JPH10315543A - カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法 - Google Patents
カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法Info
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- JPH10315543A JPH10315543A JP9124294A JP12429497A JPH10315543A JP H10315543 A JPH10315543 A JP H10315543A JP 9124294 A JP9124294 A JP 9124294A JP 12429497 A JP12429497 A JP 12429497A JP H10315543 A JPH10315543 A JP H10315543A
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Links
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 どのような順序で画像データの色成分データ
が入力されてきたとしても、正しく特定画像を認識する
ことができるカラー画像処理装置及びカラー画像処理方
法を提供する。 【解決手段】 入力カラー画像データを処理し、YMC
K各々のトナーを収容する交換可能な複数のトナーカー
トリッジを使って記録用紙にカラー画像の記録を行う際
に、これらのトナーカートリッジ各々に収容されている
トナーの色を識別し、ROMに格納された特定画像を表
現するリファレンスデータの色成分と、カラー入力画像
データの各色成分毎の画像形成の際に用いられるトナー
色とを比較し、両者が一致する場合に、入力画像データ
の特定の色成分とリファレンスデータとを比較して、入
力画像データが表現する画像に特定原稿が含まれている
かどうかを判別し、その判別結果に従って、画像形成を
制御する。
が入力されてきたとしても、正しく特定画像を認識する
ことができるカラー画像処理装置及びカラー画像処理方
法を提供する。 【解決手段】 入力カラー画像データを処理し、YMC
K各々のトナーを収容する交換可能な複数のトナーカー
トリッジを使って記録用紙にカラー画像の記録を行う際
に、これらのトナーカートリッジ各々に収容されている
トナーの色を識別し、ROMに格納された特定画像を表
現するリファレンスデータの色成分と、カラー入力画像
データの各色成分毎の画像形成の際に用いられるトナー
色とを比較し、両者が一致する場合に、入力画像データ
の特定の色成分とリファレンスデータとを比較して、入
力画像データが表現する画像に特定原稿が含まれている
かどうかを判別し、その判別結果に従って、画像形成を
制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像処理装置
及びカラー画像処理方法に関し、特に、入力画像データ
が特定原稿を表現しているかどうかを判断するパターン
認識機能を備えたカラー画像処理装置及びカラー画像処
理方法に関する。
及びカラー画像処理方法に関し、特に、入力画像データ
が特定原稿を表現しているかどうかを判断するパターン
認識機能を備えたカラー画像処理装置及びカラー画像処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式を採用した画像
形成装置、例えば、フルカラーレーザビームプリンタで
は、感光ドラムあるいは現像カートリッジなどの部品内
に情報を記憶するメモリを持ち、トナー消費量やトナー
の色などの情報を、そのプリンタのCPUからの要求に
応じて、メモリ内に現在保持しているデータを送信して
いる。
形成装置、例えば、フルカラーレーザビームプリンタで
は、感光ドラムあるいは現像カートリッジなどの部品内
に情報を記憶するメモリを持ち、トナー消費量やトナー
の色などの情報を、そのプリンタのCPUからの要求に
応じて、メモリ内に現在保持しているデータを送信して
いる。
【0003】また、紙幣や有価証券等の偽造行為を防止
するための種々の方法が現在までに提案され、これらの
幾つかは既にカラー複写機やカラープリンタに応用され
ている。この偽造防止のの技術によれば、予め所定の紙
幣や有価証券の画像情報に基づいてリファレンスデータ
を作成しておき、そのリファレンスデータと入力画像デ
ータとをパターン認識技術を用いて比較して、その比較
結果に基づいて入力画像が紙幣や有価証券であるかを判
別し、その入力画像が紙幣や有価証券であると認識した
際はその旨をユーザに報知するとともに、その画像出力
を抑止することができる。
するための種々の方法が現在までに提案され、これらの
幾つかは既にカラー複写機やカラープリンタに応用され
ている。この偽造防止のの技術によれば、予め所定の紙
幣や有価証券の画像情報に基づいてリファレンスデータ
を作成しておき、そのリファレンスデータと入力画像デ
ータとをパターン認識技術を用いて比較して、その比較
結果に基づいて入力画像が紙幣や有価証券であるかを判
別し、その入力画像が紙幣や有価証券であると認識した
際はその旨をユーザに報知するとともに、その画像出力
を抑止することができる。
【0004】一般に、カラープリンタは、ホストからの
データを受信して画像処理を行なうコントローラとコン
トローラから出力される画像信号に従って記録用紙など
の記録媒体に画像を形成するエンジンとから構成されて
いる。このような構成において、コントローラからエン
ジンに転送されるカラー画像データの各色成分の順番は
一定であり、例えば、マゼンタ(M)→シアン(C)→
イエロ(Y)→ブラック(K)のような順序となってい
る。
データを受信して画像処理を行なうコントローラとコン
トローラから出力される画像信号に従って記録用紙など
の記録媒体に画像を形成するエンジンとから構成されて
いる。このような構成において、コントローラからエン
ジンに転送されるカラー画像データの各色成分の順番は
一定であり、例えば、マゼンタ(M)→シアン(C)→
イエロ(Y)→ブラック(K)のような順序となってい
る。
【0005】従って、従来の偽造防止技術では、このよ
うな画像データの転送順序を前提として、コントローラ
