JPH10319039A - プローブ用垂直ニードル、垂直ニードル型プローブおよびそれに用いられる複合細線 - Google Patents
プローブ用垂直ニードル、垂直ニードル型プローブおよびそれに用いられる複合細線Info
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- JPH10319039A JPH10319039A JP12825497A JP12825497A JPH10319039A JP H10319039 A JPH10319039 A JP H10319039A JP 12825497 A JP12825497 A JP 12825497A JP 12825497 A JP12825497 A JP 12825497A JP H10319039 A JPH10319039 A JP H10319039A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低い接触抵抗を示し、接触を反復しても変形
や接触抵抗の変化を生じない、垂直ニードル型プローブ
に適した垂直ニードル、およびその製造方法ならびにそ
れを用いた垂直ニードルプローブを提供する。 【解決手段】 芯金と被覆層からなり、該芯金が(A)
WもしくはMoまたはそれらの1種以上を主成分とする
合金;あるいは(B)Au、Pt、Rh、Pd、Ni、
CuもしくはAlまたはそれらの1種以上を含む合金の
一方からなり、被覆層がその他方からなることを特徴と
するプローブ用垂直ニードル;それを用いた垂直ニード
ル型プローブならびにそれに用いられる複合細線。
や接触抵抗の変化を生じない、垂直ニードル型プローブ
に適した垂直ニードル、およびその製造方法ならびにそ
れを用いた垂直ニードルプローブを提供する。 【解決手段】 芯金と被覆層からなり、該芯金が(A)
WもしくはMoまたはそれらの1種以上を主成分とする
合金;あるいは(B)Au、Pt、Rh、Pd、Ni、
CuもしくはAlまたはそれらの1種以上を含む合金の
一方からなり、被覆層がその他方からなることを特徴と
するプローブ用垂直ニードル;それを用いた垂直ニード
ル型プローブならびにそれに用いられる複合細線。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブ用垂直ニ
ードルに関し、さらに詳しくは、マイクロプロセッサお
よびその周辺LSIのマルチチップモジュールなどの検
査に用いられるプローブ用垂直ニードルに関する。ま
た、本発明は、該ニードルを組み込んだ垂直ニードル型
プローブ、および該ニードルに用いられる複合細線に関
する。
ードルに関し、さらに詳しくは、マイクロプロセッサお
よびその周辺LSIのマルチチップモジュールなどの検
査に用いられるプローブ用垂直ニードルに関する。ま
た、本発明は、該ニードルを組み込んだ垂直ニードル型
プローブ、および該ニードルに用いられる複合細線に関
する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサおよびその周辺LS
Iは、集積度が増すにつれてその端子の数が増加し、チ
ップの周辺に端子を配列したものでは、端子の間隙は極
めて狭くなっており、その検査に用いられる従来の水平
ニードル型プローブでは、ニードルを挿入できなくなっ
てきた。そのため、ニードルにテーパーをつけたり、特
開平6−249880号公報に見られるように、特定の
形状に曲げ加工を行ったりしているが、加工費が高くつ
くうえに、位置ずれを起こすという問題がある。
Iは、集積度が増すにつれてその端子の数が増加し、チ
ップの周辺に端子を配列したものでは、端子の間隙は極
めて狭くなっており、その検査に用いられる従来の水平
ニードル型プローブでは、ニードルを挿入できなくなっ
てきた。そのため、ニードルにテーパーをつけたり、特
開平6−249880号公報に見られるように、特定の
形状に曲げ加工を行ったりしているが、加工費が高くつ
くうえに、位置ずれを起こすという問題がある。
【0003】さらに集積度を上げて、たとえば、端子数
が500以上になると、チップの周辺に端子を収容しき
れず、端子の面配置方式を採用する傾向にある。そのた
め、検査用のウェーハプローブカードも、配列が容易
で、位置ずれや針圧のばらつきが少ないことから、特開
平5−90358号公報、特開平6−349907号公
報などに示されるような、垂直ニードル型プローブに移
行する傾向にある。図1に垂直ニードル型プローブの例
の、ニードルとその周辺部を示す。該プローブにおい
