JPH1031909A - リフレクタの形成方法および該形成方法によるリフレクタを用いる車両用灯具 - Google Patents
リフレクタの形成方法および該形成方法によるリフレクタを用いる車両用灯具Info
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- JPH1031909A JPH1031909A JP8183632A JP18363296A JPH1031909A JP H1031909 A JPH1031909 A JP H1031909A JP 8183632 A JP8183632 A JP 8183632A JP 18363296 A JP18363296 A JP 18363296A JP H1031909 A JPH1031909 A JP H1031909A
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- reflecting
- reflection
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/37—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors characterised by their material, surface treatment or coatings
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- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/162—Incandescent light sources, e.g. filament or halogen lamps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のリフレクタの形成方法においては、工
程数が多く、また、作業内容も高度のものが要求される
ので高価なものとなり、これにより車両用灯具全体もコ
ストアップすると言う課題を生じていた。 【解決手段】 本発明により、反射面は樹脂シート2a
と、この表面に被着された反射膜2bとから成る反射シ
ート2とされ、反射シート2を金属板1の表面への貼着
を行った後にプレス加工を行うことで所定形状の反射鏡
基体3と反射シート2とが同時に形成されるリフレクタ
10の形成方法としたことで、リフレクタ10をプレス
加工のみで形成可能として、従来例と比較して格段の工
程数の低減を可能とし、これにより車両用灯具全体のコ
ストダウンを可能として課題を解決するものである。
程数が多く、また、作業内容も高度のものが要求される
ので高価なものとなり、これにより車両用灯具全体もコ
ストアップすると言う課題を生じていた。 【解決手段】 本発明により、反射面は樹脂シート2a
と、この表面に被着された反射膜2bとから成る反射シ
ート2とされ、反射シート2を金属板1の表面への貼着
を行った後にプレス加工を行うことで所定形状の反射鏡
基体3と反射シート2とが同時に形成されるリフレクタ
10の形成方法としたことで、リフレクタ10をプレス
加工のみで形成可能として、従来例と比較して格段の工
程数の低減を可能とし、これにより車両用灯具全体のコ
ストダウンを可能として課題を解決するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回転放物面
などの形状として形成されるリフレクタの形成方法、お
よび、この形成方法により形成されたリフレクタを用い
た車両用灯具に関するものである。
などの形状として形成されるリフレクタの形成方法、お
よび、この形成方法により形成されたリフレクタを用い
た車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリフレクタ90の形成方
法の例を示すものが図9〜図10であり、先ず、鉄板な
どの金属板にプレス加工を行い、図9に示すように、例
えば平行光線を望む場合であれば回転放物面など、所望
の反射特性が得られる形状とした反射鏡基体91を形成
する。
法の例を示すものが図9〜図10であり、先ず、鉄板な
どの金属板にプレス加工を行い、図9に示すように、例
えば平行光線を望む場合であれば回転放物面など、所望
の反射特性が得られる形状とした反射鏡基体91を形成
する。
【0003】続いて、上記反射鏡基体91には、図10
に示すように反射効率を向上させるための反射面92が