より各色成分の画像データがエンジンに転送されるとき
に、それぞれの色成分に対応したリファレンスデータと
の比較がなされ、その比較結果に基づいて、入力画像が
特定画像であるかどうかを判定している。
うな画像データの転送順序を前提として、コントローラ
より各色成分の画像データがエンジンに転送されるとき
に、それぞれの色成分に対応したリファレンスデータと
の比較がなされ、その比較結果に基づいて、入力画像が
特定画像であるかどうかを判定している。
【0006】図5は従来の偽造防止技術に従うパターン
認識処理の実行制御の概要を示すフローチャートであ
る。この処理は、例えば、フルカラーレーザビームプリ
ンタにおけるカラー画像形成プロセスの中で実行され、
各色トナー毎に同様に繰り返される。
認識処理の実行制御の概要を示すフローチャートであ
る。この処理は、例えば、フルカラーレーザビームプリ
ンタにおけるカラー画像形成プロセスの中で実行され、
各色トナー毎に同様に繰り返される。
【0007】先ず、ステップS21では、これから形成
する画像に対応する画像データの色成分に関する情報
を、例えば、ROMに格納された色情報テーブルより取
得する。次のステップS22では、この画像形成プロセ
スで使用する色成分の画像データがパターン認識処理に
おいてリファレンスデータが用意されている色かどう
か、即ち、パターン認識を実行して入力画像に特定画像
が含まれているかどうか調べるかどうかを判別する。
する画像に対応する画像データの色成分に関する情報
を、例えば、ROMに格納された色情報テーブルより取
得する。次のステップS22では、この画像形成プロセ
スで使用する色成分の画像データがパターン認識処理に
おいてリファレンスデータが用意されている色かどう
か、即ち、パターン認識を実行して入力画像に特定画像
が含まれているかどうか調べるかどうかを判別する。
【0008】ここで、リファレンスデータが用意されて
いると判別されたならば、処理はステップS23に進
み、パターン認識処理を実行し、その結果に従って画像
形成プロセスを制御する。これに対して、リファレンス
データが用意されていないと判別されたならば、処理は
ステップS24に進み、パターン認識処理を実行せず
に、画像形成プロセスを実行する。
いると判別されたならば、処理はステップS23に進
み、パターン認識処理を実行し、その結果に従って画像
形成プロセスを制御する。これに対して、リファレンス
データが用意されていないと判別されたならば、処理は
ステップS24に進み、パターン認識処理を実行せず
に、画像形成プロセスを実行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、コントローラからエンジンに転送される画像デ
ータ色成分の順序が一定(例えば、マゼンタ(M)→シ
アン(C)→イエロ(Y)→ブラック(K))であるこ
とを前提としており、例えば、リファレンスデータとし
てマゼンタのデータを持っているならば、コントローラ
より最初に転送される色成分の画像データとリファレン
スデータとを比較していた。
例では、コントローラからエンジンに転送される画像デ
ータ色成分の順序が一定(例えば、マゼンタ(M)→シ
アン(C)→イエロ(Y)→ブラック(K))であるこ
とを前提としており、例えば、リファレンスデータとし
てマゼンタのデータを持っているならば、コントローラ
より最初に転送される色成分の画像データとリファレン
スデータとを比較していた。
【0010】一方、カラープリンタで用いられる記録剤
であるトナーを収容したトナーカートリッジの形状は各
色とも共通なので、画像形成に使用するトナーカートリ
ッジをカラープリンタに装填するときの順序を意図的に
通常とは異なる順序にすることも可能である。
であるトナーを収容したトナーカートリッジの形状は各
色とも共通なので、画像形成に使用するトナーカートリ
ッジをカラープリンタに装填するときの順序を意図的に
通常とは異なる順序にすることも可能である。
【0011】このため各色のトナーカートリッジの装填
の順序を異ならせたり、或は、ホストコンピュータにお
ける画像データ生成処理を変更するなどして、結果とし
て、コントローラよりエンジンに転送される画像データ
の色成分の順序を変更することにより、特定画像を認識
するためのパターン認識処理を意味のないものにするこ
とができてしまうという問題があった。
の順序を異ならせたり、或は、ホストコンピュータにお
ける画像データ生成処理を変更するなどして、結果とし
て、コントローラよりエンジンに転送される画像データ
の色成分の順序を変更することにより、特定画像を認識
するためのパターン認識処理を意味のないものにするこ
とができてしまうという問題があった。
【0012】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、どのような順序で画像データの色成分データが入力
されてきたとしても、正しく特定画像を認識することが
できるカラー画像処理装置及びカラー画像処理方法を提
供することを目的とする。
で、どのような順序で画像データの色成分データが入力
されてきたとしても、正しく特定画像を認識することが
できるカラー画像処理装置及びカラー画像処理方法を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のカラー画像処理装置は以下のような構成か
らなる。
め、本発明のカラー画像処理装置は以下のような構成か
らなる。
【0014】即ち、入力カラー画像データを処理し、複
数色を持つ記録剤を使って記録媒体にカラー画像の記録
を行うカラー画像処理装置であって、前記複数色各々の
記録剤を収容する交換可能な複数のカートリッジと、前
記複数のカートリッジ各々に収容されている記録剤の色
を識別する識別手段と、前記カラー入力画像データの各
色成分毎に、前記複数のカートリッジのいづれか1つに
収容された記録剤を用いて前記記録媒体に画像形成を行
なう画像形成手段と、特定画像を表現する1つの色成分
のリファレンスデータを格納する記憶手段と、前記リフ
ァレンスデータの色成分と、画像形成される際に用いら
れる記録剤の色とを比較する比較手段と、前記比較手段
による比較結果に従って、前記入力画像データの特定の
色成分と前記リファレンスデータとを比較して、前記入
力画像データが表現する画像に特定原稿が含まれている
