JP3273512B2 - カラー電子写真プリンタ及びカラー画像印刷装置 - Google Patents
カラー電子写真プリンタ及びカラー画像印刷装置Info
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Description
等のカラー電子写真プリンタ及び該プリンタを使用した
カラー画像印刷装置に係り、特に情報処理装置が発生す
る印刷すべきカラー画像のドット情報と色相情報と画像
の種類、例えばテキスト情報画像かグラフィック情報画
像か或いは単色か複数色の重合かに応じた最適な画像印
刷制御に関する。
剤を使用するカラー電子写真プリンタは、3色(イエロ
ー:Y,マゼンタ:M,シアン:C)または4色(イエ
ロー:Y,マゼンタ:M,シアン:C,ブラック:K)
の現像器を搭載しており、印刷画像の色再現方法は、各
色毎にトナー像を形成し、これを重合して再現する方法
がとられている。従って、何れかの色の現像器に不都合
(現像器が取外されている等)があって正常なカラー画
像印刷ができない場合には、印刷動作を禁止する措置が
とられる。
幾つかの現像器は使用しないで正常なカラー画像を印刷
する場合もあり、当該カラー画像の印刷に使用しない現
像器に不都合があっても印刷動作を禁止する必要がな
い。このような状態での印刷動作禁止の措置は、カラー
電子写真プリンタを使用するカラー画像印刷装置の使い
勝手(稼働効率)を低下させる。
ラー画像印刷に使用する色(現像器)を印刷動作に先立っ
て指定(特定)し、当該カラー画像印刷に使用しない現
像器の存否は印刷動作可否の判断情報としないようにし
たカラー電子写真プリンタが提案されている(特開平1
−314259 号公報)。また、トナーが不足している現像
剤の色は代替色で印刷できるように印刷画像データを色
変更するカラー画像印刷装置も提案されている(特開平
3−268956 号公報)。
プリンタは、各色のトナー像が等しい基準濃度で再現さ
れたものでないと、これを合成して再現したカラー画像
の色相や色彩や明度等が原画に対して大きくずれてしま
うため、現像剤のトナー濃度は厳しい基準値(範囲内)
に管理されている。そして、各現像器における現像剤の
トナー濃度がこの厳しい基準値を逸脱すると、不良な現
像器として扱われることになる。
像情報を発生するパーソナルコンピュータやワードプロ
セッサのような情報処理装置は、文字情報を扱ったテキ
スト情報を編集する機能とイラストや図形を扱ったグラ
フィック情報を編集する機能を備えており、従って、電
子写真プリンタで印刷する画像の種類もテキスト画像と
グラフィック画像に大別される。そしてこのような2種
類の画像情報を印刷するカラー電子写真プリンタは、グ
ラフィック画像を忠実に印刷できるように各現像器を厳
しい基準値に調整しており、この基準値を逸脱すると印
刷動作を禁止するように構成されている。
する画像情報には、カラー画像であってもモノクロ画像
と同様に単色または2色で印刷する画像や色相や色彩や
明度の誤差の許容範囲が大きい画像も存在する。特にテ
キスト画像情報に基づくカラー画像はそのような場合が
大半であるが、従来のカラー電子写真プリンタはグラフ
ィック画像を印刷できる状態にないときは印刷動作が禁
止されており、前記したようなテキスト画像情報も印刷
できない不便さがあった。
トナー濃度の許容範囲を印刷するカラー画像の種類に応
じて変えてカラー電子写真プリンタの動作可能範囲を広
めることにより、利用者に便利なカラー画像印刷装置を
提案することにある。
ラー画像のドット情報と色相情報を発生する情報処理装
置と、該情報処理装置から受信したドット情報に従った
静電潜像を形成する潜像形成手段と前記静電潜像を色相
情報に相当する色の現像剤で現像する複数個の現像器と
該各現像器の現像剤の状態を検出する現像剤状態検出手
段とこれらを制御する制御手段とを有するカラー電子写
真プリンタとを備えたカラー画像印刷装置において、前
記印刷すべきカラー画像の種類を示す画像類別情報を発
