JPH10317497A - 組立建物 - Google Patents
組立建物Info
- Publication number
- JPH10317497A JPH10317497A JP9125367A JP12536797A JPH10317497A JP H10317497 A JPH10317497 A JP H10317497A JP 9125367 A JP9125367 A JP 9125367A JP 12536797 A JP12536797 A JP 12536797A JP H10317497 A JPH10317497 A JP H10317497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- floor
- panel
- outside
- lifted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/343—Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport
- E04B1/34305—Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport telescopic
- E04B1/34312—Vertical telescopic structures
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用時の床面積を保管時、輸送時の約３倍に
拡張する。 【解決手段】 第１ユニット１０と、第１ユニット１０
の外側に吊上げ可能に組み合わせる第２ユニット２０
と、第１ユニット１０の内部に引出し可能に組み合わせ
る第３ユニット３０とを設ける。第２ユニット２０は、
第１ユニット１０の上方に２階部分を形成し、第１ユニ
ット１０、第３ユニット３０は、共通の１階部分を形成
することができる。
拡張する。 【解決手段】 第１ユニット１０と、第１ユニット１０
の外側に吊上げ可能に組み合わせる第２ユニット２０
と、第１ユニット１０の内部に引出し可能に組み合わせ
る第３ユニット３０とを設ける。第２ユニット２０は、
第１ユニット１０の上方に２階部分を形成し、第１ユニ
ット１０、第３ユニット３０は、共通の１階部分を形成
することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用時の床面積
を保管時、輸送時の約３倍に拡張し、保管効率、輸送効
率を大幅に向上することができる現場組立形の組立建物
に関する。
を保管時、輸送時の約３倍に拡張し、保管効率、輸送効
率を大幅に向上することができる現場組立形の組立建物
に関する。
【０００２】
【従来の技術】使用時の床面積を保管時、輸送時の約２
倍に拡張することができる引出形の組立建物が知られて
いる。
倍に拡張することができる引出形の組立建物が知られて
いる。
【０００３】このものは、主ユニットと副ユニットとを
組み合わせて構成されており、副ユニットは、主ユニッ
トの内部に引出し可能に収納されている。そこで、この
ものは、組立現場に輸送し、主ユニットから副ユニット
を引き出すことにより、床面積を約２倍に拡張すること
ができる。
組み合わせて構成されており、副ユニットは、主ユニッ
トの内部に引出し可能に収納されている。そこで、この
ものは、組立現場に輸送し、主ユニットから副ユニット
を引き出すことにより、床面積を約２倍に拡張すること
ができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、使用時の床面積が保管時、輸送時のそれに対し
て水平方向に約２倍相当に拡張するだけであるから、使
用時においてさらに広い床面積が要求されるとき、十分
に対応することができないという問題があった。
ときは、使用時の床面積が保管時、輸送時のそれに対し
て水平方向に約２倍相当に拡張するだけであるから、使
用時においてさらに広い床面積が要求されるとき、十分
に対応することができないという問題があった。
【０００５】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、第１ユニット、第２ユニット、第３ユ
