JPH10322494A - 携帯型ファクシミリ装置 - Google Patents

携帯型ファクシミリ装置

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JPH10322494A
JPH10322494A JP9147231A JP14723197A JPH10322494A JP H10322494 A JPH10322494 A JP H10322494A JP 9147231 A JP9147231 A JP 9147231A JP 14723197 A JP14723197 A JP 14723197A JP H10322494 A JPH10322494 A JP H10322494A
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JP
Japan
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unit
reading
roller
reading unit
main body
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JP9147231A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Koda
吉信 幸田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取ユニット12をハンディスキャナと
しても使用できるようにしたときに、装置の小型化が可
能で、かつ高い操作性を実現すること。 【解決手段】 原稿Gの読取りを行う読取ユニット12
を装置本体11で回動自在に保持する。読取ユニット1
2の回動により装置内の読取位置と装置外の任意の原稿
を読み取る読取位置とに読取ユニット12の読取位置を
切替える。また、原稿Gを搬送する搬送ローラ49を保
持したローラユニット44を、読取ユニット42に隣接
した位置にて装置本体41で回動自在に保持する。読取
ユニット42が装置外の原稿を読み取るときにローラユ
ニット44を回動させて搬送ローラ49を装置外の原稿
に押し当てられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディスキャナ
への切り替えが可能な携帯型ファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の携帯型ファクシミリ装置
では、装置の読取ユニットが装置本体から外れこれを装
置本体とコードでつないでハンディスキャナとして使用
できる構造であったり、読取ユニットが別部品でやはり
コード等で携帯型ファクシミリ装置とつないでハンディ
スキャナとして使用するようになっていた。
【0003】図9に従来のハンディスキャナ付き携帯型
ファクシミリ装置の外観を示し、このファクシミリ装置
のファクシミリ通信での使用状態の断面を図10に示
す。
【0004】以下に、従来のハンディスキャナ付き携帯
型ファクシミリ装置の動作について説明する。図10に
示すように、ファクシミリ通信で使用する場合には、読
取ユニット92が装置本体91内に納まっており、搬送
ローラ99が原稿挿入口100から入ってきた原稿Gを
読取ユニット92の読取面103に送り出し、装置本体
91内にある読取ユニット92で読取処理を行ってい
る。
【0005】次にハンディスキャナとして使用する場合
には、本体に付いている図9に示す解除ボタン95を押
すと読取ユニット92がファクシミリ装置91から外れ
る。この読取ユニット92には読み取ったデータを本体
制御基板へ送信するために使用するコード94が付いて
いる。
【0006】ユーザーは読取ユニット92を手にとり読
み取りを行いたい資料に読取面を当て、読取ユニット9
2を動かして読み取りを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のハンディスキャナ付き携帯型ファクシミリ装置
では装置自体が大きくなり携帯型のファクシミリ装置と
して持ち運べる大きさでなくなってしまうとか、別部品
の読取ユニットを持ち運ばなくてはならないため不便で
あるとか小型の携帯型ファクシミリ装置としては不向き
であるという問題が発生していた。
【0008】また、外したりまたは追加したりした読取
ユニットと装置本体がコードで接続されており、読取操
作を行うにもコード付きで操作しづらいといった問題が
発生していた。
【0009】本発明は、以上のような実状に鑑みてなさ
れたものであり、読取ユニットを分離することなく本体
ごとハンディスキャナとして使用することができ、取り
扱いが容易で、小型化を図り得るハンディスキャナ機能
付き携帯型ファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような手段を講じた。
【0011】請求項1記載の発明は、原稿の読取りを行
う読取ユニットを装置本体で回動自在に保持し、前記読
取ユニットの回動により装置内の読取位置と装置外の任
意の原稿を読み取る読取位置とに前記読取ユニットの読
