JPH10320832A - 光記録媒体、並びにその記録および/または再生方法 - Google Patents

光記録媒体、並びにその記録および/または再生方法

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JPH10320832A
JPH10320832A JP9126823A JP12682397A JPH10320832A JP H10320832 A JPH10320832 A JP H10320832A JP 9126823 A JP9126823 A JP 9126823A JP 12682397 A JP12682397 A JP 12682397A JP H10320832 A JPH10320832 A JP H10320832A
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wavelength
intermediate layer
light
optical recording
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JP9126823A
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Tetsuya Kato
藤 哲 也 加
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明な基板上に少なくとも、記録光を吸収す
る色素を含有する記録層、中間層、反射層が順次形成さ
れた光記録媒体において、ある特定の波長の記録光に対
して良好な記録及び再生が可能な光記録媒体、または、
ある特定の波長の記録光に対して良好な記録及び再生が
可能であり、且つこれと異なる短波長の光に対して良好
な記録及び再生または再生が可能な光記録媒体、並びに
その記録および/または再生方法を提供すること。 【解決の手段】 透明な基板2上に少なくとも、記録光
を吸収する色素を含有する記録層3、中間層4、反射層
5および必要に応じて保護層6が順次形成され、波長λ
の記録光を用いて記録及び再生が可能であり、且つ、波
長λにおける中間層4の屈折率をn4、中間層4の膜厚
をd4としたとき、δ=n4・d4/λで与えられるδ
が、0.1≦δ≦0.5を満足する光記録媒体1を作製
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録媒体、並びに
その記録および/または再生方法に関する。特に透明な
基板上に少なくとも、記録光を吸収する色素を含有する
記録層、中間層、反射層が順次形成された光記録媒体で
あり、ある特定の波長の記録光に対して良好な記録およ
び/または再生が可能な光記録媒体、または、ある特定
の波長の記録光に対して良好な記録および/または再生
が可能であり、且つこれと異なる短波長の光に対しても
良好な記録および/または再生が可能な光記録媒体、並
びにその記録および/または再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、レーザー光により情報を再生する
光記録媒体として、音楽再生用や情報端末用に、再生専
用光ディスク(以下CD、CD−ROMと称する)が広
く普及している。この光記録媒体は、厚さ1.2mmの
透明基板の片側に凹凸のピット列を設けて情報を記録
し、その上からアルミ、金等の反射膜を、スパッタ法や
蒸着法により設け、さらにその上に保護膜をコートした
構成を有するものが一般的である。そして、この光記録
媒体は、波長780nmの半導体レーザー光が、透明基
板を介して入射されて反射膜で反射される際の、予め記
録された情報ピットの凹凸に対応したその反射率の変化
を読みとり、予め記録された情報を再生するものであ
る。しかしながら、CD、CD−ROMの場合には、再
生専用メディアであり、編集機能を持たない。
【0003】そこで、記録可能な光記録媒体として、一
度だけ記録可能な追記型光ディスク(以下、CD−Rと
称する)、書き換え可能型光ディスク(以下、相変化型
と称する)等が開発、実用化されており、このような記
録可能な光ディスクは、再生機能においてCD、CD−
ROMとの互換性を有する。この再生互換性のため、C
D−ROM再生装置を備えた情報端末装置では、記録さ
れたCD−Rの情報を確実に再生することが可能であ
る。CD−ROM装置にCD−Rの記録機能を付与する
ことで、CD−ROMと同一容量である1枚あたり65
0Mバイトの情報記録装置とすることが可能である。こ
のため近年、特にCD−Rは情報記録媒体として広く普
及することとなった。またCD−ROMの情報内容の編
集にあたって試験的にCD−ROMを試作する必要があ
る。このような編集業務であるオーサリング業務におい
ても、CD−ROM再生機能互換のCD−Rは、CD−
ROMの試作用において必要不可欠のキーデバイスとな