て、垂直ニードル1は、固定部2でプローブカードの主
部3に固定される。該ニードルの先端部4は、測定の際
にガード5の孔を通ってチップの端子に接触するように
セットされ、他端を電流計のような測定部に接続される
ことによって、測定がなされる。
が500以上になると、チップの周辺に端子を収容しき
れず、端子の面配置方式を採用する傾向にある。そのた
め、検査用のウェーハプローブカードも、配列が容易
で、位置ずれや針圧のばらつきが少ないことから、特開
平5−90358号公報、特開平6−349907号公
報などに示されるような、垂直ニードル型プローブに移
行する傾向にある。図1に垂直ニードル型プローブの例
の、ニードルとその周辺部を示す。該プローブにおい
て、垂直ニードル1は、固定部2でプローブカードの主
部3に固定される。該ニードルの先端部4は、測定の際
にガード5の孔を通ってチップの端子に接触するように
セットされ、他端を電流計のような測定部に接続される
ことによって、測定がなされる。
【0004】一般に、プローブ用ニードルには、Pdま
たはその合金、Wまたはその合金などが用いられてい
る。しかしながら、これらのニードルを垂直ニードルと
した場合、Pdまたはその合金は、低い接触抵抗が得ら
れるが、機械的強度が低いために変形しやすく、20〜
30万回の接触で変形してしまう。そのため、反復して
接触させると接触抵抗が変化して、測定精度に影響を及
ぼす。
たはその合金、Wまたはその合金などが用いられてい
る。しかしながら、これらのニードルを垂直ニードルと
した場合、Pdまたはその合金は、低い接触抵抗が得ら
れるが、機械的強度が低いために変形しやすく、20〜
30万回の接触で変形してしまう。そのため、反復して
接触させると接触抵抗が変化して、測定精度に影響を及
ぼす。
【0005】一方、Wまたはその合金は、接触抵抗が高
い。また、耐摩耗性が高く、機械的強度も高いので変性
は生じないものの、端子より著しく硬いので、端子にひ
っかき傷を与える。そのうえ、反復して端子に接触させ
ているうちに、端子に用いられた、表面が酸化されたア
ルミニウムなどが剥離してニードルの先端に付着するこ
とがある。そのため、ニードルの端子への接触抵抗が増
加して、誤作動の原因となる。
い。また、耐摩耗性が高く、機械的強度も高いので変性
は生じないものの、端子より著しく硬いので、端子にひ
っかき傷を与える。そのうえ、反復して端子に接触させ
ているうちに、端子に用いられた、表面が酸化されたア
ルミニウムなどが剥離してニードルの先端に付着するこ
とがある。そのため、ニードルの端子への接触抵抗が増
加して、誤作動の原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、軽い
接触で低い接触抵抗を示し、接触を反復しても変形や接
触抵抗の変化を生じない、垂直ニードル型プローブに適
した垂直ニードル、このようなニードルを用いた垂直ニ
ードル型プローブ、およびそれに用いられる複合細線を
提供することである。
接触で低い接触抵抗を示し、接触を反復しても変形や接
触抵抗の変化を生じない、垂直ニードル型プローブに適
した垂直ニードル、このようなニードルを用いた垂直ニ
ードル型プローブ、およびそれに用いられる複合細線を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために検討を重ねた結果、ニードルを、芯
金と被覆層を有する複合細線構造として、W、Moまた
はそれらの合金のような硬い金属と、柔らかくて接触抵
抗の低い金属とを組み合わせて用いることにより、その
目的を達成しうることを見出して、本発明を完成するに
至った。
的を達成するために検討を重ねた結果、ニードルを、芯
金と被覆層を有する複合細線構造として、W、Moまた
はそれらの合金のような硬い金属と、柔らかくて接触抵
抗の低い金属とを組み合わせて用いることにより、その
目的を達成しうることを見出して、本発明を完成するに
至った。
【0008】すなわち、本発明のプローブ用垂直ニード
ルは、芯金と被覆層からなり、該芯金が下記(A)また
は(B)の一方からなり、被覆層がその他方からなるこ
とを特徴とする。ここで、(A)は、WもしくはMoま
たはそれらの1種以上を主成分とする合金であり;
(B)は、Au、Pt、Rh、Pd、Ni、Cuもしく
はAlまたはそれらの1種以上を含む合金である。
ルは、芯金と被覆層からなり、該芯金が下記(A)また
は(B)の一方からなり、被覆層がその他方からなるこ
とを特徴とする。ここで、(A)は、WもしくはMoま
たはそれらの1種以上を主成分とする合金であり;
