の下端縁が三角錐状凸部
    (5)の配列角(α)に等しい角度で斜めにカットされた請
    求項3記載の自動車用タイヤのマッドガ−ド。
JP1996004622U 1996-05-27 1996-05-27 自動車用タイヤのマッドガ−ド Expired - Lifetime JP3031663U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008114324A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Sanko Industry Co., Ltd. 泥除けパッド及びフェンダ

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WO2008114324A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Sanko Industry Co., Ltd. 泥除けパッド及びフェンダ

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