JPH10323826A - 破壊方法 - Google Patents
破壊方法Info
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- JPH10323826A JPH10323826A JP13564097A JP13564097A JPH10323826A JP H10323826 A JPH10323826 A JP H10323826A JP 13564097 A JP13564097 A JP 13564097A JP 13564097 A JP13564097 A JP 13564097A JP H10323826 A JPH10323826 A JP H10323826A
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Abstract
って決められるので、充電電圧の大きさによっては、破
壊が不十分であったり、逆に破壊は十分に行なわれるも
のの不経済である。 【解決手段】 金属細線5a,5b,5cが溶融蒸発す
るとともに破壊用物質が膨張する際の破壊可能領域Mf
を設定して、被破壊物3の破壊しようとする目的部分A
が破壊可能領域Mf内に入るように、自由面12,15
から破壊用孔4a,4bの距離および金属細線5a,5
b,5cの挿入深さを設定して経済的かつ確実に被破壊
物3を破壊する。
Description
用いてコンクリート構造物や岩盤などの被破壊物を破壊
する破壊方法に関する。
ート構造物や岩盤などの被破壊物を破壊する破壊方法
は、金属細線を介して接続した一対の電極をコンデンサ
に接続し、作業者の経験によって、被破壊物に装着孔を
所定間隔ごとに、あるいは自由面から所定距離ごとに穿
ち、これら装着孔に水や油などの破壊用物質を注入する
とともに装着孔に電極を装着し、コンデンサに充電蓄積
した電気エネルギーを短時間で金属細線に放電供給して
金属細線を急激に溶融蒸発させることにより破壊用物質
を急激に気化させ、その際の膨張力で被破壊物を破壊し
たり脆弱化させたりするものである。
物に形成する装着孔の間隔は経験によって決められるの
で、コンデンサに蓄積する電気エネルギー、すなわち充
電電圧の大きさによっては、装着孔間に生じる破壊面
(亀裂)同士が繋がらず、破壊が不十分であったり、逆
に充電電圧の大きさに比べて装着孔同士の間隔が狭い
と、破壊は十分に行われるものの、不経済であるといっ
た課題がある。
壊装置の提供を目的とする。
決するための手段は、異なる二方向の自由面を有する被
破壊物の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する
破壊用物質を充填するための破壊用孔を、その延長が交
差するよう垂直に形成し、これら各破壊用孔に、電極間
を接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿って配
置して破壊用物質に浸漬させ、電極を介して金属細線に
電気エネルギーを短時間で供給して金属細線を急激に溶
融蒸発させることにより破壊用物質を気化させ、その際
の膨張力で金属細線から所定の破壊可能領域分だけ被破
壊物を破壊するようにし、各破壊用孔に金属細線を設置
する際に、一方の自由面からその破壊用孔に配置する金
属細線の基端部までの距離Zo およびその金属細線の基
端部から一方の自由面側の破壊可能領域限界までの距離
Rdとの関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面からその破壊用孔
に配置する金属細線の基端部までの距離Zo ’およびそ
の金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域
限界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線
の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の
関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定している。
壊物の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破
壊用物質を充填するための破壊用孔を、その延長が交差
するよう垂直に形成し、これら各破壊用孔に、電極間を
接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿ってかつ
所定間隔置きに複数個配置して破壊用物質に浸漬させ、
電極を介して金属細線に電気エネルギーを短時間で供給
して金属細線を急激に溶融蒸発させることにより破壊用
物質を気化させ、その際の膨張力で金属細線から所定の
破壊可能領域分だけ被破壊物を破壊するようにし、各破
壊用孔に金属細線を設置する際に、一方の自由面とその
自由面から最も近い金属細線の基端部までの距離Zo お
よびその金属細線の基端部から一方の自由面側の破壊可
能領域限界までの距離Rdの関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も近い金属細線の基端部までの距離Zo ’およびその
金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域限
界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各自由面か
ら最も離れた金属細線同士の先端部間の距離A、前記距