取位置を切替可能にした構成を採る。
【0012】この構成により、装置本体から読取ユニッ
トを取り出したり装置本体に読取ユニットを追加すると
いった構成ではなく、装置本体の読取ユニットが回動す
るようにしたので、操作性を損なうこと無く、携帯型フ
ァクシミリ装置をハンディスキャナとしても使用するこ
とができる。
【0013】請求項2記載の発明は、原稿を搬送する搬
送ローラを保持したローラユニットを、読取ユニットに
隣接した位置にて装置本体で回動自在に保持し、前記読
取ユニットが装置外の原稿を読み取るときに前記ローラ
ユニットを回動させて前記搬送ローラを装置外の原稿に
押し当てられるような構成を採る。
【0014】この構成により、読取ユニットの他に原稿
搬送用ローラユニットも回動するので、携帯型ファクシ
ミリ装置を自走式のハンディスキャナ装置としても使用
することができるようになり、装置本体とつながるコー
ドが無くなり操作しづらいといった問題も解決される。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の携
帯型ファクシミリ装置において、読取ユニットの読取位
置とローラユニットの向きとを連動して切り替える切替
手段を有する構成を採る。
【0016】この構成により、読取ユニット及びローラ
ユニットが連動して回動するので、簡単な操作で携帯型
ファクシミリ装置を自走式のハンディスキャナ装置とし
ても使用することができる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の携
帯型ファクシミリ装置において、切替手段を、装置本体
の外壁面に設けられた操作部と、読取ユニットとローラ
ユニットの両回転軸にモータの回転力を伝達する伝達手
段と、前記操作部に対する操作内容に応じて前記読取ユ
ニットとローラユニットの各回転軸に伝えられる回転力
の方向を反転させる手段とを具備して構成する。
【0018】この構成により、操作部を切替ボタンで構
成した場合、切替ボタンを押すだけで簡単に携帯型ファ
クシミリ装置を自走式のハンディスキャナ装置としても
使用することができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求
項4のいずれかに記載の携帯型ファクシミリ装置におい
て、ローラユニットに対する対面領域の装置外枠が着脱
または開閉可能である。
【0020】この構成により、搬送ローラ側の装置外枠
を着脱または開閉可能なので、回動した搬送ローラが装
置外の任意の原稿を押圧して搬送することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について、図
を参照して具体的に説明する。 (実施の形態1)図1に、本発明の実施の形態1に係る
ハンディスキャナ機能付き携帯型ファクシミリ装置の外
観を示す。携帯型ファクシミリ装置10は装置本体11
が長方体形状の筐体で構成され、携帯可能な寸法を有し
ている。装置本体11は上面が操作面となっており上面
側縁部の長手方向に沿って読取ユニット12が設けられ
ている。読取ユニット12の長手方向両端部を装置本体
11の両サイドの側壁で軸支することで、読取ユニット
12を装置本体11に対し回動自在に設けている。同図
には、読取ユニット12の読取面13が装置本体11の
上面側に向いた状態を示している。読取ユニット12に
は読取面13の長手方向両サイドに一対のコロ14a,
14bが設けられている。
【0022】装置本体11には切替ボタン15が本体上
面から大きく突出することなくほぼ同じ高さに設定され
ており、ハンディスキャナとしての使用時に切替ボタン
15が読取ユニット12の読取面13よりも低くなるよ
うにしてある。切替ボタン15は図示していない電動機
構と電気的に接続されており、切替ボタン15が押され
る度に読取ユニット12を90度回動させる。
【0023】なお、装置本体11の上面には、切替ボタ
ン15の他にもハンディスキャナ及びファクシミリ装置
として必要になるキーボード16、表示パネル17、特
定機能キー18が設けられており、これらは切替ボタン
15と同様に本体上面から大きく突出することなくほぼ
同じ高さに設定されている。
【0024】図2及び図3に実施の形態1による本ファ
クシミリ装置の断面が示されている。図2は、読取面1
3を上面側に向けて読取ユニット12を垂直に立てるこ
とにより、読取ユニット12の読取軸が装置本体11の
上面と垂直になるようにした状態を示す。図3は、読取
面13を後述する搬送ローラ側に向けて読取ユニット1
2を水平に倒すことにより、読取ユニット12の読取軸
が装置本体11の上面と平行になるようにした状態を示
す。
【0025】読取ユニット12はLED21とイメージ
センサ22とを内蔵している。装置本体11の読取ユニ
ット12の下部付近に電池23が内蔵され、基板24に
取り付けられている各種ボードに電源を供給している。
装置本体11の内部には他に記録ユニット25、記録紙
ロール26、記録紙送りローラ27等が設けられてい
る。読取ユニット12に隣接して読取ローラ29が設置
