JP2001001720A - タイヤ - Google Patents

タイヤ

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JP2001001720A
JP2001001720A JP11177880A JP17788099A JP2001001720A JP 2001001720 A JP2001001720 A JP 2001001720A JP 11177880 A JP11177880 A JP 11177880A JP 17788099 A JP17788099 A JP 17788099A JP 2001001720 A JP2001001720 A JP 2001001720A
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JP
Japan
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tire
mud
protruding portion
tread
splashing
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JP11177880A
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English (en)
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Yuji Watabe
雄二 渡部
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/01Shape of the shoulders between tread and sidewall, e.g. rounded, stepped or cantilevered
    • B60C2011/013Shape of the shoulders between tread and sidewall, e.g. rounded, stepped or cantilevered provided with a recessed portion

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  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用自動車などが走行する際に生ずる水はね
や泥はねを大幅に抑制できるタイヤを提供する。 【解決手段】 少なくとも片側のショルダー部周囲に沿
って略トレッド部方向に突出部を突設したことを特徴と
するタイヤ。又は両側のショルダー部周囲に沿って略ト
レッド部方向に突出部を突設したことを特徴とするタイ
ヤ。上記タイヤにおいて、前記突出部の先端が路面に接
地する長さにする、或いは前記突出部が外側に傾斜して
いるようにする、或いは前記突出部がタイヤに一体成形
されているようにすると好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として乗用自動車や貨
物自動車などに使用し、泥はねや水はねを防止できるタ
イヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用自動車や貨物自動車などが
雨天走行時や水たまり上を走行する際には泥はねや水は
ねが生ずるが、かかる泥はねや水はねを防止するため図
4に示すように車両10にはスプラッシュガード11が
設けられている。図4はスプラッシュガードの従来例を
示す側面図である。前記スプラッシュガード11はタイ
ヤ12の後方や側面等に配置され、車両や歩行者に対す
る泥はねや水はねをある程度抑制し、特に歩行者に対す
る泥はね等の低減を重視してタイヤ12の側面を大きく
覆うスプラッシュガードもある。
【0003】しかしながら、スプラッシュガード11で
タイヤ12の側面を大きく覆う構成としても、タイヤ1
2は正面視で両側が碗状に形成されていることから(図
2参照)、車両10が水たまり上などを走行した際に、
走行方向に対して側方に位置する歩行者に対して、タイ
ヤ12のトレッド近傍から跳ね上げる泥・水を防ぐこと
は非常に難しい。かかる泥はねや水はねは歩行者等に極
めて迷惑であり、道路交通法71条(運転者の遵守事
項)違反を惹起する遠因ともなる。
【0004】そのため、歩行者などへの泥はねを回避す
るためには、現状では徐行する或いは水たまりを回避す
るような方途しかなく、通常の運転は困難であり、歩行
者と運転者双方にとって望ましくない状況である。かよ
うな状況を改善すべく、通常の運転を行っても、泥はね
・水はねが発生しにくくなるような手段が切望されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであって、乗用自動車や貨物自動車な
どが走行する際に生ずる水はねや泥はねを大幅に抑制或
いは無くすことができるタイヤを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤは、少な
くとも片側のショルダー部周囲に沿って略トレッド部方
向に突出部を突設したことを特徴とする。また本発明の
タイヤは、両側のショルダー部周囲に沿って略トレッド
部方向に突出部を突設したことを特徴とするものであ
る。
【0007】さらに、上記タイヤにおいて、前記突出部
