JPH11166903A - バイアホール検査装置 - Google Patents

バイアホール検査装置

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JPH11166903A
JPH11166903A JP33225597A JP33225597A JPH11166903A JP H11166903 A JPH11166903 A JP H11166903A JP 33225597 A JP33225597 A JP 33225597A JP 33225597 A JP33225597 A JP 33225597A JP H11166903 A JPH11166903 A JP H11166903A
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via hole
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JP33225597A
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Hideo Okada
英夫 岡田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビルトアップ多層配線基板を製造する場合に、
絶縁層に形成されるバイアホールの検査に使用するバイ
アホール検査装置に関し、メッキ処理前のバイアホール
の底部の導電層の露出状態を精度高く検査できるように
する。 【解決手段】メッキ処理前のバイアホールを有するビル
トアップ多層配線基板36を照明し、上方から被検査バ
イアホールのアナログ画像を取得し、これを二値化画像
に変換し、被検査バイアホールの二値化画像とテンプレ
ートとを重ね合わせて被検査バイアホールがバイアホー
ルであるか否かを判定し、バイアホールと判定した被検
査バイアホールの二値化画像に含まれるリングを構成す
る黒画素数の多少により銅層の露出部分が十分な正常な
バイアホールであるか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルトアップ工法
により製造される多層配線基板、いわゆる、ビルトアッ
プ多層配線基板を製造する場合に、導電層上の絶縁層に
形成されるバイアホールの検査に使用されるバイアホー
ル検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図18はコア材の片面に多層配線層を形
成してなるビルトアップ多層配線基板の製造工程の一部
を示す概略的断端面図である。
【0003】即ち、コア材の片面に多層配線層を形成し
てなるビルトアップ多層配線基板を製造する場合には、
まず、図18(A)に示すように、絶縁材からなるコア
材1の片面に配線層をなす銅層2及び絶縁層3を順に形
成する。
【0004】次に、ホトリソグラフィ技術を用いて、図
18(B)に示すように、絶縁層3の所定の部分にバイ
アホール4を形成し、続いて、図18(C)に示すよう
に、無電解メッキ又は電解メッキにより、全面に銅層5
を形成する。
【0005】次に、図18(D)に示すように、全面に
レジスト層6を形成し、レジスト層6に対する露光、現
像を行い、図18(E)に示すように、残存させるべき
銅層上にレジスト層7を残すようにする。
【0006】次に、レジスト層7をマスクとして銅層5
のエッチングを行い、図18(F)に示すように、銅層
2と接続された銅層8を残すようにする。このような工
程を繰り返すことによってビルトアップ多層配線基板を
形成することができる。
【0007】ビルトアップ工法によれば、従来のドリル
加工による場合と異なり、きわめて小径のバイアホール
を形成することができるので、パターンの微細化を図る
ことができるが、重要なことは、バイアホールを介した
上下層の銅層の完全な接続である。
【0008】図19はバイアホールの形状例を示す概略
的断端面図である。図19(A)、(B)、(C)はメ
ッキ処理前のバイアホールの形状例、図19(D)、
(E)、(F)はメッキ処理後のバイアホールの形状例
を示しており、図19中、11はコア材、12は下層の
銅層、13は絶縁層、14〜16はバイアホール、17
〜19は上層の銅層である。
【0009】図19(A)は正常なバイアホール14が
形成されている場合を示しており、この場合には、メッ
キ処理を行うことにより、図19(D)に示すように、
銅層12に接続させた銅層17を形成することができ
る。
【0010】図19(B)は銅層12に達しない欠陥の
バイアホール15が形成されている場合を示しており、
この場合には、メッキ処理を行っても、図19(E)に
示すように、バイアホール15の部分には銅層12とは
接続しない銅層18が形成されてしまう。
【0011】図19(C)は、銅層12には達している
が、銅層12の露出が不十分であるバイアホール16が
形成されている場合を示しており、この場合には、メッ
キ処理を行うことにより、図19(F)に示すように、
銅層12には接続させることができるが、導通面積の小
さい「断線しかかり」の状態となってしまう銅層19が
形成されてしまうことになる。
【0012】ビルトアップ多層配線基板の信頼性を確保
するためには、図19(B)に示すバイアホール15の
みならず、図19(C)に示すバイアホール16も、欠
陥のバイアホールとして扱う必要があるが、従来では、
配線層をなす銅層を全て形成してから、電極間にプロー
ブを当てて導通試験を行うことによりバイアホールを検
査することが行われていた。
【0013】しかし、このバイアホール検査方法によれ
ば、図19(B)に示すようなバイアホール15の存在
は検出することができるが、図19(C)に示すような
上下銅層の「断線しかかり」状態を招くバイアホール1
6の存在は検出することができず、信頼性を確保するこ
とができないという問題点があった。
【0014】また、このバイアホール検査方法によれ
ば、図19(B)に示すようなバイアホール15の存在
を検出することができたとしても、検査時には、既に銅
層18が形成されているので、バイアホール15及び銅
層18を形成し直すということができず、歩留りの向上
を図ることができないという問題点があった。
【0015】そこで、また、従来、バイアホール検査方
法として、図20に示す光学装置を使用してメッキ処理
前のバイアホールを検査する方法が提案されている。
【0016】図20中、24はメッキ処理前のバイアホ
ールを有する製造途中にあるビルトアップ多層配線基
板、25は紫外光を発生する光源、26は光源25から
出力される紫外光27をビルトアップ多層配線基板24
に照射するビームスプリッタである。
【0017】また、28はレンズ、29はビルトアップ
多層配線基板24からの反射光に含まれる紫外光を遮断
し、ビルトアップ多層配線基板24の表面の絶縁層から
発生する蛍光を通過させるフィルタ、30はCCDカメ
ラ、31はCCDカメラ30から出力されるアナログ画
像信号を二値化画像に変換する二値化手段である。
【0018】即ち、図20に示す光学装置は、光源25
から出力される紫外光27をビームスプリッタ26を介