(B)は、Au、Pt、Rh、Pd、Ni、Cuもしく
はAlまたはそれらの1種以上を含む合金である。
【0009】また、本発明は、上記のプローブ用垂直ニ
ードルを組み込んだ垂直ニードル型プローブに関し、ま
た上記プローブ用ニードルに用いられる複合細線に関す
る。
ードルを組み込んだ垂直ニードル型プローブに関し、ま
た上記プローブ用ニードルに用いられる複合細線に関す
る。
【0010】本発明において、垂直ニードル型プローブ
とは、水平ニードル型プローブに対比される概念であっ
て、ニードルが必ずしも垂直でなくても、特定の角度
で、好ましくは垂直にチップと接触するタイプのプロー
ブである。また垂直ニードルとは、そのようなプローブ
に用いられ、特定の角度で、好ましくは垂直にチップと
接触するニードルである。
とは、水平ニードル型プローブに対比される概念であっ
て、ニードルが必ずしも垂直でなくても、特定の角度
で、好ましくは垂直にチップと接触するタイプのプロー
ブである。また垂直ニードルとは、そのようなプローブ
に用いられ、特定の角度で、好ましくは垂直にチップと
接触するニードルである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のプローブ用垂直ニードル
は、(A)と(B)の一方を芯金とし、他方を被覆層と
する複合細線であり、該被覆層は、後述のように加工さ
れた先端部を除き、芯金の周囲を完全に被覆しているこ
とが好ましい。また、後述するように、被覆層の形成方
法としては、一般にメッキ法やクラッド法が採用され
る。このため、被覆する金属は、メッキ法を採用する場
合は、メッキを行い易い金属が好ましく、クラッド法を
採用する場合は、伸線の際に被覆層がダイスとの摩擦力
を受けるため、芯金よりも延性のある金属が好ましい。
これらのことから、垂直ニードルとしては、(A)を芯
金とし、(B)を被覆層とする複合細線であることが好
ましい。ニードルの直径は、対象となる半導体デバイス
の構造や集積度にもよるが、通常0.05〜0.4mmの
範囲である。
は、(A)と(B)の一方を芯金とし、他方を被覆層と
する複合細線であり、該被覆層は、後述のように加工さ
れた先端部を除き、芯金の周囲を完全に被覆しているこ
とが好ましい。また、後述するように、被覆層の形成方
法としては、一般にメッキ法やクラッド法が採用され
る。このため、被覆する金属は、メッキ法を採用する場
合は、メッキを行い易い金属が好ましく、クラッド法を
採用する場合は、伸線の際に被覆層がダイスとの摩擦力
を受けるため、芯金よりも延性のある金属が好ましい。
これらのことから、垂直ニードルとしては、(A)を芯
金とし、(B)を被覆層とする複合細線であることが好
ましい。ニードルの直径は、対象となる半導体デバイス
の構造や集積度にもよるが、通常0.05〜0.4mmの
範囲である。
【0012】(A)としては、WもしくはMoの単体の
ほか;それらの1種以上を主成分とする合金が用いられ
る。合金としては、WもしくはMoに、Al、Si、K
などをドーピングしたもの;Reを3〜30重量%含有
する合金;ThO2 またはLa、Yのような希土類の酸
化物を分散させたものなどが例示される。機械的強度が
大きいことから、WまたはW合金が好ましい。
ほか;それらの1種以上を主成分とする合金が用いられ
る。合金としては、WもしくはMoに、Al、Si、K
などをドーピングしたもの;Reを3〜30重量%含有
する合金;ThO2 またはLa、Yのような希土類の酸
化物を分散させたものなどが例示される。機械的強度が
大きいことから、WまたはW合金が好ましい。
【0013】(B)としては、Au、Pt、Rh、P
d、Ni、CuもしくはAlの単体、またはそれらの1
種以上を含む合金、たとえばPd−Au合金(Au45
重量%)が用いられる。表面が酸化しにくいこと、およ
びそれ自体が安定で(A)を選択的にエッチングしやす
いことから、Au、Pt、RhもしくはPdまたはそれ
らの合金が好ましいが、より安価な材料が必要な場合
は、Ni、Cuまたはそれらの合金が好ましい。
d、Ni、CuもしくはAlの単体、またはそれらの1
種以上を含む合金、たとえばPd−Au合金(Au45
重量%)が用いられる。表面が酸化しにくいこと、およ
びそれ自体が安定で(A)を選択的にエッチングしやす
いことから、Au、Pt、RhもしくはPdまたはそれ
らの合金が好ましいが、より安価な材料が必要な場合
は、Ni、Cuまたはそれらの合金が好ましい。
【0014】(A)と(B)の比は、安定な接触抵抗が
得られることから、後述の先端部を除き、断面積に対し