離Rdおよび距離Rd’の関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定し、一方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の先端部までの距離Z、前記距離R
d、一方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属細
線の個数Nおよび各金属細線長さLpの関係が、下記
(d)式 Z≦Rd(2・N−1)+N・Lp (d) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の先端部までの距離Z’、前記距離R
d’、他方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属
細線の個数Mおよび各金属細線長さLp’の関係が、下
記(e)式 Z’≦Rd’(2・M−1)+M・Lp’ (e) を満足するよう設定し、他方の自由面から一方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLp’の関
係が下記(f)式 Y≦M(2・Rd’+Lp’)+Rd (f) を満足するよう設定し、一方の自由面から他方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y’、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLpの関係
が下記(g)式 Y’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’ (g) を満足するよう設定している。
数個並べている。また、異なる二方向の自由面を有する
被破壊物の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊す
る破壊用物質を充填するための破壊用孔を垂直に、かつ
その延長がずれるように形成し、これら各破壊用孔に、
電極間を接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿
って配置して破壊用物質に浸漬させ、電極を介して金属
細線に電気エネルギーを短時間で供給して金属細線を急
激に溶融蒸発させることにより破壊用物質を気化させ、
その際の膨張力で金属細線から所定の破壊可能領域分だ
け被破壊物を破壊するようにし、各破壊用孔に金属細線
を設置する際に、一方の自由面からその破壊用孔に配置
する金属細線の基端部までの距離Zo およびその金属細
線の基端部から一方の自由面側の破壊可能領域限界まで
の距離Rdとの会計が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面からその破壊用孔
に配置する金属細線の基端部までの距離Zo ’およびそ
の金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域
限界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線
の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の
関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定するとともに、各金属細線の先端部
間のずれの距離D、前記距離Rdおよび距離Rd’の関
係が、下記(h)式 D≦Rd+Rd’ (h) を満足するよう設定している。
壊物の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破
壊用物質を充填するための破壊用孔を垂直に、かつその
延長がずれるように形成し、これら各破壊用孔に、電極
間を接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿って
かつ所定間隔置きに複数個配置して破壊用物質に浸漬さ
せ、電極を介して金属細線に電気エネルギーを短時間で
供給して金属細線を急激に溶融蒸発させることにより破
壊用物質を気化させ、その際の膨張力で金属細線から所
定の破壊可能領域分だけ被破壊物を破壊するようにし、
各破壊用孔に金属細線を設置する際に、一方の自由面と
その自由面に最も近い金属細線の基端部までの距離Zo
およびその金属細線の基端部から一方の自由面側の破壊
可能領域限界までの距離Rdの関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も近い金属細線の基端部までの距離Zo ’およびその
金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域限
界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線
の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の
関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定し、一方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の先端部までの距離Z、前記距離R
d、一方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属細
線の個数Nおよび各金属細線長さLpの関係が、下記