してビルトアップ多層配線基板24の表面に照射し、ビ
ルトアップ多層配線基板24からの反射光をビームスプ
リッタ26、レンズ28及びフィルタ29を介してCC
Dカメラ30に入光し、CCDカメラ30によりビルト
アップ多層配線基板24の表面のアナログ画像を取得
し、このアナログ画像を二値化変換した二値化画像を得
るとするものである。
【0019】ここに、光源25から出力される紫外光2
7をビームスプリッタ26を介してビルトアップ多層配
線基板24の表面に照射すると、絶縁層の部分では紫外
光が反射されると共に、紫外光よりも波長の長い蛍光を
発生し、銅層の部分は蛍光を発生せず、紫外光を反射す
ることになる。
【0020】即ち、ビルトアップ多層配線基板24から
の反射光のうち、絶縁層の部分からの反射光は紫外光と
蛍光とを含み、バイアホールの底部の露出された銅層か
らの反射光は紫外光のみとなる。
【0021】図21はビルトアップ多層配線基板24か
らの反射光に含まれる紫外光の強度、蛍光の強度及びフ
ィルタ29の透過特性を示す図であり、図21中、32
は反射紫外光の強度、33は蛍光の強度、34はフィル
タ29の透過特性を示している。
【0022】したがって、図20に示す光学装置によれ
ば、ビルトアップ多層配線基板24からの反射光のう
ち、蛍光成分だけをCCDカメラ30で検出し、絶縁層
の部分を「明」、バイアホールの底部の銅層の露出部分
を「暗」とするアナログ画像を取得することができる。
【0023】したがって、また、CCDカメラ30によ
り得られるアナログ画像を二値化手段31により二値化
する場合には、絶縁層の部分を白画像、バイアホールの
底部の銅層の露出部分を黒画像とする二値化画像を取得
することができるので、バイアホールの底部の銅層の露
出部分を示す黒画像の画素数を計数することにより、バ
イアホールの底部の銅層の露出状態を検査し、バイアホ
ールの良否を判定することができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図22は図20に示す
光学装置を使用する従来のバイアホール検査方法が有す
る問題点を説明するための図であり、図22(A)は図
19(A)に示したのと同様のメッキ処理前のバイアホ
ールの形状例を示す概略的断端面図、図22(D)は図
22(A)に示すバイアホール14のアナログ画像を示
す概略的平面図、図22(G)は図22(D)のX−X
線に沿った輝度を示す図である。
【0025】また、図22(B)は図19(B)に示し
たのと同様のメッキ処理前のバイアホールの形状例を示
す概略的断端面図、図22(E)は図22(B)に示す
バイアホール15のアナログ画像を示す概略的平面図、
図22(H)は図22(E)のX−X線に沿った輝度を
示す図である。
【0026】また、図22(C)は図19(C)に示し
たのと同様のメッキ処理前のバイアホールの形状例を示
す概略的断端面図、図22(F)は図22(C)に示す
バイアホール16のアナログ画像を示す概略的平面図、
図22(I)は図22(F)のX−X線に沿った輝度を
示す図である。
【0027】ここに、例えば、図22(A)に示すよう
に、正常なバイアホール14が形成されている場合に
は、図22(D)に示すように、絶縁層13の部分を
「明」、バイアホール14の部分を「暗」とするアナロ
グ画像を得ることができ、これを二値化する場合には、
絶縁層13の部分を白画像、バイアホール14の部分を
黒画像とする二値化画像を得ることができるので、バイ
アホール14は、正常なバイアホールであると判定する
ことができる。
【0028】また、図22(B)に示すように、銅層1
2に達しないバイアホール15が形成されている場合に
は、図22(E)に示すように、絶縁層13の部分を
「明」、バイアホール14の部分を「やや暗」とするア
ナログ画像を得ることができ、これを二値化する場合に
は、絶縁層13の部分を白画像、バイアホール15の部
分も白画像とする二値化画像を得ることができるので、
バイアホール15は欠陥のバイアホールであると判定す
ることができる。
【0029】これに対して、図22(C)に示すよう
に、銅層12には達しているが、銅層12の露出が不十
分であるバイアホール16が形成されている場合には、
バイアホール16内の絶縁層の残渣は薄くなっているの
で、図22(F)に示すように、絶縁層13の部分を
「明」、バイアホール16の部分を「ほぼ暗」とするア
ナログ画像を得てしまい、これを二値化する場合には、
絶縁層13の部分を白画像、バイアホール16の部分を
黒画像とする二値化画像を得てしまうことになるため、
欠陥とすべきバイアホール16を正常なバイアホールで
あると判定してしまうことになる。
【0030】このように、図20に示す光学装置を使用
する従来のバイアホール検査方法によれば、図22
(B)に示すように、上下層の銅層が完全に非導通状態
となってしまうようなバイアホール15については、メ
ッキ処理前に検出することができるので、欠陥のバイア
ホールがこのようなバイアホールのみである場合には、
絶縁層13及びバイアホール15を形成し直すことがで
きるので、歩留りの向上を図ることができるが、図22
(C)に示すように、上下層の銅層が「断線しかかり」
となってしまうようなバイアホール16は検出すること
ができないという問題点があった。
【0031】また、前述したように、ビルトアップ多層
配線基板を製造する場合に重要なことは、バイアホール
を介した上下層の銅層の完全な接続であるが、これを達
成するためには、バイアホールの底部の銅層の露出が十
分であるか否かを検査する必要があるのみならず、バイ
アホールの銅層に対する位置ずれを検査する必要があ
る。
【0032】本発明は、かかる点に鑑み、メッキ処理前
のバイアホールの底部の導電層の露出状態を精度高く検
査することができるようにしたバイアホール検査装置を
提供することを第1の目的とし、メッキ処理前のバイア
ホールの導電層に対する位置の良否を精度高く検査する
ことができるようにしたバイアホール検査装置を提供す
ることを第2の目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明中、第1の発明
(請求項1記載のバイアホール検査装置)は、導電層上
の絶縁層に形成されたバイアホールの底部の導電層の露
出状態を検査するバイアホール検査装置であって、被検
査バイアホール内の絶縁層の残渣の画像を取得すること
ができる画像取得手段と、この画像取得手段により取得
された被検査バイアホール内の絶縁層の残渣の画像を使
用して被検査バイアホールの底部の導電層の露出状態を
判断し、被検査バイアホールの良否を判定する良否判定
手段とを備えているというものである。
【0034】本発明中、第1の発明によれば、被検査バ
イアホール内の絶縁層の残渣の画像を取得することがで
きる画像取得手段を備えているので、導電層の露出を妨
げている絶縁層の残渣の画像や、導電層の露出を不十分
としている絶縁層の残渣の画像を取得することができ
る。
【0035】そして、画像取得手段により取得された絶
縁層の残渣の画像を使用して被検査バイアホールの底部
の導電層の露出状態を判断し、被検査バイアホールの良