て、被覆層として用いられる方の断面積が通常5〜95
%であり、10〜90%が好ましく、特に低い接触抵抗
が必要な場合には、30〜90%であることがさらに好
ましい。
得られることから、後述の先端部を除き、断面積に対し
て、被覆層として用いられる方の断面積が通常5〜95
%であり、10〜90%が好ましく、特に低い接触抵抗
が必要な場合には、30〜90%であることがさらに好
ましい。
【0015】ニードルの先端部は、(A)を芯金として
用いる場合、被覆層として用いる場合のいずれにおいて
も、(B)のみで構成することが好ましく、そのことに
よって、ニードルが変形しない機械的強度を保持しつ
つ、このような構成をとらないニードルに比べて、低い
接触抵抗を有し、かつ端子を傷つけることがない。
(B)のみで構成される先端部の長さは、10〜50μ
m あればよい。このような加工を行う、加工前の先端部
の(A)と(B)の割合は、先端部の接触面積を確保
し、かつ先端部以外のニードルの機械的強度を保持する
ことから、ニードルの全断面積に対して(B)が10〜
90%であることが好ましい。
用いる場合、被覆層として用いる場合のいずれにおいて
も、(B)のみで構成することが好ましく、そのことに
よって、ニードルが変形しない機械的強度を保持しつ
つ、このような構成をとらないニードルに比べて、低い
接触抵抗を有し、かつ端子を傷つけることがない。
(B)のみで構成される先端部の長さは、10〜50μ
m あればよい。このような加工を行う、加工前の先端部
の(A)と(B)の割合は、先端部の接触面積を確保
し、かつ先端部以外のニードルの機械的強度を保持する
ことから、ニードルの全断面積に対して(B)が10〜
90%であることが好ましい。
【0016】本発明のプローブ用垂直ニードルを製造す
るには、たとえば芯金に(A)、被覆層に(B)を用い
る例で示すと、(A)からなる芯金の表面に、電解メッ
キ、化学メッキ、蒸着その他の方法によって(B)から
なる被覆層を形成させてもよく、また、目的とするニー
ドルの芯金の直径より大きい直径を有する(A)からな
る線を、(B)からなる管に通し、得られた複合体を所
望の直径まで伸線して両者を密着させ、芯金と被覆層を
形成させる、いわゆるクラッド法によってもよい。均一
な被覆を有するニードルを精度よく得るには、クラッド
法によることが好ましい。
るには、たとえば芯金に(A)、被覆層に(B)を用い
る例で示すと、(A)からなる芯金の表面に、電解メッ
キ、化学メッキ、蒸着その他の方法によって(B)から
なる被覆層を形成させてもよく、また、目的とするニー
ドルの芯金の直径より大きい直径を有する(A)からな
る線を、(B)からなる管に通し、得られた複合体を所
望の直径まで伸線して両者を密着させ、芯金と被覆層を
形成させる、いわゆるクラッド法によってもよい。均一
な被覆を有するニードルを精度よく得るには、クラッド
法によることが好ましい。
【0017】芯金に(B)、被覆層に(A)を用いる場
合も、上記の(A)と(B)を入れ替えて、同様の方法
で製造できる。この場合も、W、Moのような金属の均
一な被覆を得るには、クラッド法によることが好まし
い。
合も、上記の(A)と(B)を入れ替えて、同様の方法
で製造できる。この場合も、W、Moのような金属の均
一な被覆を得るには、クラッド法によることが好まし
い。
【0018】本発明においては、被覆層は、芯材の周囲
全面を被覆していることが望ましいが、これに限らず、
被検体との接触部である先端部のような一部を、(B)
からなる金属または合金で部分メッキあるいは部分クラ
ッドしたものを、用いることも可能である。
全面を被覆していることが望ましいが、これに限らず、
被検体との接触部である先端部のような一部を、(B)
からなる金属または合金で部分メッキあるいは部分クラ
ッドしたものを、用いることも可能である。
【0019】ニードルの先端部を(B)のみで構成する
には、上記の製造方法によって(A)と(B)からなる
複合細線として得られたニードルから、(A)をたとえ
ばエッチングにより選択的に除去することによって行わ
れる。(A)の除去により、(A)を芯金として用いた
場合は、図2に示すように、先端部は中空円筒状の
(B)のみで構成される。また、(A)を被覆層として
用いた場合は、先端部は棒状の(B)のみで構成され、
あるいは、図3に示すように、その先端をとがらせるよ
うに加工することもできる。
には、上記の製造方法によって(A)と(B)からなる
複合細線として得られたニードルから、(A)をたとえ
ばエッチングにより選択的に除去することによって行わ
