JP2003260912A - タイヤ滑り止め具 - Google Patents

タイヤ滑り止め具

Info

Publication number
JP2003260912A
JP2003260912A JP2002064679A JP2002064679A JP2003260912A JP 2003260912 A JP2003260912 A JP 2003260912A JP 2002064679 A JP2002064679 A JP 2002064679A JP 2002064679 A JP2002064679 A JP 2002064679A JP 2003260912 A JP2003260912 A JP 2003260912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
support plate
stay
chain
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002064679A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kanemasu
秀樹 金桝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002064679A priority Critical patent/JP2003260912A/ja
Publication of JP2003260912A publication Critical patent/JP2003260912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤに対する脱着を簡単に短時間で行える
タイヤ滑り止め具を提供する。 【解決手段】 滑り止め具1Aは、タイヤのホイールキ
ャップの中央に配置される支持板10と、支持板10に
放射状に取付けられた複数本のステー20と、各ステー
20間にそれぞれ架設されたチェーン31とを備える。
ステー20は、支持板10からタイヤの表側面に沿って
放射状に延びる付設部21と、付設部21からタイヤの
トレッド面を横断する方向に延びる横断部22と、横断
部22からタイヤの裏側面に突出する爪部23とからな
る。チェーン31は、1箇所の横断部22間を除いて各
横断部22間に架設されている。付設部21と横断部2
2は、横断部22を矢印方向に折り曲げることができる
ようにヒンジ24により連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雪道、凍結道路
等を走行するときにタイヤに装着するタイヤ滑り止め具
に関する。
【0002】
【従来の技術】雪道や凍結道路を走行するときにタイヤ
に滑り止め用のチェーンを装着し、タイヤのトレッドと
路面とのグリップを確実にし、スリップ事故等を起こさ
ないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タイヤチェーンでは、チェーンをタイヤに巻き付けてゴ
ムのベルト等で締付けて装着するものが一般的であり、
装着にあたっては、車を前後に動かしたり、ジャッキア
ップしてタイヤを浮かしたりするため、多少の時間・労
力・取付けの慣れが必要であり、特に女性一人で装着す
るのは困難な場合が多い。また、タイヤの内側に位置す
るチェーン部分はタイヤの内側に引っ掛けて止めるた
め、その際に衣服が汚れることが多い。
【0004】更に、装着に時間を要することにより、雪
道等での交通渋滞を引き起こすだけでなく、路側で時間
を掛けて装着を行うと、それだけ追突事故の危険が高く
なる。しかも、チェーンを外すのも面倒であるため、融
雪期になってもチェーンを装着したまま走行することが
あり、舗装道路のアスファルトを傷める結果になってい
る。
【0005】この発明は、そのような問題点に着目して
なされたものであって、タイヤに対する脱着を簡単に短
時間で行えるタイヤ滑り止め具を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明のタイヤ滑り止め具は、タイヤのホイール
キャップの中央に配置される支持板と、この支持板に放
射状に取付けられた複数本のステーと、各ステー間にそ
れぞれ架設されたチェーンとを備え、前記ステーが、支
持板からタイヤの表側面に沿って放射状に延びる付設部
と、付設部からタイヤのトレッド面を横断する方向に延
びる横断部と、横断部からタイヤの裏側面に突出する爪
部とからなり、前記チェーンが少なくとも1箇所の横断
部間を除いて各横断部間にそれぞれ架設され、ステーの
横断部をタイヤのトレッド面に締付けるための締付け具
を各ステーに対応して前記支持板にそれぞれ設けたこと
を特徴とする。
【0007】この滑り止め具では、ステーの1箇所の横
断部間にはチェーンが架設されていないので、その横断
部間をタイヤの接地面にあてがい、そのままタイヤの表
側面(ホイールキャップ側)から滑り止め具をタイヤに
被せる。すると、ステーの付設部がホイールキャップに
沿って延び、横断部がタイヤのトレッド面の横断方向に
沿って延び、すなわちチェーンがトレッドに沿い、爪部
がタイヤの裏側面に突出する状態になる。そこで、締付
け具により横断部をタイヤのトレッド面に締付けること
で、滑り止め具がタイヤに装着される。この装着状態で
は、締付け具により滑り止め具がタイヤに締付けられて
いることと、ステーの爪部がタイヤの裏側面に突出して
いることにより、走行中に滑り止め具がタイヤから外れ
ることはない。
【0008】この基本構成において、ステーの付設部と
横断部は、横断部及び爪部を付設部の内側に折り畳める
ようにヒンジ連結されていることとすれば、ステーを折
り畳めるので、滑り止め具をコンパクトに収納できる。
【0009】また、ステーの付設部は、支持板に対して
起立可能に取付けられていることとすれば、滑り止め具
をタイヤに装着するのがより簡単になる。
【0010】なお、本発明において、チェーンの形状
は、サイル形状、くさび形状等の他、ベルト式でもよ
く、その材質も金属、合成樹脂、ゴム等、限定されな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。
【0012】一実施形態に係るタイヤ滑り止め具1Aを
図1(概略斜視図)に示す。この滑り止め具1Aは、タ
イヤ50の表側面(ホイールキャップ51)(図5及び
図6参照)の中央に配置される円形状の支持板10と、
この支持板10に放射状に取付けられた複数本(ここで
は8本)のステー20と、各ステー20間にそれぞれ架
設されたサイル形状のチェーン31とを備える。但し、
図1では、チェーン31は1箇所のみ示し、それ以外は
省略してある。
【0013】ステー20は、支持板10からタイヤ50
の表側面に沿って放射状に延びる付設部21と、付設部
21からタイヤ50のトレッド面を横断する方向に延び
る横断部22と、横断部22からタイヤ50の裏側面に
突出する爪部23とからなる。このステー20の付設部
21と横断部22は、横断部22及び爪部23を付設部
21の内側(矢印方向)に折り畳めるようにヒンジ24
により連結されている。チェーン31は、1箇所の横断
部22間(図6参照)を除いて各横断部22間にそれぞ
れ架設されている。
【0014】ステー20の付設部21は、支持板10に
対して図4及び図6に示すように取付けられている。す
なわち、図4において、支持板10に一対の突片40が
設けられ、この突片40に支持具41が矢印方向に起立
可能に軸支されている。付設部21及び支持具41には
それぞれ係合軸42が設けられ、この両係合軸42間に
コイルバネ43が取付けられ、付設部21と支持具41
