JPH10323845A - シリコーンゴムoリングの製造方法及びシリコーンゴムoリング - Google Patents

シリコーンゴムoリングの製造方法及びシリコーンゴムoリング

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JPH10323845A
JPH10323845A JP13399697A JP13399697A JPH10323845A JP H10323845 A JPH10323845 A JP H10323845A JP 13399697 A JP13399697 A JP 13399697A JP 13399697 A JP13399697 A JP 13399697A JP H10323845 A JPH10323845 A JP H10323845A
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JP
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ring
film
mold
silicone rubber
rubber
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JP13399697A
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Hideki Ueno
秀樹 上野
Tatsuhiko Sawamura
立彦 沢村
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2083/00Use of polymers having silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only, in the main chain, as moulding material
    • B29K2083/005LSR, i.e. liquid silicone rubbers, or derivatives thereof

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型内で成形されるシリコーンゴム製のOリ
ングを容易に取り出すことができ、脱型後バリの切除が
容易に行えるとともに、筐体に形成された溝にOリング
を容易に嵌め込むことが可能で、しかも接着等により筐
体に固定することができるOリングの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 固定側金型15と可動側金型19との間
にフィルム17を挟み込み、キャビティ内に液状シリコ
ーンゴム12を充填して、フィルム17と一体化された
Oリング13を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば筐体どうし
の嵌合部分に用いられ、空間の密封性を向上させるOリ
ングにかかり、特にシリコーンゴムを原材料として成形
されるシリコーンゴムOリングの製造方法及びシリコー
ンゴムOリングに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゴム製のOリングは、例えば
有機系の合成ゴムからなる他のOリングに比べ軟らかい
特性を有しているため、形状が変形し易く密封性に優れ
ている。また、このシリコーンゴムの軟らかい特性によ
り、Oリングを用いる筐体どうしの嵌合部分の構造を、
他の有機系合成ゴムOリングなどよりも比較的弱く設計
を行ってもシリコーンゴムOリングから受ける応力は小
さいために問題なく筐体の嵌合部分の構造を簡素化およ
び、軽量化することができるという特徴を持っている。
【0003】ところで、従来、シリコーンゴム製のOリ
ングを成形する方法としては、プレス成形機によりミラ
ブル型シリコーンゴムを加熱された金型内に投入して硬
化させるいわゆるプレス成形方法が採られている。
【0004】この成形方法の場合、図4に断面図として
示したように、バリ吸収部1をOリング2の内外周に設
けることが一般的である。これは、シリコーンゴムが熱
硬化性であり、バリもショートショットも発生させない
で成形を行うことが非常に難しいため、考えられた方法
である。つまり、シリコーンゴムは成形時には加熱され
ている金型キャビティ内で硬化されることになり、金型
キャビティ内で熱膨張を起こして体積が増加するので、
極めて正確な計量を行ってキャビティ内にシリコーンゴ
ムを充填しない以上は、バリ及びショートショットの発
生を防ぐことができない。そこで、あえてキャビティ内
にOリング2の体積以上のシリコーンゴムを充填して、
Oリング2の体積分以外の余分なシリコーンゴムや熱に
より膨張したシリコーンゴムをバリ吸収部1に吸収さ
せ、その後バリ吸収部1を切除しようというものであ
る。このため、製品として使用するOリング2とバリ吸
収部1とは後で切除し易いように薄板状につながってい
る。
【0005】そして、金型から取り出された成形品のバ
リ吸収部1をポンチ等で打ち抜き、製品であるOリング
2を作製していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バリ吸
収部1を切断する際の作業において、シリコーンゴムの
性質上伸びが大きく形状の安定性が悪いため、製品部分
だけを綺麗に残して切断することが難しく、不良が頻繁
に発生し生産コストの増大を招いていた。
【0007】また、シリコーンゴム製のOリングは、筐
体が特にプラスチックである場合にはシリコーンゴムの