れる。(A)の除去により、(A)を芯金として用いた
場合は、図2に示すように、先端部は中空円筒状の
(B)のみで構成される。また、(A)を被覆層として
用いた場合は、先端部は棒状の(B)のみで構成され、
あるいは、図3に示すように、その先端をとがらせるよ
うに加工することもできる。
【0020】エッチングは、(A)のみを選択的に冒す
エッチング剤を用いて行われる。たとえば(A)として
W、(B)としてPdを用いる場合は、フッ化水素酸−
硫酸混合液、フェリシアン化カリウムのような酸化剤を
溶解させた水酸化ナトリウム水溶液などのエッチング剤
に浸漬するか、水酸化ナトリウム水溶液中で電解するこ
とによって行う。必要に応じて、中和、水洗のような後
処理を行ってよい。
エッチング剤を用いて行われる。たとえば(A)として
W、(B)としてPdを用いる場合は、フッ化水素酸−
硫酸混合液、フェリシアン化カリウムのような酸化剤を
溶解させた水酸化ナトリウム水溶液などのエッチング剤
に浸漬するか、水酸化ナトリウム水溶液中で電解するこ
とによって行う。必要に応じて、中和、水洗のような後
処理を行ってよい。
【0021】
【作用】本発明の、(A)または(B)の一方を芯金、
他方を被覆層として構成されたプローブ用ニードルにお
いて、(A)は該ニードルに、反復して端子と接触して
も変形しない機械的強度を与え、変形による接触抵抗の
変化を抑制する。一方、(B)は、端子への軽い接触に
よって、プローブ用ニードルに適した低い接触抵抗を与
え、しかも端子を傷つけない。該ニードルの先端を
(B)のみで構成することにより、上記の接触抵抗をさ
らに低く保つとともに、端子を傷つけないことをより確
実にする。
他方を被覆層として構成されたプローブ用ニードルにお
いて、(A)は該ニードルに、反復して端子と接触して
も変形しない機械的強度を与え、変形による接触抵抗の
変化を抑制する。一方、(B)は、端子への軽い接触に
よって、プローブ用ニードルに適した低い接触抵抗を与
え、しかも端子を傷つけない。該ニードルの先端を
(B)のみで構成することにより、上記の接触抵抗をさ
らに低く保つとともに、端子を傷つけないことをより確
実にする。
【0022】
【実施例】以下、実施例および比較例により、本発明を
さらに詳細に説明する。これらの例において、合金の組
成比は重量比で示し、(A)と(B)の割合は断面積の
比で示す。本発明は、これらの実施例によって限定され
るものではない。
さらに詳細に説明する。これらの例において、合金の組
成比は重量比で示し、(A)と(B)の割合は断面積の
比で示す。本発明は、これらの実施例によって限定され
るものではない。
【0023】実施例1 芯金がW、被覆層がAuであって、全断面積に対するA
u被覆層の比率が5%、15%、50%、80%または
95%である複合細線を、次のようにして作製した。す
なわち、それぞれ上記の断面積比になるように、各種の
外径を有するW棒を、該W棒を挿入しうる内径を有し、
外径が2mmであるAu管に挿入し、得られた二重線を伸
線加工して、芯金がW、被覆層がAuからなり、所定の
断面積比を有する、外径0.1mmの複合細線を得た。そ
して、該複合細線を長さ40mmに切断した。
u被覆層の比率が5%、15%、50%、80%または
95%である複合細線を、次のようにして作製した。す
なわち、それぞれ上記の断面積比になるように、各種の
外径を有するW棒を、該W棒を挿入しうる内径を有し、
外径が2mmであるAu管に挿入し、得られた二重線を伸
線加工して、芯金がW、被覆層がAuからなり、所定の
断面積比を有する、外径0.1mmの複合細線を得た。そ
して、該複合細線を長さ40mmに切断した。
【0024】切断した複合細線の一方の先端部を水酸化
ナトリウム水溶液中に浸漬し、0.1mAの直流電流で電
解エッチングを行って、図2に示すように、先端部の深
さ30μm までのWを溶解させた。ついで、直角に曲げ
加工を行って、各種の断面積比を有し、末端部4がAu
のみで構成されたAu−W垂直ニードル1を作製した。
ナトリウム水溶液中に浸漬し、0.1mAの直流電流で電
解エッチングを行って、図2に示すように、先端部の深
さ30μm までのWを溶解させた。ついで、直角に曲げ
加工を行って、各種の断面積比を有し、末端部4がAu
のみで構成されたAu−W垂直ニードル1を作製した。
【0025】このようにして作製した垂直ニードル1
を、図1のように固定部2によって垂直型プローブカー
ドの主部3に固定し、該ニードルの他端を電流計に接続
した。先端部4とチップ端子との間に針圧を20gかけ
て反復して接触させる反復接触試験を、40万回の接触
