JPH10315500A - インクジェット記録用インク切れ検出装置およびインクジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

インクジェット記録用インク切れ検出装置およびインクジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した記録媒体

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JPH10315500A
JPH10315500A JP9124099A JP12409997A JPH10315500A JP H10315500 A JPH10315500 A JP H10315500A JP 9124099 A JP9124099 A JP 9124099A JP 12409997 A JP12409997 A JP 12409997A JP H10315500 A JPH10315500 A JP H10315500A
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ink
density
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JP9124099A
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Naoki Igushi
直樹 伊串
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク切れおよび紙詰まり等の搬送不良を検
出する機能を維持しつつセンサに要する部品コストおよ
び組立コストを低減する。 【解決手段】 記録用紙6の搬送経路中に設けられ、そ
の搬送経路上の所定位置での濃度を検出するインク切れ
検出センサ18と、インク切れ検出センサ18で検出さ
れるように記録用紙6にインク滴を吹き付けて形成され
た検査マーク19の濃度検出値を基にしてインク切れを
検出すると共に、記録用紙6の搬送開始から搬送終了ま
での所定期間におけるインク切れ検出センサ18からの
濃度検出値を基にして記録用紙6の搬送不良を検出する
制御部40とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用紙にインク
滴を吹き付けて形成された検査マークの濃度を検出する
ことによりインク切れを検出するインクジェット記録用
インク切れ検出装置およびインクジェット記録用インク
切れ検出プログラムを記録した記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信装置やパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置は、通常、文字や図
形からなるデータを視覚情報として記録するように、こ
れらのデータを記録用紙に印字可能な記録装置を有して
いる。この記録装置には、インパクト方式や感熱方式、
インクジェット方式等の各種の印字方式が採用されてい
るが、近年においては、静粛性に優れていると共に各種
材質の記録用紙に印字可能なインクジェット方式を採用
したインクジェット記録装置が多用されるようになって
いる。
【0003】上記のインクジェット記録装置は、図8に
示すように、多数のノズルを有したインクジェットヘッ
ド71と記録用紙72とを対向配置し、インクジェット
ヘッド71を主走査しながら、印字データに対応するノ
ズルからインクを噴射させて記録用紙72に吹き付けて
文字や図形を印字するようになっている。従って、この
ような動作により印字するインクジェット記録装置は、
インクの全量を消費する直前まで初期の印字濃度を維持
して良好な読み取りが可能であるが、インク切れになる
と、全く印字できずに読み取りが不可能になるという問
題がある。特に、この問題は、受信したデータを記憶装
置に格納せずに印字出力でのみ記録する仕様のファクシ
ミリ装置において大きなものである。
【0004】そこで、インクジェット記録装置は、記録
用紙72に吹き付けられたインクの濃度を検出し、入力
電流に応じた検出出力で出力する反射型光センサからな
るインク切れ検出センサ73を備えており、このセンサ
73を用いてインク切れを検出するようになっている。
【0005】即ち、従来は、記録用紙72を給紙センサ
74により検出した後、紙送りローラ76により送り出
しながら、印字を行う前後において記録用紙72の先端
部や後端部にインクジェットヘッド71からインク滴を
吹き付けて検査マークを形成する。そして、排紙センサ
75により記録用紙72の前後端を検出してから所定時
間の経過後に、この検査マークの濃度をインク切れ検出
センサ73により検出し、濃度検出値が予め定められた
しきい値以上であるか否かを判定してインク切れを検出