形成されるが、この反射面92の形成に当たっては、先
ず、前記反射鏡基体91の反射面92を形成する側の面
に充分な平滑性を与えるために、樹脂塗料などの塗装に
よりアンダーコート膜92aが形成される。
に示すように反射効率を向上させるための反射面92が
形成されるが、この反射面92の形成に当たっては、先
ず、前記反射鏡基体91の反射面92を形成する側の面
に充分な平滑性を与えるために、樹脂塗料などの塗装に
よりアンダーコート膜92aが形成される。
【0004】このときに、前記アンダーコート膜92a
に膜厚の不均一を生じていると、所望の反射特性が得ら
れないものとなるので、スピンコート法など高い膜厚の
均一性が得られる特殊な塗装方法が採用されると共に、
完成したアンダーコート膜92aに対しても、検査など
に高いレベルでの管理が要求されるものとなる。
に膜厚の不均一を生じていると、所望の反射特性が得ら
れないものとなるので、スピンコート法など高い膜厚の
均一性が得られる特殊な塗装方法が採用されると共に、
完成したアンダーコート膜92aに対しても、検査など
に高いレベルでの管理が要求されるものとなる。
【0005】その後に、上記アンダーコート膜92aが
形成された反射鏡基体91は、真空槽内に置かれ、真空
雰囲気中でアルミニウムの蒸着を行うことで、前記アン
ダーコート膜92a上に反射膜92bが形成される。そ
して、真空槽から取出された後に前記反射膜92bの酸
化による劣化などを防止するためのトップコート膜92
cが前記したアンダーコート膜92aとほぼ同様な工程
で形成され、以上の工程によりリフレクタ90は完成す
る。
形成された反射鏡基体91は、真空槽内に置かれ、真空
雰囲気中でアルミニウムの蒸着を行うことで、前記アン
ダーコート膜92a上に反射膜92bが形成される。そ
して、真空槽から取出された後に前記反射膜92bの酸
化による劣化などを防止するためのトップコート膜92
cが前記したアンダーコート膜92aとほぼ同様な工程
で形成され、以上の工程によりリフレクタ90は完成す
る。
【0006】図11に示すものは、上記のリフレクタ9
0を用いた車両用灯具80の例であり、ハウジング81
には照準機構(図示は省略する)を介して、例えば回転
放物面の形状としたリフレクタ90が取付けられ、該リ
フレクタ90の焦点の位置には光源82が設けられ、前
記ハウジング81の前方開口部を覆いレンズ83が設け
られている。
0を用いた車両用灯具80の例であり、ハウジング81
には照準機構(図示は省略する)を介して、例えば回転
放物面の形状としたリフレクタ90が取付けられ、該リ
フレクタ90の焦点の位置には光源82が設けられ、前
記ハウジング81の前方開口部を覆いレンズ83が設け
られている。
【0007】このように構成することで、光源82から
の光はリフレクタ90により平行光線としてレンズ83
に入射し、このレンズ83に設けられたレンズカット8
3aにより適宜の配光特性が形成されるものとなる。
尚、前記車両用灯具80には光源82からの直射光を遮
蔽するためのフード84、リフレクタ90とハウジング
81との間に生じる間隙を塞ぐためのエスカッション8
5などが必要に応じて設けられている。
の光はリフレクタ90により平行光線としてレンズ83
に入射し、このレンズ83に設けられたレンズカット8
3aにより適宜の配光特性が形成されるものとなる。
尚、前記車両用灯具80には光源82からの直射光を遮
蔽するためのフード84、リフレクタ90とハウジング
81との間に生じる間隙を塞ぐためのエスカッション8
5などが必要に応じて設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のリフレクタ90の形成方法では、工程数が多く
且つ曲面上に均一な厚さでアンダーコート膜92aを形
成するなど、加工精度も高度のものが要求されるので、
コスト高なものと成り、これにより、車両用灯具80全
体も高価なものとなる問題点を生じていた。
た従来のリフレクタ90の形成方法では、工程数が多く
且つ曲面上に均一な厚さでアンダーコート膜92aを形
成するなど、加工精度も高度のものが要求されるので、
コスト高なものと成り、これにより、車両用灯具80全
体も高価なものとなる問題点を生じていた。
【0009】また、反射処理面92に模様などデザイン
を施したいときにも、上記したように反射処理面92が
反射鏡基体91の曲面上に形成されているので実質的に
は困難であり、デザイン的にも単調なものと成らざるを