否を判定する良否判定手段を備えているので、導電層の
露出を妨げている絶縁層の残渣が存在している被検査バ
イアホールのみならず、導電層の露出を不十分としてい
る絶縁層の残渣が存在している被検査バイアホールを欠
陥のバイアホールと判定することができる。
【0036】本発明中、第2の発明(請求項2記載のバ
イアホール検査装置)は、第1の発明において、画像取
得手段は、被検査バイアホールを照明する照明手段と、
被検査バイアホールを上方から撮像して被検査バイアホ
ールのアナログ画像を取得するアナログ画像取得手段
と、このアナログ画像取得手段により取得された被検査
バイアホールのアナログ画像を二値化画像に変換する二
値化手段とを備えて構成されているというものである。
【0037】本発明中、第3の発明(請求項3記載のバ
イアホール検査装置)は、第2の発明において、良否判
定手段は、二値化手段により得られる被検査バイアホー
ルの二値化画像を所定のテンプレートと比較して被検査
バイアホールがバイアホールであるか否かを判定し、被
検査バイアホールをバイアホールと判定した場合には、
被検査バイアホールの二値化画像の一部を構成するリン
グの面積又はリングに囲まれた部分の面積から被検査バ
イアホールの底部の導電層の露出状態を判断するように
構成されているというものである。
【0038】本発明中、第3の発明によれば、リングの
面積が所定の面積よりも小さい場合又はリングに囲まれ
た部分の面積が所定の面積よりも大きい場合には、被検
査バイアホールの底部の絶縁層の残渣は少なく、導電層
の露出は十分であり、被検査バイアホールは、正常なバ
イアホールであると判定することができる。
【0039】これに対して、リングの面積が所定の面積
よりも大きい場合又はリングに囲まれた部分の面積が所
定の面積よりも小さい場合には、被検査バイアホールの
底部の絶縁層の残渣は多く、導電層の露出は不十分であ
り、被検査バイアホールは、不良なバイアホールである
と判定することができる。
【0040】本発明中、第4の発明(請求項4記載のバ
イアホール検査装置)は、第2の発明において、良否判
定手段は、被検査バイアホールの二値化画像の一部を構
成するリングに囲まれた部分の放射方向の測長を行い、
リングに囲まれた部分の放射方向の測長値から、被検査
バイアホールの底部の導電層の露出状態を判断するよう
に構成されているというものである。
【0041】本発明中、第4の発明によれば、放射方向
の各測長値が所定の値以上の場合には、被検査バイアホ
ールの底部の絶縁層の残渣は少なく、導電層の露出は十
分であり、被検査バイアホールは、正常なバイアホール
であると判定することができる。
【0042】これに対して、放射方向の測長値の中に所
定の値以下の測長値が存在する場合には、被検査バイア
ホールの底部の絶縁層の残渣は多く、導電層の露出は不
十分であり、被検査バイアホールは、不良なバイアホー
ルであると判定することができる。
【0043】本発明中、第5の発明(請求項5記載のバ
イアホール検査装置)は、第1、第2、第3又は第4の
発明において、良否判定手段は、導電層上の絶縁層に形
成されるべきバイアホールのアドレスを登録するアドレ
ス登録部を有し、被検査バイアホールのアドレスがアド
レス登録部に登録されているアドレスか否かを判定し、
被検査バイアホールが過剰なバイアホールであるか否か
を含めて被検査バイアホールの良否を判定するように構
成されているというものである。
【0044】本発明中、第6の発明(請求項6記載のバ
イアホール検査装置)は、導電層上の絶縁層に形成され
たバイアホールの導電層に対する位置ずれを検査するバ
イアホール検査装置であって、被検査バイアホールの画
像と他の部分の画像とが輝度を異にする第1の二値化画
像を取得する第1の二値化画像取得手段と、導電層の画
像と他の部分の画像とが輝度を異にする第2の二値化画
像を取得する第2の二値化画像取得手段と、第1の二値
化画像又は第1の二値化画像を拡大した第3の二値化画
像と第2の二値化画像とを画像処理し、被検査バイアホ
ールの画像のうち、導電層の画像と重なり合わない部分
の画像と、他の部分の画像とが輝度を異にする第4の二
値化画像を生成する画像処理手段とを備えているという
ものである。
【0045】本発明中、第6の発明によれば、導電層と
重なり合わない被検査バイアホールの画像と他の部分の
画像とが輝度を異にする第4の二値化画像信号を取得す
ることができるので、導電層の画像と重なり合わない被
検査バイアホールの画像の大きさを計測することによ
り、導電層に対するバイアホールの位置ずれを検査する
ことができる。
【0046】本発明中、第7の発明(請求項7記載のバ
イアホール検査装置)は、第6の発明において、被検査
バイアホールが形成されている面に青色光を照明する第
1の照明手段と、被検査バイアホールが形成されている
面に赤色光を照明する第2の照明手段と、被検査バイア
ホールが形成されている面の上方から撮像してアナログ
画像を取得するアナログ画像取得手段と、アナログ画像
取得手段により取得されたアナログ画像を二値化画像に
変換する二値化手段とを備え、第1の二値化画像取得手
段は、第1の照明手段と、アナログ画像取得手段と、二
値化手段とを含めて構成され、第2の二値化画像取得手
段は、第2の照明手段と、アナログ画像取得手段と、二
値化手段とを含めて構成されているというものである。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図17を参照して、
本発明の第1実施形態〜第4実施形態について説明す
る。
【0048】第1実施形態・・図1〜図7 図1は本発明の第1実施形態の概念図である。図1中、
36はメッキ処理前のバイアホールを有する製造途中に
あるビルトアップ多層配線基板、37は光源、38は光
源37から出力される光39をビルトアップ多層配線基
板36に照射するためのビームスプリッタである。
【0049】また、40はレンズ、41はビルトアップ
多層配線基板36からの反射光を入光してビルトアップ
多層配線基板36の表面を撮像して被検査バイアホール
のアナログ画像を取得するアナログ画像取得手段をなす
CCDカメラである。
【0050】また、42はCCDカメラ41から出力さ
れる被検査バイアホールのアナログ画像信号を二値化画
像信号に変換して二値化画像を取得するための二値化手
段、43は二値化手段42により得られる被検査バイア
ホールの二値化画像を記憶する記憶手段である。
【0051】なお、本発明の第1実施形態においては、
光源37と、ビームスプリッタ38と、レンズ40と、
CCDカメラ41と、二値化手段42と、記憶手段43
とで、被検査バイアホール内の絶縁層の残渣の画像を取
得する画像取得手段が構成されている。
【0052】また、44は記憶手段43に記憶された被
検査バイアホールの二値化画像から被検査バイアホール
内の絶縁層の残渣の状態、即ち、被検査バイアホールの
底部の銅層の露出状態を判断し、被検査バイアホールの
良否を判定する良否判定手段である。
【0053】また、良否判定手段44において、45は
被検査バイアホールがバイアホールであるか否かを判断
するためのテンプレート(マッチングデータ)を格納す