されている。図3に示すように、読取ユニット12を搬
送ローラ29側に倒した状態では、装置本体11上面の
読取ユニット側端面と読取ユニット12側面との間に原
稿挿入口30が形成される。
【0026】次に、以上のように構成されたハンディス
キャナ機能付き携帯型ファクシミリ装置の動作について
説明する。
【0027】まず、通常のファクシミリ装置として使用
する場合について説明する。図3はファクシミリ装置と
して使用する場合の状態を示している。読取ユニット1
2の読取面13が搬送ローラ29に対向するように読取
ユニット12の読取軸が水平状態になっている。
【0028】このような状態で原稿挿入口30から送信
原稿Gを差し込むと、搬送ローラ29が回転して送信原
稿Gを巻き込み、読取ユニット12の読取面13上を通
過させる。読取ユニット12でスキャンされた送信原稿
Gは、読取ユニット12の下側を通って排紙される。
【0029】次に、ハンディスキャナ装置として使用す
る場合について説明する。図2にハンディスキャナ装置
として使用する場合の状態を示している。図3に示す状
態から図2に示す状態に変更する場合は、切替ボタン1
5を押す。切替ボタン15が押されると、電動機構が動
作して読取ユニット12を時計回りに90度回動させ
る。読取ユニット12は、長手方向両サイドを装置本体
11にて軸支されていて、基板24との電気的な接続を
維持したまま回動することになる。読取ユニット12の
読取面13は装置本体11の上面よりも僅かに高い位置
にくるので、原稿読取り時のボタン等との干渉を防いで
いる。
【0030】ハンディスキャナとして使用する場合に
は、装置本体11の上面部を下にして、装置を手前(も
しくは背面)方向に動かすことで読み取りを行う。この
とき、読取ユニット12にはコロ(丸形状)部品14
a、14bが付いており、ハンディスキャナとして読み
取る際にはこの部分で読取スピードを検知する。
【0031】このような実施の形態によれば、読取ユニ
ット12を装置本体11に対して回動自在に設け、搬送
ローラ29が搬送する原稿Gをこの搬送ローラ29と対
向して読み取る読取位置から装置外の任意の原稿を読み
取る読取位置へ読取ユニット12を着脱することなく変
更できるので、ファクシミリ装置を小型化でき、持ち運
びが容易で、操作性を向上することができる。 (実施の形態2)図4に、本発明の実施の形態2に係る
ハンディスキャナ機能付き携帯型ファクシミリ装置の外
観を示す。携帯型ファクシミリ装置40は装置本体41
が長方体形状の筐体で構成されており、携帯可能な寸法
を有している。装置本体41は上面が操作面となってお
り上面側縁部の長手方向に沿って読取ユニット42が設
けられている。読取ユニット42の長手方向両端部を装
置本体41の両サイド側壁で軸支することで、読取ユニ
ット42を装置本体41に対し回動自在に設けている。
また、装置本体41には読取ユニット42と平行してロ
ーラユニット44が設けられており、ローラユニット4
4の長手方向両端部も装置本体41の両サイド側壁で軸
支することで、ローラユニット44を装置本体41に対
し回動自在に設けている。同図には、ローラユニット4
4の回動の際に開閉するローラ扉50が開かれた状態が
示されており、またローラユニット44の搬送ローラ4
9及び読取ユニット42の読取面43が装置本体41の
上面側に向いた状態が示されている。
【0032】なお、装置本体41上面には切替ボタン4
5の他にハンディスキャナ及びファクシミリ装置として
必要なキーボード46、表示パネル47、特定機能キー
48が設けられており、これらは切替ボタン45と同様
本体上面から大きく突出することなくほぼ同じ高さに設
定されている。
【0033】図5及び図6に、実施の形態2による本フ
ァクシミリ装置の断面を示す。図5は、本体上面外枠の
一部としてヒンジ等で本体に連結されたローラ扉50が
本体上面側方に開かれ読取ユニット42の読取面43及
びローラユニット44の搬送ローラ49を装置本体41
上面に向け読取ユニット42の読取軸及び搬送ローラ4
9とローラ連動ギヤ53を結ぶ連動軸が装置本体41の
上面と垂直になるように配置した状態を示している。ロ
ーラユニット44は搬送ローラ49とローラ連動ギヤ5
3が一体的に構成するユニットであり、ローラユニット
44の回動の中心はローラ連動ギヤ53の回転の中心と
一致している。なお、装置本体41上面における搬送ロ
ーラ49の頂点と読取面43は同じ高さであり、装置外
の任意の原稿を搬送し読み取る配置になっている。ま
た、ローラ扉50はヒンジ等で開閉されるほか手操作で
着脱出来る構造であってもよい。
【0034】図6は、ローラ扉50がローラユニット4
4上方に本体上面の一部として閉じられ、読取ユニット
42及びローラユニット44の搬送ローラ49が読取面
43で互いに対向するように読取ユニット42及びロー
ラユニット44を水平に倒すことにより読取ユニット4
2の読取軸及びローラユニット44の連動軸が装置本体
41の上面と平行になるようにした状態を示す。
【0035】次に、以上のように構成されたハンディス
キャナ機能付き携帯型ファクシミリ装置の動作について