得ない問題点も生じ、これらの点の解決が課題とされる
ものとなっていた。
を施したいときにも、上記したように反射処理面92が
反射鏡基体91の曲面上に形成されているので実質的に
は困難であり、デザイン的にも単調なものと成らざるを
得ない問題点も生じ、これらの点の解決が課題とされる
ものとなっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的な手段として、金属板の
プレス加工で所定形状とされる反射鏡基体と、該反射鏡
基体の形状に沿い形成される反射面とから成るリフレク
タの形成方法において、前記反射面は樹脂シートと、こ
の樹脂シートの表面に被着される反射膜とから成る反射
シートとされ、前記反射シートを前記金属板の表面への
貼着を行った後にプレス加工を行うことで所定形状の反
射鏡基体と反射面とが同時に形成されることを特徴とす
るリフレクタの形成方法を提供し、加えて、上記の形成
方法のよるリフレクタを用いる車両用灯具を提供するこ
とで、格段のコストダウンを可能とすると共に、デザイ
ン的な自由度も向上させ課題を解決するものである。
の課題を解決するための具体的な手段として、金属板の
プレス加工で所定形状とされる反射鏡基体と、該反射鏡
基体の形状に沿い形成される反射面とから成るリフレク
タの形成方法において、前記反射面は樹脂シートと、こ
の樹脂シートの表面に被着される反射膜とから成る反射
シートとされ、前記反射シートを前記金属板の表面への
貼着を行った後にプレス加工を行うことで所定形状の反
射鏡基体と反射面とが同時に形成されることを特徴とす
るリフレクタの形成方法を提供し、加えて、上記の形成
方法のよるリフレクタを用いる車両用灯具を提供するこ
とで、格段のコストダウンを可能とすると共に、デザイ
ン的な自由度も向上させ課題を解決するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係
るリフレクタ10の形成方法を工程の順に示すものであ
り。先ず、図1に符号1で示すものはロール状とした通
常には鉄板である金属板(フープ材)であり、符号2で
示すものは反射シートであり、本発明では最初の工程と
して鉄板1に反射シート2の貼着を行う。
態に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係
るリフレクタ10の形成方法を工程の順に示すものであ
り。先ず、図1に符号1で示すものはロール状とした通
常には鉄板である金属板(フープ材)であり、符号2で
示すものは反射シートであり、本発明では最初の工程と
して鉄板1に反射シート2の貼着を行う。
【0012】前記反射シート2は、図2に示すように樹
脂シート2aの一方の表面に、金属部材の真空蒸着、無
電解メッキ、あるいは、塗装を行うことで反射膜2bが
形成されているものであり、加えて、後に説明するプレ
ス加工に備えて、透明な保護シート2cが貼着または塗
装により形成されている。尚、上記反射膜2bの形成の
方法は、この反射膜2bに要求される反射効率により何
れか適するものを選択する。
脂シート2aの一方の表面に、金属部材の真空蒸着、無
電解メッキ、あるいは、塗装を行うことで反射膜2bが
形成されているものであり、加えて、後に説明するプレ
ス加工に備えて、透明な保護シート2cが貼着または塗
装により形成されている。尚、上記反射膜2bの形成の
方法は、この反射膜2bに要求される反射効率により何
れか適するものを選択する。
【0013】上記のように反射シート2の貼着が行われ
た鉄板1は、図3に示すようにプレス加工が行われて所
望の形状の反射鏡基体3とされるが、このときには反射
シート2も前記鉄板1に沿い変形するものとなるので、
図4に第一の実施形態として示すように所望の形状の反
射鏡基体3に反射シート2による反射面が設けられたリ
フレクタ10が、プレス加工を行うのみの工程で形成さ
れるものとなる。
た鉄板1は、図3に示すようにプレス加工が行われて所
望の形状の反射鏡基体3とされるが、このときには反射
シート2も前記鉄板1に沿い変形するものとなるので、
図4に第一の実施形態として示すように所望の形状の反
射鏡基体3に反射シート2による反射面が設けられたリ
フレクタ10が、プレス加工を行うのみの工程で形成さ
れるものとなる。
【0014】ここで、鉄板1と反射シート2との貼着が
行われた後の状態においては平面状であるので、表面に
何らかの処理、例えば印刷などを行うことは極めて容易
である。よって、図5に第二の実施形態として示すよう