るテンプレート格納部である。
【0054】図2はテンプレート格納部45に格納され
ているテンプレートを示す平面図であり、テンプレート
格納部45に格納されているテンプレートは、17×1
7個の画素を有する画面に、背景を白画素とする36個
の黒画素からなるリング47を表示する画像、即ち、正
常なバイアホールの二値化画像をデータ化したものであ
る。
【0055】また、図1において、49は記憶手段43
に記憶された被検査バイアホールの二値化画像とテンプ
レートとを重ね合わせた場合の被検査バイアホールの二
値化画像とテンプレートとのマッチング状態、及び、被
検査バイアホールの二値化画像が有する黒画素数から判
断して、絶縁層の残渣の状態、即ち、銅層の露出状態を
判断し、被検査バイアホールの良否を判定する良否判定
部である。
【0056】ここに、良否判定部49は、記憶手段43
に記憶された被検査バイアホールの二値化画像とテンプ
レートとを重ね合わせて、被検査バイアホールの二値化
画像の中の黒画素の30個以上がテンプレートの黒画素
にヒット(マッチング)する場合には、二値化画像とさ
れている被検査バイアホールをバイアホールと判定し、
更に、バイアホールと判定した被検査バイアホールの二
値化画像が有する黒画素数が120個以下の場合には、
被検査バイアホールは、絶縁層の残渣が少ない、銅層の
露出が十分である正常なバイアホールとして判定する。
【0057】このように構成された本発明の第1実施形
態においては、光源37から出力される光39は、ビー
ムスプリッタ38を介して、ビルトアップ多層配線基板
36の表面に上方から垂直に照射され、ビルトアップ多
層配線基板36からの反射光は、ビームスプリッタ38
及びレンズ40を介してCCDカメラ41に入光し、C
CDカメラ41により被検査バイアホールのアナログ画
像が取得される。
【0058】そして、CCDカメラ41により得られた
被検査バイアホールのアナログ画像は、二値化手段42
により二値化画像とされて記憶手段43に記憶され、更
に、良否判定手段44において、記憶手段43に記憶さ
れた被検査バイアホールの二値化画像とテンプレートと
の重ね合わせが行われ、被検査バイアホールの良否が判
定される。
【0059】図3はビルトアップ多層配線基板36に上
方から垂直に光を照射した場合における入射光と反射光
との関係を示す概略的断端面図であり、図3中、51は
コア材、52は銅層、53は絶縁層、54はバイアホー
ル、55〜59は上方からの入射光線の一部を示してい
る。
【0060】即ち、入射光線55、57、59は、反射
面が水平であることから、上方に正反射し、CCDカメ
ラ41に入光するが、入射光線56、58は、反射面が
斜めであるため、斜め方向に反射してしまい、CCDカ
メラ41には入光しないことになる。
【0061】したがって、CCDカメラ41によりバイ
アホール54を含む面を撮像すると、図4に示すよう
に、バイアホール54内の絶縁層53の残渣の部分を
「暗」のリング61、その他の部分を「明」とするアナ
ログ画像を得ることができる。
【0062】図5はビルトアップ多層配線基板36に形
成されているバイアホールの形状例とCCDカメラ41
により得られるアナログ画像との関係を示す図であり、
図5(A)、(B)、(C)はバイアホールの形状例、
図5(D)、(E)、(F)はアナログ画像を示してい
る。
【0063】図5(A)に示すように、正常なバイアホ
ール63が形成されている場合には、バイアホール63
の側面の傾斜は急峻となっているので、図5(D)に示
すように、バイアホール63内の絶縁層53の残渣の部
分を、輝度を「暗」とし、幅を小とするリング64と
し、その他の部分を「明」とするアナログ画像を得るこ
とができる。
【0064】また、図5(B)に示すように、内部に幅
の大きい絶縁層53の残渣が存在する欠陥のバイアホー
ル65が形成されている場合には、図5(E)に示すよ
うに、バイアホール65内の絶縁層53の残渣の部分
を、輝度を「暗」とし、幅を大とするリング66、その
他の部分を「明」とするアナログ画像を得ることができ
る。
【0065】また、図5(C)に示すように、銅層52
の露出面を小さくする不規則な絶縁層53の残渣が存在
している欠陥のバイアホール67が形成されている場合
には、図5(F)に示すように、バイアホール67内の
絶縁層53の残渣の部分を、輝度を「暗」とし、幅を不
規則とするリング68、その他の部分を「明」とするア
ナログ画像を得ることができる。
【0066】図6は記憶手段43に記憶された被検査バ
イアホールの二値化画像の例を示す平面図であり、図6
(A)は図5(A)に示すバイアホール63の二値化画
像、図6(B)は図5(B)に示すバイアホール65の
二値化画像、図6(C)は図5(C)に示すバイアホー
ル67の二値化画像を示している。
【0067】また、図7は図6に示す二値化画像とテン
プレート格納部45に格納されているテンプレートとを
重ね合わせた状態を示す平面図であり、図7中、灰色か
らなる画像がテンプレートの画像を示している。
【0068】ここに、図7(A)は図6(A)に示す二
値化画像とテンプレートとを重ね合わせた状態、図7
(B)は図6(B)に示す二値化画像とテンプレートと
を重ね合わせた状態、図7(C)は図6(C)に示す二
値化画像とテンプレートとを重ね合わせた状態を示して
いる。
【0069】図7(A)に示す場合には、図6(A)に
示す二値化画像における黒画素のうち、36個がテンプ
レートの黒画素にヒットしているので、図6(A)に示
す二値化画像における黒画素からなるリング70はバイ
アホールの画像と判定され、かつ、リング70を構成す
る黒画素の数は108個であり、120個以下であるの
で、図5(A)に示すバイアホール63は、正常のバイ
アホールと判定されることになる。
【0070】これに対して、図7(B)に示す場合に
は、図6(B)に示す二値化画像における黒画素のう
ち、36個がテンプレートの黒画素にヒットしているの
で、図6(B)に示す二値化画像における黒画素からな
るリング71はバイアホールの画像と判定されるが、リ
ング71を構成する黒画素の数は164個であり、12
0個を越えているので、図5(B)に示すバイアホール
65は欠陥のバイアホールと判定されることになる。
【0071】また、図7(C)に示す場合には、図6
(C)に示す二値化画像における黒画素のうち、36個
がテンプレートの黒画素にヒットしているので、図6
(C)に示す二値化画像における黒画素からなるリング
72はバイアホールの画像と判定されるが、リング72
を構成する黒画素の数は132個であり、120個を越
えているので、図5(C)に示すバイアホール67は欠
陥のバイアホールと判定されることになる。
【0072】このように、本発明の第1実施形態によれ
ば、ビルトアップ多層配線基板36に絶縁層及び露出さ
れた銅層で反射するような照明を行い、ビルトアップ多
層配線基板36の上方に反射する光による被検査バイア
ホールのアナログ画像を取得し、このアナログ画像を二
値化画像に変換するようにしているので、被検査バイア
ホール内の絶縁層の残渣の厚さに依存せずに被検査バイ
アホール内の絶縁層の残渣を黒画素として検知すること
