JPH10319416A - 液晶注入方法 - Google Patents
液晶注入方法Info
- Publication number
- JPH10319416A JPH10319416A JP12772197A JP12772197A JPH10319416A JP H10319416 A JPH10319416 A JP H10319416A JP 12772197 A JP12772197 A JP 12772197A JP 12772197 A JP12772197 A JP 12772197A JP H10319416 A JPH10319416 A JP H10319416A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal panel
- space
- glass substrates
- glass substrate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルへの液晶注入の際にその注入時間
を短縮化することができる液晶注入方法を提供する。 【解決手段】 液晶パネル10のほぼ対角位置に第1液
晶注入口51および第2液晶注入口52を設け、それら
の液晶注入口51,52の間に圧力差をつけることによ
り、液晶を第1液晶注入口51を通じて液晶パネル10
内に注入する。
を短縮化することができる液晶注入方法を提供する。 【解決手段】 液晶パネル10のほぼ対角位置に第1液
晶注入口51および第2液晶注入口52を設け、それら
の液晶注入口51,52の間に圧力差をつけることによ
り、液晶を第1液晶注入口51を通じて液晶パネル10
内に注入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に使
用する液晶パネルの製造工程において液晶パネル内に液
晶を注入する際の液晶注入方法に関するものである。
用する液晶パネルの製造工程において液晶パネル内に液
晶を注入する際の液晶注入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像を表示する表示装置とし
て液晶パネルを使用した液晶表示装置が広く利用されて
おり、この液晶パネルの製造工程において、その液晶パ
ネル内に液晶を注入する場合には、液晶パネルを真空装
置内に設置して真空に排気した後、その液晶パネルに予
め設けられた液晶注入口を液晶が充たされたポットに浸
し、徐々に圧力を増加させて液晶パネル内に液晶を注入
していた。
て液晶パネルを使用した液晶表示装置が広く利用されて
おり、この液晶パネルの製造工程において、その液晶パ
ネル内に液晶を注入する場合には、液晶パネルを真空装
置内に設置して真空に排気した後、その液晶パネルに予
め設けられた液晶注入口を液晶が充たされたポットに浸
し、徐々に圧力を増加させて液晶パネル内に液晶を注入
していた。
【0003】以上のような従来の液晶注入方法につい
て、図3〜図5を参照しながら以下に説明する。まず、
従来の液晶パネルの作成手順について説明する。
て、図3〜図5を参照しながら以下に説明する。まず、
従来の液晶パネルの作成手順について説明する。
【0004】図3(a)に示すように、1つのガラス基
板1上に液晶を駆動させるためのスイッチングトランジ
スタ群を構成する薄膜トランジスタアレイ(以下、TF
Tアレイと略す)A1を形成する。このガラス基板1を
TFTアレイガラス基板1とする。また、図3(b)に
示すように、もう一つのガラス基板2上にカラー画像を
表示するためのカラーフィルタC1を形成する。このガ
ラス基板2をカラーフィルタガラス基板2とする。
板1上に液晶を駆動させるためのスイッチングトランジ
スタ群を構成する薄膜トランジスタアレイ(以下、TF
Tアレイと略す)A1を形成する。このガラス基板1を
TFTアレイガラス基板1とする。また、図3(b)に
示すように、もう一つのガラス基板2上にカラー画像を
表示するためのカラーフィルタC1を形成する。このガ
ラス基板2をカラーフィルタガラス基板2とする。
【0005】次に、図3(c)に示すように、TFTア
レイガラス基板1およびカラーフィルタガラス基板2間
を所定の一定間隔で保持するスぺーサとして5μm程度
の均一な直径を持つビーズ3を、一方のTFTアレイガ
ラス基板1上に均一に分散させ、また、図3(d)に示
すように、もう一方のカラーフィルタガラス基板2上に
シール4を印刷し、図3(e),(f)に示すように、
TFTアレイガラス基板1およびカラーフィルタガラス
基板2を貼り合わせて、液晶パネル10を作成する。な
お、図3(d)に示すように、シール4には液晶を注入
できるように隙間を液晶注入口5として形成しておく。