ニットを巧みに組み合わせることによって、使用時の床
面積を保管時、輸送時の約３倍にまで拡張することがで
きる組立建物を提供することにある。
術の問題に鑑み、第１ユニット、第２ユニット、第３ユ
ニットを巧みに組み合わせることによって、使用時の床
面積を保管時、輸送時の約３倍にまで拡張することがで
きる組立建物を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、地上に設置する第１ユニット
と、第１ユニットの外側に吊上げ可能に組み合わせる第
２ユニットと、第１ユニットの内部に引出し可能に組み
合わせる第３ユニットとからなることをその要旨とす
る。
めのこの発明の構成は、地上に設置する第１ユニット
と、第１ユニットの外側に吊上げ可能に組み合わせる第
２ユニットと、第１ユニットの内部に引出し可能に組み
合わせる第３ユニットとからなることをその要旨とす
る。
【０００７】なお、第２ユニットは、第１ユニットの４
隅部の外側に立設する支柱上に設置することができ、第
３ユニットは、地上に敷設するガイドレール上に引き出
すことができる。
隅部の外側に立設する支柱上に設置することができ、第
３ユニットは、地上に敷設するガイドレール上に引き出
すことができる。
【０００８】また、第２ユニットは、第１ユニットの天
井パネルを床面として使用することができ、第１ユニッ
トには、第３ユニットの床パネルと同一レベルの床パネ
ルを付設することができる。
井パネルを床面として使用することができ、第１ユニッ
トには、第３ユニットの床パネルと同一レベルの床パネ
ルを付設することができる。
【０００９】
【作用】かかる発明の構成によるときは、第１ユニット
は、地上に設置して１ユニット分の床面積を形成し、第
２ユニットは、第１ユニットの上方に吊り上げて２階部
分を形成し、第３ユニットは、第１ユニットから引き出
して１階部分を２倍に拡張することができる。したがっ
て、全体として、輸送時、保管時に対して使用時の床面
積を約３倍に拡張することができる。
は、地上に設置して１ユニット分の床面積を形成し、第
２ユニットは、第１ユニットの上方に吊り上げて２階部
分を形成し、第３ユニットは、第１ユニットから引き出
して１階部分を２倍に拡張することができる。したがっ
て、全体として、輸送時、保管時に対して使用時の床面
積を約３倍に拡張することができる。
【００１０】第１ユニットの外側に立設する支柱上に第
２ユニットを設置するときは、第２ユニットは、支柱を
介し、第１ユニットの上方に独立の２階部分として設置
することができ、支柱を取り外すことにより、第１ユニ
ットを上方から覆うようにして第１ユニットの外側に吊
り下ろすことができる。
２ユニットを設置するときは、第２ユニットは、支柱を
介し、第１ユニットの上方に独立の２階部分として設置
することができ、支柱を取り外すことにより、第１ユニ
ットを上方から覆うようにして第１ユニットの外側に吊
り下ろすことができる。
【００１１】ガイドレール上に第３ユニットを引き出す
ときは、第３ユニットは、ガイドレールを介し、第１ユ
ニットから軽快に引き出し、必要に応じ、第１ユニット
の内部に簡単に収納することができる。
ときは、第３ユニットは、ガイドレールを介し、第１ユ
ニットから軽快に引き出し、必要に応じ、第１ユニット
の内部に簡単に収納することができる。
【００１２】第１ユニットの天井パネルを第２ユニット
の床面とすれば、第２ユニットは、下面開放の箱状に形
成することができ、格別な床パネルを取り付けることな
く、床面付きの２階部分を形成することができる。
の床面とすれば、第２ユニットは、下面開放の箱状に形
成することができ、格別な床パネルを取り付けることな
く、床面付きの２階部分を形成することができる。
【００１３】第１ユニットに第３ユニットの床パネルと
同一レベルの床パネルを付設するときは、第１ユニット
の床パネルは、第３ユニットの床パネルとともに共通の
１階部分の床面を形成するとともに、第３ユニットを引
出し状態に安定にロックすることができる。
同一レベルの床パネルを付設するときは、第１ユニット
の床パネルは、第３ユニットの床パネルとともに共通の