するようになっている。また、従来は、このような印字
やインク切れの検出を給紙センサ74や排紙センサ75
の検出タイミングを基にして行っていると共に、これら
センサ74・75における検出の有無により紙詰まり等
の搬送不良を検出するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、インク切れや紙詰まりを検出する際に、
インク切れ検出センサ73、給紙センサ74、および排
紙センサ75からなる3個のセンサを用いているため、
これらのセンサ・74・75・73に要する部品コスト
や組付け工数がインクジェット記録装置のコストアップ
を招来しているという問題がある。
【0007】従って、本発明は、インク切れおよび紙詰
まり等の搬送不良を検出する機能を維持しつつセンサに
要する部品コストおよび組立コストを低減することがで
きるインクジェット記録用インク切れ検出装置およびイ
ンクジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録し
た記録媒体を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、記録用紙にインク滴を吹き付け
て印字する際のインク切れを検出するインクジェット記
録用インク切れ検出装置であって、記録用紙の搬送経路
中に設けられ、その搬送経路上の所定位置での濃度を検
出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段で検出される
ように記録用紙にインク滴を吹き付けて形成された検査
マークの検出濃度を基にしてインク切れを検出すると共
に、前記記録用紙の搬送開始から搬送終了までの所定期
間における前記濃度検出手段からの検出濃度を基にして
記録用紙の搬送不良を検出する異常検出手段とを有して
いることを特徴としている。これにより、濃度検出手段
がインク切れの検出と記録用紙の搬送不良の検出とに共
用されているため、各検出を個々の検出手段でそれぞれ
検出する場合と比較して部品コストおよび組立コストを
低減することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録用インク切れ検出装置であって、前記異常
検出手段は、前記記録用紙の搬送開始から搬送終了まで
の所定期間を複数の区分に分割し、その各区間毎に前記
濃度検出手段によって検出される検出値に基づいて、イ
ンク切れか、あるいは記録用紙の搬送不良かを識別する
識別手段を有することを特徴としている。これにより、
各区間について、インク切れが検出される区間か、ある
いは記録用紙の搬送不良が検出される区間かの対応付け
を行うことで、濃度検出手段からの検出結果に基づい
て、インク切れおよび搬送不良のどちらの異常かを確実
に識別することができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のインクジェット記録用インク切れ検出装置であって、
前記異常検出手段は、前記複数の区間に対応させて前記
記録用紙を所定の搬送速度で搬送させたときの検出濃度
の変化状態を記憶しており、実際の検出濃度が該変化状
態に一致しないときに、その一致しない区間を基にして
搬送経路中の搬送不良を生じた位置を特定する位置特定
手段を有することを特徴としている。これにより、搬送
不良を生じた位置を特定することによって、不良を回復
させる処置を早急に行うことができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置であって、前記濃度検出手段は、前記記録用紙の搬送
経路中に用紙方向に光を出射するように配置され、反射
光の受光量を検出濃度として出力する反射型光センサで
あることを特徴としている。これにより、簡単な部品に
より濃度検出手段を構成することによって、部品コスト
を一層低減することができる。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置は、記録用紙にインク滴を吹き付けるインクジェット
方式で記録するファクシミリ装置に搭載されることを特
徴としている。これにより、夜間や休日等のオペレータ
の存在しない状況下においても、インク切れを検出して
インク切れに対する処置を採ることができる。
【0013】請求項6の発明は、記録用紙にインク滴を
吹き付けて印字する際のインク切れをコンピュータによ
り検出させるインクジェット記録用インク切れ検出プロ
グラムを記録した記録媒体であって、前記検出プログラ
ムは、前記コンピュータに対して記録用紙にインク滴を
吹き付けて形成される検査マークの検出濃度を含むよう
に記録用紙の搬送開始から搬送終了までの所定期間にお
ける検出濃度を獲得させ、これら検出濃度を基にしてイ
ンク切れと記録用紙の搬送不良とを検出させることを特