説明する。
【0036】まず、通常のファクシミリ装置として使用
する場合について説明する。図6はファクシミリ装置と
して使用する場合の状態を示している。読取ユニット4
2の読取面43が搬送ローラ49に対向するように読取
ユニット42の読取軸が水平状態になっている。
【0037】このような状態で原稿挿入口60から送信
原稿Gを差し込むと、ローラ連動ギヤ53からの駆動が
搬送ローラ49に伝達され搬送ローラ49の回転により
送信原稿Gは読取ユニット42の読取面43に送られ
る。読取ユニット42でスキャンされた原稿は、読取ユ
ニット42の下側を通って排紙される。
【0038】次に、ハンディスキャナ装置として使用す
る場合について説明する。図5はハンディスキャナ装置
として使用する場合の状態を示している。図6に示す状
態から図5に示す状態に変更する場合は、先ずローラ扉
50を開け切替ボタン45を押す。切替ボタン45が押
されると電動機構が動作して読取ユニット42が時計回
り方向に90度回動し読取部分が装置上面を向き、ロー
ラユニット44がギヤ53の中心を回動の軸として反時
計回り方向に90度回動し読取ローラーが装置上面を向
く。読取ユニット42及びローラユニット44は、長手
方向両サイドを装置本体41にて軸支されており基板と
の電気的な接続を維持したまま回動することになる。読
取ユニット42の読取面43及びローラユニット44の
原稿送り面は装置本体41の上面よりも僅かに高い位置
にくるので、原稿読み取り時のボタン等との干渉を防い
でいる。
【0039】このような実施の形態によれば、ローラユ
ニット44は図6のファクシミリ装置として使用する状
態から図5のハンディスキャナとして使用する状態にロ
ーラユニット44を回動した後もローラ連動ギヤ53側
から駆動が伝達されており、ユーザーは読み取りたい原
稿の上に図4の装置上面部を載せるだけで装置が自走し
て原稿の読み取りを行うことができる。 (実施の形態3)図7及び図8に、実施の形態3のハン
ディスキャナ機能付き携帯型ファクシミリ装置の部分的
(切替機構と回動機構)な断面が示されている。図7
は、ローラユニット44から見て読取ユニット42と反
対側に配置された切替ボタン45が押された状態を示し
ている。この切替ボタン45はギヤブラケット71と一
体化されており、ギヤブラケット71にはモータ72が
固定され、このモータ72のモータ軸73と連結した伝
達ギヤ74がギヤブラケット71に同じく固定されてい
る。また、ローラユニット44のローラ連動ギヤ53の
真下に中間ギヤ75が配置され、中間ギヤ75と噛み合
って伝達ギヤ76が、また、伝達ギヤ76と噛み合って
伝達ギヤ77が読取ユニット42方向に向かって水平に
配置されている。伝達ギヤ76はベルト78を介してロ
ーラユニット44のローラ連動ギヤ53に連結され、ま
た、伝達ギヤ77はベルト79を介して読取ユニット4
2の回動軸に連結されている。
【0040】次に、以上のように構成されたハンディス
キャナ機能付き携帯型ファクシミリ装置の動作について
図7及び図8を用いて説明する。
【0041】図8のように通常のファクシミリ装置とし
て使用する場合には、読取ユニット42の読取面がロー
ラユニット44の方を向いて搬送ローラ49と接してい
る。通常の使用ではモータ72のモータ軸73が回動し
た場合はモータ軸73からの駆動が伝達ギヤ74に伝わ
り、次にローラ連動ギヤ53に伝わり、次いで搬送ロー
ラ49が回転する。
【0042】図7のようにハンディスキャナとして使用
する場合には、切替ボタン45を図の矢印方向に押すこ
とにより切替ボタン45に固定されたギヤブラケット7
1が図下方へ移動し、このギヤブラケット71に固定さ
れたモータ72,モータ軸73及び伝達ギヤ74が図下
方へ移動し、伝達ギヤ74がローラ連動ギヤ53から外
れる。その後伝達ギヤ74の歯が中間ギヤ75の歯とか
み合う位置まで移動する。この位置に来た状態でモータ
72のモータ軸73が時計方向に回動した場合はその回
動が伝達ギヤ74に伝わり伝達ギヤ74は反時計方向に
回動し、次に中間ギヤ75に伝わり中間ギヤ75は時計
方向に回動し、次に伝達ギヤ76が反時計回りに、伝達
ギヤ77が時計回りにと順に伝達され回動する。伝達ギ
ヤ76が回動するとギヤ76にはベルト78が連動して
動き、その駆動がローラユニット44のローラ連動ギヤ
53に伝達され読取ユニット42を反時計方向に90°
回動させる。また同様に、この伝達ギヤ77が回動する
と、このギヤ77にはベルト79が連動して動き、その
駆動が読取ユニット42の回動軸に伝達され読取ユニッ
ト42を時計方向に90°回動させる。図7は回動途中
の状態を表している図である。
【0043】このような実施の形態によれば、切替ボタ
ン45を押すことにより、伝達ギア及びベルトからなる
駆動機構を介してローラユニット44及び読取ユニット
42を回動させることができるので、一回の操作で簡単
にファクシミリ装置をハンディスキャナとして使用でき
る。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、読取ユニット(およびローラユニット)を回