まで行って、その間の接触抵抗の変化を評価した。その
結果を図4に示す。また、反復接触試験の間の、ニード
ル先端の上方への変形量を測定した。その結果を図5に
示す。なお、これらの図および図6の説明におけるAu
−Wは、芯線がW、被覆層がAuの複合細線を表し、図
7の説明のW−Auは、芯線がAu、被覆層がWの複合
細線を示す。また括弧内は、被覆層の断面積比を表す。
を、図1のように固定部2によって垂直型プローブカー
ドの主部3に固定し、該ニードルの他端を電流計に接続
した。先端部4とチップ端子との間に針圧を20gかけ
て反復して接触させる反復接触試験を、40万回の接触
まで行って、その間の接触抵抗の変化を評価した。その
結果を図4に示す。また、反復接触試験の間の、ニード
ル先端の上方への変形量を測定した。その結果を図5に
示す。なお、これらの図および図6の説明におけるAu
−Wは、芯線がW、被覆層がAuの複合細線を表し、図
7の説明のW−Auは、芯線がAu、被覆層がWの複合
細線を示す。また括弧内は、被覆層の断面積比を表す。
【0026】比較のために、単一の金属線からなり、ま
た先端部のエッチングを行わない以外は同一の形状を有
するWおよびPd−Au合金(Au45重量%)からな
るニードルをそれぞれ作製して、同様の評価を行った。
その結果を、併せて図4および図5に示す。
た先端部のエッチングを行わない以外は同一の形状を有
するWおよびPd−Au合金(Au45重量%)からな
るニードルをそれぞれ作製して、同様の評価を行った。
その結果を、併せて図4および図5に示す。
【0027】図4から明らかなように、Pd−Au合金
製のニードルは、接触抵抗の初期値は0.4Ωと低いも
のの、反復接触による接触抵抗の上昇が大きく、40万
回の接触で8.0Ωまで上昇した。またW製のニードル
は、接触抵抗の初期値、上昇ともに大きかった。それに
対して、本発明のAu−W製のニードル、特にAu量が
15〜80%のニードルは、接触抵抗の初期値が低いば
かりか、その上昇もゆるやかであった。また図5から明
らかなように、Pd−Au合金製のニードルの変形量が
大きいのに対して、本発明のニードル、特に、Au量が
5〜50%のニードルは、変形量が小さく、形状が安定
していた。
製のニードルは、接触抵抗の初期値は0.4Ωと低いも
のの、反復接触による接触抵抗の上昇が大きく、40万
回の接触で8.0Ωまで上昇した。またW製のニードル
は、接触抵抗の初期値、上昇ともに大きかった。それに
対して、本発明のAu−W製のニードル、特にAu量が
15〜80%のニードルは、接触抵抗の初期値が低いば
かりか、その上昇もゆるやかであった。また図5から明
らかなように、Pd−Au合金製のニードルの変形量が
大きいのに対して、本発明のニードル、特に、Au量が
5〜50%のニードルは、変形量が小さく、形状が安定
していた。
【0028】実施例2 先端部のエッチングの効果を確かめるために、W芯線を
Auで被覆し、Au被覆層の比率が15%の複合細線か
ら、先端部のエッチングを行わない以外は実施例1と同
様にしてAu−Wニードルを作製した。これを、実施例
1と同様にして、接触抵抗の変化を評価した。その結果
を図6に実線で示す。参考のために、図6には先端部を
エッチングした同一材質のニードルの評価結果を、図4
より再録して点線で示す。両者の接触抵抗の変化はほぼ
同じ傾向を示したが、エッチングを施した方が、全般に
接触抵抗が低かった。
Auで被覆し、Au被覆層の比率が15%の複合細線か
ら、先端部のエッチングを行わない以外は実施例1と同
様にしてAu−Wニードルを作製した。これを、実施例
1と同様にして、接触抵抗の変化を評価した。その結果
を図6に実線で示す。参考のために、図6には先端部を
エッチングした同一材質のニードルの評価結果を、図4
より再録して点線で示す。両者の接触抵抗の変化はほぼ
同じ傾向を示したが、エッチングを施した方が、全般に
接触抵抗が低かった。
【0029】実施例3 各種の外径を有するAu棒を、該Au棒を挿入しうる、
外径が2mmであるW管に挿入し、得られた二重線を伸線
加工して、芯金がAu、被覆層がWからなり、全断面積
に対するW被覆層の比率が30%または70%の複合細
線をそれぞれ作製した。この複合細線より、エッチング
によって形成される先端部の形状以外は実施例1と同様
にして、W−Au垂直ニードルを作製した。先端部は、
エッチングによって被覆層のWが溶解し、先端から30
μm はAuのみからなり、図3のような形状を呈した。
外径が2mmであるW管に挿入し、得られた二重線を伸線