が連結されている。ここでは、締付け具に相当するコイ
ルバネ43により、付設部21がホイールキャップ51
の中心方向に付勢される。
【0015】この滑り止め具1Aでは、チェーン31は
サイル形状であるが、図2に示す滑り止め具1Bのよう
にベルト式のチェーン32でも、図3の滑り止め具1C
のようにくさび形状のチェーン33でもよい。図2のベ
ルト式のチェーン32の場合は、十分な滑り止め効果を
出すために突部32aを設けておく。
【0016】このように構成した滑り止め具1A(1
B,1Cも同様)をタイヤ50に装着する仕方につい
て、図5(装着状態の概略斜視図)及び図6(装着状態
の概略正面図)を参照して説明する。
【0017】まず、ステー20の折り畳み状態から付設
部21に対して横断部22と爪部23を引き起こし、付
設部21と横断部22がほぼ直角状態になるようにする
と共に、付設部21を支持板10から適度に起立させて
おく。この状態で、チェーン31を設けていない横断部
22間の部分W(図5参照)を、図6に示すように、路
面60に接地するタイヤ50の部分に合わせつつ、タイ
ヤ50の表側面(ホイールキャップ51側)から滑り止
め具1Aをタイヤ50に被せる。このとき、付設部21
が起立状になっているので、すなわち横断部22がタイ
ヤ50の外縁に対して拡開状になっているので、爪部2
3がタイヤ50に当たることなく、滑り止め具1Aをタ
イヤ50に容易に被せることができる。
【0018】そして、支持板10に対して付設部21を
寝かすと、付設部21がホイールキャップ51に沿って
延び、横断部22がタイヤ50のトレッド面に横断方向
に接触し、爪部23がタイヤ50の裏側面に突出した態
様になると同時に、各付設部21がコイルバネ43によ
りホイールキャップ51の中心方向に引っ張られ、それ
に伴って横断部22がタイヤ50のトレッド面に強く圧
接される。これにより、滑り止め具1Aがタイヤ50に
装着される。
【0019】滑り止め具1Aをタイヤ50から外すとき
は、装着時と反対に行えばよい。つまり、付設部21を
コイルバネ43の付勢力に抗してタイヤ50のトレッド
側に引っ張りつつ、支持板10に対して幾分起立状にす
れば、滑り止め具1Aを簡単に外すことができる。
【0020】この滑り止め具1A(1B,1C)によれ
ば、タイヤ50や車を動かしたり、タイヤ50をジャッ
キアップしたりしなくても装着することができるだけで
なく、タイヤ50の表側面から被せるようにして装着す
るだけでよく、装着のためのコツ・労力・熟練も必要と
せず、取り外しも容易であることから、脱着作業を簡単
に短時間で行うことができる。しかも、タイヤ50の表
側面で作業を行うため、衣服を汚す恐れもない。
【0021】但し、この滑り止め具1A,1B,1C
は、タイヤのサイズに応じて提供されるが、締付け具と
してのコイルバネ43の伸縮作用により1インチ程度の
違いなら同一のもので十分に対応できる。
【0022】なお、上記実施形態に示した滑り止め具1
A,1B,1Cは一例であり、種々の変更が可能であ
る。例えば、上記実施形態では、ステー20の本数は8
本であるが、これより多くても少なくてもよい。また、
チェーン31,32,33を設けない箇所は1箇所のみ
であるが、雪道や凍結道路での走行安全性さえ確保でき
るのであれば、複数箇所でも構わない。
【0023】或いは、締付け具としてコイルバネ43を
用いたが、ステー20による締付けを行うことができる
なら、ネジ式等の他の形式でもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイヤ滑
り止め具によれば、次の効果が得られる。 (1)脱着作業を簡単に短時間で行うことができる。 (2)装着のためのコツ・労力・熟練を必要とせず、女
性一人でも行える。 (3)衣服を汚す心配がない。 (4)脱着が容易であるため、雪道や凍結道路等に対し
て早めに装着しようとする意識を促し、スリップ等によ
る事故を未然に防止する効果が大きい。 (5)脱着を短時間に行えるため、雪道等での交通渋滞
を起こす可能性が低い。 (6)脱着が容易であるため、降雪や凍結の時期が過ぎ
ると、直ぐに取り外そうとする意識が働き、舗装道路の
アスファルトの保護に役立ち、粉塵等の巻き上げ防止等
から、環境保護の効果も発揮する。 (7)請求項2の構成とすれば、ステーを折り畳めるの
で、滑り止め具をコンパクトに収納できる。 (8)請求項3の構成とすれば、滑り止め具をタイヤに
装着するのがより簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るタイヤ滑り止め具の概略斜視
図である。
【図2】別実施形態に係るタイヤ滑り止め具の概略斜視
図である。
【図3】更に別実施形態に係るタイヤ滑り止め具の概略
斜視図である。
【図4】同滑り止め具におけるステーの付設部の支持板
に対する取付形態を示す一部省略側面図である。
【図5】図1の滑り止め具をタイヤに装着した状態を示
す概略斜視図である。
【図6】図1の滑り止め具をタイヤに装着した状態を示
す概略正面図である。
【符号の説明】
1(A〜C) タイヤ滑り止め具 10 支持板 20 ステー 21 付設部 22 横断部 23 爪部 31〜33 チェーン 43 コイルバネ(締付け具) 50 タイヤ 51 ホイールキャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤのホイールキャップの中央に配置さ
    れる支持板と、この支持板に放射状に取付けられた複数
    本のステーと、各ステー間にそれぞれ架設されたチェー
    ンとを備え、前記ステーは、支持板からタイヤの表側面
    に沿って放射状に延びる付設部と、付設部からタイヤの
    トレッド面を横断する方向に延びる横断部と、横断部か
    らタイヤの裏側面に突出する爪部とからなり、前記チェ
    ーンは少なくとも1箇所の横断部間を除いて各横断部間
    にそれぞれ架設され、ステーの横断部をタイヤのトレッ
    ド面に締付けるための締付け具を各ステーに対応して前
    記支持板にそれぞれ設けたことを特徴とするタイヤ滑り
    止め具。
  2. 【請求項2】前記ステーの付設部と横断部は、横断部及
    び爪部を付設部の内側に折り畳めるようにヒンジ連結さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のタイヤ滑り止
    め具。
  3. 【請求項3】前記ステーの付設部は、支持板に対して起
    立可能に取付けられていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のタイヤ滑り止め具。
JP2002064679A 2002-03-11 2002-03-11 タイヤ滑り止め具 Pending JP2003260912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002064679A JP2003260912A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 タイヤ滑り止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002064679A JP2003260912A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 タイヤ滑り止め具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003260912A true JP2003260912A (ja) 2003-09-16