徴としている。これにより、記録用紙の搬送開始から搬
送終了までの一連の検出濃度を用いてインク切れの検出
と記録用紙の搬送不良の検出とを行うことができるた
め、各検出を個別の各検出センサでそれぞれ検出する場
合と比較して部品コストおよび組立コストを低減するこ
とが可能なインクジェット記録用インク切れ検出装置を
実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図7に基づいて以下に説明する。本実施形態に係るイン
クジェット記録用インク切れ検出装置は、図2に示すよ
うに、ファクシミリ装置に内蔵されている。ファクシミ
リ装置は、筐体となる下カバー2および上カバー3を備
えた装置本体1と、装置本体1の側方に配置された受話
器4とを有している。装置本体1は、図3に示すよう
に、原稿20を上カバー3の上方から機内に取り込んだ
後、開口3aから排出する原稿送り装置21と、原稿送
り装置21により搬送される原稿20の画像を読み取る
画像読取装置22と、上カバー3の後部上面に設けられ
た用紙収容ケース5とを備えている。
【0015】上記の用紙収容ケース5には、多数の記録
用紙6が収容されるようになっている。これらの記録用
紙6は、用紙収容ケース5の底部に配置された給紙ロー
ラ7に圧接されており、給紙ローラ7は、用紙収容ケー
ス5内の記録用紙6を給紙口5aから紙送り装置8に給
紙するようになっている。記録用紙6が給紙される紙送
り装置8は、記録用紙6の進行方向を規制するペーパー
ガイド9と、記録用紙6に当接したときに検出信号(オ
ン信号)を出力する給紙センサ11と、記録用紙6を送
り出す紙送りローラ10とを有している。
【0016】上記の紙送りローラ10の送給方向には、
記録用紙6に対して印字を行う印字部30が配置されて
いる。印字部30は、記録用紙6の裏面を支持するプラ
テン13と、記録用紙6の表面にインク滴を吹き付けて
印字するインクジェット記録装置本体12とを有してい
る。インクジェット記録装置本体12は、図1にも示す
ように、インク滴を噴出するインクジェットヘッド31
と、インクジェットヘッド31に接合されたキャリッジ
32と、キャリッジ32を主走査方向Xに移動自在に支
持するガイド部材34a・34bと、キャリッジ32を
ガイド部材34a・34bに沿わせて主走査方向Xに往
復移動(主走査)させる走行機構33とを有している。
【0017】上記のインクジェットヘッド31は、図4
に示すように、圧電素子の駆動によりインク滴を噴出す
るノズル31bを例えば64チャンネル分有している。
尚、インクジェットヘッド31は、バブル方式によりイ
ンクを噴出するようになっていても良い。これらのノズ
ル31bは、記録用紙6に対向するノズル面31aに設
けられており、主走査方向Xに対して直交する副走査方
向Yに一定間隔で配列されている。これにより、図1に
示すように、印字部30においては、インクジェット記
録装置本体12によるインクジェットヘッド31の主走
査と、紙送りローラ10による記録用紙6の副走査とが
繰り返されることによって、記録用紙6の全面または一
部にインク滴の吹き付けによる黒ドットの印字が施され
るようになっている。
【0018】上記の印字部12から記録用紙6の搬出側
には、図3に示すように、印字された記録用紙6の進行
方向を規制するペーパーガイド14と、記録用紙6を機
外に排出させる排出ローラ15とがこの順に配置されて
いる。さらに、排出ローラ15の排出方向には、インク
切れの検出および記録用紙6の搬送不良の検出に使用さ
れる反射型光センサからなるインク切れ検出センサ18
が配置されている。尚、インク切れ検出センサ18の検
出方向(光の出射方向)には、光を反射する構成部品が
除かれており、インク切れ検出センサ18は、記録用紙
6が検出方向に存在しなければ、後述の検査マーク19
を検出したときよりも、より黒濃度側の検出出力を出力
するようになっている。
【0019】上記のインク切れ検出センサ18は、図1
に示すように、制御部40のA/D変換部42に接続さ
れており、A/D変換部42は、インク切れ検出センサ
18からの検出出力をデジタル値に変換して濃度検出値
として出力するようになっている。また、上述の図3の
給紙センサ11等のようにオンオフ信号を出力するセン
サは、I/O部41aに接続されており、I/O部41
aは、オンオフ信号を情報処理に適した信号形態に変換
して出力するようになっている。
【0020】上記のA/D変換部42やI/O部41a
を備えた制御部40は、I/O部41aと同様に制御部
40の外部とで信号の送受信を可能にするI/O部41
bと、各種のデータやプログラムを記憶するメモリ44
と、プログラムに従って各種の処理動作を実行するCP
U部43とを有している。上記のメモリ44は、印字デ
ータや濃度検出値のデータ等を一時的に記憶可能なRA