持つ特性上、成形されたシリコーンゴムを簡単に接着さ
せることができないため、筐体にはOリング2の形状に
対応した嵌め込み用の溝を設ける必要があった。さら
に、シリコーンゴムの持つ特性上、伸びによる形状の安
定性が悪いため、Oリングが極細になればなるほど筐体
の溝に嵌め込む際の作業性が困難になって行くという問
題があった。そして、前述したようにシリコーンゴム製
のOリングは接着により固定できないため、例えばメン
テナンス等の際にOリングが筐体の溝から外れると再び
作業性の悪い嵌め込み作業を行わなければならないとい
う問題もあった。
【0008】また、シリコーンゴムのようなゴム成形品
では、成形時の金型の脱型がプラスチックのように簡単
にイジェクタピンで脱型を行うことができないため自動
化が困難であり、人の手を用いる必要があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、シリコーンゴム製のOリングをロ
ボット等の自動化によって容易に取り出すことができ、
しかもOリングがフィルムに固定されているため、ゴム
特有の伸びが制限されていることから、脱型後、バリ吸
収部の切除を容易に行えるとともに、筐体に形成された
溝にOリングを容易に嵌め込むことが可能であり、さら
には、Oリングがフィルムと一体になっているために、
接着等による筐体への固定が容易にできるOリングの製
造方法を提供することを主な目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシリコーンゴムOリングの製造方法によれ
ば、キャビティとコアとの間にフィルム状の支持体を挟
持しつつキャビティ内に未硬化のシリコーンゴムを充填
して、前記支持体と一体化されたOリングを成形するこ
とを特徴としている。
【0011】このシリコーンゴムOリングの製造方法に
よれば、シリコーンゴム製のOリングがフィルム状の支
持体と一体成形されるので、Oリングが金型に付着し易
いシリコーンゴム製であるにもかかわらず、支持体を介
してOリングを金型から引き離すことにより、Oリング
を容易に脱型させることができる。
【0012】そして例えば、Oリングに設けたバリ吸収
部を切除する場合でも、支持体が一体成形されることに
より、ゴム特有の性質である伸びを抑えられるので、バ
リ吸収部を切除する際の作業性を向上させることができ
る。そして、この支持体の材質は、成形の際の熱に充分
耐えることのできるポリエステル系樹脂あるいはポリカ
ーボネード樹脂であることが好ましい。さらに、この支
持体のプライマ処理をあらかじめ行うことにより、支持
体とOリングを確実に接着させることができる。 ま
た、本発明のシリコーンゴムOリングによれば、フィル
ム状の支持体と一体化されてなることを特徴としている
ので、Oリングの形状安定性が良くなり、例えば筐体に
設けられている溝に、Oリングを嵌め込む際の作業性を
向上させることができる。また筐体の溝が、例えばプラ
スチック性であってもOリングに一体成形されている支
持体を前述したような樹脂にすれば、シリコーンゴム製
のOリング単体とは異なり接着が可能となるので、超音
波接着等の方法により容易にプラスチック製の筐体の溝
に固定することができる。これにより、例えばメンテナ
ンス等の際にOリングが筐体の溝から外れる恐れはな
く、しかも特別筐体にOリングを嵌め込むための溝を設
ける必要がないので、筐体の構造を簡素化および軽量化
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明の実施形態にかかるOリン
グを成形するための金型システムを示す断面図である。
【0015】同図に示されるように、この金型システム
は、射出成形機先端のノズル11より射出された加熱硬
化型の液状シリコーンゴム12が充填されるOリング1
3及びバリ吸収部14の彫り込み形状を有している固定
側金型15と、型開き時にOリング13及びバリ吸収部
14を押し出すイジェクタピン16と、型開き時にフィ
ルム17を押し出すフィルムプッシュ18と、イジェク
タピン16とフィルムプッシュ18との軸受を内部に備
える可動側金型19と、フィルム17を可動側金型19
のパーティング面に密着するように保持しているフィル
ムクランプ20と、イジェクタピン16とフィルムプッ
シュ18とを支持しているイジェクタプレート21と、
可動側金型19が型開き時に移動したときにイジェクタ
プレート21のストッパとなるイジェクタロッド22と
により主に構成されている。
【0016】次に、この金型システムを用いてOリング
を製造する方法について説明する。なお、フィルム17
としては、ここでは厚さ25μmのPET(ポリエチレ
ンテレフタレート)を用い、また成形は下記の成形条件
により行うものとする。
【0017】 ・射出圧力 20kgf/cm2 ・射出時間 10sec ・保圧時間 5sec ・硬化時間 35sec ・総成形時間 60sec ・金型温度 150℃ ・型締圧力 100kgf/cm2 ・シリンダー温度 15℃ まず、金型が開いている状態で、Oリング13及びバリ
吸収部14とフィルム17との接着性を向上させるため
に、フィルム17の固定側金型15側の面にプライマを
塗布し、固定側金型15の彫り込み部分のパーティング
面を覆い隠すようにフィルム17をセットする。次に金
型を閉じて、固定側金型15と可動側金型19とのパー
ティング面にフィルム17を挟み込み、射出成形機のノ
ズル11より液状シリコーンゴム12を射出する。射出
された液状シリコーンゴム12はスプール、ランナを通
過し固定側金型15の彫り込み部分に図1に示されるよ