生する類別情報発生手段と、前記印刷すべきカラー画像
を構成する総ての色相情報に相当する現像器の現像剤状
態を確認し、前記画像類別情報を参照して当該カラー画
像の印刷可否を判定する印刷可否判断手段を設けたこと
を特徴とする。なお、色相情報は各ドットの色の情報で
あり、画像類別情報は、例えば印刷すべきカラー画像が
テキスト情報画像かグラフィック情報画像かを区別する
情報である。
の場合は色相や色彩や明度の誤差の許容範囲が大きい。
そして、情報処理装置は、印刷すべき画像のドット情報
(コード化情報を含む)と色相情報を持っており、従っ
て、カラー電子写真プリンタはこの情報を使用して、事
前に、印刷すべきカラー画像の種類(2色以下/3色以
上或いはテキスト画像/グラフィック画像)を確認し、
現像器における現像剤の状態に応じた印刷可否判定基準
を当該カラー画像の種類に応じて変える(2色以下また
はテキスト画像は許容範囲を広げる)ことにより、2色
以下の画像やテキスト情報に関してはカラー電子写真プ
リンタの動作可能範囲を広めることができ、利用者に便
利なカラー画像印刷装置となる。
明する。
カラーレーザプリンタ200の要部縦断側面図を示して
いる。このカラーレーザプリンタ200の印写部は、矢
印方向に定速度で回動するように2つの回動輪の周りに
掛け巡らした感光ベルト211と、該感光ベルト211の
表面を一様に帯電する帯電器212と、一様に帯電され
た感光ベルト表面を露光して該表面に静電潜像を形成す
る走査露光装置213と、静電潜像を現像してトナー像
を形成する4つの現像装置214,215,216,2
17(各現像器には現像剤の状態を検知するセンサがそ
れぞれ内蔵されてる)と、トナー像転写後に感光ベルト
表面に残留するトナーを除去するクリーナ219と、感
光ベルト表面に残留する電荷を除去するイレーズランプ
218を備える。
213aからビデオデータに従って出力されるレーザ光
を集光レンズ213bで集光して平行なレーザビームと
し、ミラーモータ213cにより定速度回転されるポリ
ゴンミラー213dで該レーザビームを反射させること
により繰返し偏向ビームとし、該偏向ビームを投影レン
ズ213e及び折返しミラー213fを介して前記感光
ベルト表面に照射してビームスポツトを形成し、該ビー
ムスポツトの走査により感光ベルト表面を露光する構成
である。また、該走査露光装置213は、図10に示す
ように、各偏向走査においてビームスポツトが偏向走査
開始基準位置を通過するタイミングを検出するためのビ
ームデイテクタ213gを備え、該ビームデイテクタ2
13gから得られる信号を増幅器213hで増幅して偏
向走査開始基準検出信号BDT1として出力する。
像剤として使用する現像装置,現像装置215はマゼン
タ色のトナーを現像剤として使用する現像装置,現像装
置216はシアン色のトナーを現像剤として使用する現
像装置,現像装置217はクロ色のトナーを現像剤とし
て使用する現像装置であり、各現像装置はバイアス電圧
を制御することにより現像機能が付与または消失され
る。該バイアス電圧の制御は、静電潜像を形成するのに
使用したビデオデータの指定色に対応した現像装置が有
効に機能するように情報処理装置100からの指定信号
に基づいて行われる。
成した複数のトナー像を重合して一つのカラートナー像
を完成し、該カラートナー像を用紙に転写するために使
用される。該転写ドラム221は前記感光ベルト表面に
接触しながら矢印方向に該感光ベルト表面と同期した速
度で回動するように駆動され、感光ベルト表面と接触状
態にある領域の転写ドラム内側には該感光ベルト表面の
トナー像を該転写ドラム表面に転写するための転写器2
22が設置される。また、該転写ドラム221の表面に
残留するトナーを除去するために該表面に離接制御可能
なクリーナ223を配設している。
紙ローラ233は該用紙232を抽出してレジストロー
ラ234まで供給する。レジストローラ234は、給紙
ローラ233により送られてきた用紙232の先端を抑
えて該用紙232の進行を停止し、整紙と送紙タイミン