加工して、芯金がAu、被覆層がWからなり、全断面積
に対するW被覆層の比率が30%または70%の複合細
線をそれぞれ作製した。この複合細線より、エッチング
によって形成される先端部の形状以外は実施例1と同様
にして、W−Au垂直ニードルを作製した。先端部は、
エッチングによって被覆層のWが溶解し、先端から30
μm はAuのみからなり、図3のような形状を呈した。
【0030】このようにして作製した垂直ニードルの反
復接触試験による接触抵抗の変化を、実施例1と同様な
方法で評価した。その結果を図7に示す。図7から明ら
かなように、芯金がAu、被覆層がWからなるW−Au
ニードルも、接触抵抗の初期値および変化量がともに低
く、プローブ用垂直ニードルとして好適であった。
復接触試験による接触抵抗の変化を、実施例1と同様な
方法で評価した。その結果を図7に示す。図7から明ら
かなように、芯金がAu、被覆層がWからなるW−Au
ニードルも、接触抵抗の初期値および変化量がともに低
く、プローブ用垂直ニードルとして好適であった。
【0031】
【発明の効果】本発明の垂直ニードルは、低い接触抵抗
を有し、しかも接触を反復しても変形が少なく、接触抵
抗の変化が少ない。したがって、本発明のニードル、お
よびそれを用いた本発明の垂直ニードル型プローブは、
集積度の高い半導体デバイスの検査に用いて、反復して
端子と接触させても、十分にその機能を保つ。
を有し、しかも接触を反復しても変形が少なく、接触抵
抗の変化が少ない。したがって、本発明のニードル、お
よびそれを用いた本発明の垂直ニードル型プローブは、
集積度の高い半導体デバイスの検査に用いて、反復して
端子と接触させても、十分にその機能を保つ。
【図1】垂直ニードルプローブの一例を示す部分概念図
である。
である。
【図2】芯線が(A)、被覆層が(B)からなる本発明
のプローブ用垂直ニードルの、先端部の形状の例を示す
断面図である。
のプローブ用垂直ニードルの、先端部の形状の例を示す
断面図である。
【図3】芯線が(B)、被覆層が(A)からなる本発明
のプローブ用垂直ニードルの、先端部の形状の例を示す
断面図である。
のプローブ用垂直ニードルの、先端部の形状の例を示す
断面図である。
【図4】実施例1の反復接触試験による、ニードルの接
触抵抗の変化を示すグラフである。
触抵抗の変化を示すグラフである。
【図5】実施例1の反復接触試験による、ニードルの変
形量を示すグラフである。
形量を示すグラフである。
【図6】実施例1および2の反復接触試験による、ニー
ドルの接触抵抗の変化に対する先端エッチングの影響を
示すグラフである。
ドルの接触抵抗の変化に対する先端エッチングの影響を
示すグラフである。
【図7】実施例3の反復接触試験による、ニードルの接
触抵抗の変化を示すグラフである。
触抵抗の変化を示すグラフである。
1 プローブ用垂直ニードル 2 固定部 3 プローブカードの主部 4 ニードルの先端部 5 ガード A 金属(A) B 金属(B)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 興造 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 芯金と被覆層からなり、該芯金が下記
(A)または(B)の一方からなり、被覆層がその他方
からなることを特徴とするプローブ用垂直ニードル。 (A)WもしくはMoまたはそれらの1種以上を主成分
とする合金; (B)Au、Pt、Rh、Pd、Ni、CuもしくはA
lまたはそれらの1種以上を含む合金。 - 【請求項2】 芯金が(A)からなり、被覆層が(B)
からなる、請求項1記載のニードル。 - 【請求項3】 該ニードルの被覆層が、断面積の95%
以下(0%を含まない)の断面積比を有する、請求項1
記載のニードル。 - 【請求項4】 被検体との接触部が、(B)のみで構成
されている、請求項1記載のニードル。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプ
ローブ用垂直ニードルを組み込んだ垂直ニードル型プロ
ーブ。 - 【請求項6】 芯金と被覆層からなり、該芯金が下記
(A)または(B)の一方からなり、被覆層がその他方
からなることを特徴とする、プローブ用垂直ニードルに
用いられる複合細線。 (A)WもしくはMoまたはそれらの1種以上を主成分
とする合金; (B)Au、Pt、Rh、Pd、Ni、CuもしくはA