うに充填され、充填された液状シリコーンゴム12は、
加熱されることにより架橋反応を起こして硬化する。こ
の際、イジェクタピン16と可動側金型19との摺動部
と、固定側金型15の液状シリコーンゴム12が充填さ
れる彫り込み部分とは、フィルム17により遮られるこ
とになるので、イジェクタピン16と可動側金型19と
の摺動部に液状シリコーンゴム12が侵入してバリを発
生させるような恐れはない。
【0018】次に、金型を開く動作が行われる。この
際、可動側金型19の移動に伴い、イジェクタプレート
21がイジェクタロッド22に当接することによりイジ
ェクタピン16及びフィルムプッシュ18が除々に固定
側金型15側に突き出される。これにより、成形された
Oリング13、バリ吸収部14及びフィルム17が図2
に示されるように可動側金型19から離れる方向に押し
出される。シリコーンゴムの成形品は金型に付着し易い
性質であるが、この成形方法の場合、フィルムを介して
容易に成形品を脱型させることができる。
【0019】次に、フィルムクランプ20を解放して、
フィルム17と一体になっているOリング13及びバリ
吸収部14を金型から取り外し、図3に断面図として示
されるように、Oリング13からバリ吸収部14をフィ
ルム17ごとポンチ等で打ち抜く。これにより、片面に
フィルム17が一体成形されているシリコーンゴム製の
Oリング13が作製される。この際、Oリング13及び
バリ吸収部14がフィルム17と一体となっているた
め、形状安定性が良く、容易にバリ吸収部14を切除す
ることができる。
【0020】本実施形態によれば、シリコーン製のOリ
ング13及びバリ吸収部14を例えばPET製のフィル
ム17と一体成形することができるので、金型に付着し
易いシリコーンゴム製の成形品であるにもかかわらず、
フィルム17を介して金型から引き離すことにより、容
易に成形品を脱型することが可能である。また、脱型後
においてもOリング13及びバリ吸収部14がフィルム
17と一体となっているため、形状安定性が良く、容易
にバリ吸収部14を切除することができる。そして、作
製されたOリング13は、一体成形されているフィルム
17によりゴム特有の伸びを抑えることができるので、
アッセンブリする筐体の溝等に嵌め込む作業を容易に行
うことができる。さらに、Oリング13のフィルム17
が貼着されている面を筐体側にして、例えば、プラスチ
ック製の筐体に超音波接着等により固定することができ
るので、筐体のメンテナンス等を行った場合に、Oリン
グが外れてしまうような恐れはなく、嵌め込み作業を再
び行う必要がない。さらに、従来のように筐体との嵌合
部分に溝を必ずしも設ける必要がなくなり、Oリング1
3をはめ込む筐体の形状を簡素化できる。
【0021】ところで、本実施形態ではOリング13を
脱型するために、イジェクタ方式の脱型手段を用いた
が、フィルム17にOリング13が一体成形されている
ので、イジェクタ方式等の脱型手段無しでOリングを脱
型することも可能である。また、このイジェクタ方式を
用いた場合、イジェクタピン16と可動側金型19との
摺動部と、固定側金型15の液状シリコーンゴム12が
充填される彫り込み部分とは、フィルム17により遮ら
れるので、イジェクタピン16と可動側金型19との摺
動部に液状シリコーンゴム12が侵入してしバリを発生
させるような恐れはない。
【0022】なお、本実施形態のOリング13はシリコ
ーンゴム製であり、例えば有機系の合成ゴムからなる他
のOリングに比べ軟らかい特性を有しているので、筐体
等の嵌合部分に用いた場合、形状が変形し易く密封性に
優れている。しかも、このシリコーンゴムの軟らかい特
性により、Oリング13を用いる部分の筐体どうしの嵌
合部分の構造を、Oリング13から受ける応力に対して
比較的弱く設計しても、筐体の嵌合部分の剛性を充分に
保つことができる。
【0023】また、本実施形態ではOリング13との接
着を確実にするためにフィルム17にプライマを塗布し
て成形を行ったが、実施形態で用いられたPET等のポ
リエステル系樹脂あるいはポリカーボネード樹脂はプラ
イマを塗布しなくてもかなり密着性が良好なので、プラ
イマを塗布しないで成形を行ってもなんら問題はない。
さらに、Oリングに自己接着性のシリコーンゴムを用
いる事により、フィルムにプライマを塗布することなく
フィルムにOリングを接着させることが可能である。た
だし、この場合にはOリングと金型が接着しないよう金
型にフッ素樹脂等でコートしたもの使用することが好ま
しい。
【0024】また、フィルムの材質としてはポリエステ
ル系樹脂あるいはポリカーボネード樹脂の他にも例え
ば、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル
系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアリレート樹脂な
どの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔、
グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロース系シ
ート、あるいは上記の各シートを積層したものなどがフ
ィルム17の材質として好適である。その他、布、天然
皮革、合成皮革、金属箔などであってもよい。
【0025】また、本実施形態ではフィルム17の厚さ
が25μmのものを用いて成形を行ったが、厚さ10μ
m〜1mm程度のものが適当な範囲であり、さらに好ま
しくは25μm〜50μmの範囲内の厚みのフィルムが
この製造方法においては最適である。