１階部分の床面を形成するとともに、第３ユニットを引
出し状態に安定にロックすることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
形態を説明する。
【００１５】組立建物は、第１ユニット１０、第２ユニ
ット２０、第３ユニット３０を組み合わせてなる（図
１、図２）。ただし、第２ユニット２０は、第１ユニッ
ト１０の外側に吊上げ可能に組み合わされ、第３ユニッ
ト３０は、第１ユニット１０の内部に引出し可能に組み
合わされている。
ット２０、第３ユニット３０を組み合わせてなる（図
１、図２）。ただし、第２ユニット２０は、第１ユニッ
ト１０の外側に吊上げ可能に組み合わされ、第３ユニッ
ト３０は、第１ユニット１０の内部に引出し可能に組み
合わされている。
【００１６】第１ユニット１０は、長辺側の一側面を開
放する箱形に形成されている。すなわち、第１ユニット
１０は、軽量鉄骨材により、柱１１、１１…、間柱１１
ａを含む溶接ラーメン構造の軸組を形成し、図示しない
補助材を介して３面の壁パネル１２、１２…、天井パネ
ル１３、底パネル１４が付設されている（図２、図
３）。なお、開放側面の左右の柱１１、１１には、内向
きの係合部材１１ａ、１１ａが連続して付設されてい
る。各壁パネル１２は、外側に図示しない外装板が付設
されており、内面に図示しない化粧合板が付設されてい
る。天井パネル１３は、下面に化粧合板が付設され、上
面は、床面として使用可能な合板仕上げに形成されてい
る。また、天井パネル１３の開放側面側の下縁には、下
向きの係合部材１３ａが連続して付設されている。
放する箱形に形成されている。すなわち、第１ユニット
１０は、軽量鉄骨材により、柱１１、１１…、間柱１１
ａを含む溶接ラーメン構造の軸組を形成し、図示しない
補助材を介して３面の壁パネル１２、１２…、天井パネ
ル１３、底パネル１４が付設されている（図２、図
３）。なお、開放側面の左右の柱１１、１１には、内向
きの係合部材１１ａ、１１ａが連続して付設されてい
る。各壁パネル１２は、外側に図示しない外装板が付設
されており、内面に図示しない化粧合板が付設されてい
る。天井パネル１３は、下面に化粧合板が付設され、上
面は、床面として使用可能な合板仕上げに形成されてい
る。また、天井パネル１３の開放側面側の下縁には、下
向きの係合部材１３ａが連続して付設されている。
【００１７】第２ユニット２０は、柱２１、２１…、間
柱２１ａ、２１ａを含む第１ユニット１０と同様の軸組
に対し、４面の壁パネル２２、２２…、屋根パネル２３
を組み合わせることにより、第１ユニット１０より僅か
に大きい下面開放の箱形に形成されている。各壁パネル
２２は、壁パネル１２と同様に形成されている。第２ユ
ニット２０の各隅角部の下部には、第１ユニット１０の
各柱１１の隣接する２面に外側から対向するようにし
て、各一対の全方向用のボールガイド２２ａ、２２ａ…
が内向きに突設されている。屋根パネル２３の各長辺に
は、吊上げ用の吊り環２３ｂ、２３ｂが上向きに付設さ
れている。
柱２１ａ、２１ａを含む第１ユニット１０と同様の軸組
に対し、４面の壁パネル２２、２２…、屋根パネル２３
を組み合わせることにより、第１ユニット１０より僅か
に大きい下面開放の箱形に形成されている。各壁パネル
２２は、壁パネル１２と同様に形成されている。第２ユ
ニット２０の各隅角部の下部には、第１ユニット１０の
各柱１１の隣接する２面に外側から対向するようにし
て、各一対の全方向用のボールガイド２２ａ、２２ａ…
が内向きに突設されている。屋根パネル２３の各長辺に
は、吊上げ用の吊り環２３ｂ、２３ｂが上向きに付設さ
れている。
【００１８】第３ユニット３０は、柱３１、３１…、間
柱３１ａを含む第１ユニット１０と同様の軸組に対し、
壁パネル１２と同様な壁パネル３２、３２…、屋根パネ
ル２３と同様な屋根パネル３３、床パネル３４を組み合
わせ、第１ユニット１０より僅かに小さい一側面開放の
箱形に形成されている。ただし、第３ユニット３０は、
第１ユニット１０に対し、相対向するようにして組み合
わされている。第３ユニット３０は、左右の壁パネル３
２、３２の開放側面側の上部において、それぞれ係合部
材３２ａ、ガイドローラ３２ｂが外向きに突設されてお