Mおよび制御データや制御プログラムを固定的に記憶し
たROMを有している。そして、上記の制御プログラム
は、図6に示すように、受信処理ルーチンを有してお
り、この受信処理ルーチンを実行したときに、インク切
れ検出センサ18から得られた濃度検出値を基にしてイ
ンク切れの検出と記録用紙6の紙詰まり等の搬送不良の
検出とを行うようになっている。
【0021】また、図1に示すように、制御部40のI
/O部41bには、図3の上カバー3の前面側に配置さ
れたキー入力部45が接続されており、このキー入力部
45からテンキーデータやファンクションデータ、モー
ド指定データ等の各種のデータが入力されるようになっ
ている。さらに、制御部40のI/O部41bには、表
示部46およびヘッド駆動部47が接続されており、ヘ
ッド駆動部47は、制御部40から黒ドットを指示する
印字データが入力されたときに、印字データに対応する
チャンネルに駆動電圧を印加して図4のノズル31bか
らインク滴を噴射させるようになっている。また、表示
部46は、液晶表示器やLED等の動作表示ランプを有
しており、制御部40からの表示データを基にしてイン
ク切れや搬送不良等の異常内容や動作内容等を画面表示
すると共に、動作状態の内容に対応する動作表示ランプ
を点灯するようになっている。
【0022】上記の構成において、インク切れ検出装置
の動作を図6および図7のフローチャートに基づいて説
明する。
【0023】ファクシミリ装置に電源が投入され、受信
モードが選択されると、印字データを受信したか否かを
判定し(S1)、受信するまで(S1,NO)、受信の
待機状態を維持する。そして、印字データを受信した場
合には(S1,YES)、図3に示すように、用紙収容
ケース5に収容された記録用紙6を給紙ローラ7により
取り込ませ、紙送り装置8を介して印字部30に給紙さ
せる(S2)。
【0024】記録用紙6が紙送り装置8により搬送され
ると、図5(a)にも示すように、記録用紙6の先端が
紙送り装置8の搬送経路中に設けられた給紙センサ11
に当接し、給紙センサ11から記録用紙6の検出を示す
検出信号が出力される。そして、図1に示すように、こ
の給紙センサ11の検出信号が制御部40に入力され、
CPU部43において給紙センサ11による検知が確認
されたときに(S3)、以降の処理において紙詰まり等
の搬送不良やインク切れの検出タイミング(第1〜第5
時間)を得るように経過時間の計数を開始する(S
4)。
【0025】この後、記録用紙6の印字開始位置が印字
部30の印字位置に到達したときに、受信した印字デー
タの印字処理を行う。即ち、上記の一連の処理と並行し
て、受信した印字データをメモリ44内のRAMに形成
された印字データ記憶領域に順次格納しておき、印字デ
ータの受信データ量がインクジェットヘッド31のチャ
ンネル数に対応した64ライン(副走査方向の第64段
目)を越えたときに、インクジェットヘッド31を走行
させながら印字データを印字データ記憶領域から読み出
してヘッド駆動部47に出力し、1バンド(行)分の印
字を行う。そして、1バンド分の印字が終了すると、記
録用紙6を1バンド幅送り出した後、次バンド分の印字
を行う(S5)。
【0026】上記のようにして印字処理を開始すると、
記録用紙6の先端がインク切れ検出センサ18によるイ
ンク切れ検出位置に到達して検出される前に、インク切
れ検出センサ18による濃度検出値の取り込みを開始す
る(S6)。そして、得られた濃度検出値としきい値と
を比較し、濃度検出値がしきい値よりも白濃度側である
白濃度領域に存在するか否かを判定する(S7)。この
際、記録用紙6がインク切れ検出位置に到達していない
場合には、反射光が生じないため、濃度検出値がしきい
値よりも黒濃度側の黒濃度領域に存在した状態になって
いる。従って、濃度検出値としきい値との比較を開始し
た直後は、記録用紙6がインク切れ検出位置に到達して
いないため、濃度検出値が白濃度領域に存在しないと判
定し(S7,NO)、S8を実行する。
【0027】S8では、記録用紙6の先端がインク切れ
検出位置を通過したと考えられる第1時間が経過したか
否かを判定し、第1時間を経過していなければ(S8,
NO)、上述のS7における濃度検出値が白濃度領域に
存在するか否かの判定を繰り返す。S7の実行を第1時
間が経過するまで繰り返し(S8,YES)、それでも
濃度検出値が白濃度領域に存在しない場合は、記録用紙
6がインク切れ検出位置に搬送されなかったと判断し、
異常ランプを点灯すると共に、インク切れ検出位置の前
段側である印字側での搬送不良を画面表示し(S9)、
本ルーチンを終了する。
【0028】一方、図5(b)に示すように、第1時間
が経過する前に、記録用紙6がインク切れ検出位置に到
達し、反射光の受光により濃度検出値が白濃度領域に変
化すると、S7において、濃度検出値が白濃度領域に存