lまたはそれらの1種以上を含む合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12825497A JPH10319039A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | プローブ用垂直ニードル、垂直ニードル型プローブおよびそれに用いられる複合細線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12825497A JPH10319039A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | プローブ用垂直ニードル、垂直ニードル型プローブおよびそれに用いられる複合細線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319039A true JPH10319039A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14980314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12825497A Pending JPH10319039A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | プローブ用垂直ニードル、垂直ニードル型プローブおよびそれに用いられる複合細線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10319039A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6573738B1 (en) | 1999-03-25 | 2003-06-03 | Tokyo Cathode Laboratory Co., Ltd. | Multi-layered probe for a probecard |
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KR100747077B1 (ko) | 2005-12-16 | 2007-08-07 | 가부시키가이샤 아드반테스트 | 콘택트핀, 그것을 사용한 프로브 카드 및 전자부품시험장치 |
JP2008089399A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Micronics Japan Co Ltd | 通電試験用プローブおよび通電試験用プローブ組立体 |
JP2009115600A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ロジウム積層体およびその製造方法ならびにコンタクトプローブ |
WO2010016608A1 (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | 日本発條株式会社 | 電気接点部材およびコンタクトプローブ |
CN103063883A (zh) * | 2011-10-21 | 2013-04-24 | 东京毅力科创株式会社 | 探针卡用接触端子和探针卡 |
CN107580680A (zh) * | 2015-03-13 | 2018-01-12 | 泰克诺探头公司 | 用于测试头的接触探针 |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP12825497A patent/JPH10319039A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7667471B2 (en) | 2004-12-14 | 2010-02-23 | Advantest Corporation | Contact pin probe card and electronic device test apparatus using same |
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US20110128025A1 (en) * | 2008-08-08 | 2011-06-02 | Nhk Spring Co., Ltd. | Electrical contact member and contact probe |
CN102112885A (zh) * | 2008-08-08 | 2011-06-29 | 日本发条株式会社 | 电接点部件及接触式探头 |
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