(d)式 Z≦Rd(2・N−1)+N・Lp (d) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の先端部までの距離Z’、前記距離R
d’、他方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属
細線の個数Mおよび各金属細線長さLp’の関係が、下
記(e)式 Z’≦Rd’(2・M−1)+M・Lp’ (e) を満足するよう設定し、他方の自由面から一方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLp’の関
係が下記(f)式 Y≦M(2・Rd’+Lp’)+Rd (f) を満足するよう設定し、一方の自由面から他方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y’、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLpの関係
が下記(g)式 Y’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’ (g) を満足するよう設定し、各金属細線の先端部間のずれの
距離D、前記距離Rdおよび距離Rd’の関係が、下記
(h)式 D≦Rd+Rd’ (h) を満足するよう設定している。
数個並べている。
施の形態を説明する。まず、図1〜図10に基づいて本
発明の実施の第一形態に係る破壊方法を説明する。はじ
めに、本発明の実施の第一形態に係る破壊方法を実施す
るための破壊装置1の構成を説明する。
で設けた電極2の先端部同士が、被破壊物3に形成した
破壊用孔4の深さ方向に沿った金属細線(例えばCuが
用いられる)5で接続され、この金属細線5は、膨張に
よって被破壊物3を破壊するための破壊用物質(例えば
ゼリー状の物質が用いられる)13を充填した破壊容器
13Aに装着される。このように、破壊容器13Aに破
壊用物質13を充填し、金属細線5および電極2を挿入
したものを破壊プローブPとする。
電極2を介して金属細線5に、これを溶融蒸発させるに
十分な電気エネルギーを供給するための電気エネルギー
供給回路6が接続され、この電気エネルギー供給回路6
は、各電極2の端子2aに接続された電源装置(直流電
源が用いられる)7と、この電源装置7と一方の端子2
aとの間に直列接続されて、電源装置7と両端子2aと
の間に並列接続されたコンデンサー8に対し所定量の電
気容量を蓄積するよう制御するための充電制御回路10
と、この充電制御回路10と一方の端子2aとの間に接
続された放電スイッチ11とから構成されている。
破壊可能領域Mfを、図1、図2および図4に基づいて
説明する。図において、仮想線で示した範囲が破壊可能
領域Mfであり、矢印は衝撃力の伝播方向を示してい
る。この破壊可能領域(容積)Mfは、次式で表され
る。
Lp:金属細線5の長さである。
の破壊方法を、図6および図7に基づいて説明する。ま
ず、被破壊物3の水平自由面(一方の自由面)12に垂
直方向に破壊用孔4aを鉛直自由面(他方の自由面)1
5に沿って形成する。また、鉛直自由面15に垂直方向
に破壊用孔4bを水平自由面12に沿って形成する。
を充填し、電極2を接続した金属細線5aを各破壊容器
13Aに挿入し、金属細線5aを破壊用物質13に浸漬
して破壊プローブP1を形成し、各破壊用孔4a,4b
に破壊プローブP1を破壊用孔4a,4bの深さ方向に
沿って装着する。
電気エネルギー供給回路6を接続してコンデンサー8に
所定の電気容量を蓄積した後、放電スイッチ11をオン
する。そうすると、各金属細線5aに所定量の電気エネ
ルギーが短時間で供給されてこれらが急激に溶融蒸発す
るとともに、各破壊容器13A内の破壊用物質13が急
激に気化して膨張し、その膨張力で被破壊物3が破壊さ
れる。
4a,4bに破壊プローブP1を設置する際の条件を説
明する。まず、鉛直自由面15から破壊用孔4aの中心
(金属細線5aの配置位置)までの距離Yを、(f)式
に対応する下記式(1)により決定する。
数 Rd’:破壊用孔4bに装着する金属細線5aによる破
壊可能領域限界 Lp’:破壊用孔4bに装着する金属細線5aの長さ Rd :破壊用孔4aに装着する金属細線5aによる破
壊可能領域限界 である。
中心(金属細線5aの配置位置)までの距離Y’を、
(g)式に対応する下記式(2)により決定する。 Y’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’ ・・・(2) ここで、Lp:破壊用孔4aに装着する金属細線5aの
長さ N:破壊用孔4aに装着する金属細線5aの個数 である。
2から金属細線5aの基端部までの距離Zo は、(a)
式に対応する下記式(3)の関係を設定し、 Zo ≦Rd ・・・(3) 鉛直自由面15とその自由面15から金属細線5aの基
端部までの距離Zo ’は、(b)式に対応する下記
(4)式の関係を設定する。
離Rdおよび距離Rd’の関係が、(c)に対応する下
記(5)式 A≦Rd+Rd’ ・・・(5) を満足するよう設定する。
d(Rd’も同様)の値は、コンデンサー8への蓄積エ
ネルギーW(J) ,コンデンサー容量C(F) ,充電電圧
(V) によって決まるもので、これら各要素の関係は、下
記(6),(7)式となる。
変換係数で、k=1.5とする。
充電電圧=15000(V)を、上記(6)式に代入すると、 W=1/2・C・V2 =11,250(J) となる。これを、上記(7)式に代入すると、 Rd≦(√W)/k≒70.7(cm) となるので、Rd=70(cm)とする。