の先端が路面に接地する長さにする、或いは前記突出部
が外側に傾斜しているようにする、或いは前記突出部が
タイヤに一体成形されているようにすると好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるタイヤを図に
示す実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は第一
実施形態のタイヤを示す斜視図、図2(a)は第一実施
形態のタイヤの部分断面正面図、図2(b)は図2
(a)のタイヤの変形例を示す部分断面正面図である。
【0009】本実施形態のタイヤ1は空気タイヤであ
り、通常の空気タイヤと同じように内側から順にチュー
ブ2、タイヤ1の骨格を形成するカーカス3、カーカス
3を補強するブレーカー4(或いはベルト)、固く厚い
ゴムからなるゴム層5を積層して形成されている。前記
ゴム層5は側面のサイド部5a、側面から接地面にかけ
てのショルダー部5b、接地面であるトレッド部5cか
らなり、トレッド部5cは路面に接地して車両重量に耐
えられるよう特に厚くなっている。またトレッド部5c
には、車両の前進・操作・停止の場合などに接地面を確
実にグリップするようにトレッドパターン5lが刻み込
まれている。
【0010】両側のショルダー部5bには、その周囲に
沿って略トレッド部5cの方向に突出部6が突設してい
る。突出部6は、トレッド部5cからショルダー部5b
に跳ね上げられる泥・水を遮断可能な角度で略トレッド
部5cの方向に突設すればよく、好適には図2(a)に
示すように略鉛直方向に突設したり、図2(b)のよう
に外側に傾斜するように突設する。後者のように突出部
6を外側に傾斜して設ける場合にはタイヤ1の水はけ機
能が良好になる。又突出部6を両側のショルダー部5b
に設けることで、車両走行方向の側方に位置する歩行者
及び車両底部の両方への泥はね・水はねを防止でき、且
つ左右対称で使用可能な構成となる。
【0011】前記突出部6の長さは、トレッド部5cか
らショルダー部5bに跳ね上げられる泥・水を前記突設
角度と相関して遮断可能な長さであればよく、例えばタ
イヤ1を取り付けた車両の走行時に突出部6の先端が路
面に接地しない長さ、或いは路面に接地する長さとす
る。後者の場合、側方の歩行者等に対する泥はね・水は
ねを完全に無くすことができ、走行距離等の増加でトレ
ッド部5cが摩耗する際に接地している突出部6も摩耗
して常に接地する長さであり続け、タイヤ1の使用期間
を通して泥はね・水はねを完全に防止する状態を維持で
きる。なお突出部6を略鉛直方向に突設して先端が路面
に接地する長さとする場合には、突出部6を設けたこと
による車両の操作性への影響等を考慮して、排水機能を
高めるなどしてトレッド部5cのトレッドパターン5l
を形成するとよい。
【0012】前記突出部6は、製造工程を効率化すると
共にタイヤ1との一体性や固着力を確保するため、特に
突出部6が路面に接地する長さのときにはタイヤ1と同
じ耐摩耗性、一体性、固着力を確保するために、タイヤ
1のゴム層5に同じ材質等で一体成形されている。一体
成形された突出部6は材質としても弾力性を有し、突出
部6の先端が路面に接地する長さとした場合にも、積載
荷重の変化に適応して常時接地することが可能である。
この他にも、別体の突出部6をショルダー部5bに取り
付けるようにして設けることも可能である。
【0013】なお前記突出部6の厚さ・形状は、本実施
形態においては肉厚5mm程度のフィン(ヒレ)状とし
たが、これに限定されるものではなく、泥はね・水はね
の抑制機能を発揮できるものであれば適宜である。
【0014】次に、本発明によるタイヤの第二実施形態
について説明する。図3(a)は第二実施形態のタイヤ
の部分断面正面図、図3(b)は図3(a)のタイヤの
変形例を示す部分断面正面図である。
【0015】本実施形態のタイヤ1の基本的構成は第一
実施形態と同様で、内側から順にチューブ2、タイヤ1
の骨格を形成するカーカス3、カーカス3を補強するブ
レーカー4(或いはベルト)、固く厚いゴムからなるゴ
ム層5を積層して形成された空気タイヤであり、前記ゴ
ム層5はサイド部5a、ショルダー部5b、路面に接地
して車両重量に耐えられるよう特に厚く形成されたトレ
ッド部5cからなる。トレッド部5cにはトレッドパタ
ーン5lが刻み込まれている。
【0016】そして、本実施形態における突出部6は、
取り付け時に外側となる片側のショルダー部5bの周囲
に沿って略トレッド部5cの方向に突設しており、車両
の走行方向の側方に位置する歩行者に跳ね上げる泥や水
を突出部6で遮断することができる構成である。
【0017】突出部6は第一実施形態と同様に、トレッ
ド部5cから跳ね上げられる泥・水を遮断可能な角度で
略トレッド部5cの方向に突設すればよく、好適には図
3(a)のように略鉛直方向や、水はけ機能を良好にす
るため図3(b)のように外側に傾斜して突設する。前
記突出部6の長さはトレッド部5cから跳ね上げられる
泥・水を前記突設角度と相関して遮断可能な長さであれ
ばよく、例えばタイヤ1を取り付けた車両の走行時に突
出部6の先端が路面に接地しない長さ、或いは路面に接
地する長さとする。後者の場合、タイヤ1の使用期間を
通して泥はね・水はねを完全に防止する状態を維持でき
る。
【0018】前記突出部6はタイヤ1との一体性を確保
する等のため、タイヤ1のゴム層5に同じ材質等で一体
