JPH10316381A - 自在走行搬送台車 - Google Patents

自在走行搬送台車

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JPH10316381A
JPH10316381A JP13109897A JP13109897A JPH10316381A JP H10316381 A JPH10316381 A JP H10316381A JP 13109897 A JP13109897 A JP 13109897A JP 13109897 A JP13109897 A JP 13109897A JP H10316381 A JPH10316381 A JP H10316381A
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JP
Japan
Prior art keywords
drive device
lift
truck
work
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP13109897A
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English (en)
Inventor
Masaaki Nemoto
正明 根本
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH10316381A publication Critical patent/JPH10316381A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管寄せ胴等の被搬送物を玉掛け作業を伴わず
に容易に搬送し得、作業効率の向上を図り得る自在走行
搬送台車を提供する。 【解決手段】 台車本体9の幅方向一側に、走行駆動装
置10の作動により回転駆動される駆動車輪11を、旋
回駆動装置12の作動により旋回可能に配設すると共
に、台車本体9の幅方向他側に、旋回自在な従動車輪を
配設し、前記台車本体9上に、昇降駆動装置14の作動
により昇降可能なリフト装置15を、位置調整駆動装置
16の作動により水平方向へ移動可能に配設し、該リフ
ト装置15上に、被搬送物としての管寄せ胴1を載置可
能な受台17を取り付け、自在走行搬送台車18を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自在走行搬送台車
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3及び図4に示される如く、
排熱回収ボイラ(HRSG)等に用いられる管寄せ胴1
には、多数のスタブ管2が溶接される。
【0003】前記管寄せ胴1へのスタブ管2の溶接は、
図3に示されるような建屋内の自動溶接作業場3におい
て溶接ロボット(図示せず)によって行われるが、その
後の溶接ロボットではできない溶接作業や手直し等は、
前記自動溶接作業場3から離れた手作業場4において流
れ作業的に行われるようになっている。
【0004】このため、従来においては、前記自動溶接
作業場3においてスタブ管2が溶接された管寄せ胴1
を、図4に示されるように、建屋内のクレーンやホイス
ト等の吊下装置5により吊り下げて手押台車6上に載せ
た後、作業員が手押台車6を押して作業通路7を進み、
手作業場4における管寄せ胴1用の作業台8上に、手押
台車6上の管寄せ胴1を吊下装置5によって移載するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、スタブ管2が溶接された管寄せ胴1をクレーンや
ホイスト等の吊下装置5と手押台車6とを使って搬送す
るのでは、玉掛け作業を伴い、手間と時間がかかると共
に、建屋内における他の作業にクレーンやホイスト等の
吊下装置5が使用されている場合には、その待ち時間も
かかってしまい、作業効率が悪いという欠点を有してい
た。
【0006】本発明は、斯かる実情に鑑み、管寄せ胴等
の被搬送物を玉掛け作業を伴わずに容易に搬送し得、作
業効率の向上を図り得る自在走行搬送台車を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、旋回駆動装置
の作動により旋回可能に配設され且つ走行駆動装置の作
動により回転駆動される駆動車輪と、旋回自在に配設さ
れた従動車輪とを有する台車本体と、該台車本体上に昇
降駆動装置の作動により昇降可能に且つ位置調整駆動装
置の作動により水平方向へ移動可能に配設されたリフト
装置と、該リフト装置上に配設され且つ被搬送物を載置
可能な受台とを備えたことを特徴とする自在走行搬送台
車にかかるものである。
【0008】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0009】自動溶接作業場等においてスタブ管が溶接
された管寄せ胴等の被搬送物を、自在走行搬送台車の受
台上に載せた状態で、走行駆動装置の作動により駆動車
輪を回転駆動すると、自在走行搬送台車は走行する。
【0010】ここで、旋回駆動装置の作動により駆動車
輪を所要角度だけ旋回させると、該駆動車輪の旋回の動
きに追従する形で、従動車輪も所要角度だけ旋回し、自
在走行搬送台車は、直進だけでなく、所要の方向へ走行
する。
【0011】リフト装置を昇降駆動装置の作動により所
要高さ位置まで上昇させた状態で、前記自在走行搬送台
車を走行させ、手作業場等の目的の位置における管寄せ
胴等の被搬送物用の作業台の間に入り込ませ、前記作業
台に対して管寄せ胴等の被搬送物がその長手方向におい
て所望の位置で支持されるよう位置調整駆動装置の作動
によりリフト装置の位置調整を行った後、リフト装置を