在すると判定し(S7,YES)、濃度検出値の取り込
みを停止する(S10)。そして、図5(c)に示すよ
うに、印字処理を継続しながら、印字処理が記録用紙6
の長手方向の所定位置において行われるようになったと
きに、例えば記録用紙6の余白部分に検査マーク19を
形成する(S11)。この後、検査マーク19がインク
切れ検出位置に到達する直前であると考えられる第2時
間を経過したか否かを判定し(S12)、第2時間を経
過するまで(S12,NO)、現状の動作状態を維持
し、第2時間が経過したときに(S12,YES)、イ
ンク切れ検出センサ18による濃度検出値の取り込みを
開始する(S13)。
【0029】次に、図7に示すように、S13において
取り込んだ濃度検出値としきい値とを比較し、濃度検出
値がしきい値よりも黒濃度側である黒濃度領域に存在す
るか否かを判定する(S14)。この際、検査マーク1
9がインク切れ検出位置に到達していない場合には、記
録用紙6の余白で大きな光量の反射光が生じているた
め、濃度検出値が白濃度領域に存在した状態になってい
る。従って、濃度検出値としきい値との比較を開始した
直後は、検査マーク19がインク切れ検出位置に到達し
ていないため、濃度検出値が黒濃度領域に存在しないと
判定し(S14,NO)、S15を実行する。
【0030】S15では、検査マーク19がインク切れ
検出位置を通過したと考えられる第3時間が経過したか
否かを判定し、第3時間を経過していなければ(S1
5,NO)、上述のS14における濃度検出値が黒濃度
領域に存在するか否かの判定を繰り返す。この後、S1
4の実行を第3時間が経過するまで繰り返し(S15,
YES)、それでも濃度検出値が黒濃度領域に存在しな
い場合は、検査マーク19が検出されなかった、即ち、
インク切れであると判断し、異常ランプを点灯すると共
に、インク切れである旨を画面表示し(S16)、S1
7を実行する。
【0031】一方、図5(d)に示すように、第3時間
が経過する前に、記録用紙6がインク切れ検出位置に到
達し、小さな光量の反射光により濃度検出値が黒濃度領
域に変化すると、S14において、濃度検出値が黒濃度
領域に存在すると判定し(S14,YES)、濃度検出
値の取り込みを停止する(S17)。この後、記録用紙
6の後端がインク切れ検出位置に到達する直前であると
考えられる第4時間を経過したか否かを判定し(S1
8)、第4時間が経過するまで(S18,NO)、現状
の動作状態を維持し、第4時間が経過したときに(S1
8,YES)、インク切れ検出センサ18による濃度検
出値の取り込みを開始する(S19)。
【0032】濃度検出値の取り込みを開始すると、濃度
検出値としきい値とを比較し、濃度検出値が黒濃度領域
に存在するか否かを判定する(S20)。この際、記録
用紙6の後端がインク切れ検出位置を通過していない場
合には、記録用紙6の余白で大きな光量の反射光が生じ
ているため、濃度検出値が白濃度領域に存在した状態に
なっている。従って、濃度検出値としきい値との比較を
開始した直後は、記録用紙6がインク切れ検出位置で検
出されているため、濃度検出値が黒濃度領域に存在しな
いと判定し(S20,NO)、S21を実行する。
【0033】S21では、記録用紙6がインク切れ検出
位置を通過したと考えられる第5時間が経過したか否か
を判定し、第5時間を経過していなければ(S21,N
O)、S20における濃度検出値が黒濃度領域に存在す
るか否かの判定を繰り返す。この後、S20の実行を第
5時間が経過するまで繰り返し(S21,YES)、そ
れでも濃度検出値が黒濃度領域に存在しない場合は、記
録用紙6の後端がインク切れ検出位置を通過しなかった
と判断し、異常ランプを点灯すると共に、インク切れ検
出位置の後段側である排出側での搬送不良を画面表示し
(S22)、本ルーチンを終了する。
【0034】一方、図5(e)に示すように、第5時間
が経過する前に、記録用紙6の後端がインク切れ検出位
置を通過し、反射光の消失により濃度検出値が黒濃度領
域に変化すると、S20において、濃度検出値が黒濃度
領域に存在すると判定し(S20,YES)、少なくと
も紙詰まり等の搬送不良は生じなかったと判断して本ル
ーチンを終了する。
【0035】以上のように、本実施形態のインク切れ検
出装置は、図1に示すように、記録用紙6にインク滴を
吹き付けて印字する際のインク切れを検出するものであ
り、記録用紙6の搬送経路中に設けられ、その搬送経路
上の所定位置(例えば左端や右端の余白部分)での濃度
を検出するインク切れ検出センサ18(濃度検出手段)
と、インク切れ検出センサ18で検出されるように記録
用紙6にインク滴を吹き付けて形成された検査マーク1
9の濃度検出値(検出濃度)を基にしてインク切れを検
出すると共に、記録用紙6の搬送開始から搬送終了まで
の所定期間におけるインク切れ検出センサ18からの濃
