JPS6137123Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6137123Y2
JPS6137123Y2 JP1981116195U JP11619581U JPS6137123Y2 JP S6137123 Y2 JPS6137123 Y2 JP S6137123Y2 JP 1981116195 U JP1981116195 U JP 1981116195U JP 11619581 U JP11619581 U JP 11619581U JP S6137123 Y2 JPS6137123 Y2 JP S6137123Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
reflective surface
front lens
stepped
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981116195U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5821902U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11619581U priority Critical patent/JPS5821902U/ja
Publication of JPS5821902U publication Critical patent/JPS5821902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6137123Y2 publication Critical patent/JPS6137123Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製の前面レンズを備えた前照
灯ユニツトに関するものである。
ガラス製の前面レンズに換えて合成樹脂製の前
面レンズを使用した前照灯ユニツトは、第1図乃
至第3図に示す如く、ガラス、金属又は合成樹脂
製のリフレクターaと、このリフレクターaの前
面に配設された合成樹脂製の前面レンズbと、バ
ルブcとから構成されている。
詳述すると、リフレクターaはその内面に反射
膜を施した略回転放物面状の反射面が形成してあ
り、その後部開口に固定したバルブホルダーhに
着脱自在に装着したバルブcのサブフイラメント
dは、リフレクターaの焦点fよりも前方でかつ
光軸線i上に位置し、略下半分が遮光板gにて被
覆されており、また他方のメインフイラメントe
は焦点fよりも後方で光軸線iのやや下方に位置
している。従つて、メインフイラメントeから出
射されてリフレクターaの内面で反射する光線は
やや拡散した状態となるが、サブフイラメントd
から出射された光線は、第1図ないし第3図に示
す如く、前面レンズbの中央部近傍の符号b′に集
光するようになり、同時にサブフイラメントdか
ら出射されてリフレクターaの内面で反射された
熱線(赤外線)も集光部b′に集中する。また、略
密閉状態となしたユニツト内の雰囲気は、熱線
(赤外線)により熱せられ、対流現象を起こして
ユニツト内の上方に留まることになる。従つて、
合成樹脂製の前面レンズbは、これらの現象によ
り集光部b′における上部b″がより高温となり、変
形あるいは軟化してしまうという問題点がある。
本考案は、上記の如き従来技術の問題点を改善
し、合成樹脂製の前面レンズにリフレクターより
反射した光線が集光しても、前面レンズの上部の
変形,軟化を防止して精度の良い安価な前照灯ユ
ニツトを提供することを目的とする。
本考案は、上記の如き目的を達成せんがため、
反射面の光軸線より垂直上方の一部に反射光を下
方ないし左右に拡散させる複数の段付拡散反射面
部を設け、その段付拡散反射面部により前面レン
ズの集光部における上部に集中する熱線を拡散さ
せ、上部の変形あるいは軟化を防止すべくなした
ものである。
以下、本考案にかかる前照灯ユニツトの一実施
例を第4図乃至第6図を参照して説明する。
本例は角型前照灯ユニツトに適用した例で、1
はガラス又は合成樹脂製のリフレクターであつ
て、該リフレクター1は内面に反射膜が施された
略回転放物面状の反射面13に形成してあり、そ
の後部の略中央に開設した後部開口にはバルブホ
ルダー11が固設してある。バルブ2は、内部に
サブフイラメント21とメインフイラメント22
とを有し、サブフイラメント21の下部には遮光
板23がサブフイラメント21の略下半分を覆う
ように設けられており、更に先端にはサブ及びメ
インフイラメント21,22からの直射光を遮光
する遮光塗料が施されている所謂ハロゲンH4
ルブである。そして、バルブ2は、サブフイラメ
ント21がリフレクター1の焦点fよりも前方で
且つ光軸線i上に位置し、メインフイラメント2
2が焦点fよりも後方で光軸線iのやや下方に位
置するようにバルブホルダー11に着脱自在に装
着してある。詳しくは、バルブホルダー11に着
脱可能に係止させた押圧スプリング5によりバル
ブ2のつば部24がバルブホルダー11に圧接さ
れて位置決めされている。
前面レンズ3は、ポリカーボネートあるいはア
クリル等の透明合成樹脂からなり、その周縁部3
1はリフレクター1の前面周縁に形成された環状
の凹部12に接着剤4を介して気密に配設してあ
る。
また、前述した略回転放物面状に形成した反射
面13の上部位13a、即ち、光軸線iを通る水
平線より上側で且つ光軸線iを通る垂直線に沿
い、前面レンズ3の集光部b′における上部b″へ反
射せしめる反射面13の一部の範囲を複数の段付
拡散反射面部14,14……に形成してある。詳
述すると、各拡散反射面部14,14……は、リ
フレクター1を成形する際に幾何学的に上部
b″に光線が集光しないような角度に設定されて
一体に成形されるもので、この実施例での各反射
面部14,14……は互いに同一角度に形成さ
れ、下方に拡散するようにしてある。
本考案の前照灯ユニツトは、前記のように構成
してあるので、サブフイラメント21からの光線
は複数の段付拡散反射面部14,14……により
上部b″に集光しないようになり、これに伴う熱
線(赤外線)も集中しなくなるので、ユニツト内
で対流現象が発生しても上部b″は耐熱的に有利
になり、軟化あるいは変形を生じることがなくな
る。