っている。
【0004】前記CD−Rでは、Te等のカルコゲナイ
ト系化合物、希土類金属化合物、ポルフィリン系、シア
ニン系、ナフタロシアニン系等の有機化合物を記録層に
適用したものが実用化されている。近年、特にCD−R
については、価格、無公害性、前述のCD−ROMとの
再生特性の完全互換性の観点から、色素等の有機化合物
を記録層に使用するものが主流となり、この構成におい
ては、相対的に大出力のレーザー光を情報信号に対応さ
せて入射させ、入射されたレーザー光は、記録層の有機
化合物に吸収されて熱に変換され、記録層の化学的変化
や幾何学的形状変化を引き起こして情報を追記する。さ
らに、このようにして記録された情報を、一定値以下の
相対的に低出力のレーザー光を照射して、反射率の変
化、具体的には反射光量の変化として認識し、記録情報
の再生を行なうことになる。このような記録層に用いら
れる有機化合物としては、例えば、ポルフィリン化合物
については、特開平1−145188号公報等、特にテ
トラアザポルフィリン化合物については、特開平3−1
3382号、特開平3−13384号、特開平7−27
6804号公報等に開示があり、さらに、フタロシアニ
ン化合物については、特開平2−276676公報等、
ナフタロシアニン化合物については、特公平4−209
45号公報等に開示がなされている。
【0005】一方では、次世代の高密度光記録媒体の開
発が活発に進んでいる。この次世代高密度光記録媒体の
大きな特徴は、レーザー光の波長を620〜690nm
に短波長化し、トラックピッチの間隔、長さを短縮化す
ることで記録密度を向上させて、現行CD−ROMの記
録容量650Mバイトに対し、5〜10倍の3〜10G
バイトのデジタルデータの取り扱いを可能とするもので
ある。しかしながら、現在の規格では、この高密度光記
録媒体も再生専用であり、編集機能をもたない。このた
め、編集機能を有する記録可能な高密度追記型光ディス
クについて、精力的に検討がなされており、特に記録層
においては、CD−R同様に有機材料を使用することが
望まれている。具体的に開示されたものとしては、シア
ニン化合物の光吸収特性を短波長に移動させた記録媒体
が、特開平6−199045号公報に開示され、さら
に、インドリンイミン染料を記録層に適用した記録媒体
が、特開平5−305771号公報、特開平4−252
272号公報等に開示されている。しかしながら、これ
ら特許情報においては、CD−Rと同様の完成度を有す
る高密度光記録媒体の実現にはいくつかの技術課題が存
在している。
【0006】このような高密度光記録媒体が開発されて
いる一方で、既に大量に普及している従来のシステムと
の互換性から、高密度記録対応のプレーヤーで再生可能
なCD−R(以下、CD−R2と称する)の開発が行わ
れている。従来のCD、CD−ROMは反射率の波長依
存性が小さいため、高密度記録対応のプレーヤーで再生
することが可能である。しかし、記録層に色素を有する
従来のCD−Rは、色素の光学定数の波長依存性が大き
いため、反射率の波長依存性が大きく、従って従来のC
D−R、CD、CD−ROMプレーヤーでの記録、再生
と、高密度記録対応プレーヤーでの再生とを両立させる
ことがそれだけ難しい。この問題に対しても最近では積
極的に取り組まれており、例えば、特開平8−2638
72号公報、特開平8−263873号公報、特開平8
−31010号公報では、光吸収層の屈折率、消衰係数
と膜厚とを異なる波長に合わせて適切な範囲に設定する
ことにより、波長770〜830nmの近赤外レーザー
での反射率が65%以上、且つ波長620〜690nm
の赤色レーザーでの反射率が15%以上を満たす光記録
媒体CD−R2が提案されている。しかしながら、これ
ら特許情報においては、依然としていくつかの技術課題
が存在している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の技術課題を解決すること、すなわち、透明な基板上に
少なくとも、記録光を吸収する色素を含有する記録層、
中間層、反射層が順次形成された光記録媒体において、
ある特定の波長の記録光に対して良好な記録および再生
が可能な光記録媒体、または、ある特定の波長の記録光
に対して良好な記録および再生が可能であり、且つこれ
と異なる短波長の光に対しても良好な記録および再生ま
たは再生が可能な光記録媒体、並びにその記録および/
または再生方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、記録光または再生光
の波長λ、中間層の屈折率n4、中間層の膜厚d4で与
えられるδ=n4・d4/λが非常に重要なパラメータ
となることを見いだし、上記課題を解決するためには、
上記δを制御することが有効な手段となり得るとの結論
に達した。ある特定の波長の記録光に対して、このδを