度検出値を基にして記録用紙6の搬送不良を検出する制
御部40(異常検出手段)とを有した構成にされてい
る。
【0036】これにより、インク切れ検出センサ18が
インク切れの検出と記録用紙6の搬送不良の検出とに共
用されているため、各検出を専用のセンサでそれぞれ検
出する場合と比較して部品コストを低減することができ
ると共に、組付け工数を低減して組立コストも低減する
ことができる。
【0037】また、本実施形態において、制御部40
は、記録用紙6の搬送開始から搬送終了までの所定期間
を第1時間から第5時間の経過時間を求めることにより
複数の区分に分割し、その各区間毎にインク切れ検出セ
ンサ18によって検出される濃度検出値に基づいて、イ
ンク切れか、あるいは記録用紙6の搬送不良かを識別す
る図6および図7の受信ルーチン(識別手段)を有した
構成にされている。即ち、受信ルーチン(識別手段)
は、図6のS6〜S10および図7のS18〜S22に
おいて搬送不良を検出し、図6および図7のS11〜S
17においてインク切れを検出するように構成されてい
る。
【0038】これにより、各区間について、インク切れ
が検出される区間か、あるいは記録用紙6の搬送不良が
検出される区間かの対応付けを行うことで、インク切れ
検出センサ18からの濃度検出値に基づいて、インク切
れおよび搬送不良のどちらの異常かを確実に識別するこ
とができる。
【0039】また、本実施形態において、制御部40
は、複数の区間に対応させて前記記録用紙6を所定の搬
送速度で搬送させたときの濃度検出値の変化状態(黒濃
度領域および白濃度領域)を記憶しており、実際の濃度
検出値が該変化状態に一致しないときに、その一致しな
い区間を基にして搬送経路中の搬送不良を生じた位置を
特定する図6および図7の受信ルーチン(位置特定手
段)を有した構成にされている。即ち、受信ルーチン
(識別手段)は、図6のS6〜S10において印字側で
の搬送不良を検出し、図7のS18〜S22において排
出側での搬送不良を検出するように構成されている。
尚、上記の所定の搬送速度とは、記録用紙6を印字した
ときに最も時間がかかる印字形態での見掛け上の平均速
度のことである。これにより、搬送不良を生じた位置を
特定することによって、不良を回復させる処置を早急に
行うことができる。
【0040】また、本実施形態において、インク切れ検
出センサ18は、記録用紙6の搬送経路中に用紙方向に
光を出射するように配置され、反射光の受光量を検出濃
度(濃度検出値)として出力する反射型光センサである
構成にされている。これにより、簡単な部品によりイン
ク切れ検出センサ18を構成することによって、部品コ
ストを一層低減することができる。
【0041】また、本実施形態において、インク切れ検
出装置は、記録用紙6にインク滴を吹き付けるインクジ
ェット方式で記録するファクシミリ装置に搭載された構
成にされている。これにより、夜間や休日等のオペレー
タの存在しない状況下においても、インク切れを検出し
てインク切れに対する処置を採ることができる。
【0042】尚、本実施形態においては、インク切れお
よび搬送不良を検出するインク切れ検出処理を行うプロ
グラムが図6および図7の受信処理ルーチンの一部とし
て予めメモリ44に格納されているが、これに限定され
ることはなく、インク切れ検出処理プログラムとして個
別に磁気テープや磁気ディスク、光ディスク等の記録媒
体に記録されていても良い。
【0043】即ち、コンピュータに対して記録用紙6に
インク滴を吹き付けて形成される検査マーク19の濃度
検出値(検出濃度)を含むように記録用紙6の搬送開始
から搬送終了までの所定期間における濃度検出値を獲得
させ、これら濃度検出値を基にしてインク切れと記録用
紙6の搬送不良とを検出させるインク切れ検出プログラ
ムを記録した記録媒体を用いることによって、インク切
れと搬送不良とを検出するようになっていても良い。そ
して、この場合には、ファクシミリ装置が読み取り装置
を備えていたり、パーソナルコンピュータ等の情報処理
装置に接続可能にされていれば、記録媒体からインク切
れ検出プログラムを読み取ることによって、ファクシミ
リ装置側や情報処理装置側のコンピュータにインク切れ
と搬送不良とを検出させることができる。
【0044】これにより、インク切れ検出プログラムの
実行によって、記録用紙6の搬送開始から搬送終了まで
の一連の検出濃度を用いてインク切れの検出と記録用紙
6の搬送不良の検出とを行うことができるため、各検出
を個別の各検出センサでそれぞれ検出する場合と比較し
て部品コストおよび組立コストを低減することができ
る。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、記録用紙にインク滴
を吹き付けて印字する際のインク切れを検出するインク
ジェット記録用インク切れ検出装置であって、記録用紙
の搬送経路中に設けられ、その搬送経路上の所定位置で
の濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段で
検出されるように記録用紙にインク滴を吹き付けて形成
された検査マークの検出濃度を基にしてインク切れを検
出すると共に、前記記録用紙の搬送開始から搬送終了ま
での所定期間における前記濃度検出手段からの検出濃度
を基にして記録用紙の搬送不良を検出する異常検出手段
とを有している構成である。これにより、濃度検出手段
がインク切れの検出と記録用紙の搬送不良の検出とに共
用されているため、各検出を個々の検出手段でそれぞれ
検出する場合と比較して部品コストおよび組立コストを
低減することができるという効果を奏する。
【0046】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録用インク切れ検出装置であって、前記異常
検出手段は、前記記録用紙の搬送開始から搬送終了まで
の所定期間を複数の区分に分割し、その各区間毎に前記
濃度検出手段によって検出される検出値に基づいて、イ
ンク切れか、あるいは記録用紙の搬送不良かを識別する
識別手段を有する構成である。これにより、各区間につ
いて、インク切れが検出される区間か、あるいは記録用
紙の搬送不良が検出される区間かの対応付けを行うこと
で、濃度検出手段からの検出結果に基づいて、インク切
れおよび搬送不良のどちらの異常かを確実に識別するこ
とができるという効果を奏する。
【0047】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のインクジェット記録用インク切れ検出装置であって、
前記異常検出手段は、前記複数の区間に対応させて前記
記録用紙を所定の搬送速度で搬送させたときの検出濃度
の変化状態を記憶しており、実際の検出濃度が該変化状
態に一致しないときに、その一致しない区間を基にして
搬送経路中の搬送不良を生じた位置を特定する位置特定
手段を有する構成である。これにより、搬送不良を生じ
た位置を特定することによって、不良を回復させる処置
を早急に行うことができるという効果を奏する。
【0048】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置であって、前記濃度検出手段は、前記記録用紙の搬送
経路中に用紙方向に光を出射するように配置され、反射
光の受光量を検出濃度として出力する反射型光センサで
ある構成である。これにより、簡単な部品により濃度検
出手段を構成することによって、部品コストを一層低減
することができるという効果を奏する。
【0049】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置は、記録用紙にインク滴を吹き付けるインクジェット
方式で記録するファクシミリ装置に搭載される構成であ
る。これにより、夜間や休日等のオペレータの存在しな
い状況下においても、インク切れを検出してインク切れ
に対する処置を採ることができるという効果を奏する。
【0050】請求項6の発明は、記録用紙にインク滴を
吹き付けて印字する際のインク切れをコンピュータによ
り検出させるインクジェット記録用インク切れ検出プロ
グラムを記録した記録媒体であって、前記検出プログラ
ムは、前記コンピュータに対して記録用紙にインク滴を
吹き付けて形成される検査マークの検出濃度を含むよう
に記録用紙の搬送開始から搬送終了までの所定期間にお
ける検出濃度を獲得させ、これら検出濃度を基にしてイ
ンク切れと記録用紙の搬送不良とを検出させる構成であ
る。これにより、記録用紙の搬送開始から搬送終了まで
の一連の検出濃度を用いてインク切れの検出と記録用紙
の搬送不良の検出とを行うことができるため、各検出を
個別の各検出センサでそれぞれ検出する場合と比較して
部品コストおよび組立コストを低減することが可能なイ
ンクジェット記録用インク切れ検出装置を実現できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の制御部や印字部の説
明図である。
【図2】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置の概略構成図である。
【図4】インクジェットヘッドの斜視図である。
【図5】インク切れおよび搬送不良を検出過程を示す説
明図である。
【図6】受信処理ルーチンの一部を示すフローチャート
である。
【図7】受信処理ルーチンの一部を示すフローチャート
である。
【図8】従来のインク切れおよび搬送不良を検出する構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
