JPH10322034A - 多層プリント配線板の製造方法及びbvh検査装置 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法及びbvh検査装置

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JPH10322034A
JPH10322034A JP13216897A JP13216897A JPH10322034A JP H10322034 A JPH10322034 A JP H10322034A JP 13216897 A JP13216897 A JP 13216897A JP 13216897 A JP13216897 A JP 13216897A JP H10322034 A JPH10322034 A JP H10322034A
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bvh
wiring board
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residue
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Masao Akabane
正夫 赤羽根
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CMK Corp
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Nippon CMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BVH用孔の底部に存在する絶縁樹脂残渣や
異物などの有無を確実に検査できるとともに、検査の省
力化及び検査作業の効率を大幅に向上する。 【解決手段】 内層配線板10の表面に形成される樹脂
製絶縁層20に紫外線または電子線により変色または発
色する物質を添加混合し、この絶縁層20にBVH用孔
30が穿設された後の内層配線板10に紫外線または電
子線を照射することにより、添加物質を変色または発色
させ、BVH用孔30の底面と絶縁樹脂残渣部分との色
に明確な色差を生じさせて、BVH用孔30の底面に存
在する絶縁樹脂残渣や異物などの有無を確実に検査可能
にし、かつ絶縁樹脂残渣202が内層配線板10の導体
層101との電気的接続信頼性を確保できるものかを判
定するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BVH(ブライン
ド・バイア・ホール)を有する多層プリント配線板にお
いて、BVHの穿設状態を検査するのに好適な多層プリ
ント配線板の製造方法及びそのBVH検査装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の多層プリント配線板は、該多層プ
リント配線板が組み込まれる通信機器等の小型化、軽量
化などの市場のニーズに対応して、より高密度な配線が
要求されてきている。そして、これらの要求を満足する
プリント配線板として、BVHを有する多層プリント配
線板が設計製造され、通信機器等に利用されている。
【0003】従来、この種の多層プリント配線板の製造
に際しては、少なくとも二層の信号層、電源層、接地層
等に相当する導体層を有する内層配線板の表面に絶縁樹
脂層を形成し、この絶縁樹脂層の所定の箇所に導体層に
達するBVH用孔(直径が100〜200μ)をレーザ
等により穿設する。さらに、導体層間を接続するための
スルーホール用の貫通孔を絶縁樹脂層を含めた内層配線
板に穿設する。次いで、BVH用孔及びスルーホール用
の貫通孔を穿設した内層配線板に対し洗浄・粗化処理を
施した後、検査工程において、BVH用孔の底部に絶縁
樹脂の残渣や異物などが付着しているか否かを顕微鏡等
を利用して検査する。そして、BVH用孔の底部に絶縁
樹脂の残渣や異物などが付着していないことが判定され
た場合は、次のメッキ工程に移行して、半製品である内
層配線板の絶縁樹脂層の表面と、BVH用孔の内面及び
スルーホール用貫通孔の内面にメッキ処理を施して最外
層導体層を形成する。これにより、局部的な層間を接続
するBVH及び導体層間を接続するスルーホールが形成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、BVHによ
る内層導体層との接続の信頼性はBVHを有する多層プ