り、同位置の屋根パネル３３上には、第１ユニット１０
の係合部材１３ａに対応して係合部材３３ａが連続して
付設されている。また、第３ユニット３０は、第１ユニ
ット１０の底パネル１４上を走行するローラ３４ａ、３
４ａ…を介して支持されている。床パネル３４の開放側
面側の端部は、軸組の一部を形成する補助材３４ｂを介
して支持されている。
柱３１ａを含む第１ユニット１０と同様の軸組に対し、
壁パネル１２と同様な壁パネル３２、３２…、屋根パネ
ル２３と同様な屋根パネル３３、床パネル３４を組み合
わせ、第１ユニット１０より僅かに小さい一側面開放の
箱形に形成されている。ただし、第３ユニット３０は、
第１ユニット１０に対し、相対向するようにして組み合
わされている。第３ユニット３０は、左右の壁パネル３
２、３２の開放側面側の上部において、それぞれ係合部
材３２ａ、ガイドローラ３２ｂが外向きに突設されてお
り、同位置の屋根パネル３３上には、第１ユニット１０
の係合部材１３ａに対応して係合部材３３ａが連続して
付設されている。また、第３ユニット３０は、第１ユニ
ット１０の底パネル１４上を走行するローラ３４ａ、３
４ａ…を介して支持されている。床パネル３４の開放側
面側の端部は、軸組の一部を形成する補助材３４ｂを介
して支持されている。
【００１９】かかる組立建物は、次の手順によって輸送
し、設置することができる。
し、設置することができる。
【００２０】組立建物を輸送するときは、第１ユニット
１０の内部に第３ユニット３０を収納するとともに、第
１ユニット１０を上方から覆うようにして第２ユニット
２０を組み合わせ（図１）、全体をコンパクトな箱形に
する。このとき、第２ユニット２０は、図示しないロッ
ク部材を介し、第１ユニット１０に対して相対移動不能
にロックし、第３ユニット３０は、第１ユニット１０の
開放側面側に着脱自在に付設するターンバックル付きの
ブレース１２ｃ、１２ｃ、ロック金具１２ｄ、１２ｄを
介し、第１ユニット１０に対して相対移動不能にロック
するものとする（図４）。すなわち、第１ユニット１
０、第２ユニット２０、第３ユニット３０は、一体に組
み合わせ、吊り環２３ｂ、２３ｂ…に係止するワイヤロ
ープＷ、Ｗ…をクレーンのフックＨに掛けて吊り上げ
（図１）、任意の設置現場にトラック輸送することがで
きる。
１０の内部に第３ユニット３０を収納するとともに、第
１ユニット１０を上方から覆うようにして第２ユニット
２０を組み合わせ（図１）、全体をコンパクトな箱形に
する。このとき、第２ユニット２０は、図示しないロッ
ク部材を介し、第１ユニット１０に対して相対移動不能
にロックし、第３ユニット３０は、第１ユニット１０の
開放側面側に着脱自在に付設するターンバックル付きの
ブレース１２ｃ、１２ｃ、ロック金具１２ｄ、１２ｄを
介し、第１ユニット１０に対して相対移動不能にロック
するものとする（図４）。すなわち、第１ユニット１
０、第２ユニット２０、第３ユニット３０は、一体に組
み合わせ、吊り環２３ｂ、２３ｂ…に係止するワイヤロ
ープＷ、Ｗ…をクレーンのフックＨに掛けて吊り上げ
（図１）、任意の設置現場にトラック輸送することがで
きる。
【００２１】組立建物は、設置現場において、第１ユニ
ット１０を地上の基礎上に設置した上、図示しないロッ
ク部材を取り外し、ワイヤロープＷ、Ｗ…を介して第２
ユニット２０を上方に吊り上げ（図４）、第１ユニット
１０の４隅部の外側に立設する支柱２５、２５…上に第
２ユニット２０を設置する。なお、第２ユニット２０を
吊り上げるとき、第２ユニット２０のボールガイド２２
ａ、２２ａ…は、第１ユニット１０の柱１１、１１…に
沿って転動し、第２ユニット２０を上方にガイドする。
また、吊り上げられた第２ユニット２０は、第１ユニッ
ト１０の天井パネル１３を床面として使用することによ
り（図５）、第１ユニット１０の上方に２階部分を形成
することができる。
ット１０を地上の基礎上に設置した上、図示しないロッ
ク部材を取り外し、ワイヤロープＷ、Ｗ…を介して第２
ユニット２０を上方に吊り上げ（図４）、第１ユニット
１０の４隅部の外側に立設する支柱２５、２５…上に第
２ユニット２０を設置する。なお、第２ユニット２０を
吊り上げるとき、第２ユニット２０のボールガイド２２
