JP2867687B2 - 半田の外観検査方法 - Google Patents
半田の外観検査方法Info
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- JP2867687B2 JP2867687B2 JP30742490A JP30742490A JP2867687B2 JP 2867687 B2 JP2867687 B2 JP 2867687B2 JP 30742490 A JP30742490 A JP 30742490A JP 30742490 A JP30742490 A JP 30742490A JP 2867687 B2 JP2867687 B2 JP 2867687B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半田の外観検査方法に係り、詳しくはカマボ
コ形の半田を検出するための方法に関する。
コ形の半田を検出するための方法に関する。
(従来の技術) GFPのようなリード付チップを半田により基板に接着
した後、リードの先端部付近に検査エリアを設定し、こ
の検査エリアにおける明暗分布をカメラにより観察し
て、半田の外観の良否を判定することが知られている。
した後、リードの先端部付近に検査エリアを設定し、こ
の検査エリアにおける明暗分布をカメラにより観察し
て、半田の外観の良否を判定することが知られている。
第6図は外観が良好な半田を観察している様子を示す
ものであって、1は基板、4はチップのリード、5bは半
田、6は基板1に形成された回路パターンである。この
半田5bは、リード4の先端部へ向って十分に吸い上げら
れるような上り勾配面を有しており、その外観は良好で
ある。
ものであって、1は基板、4はチップのリード、5bは半
田、6は基板1に形成された回路パターンである。この
半田5bは、リード4の先端部へ向って十分に吸い上げら
れるような上り勾配面を有しており、その外観は良好で
ある。
リード4の先端部付近に、上方の光源8から光を照射
すると、この半田5bの上り勾配面に当った光は斜上方へ
反射され、上方のカメラ7に入射しないことから、半田
5bの大部分は暗く観察され、第7図に示すような検査エ
リアAの輝度分布が得られる。
すると、この半田5bの上り勾配面に当った光は斜上方へ
反射され、上方のカメラ7に入射しないことから、半田
5bの大部分は暗く観察され、第7図に示すような検査エ
リアAの輝度分布が得られる。
そこでこのような良好な輝度分布をマスターパターン
としてコンピュータに登録しておき、カメラ7に取り込
まれた検査エリアの画像を、このマスターパターンとマ
ッチングさせることにより、半田の外観の良否を判定す
ることが知られている。
としてコンピュータに登録しておき、カメラ7に取り込
まれた検査エリアの画像を、このマスターパターンとマ
ッチングさせることにより、半田の外観の良否を判定す
ることが知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが半田形状の良否判定基準は必ずしも一定では
なく、第6図に示すような形状を有しない半田であって
も、良品と判定される場合がある。その代表例は第5図
に示すようなカマボコ形の半田5aである。すなわちカマ
ボコ形の半田5aは、リード4の先端部へ向って十分には
吸い上げられていないが、かなりの厚みを有しており、
リード4を回路パターンにしっかり接着しているので、
良品のカテゴリーに含めることが多い。しかしながらこ
のようなカマボコ形の半田5aは、第7図に示すような輝
度分布は得られないことから、上記従来手段では不良品
と判断される問題があった。
なく、第6図に示すような形状を有しない半田であって
も、良品と判定される場合がある。その代表例は第5図
に示すようなカマボコ形の半田5aである。すなわちカマ
ボコ形の半田5aは、リード4の先端部へ向って十分には
吸い上げられていないが、かなりの厚みを有しており、
リード4を回路パターンにしっかり接着しているので、
良品のカテゴリーに含めることが多い。しかしながらこ
のようなカマボコ形の半田5aは、第7図に示すような輝
度分布は得られないことから、上記従来手段では不良品
と判断される問題があった。
そこで本発明は、カマボコ形の半田を検出できる方法
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、基板に接着されたチップに向って光を照射
し、このチップのリードの先端部を包含する検査エリア
を設定して、この検査エリアの輝度分布を上方のカメラ
により観察する半田の外観検査において、上記検査エリ
アの両側部から中央部へ向う暗いエリアの広がりの有
無、若しくは中央部から両側部へ向う明るいエリアの広
がりの有無を検出するようにしている。
し、このチップのリードの先端部を包含する検査エリア
を設定して、この検査エリアの輝度分布を上方のカメラ
により観察する半田の外観検査において、上記検査エリ
アの両側部から中央部へ向う暗いエリアの広がりの有
無、若しくは中央部から両側部へ向う明るいエリアの広
がりの有無を検出するようにしている。
(作用) 上記構成によれば、検査エリアの両側部から中央部へ
向う暗いエリアの広がり、若しくは中央部から両側部へ
向う明るいエリアの広がりがあれば、この半田はカマボ
コ形を有する半田と判定される。
向う暗いエリアの広がり、若しくは中央部から両側部へ
向う明るいエリアの広がりがあれば、この半田はカマボ
コ形を有する半田と判定される。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図は、リード付チップを観察している様子を示す
ものである。1は基板であり、リード付チップ2が搭載
されている。3はモールド体、4はモールド体3から外
方へ延出するリード、5はリード4を回路パターン6に
接着する半田、7はチップ2を上方から観察するカメ
ラ、8は上方から光を照射するリング状の光源である。
この半田5aは、第5図に示すようにカマボコ形をしてい
る。
ものである。1は基板であり、リード付チップ2が搭載
されている。3はモールド体、4はモールド体3から外
方へ延出するリード、5はリード4を回路パターン6に
接着する半田、7はチップ2を上方から観察するカメ
ラ、8は上方から光を照射するリング状の光源である。
この半田5aは、第5図に示すようにカマボコ形をしてい
る。
第2図は、カマボコ形の半田5aを観察している様子を
示している。また第3図は、リード4の先端部を包含す
るように設定されたカメラ7の検査エリアAの輝度分布
を示している。
示している。また第3図は、リード4の先端部を包含す
るように設定されたカメラ7の検査エリアAの輝度分布
を示している。
図示するように、半田5aは、中央部の明るいエリアa
と、この明るいエリアaの両側部の暗いエリアbを有し
ている。この明るいエリアaと暗いエリアbは、検査エ