かどうかを判別する判別手段と、前記判別手段による判
別結果に従って、前記画像形成を制御する制御手段とを
有することを特徴とするカラー画像処理装置を備える。
数色を持つ記録剤を使って記録媒体にカラー画像の記録
を行うカラー画像処理装置であって、前記複数色各々の
記録剤を収容する交換可能な複数のカートリッジと、前
記複数のカートリッジ各々に収容されている記録剤の色
を識別する識別手段と、前記カラー入力画像データの各
色成分毎に、前記複数のカートリッジのいづれか1つに
収容された記録剤を用いて前記記録媒体に画像形成を行
なう画像形成手段と、特定画像を表現する1つの色成分
のリファレンスデータを格納する記憶手段と、前記リフ
ァレンスデータの色成分と、画像形成される際に用いら
れる記録剤の色とを比較する比較手段と、前記比較手段
による比較結果に従って、前記入力画像データの特定の
色成分と前記リファレンスデータとを比較して、前記入
力画像データが表現する画像に特定原稿が含まれている
かどうかを判別する判別手段と、前記判別手段による判
別結果に従って、前記画像形成を制御する制御手段とを
有することを特徴とするカラー画像処理装置を備える。
【0015】ここで、上記の複数色は、Y(イエロ)、
M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)である
ことが望ましい。さらに、上記の複数のカートリッジは
各々、 Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、K(ブラック)記録剤を収容し、さらに、それら
の複数のカートリッジのサイズと形状は同じであること
が望ましい。
M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)である
ことが望ましい。さらに、上記の複数のカートリッジは
各々、 Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、K(ブラック)記録剤を収容し、さらに、それら
の複数のカートリッジのサイズと形状は同じであること
が望ましい。
【0016】一方、上記のカラー入力画像データは、
Y(イエロ)成分、M(マゼンタ)成分、C(シアン)
成分、K(ブラック)成分から構成され、画像形成手段
は、電子写真方式に従って画像形成を行い、これらの色
成分のデータに従って、Y(イエロ)画像を現像する第
1の現像部と、M(マゼンタ)画像を現像する第2の現
像部と、 C(シアン)画像を現像する第3の現像部
と、 K(ブラック)画像を現像する第4の現像部とを
含むことが望ましい。この場合、記録剤はトナーであ
る。
Y(イエロ)成分、M(マゼンタ)成分、C(シアン)
成分、K(ブラック)成分から構成され、画像形成手段
は、電子写真方式に従って画像形成を行い、これらの色
成分のデータに従って、Y(イエロ)画像を現像する第
1の現像部と、M(マゼンタ)画像を現像する第2の現
像部と、 C(シアン)画像を現像する第3の現像部
と、 K(ブラック)画像を現像する第4の現像部とを
含むことが望ましい。この場合、記録剤はトナーであ
る。
【0017】さらに、第1、第2、第3、第4の現像部
は各々、複数のカートリッジのいづれか1つを装填可能
であると良い。
は各々、複数のカートリッジのいづれか1つを装填可能
であると良い。
【0018】なお、特定画像は、紙幣や有価証券の画像
を含むことが望ましい。
を含むことが望ましい。
【0019】また、上記の判別手段は、パターン認識に
よって入力画像データが表現する画像に特定原稿が含ま
れているかどうかを判別し、リファレンスデータの色成
分と、画像形成される際に用いられる記録剤の色とが一
致する場合に、そのパターン認識を実行すると良い。
よって入力画像データが表現する画像に特定原稿が含ま
れているかどうかを判別し、リファレンスデータの色成
分と、画像形成される際に用いられる記録剤の色とが一
致する場合に、そのパターン認識を実行すると良い。
【0020】また他の発明によれば、入力カラー画像デ
ータを処理し、複数色各々の記録剤を収容する交換可能
な複数のカートリッジから供給される記録剤を使って記
録媒体にカラー画像の記録を行うカラー画像処理方法で
あって、前記複数のカートリッジ各々に収容されている
記録剤の色を識別する識別工程と、記憶媒体に格納され
た特定画像を表現する1つの色成分のリファレンスデー
タの色成分と、前記カラー入力画像データの各色成分毎
の画像形成の際に用いられる記録剤の色とを比較する比
較工程と、前記比較工程における比較結果に従って、前
記入力画像データの特定の色成分と前記リファレンスデ
ータとを比較して、前記入力画像データが表現する画像
に特定原稿が含まれているかどうかを判別する判別工程
と、前記カラー入力画像データの各色成分毎に、前記複
数のカートリッジのいづれか1つに収容された記録剤を
用いて前記記録媒体に画像形成を行なう画像形成工程
と、前記判別工程における判別結果に従って、前記画像
形成を制御する制御工程とを有することを特徴とするカ
ラー画像処理方法を備える。
ータを処理し、複数色各々の記録剤を収容する交換可能
な複数のカートリッジから供給される記録剤を使って記
録媒体にカラー画像の記録を行うカラー画像処理方法で
あって、前記複数のカートリッジ各々に収容されている
記録剤の色を識別する識別工程と、記憶媒体に格納され
た特定画像を表現する1つの色成分のリファレンスデー
タの色成分と、前記カラー入力画像データの各色成分毎
の画像形成の際に用いられる記録剤の色とを比較する比
較工程と、前記比較工程における比較結果に従って、前
記入力画像データの特定の色成分と前記リファレンスデ
ータとを比較して、前記入力画像データが表現する画像
に特定原稿が含まれているかどうかを判別する判別工程
と、前記カラー入力画像データの各色成分毎に、前記複
数のカートリッジのいづれか1つに収容された記録剤を
用いて前記記録媒体に画像形成を行なう画像形成工程
と、前記判別工程における判別結果に従って、前記画像
形成を制御する制御工程とを有することを特徴とするカ
ラー画像処理方法を備える。
【0021】以上の構成により本発明は、入力カラー画
像データを処理し、複数色各々の記録剤を収容する交換
可能な複数のカートリッジから供給される記録剤を使っ
て記録媒体にカラー画像の記録を行う際に、複数のカー