ａ、２２ａ…は、第１ユニット１０の柱１１、１１…に
沿って転動し、第２ユニット２０を上方にガイドする。
また、吊り上げられた第２ユニット２０は、第１ユニッ
ト１０の天井パネル１３を床面として使用することによ
り（図５）、第１ユニット１０の上方に２階部分を形成
することができる。
【００２２】つづいて、第１ユニット１０の底パネル１
４と同一高さにガイドレール３５、３５…を地上に枠形
に敷設し（図５、図６（Ａ））、ブレース１２ｃ、１２
ｃ、ロック金具１２ｄ、１２ｄを取り外し、ローラ３４
ａ、３４ａ…を介して第３ユニット３０をガイドレール
３５、３５…上に引き出すことにより（図６（Ｂ））、
第１ユニット１０を拡張するようにして第３ユニット３
０を設置する（図５、図６（Ｃ））。このとき、第３ユ
ニット３０のガイドローラ３２ｂ、２３ｂは、第１ユニ
ット１０の壁パネル１２、１２に沿って転動することに
より、第３ユニット３０をガイドすることができる（図
７）。
４と同一高さにガイドレール３５、３５…を地上に枠形
に敷設し（図５、図６（Ａ））、ブレース１２ｃ、１２
ｃ、ロック金具１２ｄ、１２ｄを取り外し、ローラ３４
ａ、３４ａ…を介して第３ユニット３０をガイドレール
３５、３５…上に引き出すことにより（図６（Ｂ））、
第１ユニット１０を拡張するようにして第３ユニット３
０を設置する（図５、図６（Ｃ））。このとき、第３ユ
ニット３０のガイドローラ３２ｂ、２３ｂは、第１ユニ
ット１０の壁パネル１２、１２に沿って転動することに
より、第３ユニット３０をガイドすることができる（図
７）。
【００２３】一方、第３ユニット３０は、その引出限に
おいて、左右の係合部材３２ａ、３２ａが第１ユニット
１０の係合部材１１ａ、１１ａに当接するとともに、係
合部材３３ａが第１ユニット１０の係合部材１３ａに当
接する。したがって、係合部材１１ａ、１１ａ、３２
ａ、３２ａは、それぞれ壁パネル１２、３２間の雨仕舞
いをすることができ、係合部材１３ａ、３３ａは、天井
パネル１３、屋根パネル３３間の雨仕舞いをすることが
できる。
おいて、左右の係合部材３２ａ、３２ａが第１ユニット
１０の係合部材１１ａ、１１ａに当接するとともに、係
合部材３３ａが第１ユニット１０の係合部材１３ａに当
接する。したがって、係合部材１１ａ、１１ａ、３２
ａ、３２ａは、それぞれ壁パネル１２、３２間の雨仕舞
いをすることができ、係合部材１３ａ、３３ａは、天井
パネル１３、屋根パネル３３間の雨仕舞いをすることが
できる。
【００２４】次ぎに、第１ユニット１０の底パネル１４
上に床パネル１５、１５…を付設する（図５、図６
（Ｃ））。このとき、床パネル１５、１５…は、着脱自
在の根太材１５ａ、１５ａを介し、第３ユニット３０の
床パネル３４と同一レベルに設置し、第１ユニット１
０、第３ユニット３０は、床パネル１５、１５…、３４
を介し、共通の１階部分を形成することができる。な
お、第３ユニット３０は、係合部材３２ａ、３２ａ、３
３ａが係合部材１１ａ、１１ａ、１３ａに当接すること
によって引出限が規制され、床パネル１５、１５…を介
して収納方向の移動が阻止されており、所定の引出限に
安定にロックすることができる。
上に床パネル１５、１５…を付設する（図５、図６
（Ｃ））。このとき、床パネル１５、１５…は、着脱自
在の根太材１５ａ、１５ａを介し、第３ユニット３０の
床パネル３４と同一レベルに設置し、第１ユニット１
０、第３ユニット３０は、床パネル１５、１５…、３４
を介し、共通の１階部分を形成することができる。な
お、第３ユニット３０は、係合部材３２ａ、３２ａ、３
３ａが係合部材１１ａ、１１ａ、１３ａに当接すること
によって引出限が規制され、床パネル１５、１５…を介
して収納方向の移動が阻止されており、所定の引出限に
安定にロックすることができる。
【００２５】第３ユニット３０の閉鎖側の側面、第２ユ
ニット２０の同側の側面には、それぞれ窓Ｗ3 、Ｗ3 、
窓Ｗ2 を設けることができる（図６（Ｃ））。また、第
１ユニット１０の閉鎖側の側面には、窓Ｗ1 、出入口Ｅ
1 を設けることができ（図６（Ｄ））、第２ユニット２
０の同側の側面には、窓Ｗ2 、出入口Ｅ2 を設けること
ができる。そこで、次に、支柱４１ａ、４１ａを介し、