Y≦M(2・Rd’+Lp’)+Rd=3(2・70+1
0)+70=370 であるから、Y=350(cm) とし、(2)
式よりY’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’=3(2・
70+10)+70=370 であるからY’=350(cm) とし、
(3)式よりZo ≦Rd=70であるからZo =50(cm)と
し、(4)式よりZo ’≦Rd’=70であるからZo ’
=50(cm)とし、(5)式よりA≦Rd+Rd’=70+70
=140であるからA=100(cm) とした。
0kg/cm2 の花崗岩壁において破壊作業を行った結果、こ
の花崗岩壁(被破壊物3)は、予測どおり、図6に示す
ように、破壊用孔4aと破壊用孔4bで囲まれる目的部
分Gが破壊(崩落)し、破壊用孔4a、破壊用孔4b側
の各金属細線5cの端部同士を結ぶ線に沿った傾斜した
破壊面G1を得た。
a〜5cから破壊可能領域限界までの距離Rd(cm)との
関係は、図4のグラフ図に示すようになる。このよう
に、本発明の実施の第一形態によれば、電気エネルギー
供給回路6におけるコンデンサー8への蓄積エネルギ
ー,コンデンサー容量,充電電圧に基づいて、金属細線
5a〜5cから破壊可能領域限界までの距離Rd(R
d’)を決定し、各破壊用孔4a,4bの深さおよび位
置、そして破壊用孔4a,4bに装着する各金属細線5
aの配置位置を設定するので、被破壊物3の目的部分G
を経済的かつ十分に破壊することができる。
充填することにより、破壊用孔4の方向が横向きや下向
きであっても破壊用物質13が破壊用孔4から零れ出し
てしまうことがなく、破壊作業の際の対応性を向上させ
ることができる。
施の第二形態を説明する。破壊プローブPおよび破壊装
置1の構成は、上記実施の第一形態と同様であるので省
略する。
は、図8に示すように、複数(図では3個)の破壊容器
13Aに破壊用物質13を充填し、電極2を接続した金
属細線5a〜5cを各破壊容器13Aに挿入し、各金属
細線5a〜5cを破壊用物質13に浸漬することにより
破壊プローブP1〜P3を複数個形成し、図9(但し図
9には破壊プローブP1〜P3は省略している)に示す
ように、破壊用孔4aを複数個形成し、各破壊用孔4a
に破壊プローブP1〜P3を破壊用孔4aの深さ方向に
沿って装着する。
方向で水平自由面12に沿って、破壊用孔4bを複数個
形成する。そして、各破壊容器13Aに破壊用物質13
を充填し、電極2を接続した金属細線5a〜5cを各破
壊容器13Aに挿入し、金属細線5a〜5cを破壊用物
質13に浸漬して破壊プローブP1〜P3を複数個形成
し、各破壊用孔4bに破壊プローブP1〜P3を破壊用
孔4bの深さ方向に沿って装着する。
2に、電気エネルギー供給回路6を接続してコンデンサ
ー8に所定の電気容量を蓄積した後、放電スイッチ11
をオンする。
量の電気エネルギーが短時間で供給されてこれらが急激
に溶融蒸発するとともに、各破壊容器13A内の破壊用
物質13が急激に気化して膨張し、その膨張力で被破壊
物3が破壊される。
4bに破壊プローブP1〜P3を設置する際の条件を、
図8および図9に基づいて説明する。まず、上記実施の
第一形態と同様に、鉛直自由面15から破壊用孔4aの
中心(金属細線5a〜5cの配置位置)までの距離Yを
下記式(1)により決定する。
線5a〜5cの配置位置)までの距離Y’を下記式
(2)により決定する。
い金属細線5aの基端部までの距離Zo は、下記(3)
式の関係を設定する。
5aの基端部までの距離Zo ’は、下記(4)式の関係
を設定する。
面12,15から最も遠い金属細線5c,5c同士の先
端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の関係
が、下記(5)式 A≦Rd+Rd’ ・・・(5) を満足するよう設定する。
ら最も遠い金属細線5cの先端部までの距離Zは、
(d)式に対応する下記(8)式の条件に設定する。 Z≦Rd(2・N−1)+N・Lp ・・・(8) 鉛直自由面15とその自由面15から最も遠い金属細線
5cの先端部までの距離Z’は、(e)式に対応する下
記(9)式の条件に設定する。
bの基端部間の距離Zpは、下記(10)式の関係を設
定する。
bの基端部間の距離Zp’は、下記(11)式の関係を
設定する。
中心間の距離も同様)は、下記(12)式を満足するよ
う設定する。
も同様)の値は、実施の第一形態と同様に、コンデンサ
ー8への蓄積エネルギーW(J) ,コンデンサー容量C
(F) ,充電電圧(V) によって決まるもので、これら各要
素の関係は、下記(6),(7)式となる。
15000(V)を、上記(6)式に代入すると、 W=1/2・C・V2 =11,250(J) となる。これを、上記(7)式に代入すると、 Rd≦(√W)/k≒70.7(cm) となるので、Rd=70(cm) とする。
Y≦M(2・Rd’+Lp’)+Rd=3(2・70+1
0)+70=370 であるから、Y=350(cm) とし、(2)
式よりY’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’=3(2・
70+10)+70=370 であるからY’=350(cm) とし、
(3)式よりZo ≦Rd=70であるからZo =50(cm)と
し、(4)式よりZo ’≦Rd’=70であるからZo ’
=50(cm)とし、(5)式よりA≦Rd+Rd’=70+70
=140 であるからA=100(cm) とし、(8)式よりZ≦
Rd(2・N−1)+N・Lp=70(2・3−1)+3