グの調整を行う。
搬送されてきた用紙232が転写ドラム221と接触す
る領域で該用紙232の背面に転写電荷を与え、転写ド
ラム表面上のトナー像を該用紙232に転写する。
紙232を加熱ローラと加圧ローラの間を通過させて該
トナー像を該用紙232に溶着(定着)する構成であ
る。
た用紙232を機外に排出するものである。
0に接続されて該情報処理装置と制御情報やドット情報
(ビデオデータ)の授受を行い、該カラーレーザプリン
タ200内部の構成手段を制御して印刷制御を実行す
る。
したブロツク図である。該制御装置270はCPU271を中
心にして構成され、プログラムを格納したROM272,エラ
ー情報やメンテナンス情報等を格納するRAM273,半導体
レーザ213aの点滅を制御するレーザ制御回路27
4,レーザビームの強さを検出するレーザパワーモニタ
回路275,前記偏向走査開始基準検出信号BDT1と
発振器278により主走査同期基準信号を発生する主走
査同期基準信号発生回路277,該レーザプリンタ内部
の構成手段を制御する周辺機器制御駆動回路279等を
備える。このプリンタ内部構成手段として、図10は、
ポリゴンミラー213dを駆動する前記ミラーモータ2
13cと、転写ドラム221と用紙搬送系を駆動するメ
インモータ281と、感光ベルト211を回動する感光
ベルトモータ282と、現像装置214,215,21
6及び転写器222等を付勢する電源回路283と、後
述するトナー補給モータ294a〜294dを示してい
る。
ー濃度検知手段を図11に示す。各現像器内のトナー濃
度を検知するセンサ291a〜291dは、例えば
(株)TDKの型式TS−0524LA等の如き磁気ブリッジ方
式のセンサを使用することができる。この各センサ29
1a〜291dはそれぞれトナー濃度に略反比例した大
きさの電圧を出力する。従って各センサ291a〜29
1dの出力電圧をセンサ出力判定回路290a〜290
dにおいてコンパレータ293a〜293cで基準電圧
と比較することにより、各現像器214〜217におけ
る現像剤のトナー濃度を検出することができ、CPU271は
その結果を入力することで各現像器214〜217のト
ナー濃度を知ることができる。本実施例では、トナー濃
度を判定する3つの基準電圧(Vref1,Vref2,Vref
3)を分圧抵抗器292a〜292dにより設定してい
る。そして3つのコンパレータ293a〜293cの出
力信号Vo1,Vo2,Vo3を論理判断することにより、当
該現像器における現像剤のトナー濃度が、図12に示す
ようにVref1とVref2で囲まれた範囲a(トナー濃度T
d1〜Td2)と、Vref2とVref3で囲まれた範囲b(トナ
ー濃度Td2〜Td3)と、その合成範囲cに対して如何な
る関係にあるかを知ることができる。即ち、三つのコン
パレータ293a〜293cの出力信号Vo1,Vo2,V
o3は、トナー濃度が許容範囲b内のときはVo1=H,V
o2=L,Vo3=Lであり、トナー濃度が許容範囲c内の
ときはVo1=H,Vo2=H,Vo3=Lである。
トナー濃度が範囲b内となるようにトナー補給モータ2
94a〜294dを制御しており、範囲a(c)はテキ
スト画像印刷許容範囲,範囲bはテキスト画像及びグラ
フィック画像印刷許容範囲である。
ンタ200における前記CPU271が実行する制御処理を図
1を参照して説明する。
処理501(ヒータウォームアップや各種I/Oの診断
処理等)を実行する。次に、各色の現像器のトナー濃度
判定信号Vo1〜Vo3の取込み処理502を行い、この判
定信号Vo1〜Vo3を処理503でメモリに格納する。次
に、パネル表示制御処理504を行った後に処理505
に移ってトナー濃度が許容範囲c内の現像器があるかど
うかをチェックする。1つでも有れば当該現像器を使用
しての画像印刷が可能であることから、レディ状態での
待機処理506に移る。トナー濃度が許容範囲c内の現
像器がない場合には如何なる画像も適正に印刷できない
ので、処理507において現像器不良(印刷動作不可)