に完成後のリフレクタ11にデザイン処理部11aが要
求されるときには、プレス加工が行われる前の平面状で
ある状態で反射シート2の面上に行えば良いものとな
る。
行われた後の状態においては平面状であるので、表面に
何らかの処理、例えば印刷などを行うことは極めて容易
である。よって、図5に第二の実施形態として示すよう
に完成後のリフレクタ11にデザイン処理部11aが要
求されるときには、プレス加工が行われる前の平面状で
ある状態で反射シート2の面上に行えば良いものとな
る。
【0015】図6は、本発明の第三の実施形態のリフレ
クタ12を示すものであり、前の実施形態においては最
初の工程(図1参照)で鉄板1に、反射シート2を貼着
していたが、この第三の実施形態では前記反射シート2
に換えてホログラムシート4を貼着するものとしてい
る。
クタ12を示すものであり、前の実施形態においては最
初の工程(図1参照)で鉄板1に、反射シート2を貼着
していたが、この第三の実施形態では前記反射シート2
に換えてホログラムシート4を貼着するものとしてい
る。
【0016】ここで、前記ホログラムシート4は図7に
示すように、樹脂シート4aの表面に直接にエンボスを
設けてアルミニウムなどの真空蒸着を行い反射膜4bを
形成し、更に保護膜4cを形成したものとしても良く、
あるいは、図示は省略するが平滑な樹脂シート上に別体
に形成したホログラムシートを貼り合わせても良いもの
である。
示すように、樹脂シート4aの表面に直接にエンボスを
設けてアルミニウムなどの真空蒸着を行い反射膜4bを
形成し、更に保護膜4cを形成したものとしても良く、
あるいは、図示は省略するが平滑な樹脂シート上に別体
に形成したホログラムシートを貼り合わせても良いもの
である。
【0017】図8に示すものは、上記の形成方法による
リフレクタ10(または、リフレクタ11、リフレクタ
12)を用いた車両用灯具20の例であり、ここではヘ
ッドランプに応用した場合で示す。この車両用灯具20
のハウジング21内には、例えば回転放物面の形状とし
たリフレクタ10が取付けられ、該リフレクタ10の焦
点の位置には光源22が設けられ、前記ハウジング21
の前方開口部を覆い、レンズカット23aが施されたレ
ンズ23が設けられている。
リフレクタ10(または、リフレクタ11、リフレクタ
12)を用いた車両用灯具20の例であり、ここではヘ
ッドランプに応用した場合で示す。この車両用灯具20
のハウジング21内には、例えば回転放物面の形状とし
たリフレクタ10が取付けられ、該リフレクタ10の焦
点の位置には光源22が設けられ、前記ハウジング21
の前方開口部を覆い、レンズカット23aが施されたレ
ンズ23が設けられている。
【0018】即ち、本発明においても車両用灯具20と
しての構成に些かも変更を生じることはなく従来通りの
生産ラインでの対応が可能である。尚、前記車両用灯具
20には、光源22からの直射光を遮蔽するためのフー
ド24、リフレクタ10とハウジング21との間に生じ
る間隙を塞ぐためのエスカッション25などが必要に応
じて設けられているものである点も同様である。
しての構成に些かも変更を生じることはなく従来通りの
生産ラインでの対応が可能である。尚、前記車両用灯具
20には、光源22からの直射光を遮蔽するためのフー
ド24、リフレクタ10とハウジング21との間に生じ
る間隙を塞ぐためのエスカッション25などが必要に応
じて設けられているものである点も同様である。
【0019】尚、第三の実施形態であるリフレクタ12
を採用する場合には前記ホログラムシート4により水平
方向への拡散など、光の方向制御が行えるものとなるの
で、リフレクタ12で配光特性の形状の大部分が形成可
能となり、前記レンズ23のレンズカット23aは不要
若しくは軽微なものとすることができる。
を採用する場合には前記ホログラムシート4により水平
方向への拡散など、光の方向制御が行えるものとなるの
で、リフレクタ12で配光特性の形状の大部分が形成可
能となり、前記レンズ23のレンズカット23aは不要
若しくは軽微なものとすることができる。
【0020】ここで、前記フード24、エスカッション
25について好ましい実施形態について述べれば、これ
らはリフレクタ10と共にレンズ23を透視して観視さ
れるものであるので、リフレクタ10とに表面仕上の統
一性が要求されることが多く、この場合には、上記に説
明した鉄板1に反射シート2(またはホログラムシート
4)を貼着した部材を用いて形成すれば良いものとな
る。
