JPS6137121Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6137121Y2 JPS6137121Y2 JP1981106560U JP10656081U JPS6137121Y2 JP S6137121 Y2 JPS6137121 Y2 JP S6137121Y2 JP 1981106560 U JP1981106560 U JP 1981106560U JP 10656081 U JP10656081 U JP 10656081U JP S6137121 Y2 JPS6137121 Y2 JP S6137121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- undercoat
- thin film
- reflective
- front lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 16
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂製の前面レンズを備えた前照
灯ユニツトに関するものである。
灯ユニツトに関するものである。
ガラス製の前面レンズに換えて合成樹脂製の前
面レンズを使用した前照灯ユニツトは、第1図乃
至第3図に示す如く、ガラス、金属又は合成樹脂
製のリフレクターaと、このリフレクターaの前
面に配設された合成樹脂製の前面レンズbと、バ
ルブcとを備えている。
面レンズを使用した前照灯ユニツトは、第1図乃
至第3図に示す如く、ガラス、金属又は合成樹脂
製のリフレクターaと、このリフレクターaの前
面に配設された合成樹脂製の前面レンズbと、バ
ルブcとを備えている。
詳述すると、リフレクターaはその内面に反射
薄膜を施した略回転放物面状の反射面が形成して
あり、その後部開口に固定したバルブホルダーh
に着脱自在に装着したバルブcのサブフイラメン
トdは、リフレクターaの焦点fよりも前方でか
つ光軸線i上に位置し、略下半分が遮光板gにて
被覆されており、また他方のメインフイラメント
eは焦点fよりも後方で光軸線iのやや下方に位
置している。従つて、メインフイラメントeから
出射されてリフレクターaの内面で反射する光線
はやや拡散した状態となるが、サブフイラメント
dから出射された光線は、第1図ないし第3図に
示す如く、前面レンズbの中央部近傍の符号b′に
集光するようになり、同時にサブフイラメントd
から出射されてリフレクターaの内面で反射され
た熱線(赤外線)も集光部b′に集中する。また、
略密閉状態となしたユニツト内の雰囲気は、熱線
(赤外線)により熱せられ、対流現象を起こして
ユニツト内の上方に留まることになる。従つて、
合成樹脂製の前面レンズbは、これらの現象によ
り集光部b′における上部b″がより高温となり、変
形あるいは軟化してしまうおそれがある。
薄膜を施した略回転放物面状の反射面が形成して
あり、その後部開口に固定したバルブホルダーh
に着脱自在に装着したバルブcのサブフイラメン
トdは、リフレクターaの焦点fよりも前方でか
つ光軸線i上に位置し、略下半分が遮光板gにて
被覆されており、また他方のメインフイラメント
eは焦点fよりも後方で光軸線iのやや下方に位
置している。従つて、メインフイラメントeから
出射されてリフレクターaの内面で反射する光線
はやや拡散した状態となるが、サブフイラメント
dから出射された光線は、第1図ないし第3図に
示す如く、前面レンズbの中央部近傍の符号b′に
集光するようになり、同時にサブフイラメントd
から出射されてリフレクターaの内面で反射され
た熱線(赤外線)も集光部b′に集中する。また、
略密閉状態となしたユニツト内の雰囲気は、熱線
(赤外線)により熱せられ、対流現象を起こして
ユニツト内の上方に留まることになる。従つて、
合成樹脂製の前面レンズbは、これらの現象によ
り集光部b′における上部b″がより高温となり、変
形あるいは軟化してしまうおそれがある。
上記事情に鑑み、本考案は、合成樹脂製の前面
レンズにリフレクターより反射した光線が集光し
ても前面レンズ、特にレンズ上部の変形,軟化を
防止して精度の良い安価な前照灯ユニツトを提供
することを目的とする。
レンズにリフレクターより反射した光線が集光し
ても前面レンズ、特にレンズ上部の変形,軟化を
防止して精度の良い安価な前照灯ユニツトを提供
することを目的とする。
本考案は、上記の如き目的を達成するため、リ
フレクターの光軸線に垂直方向の上方の一部にア
ンダーコートを除去してリフレクターに直接反射
薄膜を施したアンダーコートレス部を設け、これ
により前面レンズの集光部における上部へ集中す
る熱線を減少させて変形あるいは軟化を防止した
ものである。
フレクターの光軸線に垂直方向の上方の一部にア
ンダーコートを除去してリフレクターに直接反射
薄膜を施したアンダーコートレス部を設け、これ
により前面レンズの集光部における上部へ集中す
る熱線を減少させて変形あるいは軟化を防止した
ものである。
以下本考案にかかる前照灯ユニツトの一実施例
を第4図乃至第6図を参照して説明する。
を第4図乃至第6図を参照して説明する。
本例は車輛用角型前照灯ユニツトに適用した例
で、1はガラス、金属又は合成樹脂製のリフレク
ターであつて、該リフレクター1は、内面に略回
転放物面状の反射面13が形成してあり、その後
部の略中央に開設した後部開口にはバルブホルダ
ー11が固設してある。バルブ2は、先端に遮光
塗料が施され内部にサブフイラメント21とメイ
ンフイラメント22とを有し、サブフイラメント
21の下部には遮光板23がサブフイラメント2
1の下略半分を覆うように設けて構成した所謂ハ
ロゲンH4バルブである。そして、このバルブ2
は、サブフイラメント21がリフレクター1の焦
点fよりも前方で且つ光軸線i上に位置し、メイ
ンフイラメント22が焦点fよりも後方で光軸線
iのやや下方に位置するようにバルブホルダー1
