JP3094897U - ワイドバンドアンテナアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の自体の外部ケーシングの材質には
制限が少なく、且つ金属材質の外部ケーシングを採用す
ることによって製品の質感と価値を向上でき、かつ外部
ケーシングの阻隔遮蔽効果が大きく、アンテナモジュー
ルの内部電気回路素子による影響を大幅に減少でき、好
ましい通信効果を取得でき、且つ製品の設計にはアンテ
ナパッドの使用を除くため、コストを低減できると共
に、製品の設計を軽薄短小に形成させることができるよ
うにする。 【解決手段】 通信製品の外部ケーシングにおける適切
な箇所にアンテナ収納部と貫通孔とを形成し、前記平面
アンテナをグリールなどによって一体になるように前記
アンテナケーシングにへこんで形成されるアンテナ収納
部に配置し、そのうち、前記貫通孔はアンテナと電気回
路基板の無線周波電気回路モジュールと接続する用途に
提供される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はワイドバンドアンテナアセンブリに係わり、特に家庭用や個人用の無 線通信製品などのブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標））や無線区 域ネットワークや家庭用無線周波などのニーズに応じて使用されるワイドバンド アンテナモジュールシステムに対し改良設計を実施することによって製造業者が 製品を企画または設計する場合にもっと大きい自由度と改善される通信効果を取 得できる、ワイドバンドアンテナアセンブリに関するものである。

【０００２】

【従来の技術及びその課題】

目前では、家庭用や個人用などの無線通信製品、例えばノートブックコンピュ ータやＰＤＡ（パーソナルデジタルアシスタント）などに取り付けられるワイド バンドアンテナモジュールの場合では、図１に示すように、すべて平面アンテナ （１０）の設計を採用している。平面アンテナ（１０）の下面に予め配置される アンテナパッド（１０１）が設けられると共に、直接的に電気回路基板本体（３ ０）に取り付けられ、且つ電気回路基板本体（３０）のアンテナ接点（３０２） を介して無線周波電気回路モジュール（３０１）と接続する。しかしながら、こ のような設計の場合ではアンテナモジュールが電気回路基板における素子の影響 によりその通信効果が大幅に低減されるようになり、そのため、業者は頻繁にア ンテナパッド（１０１）の高さを増加して前記の劣る影響を減少させる必要があ るので、設計空間の浪費や製造コストの向上などを招く場合がしばしばあり、且 つアンテナモジュールを製品内部に組立てる必要があるため、製品の外部ケーシ ング（２０）の材質の設計にはかなり大きいリミット（遮蔽効果を有する金属材 質を採用できない）を有し、製品の質感を劣らせることがある。

【０００３】 本考案は、前記同一の性質のワイドバンドアンテナに対し他の設計を実施する ものであり、それによって家庭用や個人用などの無線通信製品のメーカがこのア ンテナアセンブリの構造の設計によって目前の製品の設計におけるリミットを突 破し、且つ経済的な不利益を解消することを期し、ユーザーに美観的で使用効果 がもっとよくなる家庭用または個人用無線通信製品を提供することをその主要な 目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はワイドバンドアンテナアセンブリを提供し、当該通信製品の外部ケー シングにおける適切な箇所にアンテナ収納部と貫通孔とを形成し、前記平面アン テナをグリールなどによって一体になるように前記アンテナケーシングにへこん で形成されるアンテナ収納部に配置し、そのうち、前記貫通孔はアンテナと電気 回路基板の無線周波電気回路モジュールと接続する用途に提供される。このよう な製品の自体の外部ケーシングの材質には制限が少なく、且つ金属材質の外部ケ ーシングを採用することによって製品の質感と価値を向上でき、かつ外部ケーシ ングの阻隔遮蔽効果が大きいため、アンテナモジュールの内部電気回路素子によ る影響を大幅に減少でき、好ましい通信効果を取得できる。また、製品の設計に はアンテナパッドの使用を除くため、コストを低減できると共に、製品の設計を 軽薄短小に形成させることができる。

【０００５】 以下に、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する 。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の設計のワイドバンドアンテナアセンブリは、図２に示すように主に平 面アンテナ（１）本体と外部ケーシング（２）とからなり、そのうち、組立てる 場合、平面アンテナ（１）を外部ケーシング（２）における予め設定されるアン テナ収納部（２１）に貼り付けると共に、平面アンテナ（１）の一端をアンテナ 収納部（２１）の貫通孔（２２）を貫通させることによって、それを電気回路基 板本体（３）の無線周波電気回路モジュール（３１）と接続させるようにする。

【０００７】 本考案の設計の平面アンテナ（１）の形式も印刷式の平面アンテナ（１’）（ 図４参照）を採用でき、それは印刷式平面アンテナ（１’）を直接的に外部ケー シング（２’）のアンテナ収納部（２１’）に印刷し、そのうち、前記外部ケー シング（２’）が印刷される前に局部の表面処理を実施すべきであり、それによ って印刷式平面アンテナ（１’）と外部ケーシング（２’）の間の絶縁構造とし 、これは他の実施の形態である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 従来のワイドバンドアンテナモジュールを示
す実施説明図である。

【図２】 本考案の実施を示す分解斜視図である。

【図３】 本考案の実施を示す平面図である。

【図４】 本考案の他の好適な実施例を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１ 平面アンテナ １’ 印刷式平面アンテナ ２ 外部ケーシング ２’ 外部ケーシング ３ 電気回路基板本体 １０ 平面アンテナ ２０ 外部ケーシング ２１ アンテナ収納部 ２１’ アンテナ収納部 ２２ 貫通孔 ３０ 電気回路基板本体 ３１ 無線周波電気回路モジュール ３２ アンテナ接点 １０１ アンテナパッド ３０１ 無線周波電気回路モジュール

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 平面アンテナと外部ケーシングとからな
   るワイドバンドアンテナアセンブリであって、 前記平面アンテナとして薄膜式磁性材料からなる平面ア
   ンテナを採用すると共に、前記外部ケーシングにおいて
   所定の位置にアンテナ収納部と貫通孔とを備え、 組立てる時、平面アンテナを絶縁グリールなどによって
   前記外部ケーシングにおける凹んで形成されるアンテナ
   収納部に一体になるように粘着しまたは貼り付け、且つ
   貫通孔部位に沿って前記平面アンテナと電気回路基板本
   体の無線周波電気回路モジュールと一体になるように接
   続することを特徴とする、ワイドバンドアンテナアセン
   ブリ。
2. 【請求項２】 前記外部ケーシングとしてプラスチック
   材料または金属材料を採用することを特徴とする、請求
   項１に記載のワイドバンドアンテナアセンブリ。
3. 【請求項３】 前記平面アンテナの形式として印刷式平
   面アンテナを採用でき、平面アンテナを直接的に外部ケ
   ーシングにおけるアンテナ収納部に印刷すると共に、印
   刷前に先に局部的な表面処理を実施し、それによって平
   面アンテナと外部ケーシングとを絶縁させることを特徴
   とする、請求項１に記載のワイドバンドアンテナアセン
   ブリ。
4. 【請求項４】 前記平面アンテナの外部に非遮蔽性材料
   からなる飾り部材が覆われることを特徴とする、請求項
   １に記載のワイドバンドアンテナアセンブリ。