手摺り付きのデッキ４１を第２ユニット２０の出入口Ｅ
2 に付設し、デッキ４１に階段４２を連結して設置作業
を完了する。なお、デッキ４１は、第１ユニット１０の
出入口Ｅ1 の小屋根として使用することができる。
ニット２０の同側の側面には、それぞれ窓Ｗ3 、Ｗ3 、
窓Ｗ2 を設けることができる（図６（Ｃ））。また、第
１ユニット１０の閉鎖側の側面には、窓Ｗ1 、出入口Ｅ
1 を設けることができ（図６（Ｄ））、第２ユニット２
０の同側の側面には、窓Ｗ2 、出入口Ｅ2 を設けること
ができる。そこで、次に、支柱４１ａ、４１ａを介し、
手摺り付きのデッキ４１を第２ユニット２０の出入口Ｅ
2 に付設し、デッキ４１に階段４２を連結して設置作業
を完了する。なお、デッキ４１は、第１ユニット１０の
出入口Ｅ1 の小屋根として使用することができる。
【００２６】使用済みの組立建物を撤去するときは、設
置時と逆の手順による。すなわち、階段４２、デッキ４
１、第１ユニット１０の床パネル１５、１５…を取り外
し、第３ユニット３０を第１ユニット１０の内部に収納
してブレース１２ｃ、１２ｃ、ロック金具１２ｄ、１２
ｄを付設するとともに、ガイドレール３５、３５…を撤
去する。次ぎに、第２ユニット２０を僅かに吊り上げて
支柱２５、２５…を除去し、第２ユニット２０を第１ユ
ニット１０の外側に吊り下ろしてロックすることによ
り、全体をコンパクトに一体化してトラック輸送するこ
とができる。
置時と逆の手順による。すなわち、階段４２、デッキ４
１、第１ユニット１０の床パネル１５、１５…を取り外
し、第３ユニット３０を第１ユニット１０の内部に収納
してブレース１２ｃ、１２ｃ、ロック金具１２ｄ、１２
ｄを付設するとともに、ガイドレール３５、３５…を撤
去する。次ぎに、第２ユニット２０を僅かに吊り上げて
支柱２５、２５…を除去し、第２ユニット２０を第１ユ
ニット１０の外側に吊り下ろしてロックすることによ
り、全体をコンパクトに一体化してトラック輸送するこ
とができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第１ユニットと、第１ユニットの外側に吊上げ可能
に組み合わせる第２ユニットと、第１ユニットの内部に
引出し可能に組み合わせる第３ユニットとを設けること
によって、第２ユニットは、第１ユニットの上方に２階
部分を形成することができ、第３ユニットは、第１ユニ
ットから引き出して２倍の床面積の１階部分を形成する
ことができるから、全体として、使用時の床面積を保管
時、輸送時のそれに対して約３倍に拡張することができ
るという優れた効果がある。
ば、第１ユニットと、第１ユニットの外側に吊上げ可能
に組み合わせる第２ユニットと、第１ユニットの内部に
引出し可能に組み合わせる第３ユニットとを設けること
によって、第２ユニットは、第１ユニットの上方に２階
部分を形成することができ、第３ユニットは、第１ユニ
ットから引き出して２倍の床面積の１階部分を形成する
ことができるから、全体として、使用時の床面積を保管
時、輸送時のそれに対して約３倍に拡張することができ
るという優れた効果がある。
【００２８】なお、第２ユニットは、第１ユニット、第
３ユニットからなる１階部分から独立の２階部分を形成
するから、仮設住宅のように、個室を必要とする用途に
も好適に使用することが可能である。
３ユニットからなる１階部分から独立の２階部分を形成
するから、仮設住宅のように、個室を必要とする用途に
も好適に使用することが可能である。
【図１】 全体構成斜視説明図
【図２】 図１のＸ−Ｘ線矢視相当拡大断面図
【図３】 図１のＹ−Ｙ線矢視相当拡大断面図
【図４】 組立説明図（１）
【図５】 組立説明図（２）
【図６】 組立説明図（３）
【図７】 組立説明図（４）
１０…第１ユニット １３…天井パネル １５…床パネル ２０…第２ユニット ２５…支柱 ３０…第３ユニット ３４…床パネル ３５…ガイドレール
Claims (5)
- 【請求項１】 地上に設置する第１ユニットと、該第１
ユニットの外側に吊上げ可能に組み合わせる第２ユニッ
トと、前記第１ユニットの内部に引出し可能に組み合わ
せる第３ユニットとからなる組立建物。 - 【請求項２】 前記第２ユニットは、前記第１ユニット