トリッジ各々に収容されている記録剤の色を識別し、記
憶媒体に格納された特定画像を表現する1つの色成分の
リファレンスデータの色成分と、カラー入力画像データ
の各色成分毎の画像形成の際に用いられる記録剤の色と
を比較し、その比較結果に従って、入力画像データの特
定の色成分とリファレンスデータとを比較して、入力画
像データが表現する画像に特定原稿が含まれているかど
うかを判別し、カラー入力画像データの各色成分毎に、
複数のカートリッジのいづれか1つに収容された記録剤
を用いて記録媒体に画像形成を行なうが、上記判別結果
に従って、画像形成を制御するよう動作する。
像データを処理し、複数色各々の記録剤を収容する交換
可能な複数のカートリッジから供給される記録剤を使っ
て記録媒体にカラー画像の記録を行う際に、複数のカー
トリッジ各々に収容されている記録剤の色を識別し、記
憶媒体に格納された特定画像を表現する1つの色成分の
リファレンスデータの色成分と、カラー入力画像データ
の各色成分毎の画像形成の際に用いられる記録剤の色と
を比較し、その比較結果に従って、入力画像データの特
定の色成分とリファレンスデータとを比較して、入力画
像データが表現する画像に特定原稿が含まれているかど
うかを判別し、カラー入力画像データの各色成分毎に、
複数のカートリッジのいづれか1つに収容された記録剤
を用いて記録媒体に画像形成を行なうが、上記判別結果
に従って、画像形成を制御するよう動作する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施の形態について詳細に説明する。
好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0023】ここでは、特に、カラー電子写真方式に従
い、 Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
BK(ブラック)の面順次に画像形成して、各色の画像
を1枚の記録用紙に重ねあわせフルカラー画像を形成す
る画像処理装置を例にとって説明する。
い、 Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
BK(ブラック)の面順次に画像形成して、各色の画像
を1枚の記録用紙に重ねあわせフルカラー画像を形成す
る画像処理装置を例にとって説明する。
【0024】図1は、本発明の代表的な実施形態である
カラー画像処理装置の構成を示す側断面図である。な
お、この装置にはホストコンピュータ(不図示:以下、
ホストという)からRGB色成分で構成されるカラー画
像データが送られてくるものとする。
カラー画像処理装置の構成を示す側断面図である。な
お、この装置にはホストコンピュータ(不図示:以下、
ホストという)からRGB色成分で構成されるカラー画
像データが送られてくるものとする。
【0025】ホストからRGB画像データを受信したコ
ントローラ100は、その受信画像データに基づき、画
像信号としてYMCBk各成分の濃度信号を面順次に生
成して画像形成プロセスを実行する。
ントローラ100は、その受信画像データに基づき、画
像信号としてYMCBk各成分の濃度信号を面順次に生
成して画像形成プロセスを実行する。
【0026】さて、画像信号がコントローラ100から
出力され、半導体レーザ(不図示)が駆動されると、半
導体レーザはレーザビーム光をポリゴンミラー101に
向けて発光する。この時、帯電器104によって感光体
ドラム105が所定極性に均一に帯電される。さて、ポ
リゴンミラー101によって反射されたレーザビーム光
Lは、レンズ102、ミラー103を経て感光体ドラム
105を走査して、感光ドラム105上に例えばY成分
の濃度信号に基づく静電潜像を形成する。次いで、イエ
ロ現像器Dyに所定の現像バイアス電圧が印加されて潜
像が現像され、感光体ドラム105上にイエロのトナー
像が形成される。感光体ドラム105上に形成されたト
ナー像はそのまま転写ドラム106へと転写される。
出力され、半導体レーザ(不図示)が駆動されると、半
導体レーザはレーザビーム光をポリゴンミラー101に
向けて発光する。この時、帯電器104によって感光体
ドラム105が所定極性に均一に帯電される。さて、ポ
リゴンミラー101によって反射されたレーザビーム光
Lは、レンズ102、ミラー103を経て感光体ドラム
105を走査して、感光ドラム105上に例えばY成分
の濃度信号に基づく静電潜像を形成する。次いで、イエ
ロ現像器Dyに所定の現像バイアス電圧が印加されて潜
像が現像され、感光体ドラム105上にイエロのトナー
像が形成される。感光体ドラム105上に形成されたト
ナー像はそのまま転写ドラム106へと転写される。
【0027】次に、感光体ドラム105上にレーザビー
ム光LによりM成分の濃度信号に基づく潜像が形成さ
れ、次いで、マゼンタ現像器Dmにより感光体ドラム1
05上の潜像が現像されてマゼンタのトナー像が形成さ
れ、転写ドラム106へと転写される。
ム光LによりM成分の濃度信号に基づく潜像が形成さ
れ、次いで、マゼンタ現像器Dmにより感光体ドラム1
05上の潜像が現像されてマゼンタのトナー像が形成さ
れ、転写ドラム106へと転写される。
【0028】続いて同様にシアンとブラックのトナー像
が転写ドラム106へ転写され、この結果4色のトナー
像が転写ドラム上に形成される。
が転写ドラム106へ転写され、この結果4色のトナー
像が転写ドラム上に形成される。
【0029】一方、所定のタイミングで給紙カセット1
07より記録用紙Pが給紙され、給紙ローラ108を経
て転写ドラム105へと導かれ、ここで記録用紙Pへの
トナー像の転写が行われる。同時に、クリーナ106f
によって転写ドラム106上に残留するトナーが除去さ
れ、次の画像形成プロセスに備える。続いて、定着器1
09により用紙P上のトナー像の定着が行われ、その
後、記録用紙Pは、排紙ユニット110、111へと排
出される。
07より記録用紙Pが給紙され、給紙ローラ108を経
て転写ドラム105へと導かれ、ここで記録用紙Pへの
トナー像の転写が行われる。同時に、クリーナ106f
によって転写ドラム106上に残留するトナーが除去さ
れ、次の画像形成プロセスに備える。続いて、定着器1
09により用紙P上のトナー像の定着が行われ、その
後、記録用紙Pは、排紙ユニット110、111へと排