Family

ID=28671086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002064679A Pending JP2003260912A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 タイヤ滑り止め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003260912A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110576710A (zh) * 2019-09-23 2019-12-17 重庆交通大学 车辆车轮用防滑链

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110576710A (zh) * 2019-09-23 2019-12-17 重庆交通大学 车辆车轮用防滑链

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101557940B1 (ko) 스노우 체인
JP2003260912A (ja) タイヤ滑り止め具
JPH09323516A (ja) 複輪タイヤ用滑り防止具
CN206264719U (zh) 一种新型防滑链
JP7506946B1 (ja) タイヤトレッド補助装置
KR20140000975U (ko) 눈길 미끄럼 방지용 타이어 커버
JPS5873409A (ja) 自動車用スリツプ防止具
CN212579530U (zh) 一种防滑轮胎
JP2860435B2 (ja) タイヤ
US5180454A (en) Anti-skid tire apparatus
KR200214024Y1 (ko) 차량 타이어의 미끄럼 방지구
KR200253610Y1 (ko) 미끄럼 방지용 스파이크 벨트
JP2544254B2 (ja) 複輪タイヤ用滑り防止具−タイヤベルト
JPH07251614A (ja) タイヤ滑り止め具
KR19980022275U (ko) 타이어의 미끄럼 방지장치
JPH11180120A (ja) エアー脱着式タイヤ用ループスパイク
KR910001611Y1 (ko) 자동차 타이어용 미끄럼 방지구
KR20040021997A (ko) 대형차량의 빙판길 미끄럼 방지용 비상 보조장치
KR880000069Y1 (ko) 차륜 슬립 방지 장치
JP3066120U (ja) 滑り止め用バンド
JP2003127922A (ja) 滑り止め具
JPS58141904A (ja) 自動車等の車輪のスリツプ防止帯
JPS60151105A (ja) 吸盤付タイヤ
JPH10236118A (ja) 側輪による自動車のスリップ防止装置、
JPH09295501A (ja) 補助輪による自動車のスリップ防止装置