・10=380 であるからZ=350(cm) とし、(9)式より
Z’≦Rd’(2・M−1)+M・Lp’=70(2・3
−1)+3・10=380 であるからZ’=350(cm) とし、
(10)式よりZp≦2・Rd=2・70=140 であるか
らZp=100(cm) とし、(11)式よりZp’≦2・R
d’2・70=140 であるからZp’=100(cm) とし、
(12)式よりX≦2・Rd=2・70=140 あるからX
=100(cm) とした。
0kg/cm2 の花崗岩壁において破壊作業を行った結果、こ
の花崗岩壁(被破壊物3)は、予測どおり、図10に示
すように、破壊用孔4aと破壊用孔4bで囲まれる目的
部分Gが破壊(崩落)し、破壊用孔4a、破壊用孔4b
側の各金属細線5cの端部同士を結ぶ線に沿った傾斜し
た破壊面G1を得た。
れば、電気エネルギー供給回路6におけるコンデンサー
8への蓄積エネルギー,コンデンサー容量,充電電圧に
基づいて、金属細線5a〜5cから破壊可能領域限界ま
での距離Rd(Rd’)を決定し、各破壊用孔4a,4
bの深さおよび位置、そして破壊用孔4a,4bに装着
する各金属細線5a〜5cの配置位置を設定するので、
被破壊物3の目的部分Gを経済的かつ十分に破壊するこ
とができる。
充填することにより、破壊用孔4の方向が横向きや下向
きであっても破壊用物質13が破壊用孔4から零れ出し
てしまうことがなく、破壊作業の際の対応性を向上させ
ることができる。
発明の実施の第三形態を説明する。本発明の実施の第三
形態に係る破壊方法は、各自由面12,15に破壊用孔
4a,4bを垂直に、かつその延長がずれるように形成
するもので、破壊装置1の構成は上記実施の第一形態と
同様である。また、破壊手順も上記実施の第二形態と同
様であるが、本発明の実施の第三形態では、上記実施の
第一形態の(1)〜(12)で示した関係に加え、図1
2の平面図に示すように、破壊用孔4a,4b側の各金
属細線5cの先端部間のずれの距離D、距離Rdおよび
距離Rd’の関係が、下記(13)式 D≦Rd+Rd’ ・・・(13) を満足するよう設定したものである。
+70=140 であるから、D=100(cm) とした。この破壊
方法によっても、破壊用孔4aと破壊用孔4bで囲まれ
る目的部分が破壊し、破壊用孔4a、破壊用孔4b側の
各金属細線5cの端部同士を結ぶ線に沿った傾斜した破
壊面G1を得られた。
3Aに破壊用物質13を充填したがこれに限定されるも
のではなく、破壊容器13Aを設けることなく、破壊用
孔4に直接破壊用物質13を充填し、電極2間を接続し
た金属細線を破壊用孔4の深さ方向に沿って配置するよ
うにして破壊用物質13に浸漬しても、上記各実施の形
態と同様の破壊を行い得る。
は、金属細線が溶融蒸発するとともに破壊用物質が膨張
する際の破壊可能領域を設定して、被破壊物の破壊しよ
うとする部分が破壊可能領域内に入るように自由面から
破壊用孔の距離および金属細線の挿入深さを設定して破
壊するので、経済的かつ確実に被破壊物を破壊すること
ができる。
る破壊用孔に1個の破壊プローブを挿入した状態の縦断
面図である。
係を示すグラフ図である。
態の縦断面図である。
ローブを破壊用孔に装着した状態の拡大断面図である。
態の斜視図である。
いて各破壊用孔に破壊プローブを挿入した状態の縦断面
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 異なる二方向の自由面を有する被破壊物
の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破壊用
物質を充填するための破壊用孔を、その延長が交差する
よう垂直に形成し、これら各破壊用孔に、電極間を接続
した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿って配置して
破壊用物質に浸漬させ、電極を介して金属細線に電気エ
ネルギーを短時間で供給して金属細線を急激に溶融蒸発
させることにより破壊用物質を気化させ、その際の膨張
力で金属細線から所定の破壊可能領域分だけ被破壊物を
破壊するようにし、各破壊用孔に金属細線を設置する際
に、一方の自由面からその破壊用孔に配置する金属細線
の基端部までの距離Z。およびその金属細線の基端部か
ら一方の自由面側の破壊可能領域限界までの距離Rdと
の関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面からその破壊用孔
に配置する金属細線の基端部までの距離Zo ’およびそ
の金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域
限界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線
の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の
関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定したことを特徴とする破壊方法。 - 【請求項2】 異なる二方向の自由面を有する被破壊物
の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破壊用
物質を充填するための破壊用孔を、その延長が交差する
よう垂直に形成し、これら各破壊用孔に、電極間を接続
した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿ってかつ所定
間隔置きに複数個配置して破壊用物質に浸漬させ、電極