出される。
【0030】なお、図1において、112は装置に関す
る種々の印刷条件をユーザが設定する操作パネルであ
り、LCD、タッチキー、LEDランプなどで構成され
ている。
る種々の印刷条件をユーザが設定する操作パネルであ
り、LCD、タッチキー、LEDランプなどで構成され
ている。
【0031】また、イエロ現像器Dy、マゼンタ現像器
Dm、シアン現像器Dc、ブラック現像器Dkには夫
々、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブ
ラック(K)の各トナーを収容した交換可能なトナーカ
ートリッジが装填される。そして、各現像器にはどんな
色のトナーを収容したトナーカートリッジが装填された
かを判別するセンサが設けられている。
Dm、シアン現像器Dc、ブラック現像器Dkには夫
々、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブ
ラック(K)の各トナーを収容した交換可能なトナーカ
ートリッジが装填される。そして、各現像器にはどんな
色のトナーを収容したトナーカートリッジが装填された
かを判別するセンサが設けられている。
【0032】図2は、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するト
ナーカートリッジを示す図である。
シアン(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するト
ナーカートリッジを示す図である。
【0033】図2において、120Yはイエロ(Y)を
収容したトナーカートリッジ、120Mはマゼンタ
(M)を収容したトナーカートリッジ、120Cはシア
ン(C)を収容したトナーカートリッジ、120Kはブ
ラック(K)を収容したトナーカートリッジである。こ
れらのトナーカートリッジは同じ形状、サイズをしてい
る。
収容したトナーカートリッジ、120Mはマゼンタ
(M)を収容したトナーカートリッジ、120Cはシア
ン(C)を収容したトナーカートリッジ、120Kはブ
ラック(K)を収容したトナーカートリッジである。こ
れらのトナーカートリッジは同じ形状、サイズをしてい
る。
【0034】そして、各トナーカートリッジには、どん
な色のトナーを収容しているかを示す電極121Y、1
21M、121C、121Kが設けられている。図2に
示されるように、各電極には2つの接点があり、トナー
カートリッジが4つの現像器のいづれかに装填されたと
きに、これらの接点が各現像器に設けられたセンサの対
応する接点と接するようになる。
な色のトナーを収容しているかを示す電極121Y、1
21M、121C、121Kが設けられている。図2に
示されるように、各電極には2つの接点があり、トナー
カートリッジが4つの現像器のいづれかに装填されたと
きに、これらの接点が各現像器に設けられたセンサの対
応する接点と接するようになる。
【0035】さて、これらの接点には、収容されるトナ
ーの色に従って、導通或は絶縁の関係が予め定められて
おり、この組み合わせによって、トナーカートリッジが
4つの現像器のいづれかに装填されたときに、装置はど
の現像器にどの色のトナーを収容するトナーカートリッ
ジが装填されたかを知ることができる。
ーの色に従って、導通或は絶縁の関係が予め定められて
おり、この組み合わせによって、トナーカートリッジが
4つの現像器のいづれかに装填されたときに、装置はど
の現像器にどの色のトナーを収容するトナーカートリッ
ジが装填されたかを知ることができる。
【0036】図2はコントローラ100の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0037】まず、カラー処理部301は、ホストから
各色成分について1画素8ビットのRGBカラー画像デ
ータ317と色指定信号(ICLR)315とを受信す
る。この実施形態におけるカラー画像処理装置は上述し
たようにイエロ(Y)画像、マゼンタ(M)画像、シア
ン(C)画像、ブラック(Bk)画像を面順次に形成す
るため、カラー処理部301もこれに対応して、面順次
に、即ち、1画面分(記録用紙1枚分)のYデータ、1
画面分のMデータ、1画面分のCデータ、1画面分のB
kデータの順に濃度画像データを出力する。このため、
カラー処理部301では一画面分のRGBカラー画像デ
ータを1画素ずつ、まずYデータを表わす8ビットのV
DO(ビデオ)信号に変換して出力する。次いで、Mデ
ータを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号、Cデー
タを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号、Bkデー
タを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号を出力す
る。
各色成分について1画素8ビットのRGBカラー画像デ
ータ317と色指定信号(ICLR)315とを受信す
る。この実施形態におけるカラー画像処理装置は上述し
たようにイエロ(Y)画像、マゼンタ(M)画像、シア
ン(C)画像、ブラック(Bk)画像を面順次に形成す
るため、カラー処理部301もこれに対応して、面順次
に、即ち、1画面分(記録用紙1枚分)のYデータ、1
画面分のMデータ、1画面分のCデータ、1画面分のB
kデータの順に濃度画像データを出力する。このため、
カラー処理部301では一画面分のRGBカラー画像デ
ータを1画素ずつ、まずYデータを表わす8ビットのV
DO(ビデオ)信号に変換して出力する。次いで、Mデ
ータを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号、Cデー
タを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号、Bkデー
タを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号を出力す
る。
【0038】この変換の際にマスキング、UCR処理を
実行する。カラー処理部301では、入力RGBカラー
画像データをY、M、C、Bkのどの色のデータに変換
するかをホストから送られてくる色指定信号(ICL
R)315によって選択する。この実施形態では、色指