特定の範囲に設定することによって、良好な記録および
再生が可能な光記録媒体を、また、異なる2つの波長の
光に対しても、それぞれこのδを特定の範囲に設定する
ことによって、良好な記録再生が可能な光記録媒体を見
いだし、本発明に至った。
【0009】すなわち、本発明による光記録媒体は、透
明な基板上に少なくとも、記録光を吸収する色素を含有
する記録層、中間層、反射層が順次形成され、波長λの
記録光を用いて記録および再生が可能であり、且つ、波
長λにおける前記中間層の屈折率をn4、前記中間層の
膜厚をd4としたとき、δ=n4・d4/λで与えられ
るδが、0.1≦δ≦0.5を満足することを特徴とす
る光記録媒体であり、さらに、波長λの記録光を用いて
記録および再生が可能であり、また、波長λより短波長
の波長λ′の光を用いて記録および再生または再生が可
能であり、且つ、波長λにおける前記中間層の屈折率を
n4、前記中間層の膜厚をd4としたとき、δ=n4・
d4/λで与えられるδが、0.1≦δ≦0.5を満足
するとともに、波長λ′における前記中間層の屈折率を
n4′としたとき、δ′=n4′・d4/λ′で与えら
れるδ′が、δ′≦0.6を満足することを特徴とする
光記録媒体である。また、前記λが770〜830nm
から選択され、前記λ′が620〜690nmから選択
されるレーザー光であり、前記反射層が、金属層である
前記記載の光記録媒体である。また、本発明は、上記光
記録媒体を用いて、波長λの光で記録する光記録方法で
あり、また記録後さらに波長λまたはλ′の光で再生す
る光記録再生方法であり、さらには波長λの光で記録さ
れた光記録媒体をもちいて、波長λまたはλ′の光で再
生する光再生方法である。
【0010】なお、本発明記載の屈折率は、複素屈折率
の実部に対応するものであり、石英基板上に製膜した中
間層に対して反射率、および透過率の膜厚依存性から決
定される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光記録媒体を具体
的に説明する。図1は本発明における光記録媒体の断面
の拡大図である。本発明の光記録媒体1は、透明基板2
の上に直接または他の層を介して、記録光を吸収する色
素を含有する記録層3、中間層4、反射層5が順次形成
され、さらに好ましくは保護層6が形成されてなる。
【0012】透明基板2の材質としては、基本的に記
録、再生光の波長で透明であればよく、さらに好ましく
は熱伝導率の小さいものがよい。具体的には、例えばポ
リカーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ガ
ラス、非晶質ポリオレフィン等が使用可能である。ま
た、基板形状としては、板状でもフィルム状でもカード
状でもよいが、使用光源であるレーザー光の光学系の焦
点に対して、適正な厚みと直径で規定される円盤状が好
ましく、この基板の片側には案内溝が設けられているこ
とがより望ましく、切削加工や射出成形で形成可能であ
るものがよい。
【0013】記録層3としては、記録光に対し適切な吸
収、熱変換効率を有し、記録光の相対的に強いエネルギ
ーを与えることにより、物理的、化学的な分解、変質、
変形を伴うものであれば特に限定されない。具体的に
は、フタロシアン系色素、ナフタロシアニン系色素、ポ
ルフィリン系色素、デトラアザポルフィリン系色素、シ
アニン系色素、アゾ系色素等があげられる。また、これ
らに金属が含まれてもよい。
【0014】また、記録層3は、スピンコート法や真空
蒸着法、スパッタ法等を用いられ形成し得る。スピンコ
ート法では、有機色素を溶剤に溶解し、透明基板2を回
転させつつ前記色素溶液を滴下して記録層を形成する。
色素溶液は0.5〜5重量%の色素濃度に調整されてい
ることが望ましい。色素溶液を作成する溶媒は、色素を
溶解し透明基板2に無害であれば使用可能である。溶媒
としてはメチルアルコール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、テトラフルオロアルコール、アセトン
メチルエチルケトン、ジエチルエーテル、ジプロピルエ
ーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、ナフタレン、
ヘキサン、シクロヘキサン、塩化メチル、ジクロロメタ
ン、クロロフォルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、ト
リクロロエタン、2−メトキシエタノール、2−エトキ
シエタノール、2−イソプロポキシエタノール、アセト
ニトリル、トリエチルアミン、ジプロピルアミン、ジメ
チルフォルムアミドなどがあげられる。上記溶媒から色
素溶解性、作業性、基板への影響、経済性を考慮して決
定される。
【0015】有機溶媒に色素を溶解して色素溶液を作成
する際に、光安定剤、酸化防止剤が含まれていても良
い。光安定剤としては、一重項酸素クエンチャーである