リント配線板そのものの死命を制するものであるため、
BVH用孔の底部に絶縁樹脂の残渣や異物などが付着し
ているか否かを確実に検査できることが重要となる。
【0005】しかしながら、従来におけるBVH用孔の
検査方式は、BVH用孔の底部を顕微鏡を通して目視に
より絶縁樹脂の残渣や異物などの有無を検査するもので
あるため、BVH用孔の検査には多くの人手と労力を要
するとともに、検査の作業能率も低いという問題があ
る。しかも検査が長い時間継続されることにより目の疲
労などで集中力が欠如してくると、検査の正確性が低下
し、不良製品の発生率が上昇するという問題がある。ま
た、このよな顕微鏡による目視検査方式では、熟達した
検査員が良品として判断されたプリント配線板であって
も、再処理補修品となることがある。これは、極く薄膜
の絶縁樹脂残渣や微小な異物などの場合、これらと内層
導体層との色差が少ないと極く薄膜の絶縁樹脂残渣や微
小な異物などの存在が発見できないためである。
【0006】本発明は、上記のような点に鑑みなされた
もので、BVH用孔の底部に存在する絶縁樹脂残渣や異
物などの有無を確実に検査できるとともに、検査の省力
化及び検査作業の効率を大幅に向上できる多層プリント
配線板の製造方法及びそのBVH検査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、少なくとも二層の
導体層を有する内層配線板から構成される多層プリント
配線板の製造方法であって、前記内層配線板の表面に紫
外線または電子線により変色または発色する物質を含有
する樹脂材を塗布して絶縁層を形成する第1の工程と、
前記絶縁層の所定箇所に前記内層配線板の導体層に達す
るBVH用孔を穿設する第2の工程と、前記穿設された
BVH用孔の内面及び前記絶縁層の表面を洗浄し粗化処
理する第3の工程と、前記洗浄し粗化処理された前記絶
縁層に対して紫外光線または電子線を照射することによ
り前記BVH用孔底面における変色または発色面積から
BVH用孔内の残渣物の有無を検査する第4の工程と、
前記検査の終了した前記絶縁層の外表面に前記BVH用
孔を通して前記内層配線板の導体層と電気的に接続され
る最外層導体層を形成する第5の工程とから成ることを
特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、内層配線
板の表面に紫外線または電子線により変色または発色す
る物質を含有する絶縁層を形成し、この絶縁層の所定箇
所に前記内層配線板の導体層に達するBVH用孔を穿設
し洗浄した後のBVH用孔の残渣物の有無を検査する検
査装置であって、前記内層配線板に紫外線または電子線
を照射する照射手段と、前記照射手段により照射された
前記内層配線板の表面を撮像するカラー撮像手段と、前
記カラー撮像手段で撮像したカラー画像信号から前記B
VH用孔の底面に対応する領域を選択・抽出し、該選択
・抽出した領域内の変色または発色する色の面積を算出
する画像処理手段と、前記算出した色の面積と予め設定
されている前記BVH用孔の底面の設定値とを比較して
絶縁樹脂残渣等の有無及び前記内層配線板の導体層との
電気的接続信頼性を確保できるかを判定し判定結果を出
力する判定手段とを備えることを特徴とする。
【0009】本発明の多層プリント配線板の製造方法に
おいては、内層配線板の表面に形成される絶縁層に紫外
線または電子線により変色または発色する物質が添加さ
れることにより、BVH用孔が穿設された後の内層配線
板に紫外線または電子線を照射すると添加物質が変色ま
たは発色する。よって、BVH用孔底面と絶縁樹脂残渣
部分との色に明確な色差が生じ、これにより、BVH用
孔の底面に存在する絶縁樹脂残渣や異物などの有無を確
実に検査可能になるとともに検査の省力化及び検査作業
の効率を大幅に向上できる。
【0010】また本発明の検査装置においては、カラー
撮像手段で撮像したカラー画像を画像処理手段で処理す
ることにより、BVH用孔の底面に対応する領域を選択
・抽出して該領域内の変色または発色する色の面積を算
出し、この算出した色の面積と予め設定されているBV
H用孔の底面の設定値とを判定手段で比較し、絶縁樹脂
残渣等の有無及び内層配線板の導体層との電気的接続信
頼性を確保できるかを判定する。よって、BVH用孔の
底面に存在する絶縁樹脂残渣や異物などの有無及び導体
層との電気的接続信頼性が確保できるかを自動的に判定
することができ、検査の省力化及び検査作業の効率を更
に向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1により本発明にかかる多層プ