ができるので、銅層の露出を妨げている絶縁層の残渣の
みならず、銅層の露出を不十分としている絶縁層の残渣
を検知することができる。
【0073】そして、被検査バイアホールの二値化画像
とテンプレートとを重ね合わせて、被検査バイアホール
がバイアホールであるか否かを判定し、更に、バイアホ
ールと判定した被検査バイアホールの二値化画像が有す
る黒画素数が一定数以下の場合には、絶縁層の残渣の少
ない、銅層の露出が十分である正常なバイアホールとし
て判定するとしているので、銅層の露出を妨げている絶
縁層の残渣が存在しているバイアホールのみならず、銅
層の露出を不十分としている絶縁層の残渣が存在し、
「断線しかかり」となる蓋然性の高いバイアホールを欠
陥のバイアホールと判定することができる。
【0074】したがって、本発明の第1実施形態によれ
ば、製造途中にあるビルトアップ多層配線基板36に形
成されたメッキ処理前のバイアホールについて、底部の
銅層の露出状態を精度高く検査することができる。
【0075】なお、本発明の第1実施形態においては、
被検査バイアホールの二値化画像の中のリングを構成す
る黒画素の数を計数することにより、被検査バイアホー
ルの良否判定を行うようにしているが、リングに囲まれ
ている部分の白画素数を計数し、例えば、白画素数が5
0個以上の場合を銅層の露出が十分である正常なバイア
ホールと判定するようにしても良い。
【0076】このようにすると、図6(A)に示す場合
には、リング70に囲まれている部分の白画素数は69
個であり、50個以上であるので、図5(A)に示すバ
イアホール63は正常のバイアホールと判定されること
になる。
【0077】これに対して、図6(B)に示す場合に
は、リング71に囲まれている部分の白画素数は13個
であり、50個未満であるので、図5(B)に示すバイ
アホール65は欠陥のバイアホールと判定されることに
なる。
【0078】また、図6(C)に示す場合には、リング
72に囲まれている部分の白画素数は45個であり、5
0個未満であるので、図5(C)に示すバイアホール6
7は欠陥のバイアホールと判定されることになる。
【0079】第2実施形態・・図8〜図10 図8は本発明の第2実施形態の概念図であり、本発明の
第2実施形態は、図1に示す本発明の第1実施形態が備
える良否判定手段44と構成を異にする良否判定手段7
5を設け、その他については、本発明の第1実施形態と
同様に構成したものである。
【0080】良否判定手段75において、76は従来周
知の放射状測長センサを備え、記憶手段43に記憶され
ている被検査バイアホールの二値化画像について放射状
の測長を行う測長部である。
【0081】図9は測長部76が備える放射状測長セン
サの概念図であり、図9中、78は中心センサ、79は
中心センサ78が検出した画素と同一輝度の0°方向の
画素数を0°方向の測長値として検出する0°方向セン
サ部、80は中心センサ78が検出した画素と同一輝度
の45°方向の画素数を45°方向の測長値として検出
する45°方向センサ部である。
【0082】また、81は中心センサ78が検出した画
素と同一輝度の90°方向の画素数を90°方向の測長
値として検出する90°方向センサ部、82は中心セン
サ78が検出した画素と同一輝度の135°方向の画素
数を135°方向の測長値として検出する135°方向
センサ部である。
【0083】また、83は中心センサ78が検出した画
素と同一輝度の180°方向の画素数を180°方向の
測長値として検出する180°方向センサ部、84は中
心センサ78が検出した画素と同一輝度の225°方向
の画素数を225°方向の測長値として検出する225
°方向センサ部である。
【0084】また、85は中心センサ78が検出した画
素と同一輝度の270°方向の画素数を270°方向の
測長値として検出する270°方向センサ部、86は中
心センサ78が検出した画素と同一輝度の315°方向
の画素数を315°方向の測長値として検出する315
°方向センサ部である。
【0085】また、図8において、88は被検査バイア
ホールの二値化画像に含まれる黒画素からなるリング内
の白画像の中心を検出する中心検出部、89は被検査バ
イアホールの二値化画像に含まれる黒画素からなるリン
グ内の白画像の中心からの8方向の測長値の組み合わせ
から、リング内の白画像の形状をラジアルコードと呼ば
れる16ビットのコードにコード化するラジアルコード
化部である。
【0086】また、90はラジアルコード化部89から
出力されるラジアルコードの値から被検査バイアホール
内の絶縁層の残渣の状態、即ち、被検査バイアホールの
底部の銅層の露出状態を判断し、被検査バイアホールの
良否を判定する良否判定部である。
【0087】このように構成された本発明の第2実施形
態においては、光源37から出力される光39は、ビー
ムスプリッタ38を介して、ビルトアップ多層配線基板
36の表面に上方から垂直に照射され、ビルトアップ多
層配線基板36からの反射光は、ビームスプリッタ38
及びレンズ40を介してCCDカメラ41に入光し、C
CDカメラ41により被検査バイアホールのアナログ画
像が取得される。
【0088】そして、CCDカメラ41により得られた
被検査バイアホールのアナログ画像は、二値化手段42
により二値化画像とされて記憶手段43に記憶され、更
に、良否判定手段75において、記憶手段43に記憶さ
れている被検査バイアホールの二値化画像について放射
状の測長が行われ、被検査バイアホールの良否が判定さ
れる。
【0089】図10は良否判定部90の動作を説明する
ための平面図であり、図10(A)は図5(A)に示す
バイアホール63の二値化画像、図10(B)は図5
(B)に示すバイアホール65の二値化画像、図5
(C)は図10(C)に示すバイアホール67の二値化
画像を概略的に示している。
【0090】図10(A)において、92は絶縁層53
の残渣を示すリング70に囲まれている部分の中心であ
り、この場合には、0°−180°方向、45°−22
5°方向、90°−270°方向及び135°−315
°方向の各測長値は正常値を示すことになるので、図5
(A)に示すバイアホール63は、銅層52の露出が十
分であるとして、正常なバイアホールと判定されること
になる。
【0091】また、図10(B)において、93は絶縁
層53の残渣を示すリング71に囲まれている部分の中
心であり、この場合には、0°−180°方向、45°
−225°方向、90°−270°方向及び135°−
315°方向の各測長値は正常値よりも小さい値を示す
ことになるので、図5(B)に示すバイアホール65
は、銅層52の露出が不十分であるとして、欠陥のバイ
アホールと判定されることになる。
【0092】また、図10(C)において、94は絶縁
層53の残渣を示すリング72に囲まれている部分の中
心であり、この場合には、45°−225°方向、90
°−270°方向及び135°−315°方向の各測長
値は正常値を示すが、0°−180°方向の測長値は正
常値よりも小さい値を示すことになるので、図5(C)
に示す被検査バイアホール67は、銅層52の露出が不
十分であるとして、欠陥のバイアホールと判定されるこ
