JPH10322996A - 扁平モータのブラシベース - Google Patents

扁平モータのブラシベース

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JPH10322996A
JPH10322996A JP17536097A JP17536097A JPH10322996A JP H10322996 A JPH10322996 A JP H10322996A JP 17536097 A JP17536097 A JP 17536097A JP 17536097 A JP17536097 A JP 17536097A JP H10322996 A JPH10322996 A JP H10322996A
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JP
Japan
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brush
power supply
brush base
motor
pattern
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JP17536097A
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Tadao Yamaguchi
忠男 山口
Naohisa Koyanagi
尚久 小柳
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で800MHzから1.5GHz
帯のパルス性ノイズに効果のあるチョークコイルが容易
に格納でき、しかもモータ自体の厚みを犠牲にすること
のない扁平モータのブラシベースを提供する。 【解決手段】 一対のブラシ植設パターン(2a)と、
このブラシ植設パターンに連設した給電パターンと、こ
の給電パターンに連設して給電電極(2c)を設けた印
刷配線板からなる扁平モータのブラシベース(2)にお
いて、前記給電パターンを櫛歯状に形成し、マグネット
(4)とこのマグネットの磁路となるブラケット(1)
の間に挟まれるようにしたチョークコイル(2b)にす
ればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ページャ、携帯電話
機などの通信機器の無音報知源などに用いられる扁平モ
ータのブラシベースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、扁平モータのブラシベースと
してたとえば、図4に示すように皿形のブラケット11
にプレス加工で凹所11aを設け、この凹所11aに一
対のブラシ植設パターン22aと、このブラシ植設パタ
ーン22aに連設した給電パターン22bと、この給電
パターン22bに連設して給電電極22cを設けた平面
が鍵穴形状のフレキシブル印刷配線板22を、裏面の粘
着層22dを介して固着してなるものがある。
【0003】このようなブラシベースを備えた扁平モー
タはブラシベース自体の厚みを無視できるので極めて薄
型にでき、携帯電話機などの通信機器の無音報知源やM
Dなどの動力源として好評である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の携帯
機器は小型化志向が強く、アンテナと上記のような扁平
モータとは、かなり接近して搭載せざるを得ず、モータ
から発生する電磁波ノイズの影響により、S/N比を悪
化させる問題が生じている。この対策としては、前記ア
ンテナとモータを10mm以上離すか、モータを給電リ
ードを含めて銅箔で覆うか、あるいはモータ内部に火花
消去素子を格納させる必要がある。しかしながら、3m
m程度の厚さの扁平モータにこの火花消去素子を格納さ
せるのは、きわめて難しいもので、インダクタンス素子
からなるチョークコイルは通常ではできない。
【0005】
【発明の目的】この発明は、簡単な構成で800MHz
から1.5GHz帯のパルス性ノイズに効果のあるチョ
ークコイルが容易に格納でき、しかもモータ自体の厚み
を犠牲にすることのない扁平モータのブラシベースを提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は前記チョーク
コイルを印刷配線パターンで形成させれば達成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態としては、
上記請求項1に示すように一対のブラシ植設パターン
と、このブラシ植設パターンに連設した給電パターン
と、この給電パターンに連設して給電電極を設けた印刷
配線板からなる扁平モータのブラシベースにおいて、前
記給電パターンを櫛歯状に形成することによりチョーク
コイルにすればよい。このようにすると、厚みを増やす
ことなくチョークコイルを形成できる。
【0008】また、請求項2に示すように前記チョーク
コイルはマグネットとこのマグネットの磁路となる部材
の間に挟まれるように構成するのがよい。このようにす
ると、チョークコイルのインダクタンスを大にできる。
さらに、請求項3に示すように前記いずれかのパターン
に他の火花消去素子をマグネットの厚み内において接続
させれば、モータの姿勢を犠牲にすることなく火花消去
がより効果的にできる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の扁平モータのブラシベー
スの平面図であって、すなわち平面が鍵穴形状のフレキ
シブル印刷配線板からなるブラシベース2に、一対のブ
ラシ植設パターン2a,2aと、このブラシ植設パター
ン2a,2aに連設してくし歯状にした給電パターンか
らなるチョークコイル2b,2bと、このくし歯状給電
パターンからなるチョークコイル2b,2bに連設して
給電電極部2c,2cを設けてある。そして、前記のく
し歯状給電パターンからなるチョークコイル2b,2b
は、相互インダクタンスを得るために途中でクロスさせ
るようにしてある。また、このくし歯状給電パターンの
一部は所定の位置が少し幅広となっていてチップコンデ
ンサなどの他の火花消去素子植設用パターン部2bb,
2bbとして銅箔部が露出されている。
【0010】このようなブラシベース2を組み込んだ扁
平モータ、特に扁平コアレス振動モータとしては、図2
で示すようなものとなる。すなわち、同図において、1
はハウジングの一部を構成するブラケットで中央に一体