1に着脱自在に装着してある。詳しくは、バルブ
ホルダー11に着脱可能に係止させた押圧スプリ
ング5によりバルブ2のつば部24がバルブホル
ダー11に圧接されている。
で、1はガラス、金属又は合成樹脂製のリフレク
ターであつて、該リフレクター1は、内面に略回
転放物面状の反射面13が形成してあり、その後
部の略中央に開設した後部開口にはバルブホルダ
ー11が固設してある。バルブ2は、先端に遮光
塗料が施され内部にサブフイラメント21とメイ
ンフイラメント22とを有し、サブフイラメント
21の下部には遮光板23がサブフイラメント2
1の下略半分を覆うように設けて構成した所謂ハ
ロゲンH4バルブである。そして、このバルブ2
は、サブフイラメント21がリフレクター1の焦
点fよりも前方で且つ光軸線i上に位置し、メイ
ンフイラメント22が焦点fよりも後方で光軸線
iのやや下方に位置するようにバルブホルダー1
1に着脱自在に装着してある。詳しくは、バルブ
ホルダー11に着脱可能に係止させた押圧スプリ
ング5によりバルブ2のつば部24がバルブホル
ダー11に圧接されている。
前面レンズ3は、ポリカーボネートあるいはア
クリルなどの透明合成樹脂からなり、その周縁部
31はリフレクター1の前面周縁に形成された環
状の凹部12に接着剤4を介して気密に配設して
ある。
クリルなどの透明合成樹脂からなり、その周縁部
31はリフレクター1の前面周縁に形成された環
状の凹部12に接着剤4を介して気密に配設して
ある。
次に前述した反射面13について述べると、該
反射面13にはアンダーコートレス部14が設け
てある。詳述すると、反射面13はリフレクター
1の内面に施されたアンダーコート15と該アン
ダーコート15上に施されたアルミニウム等を蒸
着せしめた反射薄膜16とで構成し、第4図に示
す如く、リフレクター1の光軸線iに垂直方向の
上方、すなわち、前面レンズ3の集光部b′におけ
る上部b″に集光させる反射面13の一部分がア
ンダーコート15を除去して直接反射薄膜16を
施したアンダーコートレス部14を形成してい
る。そして、反射薄膜16の上に反射薄膜保護用
の透明なトツプコート17が施こしてある。
反射面13にはアンダーコートレス部14が設け
てある。詳述すると、反射面13はリフレクター
1の内面に施されたアンダーコート15と該アン
ダーコート15上に施されたアルミニウム等を蒸
着せしめた反射薄膜16とで構成し、第4図に示
す如く、リフレクター1の光軸線iに垂直方向の
上方、すなわち、前面レンズ3の集光部b′におけ
る上部b″に集光させる反射面13の一部分がア
ンダーコート15を除去して直接反射薄膜16を
施したアンダーコートレス部14を形成してい
る。そして、反射薄膜16の上に反射薄膜保護用
の透明なトツプコート17が施こしてある。
このように、本考案は、一般的な反射面13は
リフレクター1の荒れた内面素地をアンダーコー
ト15で平滑化し、その上に反射薄膜16を施し
たものであるから、反射効率が良いが、アンダー
コート15を除去して直接反射薄膜16を施した
アンダーコートレス部14は、リフレクター1の
荒れた内面素地が反射薄膜16に影響を与え、反
射薄膜16が白化状態となつて乱反射するように
なる。従つて、サブフイラメント21からの光線
がアンダーコートレス部14で反射しても前面レ
ンズ3の集光部b′(第1図参照)における上部
b″に集中する熱線(赤外線)は減少し、ユニツ
ト内で対流現象が発生しても上部b″の軟化ある
いは変形を阻止することができる。
リフレクター1の荒れた内面素地をアンダーコー
ト15で平滑化し、その上に反射薄膜16を施し
たものであるから、反射効率が良いが、アンダー
コート15を除去して直接反射薄膜16を施した
アンダーコートレス部14は、リフレクター1の
荒れた内面素地が反射薄膜16に影響を与え、反
射薄膜16が白化状態となつて乱反射するように
なる。従つて、サブフイラメント21からの光線
がアンダーコートレス部14で反射しても前面レ
ンズ3の集光部b′(第1図参照)における上部
b″に集中する熱線(赤外線)は減少し、ユニツ
ト内で対流現象が発生しても上部b″の軟化ある
いは変形を阻止することができる。
以上述べたように、本考案は、内面に略回転放
物面状の反射面が形成されたリフレクターと、該
リフレクターを焦点より前方に位置するサブフイ
ラメントを有するバルブと、前記リフレクターの
前面に配設された合成樹脂製の前面レンズとを備
える前照灯ユニツトにおいて、前記反射面を前記
リフレクター内面に施したアンダーコートと該ア
ンダーコート上に施した反射薄膜とで構成すると
共に、前記リフレクターの光軸線に垂直方向の上
方の一部にアンダーコートを除去してリフレクタ
ーに直接反射薄膜を施したアンダーコートレス部
を設けたので、このアンダーコートレス部からの
反射光は乱反射して前面レンズの集光部における
上部へ集中する熱線が減少し、ユニツト内で対流
現象が発生しても上部の変形あるいは軟化を防止
でき、しかも製作精度の良い安価な合成樹脂製前
面レンズを得ることができる効果がある。
物面状の反射面が形成されたリフレクターと、該
リフレクターを焦点より前方に位置するサブフイ
ラメントを有するバルブと、前記リフレクターの
前面に配設された合成樹脂製の前面レンズとを備
える前照灯ユニツトにおいて、前記反射面を前記
リフレクター内面に施したアンダーコートと該ア
ンダーコート上に施した反射薄膜とで構成すると
共に、前記リフレクターの光軸線に垂直方向の上
方の一部にアンダーコートを除去してリフレクタ
ーに直接反射薄膜を施したアンダーコートレス部
を設けたので、このアンダーコートレス部からの
反射光は乱反射して前面レンズの集光部における
上部へ集中する熱線が減少し、ユニツト内で対流
現象が発生しても上部の変形あるいは軟化を防止
でき、しかも製作精度の良い安価な合成樹脂製前
面レンズを得ることができる効果がある。