とになる。
【0093】本発明の第2実施形態によれば、本発明の
第1実施形態と同様に、ビルトアップ多層配線基板36
に絶縁層及び露出された銅層で反射するような照明を行
い、ビルトアップ多層配線基板36の上方に反射する光
による被検査バイアホールのアナログ画像を取得し、こ
のアナログ画像を二値化画像に変換するようにしている
ので、被検査バイアホール内の絶縁層の残渣の厚さに依
存せずに被検査バイアホール内の絶縁層の残渣を黒画像
として検知することができるので、銅層の露出を妨げて
いる絶縁層の残渣のみならず、銅層の露出を不十分とし
ている絶縁層の残渣を検知することができる。
【0094】そして、被検査バイアホールの二値化画像
に含まれる絶縁層の残渣を示すリングに囲まれた部分の
放射状の測長を行うことにより、銅層の露出部分の形状
を判定するとしているので、銅層の露出を妨げている絶
縁層の残渣が存在しているバイアホールのみならず、銅
層の露出を不十分としている絶縁層の残渣が存在し、
「断線しかかり」となる蓋然性の高いバイアホールを欠
陥のバイアホールと判定することができる。
【0095】したがって、本発明の第2実施形態によれ
ば、製造途中にあるビルトアップ多層配線基板36に形
成されたメッキ処理前のバイアホールについて、底部の
銅層の露出状態を精度高く検査することができる。
【0096】第3実施形態・・図11、図12 図11は本発明の第3実施形態の概念図であり、本発明
の第3実施形態は、図1に示す本発明の第1実施形態が
備える良否判定手段44と構成の異なる良否判定手段9
6を設け、その他については、本発明の第1実施形態と
同様に構成したものである。
【0097】良否判定手段96は、良否判定手段44が
備える良否判定部49と機能が異なる良否判定部97を
設けると共に、ビルトアップ多層配線基板36に形成す
べきバイアホールのアドレスを登録するアドレス登録部
98とを設け、その他については、良否判定手段44と
同様に構成したものである。
【0098】良否判定部97は、被検査バイアホールの
二値化画像がテンプレート格納部45に格納されている
テンプレートとマッチングするか否かを判断した後、テ
ンプレートとマッチングした被検査バイアホールのアド
レスがアドレス登録部98に登録されているアドレスで
あるか否かを判断し、被検査バイアホールのアドレスが
アドレス登録部98に登録されている場合には、欠落欠
陥であるか否かを判定し、被検査バイアホールのアドレ
スがアドレス登録部98に登録されていない場合には、
過剰欠陥であるか否かを判定するものである。
【0099】図12は良否判定部97の動作を示すフロ
ーチャートであり、良否判定部97においては、被検査
バイアホールの二値化画像がテンプレートとマッチング
すると(ステップS1)、被検査バイアホールのビルト
アップ多層配線基板36上のアドレスがアドレス登録部
98に登録されているか否かを判断する(ステップS
2)。
【0100】そして、被検査バイアホールのビルトアッ
プ多層配線基板36上のアドレスがアドレス登録部98
に登録されている場合には、本発明の第1実施形態の場
合と同様に、被検査バイアホールの二値化画像に含まれ
るリングを構成する黒画素数を計数して、黒画素数が1
20個以下か否かを判断する(ステップS3)。
【0101】そして、リングを構成する黒画素数が12
0個以下の場合には、被検査バイアホールは、絶縁層の
残渣が少なく、銅層の露出が十分である正常なバイアホ
ールとみることができるので、正常と判定し(ステップ
S4)、黒画素数が120個を越える場合には、被検査
バイアホールは、絶縁層の残渣が多く、銅層が露出され
ていないか、あるいは、銅層の露出が不十分とみること
ができるので、欠落欠陥と判定する(ステップS5)。
【0102】これに対して、被検査バイアホールのビル
トアップ多層配線基板36上のアドレスがアドレス登録
部98に登録されていない場合においても、本発明の第
1実施形態の場合と同様に、被検査バイアホールの二値
化画像に含まれるリングを構成する黒画素数を計数し
て、黒画素数が120個以下か否かを判断する(ステッ
プS6)。
【0103】そして、リングを構成する黒画素数が12
0個以下の場合には、被検査バイアホールは、過剰のバ
イアホールとみることができるので、過剰欠陥と判定し
(ステップS7)、黒画素数が120個を越える場合に
は、過剰欠陥ではなく、正常であると判定する(ステッ
プS8)。
【0104】このように構成された本発明の第3実施形
態においては、光源37から出力される光39は、ビー
ムスプリッタ38を介して、ビルトアップ多層配線基板
36の表面に上方から垂直に照射され、ビルトアップ多
層配線基板36からの反射光は、ビームスプリッタ38
及びレンズ40を介してCCDカメラ41に入光し、C
CDカメラ41により被検査バイアホールのアナログ画
像が取得される。
【0105】そして、CCDカメラ41により得られた
被検査バイアホールのアナログ画像は、二値化手段42
により二値化画像とされて記憶手段43に記憶され、更
に、良否判定部97において、記憶手段43に記憶され
た被検査バイアホールの二値化画像とテンプレートとの
重ね合わせ、及び、アドレス登録部98の参照が行わ
れ、被検査バイアホールが過剰なバイアホールであるか
否かを含めて被検査バイアホールの良否が判定される。
【0106】したがって、本発明の第3実施形態によれ
ば、本発明の第1実施形態と同様に、製造途中にあるビ
ルトアップ多層配線基板36に形成されたメッキ処理前
のバイアホールについて、底部の銅層の露出状態を精度
高く検査することができると共に、過剰なバイアホール
を検出することができる。
【0107】なお、本発明の第3実施形態が備えるアド
レス登録部98を図8に示す本発明の第2実施形態に備
えさせ、良否判定部90で被検査バイアホールが過剰な
バイアホールであるか否かを判定させるように構成する
こともできる。
【0108】また、本発明の第1実施形態〜第3実施形
態においては、ビルトアップ多層配線基板36に対して
垂直に照明するようにしているが、照明角度は、垂直方
向である必要はなく、特に、絶縁層や銅層に凹凸がある
場合には、斜め方向から照明する方が凹凸の影響を受け
ないので効果的である。
【0109】第4実施形態・・図13〜図17 図13は本発明の第4実施形態の概念図である。図13
中、100はメッキ処理前のバイアホールを有する製造
途中にあるビルトアップ多層配線基板、101は青色光
を出力する青色光源である。
【0110】また、102は青色光源101から出力さ
れる青色光をビルトアップ多層配線基板100に上方か
ら照射させるためのビームスプリッタ、103、104
は赤色光をビルトアップ多層配線基板100に対して斜
め上方から照射する赤色光源である。
【0111】また、105はレンズ、106はビルトア
ップ多層配線基板100からの反射光を入光してビルト
アップ多層配線基板100を撮像してアナログ画像を取
得するCCDカメラ、107はCCDカメラ106から
出力されるアナログ画像信号を二値化画像信号に変換し
て二値化画像を取得するための二値化手段である。
【0112】また、108は二値化手段107により得