の４隅部の外側に立設する支柱上に設置することを特徴
とする請求項１記載の組立建物。 - 【請求項３】 前記第３ユニットは、地上に敷設するガ
イドレール上に引き出すことを特徴とする請求項１また
は請求項２記載の組立建物。 - 【請求項４】 前記第２ユニットは、前記第１ユニット
の天井パネルを床面として使用することを特徴とする請
求項１ないし請求項３のいずれか記載の組立建物。 - 【請求項５】 前記第１ユニットには、前記第３ユニッ
トの床パネルと同一レベルの床パネルを付設することを
特徴とする請求項１ないし請求項４のいずれか記載の組
立建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125367A JPH10317497A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 組立建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125367A JPH10317497A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 組立建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317497A true JPH10317497A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14908386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9125367A Pending JPH10317497A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 組立建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10317497A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000070159A1 (en) * | 1999-05-12 | 2000-11-23 | Operable Modular Systems Pty Ltd | Building and building system |
| ES2173807A1 (es) * | 2000-12-05 | 2002-10-16 | Carrocerias Esteva S A | Caseta modular transportable y puesto de socorro y/o asistencia medicarealizado a partir de tal caseta. |
| GB2505674A (en) * | 2012-09-06 | 2014-03-12 | Ten Fold Engineering Ltd | Expandable building assembly |
| CN109736442A (zh) * | 2019-01-24 | 2019-05-10 | 河南微术教育科技有限公司 | 零件化建筑 |
| KR102362705B1 (ko) * | 2021-10-28 | 2022-02-14 | 신윤호 | 다단 캠핑하우스 |
| JP7085782B1 (ja) * | 2022-02-14 | 2022-06-17 | 株式会社Ols | ハウス内部拡張が可能なハウス、ハウス内部拡張方法及びトレーラーハウス |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP9125367A patent/JPH10317497A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000070159A1 (en) * | 1999-05-12 | 2000-11-23 | Operable Modular Systems Pty Ltd | Building and building system |