25について好ましい実施形態について述べれば、これ
らはリフレクタ10と共にレンズ23を透視して観視さ
れるものであるので、リフレクタ10とに表面仕上の統
一性が要求されることが多く、この場合には、上記に説
明した鉄板1に反射シート2(またはホログラムシート
4)を貼着した部材を用いて形成すれば良いものとな
る。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、反
射面は樹脂シートと、この樹脂シートの表面に被着され
た反射膜とから成る反射シートとされ、該反射シートを
金属板の表面への貼着を行った後にプレス加工を行うこ
とで所定形状の反射鏡基体と反射面とが同時に形成され
るリフレクタの形成方法としたことで、第一には、リフ
レクタをプレス加工のみで形成可能として、従来例と比
較して格段の工程数の低減を可能とし、これにより車両
用灯具のコストダウンに極めて優れた効果を奏するもの
である。
射面は樹脂シートと、この樹脂シートの表面に被着され
た反射膜とから成る反射シートとされ、該反射シートを
金属板の表面への貼着を行った後にプレス加工を行うこ
とで所定形状の反射鏡基体と反射面とが同時に形成され
るリフレクタの形成方法としたことで、第一には、リフ
レクタをプレス加工のみで形成可能として、従来例と比
較して格段の工程数の低減を可能とし、これにより車両
用灯具のコストダウンに極めて優れた効果を奏するもの
である。
【0022】また、第二には、鉄板が平面状のときに反
射機能を有する面の貼着が行われるものであるので、平
滑な反射面に限らず、ホログラムシートなど曲面に形成
することが至難な反射機能を有する面であっても貼着が
可能となり、リフレクタ自体で配光特性の形成を可能と
してレンズを透明化するなど、デザイン面の自由度の向
上もコストアップを生じることなく可能とする優れた効
果も奏する。
射機能を有する面の貼着が行われるものであるので、平
滑な反射面に限らず、ホログラムシートなど曲面に形成
することが至難な反射機能を有する面であっても貼着が
可能となり、リフレクタ自体で配光特性の形成を可能と
してレンズを透明化するなど、デザイン面の自由度の向
上もコストアップを生じることなく可能とする優れた効
果も奏する。
【0023】更に、第三には、プレス加工が行われる前
の状態では反射シート(あるいはホログラムシート)も
平面状であるので、この反射面に対し印刷などによりデ
ザイン処理部を形成することも極めて容易であり、これ
により、車両用灯具のデザイン面の向上もコストアップ
を生じることなく可能とする優れた効果も奏する。
の状態では反射シート(あるいはホログラムシート)も
平面状であるので、この反射面に対し印刷などによりデ
ザイン処理部を形成することも極めて容易であり、これ
により、車両用灯具のデザイン面の向上もコストアップ
を生じることなく可能とする優れた効果も奏する。
【0024】また、同時にプレス加工が行われる前の状
態では反射シート(あるいはホログラムシート)が形成
されているので、後のプレス加工により形成する形状は
自在であり、よって、フード、エスカッションなども同
じ部材を使用して形成することで統一感に優れる車両用
灯具の形成が容易となる効果も奏するものとなる。
態では反射シート(あるいはホログラムシート)が形成
されているので、後のプレス加工により形成する形状は
自在であり、よって、フード、エスカッションなども同
じ部材を使用して形成することで統一感に優れる車両用
灯具の形成が容易となる効果も奏するものとなる。
【図1】 本発明に係るリフレクタの形成方法における
反射面の貼着工程を示す説明図である。
反射面の貼着工程を示す説明図である。
【図2】 同じく本発明に係るリフレクタの形成方法に
おける反射シートを示す断面図である。
おける反射シートを示す断面図である。
【図3】 同じく本発明に係るリフレクタの形成方法に
おけるプレス加工の工程を示す説明図である。
おけるプレス加工の工程を示す説明図である。
【図4】 同じく本発明に係る形成方法によるリフレク
タの第一の実施形態を示す斜視図である。
タの第一の実施形態を示す斜視図である。
【図5】 同じく本発明に係る形成方法によるリフレク
タの第二の実施形態を示す斜視図である。
タの第二の実施形態を示す斜視図である。
【図6】 同じく本発明に係る形成方法によるリフレク
タの第三の実施形態を示す斜視図である。
タの第三の実施形態を示す斜視図である。
【図7】 同じく本発明に係るリフレクタの形成方法に
おけるホログラムシートを示す断面図である。