レイガラス基板1およびカラーフィルタガラス基板2間
を所定の一定間隔で保持するスぺーサとして5μm程度
の均一な直径を持つビーズ3を、一方のTFTアレイガ
ラス基板1上に均一に分散させ、また、図3(d)に示
すように、もう一方のカラーフィルタガラス基板2上に
シール4を印刷し、図3(e),(f)に示すように、
TFTアレイガラス基板1およびカラーフィルタガラス
基板2を貼り合わせて、液晶パネル10を作成する。な
お、図3(d)に示すように、シール4には液晶を注入
できるように隙間を液晶注入口5として形成しておく。
【0006】このようにして作成した複数枚の液晶パネ
ル10を、図4に示すように、真空装置15内に入れ、
その真空装置15に接続された真空排気装置(図示せ
ず)により各液晶パネル10の2枚のガラス基板間の空
間まで真空にひく。ここで、液晶16を入れたポット1
7を真空装置15内に入れ、図5に示すように、液晶注
入口5をポット17内の液晶16に浸す。この状態で、
真空装置15内を徐々に大気圧に近づけ、液晶パネル1
0の内部の真空と、真空装置15内の圧力との圧力差に
よって各液晶パネル10の内部に液晶16を注入する。
ル10を、図4に示すように、真空装置15内に入れ、
その真空装置15に接続された真空排気装置(図示せ
ず)により各液晶パネル10の2枚のガラス基板間の空
間まで真空にひく。ここで、液晶16を入れたポット1
7を真空装置15内に入れ、図5に示すように、液晶注
入口5をポット17内の液晶16に浸す。この状態で、
真空装置15内を徐々に大気圧に近づけ、液晶パネル1
0の内部の真空と、真空装置15内の圧力との圧力差に
よって各液晶パネル10の内部に液晶16を注入する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の液晶注入方法では、注入する液晶16を長時
間減圧状態に保つため、蒸気圧の異なる成分が存在する
ことになり、すでに注入されている液晶と、これから注
入しようとする液晶との間に組成の差が存在してしまう
という問題点を有していた。
うな従来の液晶注入方法では、注入する液晶16を長時
間減圧状態に保つため、蒸気圧の異なる成分が存在する
ことになり、すでに注入されている液晶と、これから注
入しようとする液晶との間に組成の差が存在してしまう
という問題点を有していた。
【0008】また、液晶パネル10が大型化しているた
め、液晶注入時間がますます長くなり、液晶パネル10
の生産性が低下するという問題点をも有していた。本発
明は、上記従来の問題点を解決するもので、液晶パネル
内への液晶の注入時間を短縮化することができ、混合比
の複雑なかつ蒸気圧の大きく異なる液晶を注入する場合
でも、液晶パネル内における液晶の組成差の発生を抑え
ることができるとともに、液晶パネルの生産性を向上す
ることができる液晶注入方法を提供する。
め、液晶注入時間がますます長くなり、液晶パネル10
の生産性が低下するという問題点をも有していた。本発
明は、上記従来の問題点を解決するもので、液晶パネル
内への液晶の注入時間を短縮化することができ、混合比
の複雑なかつ蒸気圧の大きく異なる液晶を注入する場合
でも、液晶パネル内における液晶の組成差の発生を抑え
ることができるとともに、液晶パネルの生産性を向上す
ることができる液晶注入方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の液晶注入方法は、液晶パネルの大型化が行わ
れた際でも、その液晶の注入時間の増大化を抑えること
を特徴とする。
に本発明の液晶注入方法は、液晶パネルの大型化が行わ
れた際でも、その液晶の注入時間の増大化を抑えること
を特徴とする。
【0010】以上により、液晶パネル内への液晶の注入
時間を短縮化することができ、混合比の複雑なかつ蒸気
圧の大きく異なる液晶を注入する場合でも、液晶パネル
内における液晶の組成差の発生を抑えることができると
ともに、液晶パネルの生産性を向上することができる。
時間を短縮化することができ、混合比の複雑なかつ蒸気
圧の大きく異なる液晶を注入する場合でも、液晶パネル
内における液晶の組成差の発生を抑えることができると
ともに、液晶パネルの生産性を向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の液晶注
入方法は、スぺーサにより所定の一定間隔を保持して対
向する2枚のガラス基板と、前記2枚のガラス基板を接
着するためにそれらの周辺で線上に配置されたシール材
とによって、前記2枚のガラス基板間に液晶が充填され
るスペースが確保された液晶パネルを作成するに際し、
前記線上のシール材に不連続部を設けて前記スペースに
複数の開口部を形成し、1つの開口部を排気口として減