リント配線板の製造方法の実施の形態について説明す
る。図1は本発明の実施の形態におけるプリント配線板
の製造工程の手順を示す説明図である。
【0012】まず、図1(A)に示すように、多層プリ
ント配線板1を構成する少なくとも二層の導体層101
を有する内層配線板10の表面に、紫外線または電子線
により変色または発色する物質201を所定重量%添加
混合した樹脂材を塗布して絶縁層20を形成する。樹脂
絶縁層20に添加混合される変色または発色する物質2
01としては、例えば、三井東圧化学(株)製のEB−
501、EG−302、EG−307、ER−120等
の発光性色素が使用される。次に、図1(B)に示すよ
うに、絶縁層20の所定箇所に内層配線板10の導体層
101に達するBVH用孔30(直径が100〜200
μ)をレーザ等により穿設する。さらに、導体層101
間を接続するスルーホール用の貫通孔40を樹脂絶縁層
20を含めた内層配線板10全体を貫通して穿設する。
その後、穿設されたBVH用孔30の内面、スルーホー
ル用貫通孔40の内面及び絶縁層20の表面を洗浄し粗
化処理する。
【0013】次に、洗浄し粗化処理された内層配線板1
0を後述する検査装置に移行して、少なくともBVH用
孔30の領域を含む絶縁層20の表面に紫外光線または
電子線の発生源(図示省略)から紫外光線または電子線
を均一に照射する。この時、図1(C)に示すように、
BVH用孔30の底面、即ちBVH用孔30により露出
される導体層101の表面に絶縁樹脂の残渣202が存
在する場合は、この残渣202に添加されている変色ま
たは発色物質201が発生源から照射される紫外光線ま
たは電子線により変色または発色する。
【0014】例えば、変色または発色物質201にEB
−501の発光性色素を使用した場合は、紫外線光を照
射することにより絶縁樹脂残渣202の部分は青色に発
光する。また、EG−302の発光性色素を使用した場
合は、紫外線光を照射することにより絶縁樹脂残渣20
2の部分は黄緑色に発光する。これにより、BVH用孔
30の底面と絶縁樹脂残渣202の部分との間に明確な
色の差が生じる。従って、BVH用孔30の底面と異な
る青または黄緑などに変色または発色する絶縁樹脂残渣
202の部分の発光面積を観察することにより、絶縁樹
脂残渣202の有無及びこの絶縁樹脂残渣202が内層
配線板10の導体層101との電気的接続信頼性を確保
できるものかを判定できる。この判定は、後述する本発
明のBVH検査装置により自動的に行う。また、この場
合、図1(C)の左側における絶縁樹脂残渣202のよ
うに、BVH用孔30の底面である導体層101の表面
がほとんど絶縁樹脂残渣で覆われている時は、再処理補
修品とし、また、図1(C)の右側における絶縁樹脂残
渣202のように、BVH用孔30の底面を覆う絶縁樹
脂残渣が微小で導体層101との電気的接続信頼性を確
保できるものである場合は良品として次工程へ移行す
る。
【0015】次の工程では、図1(D)に示すように、
BVH検査により良品と判定された内層配線板10にお
ける絶縁層20の外表面にメッキ処理により最外層導体
層50を形成するとともに、BVH用孔30の内面及び
BVH用孔30の底面にある導体層101の表面にBV
H用導体層501を形成して導体層101と最外層導体
層50間を電気的に接続する。また、スルーホール用貫
通孔40の内面にも内層配線板10の導体層101間を
接続するとともに最外層導体層50に接続されるスルー
ホール用の導体層502を形成する。
【0016】なお、BVH検査工程で再処理補修品と判
定された半製品に対しては、再度洗浄、粗化処理などす
ることにより、BVH用孔底面の絶縁樹脂残渣や異物等
を除去した後、再びBVH検査工程で前述の検査を実行
する。
【0017】上記のように本実施の形態によれば、内層
配線板10の表面に形成される樹脂製絶縁層20に紫外
線または電子線により変色または発色する物質を添加混
合することにより、BVH用孔30が穿設された後の内
層配線板10に紫外線または電子線を照射すると添加物
質が変色または発色するから、BVH用孔30の底面と
絶縁樹脂残渣部分との色に明確な色差が生じ、これによ
り、BVH用孔30の底面に存在する絶縁樹脂残渣や異
物などの有無を確実に検査可能になるとともに絶縁樹脂
残渣202が内層配線板10の導体層101との電気的
接続信頼性を確保できるものかを判定することができ、
検査の省力化及び検査作業の効率を大幅に向上すること