られる二値化画像のうち、青色光源101による二値化
画像を記憶する記憶手段、109は記憶手段108に記
憶された二値化画像の外枠の大きさを一定とし、記憶手
段107に記憶された二値化画像を被検査バイアホール
がずれてもよい分だけ拡大する拡大手段である。
【0113】また、110は二値化手段107により得
られる二値化画像のうち、赤色光源103、104によ
る二値化画像を記憶する記憶手段、111は拡大手段1
09から出力される二値化画像信号と記憶手段110か
ら出力される二値化画像信号とをAND処理するAND
回路である。
【0114】また、112はAND回路111から出力
される二値化画像信号に基づく二値化画像から、被検査
バイアホールの下層受けパターンに対する位置ずれを検
査して、被検査バイアホールの良否を判定する良否判定
手段である。
【0115】このように構成された本発明の第4実施形
態においては、例えば、まず、青色光源101による青
色光のみがビルトアップ多層配線基板100に照射さ
れ、青色光によるビルトアップ多層配線基板100の二
値化画像が取得され、これが記憶手段108に記憶され
る。
【0116】次に、赤色光源103、104による赤色
光のみがビルトアップ多層配線基板100に照射され、
赤色光によるビルトアップ多層配線基板100の二値化
画像が取得され、これが記憶手段110に記憶される。
【0117】次に、記憶手段108に記憶されている二
値化画像が拡大手段109により拡大され、拡大された
二値化画像と、記憶手段110に記憶されている二値化
画像とのAND処理がAND回路111により行われ
る。
【0118】そして、良否判定手段112において、A
ND回路111により得られる二値化画像に基づいて、
被検査バイアホールの下層受けパターンに対する位置ず
れが検査され、被検査バイアホールの良否が判定され
る。
【0119】図14はビルトアップ多層配線基板100
の一部分を示す概略的平面図であり、図14中、114
はビルトアップ多層配線基板100の一部分、115は
絶縁層、116はバイアホールを介して上層の銅層が接
続される銅層からなる下層受けパターン、117は被検
査バイアホールである。
【0120】ここに、ビルトアップ多層配線基板100
に青色光源101による青色光のみを照射すると、青色
光は、絶縁層115では高い反射率で反射され、被検査
バイアホール117を介して露出している下層受けパタ
ーン116では低い反射率で反射され、被検査バイアホ
ール117の下層受けパターン116と重ならない部分
では、被検査バイアホール117内の絶縁層が傾きをも
っており、散乱されてしまう。
【0121】したがって、ビルトアップ多層配線基板1
00に青色光源101による青色光のみを照射すると、
ビルトアップ多層配線基板100の一部分114の二値
化画像として、図15(A)に示すような二値化画像を
得ることができ、これが記憶手段108に記憶される。
【0122】図15(A)中、119はビルトアップ多
層配線基板100の一部分114の二値化画像であり、
120は白画像からなる絶縁層115の画像、121は
黒画像からなる被検査バイアホール117の像である。
【0123】そして、記憶手段108に記憶された図1
5(A)に示す二値化画像119をその外枠の大きさを
一定とし、被検査バイアホール117がずれてもよい分
だけ拡大手段109で拡大すると、例えば、図15
(B)に示すような二値化画像を得ることができる。
【0124】図15(B)中、122は拡大された二値
化画像であり、123は白画像からなる絶縁層115の
画像、124は黒画像からなる被検査バイアホール11
7の像である。
【0125】これに対して、ビルトアップ多層配線基板
100に赤色光源103、104による赤色光のみを照
射すると、絶縁層115は赤色光を透過し、下層受けパ
ターン116は赤色光を反射することになる。
【0126】したがって、ビルトアップ多層配線基板1
00に赤色光源103、104による赤色光のみを照射
すると、ビルトアップ多層配線基板100の一部分11
4の二値化画像として、図16に示すような二値化画像
を得ることができ、これが記憶手段110に記憶され
る。
【0127】図16中、126はビルトアップ多層配線
基板100の一部分114の二値化画像であり、127
は黒画像からなる絶縁層115の画像、128は白画像
からなる下層受けパターン116の像である。
【0128】そして、図15(B)に示す二値化画像1
22と図16に示す二値化画像126とを重ね合わせて
AND処理すると、図17に示すように、二値化画像1
22に含まれる被検査バイアホール117の画像のう
ち、下層受けパターン116と重なり合わない部分を黒
画像130、他の部分を白画像131とする二値化画像
132を得ることができる。
【0129】このように、本発明の第4実施形態によれ
ば、拡大手段109により得られる二値化画像に含まれ
る被検査バイアホールの画像のうち、下層受けパターン
と重なり合わない部分の画像を黒画像、他の部分の画像
を白画像とする二値化画像を取得し、下層受けパッドに
対する被検査バイアホールの位置ずれを知ることができ
るので、メッキ処理前のバイアホールの位置の良否を精
度高く検査することができる。
【0130】なお、拡大手段109を設けず、記憶手段
108に記憶された青色光源101による二値化画像
と、記憶手段110に記憶された赤色光源103、10
4による二値化手段とをAND回路111でAND処理
するようにしても良い。
【0131】
【発明の効果】本発明中、第1、第2、第3、第4又は
第5の発明(請求項1、2、3、4又は5記載のバイア
ホール検査装置)によれば、導電層の露出を妨げている
絶縁層の残渣が存在している被検査バイアホールのみな
らず、導電層の露出を不十分としている絶縁層の残渣が
存在している被検査バイアホールを欠陥のバイアホール
と判定することができるので、メッキ処理前のバイアホ
ールの底部の導電層の露出状態を精度高く検査すること
ができる。
【0132】本発明中、第6又は第7の発明(請求項6
又は7記載のバイアホール検査装置)によれば、導電層
と重なり合わない被検査バイアホールの画像と他の部分
の画像とが輝度を異にする二値化画像信号を取得し、導
電層に対する被検査バイアホールの位置ずれを知ること
ができるので、メッキ処理前のバイアホールの位置の良
否を精度高く検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の概念図である。
【図2】本発明の第1実施形態が備える良否判定手段内
のテンプレート格納部に格納されているテンプレートを
示す平面図である。
【図3】ビルトアップ多層配線基板に上方から垂直に光
を照射した場合における入射光と反射光との関係を示す
概略的断端面図である。
【図4】図3に示すバイアホールを上方に配置したCC
Dカメラにより撮像した場合に得られるアナログ画像を
示す平面図である。
【図5】ビルトアップ多層配線基板に形成されているバ
イアホールの形状例とCCDカメラにより得られるアナ
ログ画像との関係を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態が備える記憶手段に記憶