金属錯体やジイモニュウム塩、ヒンダードアミン化合
物、紫外線吸収剤としてはベンゾトリアゾール化合物、
ベンゾフェノン化合物、酸化防止剤としては、一次酸化
防止剤としてフェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防
止剤、2次の酸化防止剤としては有機イオウ系2次酸化
防止剤、リン系2次酸化防止剤等があげられる。これら
光安定剤、酸化防止剤を単独もしくは複合して配合して
も良い。添加量は色素重量100部に対して添加剤を
0.1〜200部程度が好ましい。
【0016】また色素溶液に結着剤として樹脂を添加し
ても良い。これらの樹脂はニトロセルロース、リン酸セ
ルロース、硫酸セルロース、酢酸セルロース、プロピオ
ン酸セルロース、酪酸セルロース、ミリスチン酸セルロ
ース、パルミチン酸セルロース、酢酸・プロピオン酸セ
ルロース、酢酸・酪酸セルロースなどのセルロースエス
テル類、メチルセルロース、エチルセルロース、プロピ
ルセルロース、ブチルセルロースなどのセルロースエー
テル類、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどのビニ
ル樹脂類、スチレン−ブタジエンコポリマー、スチレン
−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−ブタジエン
−アクリロニトリルコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルコポリマーなどの共重合樹脂類、ポリメチルメタクリ
レート、ポリメチルアクリレート、ポリアクリル酸、ポ
リメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリルニ
トリルなどのアクリル樹脂類、ポリエチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル類、ポリ(4,4−イソプロピ
リデンジフェニレン−コ−1,4−シクロヘキシレンジ
メチレンカーボネーと)、ポリ(エチレンジオキシ−
3,3−フェニレンチオカーボネート)、ポリ(4,4
−イソプロピリデンジフェニレンカーボネート−コ−テ
レフタレート)、ポリ(4,4−イソプロピリデンジフ
ェニレンカーボネート)、ポリ(4,4−sec−ブチ
リデンジフェニレンカーボネート)、ポリ(4,4−イ
ソプロピリデンジフェニレンカーボネート−ブロック−
オキシエチレン)などのポリアクリレート樹脂類、ポリ
アミド類、エポキシ樹脂類、フェノール樹脂類、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレンなどのポ
リオレフィン類などを用いることができる。これら樹脂
類は色素重量100部に対し1〜1000部の範囲にわ
たって添加することができる。
【0017】スピンコート法によって記録層3を形成す
るには、色素濃度と回転数、回転時間で所望の膜厚に調
整する。蒸着などの方法で記録層3を形成する場合に
は、10-2Pa以下の真空度で蒸着されることが望まし
い。また蒸着可能な光安定剤、酸化防止剤等を同時に蒸
着して記録層3を形成することもできる。この場合、光
安定剤、酸化防止剤などは前記記載の化合物から選択さ
れる。蒸着は記録層色素と添加剤を所定量混合して一つ
の熱源で蒸着することも可能であり、添加剤と色素を別
々の熱源で蒸着してもよい。
【0018】中間層4は、記録層3に比べて消衰係数が
小さいものが好ましいが、必ずしも消衰係数が0である
必要はない。具体的には、フェノール系樹脂、ビニルア
ルコール系樹脂、ブチラール系樹脂、ポリイミド系樹
脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂やこれらの共重
合系樹脂などの有機材料、ケイ素、チタン、ジルコニウ
ム等の酸化物、窒化物、MgF2 、ZnS等の無機材料
があげられる。
【0019】本発明者の検討によれば、中間層4の効果
を最大限引き出すためには、記録波長λにおける中間層
4の屈折率n4、中間層4の膜厚d4で与えられるパラ
メータ、δ=n4・d4/λの制御が非常に重要であ
り、0.1≦δ≦0.5を満足することが好ましく、さ
らに、記録波長λより短波長の波長λ′の光を用いて記
録および再生または再生が可能であるためには、波長
λ′における中間層の屈折率をn4′としたとき、δ′
=n4′・d4/λ′で与えられるδ′がδ′≦0.6
を満足することが好ましい。
【0020】δ<0.1や0.5<δになると、中間層
4があってもほとんどその効果がみられず、反射率が低
下したり、再生信号波形が乱れる等の問題を生じるため
好ましくない。
【0021】記録および再生または再生を、波長λより
短波長の波長λ′の光を用いて行う場合には,δ′の条
件は幾分緩和され、δ′<0.1や0.5<δ′≦0.