ができる。
【0018】次に、図2により本発明のBVH検査装置
の実施の形態について説明する。図2はBVH検査装置
の構成を示すブロック図である。図2において、BVH
検査装置は、照射装置(照射手段)61、カラー撮像カ
メラ(カラー撮像手段)62、A−D変換回路63、画
像処理回路(画像処理手段)64、判定回路65及びモ
ニタ66を備える。照射装置61は、絶縁層20の所定
箇所に内層配線板10の導体層101に達するBVH用
孔30を穿設し洗浄した後の内層配線板10に上方から
紫外線または電子線を照射する。カラー撮像カメラ62
は、照射装置61により照射された内層配線板10の表
面を上方から撮像するもので、2次元CCDイメージセ
ンサ等から構成されている。また、A−C変換回路63
は、カラー撮像カメラ62で撮像したカラー画像信号を
デジタル信号に変換する。
【0019】画像処理回路64は、A−C変換回路63
でデジタル信号に変換されたカラー画像信号からBVH
用孔30の底面に対応する領域を選択・抽出し、該選択
・抽出した領域内の変色または発色する色の面積を算出
する。また、判定回路65は、画像処理回路64で算出
された色の面積と予め設定されているBVH用孔30の
底面の設定値とを比較し、絶縁樹脂残渣や異物等の有無
及び内層配線板10の導体層101との電気的接続信頼
性を確保できるかを判定し、その判定結果を出力する。
さらに画像処理回路64で処理された映像信号として色
抽出された2値化映像はモニタ66に出力され表示され
る。
【0020】上記のように構成されたBVH検査装置に
おいては、カラー撮像カメラ62で撮像したカラー画像
信号はA−D変換回路63でデジタル信号に変換された
後、画像処理回路64によりBVH用孔30の底面に対
応する領域を選択・抽出し、この領域内の変色または発
色する色の面積を算出し、この算出した色の面積と予め
設定されているBVH用孔30の底面の設定値とを判定
回路65で比較し、絶縁樹脂残渣等の有無及び内層配線
板の導体層との電気的接続信頼性を確保できるかが判定
される。そして、BVH用孔30の底面に図1(C)に
示すように、絶縁樹脂残渣や異物などが存在する場合
は、その旨を出力するとともに、その絶縁樹脂残渣や異
物などが導体層101との電気的接続信頼性が確保でき
るものであるか否かを判定する。ここで、絶縁樹脂残渣
や異物などが導体層101との電気的接続信頼性を確保
できるものでないと判定した時は、検査中の内層配線板
10は再処理補修品として、再度洗浄、粗化処理などを
行う。また、絶縁樹脂残渣や異物などが導体層101と
の電気的接続信頼性を確保できるものであると判定した
時は、次の最外層導体層を形成するメッキ処置工程に移
行される。
【0021】上記のような本実施の形態によれば、BV
H用孔30が穿設された後の内層配線板10に照射装置
61から紫外線または電子線を照射することにより、絶
縁樹脂中の添加物質が変色または発色するから、BVH
用孔30の底面と絶縁樹脂残渣部分との色に明確な色差
が生じ、これに伴い、カラー撮像カメラ62で撮像され
た画像信号を画像処理回路64でBVH用孔30の底面
に対応する領域を選択・抽出する時の処理及び精度を向
上できるとともに、BVH用孔30の底面に存在する絶
縁樹脂残渣や異物などの有無を確実に検査でき、かつ絶
縁樹脂残渣2や異物などが内層配線板10の導体層10
1との電気的接続信頼性を確保できるものかを正確に判
定することができる。しかも、検査の省力化及び検査作
業の効率を大幅に向上することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
多層プリント配線板の製造方法によれば、内層配線板の
表面に形成される絶縁層に紫外線または電子線により変
色または発色する物質が添加されることにより、BVH
用孔が穿設された後の内層配線板に紫外線または電子線
を照射すると添加物質が変色または発色するから、BV
H用孔底面と絶縁樹脂残渣部分との色に明確な色差が生
じ、これにより、BVH用孔の底面に存在する絶縁樹脂
残渣や異物などの有無を確実に検査可能になるとともに
検査の省力化及び検査作業の効率を大幅に向上できる。
【0023】また本発明のBVH検査装置によれば、B
VH用孔が穿設された後の内層配線板に照射手段から紫
外線または電子線を照射することにより、絶縁樹脂中の
添加物質が変色または発色するから、BVH用孔の底面
と絶縁樹脂残渣部分との色に明確な色差が生じ、これに
伴い、カラー撮像手段で撮像された画像信号からBVH