のメッセージを情報処理装置100に報告し、処理50
8においてこれをパネル表示する。
EQ)信号の受信を確認すると、色相情報及び種別情報
を受信する処理522に移ってこれから印刷する画像の
色相情報及び種別(テキスト画像/グラフィック画像)
情報を受信し、次いで処理523において指定色の現像
器のトナー濃度が許容範囲c内かどうかをチェックし、
指定色の現像器のトナー濃度が許容範囲c内でなければ
処理526において現像器不適(印刷動作不可)のメッ
セージを情報処理装置100に報告し、処理527にお
いてこれをパネル表示する。指定色の現像器のトナー濃
度が許容範囲c内にある場合は処理524で指定色が2
色以下かどうかをチェックをする。該印刷すべき画像が
2色以下ならば後述する印刷(PRINT)処理に進
む。しかし、3色以上であれば処理525においてトナ
ー濃度が許容範囲b内かどうかをチェックする。そして
許容範囲b内であれば処理528で現像器適合(印刷動
作可能)のメッセージを送信した後に後述する印刷(P
RINT)処理に進み、許容範囲b内でない場合は前述
した処理526に移る。
00に対応する情報処理装置100について説明する。
情報処理装置100は、一般に、CPUとプログラムを
格納したROMと処理データを格納するRAMを中心に
して構成された制御装置と、該制御装置に編集指令や編
集データを入力するキーボードと、入力データや編集さ
れたデータを表示する表示装置を備える(図示せず)。
そして、この制御装置におけるCPUが前記カラーレー
ザプリンタ200の制御装置270におけるCPU271に対
応する。
ように、電源が投入されるとイニシャル処理581を実
行する。そして、キーボードから入力された編集指令や
編集データに従った各種ファイルデータの呼び出しや文
書作成処理582を実行し、これらのデータを印刷する
ときには印刷モード設定処理583を行う。印刷モード
設定処理が終了すると、接続されているカラーレーザプ
リンタ200がレディ状態にあるかどうかをチェックす
る処理584を実行し、レディ状態にあれば処理585
で印刷要求(PREQ)信号を送信し、その後、印刷す
べきデータの色相情報及び画像種別情報を送信する処理
586を実行する。この処理586は、前記カラーレー
ザプリンタ200のCPU271が実行する前記処理522に
おける色相情報及び種別情報受信に対応する。
装置100は、カラーレーザプリンタ200の各現像器
がこの印刷すべきデータを印刷するのに適合した状態に
あるかどうかをチェックする処理587に移り、適合状
態であれば印刷処理588に移る。
制御、即ちCPU271が実行する印刷制御処理(PRIN
T)について、イエロー色(Y),マゼンタ色(M)の
2色印字を例にとって、図3〜図6を参照して説明す
る。情報処理装置100とレーザプリンタ200は、イ
エロー色,マゼンタ色,シアン色,黒色の順にトナー像
を形成するように約束して制御プログラムが構成されて
いる。
すると、カラーレーザプリンタ200の制御装置270に
おけるCPU271は該印刷要求信号に応動し、ROM272に格納
された制御プログラムに従つた印刷制御処理を開始す
る。
c,メインモータ281,感光体モータ282を回転さ
せ、次いで処理402でイレーズランプ218を点灯
し、処理403で帯電器212を動作状態とし、処理4
04で転写器222を動作状態とする。
与えられるビデオデータがイエロー色のトナー像に該当
するものかどうかを確認する。イエロー色のトナー像に
該当するものである場合には、処理406で現像装置2
14の現像機能を有効にするための現像バイアス電圧を
発生するように周辺機器制御駆動回路279を制御し、
印字処理407に移る。
処理407aで副走査方向基準位置検出信号HPSの入
来を監視し、転写ドラム221が書き出し基準位置まで
回転して該副走査方向基準位置検出信号HPSが発生す
ると処理407bに移る。
信号HPSが発生してからt1時間後に副走査方向の印
字許可信号Vsyncを発生するような時間管理を行い、該
時間t1を経過すると処理407cに移つて副走査方向
印字許可信号Vsyncを発生する(副走査方向印字許可信
号Vsyncを情報処理装置100に伝送する信号線をロー
レベルにする)。この時間管理は主走査同期基準信号B
DTを計数することにより行うが、前述したように、主
走査同期基準信号BDTは副走査方向基準位置検出信号
HPSの直後に最初に発生した偏向走査開始基準検出信
号BDT1を契機にして作成されている。そして、この
副走査方向印字許可信号Vsyncの発生期間の長さt2
は、用紙232の搬送方向の長さを搬送する時間に相応
する。
発生期間内では、先ず、処理407dにおいて前記主走査同
期基準信号BDTの発生タイミングからt3時間後に主
走査方向印字許可信号Hsyncを発生するような時間管理
を行い、該時間t3を経過すると処理407eに移つて
主走査方向印字許可信号Hsyncを発生する(主走査方向
印字許可信号Hsyncを情報処理装置100に伝送する信
号線をローレベルにする)。該主走査方向印字許可信号
Hsyncの発生期間の長さt4は用紙232の幅方向寸法
領域を走査する時間に相応する。
印字許可信号Vsyncに同期して情報処理装置100から
伝送されてくるビデオデータVdataを受信してレーザ制
御回路274に伝達し、半導体レーザ213aを点滅制
御する。因に、情報処理装置100は、前記発振器27
8と同様にビデオクロツク信号の8倍の周期で発振する
発振器出力信号を副走査方向印字許可信号Vsyncの立ち
下がり位相で1/8に分周した信号をビデオクロツク信
号として使用する。該半導体レーザ点滅制御によつて感
光体211の表面には1走査線分の静電潜像が形成され
る。また、情報処理装置100は、用紙232の前後端
の所定の余白領域(tv)及び左右端の所定の余白領域
(th)は白印字のビデオデータVdataを発生する。
半導体レーザ点滅制御を完了すると、処理407gに移
つて副走査方向印字許可信号Vsync発生期間t2内かど
うかを確認し、副走査方向印字許可信号Vsync発生期間
t2内であれば処理407hに移つて次の主走査同期基
準信号BDTの発生を監視し、次の主走査同期基準信号
BDTが発生すると処理407dに戻る。副走査方向印
字許可信号Vsync発生期間t2を終了すれば、処理40
7jに移つて副走査方向印字許可信号Vsyncをハイレベ
ルに戻して該イエロー色トナー像に対する露光を終了
し、次いで、処理407kで該露光によつて形成された
静電潜像の現像を終了した後に現像装置214の現像機
能を消失させるように現像バイアス電圧を制御する。
ー像は、転写ドラム221と接触するときに該転写ドラ
ム221表面に転写され、該表面に保持される。
から与えられる次のビデオデータがマゼンタ色のトナー
像に該当するものかどうかを確認する。マゼンタ色のト
ナー像に該当するものである場合には、処理409で現
像装置215の現像機能を有効にするための現像バイア
ス電圧を発生するように周辺機器制御駆動回路279を
制御し、印字処理410に移る。該印字処理410も前
記印字処理407と同様に行われ、マゼンタ色のトナー
像も転写ドラム221表面上の前記イエロー色トナー像
に重合するように転写して保持される。
から与えられる次のビデオデータがシアン色のトナー像
のものかどうかを確認する。シアン色のトナー像のもの
であれば、次の処理412で現像装置216の現像機能
を有効にするための現像バイアス電圧を発生するように
周辺機器制御駆動回路279を制御し、印字処理413
に移る。該印字処理413も前記印字処理407と同様
に行われ、マゼンタ色のトナー像も転写ドラム221表
面上の前記イエロー色トナー像及びマゼンタ色トナー像
に重合するように転写して保持される。この実施例では
シアン色のトナー像形成を行わないので、処理411か
ら処理414に移る。
ム221の表面上に形成したトナー像を用紙232に転
写するために、給紙ローラ233を回転させて用紙23
2を抽出し、処理415で該回転をt5時間継続して該
用紙232をレジストローラ234まで供給し、処理4
16で該給紙ローラ233の回転を停止する。次いで、
処理417で該用紙232がトナー像と整合するように
転写ドラム221と接触するように送紙タイミングの整
合を行つてレジストローラ234の回転を始動する。
回転によつて搬送される用紙232の先端が転写ドラム
221と接触する状態になるタイミングを見つけて転写
器241を付勢し、転写ドラム221表面上のトナー像
を用紙232に静電転写するようにする。
カラーのトナー像が転写され、トナー像が転写された用
紙232は定着器251を通過する間に該トナー像が該
用紙232に定着されて排紙ローラ261により機外に
排紙される。
ローラ234の回転を停止し、処理420では転写を終
えた転写器222への給電を停止し、処理421では転
写を終えた転写器241への給電を停止し、処理422
ではクリーナ223を付勢して転写を終えた転写ドラム
221表面に残留するトナーの除去を開始し、処理42
3では帯電を終えた帯電器212への給電を停止し、処
理424では残留電荷消去を終えたイレーズランプ21
8を消灯し、処理425では残留トナーの除去を終えた
クリーナ223を消勢し、処理426では各種モータを
停止する処理を実行する。
るCPU271が実行する印刷要求待ち処理521以降
の制御処理の変形例を図7を参照して説明をする。
を確認すると、色相情報及び種別情報を受信する処理5
22に移ってこれから印刷する画像の色相情報及び種別
情報を受信する。そして処理543で印刷すべき画像が
テキスト画像かグラフィック画像かをチェックし、テキ
スト画像であれば処理544で現像器適合(印刷動作可
能)のメッセージを送信して前述したような印刷処理に
進む。グラフィック画像のときは処理545で指定色の
現像器のトナー濃度が許容範囲b内かどうかをチェック
し、範囲b内であれば処理544に進む。しかしながら
範囲b外のときは処理546で現像器不適(印刷動作不
可)のメッセージを情報処理装置100に送信し、処理
547でこれをパネル表示して待機する。
の変形例は、色相情報及び種別情報を総合的に考慮して
印刷動作可否を判定するように処理するものであって、
印刷要求待ち処理521で印刷要求の受信を確認する
と、色相情報及び種別情報を受信する処理522に移っ
てこれから印刷する画像の色相情報及び種別情報を受信
する。処理563では指定色の現像器のトナー濃度が範
囲c内かどうかをチェックし、範囲c外であれば処理5
64で現像器不適(印刷動作不可)のメッセージを情報
処理装置100に送信し、処理565でこれをパネル表
示して待機する。
あれば処理567で指定色が2色以下かどうかをチェッ
クし、2色以下であれば処理568で印刷すべき画像が
テキスト画像かグラフィック画像画像かをチェックし、
テキスト画像であれば処理569で現像器適合(印刷動
作可能)のメッセージを送信して前述したような印刷処
理に進む。そして、指定色が3色以上及びグラフィック
画像のときには処理570で指定色の現像器のトナー濃
度が許容範囲b内かどうかをチェックし、範囲b内であ
れば処理569に進む。しかしながら範囲b外のときは
現像器不適(印刷動作不可)のメッセージを情報処理装
置100に送信する前記処理564に進む。
ーザプリンタ100の印刷動作可能範囲が印刷すべき画
像に応じて広がり、利用者は該カラーレーザプリンタを
便利に使用することができる。特に、高DUTYデータ
印刷時にトナー濃度調整のためのトナー補給の待ち時間
の短縮にもつながる。即ち、高DUTYデータ印刷時は
急速なトナー消費にトナー補給が追従できないため、図
12の範囲aまたはその下側の領域に入ってしまう。単
位時間当たりのトナー補給量を多くするとトナー飛散等
の不具合がでるため、このトナー補給を増加するには限
界があり、正常範囲に回復するまでには相当の時間を要
することになるが、範囲aに復帰するまでの時間は範囲
bに復帰する時間より十分早いため待ち時間を短縮でき
る。
っても2色画像やテキスト画像の場合は色相や色彩や明
度の誤差の許容範囲が大きいことに鑑み、そして、情報
処理装置が持っている印刷すべき画像のドット情報(コ
ード化情報を含む)と色相情報を使用して、事前に、印
刷すべきカラー画像の種類(2色以下/3色以上或いは
テキスト画像/グラフィック画像)を確認し、現像器に
おける現像剤の状態に応じた印刷可否判定基準を当該カ
ラー画像の種類に応じて変える(2色以下またはテキス
ト画像は許容範囲を広げる)ようにしたので、2色以下
の画像やテキスト情報に関してはカラー電子写真プリン
タの動作可能範囲を広めることができ、利用者に便利な
カラー画像印刷装置とすることができる。
御装置のCPUが実行する制御処理のフローチャートで
ある。
制御処理のフローチャートである。
実行する印刷制御処理のフローチャートである。
実行する印字制御処理のフローチャートである。
ある。
を示す図である。
御装置のCPUが実行する制御処理の一部の変形例を示
すフローチャートである。
御装置のCPUが実行する制御処理の一部の他の変形例
を示すフローチャートである。
側面図である。
制御装置のブロック図である。
トナー濃度検知手段のブロック図である。
トナー濃度検知手段の検出特性図である。
タ、214〜217…現像器、270…制御装置、27
1…CPU、290a〜290d…センサ出力判定回
路、291a〜291d…センサ。
Claims (7)
- 【請求項1】 印刷すべきカラー画像のドット情報とそ
の各ドットの色の情報を発生する情報処理装置と、該情
報処理装置から与えられたドット情報に従った静電潜像
を形成する潜像形成手段と前記静電潜像を色相情報に相
当する色の現像剤で現像する複数個の現像器と該各現像
器の現像剤の状態を検出する現像剤状態検出手段とこれ
らを制御する制御手段とを有するカラー電子写真プリン
タとを備えたカラー画像印刷装置において、 前記印刷すべきカラー画像がテキスト情報画像かグラフ
ィック情報画像かを区別する画像類別情報を発生する類
別情報発生手段と、 前記印刷すべきカラー画像を構成する前記各ドットの色
の情報に相当する現像器の現像剤状態および前記画像類
別情報を参照し、前記現像剤の状態が予め設定してある
印刷許容範囲であれば当該カラー画像の印刷を可とし、
前記印刷許容範囲外であれば前記カラー画像の印刷を否
と判定する印刷可否判断手段と、 を設けたことを特徴とするカラー画像印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記現像剤状態検出
手投は各現像器のトナー濃度に応じたトナー濃度信号を
発生し、前記印刷可否判断手段は前記画像類別情報に応
じて前記印刷可否判定基準値を変えることを特徴とする
カラー画像印刷装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段は、何
れか1つの現像器の現像剤の状態が現像可能状態にある
ときは印刷準備完了状態を維持することを特徴とするカ
ラー画像印刷装置。 - 【請求項4】 請求項1または2において、前記印刷可
否判断手投は、印刷すべきカラー画像のドット情報を受
信する前に判定結果を情報処理装置に伝えることを特徴
とするカラー画像印刷装置。 - 【請求項5】 印刷すべきカラー画像のドット情報とそ
の各ドットの色の情報を発生する情報処理装置と、該情
報処理装置から受信したドット情報に従った静電潜像を
形成する潜像形成手段と前記静電潜像を色相情報に相当
する色の現像剤で現像する複数個の現像器と該各現像器
の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と
各現像器の現像剤のトナー濃度が所定の範囲となるよう
にトナ ーを補給するトナー補給手段とこれらを制御する
制御手段とを有するカラー電子写真プリンタとを備えた
カラー画像印刷装置において、 前記印刷すべきカラー画像が2色以下のトナー像の重合
か3色以上のトナー像の重合かを区別する画像類別情報
を発生する類別情報発生手段と、 前記現像剤のトナー濃度範囲を前記画像類別情報に応じ