6であってもよいが、0.6<δ′になると中間層4の
効果はほとんどみられず、反射率が低下したり、再生信
号波形が乱れる等の問題を生じるため好ましくない。
【0022】反射層5は、使用光源波長に対して反射率
の高い材料を用いる。使用する材料は金属が望ましく、
アルミニュウム、銀、金、鉄、ニッケル、コバルト、
錫、亜鉛、銅などが好ましく、これらを単独または合金
として使用することが出来る。これら反射層はスパッタ
法などにより10〜200nm程度の厚さに形成する。
【0023】保護層6は、記録層3または反射層5に対
する傷や汚れの保護や保存安定性のために設けられ、無
機材料としてはSiOやSiO2 などが使用できる。有
機材料ではポリメチルアクリレート、ポリカーボネー
ト、エポキシ樹脂、ポリスチレン、ポリエステル樹脂、
ビニル樹脂、セルロース、脂肪族系炭化水素樹脂、芳香
族系炭化水素樹脂系、天然ゴム、ワックス、アルキッド
樹脂、乾性油、ロジン等の熱軟化性、熱溶融樹脂も用い
ることができる。また、保護層6には、必要に応じ、難
燃剤、安定剤、帯電防止剤などを添加することができ
る。または接着剤によって樹脂基板をはりあわせてもよ
い。この構成により、繰り返し再生による読み出し破壊
がなく、高い反射率と優れた信号出力特性を有する追記
型光記録を実現することができる。
【0024】以下実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものでは
ない。 (実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
1を参照しながら説明する。基板2はポリカーボネート
製の円盤状の透明基板であり、厚さ1.2mm、ピッチ
1.6μm、幅0.5μm、深さ50nmの形状に射出
成形したものを用いた。この基板上に、記録層3とし
て、式(化1)に示す塩化錫フタロシアニンを真空蒸着
法により平均膜厚が50nmになるように製膜し、この
上に中間層4として、ポリカーボネートを真空蒸着法に
より膜厚100、120、140、160、180、2
00nmに製膜した。次にこの中間層4の上に反射層5
として厚さ100nmの金薄膜をスパッタにより製膜し
た。さらに、反射層5の上に紫外線硬化樹脂をスピンコ
ート法により塗布し、紫外線を照射して硬化させこれを
保護層6とし光記録媒体1を作製した。
【0025】
【化1】
【0026】中間層4の光学定数は、波長780、68
0、650、635nmにおいて屈折率n4=1.5
9、消衰係数k4=0で、従って、波長780nmにお
いて、中間層の膜厚が100nmのときδ=0.20、
中間層の膜厚が120nmのときδ=0.24、中間層
の膜厚が140nmのときδ=0.29、中間層の膜厚
が160nmのときδ=0.33、中間層の膜厚が18
0nmのときδ=0.37、中間層の膜厚が200nm
のときδ=0.41であり、波長635〜680nmに
おいて、中間層の膜厚が100nmのときδ=0.23
〜0.25、中間層の膜厚が120nmのときδ=0.
28〜0.30、中間層の膜厚が140nmのときδ=
0.33〜0.35、中間層の膜厚が160nmのとき
δ=0.37〜0.40、中間層の膜厚が180nmの
ときδ=0.42〜0.45、中間層の膜厚が200n
mのときδ=0.47〜0.50である。
【0027】これらすべての光記録媒体の基板面入射の
780nmでの反射率は65〜80%であった。図2に
中間層4の膜厚に対する780nmでの反射率をプロッ
トしたものを示す。この光記録媒体は、記録層3の消衰
係数が0.79とかなり大きいにも関わらず、100〜
200nmの広い範囲にわたって適正な反射率を持つこ
とがわかる。しかも中間層4の膜厚に対して緩やかに変
化することから製膜のプロセス管理が比較的楽であるこ
とがわかる。
【0028】これらすべての光記録媒体に、波長780
nmの半導体レーザーを用いて、線速1.2m/se
c、記録レーザーパワー8mWでEFM変調信号を記録
した。そして、この記録した信号を780nmの半導体
レーザー0.5mWで再生した。いずれの場合も記録部
では反射率が低下しており、変調度は十分大きく、さら
にジッターは良好で記録再生信号の波形には歪みがほと
んど観測されなかった。また、波長770nm〜830
nmの半導体レーザーを用いて、前述の中間層の光学特
性を維持しながら記録と再生を行ったところ、同様の傾
向が確認された。
【0029】また、これらの記録した信号を波長68
0、650、635nmの半導体レーザー0.5mWの
出力で再生した結果、反射率は40%以上であり、ジッ
ターも良好であり、この傾向は波長620nm〜690
nmの範囲について、前述の中間層の光学特性を維持す
ることにより、同様の傾向が確認された。
【0030】(比較例1)中間層の膜厚を40nmとす
る以外は実施例1と同じ方法で光記録媒体を作製した。
この中間層の光学定数は、波長780nmにおいて屈折
率n4=1.59、消衰係数k4=0で、従って波長7
80nmにおいてδ=0.08である。
【0031】この光記録媒体の基板面入射の780nm
での反射率は65%より小さかった。この光記録媒体
に、波長780nmの半導体レーザーを用いて、線速
1.2m/sec、記録レーザーパワー10mWでEF
M変調信号を記録した。そして、この記録した信号を7
80nmの半導体レーザー0.5mWで再生した。記録
再生信号の波形は歪みが大きく、再生が困難であった。
【0032】また、記録光および再生光の波長範囲77
0nm〜830nmと前述の中間層の光学特性の少なく
とも一方を維持しなかった場合には、同様に良好でない
再生結果となった。これは、再生光の波長620nm〜
690nmについても同様であった。
【0033】(実施例2)中間層として、ポリシロキサ
ン樹脂をスピンコート法により、膜厚80、100、1
20、140、160、180、200、220nmに
製膜した以外は実施例1と同じ方法で光記録媒体を作製
した。この中間層の光学定数は波長780、680、6
50、635nmにおいて屈折率n4=1.40、消衰
係数k4=0で、従って波長780nmにおいて、中間
層の膜厚が80nmのときδ=0.14、中間層の膜厚
が100nmのときδ=0.18、中間層の膜厚が12
0nmのときδ=0.22、中間層の膜厚が140nm
のときδ=0.25、中間層の膜厚が160nmのとき
δ=0.29、中間層の膜厚が180nmのときδ=
0.32、中間層の膜厚が200nmのときδ=0.3
6、中間層の膜厚が220nmのときδ=0.39で
り、波長635〜680nmにおいて、中間層の膜厚が
80nmのときδ=0.16〜0.18、中間層の膜厚
が100nmのときδ=0.21〜0.22、中間層の
膜厚が120nmのときδ=0.25〜0.26、中間
層の膜厚が140nmのときδ=0.29〜0.31、
中間層の膜厚が160nmのときδ=0.33〜0.3
5、中間層の膜厚が180nmのときδ=0.37〜
0.40、中間層の膜厚が200nmのときδ=0.4
1〜0.44、中間層の膜厚が220nmのときδ=
0.45〜0.49である。
【0034】これらの光記録媒体の基板面入射の780
nmでの反射率はすべて65〜80%であった。これら
すべての光記録媒体に、波長780nmの半導体レーザ
ーを用いて、線速1.2m/sec、記録レーザーパワ
ー8mWでEFM変調信号を記録した。そして、この記
録した信号を780nmの半導体レーザー0.5mWで
再生した。いずれの場合も記録部では反射率が低下して
おり、変調度は十分大きく、さらにジッターは良好で記
録再生信号の波形には歪みがほとんど観測されなかっ
た。また、波長770nm〜830nmの半導体レーザ
ーを用いて、前述の中間層の光学特性を維持しながら記
録と再生を行ったところ、同様の傾向が確認された。
【0035】また、これらの記録した信号を波長68
0、650、635nmの半導体レーザー0.5mWの
出力で再生した結果、反射率は40%以上であり、ジッ
ターも良好であり、この傾向は波長620nm〜690
nmの範囲について、前述の中間層の光学特性を維持す
ることにより、同様の傾向が確認された。
【0036】(比較例2)中間層の膜厚を280nmと
する以外は実施例2と同じ方法で光記録媒体を作製し
た。この中間層の光学定数は、波長780、680、6