リアAにおける2値あるいは多値の輝度分布から求めら
れる。そこで第4図において実線矢印にて示すように、
検査エリアAの両側部から中央に向って走査して、暗い
エリアbの広がりがあるか比かを検査し、若しこのよう
な暗いエリアbが検出されたならば、この半田5aはカマ
ボコ形と判定する。勿論、破線矢印に示すように、検査
エリアAの中央部を走査して、中央部から両側部へ向う
明るいエリアaの広がりの有無を走査しても実質的に同
じことであり、このような走査も本発明に含まれる。
と、この明るいエリアaの両側部の暗いエリアbを有し
ている。この明るいエリアaと暗いエリアbは、検査エ
リアAにおける2値あるいは多値の輝度分布から求めら
れる。そこで第4図において実線矢印にて示すように、
検査エリアAの両側部から中央に向って走査して、暗い
エリアbの広がりがあるか比かを検査し、若しこのよう
な暗いエリアbが検出されたならば、この半田5aはカマ
ボコ形と判定する。勿論、破線矢印に示すように、検査
エリアAの中央部を走査して、中央部から両側部へ向う
明るいエリアaの広がりの有無を走査しても実質的に同
じことであり、このような走査も本発明に含まれる。
したがって、カメラ7に取り込まれた画像が、第6図
に示すような輝度分布を有しておらず、不良品と判定さ
れたならば、上記方法によりカマボコ形の半田でないか
否かの再検査を行い、カマボコ形であることが判明した
ならば、良品と判定すればよい。
に示すような輝度分布を有しておらず、不良品と判定さ
れたならば、上記方法によりカマボコ形の半田でないか
否かの再検査を行い、カマボコ形であることが判明した
ならば、良品と判定すればよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、基板に接着されたチッ
プに向って光を照射し、このチップのリードの先端部を
包含する検査エリアを設定して、この検査エリアの輝度
分布を上方のカメラにより観察する半田の外観検査にお
いて、上記検査エリアの両側部から中央部へ向う暗いエ
リアの広がりの有無、若しくは中央部から両側部へ向う
明るいエリアの広がりの有無を検出するようにしている
ので、半田がカマボコ形の外観を有するか否かを簡単に
検出できる。
プに向って光を照射し、このチップのリードの先端部を
包含する検査エリアを設定して、この検査エリアの輝度
分布を上方のカメラにより観察する半田の外観検査にお
いて、上記検査エリアの両側部から中央部へ向う暗いエ
リアの広がりの有無、若しくは中央部から両側部へ向う
明るいエリアの広がりの有無を検出するようにしている
ので、半田がカマボコ形の外観を有するか否かを簡単に
検出できる。
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は外観
検査中の斜視図、第2図は側面図、第3図は輝度分布
図、第4図は検査中の平面図、第5図はカマボコ形半田
の斜視図、第6図は側面図、第7図は輝度分布図であ
る。 1……基板 2……チップ 4……リード 5……半田 7……カメラ 8……光源 A……検査エリア
検査中の斜視図、第2図は側面図、第3図は輝度分布
図、第4図は検査中の平面図、第5図はカマボコ形半田
の斜視図、第6図は側面図、第7図は輝度分布図であ
る。 1……基板 2……チップ 4……リード 5……半田 7……カメラ 8……光源 A……検査エリア
Claims (1)
- 【請求項1】基板に接着されたチップに向って光を照射
し、このチップのリードの先端部を包含する検査エリア
を設定して、この検査エリアの輝度分布を上方のカメラ
により観察する半田の外観検査において、上記検査エリ
アの両側部から中央部へ向う暗いエリアの広がりの有
無、若しくは中央部から両側部へ向う明るいエリアの広
がりの有無を検出することを特徴とする半田の外観検査
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30742490A JP2867687B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 半田の外観検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30742490A JP2867687B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 半田の外観検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178507A JPH04178507A (ja) | 1992-06-25 |
JP2867687B2 true JP2867687B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=17968894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30742490A Expired - Fee Related JP2867687B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 半田の外観検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867687B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106248695A (zh) * | 2015-06-12 | 2016-12-21 | 韦崔斯股份有限公司 | 用于线连接的缺陷分析的检查系统和方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5205224B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-06-05 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品実装状態検査装置 |
-
1990
- 1990-11-13 JP JP30742490A patent/JP2867687B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106248695A (zh) * | 2015-06-12 | 2016-12-21 | 韦崔斯股份有限公司 | 用于线连接的缺陷分析的检查系统和方法 |
CN106248695B (zh) * | 2015-06-12 | 2020-09-11 | 韦崔斯股份有限公司 | 用于线连接的缺陷分析的检查系统和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04178507A (ja) | 1992-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |