JP3610524B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、有価証券等の画像再生を防止する機能を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高性能のカラー画像形成装置が普及しているので、紙幣等の有価証券の偽造といった犯罪が多発することが予想される。かかる犯罪を防止するために、カラー原稿をデジタル的に読み取って複写する際に読取信号を利用して原稿中の照合データを識別し、その識別されたパターンが有価証券のものであると認識された場合には複写動作を中止する提案がなされている(特開昭55−111977号公報)。
【0003】
パターンを識別する手法としては、パターンマッチング法を採用するものや、かかるパターンマッチング法にファジー理論を応用したものが提案されている(特開平4−302271号公報、特開平4−302267号公報)。斯かるパターンマッチング法を採用した有価証券照合手段は、複数種の有価証券から特定の有価証券を特定する照合データの色を白熱灯を用いてB(ブルー),G(グリーン),R(レッド)の三原色で色分解してラインセンサで電気信号として読取り、当該電気信号を多階調でA/D変換した前記3原色の色信号を得て、これらの色信号を記憶する判別辞書を備えており、当該判別辞書から照合データと例えばスキャナからの読取信号と比較して得られる類似度信号を出力する。この出力結果から原稿が有価証券等であると判断した際に画像部分の全部又は一部をベタ黒に塗りつぶして転写紙を排出することにより、偽造を防止するようにしてある(特開平2−210481号公報)。又、追跡コードを付加したり(特開平1−316783号、特開平4−302267号)、定着不良にしたり(特開平2−171780号、特開平2−288468号)、モノクロで再現したり(特開平1−285977号)、色ずれさせたり(特開平2−288468号)、拡大、縮小(特開平1−316782号)する等のように画像を操作することにより、有価証券等の偽造を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述してある画像を操作して画像を排出する偽造防止処理を実行する画像形成装置(特開平2−210481号公報等)は、転写紙を排出するので、ジャムを発生する可能性も高くなる。
【0005】
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、偽造防止処理を実行するに際して転写材の排出動作を省略してジャム発生の機会を減少し得る画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題を解決する手段として、同一の原稿に対して複数回の読取走査をして各色の輝度信号及び各色の記録信号を出力する読取手段と、当該各色の輝度信号毎に有価証券等との類似する度合を示す類似度信号を出力する判定手段と、前記各色の記録信号で像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成する画像形成手段と、当該像形成手段の転写位置に転写材を給送する給紙手段と、前記給紙手段の給送動作を開始する駆動信号及び前記類似度信号とを関連づけ、前記画像形成手段が動作を開始した後に、前記類似度信号が所定レベル以上であることを検出した場合、前記駆動信号出力前であれば前記給紙手段の給送動作を抑止し、前記駆動信号出力後であれば前記像形成体上のトナー像に変更を加える偽造防止処理を行う制御手段を備えることにより、前記制御手段は前記類似度信号が所定レベル以上であることを検出した際に前記駆動信号出力前であれば、前記給紙手段の動作を抑止した後に、クリーニング手段により前記像形成体上をクリーニングするので、ジャム発生の機会を減少させ、かつ、装置内のトナー汚れを防止する。
【0007】
又、前記給紙手段により像形成体に向けて前記転写材が給紙されたことを検知し検知信号を出力する通過検知センサを備え、前記制御手段は前記類似度信号が所定レベル以上であることを検知した際に前記通過検知センサからの前記検知信号を受信していれば、前記像形成体上のトナー像に変更を加えるので、同様に有価証券等の再生画像装置外に排出されない。
【0008】
【実施例】
図1は本発明の画像形成装置の一実施例における制御回路の要部構成を示すブロック図である。
【0009】
本実施例の画像形成装置は、同一の原稿に対して複数回の読取走査をして各色の輝度信号及び各色の記録信号を出力するカラースキャナ100と、各色の輝度信号毎に有価証券等との類似する度合を示す類似度信号を出力する判定回路200と、各色の記録信号で像形成体339上にトナー像を重ね合わせて形成する電子写真プロセス部300と、像形成体339のの転写位置に転写材を給送する給紙カセット341、第1給紙ローラ342、第2給紙ローラ343等から構成する給紙手段と、転写材の給紙状態を検出する通過検知センサPS1と、駆動信号及び類似度信号とを関連づけ、類似度信号が所定レベル以上であることを検出した際に、駆動信号出力前であれば給紙手段の給送動作を抑止し、駆動信号出力後であれば像形成体上のトナー像に変更を加える偽造防止処理を行う電子写真プロセス制御部810とを備えるものである。
【0010】
以下に、各部材を詳細に説明する。
【0011】
カラースキャナ100は、一般にプラテンの基準位置に位置決めしてある原稿を下方から白色光を照射する光源を載置して移動する移動部材に設けられて原稿から反射する光を例えばプリズム内に設けられたダイクロックミラーにより青色光学情報と、黄色光学情報に色分解される。更に、ダイクロックミラーにより黄色光学情報が赤色光学情報と緑色光学情報に色分解される。このようにしてカラー光学像はプリズムにより赤R,緑G,青Bの3色光学情報に分解される。それぞれの色分解像は各ラインセンサ104,105,106の受光面で結像されることにより、電気信号に変換された輝度信号が得られる。これによりライン単位で輝度信号を信号処理系に送出するものである。信号処理系については好ましい実施例を図2を用いて後述する。
【0012】
ここで輝度信号は、光学系におけるレンズのMTF、ラインセンサの取り付け精度と光学走行系における光学ミラー等の振動、スキャン速度の変動による影響をMTF補正した後のものである。
【0013】
ここでいうMTF補正とは解像度の劣化に直接影響する書き込み装置310を構成する光学系におけるレンズのMTF、プリズム面の精度及びスキャン速度の変動を濃度信号に補正するものである。画像の最細部における再現性を向上させるためにはMTF値として30%以上必要であり、MTF補正の強さは、エッジ強調と平滑化及び対モアレにより決定してある。
【0014】
判別回路200は、256階調の輝度信号から複製を禁止しているものであることを種々の評価結果に基づいて有価証券との紛らわしさの度合を示す類似度信号を送出するものである。この判別回路200が判定手段に相当するものである。
【0015】
判別回路200は特徴抽出MPUと照合データ用ROMとから構成され、特徴抽出MPUはインターフェース部120を介してB,G,Rの輝度信号を受信し、原稿の一部あるいは全体の総合的な画像パターンを比較したり、更にはそれらの処理を併用して行ったり、読み取った画像データの内容について特徴を抽出して照合データ用ROMに予め登録してあるデータと比較演算することによって各色の記録信号毎に有価証券等との類似する度合いを多値レベルで示す類似度信号を電子写真プロセス部810に送出する。本実施例において輝度信号はA/D変換処理時にB,G,Rの何れかを示す2ビットのカラーコードを付加したものである。このカラーコードは輝度信号の色を示すものであり、後述する色再現部17が生成するカラーコードは記録色を示すものである。
【0016】
照合データ用ROMは、交換可能な制御用ROMの形態をしており、記憶装置の基板上のICソケットによって交換可能なものを始め、プラスチックパッケージに制御用ROMを収めたROMカートリッジとすることにより、新紙幣の発行及び確度の高い照合データの確立に伴うデータ更新を可能としたものであり、当該ROMには原稿のカラースペクトル分布や原稿の一部あるいは全体の総合的な画像パターン(これを照合データという)や原稿の大きさを書き込んであるので、インタフェース部からのカラーコードに基づいて色毎の照合データを読み出すようにしてある。ここでいう照合データは複数種の有価証券から特定の有価証券を特定する照合データの色を白熱灯を用いてB(ブルー),G(グリーン),R(レッド)の三原色で色分解してラインセンサで電気信号として読取り、当該電気信号を多階調でA/D変換した前記3原色の輝度信号を得て、これらの輝度信号をコード化したものである。
【0017】
電子写真プロセス部300は、像担持体339の1回転毎に帯電器331により帯電し、書き込み装置310による像露光により像担持体339上に色分解した静電潜像を形成し、当該静電潜像をフルカラーで再現する為に必要な複数色のトナーを個別に装填して磁気ブラシ現像法による現像装置332〜335を選択的に動作させてトナー像に顕像化し、当該トナー像を像担持体339に形成する一連のプロセスを色毎に複数回繰り返すことにより、像担持体339上に各色トナー像を重ね合わせた後給紙カセット341から送られてくる転写材へ転写器336により一括して転写された後定着ローラ345により定着する。
【0018】
書き込み装置310は、記録信号に基づいて半導体レーザを発光してドット毎に像担持体339上をライン走査して潜像を形成するものであり、所謂露光プロセスを行うものであり、変調信号で半導体レーザを発振させ、レーザ光を所定速度で回転するポリゴンミラーで偏向させ、fθレンズ及び第1のシリンドリカルレンズ及び第2のシリンドリカルレンズによって像担持体339上に微小なスポットに絞って走査するものである。
【0019】
書き込みドライバ350は、変調回路と、LD駆動回路、同期系としてインデックスセンサ及びインデックス検出回路を設け、偏向光学系としてのポリゴンドライバを設けてある。変調回路は、参照波と所定ビットからなる記録信号をD/A変換したアナログ記録信号とを比較し多値化するものである。このようにして得られる変調信号はLD駆動回路の駆動信号となる。LD駆動回路は、変調信号で半導体レーザを発振させるものであり、半導体レーザからのビーム光量に相当する信号がフィードバックされ、その光量が一定となるように駆動するものであり、半導体レーザに導通する電流を変更することができるようになっている。これにより、潜像電位を調整することができる。同期系は、偏向光学系からのビームを反射するミラーを介してインデックスセンサに入射する。インデックスセンサはビームに感応して電流を出力し、当該電流はインデックス検出回路で電流/電圧変換してインデックス信号として出力する。このインデックス信号により所定速度で回転するポリゴンミラーの面位置を検知し、主走査方向の周期によって、ラスタ走査方式で変調信号による光走査を行っている。
【0020】
半導体レーザは例えばGaAlAs等が用いられ、最大出力10mWであり、光効率25%であり、拡がり角として接合面平行方向8〜16°、接合面垂直方向20〜36°である。なお、カラートナーを順次重ね合わせることもあるので、着色トナーによる吸収の少ない波長光による露光が好ましく、この場合の波長は780nmである。
【0021】
像担持体339は例えばアルミニュウム等から構成した導電基材の表面に感光層を形成したものである。感光層は膜厚15〜30μm、誘電率2.0〜5.0であり、導電基材は接地してあり、所定の線速度で矢示方向に回転する(−)帯電の塗布型OPCから成る直径180mmのドラム状の感光体であり、像担持体339の回転軸に位相を検出するためのエンコーダEKを設けてあり、エンコーダEKは像担持体339の位相を示す位相信号を電子写真プロセス制御部810に送出している。
【0022】
帯電装置331は例えばスコロトロン帯電器であり、潜像形成プロセスに先立ち像担持体339を所定電圧に均一帯電して階調再現性等を調整することによりカブリ防止等を行うものである。
【0023】
現像装置332〜335は、例えば平均粒径約8.5μmのポリエステル系材料からなるトナーと平均粒径60μmのフェライト系コーティングキャリアとをトナー濃度4〜6%に制御した現像剤を撹拌スクリュウを120(rpm)で回転することにより撹拌した後、マグネットローラの外側にあって約400(rpm)又は180(rpm)で回転するスリーブの外周に磁気ブラシを形成し、現像スリーブには所定のバイアス電圧が印加されて、像担持体339に対向した現像領域の潜像をトナー像に顕像化するものである。
【0024】
本実施例の多色画像形成方法に2成分の非接触現像法を採用する理由は、トナー粒子は比較的容易に摩擦帯電を制御することができ、かつ、トナー粒子は凝集しにくいので、磁気ブラシの穂立ちがよくかつ、像担持体表面との摩擦性に優れ、更にクリーニングとの兼用においても十分なクリーニング効果が発揮される特長を有すること、更に重要なことは像担持体面と非接触で現像する非接触現像にも適しているからである。
【0025】
なお、1成分非磁性現像剤や一成分磁性現像剤に対しても、磁気ブラシ現像法を用いた構成は適用しうる。本実施例では現像装置は潜像を顕像化するものとして説明したが、これに限定されるものでなく、例えば磁気潜像も顕像化することができるのは自明である。
【0026】
転写装置336は、周知のように像担持体339上に静電的に担持したトナー像に転写材を重ね、転写紙の裏側から電荷を放電することにより、転写材上にトナーを転写するものであり、スコロトロン放電器であることが好ましいが、これに限定されるものでなく、コロトロン帯電器或いは帯電ローラ等の転写材上にトナー像を静電的に転写するものであればよい。
【0027】
分離装置337は、周知の如く像担持体339に静電的に吸着した転写材から除電することにより、転写材を分離するものであり、スコロトロン帯電器、コロトロン帯電器、帯電ローラ等を用いる。
【0028】
クリーニング装置338は、ブレード等を像担持体339の表面に接触させることにより、像担持体339の表面に付着したトナー及び粉塵を掻き落として廃トナーボックスに捕獲する。
【0029】
定着装置345は、熱若しくは熱及び圧力をトナー像を担持した転写紙に加えることにより、トナー像を転写材上に永久に固定するための装置である。
【0030】
通過検知センサPS3は定着装置345から排出側の経路に設けてあり、転写紙の後端を検知した検知信号を電子写真プロセス制御部810に送出するものであり、所謂排紙センサとも言われる。
【0031】
第1給紙ローラ342は給紙カセットの給紙側に設け、電子写真プロセス部810からの駆動信号によりソレノイドをオン状態にして回転力を付与することにより、給紙カセット341に装填してある転写材の最上層からニップして給紙するものである。
【0032】
通過検知センサPS1は第1給紙ローラ342の給紙方向前方に設けることにより、給紙カセット341から転写材が給紙されたか否かを検知するものであり、レバーを備える機械式のタイプや発光素子と受光素子からなるフォトセンサのいずれでもよいが、例えば透明のスライド用転写材を用いる場合には機械式のものを好ましく用いる。通過検知センサPS1の出力信号は電子写真プロセス制御部810を構成するマイクロプロセッサに送出し続けており、転写材が通過している期間はオンレベルとなるようにしてある。従って、前記駆動信号の代わりに通過検知センサPS1の出力信号と前記類似信号とを関連づけ制御を行うことにより同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0033】
なお、通過検知センサPS1からの出力信号は他の回路構成との関係から逆の論理、具体的には転写材が通過している期間にオフレベルとすることも可能である。転写材が通過している期間を表すパルス信号を特に検知信号ということにする。電子写真プロセス制御部810は検知信号の先端のエッジ或いは後端のエッジのいずれかを用いて制御動作を行う。何れを選択するかは正負何れの論理動作を採用するかで決定すべき事項である。
【0034】
第2給紙ローラ343は転写材の通過を所定時だけ停止することにより、転写材のずれを補正し、更に像形成体339の画像先端に位置合わせするレジストローラに相当するものである。
【0035】
通過検知センサPS2は第2給紙ローラ343の搬送方向前方に設けることにより、第2給紙ローラ343から転写領域にいたるタイミングと書き込み装置310の書き込み位置から転写領域までのタイミングから像形成体339に形成してある画像先端と転写材とを合わせるためのタイミング信号を電子写真プロセス制御部810を構成するマイクロプロセッサに送出する。
【0036】
コントロール800は、電子写真プロセスを実行するプログラムを書き込んであるマイクロプロセッサからなる電子写真プロセス制御部810及び外部の装置との間での通信制御及び操作表示部(図示せず)からのデータ入力及び割り込み処理に対応するマイクロプロセッサからなる全体制御部820とからなる。
【0037】
電子写真プロセス制御部810は、エンコーダEKからの位相信号に基づいて上述してある電子写真プロセス部材に接続してあるソレノイド(図示せず)を順次オン/オフすることによりカラー画像プロセスを実行するものであり、判定回路200を構成する特徴抽出MPUに設けてあるインターフェース部から類似度信号を受信することにより、プラテン201上に載置してある原稿の有価証券等との紛らわしさの度合いを検知することができ、転写材の給紙動作を開始する信号に関連づけ転写材の給紙動作を抑止して画像形成動作を中止する偽造防止処理を実行する。
【0038】
本実施例の偽造判定処理は同一原稿に対して複数回の読取走査の度に全色の輝度信号を用いて実行するものである。その理由はカラースキャナ100は一度の読取走査でB,G,Rの輝度信号を読み取ることができるので、一度に全色の記録信号を生成することができるが、電子写真プロセス部300は各記録色毎に画面単位で色重ねしてカラー形成プロセスを採用するにもかかわらず、ページメモリを備えないためにカラースキャナ100は複数回の読取走査を実行する必要があるものである。そこで、本実施例における偽造防止処理は、同一原稿から得られる複数回の輝度信号を利用して、走査毎に偽造判別処理を実行するものであり、偽造であると判断した際に転写紙が給紙してあるか否かで偽造防止処理を変更するものである。
【0039】
電子写真プロセス部300は給紙カセット341から転写材を給紙するタイミングは第3色目に相当するシアンの記録信号の生成終了後である。電子写真プロセス部810は、インターフェイス部120から送出される第3色目のカラーコードの終了のタイミングから検知することができ、エンコーダEKからの位相信号を基準にして第1給紙ローラ342を駆動するソレノイドをオン状態にする。これにより、第1給紙ローラ342は転写材を給紙する。
【0040】
電子写真プロセス制御部810は通過検知センサPS1からの検知信号を受信することにより、転写材の給紙を確認する。全体制御部820は、外部の装置との間で通信回線941により通信を行うための通信制御を行う機能も備えており、画像形成装置1000外の管理場所その他の設置した外部装置との間で定期的あるいは随時データ授受等の通信ができるようにするものでもあり、画像形成装置側に通信開始要求を許可する相手先のIDやパスワードを記憶する手段を設けることにより、IDやパスワードが漏洩した場合の不正なアクセスを防止することができるものである(具体的な構成は特開平4−318746号に記載してある)。全体制御部820はRS−232Cインフェース(図示せず)により接続されており(図示せず)、このRS−232Cインターフェースを介して全体制御部820からのデータ転送が行われると、その転送データを網制御部(以下、NCU部と略称する)940内に設けたRAM(図示せず)に一時保持し、コントロール800からのデータ転送終了後に全体制御部820によりNCU940を制御して外部との通信動作を行い、回線接続モデム、NCU部940を通して外部にデータ転送を行うことができる。
【0041】
尚、本実施例においてコントロール800は2つのマイクロプロセッサで実現してあるが、これに限定するものでなく、2つ以上或いは単一のマイクロプロセッサ上にソフトウエアで実現してもよい。
【0042】
操作表示部(図示せず)は複写に関する情報を表示するLCD(液晶)タイプのメッセージタッチディスプレイであり、例えば96×192ドットで文字や図形を表示するものであり、例えばテンキーで設定した複写枚数、定形変倍キー、等倍キー、ズームキーで設定した複写倍率、コピー用紙選択キーで選択した用紙サイズ、画像形成装置本体の状態を示すメッセージ、操作手順を示すガイドメッセージの他に適合度と警告メッセージを表示するものである。これによりユーザへの指導指標を表示するものである。
【0043】
図2は本実施例のカラースキャナに設けた信号処理系の回路構成を示すブロック図である。
【0044】
パルス発生部(図示せず)は、動作タイミングとなる基準クロックを発生するパルス発生回路であり、電子写真プロセス制御部810(図1参照)から制御信号によりスイッチS(図示せず)を閉状態とすることにより、カラースキャナ100、信号処理系及び書き込み装置310に基準クロックを供給する。これにより、ラインセンサ104,105,106で受光した輝度信号の読取動作を実行することになる。ここで、スイッチSは通常開状態にある。従って、電子写真プロセス制御部810から制御信号が印加されたときに閉状態となる。なお、この制御信号はカラースキャナ100の読取光学系の走査を開始する信号でもある。前述のスイッチSの開閉動作はソフトウエアで実現できることは自明である。
【0045】
信号処理系は、ラインセンサ104,105,106からの輝度信号にシェーディング補正すると同時にアナログ/デジタル変換して256階調の濃度信号として出力するA/D変換処理で濃度信号に色変換し、下色処理し、マスキング処理を施して記録信号とし、MTF補正とγ補正及び階調補正を任意の順序で濃度信号に施した記録信号を送出するものであり、A/D変換器107〜109、シェーディング補正回路110〜112、有効幅のみを取り出すゲート113〜115、B,G,Rの輝度信号を濃度信号に変換する濃度変換回路116、カラーコードを出力する色再現部117、記録信号を選択的に通過させるセレクタ118、記録信号に多値化処理を施して多値データに変換する多値化処理部119、カラーコード及び類似度信号を外部に出力するインターフェース部120及び最大濃度レベルの記録信号を書き込んであるベタ黒ページメモリ121を備える。インターフェース部120は輝度信号をコントロール800に送出している。
【0046】
色再現部117は、Y,M,Cの記録信号毎にROMで構成された色再現テーブルを備え、再現処理を実行するものである。色再現テーブルはそれぞれ色再現用のデータがY,M,C,K毎に書き込んであり、濃度変換したB,G,Rの輝度信号からY,M,C,Kの記録信号に変換し、当該記録信号をセレクタ118を介して書き込みドライバに出力するものである。
【0047】
なお、文字画像用及び階調画像用の色再現テーブルを個別に備えて、画像判別信号により選択するようにすれば文字画像及び階調画像の両方を鮮明に再現できる。この場合、文字再現用テーブルは、文字などを明瞭に再現することを重視し、微妙な淡い色合いや無彩色に近い色を強制的に白黒で再現するようにしたデータを書き込んである。階調再現用テーブルは原画像を忠実に再現することを重視し、微妙な淡い色合いや無彩色に近い色をなるべくそのまま表現するようにしたデータを書き込んである。
【0048】
ベタ黒ページメモリ121は、最大Aサイズに相当するドット数の最高濃度レベルを示す記録信号を書き込んであり、電子写真プロセス制御部810からの読み出し要求信号により図示しない読み出し制御部が記録信号をセレクタ118に読み出すものである。
【0049】
図4は本実施例の電子写真プロセス部に採用したカラー画像形成プロセスを示すフローチャートである。
【0050】
先ず、電子写真プロセス部300に採用したカラー画像プロセスを図4を参照して説明する。
【0051】
電子写真プロセス制御部810は、多値化処理部119から送出される記録信号が書き込み装置310に入力されると、書き込み装置310においては図示しない半導体レーザで発生されたレーザビームは図示しないコリメータレンズ及びシリンドリカルレンズを通過し、モータMにより回転される回転多面鏡により回転走査され、fθレンズとシリンドリカルレンズを経てその間2個のミラーにより光路を曲げられて、予めスコロトロン帯電器によって一様な電荷を付与された像担持体339の周面上に投射され主走査がなされてイエローを再現するための静電潜像(以下、単に潜像ということもある)を形成する。
【0052】
一方、走査が開始されるとレーザビームが図示しないインデックスセンサによって検知され、イエロー信号により変調されたレーザビームが像担持体339の周面上を走査する。従ってレーザビームによる主走査と像担持体339の搬送による副走査により像担持体339の周面上にイエローに対応する潜像が形成されて行く(ステップS101)。この潜像は選択的に動作状態とされたイエローのトナーを装填した現像装置により反転現像されて、像担持体339表面にトナー像が形成される(ステップS102)。得られたトナー像は像担持体339表面に保持されたまま像担持体339の周面より引き離されているクリーニング装置のブレードの下を通過し、次の画像形成サイクルに入る。
【0053】
即ち、像担持体339は帯電器により再び帯電され、次いでマゼンタ信号が書き込みドライバ350に入力され、前述したイエロー信号の場合と同様にして像担持体339表面への書込みが行われ潜像が形成される(ステップS103)。潜像は選択的に動作状態とされた第2の色としてマゼンタのトナーを装填した現像装置によって反転現像される(ステップS104)。このマゼンタのトナー像はすでに形成されている前述のイエローのトナー像の存在下に形成される。
【0054】
同様にしてシアン信号が書き込み装置310に入力され、前述したと同様にして像担持体339表面への書込みが行われ潜像が形成される(ステップS105)。次にシアンのトナーを有する現像装置で、第1,第2の色と同様に像担持体339表面にシアンのトナー像を形成する(ステップS106)。
【0055】
最後に黒輝度信号が書き込み装置310に入力され、前述したと同様にして像担持体339表面への書き込みが行われ潜像が形成され(ステップS107)、黒色のトナーを有する現像装置で前記の色と同様の処理により像担持体339に黒色のトナー像を重ね合わせて形成する(ステップS108)。各現像装置の各スリーブ332Y,333M,334C,335Kには直流とさらに交流のバイアスが印加され、像担持体339には非接触で反転現像が行われる。前述したことが像担持体1上に多色のトナー像を重ね合わせるプロセスである。
【0056】
かくして像担持体339の周面上に形成された多色のトナー像は、給紙カセット341より給紙ガイドを経て送られてきた転写材に転写部においてトナーと逆極性の高電圧が印加されて転写される(ステップS109)。
【0057】
即ち、給紙カセット341に収容された転写材は、給紙ローラ342の回転によって最上層の一枚が搬出されてタイミングローラ343を介し像担持体339上の画像先端とタイミングを合わせて転写器336へと供給される(ステップS110)。
【0058】
画像の転写を受けた転写材は、回転する像担持体339より確実に分離して上方に向かい、定着ローラ345によって画像を固着したのち(ステップS111)排紙ローラ346を経てトレイ(図示せず)上に排出される(ステップS112)。
【0059】
一方、転写材への転写を終えた像担持体339は、さらに搬送を続けてブレードとトナー搬送ローラを圧接状態としたクリーニング装置338において残留したトナーの除去を行いその終了をまって再びブレードを引き離し、それより少し後にトナー搬送ローラを引き離し新たな画像形成のプロセスに入る。
【0060】
上述した電子写真プロセスにおいて、カラーコードは全て存在することとして説明したが、これに限定されるわけでなく、少なくともいずれか1つ以上の記録色を示すカラーコードが存在しない場合もあり、その場合は図6に示すステップS101〜S108のうちから該当する記録色の露光・現像プロセスを省略することになる。
【0061】
図3は本実施例の画像形成装置の偽造防止動作を示すフローチャートである。
【0062】
判定回路200を構成する特徴抽出MPUは、カラースキャナ100の走査毎にインターフェイス部120からB,G,Rの輝度信号を受信し、全体のサイズを比較したり、特徴的な部分を抽出して照合用データROMから読み出したデータと比較したり、原稿の位置を修正しながら比較する。同一原稿から得られる複数回の輝度信号毎にすべてを異なるアルゴリズムで比較処理を実行して類似度信号を電子写真プロセス部810に送出する。
【0063】
電子写真プロセス部810は判定回路200を構成する特徴抽出CPUのインターフェイス部からの類似度信号及びインターフェイス部120からのカラーコードを受信しており、類似度信号の値を読取り80%未満であれば(ステップS1)、偽造でないので、このルーチンを終了する。
【0064】
電子写真プロセス部810は判定回路200を構成する特徴抽出CPUのインターフェイス部からの類似度信号及びインターフェイス部120からのカラーコードを受信しており、類似度信号の値を読取り80%以上であれば、偽造と判断し(ステップS1)、第1給紙ローラ342に接続されるソレノイドを駆動する信号の出力前後を判断し(ステップS2)、駆動信号出力前であれば、第1給紙ローラ342に接続されるソレノドをオフ状態に固定することにより給紙カセット341から転写材が給紙されないようにする(ステップS3)。電子写真プロセス部810はクリーニング装置338に接続してあるソレノイドをオン状態にすることにより、像形成体339上からトナー像を除去する(ステップS4)。電子写真プロセス制御部810は電子写真プロセスを終了する。これにより、ジャム発生の機会を減少させ、かつ、装置内のトナー汚れを防止することができる。
【0065】
一方、電子写真プロセス制御部810はステップS2において、駆動信号出力後であれば、カラースキャナ100に読み出し要求信号を送出する。これにより、ベタ黒ページメモリ121から最高濃度レベルを示す記録信号を1画面分だけ書き込みドライバ350に送出する。これにより、書き込み装置310においては図示しない半導体レーザで発生されたレーザビームは図示しないコリメータレンズ及びシリンドリカルレンズを通過し、モータMにより回転される回転多面鏡により回転走査され、fθレンズとシリンドリカルレンズを経てその間2個のミラーにより光路を曲げられて、予めスコロトロン帯電器によって一様な電荷を付与された像担持体339の周面上に投射され主走査がなされてベタ黒を再現するための潜像を形成する。この潜像は選択的に動作状態とされた黒のトナーを装填した現像装置335により反転現像されて、像担持体339表面にベタ黒トナー像が形成される(ステップS5)。画像の転写を受けた転写材は、回転する像担持体339より確実に分離して上方に向かい、定着ローラ345によって画像を固着した後、排紙ローラ346を経てトレイ(図示せず)上に排出される。これにより、有価証券等の不正複写を黒塗りにすることで有価証券等の偽造を防止することができる。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、上記の構成により、偽造防止処理を実行するに際して転写材の排出動作を省略してジャム発生の機会を減少し得る画像形成装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例における制御回路の要部構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のカラースキャナに設けた信号処理系の回路構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の画像形成装置の偽造防止動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例の電子写真プロセス部に採用したカラー画像形成プロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 カラースキャナ
200 判定回路
300 電子写真プロセス部
341 給紙カセット
342 第1給紙ローラ
343 第2給紙ローラ
338 クリーニング装置
339 像形成体
800 コントローラ
PS1〜PS3 通過検知センサ

Claims (3)

  1. 同一の原稿に対して複数回の読取走査をして各色の輝度信号及び各色の記録信号を出力する読取手段と、当該各色の輝度信号毎に有価証券等との類似する度合を示す類似度信号を出力する判定手段と、前記各色の記録信号で像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成する画像形成手段と、当該像形成手段の転写位置に転写材を給送する給紙手段と、前記給紙手段の給送動作を開始する駆動信号及び前記類似度信号とを関連づけ、前記画像形成手段が動作を開始した後に、前記類似度信号が所定レベル以上であることを検出した場合、前記駆動信号出力前であれば前記給紙手段の給送動作を抑止し、前記駆動信号出力後であれば前記像形成体上のトナー像に変更を加える偽造防止処理を行う制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像形成体上をクリーニングするクリーニング手段を備え、前記制御手段は前記類似度信号が所定レベル以上であることを検出した際に前記駆動信号出力前であれば前記給紙手段の動作を抑止した後に、前記クリーニング手段により前記像形成体上をクリーニングすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙手段により前記転写材が給紙されたことを検知し検知信号を出力する通過検知センサを備え、前記制御手段は前記類似度信号が所定レベル以上であることを検知した際に前記通過検知センサからの前記検知信号を受信していれば、前記像形成体上のトナー像に変更を加えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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