50、635nmにおいて屈折率n4=1.40、消衰
係数k4=0で、従って波長780nmにおいてδ=
0.50であり、波長680nmにおいてδ=0.5
8、波長650nmにおいてδ=0.60、波長635
nmにおいてδ=0.62である。
【0037】この光記録媒体の基板面入射の780nm
での反射率は65〜80%の範囲内であった。この光記
録媒体に、波長780nmの半導体レーザーを用いて、
線速1.2m/sec、記録レーザーパワー10mWで
EFM変調信号を記録した。そして、この記録した信号
を780nmの半導体レーザー0.5mWで再生した。
記録部では反射率が低下しており、変調度は大きく、さ
らにジッターは良好で記録再生信号の波形には歪みがほ
とんど観測されなかった。
【0038】また、これらの記録した信号を波長68
0、650、635nmの半導体レーザー0.5mWの
出力で再生した。波長680,650nmでは、反射率
は40%以上であり、ジッターも良好であった。波長6
35nmでは、反射率は40%より小さく、記録再生信
号の波形は歪みが大きく再生できなかった。
【0039】また、記録光および再生光の波長範囲77
0nm〜830nmと前述の中間層の光学特性の少なく
とも一方を維持しなかった場合には、同様に良好でない
再生結果となった。これは、再生光の波長620nm〜
690nmについても同様であった。
【0040】(実施例3)中間層として、ZrO2 を真
空蒸着法により、膜厚60、80、100、120nm
に製膜した以外は実施例1と同じ方法で光記録媒体を作
製した。この中間層の光学定数は、波長780、68
0、650、635nmにおいて屈折率n4=2.2
1、消衰係数k4=0で、従って波長780nmにおい
て、中間層の膜厚が60nmのときδ=0.17、中間
層の膜厚が80nmのときδ=0.23、中間層の膜厚
が100nmのときδ=0.28、中間層の膜厚が12
0nmのときδ=0.34、中間層の膜厚が140nm
のときδ=0.40であり、波長635〜680nmに
おいて、中間層の膜厚が60nmのときδ=0.20〜
0.21、中間層の膜厚が80nmのときδ=0.26
〜0.28、中間層の膜厚が100nmのときδ=0.
33〜0.35、中間層の膜厚が120nmのときδ=
0.39〜0.42、中間層の膜厚が140nmのとき
δ=0.46〜0.49である。
【0041】これらの光記録媒体の基板面入射の780
nmでの反射率はすべて65〜80%であった。これら
すべての光記録媒体に、波長780nmの半導体レーザ
ーを用いて、線速1.2m/sec、記録レーザーパワ
ー10mWでEFM変調信号を記録した。そして、この
記録した信号を780nmの半導体レーザー0.5mW
で再生した。いずれの場合も記録部では反射率が低下し
ており、変調度は十分大きく、さらにジッターは良好で
記録再生信号の波形には歪みがほとんど観測されなかっ
た。また、波長770nm〜830nmの半導体レーザ
ーを用いて、前述の中間層の光学特性を維持しながら記
録と再生を行ったところ、同様の傾向が確認された。
【0042】また、これらの記録した信号を波長68
0、650、635nmの半導体レーザー0.5mWの
出力で再生した結果、反射率は40%以上であり、ジッ
ターも良好であり、この傾向は波長620nm〜690
nmの範囲について、前述の中間層の光学特性を維持す
ることにより、同様の傾向が確認された。
【0043】(比較例3)中間層の膜厚を180、20
0、220nmとする以外は実施例3と同じ方法で光記
録媒体を作製した。この中間層の光学定数は波長78
0、680、650、635nmにおいて屈折率n4=
2.21、消衰係数k4=0で、従って波長780nm
において、中間層の膜厚が180nmのときδ=0.5
1、中間層の膜厚が200nmのときδ=0.57、中
間層の膜厚が220nmのときδ=0.62であり、波
長635〜680nmにおいて、中間層の膜厚が180
nmのときδ=0.59〜0.63、中間層の膜厚が2
00nmのときδ=0.65〜0.70、中間層の膜厚
が220nmのときδ=0.72〜0.77である。
【0044】これらの光記録媒体の基板面入射の780
nmでの反射率はすべて65%より小さかった。これら
すべての光記録媒体に、波長780nmの半導体レーザ
ーを用いて、線速1.2m/sec、記録レーザーパワ
ー10mWでEFM変調信号を記録した。そして、この
記録した信号を780nmの半導体レーザー0.5mW
で再生した。いずれの場合も記録再生信号の波形は歪み
が大きく、再生が困難であった。
【0045】また、これらの記録した信号を波長68
0、650、635nmの半導体レーザー0.5mWの
出力で再生した結果、反射率は40%より小さく、記録
再生信号の波形は歪みが大きく再生できなかった。
【0046】また、記録光および再生光の波長範囲77
0nm〜830nmと前述の中間層の光学特性の少なく
とも一方を維持しなかった場合には、同様に良好でない
再生結果となった。これは、再生光の波長620nm〜
690nmについても同様であった。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上記の実施例および比較例か