を介して金属細線に電気エネルギーを短時間で供給して
金属細線を急激に溶融蒸発させることにより破壊用物質
を気化させ、その際の膨張力で金属細線から所定の破壊
可能領域分だけ被破壊物を破壊するようにし、各破壊用
孔に金属細線を設置する際に、一方の自由面とその自由
面から最も近い金属細線の基端部までの距離Zo および
その金属細線の基端部から一方の自由面側の破壊可能領
域限界までの距離Rdの関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も近い金属細線の基端部までの距離Zo ’およびその
金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域限
界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各自由面か
ら最も離れた金属細線同士の先端部間の距離A、前記距
離Rdおよび距離Rd’の関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定し、一方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の基端部までの距離Z、前記距離R
d、一方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属細
線の個数Nおよび各金属細線長さLpの関係が、下記
(d)式 Z≦Rd(2・N−1)+N・Lp (d) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の基端部までの距離Z’、前記距離R
d’、他方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属
細線の個数Mおよび各金属細線長さLd’の関係が、下
記(e)式 Z’≦Rd’(2・M−1)+M・Lp’ (e) を満足するよう設定し、他方の自由面から一方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLp’の関
係が下記(f)式 Y≦M(2・Rd’+Lp’)+Rd (f) を満足するよう設定し、一方の自由面から他方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y’、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLpの関係
が下記(g)式 Y’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’ (g) を満足するよう設定したことを特徴とする破壊方法。 - 【請求項3】 破壊用孔を、各自由面に沿って複数個並
べたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の破壊
方法。 - 【請求項4】 異なる二方向の自由面を有する被破壊物
の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破壊用
物質を充填するための破壊用孔を垂直に、かつその延長
がずれるように形成し、これら各破壊用孔に、電極間を
接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿って配置
して破壊用物質に浸漬させ、電極を介して金属細線に電
気エネルギーを短時間で供給して金属細線を急激に溶融
蒸発させることにより破壊用物質を気化させ、その際の
膨張力で金属細線から所定の破壊可能領域分だけ被破壊
物を破壊するようにし、各破壊用孔に金属細線を設置す
る際に、一方の自由面からその破壊用孔に配置する金属
細線の基端部までの距離Zo およびその金属細線の基端
部から一方の自由面側の破壊可能領域限界までの距離R
dとの関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面からその破壊用孔
に配置する金属細線の基端部までの距離Zo ’およびそ
の金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域
限界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線
の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の
関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定するとともに、各金属細線の先端部
間のずれの距離D、前記距離Rdおよび距離Rd’の関
係が、下記(h)式 D≦Rd+Rd’ (h) を満足するよう設定したことを特徴とする破壊方法。 - 【請求項5】 異なる二方向の自由面を有する被破壊物
の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破壊用
物質を充填するための破壊用孔を垂直に、かつその延長
がずれるように形成し、これら各破壊用孔に、電極間を
接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿ってかつ
所定間隔置きに複数個配置して破壊用物質に浸漬させ、
電極を介して金属細線に電気エネルギーを短時間で供給
して金属細線を急激に溶融蒸発させることにより破壊用
物質を気化させ、その際の膨張力で金属細線から所定の
破壊可能領域分だけ被破壊物を破壊するようにし、各破