にバーリング孔1aを立ち上げ、これに軸Sを圧入する
ことによって保持するとともにこのバーリング孔1aの
周囲をプレス加工により図1に示すブラシベース2とほ
ぼ同型状の凹所1bを形成している。この凹所1bはブ
ラケット外方に一体に突き出された端子受け部1cまで
延設されている。前記凹所1bには、前記のブラシベー
ス2が下面の粘着層Nを介して固着される。このブラシ
ベース2の上面の一対のブラシ植設パターン2aには、
平板ブラシ3,3が植設され、さらにこの平板ブラシ
3,3の周りに前記のくし歯状給電パターンからなるチ
ョークコイル2b,2bのクロス部が挟まれるように界
磁マグネット4が固着されている。したがって、少ない
くし歯状パターンでもインダクタンスが効果的に得られ
る。前記の界磁マグネット4の内側には、さらに前記の
火花消去素子植設用パターン部2bb,2bbにチップ
コンデンサ5が半田付けされている。図からわかるよう
にこのチップコンデンサ5の高さは界磁マグネット4の
厚み内となっている。したがってこのチップコンデンサ
5によってモータの姿勢が厚くなってしまうおそれがな
い。そして、前記のくし歯状給電パターンからなるチョ
ークコイル2b,2bに連設して半田メッキされた給電
電極部2cが形成され、この給電電極部2cは前記の端
子受け部1cよりさらに長く延設されていて端子受け部
1cの先端で折り曲げられ、下面に粘着層Nを介して固
着される。したがって、この給電電極部2cは端子受け
部1cによって確実に保護されるとともに3方向に露出
することになる。このようにすると、スルーホールなど
の手段をコスト上昇招くことなく3面に給電電極部を形
成できる。また、火花消去素子としてのチップコンデン
サ5をモータの内部におさめるようにしたので、チョー
クコイルと組み合わせて火花消去が効果的にできる。扁
平コアレス振動モータを構成するには、これらの部材の
ほかにさらに前記平板ブラシ3,3に摺接する平板コミ
ュテータ6と3個の電機子コイルなどを片側に偏らせて
配し、前記平板コミュテータ6と内蔵させた別のチップ
コンデンサ55や印刷抵抗など共に摺動性樹脂で一体に
成形してなる偏心ロータRを、空隙を介して前記界磁マ
グネット4に臨ませるように前記軸Sに回転自在に装着
し、ハウジングの一部を構成するケース7に格納される
ようになっている。
【0011】なお、上記の実施例ではチップコンデンサ
5を界磁マグネット4の内側に配置したものを示した
が、径方向に余裕があれば、図3に示すように界磁マグ
ネット4の外側に配してもよい。さらに、この発明の構
成としてチョークコイルとロータ側の火花消去素子とで
ノイズに効果があれば、ブラケット側のチップコンデン
サ5はなくてもよい。また、上記の実施例では、扁平モ
ータとして振動型のものを例示したが、通常回転型にも
採用できるのはもちろんである。
【0012】
【発明の効果】この発明は上述のように、簡単な構成で
800MHzから1.5GHz帯のパルス性ノイズに効
果のあるチョークコイルが容易に格納でき、しかもモー
タ自体の厚みを犠牲にすることのない扁平モータのブラ
シベースを提供できる。また、ブラケット側にチップコ
ンデンサを配置する構成でも、モータ自体の厚みを犠牲
にすることのないので好都合となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扁平コアレスモータのブラシベースの
実施例の平面図である。
【図2】同ブラシベースの実装した一実施例としての扁
平コアレス振動モータの要部縦断面図である。
【図3】同ブラシベースの実装した他の実施例の扁平コ
アレス振動モータの要部縦断面図である。
【図4】従来の扁平モータのブラシベースの構造を示す
要部組立図である。
【符号の説明】
1 ブラケット 1a バーリング孔 1b 凹所 1c 端子受け部 2 鍵穴形状のフレキシブル印刷配線板からなるブラシ
ベース 2a ブラシ植設パターン 2b くし歯状給電パターンからなるチョークコイル 2c 給電電極部 2bb 火花消去素子植設用パターン部 3 平板ブラシ 4 界磁マグネット 5 チップコンデンサ 6 平板コミュテータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のブラシ植設パターンと、このブラ
    シ植設パターンに連設した給電パターンと、この給電パ
    ターンに連設して給電電極を設けた印刷配線板からなる
    扁平モータのブラシベースにおいて、前記給電パターン
    を櫛歯状に形成することによりチョークコイルにした扁
    平モータのブラシベース。
  2. 【請求項2】 前記チョークコイルはマグネットとこの
    マグネットの磁路となる部材の間に挟まれるように構成
    した請求項1に記載の扁平モータのブラシベース。
  3. 【請求項3】 前記いずれかのパターンに他の火花消去
    素子をマグネットの厚み内において接続させた請求項1
    または請求項2に記載の扁平モータのブラシベース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876121B2 (en) 2001-07-18 2005-04-05 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Flat oscillation motor equipped with a brush apparatus
JP2013243915A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Johnson Electric Sa 電動モータ

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KR100492390B1 (ko) * 2001-07-18 2005-05-30 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 브러시 제진 장치, 그 브러시 제진 장치의 제조 방법 및 그 브러시 제진 장치를 구비한 편평형 모터
JP2013243915A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Johnson Electric Sa 電動モータ

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