圧し他の開口部を液晶注入口として前記排気口と液晶注
入口との間に圧力差を設けて、前記スペース内に液晶を
注入する方法とする。
入方法は、スぺーサにより所定の一定間隔を保持して対
向する2枚のガラス基板と、前記2枚のガラス基板を接
着するためにそれらの周辺で線上に配置されたシール材
とによって、前記2枚のガラス基板間に液晶が充填され
るスペースが確保された液晶パネルを作成するに際し、
前記線上のシール材に不連続部を設けて前記スペースに
複数の開口部を形成し、1つの開口部を排気口として減
圧し他の開口部を液晶注入口として前記排気口と液晶注
入口との間に圧力差を設けて、前記スペース内に液晶を
注入する方法とする。
【0012】請求項2に記載の液晶注入方法は、請求項
1に記載の2枚のガラス基板間のスペース内へ液晶を注
入する際に、その液晶の温度を徐々に上げる方法とす
る。請求項3に記載の液晶注入方法は、請求項1または
請求項2に記載の2枚のガラス基板間のスペース内へ液
晶を注入する前に、そのスペースを不活性ガスにより予
め置換する方法とする。
1に記載の2枚のガラス基板間のスペース内へ液晶を注
入する際に、その液晶の温度を徐々に上げる方法とす
る。請求項3に記載の液晶注入方法は、請求項1または
請求項2に記載の2枚のガラス基板間のスペース内へ液
晶を注入する前に、そのスペースを不活性ガスにより予
め置換する方法とする。
【0013】以上の方法によると、液晶パネルの大型化
が行われた際でも、その液晶の注入時間の増大化を抑え
る。以下、本発明の実施の形態を示す液晶注入方法につ
いて、図1および図2を参照しながら具体的に説明す
る。
が行われた際でも、その液晶の注入時間の増大化を抑え
る。以下、本発明の実施の形態を示す液晶注入方法につ
いて、図1および図2を参照しながら具体的に説明す
る。
【0014】まず、本実施の形態における液晶パネルの
作成手順について説明する。図1(a)に示すように、
1つのガラス基板1上に液晶を駆動させるためのスイッ
チングトランジスタ群を構成する薄膜トランジスタアレ
イ(以下、TFTアレイと略す)A1を形成する。この
ガラス基板1をTFTアレイガラス基板1とする。ま
た、図1(b)に示すように、もう一つのガラス基板2
上にカラー画像を表示するためのカラーフィルタC1を
形成する。このガラス基板2をカラーフィルタガラス基
板2とする。
作成手順について説明する。図1(a)に示すように、
1つのガラス基板1上に液晶を駆動させるためのスイッ
チングトランジスタ群を構成する薄膜トランジスタアレ
イ(以下、TFTアレイと略す)A1を形成する。この
ガラス基板1をTFTアレイガラス基板1とする。ま
た、図1(b)に示すように、もう一つのガラス基板2
上にカラー画像を表示するためのカラーフィルタC1を
形成する。このガラス基板2をカラーフィルタガラス基
板2とする。
【0015】次に、図1(c)に示すように、TFTア
レイガラス基板1およびカラーフィルタガラス基板2間
を所定の一定間隔で保持するスぺーサとして5μm程度
の均一な直径を持つビーズ3を、一方のTFTアレイガ
ラス基板1上に均一に分散させ、また、図1(d)に示
すように、TFTアレイガラス基板1およびカラーフィ
ルタガラス基板2間を接着するために、もう一方のカラ
ーフィルタガラス基板2上の周辺で線上にシール4を印
刷する。なお、このシール4には、不連続部を形成し
て、TFTアレイガラス基板1およびカラーフィルタガ
ラス基板2の間に液晶が注入できるように、第1液晶注
入口51および第2液晶注入口52となる開口部となる
ような隙間を複数設けておく。また、第1および第2液
晶注入口51,52は互いに遠く離れるように配置す
る。この状態で、図1(e),(f)に示すように、T
FTアレイガラス基板1およびカラーフィルタガラス基
板2を貼り合わせて、それらの間に液晶が充填されるス
ペースが確保された液晶パネル10を作成する。
レイガラス基板1およびカラーフィルタガラス基板2間
を所定の一定間隔で保持するスぺーサとして5μm程度
の均一な直径を持つビーズ3を、一方のTFTアレイガ
ラス基板1上に均一に分散させ、また、図1(d)に示
すように、TFTアレイガラス基板1およびカラーフィ
ルタガラス基板2間を接着するために、もう一方のカラ
ーフィルタガラス基板2上の周辺で線上にシール4を印
刷する。なお、このシール4には、不連続部を形成し
て、TFTアレイガラス基板1およびカラーフィルタガ
ラス基板2の間に液晶が注入できるように、第1液晶注
入口51および第2液晶注入口52となる開口部となる
ような隙間を複数設けておく。また、第1および第2液
晶注入口51,52は互いに遠く離れるように配置す
る。この状態で、図1(e),(f)に示すように、T