昇降駆動装置の作動により下降させると、管寄せ胴等の
被搬送物が作業台上に移載される。
【0012】尚、自動溶接作業場等において管寄せ胴等
の被搬送物を、自在走行搬送台車の受台上へ載せる操作
については、前述した受台から手作業場の作業台等への
移載操作と逆の操作によって行うことができる。
【0013】この結果、従来のように、スタブ管が溶接
された管寄せ胴等の被搬送物の移載のためにクレーンや
ホイスト等の吊下装置を使用しなくて済み、玉掛け作業
がなくなるため、手間と時間がかからず、しかも、建屋
内における他の作業にクレーンやホイスト等の吊下装置
が使用されていても、それが空くのを待つ必要がなくな
り、作業効率がよくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0015】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例であって、図中、図3と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしており、台車本体9の幅方向一側に、モー
タ等の走行駆動装置10の作動により回転駆動される二
個の駆動車輪11を、モータ等の旋回駆動装置12の作
動により旋回可能に配設すると共に、台車本体9の幅方
向他側に、旋回自在な二個の従動車輪13を配設し、前
記台車本体9上に、エアシリンダ等の昇降駆動装置14
の作動により昇降可能なリフト装置15を、モータ等の
位置調整駆動装置16の作動により水平方向(台車本体
9の前後方向)へ移動可能に配設し、該リフト装置15
上に、被搬送物としての管寄せ胴1を載置可能な受台1
7を取り付け、自在走行搬送台車18を構成する。
【0016】前記駆動車輪11と走行駆動装置10は、
旋回軸19が台車本体9の軸受部20に回転自在に支承
された駆動車輪フレーム21に取り付けられ、走行駆動
装置10の駆動軸10aに嵌着した駆動スプロケット2
2と駆動車輪11の軸11aに嵌着した従動スプロケッ
ト23との間には、チェーン24が無端に掛け回されて
おり、走行駆動装置10の作動により駆動スプロケット
22とチェーン24と従動スプロケット23とを介して
前記駆動車輪11が回転駆動されるようにしてあり、
又、前記台車本体9の軸受部20を貫通する駆動車輪フ
レーム21の旋回軸19の上端には、ウォームホィール
25が嵌着され、該ウォームホィール25には、前記旋
回駆動装置12の駆動軸12aと一体に設けられたウォ
ーム軸26が噛み合わされており、旋回駆動装置12の
作動によりウォーム軸26とウォームホィール25と旋
回軸19とを介して駆動車輪フレーム21が旋回駆動さ
れるようにしてある。
【0017】前記従動車輪13は、旋回軸19’が台車
本体9の軸受部20’に回転自在に支承された従動車輪
フレーム21’に取り付けられ、自由に旋回し得るよう
にしてある。
【0018】前記リフト装置15は、互いの長手方向中
間部がピン27によって枢着されたリンク28,29の
一端部をベースフレーム30とリフトフレーム31の一
端側にピン32,33により枢着すると共に、前記リン
ク28,29の他端部にローラ34,35を枢着してリ
フトフレーム31とベースフレーム30に沿ってスライ
ドし得るようにし、ベースフレーム30に基端が枢着さ
れた昇降駆動装置14のロッド14a先端を前記リンク
28と一体の連結板36に枢着し、昇降駆動装置14の
伸縮作動によりリンク28,29の他端のローラ34,
35をそれぞれリフトフレーム31とベースフレーム3
0に沿って転動させることにより、ベースフレーム30
に対してリフトフレーム31を昇降させるようになって
おり、又、前記ベースフレーム30は、台車本体9内部
に配設された複数個のコロ軸受37上にスライド自在に
載置してあり、台車本体9下部に設置された位置調整駆
動装置16の駆動軸16aと一体に延び且つ軸受38,
39に支承されたスクリュー軸40に、前記ベースフレ
ーム30から下方へ張り出させたブロック41を螺着
し、位置調整駆動装置16の作動により駆動軸16aと
一体にスクリュー軸40を回転させブロック41を介し
てベースフレーム30を台車本体9上で水平方向へ移動
させ得るようにしてある。
【0019】尚、図中、42は台車本体9に回転自在に
配設されたケーブルリールであり、該ケーブルリール4
2は、図示していないスプリングにより電源ケーブル4
3を巻き取る方向へ付勢されるようになっており、前記
走行駆動装置10、旋回駆動装置12、及び位置調整駆
動装置16等へ電力を供給するようになっている。
【0020】又、前記自在走行搬送台車18の台車本体
9の走行、リフト装置15の昇降、及びリフト装置15
の水平移動等の操作は、図示していないリモコンスイッ
チにより操作されるようになっている。
【0021】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0022】自動溶接作業場3(図3参照)においてス
タブ管2が溶接された管寄せ胴1を、図1及び図2に示
すように、自在走行搬送台車18の受台17上に載せた
状態で、走行駆動装置10の作動により駆動車輪11を
回転駆動すると、自在走行搬送台車18が作業通路7を
進んで行く。
【0023】前記自在走行搬送台車18が手作業場4の
位置まで来たら、走行駆動装置10の作動を一旦停止さ
せ、リフト装置15を昇降駆動装置14の作動により所
要高さ位置まで上昇させた状態で、旋回駆動装置12の
作動により駆動車輪フレーム21を略90゜旋回させた
後、前記走行駆動装置10の作動により駆動車輪11を
再び回転駆動すると、該駆動車輪11の動きに追従する
形で、従動車輪フレーム21’が旋回軸19’を中心と
して略90゜旋回し、自在走行搬送台車18が作業通路
7と略直角な方向へ進行し、手作業場4における管寄せ