動させることにより、装置本体をハンディスキャナとし
ても使用することができるようになり、従来技術のよう
に読取部を別ユニット化して装置本体と別に分けること
はしないですむので、小型かつ軽量なハンディスキャナ
機能付きファクシミリ装置を供給することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るハンディスキャナ
機能付き携帯型ファクシミリ装置の概略斜視図。
【図2】実施の形態1のファクシミリ装置をハンディス
キャナとして使用している状態の概略断面図。
【図3】実施の形態1のファクシミリ装置をファクシミ
リ装置として使用している状態の概略断面図。
【図4】本発明の実施の形態2に係るハンディスキャナ
機能付き携帯型ファクシミリ装置の概略斜視図。
【図5】実施の形態2のファクシミリ装置をハンディス
キャナとして使用している状態の概略断面図。
【図6】実施の形態2のファクシミリ装置をファクシミ
リ装置として使用している状態の概略断面図。
【図7】本発明の実施の形態3に係るハンディスキャナ
機能付き携帯型ファクシミリ装置の切り替える途中の状
態の概略断面図。
【図8】実施の形態3のファクシミリ装置をファクシミ
リ装置として使用している状態の概略断面図。
【図9】従来技術のハンディスキャナ付き携帯型ファク
シミリ装置の概略斜視図。
【図10】図9における装置のファクシミリ装置として
使用している状態の概略断面図。
【符号の説明】
10,40 携帯型ファクシミリ装置 11,41,91 装置本体 12,42,92 読取ユニット 13,43 読取面 14a,14b コロ 15、45 切替ボタン 16,46,96 キーボード 17,47,97 表示パネル 18,48,98 特定機能キー 21,51,101 LED 22,52,102 イメージセンサ 23 電池 24 基板 25 記録ユニット 26 記録紙ロール 27 記録紙送りローラ 29,49,99 搬送ローラ 30,60,100 原稿挿入口 44 ローラユニット 50 口ーラ扉 53 搬送ローラ連動のギヤ 71 ギヤブラケット 72 モータ 73 モータ軸 74,76,77 伝達ギヤ 75 中間ギヤ 78,79 ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の読取りを行う読取ユニットを装置
    本体で回動自在に保持し、前記読取ユニットの回動によ
    り装置内の読取位置と装置外の任意の原稿を読み取る読
    取位置とに前記読取ユニットの読取位置を切替可能にし
    たことを特徴とする携帯型ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿を搬送する搬送ローラを保持したロ
    ーラユニットを、読取ユニットに隣接した位置にて装置
    本体で回動自在に保持し、前記読取ユニットが装置外の
    原稿を読み取るときに前記ローラユニットを回動させて
    前記搬送ローラを装置外の原稿に押し当てられるように
    したことを特徴とする請求項1記載の携帯型ファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 読取ユニットの読取位置とローラユニッ
    トの向きとを連動して切り替える切替手段を有すること
    を特徴とする請求項2記載の携帯型ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 切替手段は、装置本体の外壁面に設けら
    れた操作部と、読取ユニットとローラユニットの両回転
    軸にモータの回転力を伝達する伝達手段と、前記操作部
    に対する操作内容に応じて前記読取ユニットとローラユ
    ニットの各回転軸に伝えられる回転力の方向を反転させ
    る手段とを具備することを特徴とする請求項3記載の携
    帯型ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 ローラユニットに対する対面領域の装置
    外枠が着脱または開閉可能であることを特徴とする請求
    項2乃至請求項4のいずれかに記載の携帯型ファクシミ
    リ装置。
JP9147231A 1997-05-20 1997-05-20 携帯型ファクシミリ装置 Pending JPH10322494A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019125960A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 セイコーエプソン株式会社 読取装置

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JP2019125960A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 セイコーエプソン株式会社 読取装置

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