壊用孔に金属細線を設置する際に、一方の自由面とその
自由面に最も近い金属細線の基端部までの距離Zo およ
びその金属細線の基端部から一方の自由面側の破壊可能
領域限界までの距離Rdの関係が、下記(a)式 Zo ≦Rd (a) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も近い金属細線の基端部までの距離Zo ’およびその
金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域限
界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式 Zo ’≦Rd’ (b) を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線
の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の
関係が、下記(c)式 A≦Rd+Rd’ (c) を満足するよう設定し、一方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の先端部までの距離Z、前記距離R
d、一方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属細
線の個数Nおよび各金属細線長さLpの関係が、下記
(d)式 Z≦Rd(2・N−1)+N・Lp (d) を満足するよう設定し、他方の自由面とその自由面から
最も遠い金属細線の先端部までの距離Z’、前記距離R
d’、他方の自由面のひとつの破壊用孔に挿入する金属
細線の個数Mおよび各金属細線長さLp’の関係が、下
記(e)式 Z’≦Rd’(2・M−1)+M・Lp’ (e) を満足するよう設定し、他方の自由面から一方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLp’の関
係が下記(f)式 Y≦M(2・Rd’+Lp’)+Rd (f) を満足するよう設定し、一方の自由面から他方の自由面
に形成する破壊用孔までの距離Y’、前記距離Rd,R
d’、金属細線の個数Mおよび金属細線長さLpの関係
が下記(g)式 Y’≦N(2・Rd+Lp)+Rd’ (g) を満足するよう設定し、各金属細線の先端部間のずれの
距離D、前記距離Rdおよび距離Rd’の関係が、下記
(h)式 D≦Rd+Rd’ (h) を満足するよう設定したことを特徴とする破壊方法。 - 【請求項6】 破壊用孔を、各自由面に沿って複数個並
べたことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の破壊
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13564097A JP3888736B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 破壊方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13564097A JP3888736B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 破壊方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10323826A true JPH10323826A (ja) | 1998-12-08 |
JP3888736B2 JP3888736B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=15156544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13564097A Expired - Fee Related JP3888736B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 破壊方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3888736B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046000A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 放電破砕装置の破砕諸元を求める方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13564097A patent/JP3888736B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006046000A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 放電破砕装置の破砕諸元を求める方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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Publication number | Publication date |
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JP3888736B2 (ja) | 2007-03-07 |
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