胴1用の作業台8の間に入り込む。
【0024】前記自在走行搬送台車18が手作業場4に
おける管寄せ胴1用の作業台8の間に入り込み、該作業
台8の略直上に管寄せ胴1が位置したら、前記走行駆動
装置10の作動を停止させ、前記作業台8に対して管寄
せ胴1がその長手方向において所望の位置で支持される
よう位置調整駆動装置16の作動によりリフト装置15
の位置調整を行った後、リフト装置15を昇降駆動装置
14の作動により下降させると、管寄せ胴1が作業台8
上に移載される。
【0025】前記管寄せ胴1が作業台8上に移載された
ら、前記走行駆動装置10の作動により駆動車輪11を
前述と逆方向へ回転駆動すると、自在走行搬送台車18
が手作業場4における管寄せ胴1用の作業台8の間から
抜け出して作業通路7へ戻る。
【0026】前記自在走行搬送台車18が手作業場4に
おける管寄せ胴1用の作業台8の間から抜け出して作業
通路7へ戻ったら、走行駆動装置10の作動を一旦停止
させ、前記旋回駆動装置12の作動により駆動車輪フレ
ーム21を前述と逆方向へ略90゜旋回させ、図1に示
す元の位置に復帰させた後、前記走行駆動装置10の作
動により駆動車輪11を再び回転駆動すると、該駆動車
輪11の動きに追従する形で、従動車輪フレーム21’
が旋回軸19’を中心として略90゜旋回し、自在走行
搬送台車18が作業通路7に沿って自動溶接作業場3側
へ戻って行く。
【0027】尚、自動溶接作業場3においてスタブ管2
が溶接された管寄せ胴1を、自在走行搬送台車18の受
台17上へ載せる操作については、前述した受台17か
ら手作業場4の作業台8への移載操作と逆の操作によっ
て行うことができる。
【0028】この結果、従来のように、スタブ管2が溶
接された管寄せ胴1の移載のためにクレーンやホイスト
等の吊下装置5を使用しなくて済み、玉掛け作業がなく
なるため、手間と時間がかからず、しかも、建屋内にお
ける他の作業にクレーンやホイスト等の吊下装置5が使
用されていても、それが空くのを待つ必要がなくなり、
作業効率がよくなる。
【0029】こうして、管寄せ胴1等の被搬送物を玉掛
け作業を伴わずに容易に搬送し得、作業効率の向上を図
り得る。
【0030】尚、本発明の自在走行搬送台車は、上述の
図示例にのみ限定されるものではなく、台車本体9の前
部或いは後部における両幅端部に二個の駆動車輪11を
配設すると共に、台車本体9の後部或いは前部における
両幅端部に二個の従動車輪13を配設するようにしても
よいこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の自在走行
搬送台車によれば、管寄せ胴等の被搬送物を玉掛け作業
を伴わずに容易に搬送し得、作業効率の向上を図り得る
という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】被搬送物としての管寄せ胴が搬送される自動溶
接作業場と手作業場の一例を表わす平面配置図である。
【図4】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 管寄せ胴(被搬送物) 9 台車本体 10 走行駆動装置 11 駆動車輪 12 旋回駆動装置 13 従動車輪 14 昇降駆動装置 15 リフト装置 16 位置調整駆動装置 17 受台 18 自在走行搬送台車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回駆動装置の作動により旋回可能に配
    設され且つ走行駆動装置の作動により回転駆動される駆
    動車輪と、旋回自在に配設された従動車輪とを有する台
    車本体と、 該台車本体上に昇降駆動装置の作動により昇降可能に且
    つ位置調整駆動装置の作動により水平方向へ移動可能に
    配設されたリフト装置と、 該リフト装置上に配設され且つ被搬送物を載置可能な受
    台とを備えたことを特徴とする自在走行搬送台車。
JP13109897A 1997-05-21 1997-05-21 自在走行搬送台車 Pending JPH10316381A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13109897A JPH10316381A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 自在走行搬送台車

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JP13109897A JPH10316381A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 自在走行搬送台車

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JPH10316381A true JPH10316381A (ja) 1998-12-02

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ID=15049939

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JP (1) JPH10316381A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102060248A (zh) * 2009-11-17 2011-05-18 上海龙能自动化设备有限公司 一种能自动控制的堆码机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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