FTアレイガラス基板1およびカラーフィルタガラス基
板2を貼り合わせて、それらの間に液晶が充填されるス
ペースが確保された液晶パネル10を作成する。
【0016】このようにして作成した液晶パネル10
を、図2(a)に示すように、ノズルN1やパイプP
1,P2や液晶液温制御器S1など他の装置と接続し、
まず、第1バルブV1を開くことにより、不活性ガスた
とえば窒素,水素,アルゴンなどを、パイプP1から図
1(d)で形成した例えば第1液晶注入口51を通じて
液晶パネル10内に確保されたスペースに導入し、液晶
パネル10内の酸素や水分など液晶パネル組み立て中の
汚れを十分取り除いた後に、第1バルブV1を閉じる。
を、図2(a)に示すように、ノズルN1やパイプP
1,P2や液晶液温制御器S1など他の装置と接続し、
まず、第1バルブV1を開くことにより、不活性ガスた
とえば窒素,水素,アルゴンなどを、パイプP1から図
1(d)で形成した例えば第1液晶注入口51を通じて
液晶パネル10内に確保されたスペースに導入し、液晶
パネル10内の酸素や水分など液晶パネル組み立て中の
汚れを十分取り除いた後に、第1バルブV1を閉じる。
【0017】さらに、図2(a)に示すように、図1
(d)で形成した残りの第2液晶注入口52に真空排気
装置に接続されたノズルN2を取り付けておき、第2バ
ルブV2を開いて真空排気装置によりノズルN2から真
空にひくことにより、パイプP2の先端が挿入された液
晶ポット内の液晶を、パイプP2から第1液晶注入口5
1を通じて液晶パネル10内に注入する。
(d)で形成した残りの第2液晶注入口52に真空排気
装置に接続されたノズルN2を取り付けておき、第2バ
ルブV2を開いて真空排気装置によりノズルN2から真
空にひくことにより、パイプP2の先端が挿入された液
晶ポット内の液晶を、パイプP2から第1液晶注入口5
1を通じて液晶パネル10内に注入する。
【0018】ここで、混合する液晶材料によっても異な
るが、液晶注入時間を短くしようとして、液晶温度を上
げすぎると液晶パネル10の中央付近以外には液晶が入
らない場合があった。この場合には、液晶液温制御器S
1による液晶温度の温度制御は±5℃以下である方が望
ましかった。
るが、液晶注入時間を短くしようとして、液晶温度を上
げすぎると液晶パネル10の中央付近以外には液晶が入
らない場合があった。この場合には、液晶液温制御器S
1による液晶温度の温度制御は±5℃以下である方が望
ましかった。
【0019】また、液晶液温制御器S1によって始めは
液晶温度を下げることにより、液晶の表面張力を利用し
て液晶パネル10内の端部にも液晶が行き渡るようにし
た後、徐々に液晶温度を上げ注入速度を高める。そし
て、液晶が液晶パネル10内の全体に行き渡ってもさら
に液晶を少し流す方が、液晶パネル10の内部の汚れを
完全に取り除くことができた。
液晶温度を下げることにより、液晶の表面張力を利用し
て液晶パネル10内の端部にも液晶が行き渡るようにし
た後、徐々に液晶温度を上げ注入速度を高める。そし
て、液晶が液晶パネル10内の全体に行き渡ってもさら
に液晶を少し流す方が、液晶パネル10の内部の汚れを
完全に取り除くことができた。
【0020】最後に、図2(b)に示すように、液晶パ
ネル10から各ノズルN1,N2を取り外し、各液晶注
入口51,52から余分な液晶を拭き取り、封口材20
を塗布し硬化させて液晶が注入された状態の液晶パネル
を完成させる。
ネル10から各ノズルN1,N2を取り外し、各液晶注
入口51,52から余分な液晶を拭き取り、封口材20
を塗布し硬化させて液晶が注入された状態の液晶パネル
を完成させる。
【0021】以上の方法により、液晶パネル内への液晶
の注入時間を短縮化することができ、混合比の複雑なか
つ蒸気圧の大きく異なる液晶を注入する場合でも、液晶
パネル内における液晶の組成差の発生を抑えることがで
きるとともに、液晶パネルの生産性を向上することがで
きる。
の注入時間を短縮化することができ、混合比の複雑なか
つ蒸気圧の大きく異なる液晶を注入する場合でも、液晶
パネル内における液晶の組成差の発生を抑えることがで
きるとともに、液晶パネルの生産性を向上することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶パネ
ルの大型化が行われた際でも、その液晶の注入時間の増
大化を抑えることができる。
ルの大型化が行われた際でも、その液晶の注入時間の増
大化を抑えることができる。
【0023】そのため、液晶パネル内への液晶の注入時
間を短縮化することができ、混合比の複雑なかつ蒸気圧
の大きく異なる液晶を注入する場合でも、液晶パネル内
における液晶の組成差の発生を抑えることができるとと
もに、液晶パネルの生産性を向上することができる。