て変えるトナー濃度範囲設定手投と、 前記印刷すべきカラー画像を構成する前記各ドットの色
の情報に相当する現像器の現像剤トナー濃度が画像類別
情報に応じて設定された濃度範囲内かどうかを確認し、
前記トナー濃度が予め設定してある印刷許容範囲であれ
ば、当該カラー画像の印刷を可とし、前記印刷許容範囲
外であれば前記カラー画像の印刷を否と判定する印刷可
否判断手段と、 を設けた ことを特徴とするカラー画像印刷装置。 - 【請求項6】 情報処理装置から印刷すべきカラー画像
のドット情報とその各ドットの色の情報を受信する手段
と、受信したドット情報に従った静電潜像を形成する潜
像形成手段と、前記静電潜像を前記各ドットの色の情報
に相当する色の現像剤で現像する複数個の現像器と、該
各現像器の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、各現像器の現像剤のトナー濃度が所定の範囲
となるようにトナーを補給するトナー補給手段と、これ
らを制御する制御手段とを備えたカラー電子写真プリン
タにおいて、前記制御手段は、前記印刷すべきカラー画像を構成する
前記各ドットの色の情報に相当する現像器の現像剤トナ
ー濃度が、前記印刷すべきカラー画像が2色以下のトナ
ー像の重合か3色以上のトナー像の重合かを区別する画
像類別情報に応じて設定されたトナー濃度範囲内かどう
かを確認し、前記トナー濃度が予め設定してある印刷許
容範囲内であれば当該カラー画像の印刷を可とし、前記
印刷許容範囲外であれば前記カラー画像の印刷を否と判
定する印刷可否判断手段を備えた ことを特徴とするカラ
ー電子写真プリンタ。 - 【請求項7】 請求項5または6において、前記2色以
下のトナー像の重合か3色以上のトナー像の重合かを区
別する画像類別情報に代えて、テキスト情報画像かグラ
フィック情報画像かを区別する画像類別情報としたこと
を特徴とするカラー画像印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09405892A JP3273512B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | カラー電子写真プリンタ及びカラー画像印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09405892A JP3273512B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | カラー電子写真プリンタ及びカラー画像印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286179A JPH05286179A (ja) | 1993-11-02 |
JP3273512B2 true JP3273512B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=14099945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09405892A Expired - Fee Related JP3273512B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | カラー電子写真プリンタ及びカラー画像印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3273512B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP09405892A patent/JP3273512B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05286179A (ja) | 1993-11-02 |
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