ら明らかなように、透明な基板上に少なくとも、記録光
を吸収する色素を含有する記録層、中間層、反射層が順
次形成された光記録媒体において、ある特定の波長λの
記録光に対して、中間層の屈折率n4、中間層の膜厚d
4で与えられるδ=n4・d4/λを特定の範囲に設定
することによって、良好な記録および再生が可能な光記
録媒体を提供することができる。また、ある特定の波長
λの記録光に対して、中間層の屈折率n4、中間層の膜
厚d4で与えられるδ=n4・d4/λを特定の範囲に
設定することによって、良好な記録および再生が可能で
あり、且つこれと異なる短波長λ′の光に対して、中間
層の屈折率n4′、中間層の膜厚d4で与えられるδ′
=n4′・d4/λを特定の範囲に設定することによっ
て、良好な記録および再生または再生が可能な光記録媒
体、並びにその記録および/または再生方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される追記型光記録媒体の拡大断
面図
【図2】本発明における中間層の膜厚に対する反射率の
関係の例を示す特性図
【符号の説明】
1 光記録媒体 2 透明基板 3 記録層 4 中間層 5 反射層 6 保護層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基板上に少なくとも、記録光を吸
    収する色素を含有する記録層、中間層、反射層が順次形
    成された光記録媒体において、波長λの記録光を用いて
    記録および/または再生が可能であり、且つ、波長λに
    おける前記中間層の屈折率をn4、前記中間層の膜厚を
    d4としたとき、δ=n4・d4/λで与えられるδ
    が、0.1≦δ≦0.5を満足することを特徴とする光
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記λを770〜830nmとした請求
    項1に記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 透明な基板上に少なくとも、記録光を吸
    収する色素を含有する記録層、中間層、反射層が順次形
    成された光記録媒体において、波長λの記録光を用いて
    記録および/または再生が可能であり、また、波長λよ
    り短波長の波長λ′の光を用いて記録および再生または
    再生が可能であり、且つ、波長λにおける前記中間層の
    屈折率をn4、前記中間層の膜厚をd4としたとき、δ
    =n4・d4/λで与えられるδが、0.1≦δ≦0.
    5を満足するとともに、波長λ′における前記中間層の
    屈折率をn4′としたとき、δ′=n4′・d4/λ′
    で与えられるδ′が、δ′≦0.6を満足することを特
    徴とする光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記λが770〜830nmから選択さ
    れ、前記λ′が620〜690nmから選択されるレー
    ザー光であることを特徴とする請求項3に記載の光記録
    媒体。
  5. 【請求項5】 前記反射層が金属層である請求項1から
    4の何れかに記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の光記録媒体を用
    いて、波長λの光で記録する光記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光記録方法に加え、記録
    後さらに波長λの光で再生する光記録再生方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の光記録媒体であ
    って、波長λの光で記録した光記録媒体を用いて、波長
    λの光で再生する光記録再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項3または4記載の光記録媒体を用
    いて、波長λの光で記録する光記録方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の光記録方法に加え、記
    録後さらに波長λの光で再生する光記録再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項3または4記載の光記録媒体で
    あって、波長λの光で記録した光記録媒体を用いて、波
    長λ’の光で再生する光記録再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030003081A (ko) * 2001-06-29 2003-01-09 가부시끼가이샤 도시바 다층 구조의 정보 매체 및 이 매체를 이용하는 장치와 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030003081A (ko) * 2001-06-29 2003-01-09 가부시끼가이샤 도시바 다층 구조의 정보 매체 및 이 매체를 이용하는 장치와 방법

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