| ES2173807A1 (es) * | 2000-12-05 | 2002-10-16 | Carrocerias Esteva S A | Caseta modular transportable y puesto de socorro y/o asistencia medicarealizado a partir de tal caseta. |
| GB2505674A (en) * | 2012-09-06 | 2014-03-12 | Ten Fold Engineering Ltd | Expandable building assembly |
| GB2505674B (en) * | 2012-09-06 | 2016-11-02 | Ten Fold Eng Ltd | Expandable building assembly |
| CN109736442A (zh) * | 2019-01-24 | 2019-05-10 | 河南微术教育科技有限公司 | 零件化建筑 |
| CN109736442B (zh) * | 2019-01-24 | 2020-06-16 | 河南微术教育科技有限公司 | 零件化建筑 |
| KR102362705B1 (ko) * | 2021-10-28 | 2022-02-14 | 신윤호 | 다단 캠핑하우스 |
| WO2023075091A1 (ko) * | 2021-10-28 | 2023-05-04 | 신윤호 | 다단 캠핑하우스 |
| JP7085782B1 (ja) * | 2022-02-14 | 2022-06-17 | 株式会社Ols | ハウス内部拡張が可能なハウス、ハウス内部拡張方法及びトレーラーハウス |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9611637B2 (en) | Prefabricated foldable building module | |
| JP2013532784A (ja) | 折りたたみ式建造ユニット | |
| US3952465A (en) | Building structure formed of modular units with cantilevered portions for forming a corridor floor | |
| JPH10317497A (ja) | 組立建物 | |
| JP3541031B2 (ja) | 組立式建物 | |
| KR102362705B1 (ko) | 다단 캠핑하우스 | |
| KR101140300B1 (ko) | 입출식 이동 주택 | |
| JP4522491B1 (ja) | 折畳式簡易建物 | |
| JP2000154597A (ja) | 建物の建築工法と、それに使用する部屋ユニット | |
| JP4120922B2 (ja) | ユニット式建物 | |
| JP4011025B2 (ja) | 建物 | |
| RU2024699C1 (ru) | Передвижной контейнерный дом | |
| JP3238059U (ja) | 複合型ユニットハウス構造 | |
| WO2019234529A1 (en) | Outdoor foldable type prefabricated pre-engineered building cubicle | |
| JP2006016927A (ja) | 建物 | |
| JP4989280B2 (ja) | ユニット式建物 | |
| JP3532949B2 (ja) | 建 物 | |
| JP3924050B2 (ja) | ユニット式建物 | |
| JP3339701B2 (ja) | 複数階建物構造 | |
| JP3574344B2 (ja) | 建物ユニット | |
| JPH11229497A (ja) | 薬箪笥型建物の構築工法、居住部の組立方法および組立装置 | |
| JP2002138582A (ja) | 建物ユニット | |
| JPH11131593A (ja) | ユニットハウス | |
| JP3757007B2 (ja) | 下屋バルコニを備えたユニット式建物 | |
| JPH02279823A (ja) | 複数階建て地下構築物の構築方法 |