間を短縮化することができ、混合比の複雑なかつ蒸気圧
の大きく異なる液晶を注入する場合でも、液晶パネル内
における液晶の組成差の発生を抑えることができるとと
もに、液晶パネルの生産性を向上することができる。
【図1】本発明の実施の形態の液晶注入方法による液晶
パネルの製造工程の説明図
パネルの製造工程の説明図
【図2】同実施の形態の液晶注入方法における注入手順
の説明図
の説明図
【図3】従来の液晶注入方法による液晶パネルの製造工
程の説明図
程の説明図
【図4】同従来例の液晶注入方法における注入準備手順
の説明図
の説明図
【図5】同従来例の液晶注入方法における注入手順の説
明図
明図
4 シール 51 第1液晶注入口 52 第2液晶注入口 N1,N2 ノズル P1,P2 パイプ V1 第1バルブ V2 第2バルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 スぺーサにより所定の一定間隔を保持し
て対向する2枚のガラス基板と、前記2枚のガラス基板
を接着するためにそれらの周辺で線上に配置されたシー
ル材とによって、前記2枚のガラス基板間に液晶が充填
されるスペースが確保された液晶パネルを作成するに際
し、前記線上のシール材に不連続部を設けて前記スペー
スに複数の開口部を形成し、1つの開口部を排気口とし
て減圧し他の開口部を液晶注入口として前記排気口と液
晶注入口との間に圧力差を設けて、前記スペース内に液
晶を注入することを特徴とする液晶注入方法。 - 【請求項2】 2枚のガラス基板間のスペース内へ液晶
を注入する際に、その液晶の温度を徐々に上げることを
特徴とする請求項1に記載の液晶注入方法。 - 【請求項3】 2枚のガラス基板間のスペース内へ液晶
を注入する前に、そのスペースを不活性ガスにより予め
置換することを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の液晶注入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12772197A JPH10319416A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 液晶注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12772197A JPH10319416A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 液晶注入方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319416A true JPH10319416A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14967075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12772197A Pending JPH10319416A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 液晶注入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10319416A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6741317B2 (en) * | 2000-10-20 | 2004-05-25 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Liquid crystal display device having injection ports and liquid crystal injection method |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP12772197A patent/JPH10319416A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6741317B2 (en) * | 2000-10-20 | 2004-05-25 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Liquid crystal display device having injection ports and liquid crystal injection method |
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