用孔の底面に対応する領域を選択・抽出する時の処理及
び精度を向上できるとともに、BVH用孔の底面に存在
する絶縁樹脂残渣や異物などの有無を確実に検査でき、
かつ絶縁樹脂残渣や異物などが内層配線板の導体層との
電気的接続信頼性を確保できるものかを正確に判定する
ことができ、さらに検査の省力化及び検査作業の効率を
更に向上できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(A)〜(D)は本発明の実施の形態にお
けるプリント配線板の製造工程の手順を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態おけるBVH検査装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:多層プリント配線板 10:内層配線板 101:導体層 20:絶縁層 201:変色または発色物質 202:絶縁樹脂残渣 30:BVH用孔 40:スルーホール用貫通孔 50:外層導体層 61:照射装置(照射手段) 62:カラー撮像カメラ(カラー撮像手段) 63:A−D変換回路 64:画像処理回路(画像処理手段) 65:判定回路 66:モニタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二層の導体層を有する内層配
    線板から構成される多層プリント配線板の製造方法であ
    って、 前記内層配線板の表面に紫外線または電子線により変色
    または発色する物質を含有する樹脂材を塗布して絶縁層
    を形成する第1の工程と、 前記絶縁層の所定箇所に前記内層配線板の導体層に達す
    るBVH用孔を穿設する第2の工程と、 前記穿設されたBVH用孔の内面及び前記絶縁層の表面
    を洗浄し粗化処理する第3の工程と、 前記洗浄し粗化処理された前記絶縁層に対して紫外光線
    または電子線を照射することにより前記BVH用孔底面
    における変色または発色面積からBVH用孔内の残渣物
    の有無を検査する第4の工程と、 前記検査の終了した前記絶縁層の外表面に前記BVH用
    孔を通して前記内層配線板の導体層と電気的に接続され
    る最外層導体層を形成する第5の工程と、 から成る多層プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 内層配線板の表面に紫外線または電子線
    により変色または発色する物質を含有する絶縁層を形成
    し、この絶縁層の所定箇所に前記内層配線板の導体層に
    達するBVH用孔を穿設し洗浄した後のBVH用孔の残
    渣物の有無を検査する検査装置であって、 前記内層配線板に紫外線または電子線を照射する照射手
    段と、 前記照射手段により照射された前記内層配線板の表面を
    撮像するカラー撮像手段と、 前記カラー撮像手段で撮像したカラー画像信号から前記
    BVH用孔の底面に対応する領域を選択・抽出し、該選
    択・抽出した領域内の変色または発色する色の面積を算
    出する画像処理手段と、 前記算出した色の面積と予め設定されている前記BVH
    用孔の底面の設定値とを比較して絶縁樹脂残渣等の有無
    及び前記内層配線板の導体層との電気的接続信頼性を確
    保できるかを判定し判定結果を出力する判定手段と、 を備えることを特徴とする多層プリント配線板のBVH
    検査装置。
JP13216897A 1997-05-22 1997-05-22 多層プリント配線板の製造方法及びbvh検査装置 Pending JPH10322034A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6414263B1 (en) 1999-07-27 2002-07-02 Matsushita Electric Works, Ltd. Processing method of printed wiring board
JP2007011981A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Dainippon Printing Co Ltd Icカード、icカード用基材、icカードの製造方法、icカードの製造装置、凹部形成済icカード用基材の製造方法、および凹部形成済icカード用基材の製造装置

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