第1図は従来の前照灯ユニツトの正面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図乃至第6図は本考案の一
実施例を示し、第4図は一部切欠正面図、第5図
は第4図の−線断面図、第6図は第5図のA
部の拡大図である。 1……リフレクター、13……反射面、14…
…アンダーコートレス部、15……アンダーコー
ト、16……反射薄膜、2……バルブ、21……
サブフイラメント、3……前面レンズ、b′……集
光部、b″……上部、f……焦点、i……光軸
線。
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図乃至第6図は本考案の一
実施例を示し、第4図は一部切欠正面図、第5図
は第4図の−線断面図、第6図は第5図のA
部の拡大図である。 1……リフレクター、13……反射面、14…
…アンダーコートレス部、15……アンダーコー
ト、16……反射薄膜、2……バルブ、21……
サブフイラメント、3……前面レンズ、b′……集
光部、b″……上部、f……焦点、i……光軸
線。
Claims (1)
- 内面に略回転放物面状の反射面が形成されたリ
フレクターと、該リフレクターの焦点より前方に
位置するサブフイラメントを有するバルブと、前
記リフレクターの前面に配設された合成樹脂製の
前面レンズとを備える前照灯ユニツトにおいて、
前記反射面を前記リフレクター内面に施したアン
ダーコートと該アンダーコート上に施した反射薄
膜とで構成すると共に、前記リフレクターの光軸
線に垂直方向の上方の一部にアンダーコートを除
去してリフレクターに直接反射薄膜を施したアン
ダーコートレス部を設けてなることを特徴とする
前照灯ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10656081U JPS5813603U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 前照灯ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10656081U JPS5813603U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 前照灯ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813603U JPS5813603U (ja) | 1983-01-28 |
JPS6137121Y2 true JPS6137121Y2 (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=29901027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10656081U Granted JPS5813603U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 前照灯ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813603U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6424636A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | Sharp Kk | Microwave converter |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435986U (ja) * | 1977-08-15 | 1979-03-09 |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP10656081U patent/JPS5813603U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435986U (ja) * | 1977-08-15 | 1979-03-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5813603U (ja) | 1983-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4506315A (en) | Vehicle headlamp | |
JPS6137121Y2 (ja) | ||
JPS6118561Y2 (ja) | ||
JPS6137122Y2 (ja) | ||
JPS6137124Y2 (ja) | ||
EP0112397A1 (en) | Vehicle headlamp | |
JPS6118562Y2 (ja) | ||
JPS6137123Y2 (ja) | ||
JPS6137126Y2 (ja) | ||
EP0111579A1 (en) | Vehicle headlamp | |
JPH0243041Y2 (ja) | ||
JPH0129683Y2 (ja) | ||
JPH0753207Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPS6247123Y2 (ja) | ||
JPH0610562Y2 (ja) | プロジェクタ型ヘッドランプ | |
JPS6140003Y2 (ja) | ||
JPH0472404U (ja) | ||
JPS6321052Y2 (ja) | ||
JP2568540Y2 (ja) | ガラス製反射鏡 | |
JPS6220133Y2 (ja) | ||
JPS5881801U (ja) | 前照灯ユニツト | |
JPH0538483Y2 (ja) | ||
JPS591281Y2 (ja) | 車輌用灯具 | |
JPS6144322Y2 (ja) | ||
JPS6230242Y2 (ja) |