定信号(ICLR)316は、まずMを指定し、その
後、1画面分の画像データを出力する毎に、その指定が
C、Y、Bkの順に変わる。
実行する。カラー処理部301では、入力RGBカラー
画像データをY、M、C、Bkのどの色のデータに変換
するかをホストから送られてくる色指定信号(ICL
R)315によって選択する。この実施形態では、色指
定信号(ICLR)316は、まずMを指定し、その
後、1画面分の画像データを出力する毎に、その指定が
C、Y、Bkの順に変わる。
【0039】濃度補正部302は、カラー処理部301
から出力されるYMCBk各成分について1画素8ビッ
トの濃度画像信号を入力し、この装置の出力特性に応じ
た濃度補正を行なう。濃度補正部302から出力された
補正された濃度画像信号は、画像形成制御部303へと
出力される。
から出力されるYMCBk各成分について1画素8ビッ
トの濃度画像信号を入力し、この装置の出力特性に応じ
た濃度補正を行なう。濃度補正部302から出力された
補正された濃度画像信号は、画像形成制御部303へと
出力される。
【0040】さて、ROM304には例えば紙幣や有価
証券などの特定画像を表現するリファレンスデータが格
納されていて、パターンマッチング部308へリファレ
ンスデータ信号(REF)306を出力する。一方、イ
エロ現像器Dy、マゼンタ現像器Dm、シアン現像器D
c、ブラック現像器Dk各々に設けられたセンサ320
Y、320M、320C、320Kからは装填されたト
ナーカートリッジの種別(どの色のトナーを収容してい
るか)を示す信号(TYPE)がCPU200に出力さ
れる。なお、このリファレンスデータは特定の色成分
(例えば、Y成分)のデータのみから構成される。
証券などの特定画像を表現するリファレンスデータが格
納されていて、パターンマッチング部308へリファレ
ンスデータ信号(REF)306を出力する。一方、イ
エロ現像器Dy、マゼンタ現像器Dm、シアン現像器D
c、ブラック現像器Dk各々に設けられたセンサ320
Y、320M、320C、320Kからは装填されたト
ナーカートリッジの種別(どの色のトナーを収容してい
るか)を示す信号(TYPE)がCPU200に出力さ
れる。なお、このリファレンスデータは特定の色成分
(例えば、Y成分)のデータのみから構成される。
【0041】パターンマッチング部308ではROM3
04から入力したリファレンスデータ信号(REF)3
06と濃度画像信号とを入力してパターン認識処理を行
い、入力画像に特定画像が含まれているかどうかを判別
する。そして、その判別結果は、画像形成制御部303
に出力する。なお、パターンマッチング部308による
パターン認識処理の実行は、後述する処理結果に従っ
て、CPU200により制御される。さて、画像形成制
御部303は、パターン認識による判別結果に従い、入
力信号に特定画像が含まれてることが判別された場合に
は、画像形成処理を行なわないように或は記録用紙の全
面に特定色のトナーを転写するように制御する。これに
対して、その判別結果、入力信号に特定画像が含まれて
いないことが判別された場合には、画像形成処理を行な
うよう制御する。
04から入力したリファレンスデータ信号(REF)3
06と濃度画像信号とを入力してパターン認識処理を行
い、入力画像に特定画像が含まれているかどうかを判別
する。そして、その判別結果は、画像形成制御部303
に出力する。なお、パターンマッチング部308による
パターン認識処理の実行は、後述する処理結果に従っ
て、CPU200により制御される。さて、画像形成制
御部303は、パターン認識による判別結果に従い、入
力信号に特定画像が含まれてることが判別された場合に
は、画像形成処理を行なわないように或は記録用紙の全
面に特定色のトナーを転写するように制御する。これに
対して、その判別結果、入力信号に特定画像が含まれて
いないことが判別された場合には、画像形成処理を行な
うよう制御する。
【0042】このような処理が実行された各色成分ビデ
オ信号(VDO)はPWM(パルス幅変調)部309に
出力される。PWM部309では、1画素8ビットの濃
度画像信号をラッチ回路310で画像クロック(PCL
K)316の立ち上がりに同期させてラッチし、さら
に、その濃度画像信号をD/Aコンバータ311で信号
値に対応したアナログ電圧に変換して、アナログコンパ
レータ312の1つの入力端子に入力する。一方、三角
波発生部314は、画像クロック(PCLK)316に
基づいて三角波を発生させて、これをアナログコンパレ
ータ312のもう一方の入力端子に入力する。アナログ
コンパレータ312ではアナログ電圧と三角波の2つの
入力信号を比較し、PWMされた信号を出力し、インバ
ータ313でこの信号を反転し、最終的にPWM信号が
得られる。このPWM信号はレーザ駆動部(不図示)へ
と入力され、半導体レーザを駆動する。
オ信号(VDO)はPWM(パルス幅変調)部309に
出力される。PWM部309では、1画素8ビットの濃
度画像信号をラッチ回路310で画像クロック(PCL
K)316の立ち上がりに同期させてラッチし、さら
に、その濃度画像信号をD/Aコンバータ311で信号
値に対応したアナログ電圧に変換して、アナログコンパ
レータ312の1つの入力端子に入力する。一方、三角
波発生部314は、画像クロック(PCLK)316に
基づいて三角波を発生させて、これをアナログコンパレ
ータ312のもう一方の入力端子に入力する。アナログ
コンパレータ312ではアナログ電圧と三角波の2つの
入力信号を比較し、PWMされた信号を出力し、インバ
ータ313でこの信号を反転し、最終的にPWM信号が
得られる。このPWM信号はレーザ駆動部(不図示)へ
と入力され、半導体レーザを駆動する。
【0043】なお、図3において、200はコントロー
ラ100全体を制御するCPU、201はCPU200
が実行する制御に必要なプログラムが格納されたRO
M、202はそのプログラムを実行するためにCPU2
00が作業領域として用いるRAMである。
ラ100全体を制御するCPU、201はCPU200
が実行する制御に必要なプログラムが格納されたRO
M、202はそのプログラムを実行するためにCPU2
00が作業領域として用いるRAMである。
【0044】次に、以上の構成のカラー画像処理装置に