5 用紙収容ケース 7 給紙ローラ 8 紙送り装置 9 ペーパーガイド 10 紙送りローラ 11 給紙センサ 12 インクジェット記録装置本体 13 プラテン 14 ペーパーガイド 15 排出ローラ 18 インク切れ検出センサ 19 検査マーク 20 原稿 21 原稿送り装置 22 画像読取装置 31 インクジェットヘッド 31b ノズル 32 キャリッジ 33 走行機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙にインク滴を吹き付けて印字す
    る際のインク切れを検出するインクジェット記録用イン
    ク切れ検出装置であって、 記録用紙の搬送経路中に設けられ、その搬送経路上の所
    定位置での濃度を検出する濃度検出手段と、 前記濃度検出手段で検出されるように記録用紙にインク
    滴を吹き付けて形成された検査マークの検出濃度を基に
    してインク切れを検出すると共に、前記記録用紙の搬送
    開始から搬送終了までの所定期間における前記濃度検出
    手段からの検出濃度を基にして記録用紙の搬送不良を検
    出する異常検出手段とを有していることを特徴とするイ
    ンクジェット記録用インク切れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は、前記記録用紙の搬
    送開始から搬送終了までの所定期間を複数の区分に分割
    し、その各区間毎に前記濃度検出手段によって検出され
    る検出値に基づいて、インク切れか、あるいは記録用紙
    の搬送不良かを識別する識別手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のインクジェット記録用インク切れ検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段は、前記複数の区間に
    対応させて前記記録用紙を所定の搬送速度で搬送させた
    ときの検出濃度の変化状態を記憶しており、実際の検出
    濃度が該変化状態に一致しないときに、その一致しない
    区間を基にして搬送経路中の搬送不良を生じた位置を特
    定する位置特定手段を有することを特徴とする請求項1
    または2記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記濃度検出手段は、 前記記録用紙の搬送経路中に用紙方向に光を出射するよ
    うに配置され、反射光の受光量を検出濃度として出力す
    る反射型光センサであることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載のインクジェット記録用インク切
    れ検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録用インク切れ検出装置は、記録用紙に
    インク滴を吹き付けるインクジェット方式で記録するフ
    ァクシミリ装置に搭載されることを特徴とするインクジ
    ェット記録用インク切れ検出装置。
  6. 【請求項6】 記録用紙にインク滴を吹き付けて印字す
    る際のインク切れをコンピュータにより検出させるイン
    クジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記検出プログラムは、前記コンピュータに対して記録
    用紙にインク滴を吹き付けて形成される検査マークの検
    出濃度を含むように記録用紙の搬送開始から搬送終了ま
    での所定期間における検出濃度を獲得させ、これら検出
    濃度を基にしてインク切れと記録用紙の搬送不良とを検
    出させることを特徴とするインクジェット記録用インク
    切れ検出プログラムを記録した記録媒体。
JP9124099A 1997-05-14 1997-05-14 インクジェット記録用インク切れ検出装置およびインクジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH10315500A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007058334A1 (en) * 2005-11-15 2007-05-24 Canon Kabushiki Kaisha Liquid storage container and recording apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007058334A1 (en) * 2005-11-15 2007-05-24 Canon Kabushiki Kaisha Liquid storage container and recording apparatus
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