おけるホログラムシートを示す断面図である。
【図8】 本発明に係る形成方法によるリフレクタを採
用した車両用灯具を示す断面図である。
用した車両用灯具を示す断面図である。
【図9】 従来の形成方法による反射基体を示す説明図
である。
である。
【図10】 従来の形成方法による反射面を示す説明図
である。
である。
【図11】 従来の形成方法によるリフレクタを採用し
た車両用灯具を示す断面図である。
た車両用灯具を示す断面図である。
1……鉄板(金属板) 2……反射シート 2a……樹脂シート 2b……反射膜 2c……保護シート 3……反射鏡基体 4……ホログラムシート 4a……樹脂シート 4b……反射膜 4c……保護膜 10、11、12……リフレクタ 20……車両用灯具 21……ハウジング 22……光源 23……レンズ 23a……レンズカット 24……フード 25……エスカッション
Claims (6)
- 【請求項1】 金属板のプレス加工で所定形状とされる
反射鏡基体と、該反射鏡基体の形状に沿い形成される反
射面とから成るリフレクタの形成方法において、前記反
射面は樹脂シートと、この樹脂シートの表面に被着され
る反射膜とから成る反射シートとされ、前記反射シート
を前記金属板の表面への貼着を行った後にプレス加工を
行うことで所定形状の反射鏡基体と反射面とが同時に形
成されることを特徴とするリフレクタの形成方法。 - 【請求項2】 反射鏡基体と、該反射鏡基体の形状に沿
い形成される反射面とから成るリフレクタを有する車両
用灯具において、前記リフレクタは、樹脂シートの表面
に反射膜を被着した反射シートが予めに貼着された金属
板をプレス加工することで、所定形状の反射鏡基体と反
射面として形成されていることを特徴とする車両用灯
具。 - 【請求項3】 前記反射シートは、前記樹脂シートの表
面に金属部材の蒸着、メッキ、塗装により形成される反
射膜であることを特徴とする請求項2記載の車両用灯
具。 - 【請求項4】 前記反射シートは、前記樹脂シートの表
面に一体化されたホログラムシートであることを特徴と
する請求項2記載の車両用灯具。 - 【請求項5】 前記反射面には前記プレス加工以前の状
態で印刷によるデザイン処理部が前記反射シートの表面
に施されていることを特徴とする請求項2、請求項3ま
たは請求項4記載の車両用灯具。 - 【請求項6】 フードおよびエクステンションの少なく
とも一方が前記リフレクタと同一部材で且つ同一加工手
段により形成されていることを特徴とする請求項2、請
求項3、請求項4または請求項5記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183632A JPH1031909A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | リフレクタの形成方法および該形成方法によるリフレクタを用いる車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183632A JPH1031909A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | リフレクタの形成方法および該形成方法によるリフレクタを用いる車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031909A true JPH1031909A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16139179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183632A Pending JPH1031909A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | リフレクタの形成方法および該形成方法によるリフレクタを用いる車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1031909A (ja) |
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- 1996-07-12 JP JP8183632A patent/JPH1031909A/ja active Pending
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