おいて実行されるパターン認識処理の実行制御について
説明する。
おいて実行されるパターン認識処理の実行制御について
説明する。
【0045】図4はパターン認識処理の実行制御の概要
を示すフローチャートである。なお、図4において、図
5で説明したのと同じ処理ステップには同じステップ参
照番号を付し、その説明は省略する。この処理は、カラ
ー画像処理装置におけるカラー画像形成プロセスの中で
実行され、各色トナー毎に同様に繰り返される。
を示すフローチャートである。なお、図4において、図
5で説明したのと同じ処理ステップには同じステップ参
照番号を付し、その説明は省略する。この処理は、カラ
ー画像処理装置におけるカラー画像形成プロセスの中で
実行され、各色トナー毎に同様に繰り返される。
【0046】まず、ステップS100では、次の画像形
成プロセスに使用するトナーカートリッジに収容されて
いるトナーの色をセンサ出力に基づいて取得する。そし
て、その結果に基づいて、ステップS22〜S24の処
理が実行される。
成プロセスに使用するトナーカートリッジに収容されて
いるトナーの色をセンサ出力に基づいて取得する。そし
て、その結果に基づいて、ステップS22〜S24の処
理が実行される。
【0047】従って以上説明した実施形態に従えば、リ
ファレンスデータと比較して特定画像であるかどうかを
判別する画像データの色成分を、カラー画像処理装置に
装填されている実際のトナーカートリッジが収容してい
るトナーの色によって決定するので、たとえ、トナーカ
ートリッジの装填の仕方を通常とは異ならせたり、或は
/及び、ホスト上での画像データ生成処理を変えるなど
して画像形成の順序を変更したとしても、リファレンス
データは正しく比較を行なうべき色成分の画像データと
比較され、パターン認識処理が行なわれる。
ファレンスデータと比較して特定画像であるかどうかを
判別する画像データの色成分を、カラー画像処理装置に
装填されている実際のトナーカートリッジが収容してい
るトナーの色によって決定するので、たとえ、トナーカ
ートリッジの装填の仕方を通常とは異ならせたり、或は
/及び、ホスト上での画像データ生成処理を変えるなど
して画像形成の順序を変更したとしても、リファレンス
データは正しく比較を行なうべき色成分の画像データと
比較され、パターン認識処理が行なわれる。
【0048】なお、以上説明した実施形態では電子写真
方式に従うカラー画像処理装置を用いたが本発明はこれ
によって限定されるものではなく、トナーなどの記録剤
を収容したカートリッジを意図的に通常とは異なる位置
に装填できるものであれば、他の記録方式、例えば、異
なる色のインクを同じサイズ形状のインクタンクに収容
し、これを装填して画像形成を行なうインクジェット方
式を採用したカラー画像処理装置にも適用できる。
方式に従うカラー画像処理装置を用いたが本発明はこれ
によって限定されるものではなく、トナーなどの記録剤
を収容したカートリッジを意図的に通常とは異なる位置
に装填できるものであれば、他の記録方式、例えば、異
なる色のインクを同じサイズ形状のインクタンクに収容
し、これを装填して画像形成を行なうインクジェット方
式を採用したカラー画像処理装置にも適用できる。
【0049】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0050】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0051】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0052】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0053】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0055】なお、本発明は以上説明した実施形態に限
定されるものではなく、本発明の主旨に基づいて種々変
形することが可能であり、これらを本発明の範囲から排
除するものでないことはいうまでもない。
定されるものではなく、本発明の主旨に基づいて種々変
形することが可能であり、これらを本発明の範囲から排
除するものでないことはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データ色成分の入力順序がどのようなものであれ、リ
ファレンスデータの色成分に対応した入力画像データの
特定の色成分とが比較されるので、正しく特定画像を認
識することができるという効果がある。
像データ色成分の入力順序がどのようなものであれ、リ
ファレンスデータの色成分に対応した入力画像データの
特定の色成分とが比較されるので、正しく特定画像を認
識することができるという効果がある。
【0057】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるカラー画像処
理装置の構成を示す側断面図である。
理装置の構成を示す側断面図である。
【図2】イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するトナーカ
ートリッジを示す図である。
(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するトナーカ
ートリッジを示す図である。
【図3】コントローラ100の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】パターン認識処理の実行制御の概要を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】従来のパターン認識の制御のフローチャートで
ある。
ある。
100 コントローラ 101 ポリゴンミラー 102 レンズ 103 ミラー 104 帯電器 105 感光ドラム 106 転写ドラム 106f クリーナ 120Y、120M、120C、120K トナーカー
トリッジ 303 画像形成制御部 304 ROM 308 パターンマッチング部 309 PWM部 320Y、320M、320C、320K センサ
トリッジ 303 画像形成制御部 304 ROM 308 パターンマッチング部 309 PWM部 320Y、320M、320C、320K センサ
Claims (10)