【0026】なお、本実施形態ではOリング13の内外
周にバリ吸収部14を設け、このOリング13及びバリ
吸収部14とフィルム17とを一体成形した後、バリ吸
収部14をフィルムごと切除するようにしたが、極めて
正確な計量が行える成形機材等を用いることでバリ吸収
部14を設けず、かつ予めOリング13の内外径に対応
した形状のフィルムを用いて一体成形を行うことによ
り、バリ吸収部14及びフィルム17を切除する作業を
行わないようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
製されたOリングの片面にフィルム状の支持体が一体成
形されているので、Oリングの形状安定性が良くなり、
筐体の溝への嵌め込み作業が容易である。そして、取り
付ける筐体の溝がプラスチック製であっても支持体を筐
体の溝に超音波接着等により固定すれば、Oリングがメ
ンテナンス等の際に外れる恐れはなく、嵌め込み作業を
再び行う必要がない。さらに、従来のように筐体との嵌
合部分に溝を必ずしも設ける必要がなくなり、Oリング
をはめ込む筐体の形状を簡素化ができる。
【0028】また例えば、Oリングの内外周に設けられ
たバリ吸収部を切除する場合の作業においても、一体成
形される支持体によりゴム特有の性質である伸びを抑え
ることができるので、製品部分としてのOリングだけを
綺麗に残して容易にその他の部分を切除することができ
る。したがって、Oリングの製造において不良が頻繁に
発生する恐れはなく、生産性を向上させることができ
る。
【0029】さらに、本発明によれば、Oリングが金型
に付着し易いシリコーンゴム製であるにもかかわらず、
フィルム状の支持体を介して金型からOリングを引き離
すことができるので、金型からのOリングの脱型が容易
である。
【0030】そして、このような製造方法や使用方法に
よって、シリコーンゴムをOリングの材質として容易に
用いることが可能となり、例えば有機系の合成ゴムから
なる他の材質のOリングに比べて、軟らかく変形し易い
特性をOリングに持たせることができるので、Oリング
を用いる部分の筐体どうしの嵌合部分の構造を、Oリン
グから受ける応力に対して比較的弱く設計しても、筐体
の嵌合部分の剛性を充分に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるOリングを成形する
ための金型システムを示す断面図。
【図2】本発明の実施形態にかかるOリングを成形する
ための金型システムにおいて、Oリングが脱型されると
きの状態を示す断面図。
【図3】本発明の実施形態におけるシリコーンゴム製の
Oリングにおいて、バリ吸収部をフィルムごと切除した
ところを示す断面図。
【図4】従来のシリコーンゴム製のOリングにおいて、
バリ吸収部が切除される前のOリングの断面図。
【符号の説明】
11……ノズル、12……液状シリコーンゴム、13…
…Oリング、14……バリ吸収部、15……固定側金
型、16……イジェクタピン、17……フィルム、18
……フィルムプッシュ、19……可動側金型、20……
フィルムクランプ、21……イジェクタプレート、22
……イジェクタロッド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティとコアとの間にフィルム状の
    支持体を挟持しつつキャビティ内に未硬化のシリコーン
    ゴムを充填して、前記支持体と一体化されたOリングを
    成形することを特徴とするシリコーンゴムOリングの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 キャビティ側の面にプライマを塗布した
    フィルム状の支持体をキャビティとコアとの間に挟持し
    つつキャビティ内に未硬化のシリコーンゴムを充填し
    て、前記支持体と一体化されたOリングを成形すること
    を特徴とするシリコーンゴムOリングの製造方法。
  3. 【請求項3】 フィルム状の支持体と一体化されてなる
    ことを特徴とするシリコーンゴムOリング。
  4. 【請求項4】 支持体の材質がポリエステル系樹脂ある
    いはポリカーボネード樹脂であることを特徴とする請求
    項1又は2記載のシリコーンゴムOリングの製造方法。
  5. 【請求項5】 支持体の材質がポリエステル系樹脂ある
    いはポリカーボネード樹脂であることを特徴とする請求
    項3記載のシリコーンゴムOリング。
JP13399697A 1997-05-23 1997-05-23 シリコーンゴムoリングの製造方法及びシリコーンゴムoリング Pending JPH10323845A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001146971A (ja) * 1999-10-01 2001-05-29 Nok Corp ガスケット
JP2008103741A (ja) * 2007-11-05 2008-05-01 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2009299903A (ja) * 2001-03-09 2009-12-24 Nok Corp ガスケット
US10486237B2 (en) 2016-07-07 2019-11-26 Shuichi NOWATARI Production method and production apparatus for ring-shaped part

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