成形されているが、別体の突出部6をショルダー部5b
に取り付けるようにして設けることも可能である。また
突出部6の厚さ・形状は、本実施形態においても肉厚5
mm程度のフィン(ヒレ)状としたがこれに限定される
ものではなく、泥はね・水はねの抑制機能を発揮できる
ものであれば適宜である。
【0019】上記第一及び第二実施形態で説明したよう
に本発明によるタイヤ1は、ショルダー部5bの周囲に
沿って略トレッド部5cの方向に突出部6を突設して接
地面形状をスロープM型とした構成であって、トレッド
部5cから跳ね上げられた泥や水は両側或いは片側の突
出部6で遮断され、突出部6より内側に留め置かれるこ
とになり、泥や水が突出部6より外側に飛散することを
防止できる。
【0020】尚、本発明のタイヤは上記実施形態に限定
されるものではなく、ショルダー部5bの周囲に沿って
略トレッド部5cの方向に突出部6を突設し、側方の歩
行者等への泥はねや水はねを防止できるものであれば本
発明のタイヤに包含され、例えば本発明のタイヤは乗用
自動車や貨物自動車以外の自動二輪車や自転車など、タ
イヤで走行して水はねや泥はねをする全てのものに適用
可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明のタイヤは上記構成であるから、
乗用自動車や貨物自動車等が走行する際に生ずる水はね
や泥はねを大幅に抑制或いは無くすことができる効果が
ある。従って、雨天時の走行や水たまり上の走行で発生
する、極めて迷惑な車両等の水はねや泥はねを削減する
ことができて歩行者にとって有益であると共に、道路交
通法71条1号や交通方法に関する教則第3節1(4)
に定められる歩行者の保護を装備の面から担保すること
ができるので運転者にとっても便宜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態のタイヤを示す斜視図。
【図2】(a)第一実施形態のタイヤの部分断面正面
図。 (b)図2(a)のタイヤの変形例を示す部分断面正面
図。
【図3】(a)第二実施形態のタイヤの部分断面正面
図。 (b)図3(a)のタイヤの変形例を示す部分断面正面
図。
【図4】スプラッシュガードの従来例を示す側面図。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 チューブ 3 カーカス 4 ブレーカー 5 ゴム層 5a サイド部 5b ショルダー部 5c トレッド部 5l トレッドパターン 6 突出部 10 車両 11 スプラッシュガード 12 タイヤ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片側のショルダー部周囲に沿
    って略トレッド部方向に突出部を突設したことを特徴と
    するタイヤ。
  2. 【請求項2】 両側のショルダー部周囲に沿って略トレ
    ッド部方向に突出部を突設したことを特徴とするタイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記突出部の先端が路面に接地する長さ
    であることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記突出部が外側に傾斜していることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載のタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記突出部が一体成形されていることを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載のタイヤ。
JP11177880A 1999-06-24 1999-06-24 タイヤ Withdrawn JP2001001720A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7125023B2 (en) 2003-07-10 2006-10-24 Hyundai Motor Company Rollover protecting system for vehicle
US20080196807A1 (en) * 2004-10-12 2008-08-21 Jacques Morel-Jean Tire Provided with Two Protuberances for Deflecting Lateral Expulsions of Water
KR20220160845A (ko) * 2021-05-28 2022-12-06 넥센타이어 주식회사 물튀김 저감 타이어

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KR20220160845A (ko) * 2021-05-28 2022-12-06 넥센타이어 주식회사 물튀김 저감 타이어
KR102533882B1 (ko) 2021-05-28 2023-05-26 넥센타이어 주식회사 물튀김 저감 타이어

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Legal Events

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Effective date: 20060905