第7図及び第8図は他の実施例を示し、反射面
13の上部位13aに形成されたこの例での各反
射面部14,14……は、互いに同一角度に設定
され、前面レンズ3の集光部b′における上部b″に
熱線が集中しないように左右方向に拡散するよう
にしてある。従つて、この実施例においても前述
の実施例と同様の作用効果が得られる。
なお、上記各実施例においては、各反射面部1
4,14……の角度は同一に設定してあるが、こ
れに限定されることなく互いに異なる角度であつ
ても良く、また、各実施例の組合せによる複数の
反射面部14,14,……を設けても良い。
以上述べたように、本考案は、反射面の光軸線
より垂直上方の一部に反射光を下方ないし左右に
拡散させる複数の段付拡散反射面部を設け、その
段付拡散反射面部により前面レンズの集光部にお
ける上部に集中せんとする熱線を拡散するように
したので、前照灯としての配光を阻害することな
く、ユニツト内で対流現象が発生しても上部は耐
熱的に有利となつてレンズが軟化あるいは変形す
ることがなくなり、従来実用化に困難であつた軽
く且つ精度の良い合成樹脂製の前面レンズを使用
した低価格な前照灯ユニツトを提供することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前照灯ユニツトの正面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図乃至第6図は本考案の一
実施例を示し、第4図は一部切欠正面図、第5図
は第4図の−線断面図、第6図は第5図のA
部拡大図、第7図及び第8図は他の実施例を示
し、第7図は一部切欠正面図、第8図は第7図の
−線断面図である。 1……リフレクター、13……反射面、13a
……上部位、14……複数の段付拡散反射面部、
2……バルブ、21……サブフイラメント、3…
…前面レンズ、b′……集光部、b″……集光部の上
部、f……焦点、i……光軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面が略回転放物面状の反射面が形成されたリ
    フレクターと、該リフレクターの焦点より前方に
    位置するサブフイラメントを有するバルブと、前
    記リフレクターの前面に配設された合成樹脂製の
    前面レンズとを備える前照灯ユニツトにおいて、
    前記反射面の光軸線より垂直上方の一部に反射光
    を下方ないし左右に拡散させる複数の段付拡散反
    射面部を設け、前記前面レンズの集光部における
    上部に集中する熱線を前記段付拡散反射面部によ
    り拡散してなることを特徴とする前照灯ユニツ
    ト。
JP11619581U 1981-08-06 1981-08-06 前照灯ユニツト Granted JPS5821902U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11619581U JPS5821902U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 前照灯ユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11619581U JPS5821902U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 前照灯ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821902U JPS5821902U (ja) 1983-02-10
JPS6137123Y2 true JPS6137123Y2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=29910430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11619581U Granted JPS5821902U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 前照灯ユニツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821902U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616001U (ja) * 1979-07-17 1981-02-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616001U (ja) * 1979-07-17 1981-02-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5821902U (ja) 1983-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4506315A (en) Vehicle headlamp
JP2548150B2 (ja) 車両用照明装置
JPS60242408A (ja) ライトガイド用光源光学系
JPS6137123Y2 (ja)
JPS6137124Y2 (ja)
JPS6118561Y2 (ja)
JPS6137121Y2 (ja)
JPS6118562Y2 (ja)
EP0112397A1 (en) Vehicle headlamp
JPS6137126Y2 (ja)
JPS6137122Y2 (ja)
JPH0129683Y2 (ja)
JPS6331290Y2 (ja)
JPS6144322Y2 (ja)
JPH0753207Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0472404U (ja)
JPS6140003Y2 (ja)
JPS6321052Y2 (ja)
JPS6220133Y2 (ja)
JPS5821904U (ja) 前照灯ユニツト
JPH0388203U (ja)
ES290544U (es) Proyector de haz laminar particularmente para vehiculos au- tomoviles
JPS6364841B2 (ja)
JPH02288003A (ja) 照明器具
JP2568540Y2 (ja) ガラス製反射鏡