- 【請求項1】 入力カラー画像データを処理し、複数色
を持つ記録剤を使って記録媒体にカラー画像の記録を行
うカラー画像処理装置であって、 前記複数色各々の記録剤を収容する交換可能な複数のカ
ートリッジと、 前記複数のカートリッジ各々に収容されている記録剤の
色を識別する識別手段と、 前記カラー入力画像データの各色成分毎に、前記複数の
カートリッジのいづれか1つに収容された記録剤を用い
て前記記録媒体に画像形成を行なう画像形成手段と、 特定画像を表現する1つの色成分のリファレンスデータ
を格納する記憶手段と、 前記リファレンスデータの色成分と、画像形成される際
に用いられる記録剤の色とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に従って、前記入力画像デ
ータの特定の色成分と前記リファレンスデータとを比較
して、前記入力画像データが表現する画像に特定原稿が
含まれているかどうかを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に従って、前記画像形成を
制御する制御手段とを有することを特徴とするカラー画
像処理装置。 - 【請求項2】 前記複数色は、Y(イエロ)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)、K(ブラック)であることを特
徴とする請求項1に記載のカラー画像処理装置。 - 【請求項3】 前記複数のカートリッジは各々、 Y
(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラ
ック)記録剤を収容し、さらに、 前記複数のカートリッジのサイズと形状は同じであるこ
とを特徴とする請求項2に記載のカラー画像処理装置。 - 【請求項4】 前記カラー入力画像データは、 Y(イ
エロ)成分、M(マゼンタ)成分、C(シアン)成分、
K(ブラック)成分から構成され、 前記画像形成手段は、電子写真方式に従って画像形成を
行い、前記色成分のデータに従って、Y(イエロ)画像
を現像する第1の現像部と、M(マゼンタ)画像を現像
する第2の現像部と、 C(シアン)画像を現像する第
3の現像部と、K(ブラック)画像を現像する第4の現
像部とを含むことを特徴とする請求項3に記載のカラー
画像処理装置。 - 【請求項5】 前記第1、第2、第3、第4の現像部は
各々、前記複数のカートリッジのいづれか1つを装填可
能であることを特徴とする請求項4に記載のカラー画像
処理装置。 - 【請求項6】 前記記録剤はトナーであることを特徴と
する請求項4に記載のカラー画像処理装置。 - 【請求項7】 前記特定画像は、紙幣や有価証券の画像
を含むことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像処
理装置。 - 【請求項8】 前記判別手段は、パターン認識によって
前記入力画像データが表現する画像に特定原稿が含まれ
ているかどうかを判別することを特徴とする請求項1に
記載のカラー画像処理装置。 - 【請求項9】 前記判別手段は、前記リファレンスデー
タの色成分と、前記画像形成される際に用いられる記録
剤の色とが一致する場合に、前記パターン認識を実行す
ることを特徴とする請求項8に記載のカラー画像処理装
置。 - 【請求項10】 入力カラー画像データを処理し、複数
色各々の記録剤を収容する交換可能な複数のカートリッ
ジから供給される記録剤を使って記録媒体にカラー画像
の記録を行うカラー画像処理方法であって、 前記複数のカートリッジ各々に収容されている記録剤の
色を識別する識別工程と、 記憶媒体に格納された特定画像を表現する1つの色成分
のリファレンスデータの色成分と、前記カラー入力画像
データの各色成分毎の画像形成の際に用いられる記録剤
の色とを比較する比較工程と、 前記比較工程における比較結果に従って、前記入力画像
データの特定の色成分と前記リファレンスデータとを比
較して、前記入力画像データが表現する画像に特定原稿
が含まれているかどうかを判別する判別工程と、 前記カラー入力画像データの各色成分毎に、前記複数の
カートリッジのいづれか1つに収容された記録剤を用い
て前記記録媒体に画像形成を行なう画像形成工程と、 前記判別工程における判別結果に従って、前記画像形成
を制御する制御工程とを有することを特徴とするカラー
画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9124294A JPH10315543A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9124294A JPH10315543A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10315543A true JPH10315543A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14881778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9124294A Withdrawn JPH10315543A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10315543A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353935A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-25 | Minolta Co Ltd | 画像処理の装置、システム及び方法 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP9124294A patent/JPH10315543A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353935A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-25 | Minolta Co Ltd | 画像処理の装置、システム及び方法 |
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