された被検査バイアホールの二値化画像の例を示す平面
図である。
【図7】本発明の第1実施形態が備える記憶手段に記憶
されている二値化画像とテンプレートとを重ね合わせた
状態を示す平面図である。
【図8】本発明の第2実施形態の概念図である。
【図9】本発明の第2実施形態が備える良否判定手段内
の測長部が備える放射状測長センサの概念図である。
【図10】本発明の第2実施形態が備える良否判定手段
内の良否判定部の動作を説明するための平面図である。
【図11】本発明の第3実施形態の概念図である。
【図12】本発明の第3実施形態が備える良否判定手段
内の良否判定部の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4実施形態の概念図である。
【図14】メッキ処理前のバイアホールを有する製造途
中にあるビルトアップ多層配線基板の一部分を示す概略
的平面図である。
【図15】本発明の第4実施形態により得られるメッキ
処理前のバイアホールを有する製造途中にあるビルトア
ップ多層配線基板の一部分の青色光による二値化画像を
示す平面図である。
【図16】本発明の第4実施形態により得られるメッキ
処理前のバイアホールを有する製造途中にあるビルトア
ップ多層配線基板の一部分の赤色光による二値化画像を
示す平面図である。
【図17】図15(B)に示す二値化画像と図16に示
す二値化画像とを重ね合わせてAND処理した二値化画
像を示す平面図である。
【図18】コア材の片面に多層配線層を形成してなるビ
ルトアップ多層配線基板の製造工程の一部を示す概略的
断端面図である。
【図19】バイアホールの形状例を示す概略的断端面図
である。
【図20】メッキ処理前のバイアホールを検査する従来
のバイアホール検査方法に使用する光学装置を示す概念
図である。
【図21】ビルトアップ多層配線基板からの反射光に含
まれる紫外光の強度、蛍光の強度及び図20に示す光学
装置が備えるフィルタの透過特性を示す図である。
【図22】図20に示す光学装置を使用する従来のバイ
アホール検査方法が有する問題点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】 39 光源から出力される光

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電層上の絶縁層に形成されたバイアホー
    ルの底部の前記導電層の露出状態を検査するバイアホー
    ル検査装置であって、 被検査バイアホール内の前記絶縁層の残渣の画像を取得
    することができる画像取得手段と、 前記画像取得手段により取得された前記被検査バイアホ
    ール内の前記絶縁層の残渣の画像を使用して前記被検査
    バイアホールの底部の前記導電層の露出状態を判断し、
    前記被検査バイアホールの良否を判定する良否判定手段
    とを備えていることを特徴とするバイアホール検査装
    置。
  2. 【請求項2】前記画像取得手段は、 前記被検査バイアホールを照明する照明手段と、 前記被検査バイアホールを上方から撮像して前記被検査
    バイアホールのアナログ画像を取得するアナログ画像取
    得手段と、 前記アナログ画像取得手段により取得された前記被検査
    バイアホールのアナログ画像を二値化画像に変換する二
    値化手段とを備えて構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のバイアホール検査装置。
  3. 【請求項3】前記良否判定手段は、 前記二値化手段により得られる前記被検査バイアホール
    の二値化画像を所定のテンプレートと比較して前記被検
    査バイアホールがバイアホールであるか否かを判定し、
    前記被検査バイアホールをバイアホールと判定した場合
    には、前記被検査バイアホールの二値化画像の一部を構
    成するリングの面積又は前記リングに囲まれた部分の面
    積から、前記被検査バイアホールの底部の前記導電層の
    露出状態を判断するように構成されていることを特徴と
    する請求項2記載のバイアホール検査装置。
  4. 【請求項4】前記良否判定手段は、 前記被検査バイアホールの二値化画像の一部を構成する
    リングに囲まれた部分の放射方向の測長を行い、前記リ
    ングに囲まれた部分の放射方向の測長値から、前記被検
    査バイアホールの底部の前記導電層の露出状態を判断す
    るように構成されていることを特徴とする請求項2記載
    のバイアホール検査装置。
  5. 【請求項5】前記良否判定手段は、 前記導電層上の絶縁層に形成されるべきバイアホールの
    アドレスを登録するアドレス登録部を有し、 前記被検査バイアホールのアドレスが前記アドレス登録
    部に登録されているアドレスか否かを判定し、前記被検
    査バイアホールが過剰なバイアホールであるか否かを含
    めて前記被検査バイアホールの良否を判定するように構
    成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4
    記載のバイアホール検査装置。
  6. 【請求項6】導電層上の絶縁層に形成されたバイアホー
    ルの前記導電層に対する位置ずれを検査するバイアホー
    ル検査装置であって、 被検査バイアホールの画像と他の部分の画像とが輝度を
    異にする第1の二値化画像を取得する第1の二値化画像
    取得手段と、 前記導電層の画像と他の部分の画像とが輝度を異にする
    第2の二値化画像を取得する第2の二値化画像取得手段
    と、 前記第1の二値化画像又は前記第1の二値化画像を拡大
    した第3の二値化画像と前記第2の二値化画像とを画像
    処理し、前記被検査バイアホールの画像のうち、前記導
    電層の画像と重なり合わない部分の画像と、他の部分の
    画像とが輝度を異にする第4の二値化画像を生成する画
    像処理手段とを備えていることを特徴とするバイアホー
    ル検査装置。
  7. 【請求項7】前記被検査バイアホールが形成されている
    面に青色光を照明する第1の照明手段と、前記被検査バ
    イアホールが形成されている面に赤色光を照明する第2
    の照明手段と、前記被検査バイアホールが形成されてい
    る面の上方から撮像してアナログ画像を取得するアナロ
    グ画像取得手段と、前記アナログ画像取得手段により取
    得された前記アナログ画像を二値化画像に変換する二値
    化手段とを備え、 前記第1の二値化画像取得手段は、前記第1の照明手段
    と、前記アナログ画像取得手段と、前記二値化手段とを
    含めて構成され、 前記第2の二値化画像取得手段は、前記第2の照明手段
    と、前記アナログ画像取得手段と、前記二値化手段とを
    含めて構成されていることを特徴とする請求項6記載の
    バイアホール検査装置。
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