JPH10314836A - 鋼管の成形装置 - Google Patents
鋼管の成形装置Info
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- JPH10314836A JPH10314836A JP13181497A JP13181497A JPH10314836A JP H10314836 A JPH10314836 A JP H10314836A JP 13181497 A JP13181497 A JP 13181497A JP 13181497 A JP13181497 A JP 13181497A JP H10314836 A JPH10314836 A JP H10314836A
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- Japan
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- strip
- shaped steel
- face position
- steel sheet
- roll
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯状鋼板を送り込む向きの変更調整を簡単に
行なう。 【解決手段】 帯状鋼板21の外面を所定角度で案内す
る案内ロール31を備えた外面成形装置27からなる成
形機本体24と、成形機本体24に送られる直前の帯状
鋼板21の端面位置を検出する端面位置検出器32と、
端面位置検出器32の検出結果に応じて案内ロール31
の角度を調整することで帯状鋼板21の端面位置を一定
状態に保持する制御装置37とを備え、端面位置検出器
32により帯状鋼板21の端面位置を検出しながら制御
装置37により案内ロール31の角度を調整すること
で、帯状鋼板21の端面位置を一定状態に保持し、大が
かりな装置を必要とせずに帯状鋼板21を送り込む向き
を簡単に変更調整する。
行なう。 【解決手段】 帯状鋼板21の外面を所定角度で案内す
る案内ロール31を備えた外面成形装置27からなる成
形機本体24と、成形機本体24に送られる直前の帯状
鋼板21の端面位置を検出する端面位置検出器32と、
端面位置検出器32の検出結果に応じて案内ロール31
の角度を調整することで帯状鋼板21の端面位置を一定
状態に保持する制御装置37とを備え、端面位置検出器
32により帯状鋼板21の端面位置を検出しながら制御
装置37により案内ロール31の角度を調整すること
で、帯状鋼板21の端面位置を一定状態に保持し、大が
かりな装置を必要とせずに帯状鋼板21を送り込む向き
を簡単に変更調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状鋼板をスパイ
ラル状に巻いて成形・溶接する鋼管の成形装置に関す
る。
ラル状に巻いて成形・溶接する鋼管の成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】帯状鋼板をスパイラル状に巻いて成形・
溶接することで鋼管を成形する成形装置の概要を図4、
図5に基づいて説明する。図4には従来の鋼管の成形装
置の概略構成、図5には図4中のV-V 線矢視を示してあ
る。
溶接することで鋼管を成形する成形装置の概要を図4、
図5に基づいて説明する。図4には従来の鋼管の成形装
置の概略構成、図5には図4中のV-V 線矢視を示してあ
る。
【0003】図に示すように、帯状鋼板1はガイドロー
ル2により側面が案内され、駆動されている送り出しロ
ール3により成形機本体4に所定の角度で送り込まれ
る。成形機本体4にはスイベルフレーム5が連結され、
スイベルフレーム5はP点を中心に揺動自在となってい
る。スイベルフレーム5は油圧シリンダ6の駆動により
揺動されるようになっている。
ル2により側面が案内され、駆動されている送り出しロ
ール3により成形機本体4に所定の角度で送り込まれ
る。成形機本体4にはスイベルフレーム5が連結され、
スイベルフレーム5はP点を中心に揺動自在となってい
る。スイベルフレーム5は油圧シリンダ6の駆動により
揺動されるようになっている。
【0004】成形機本体4には、外面成形ロール装置
7,8及び内面成形ロール装置9が設けられ、外面成形
ロール装置7,8及び内面成形ロール装置9によって帯
状鋼板1がスパイラル状に曲げられてスパイラル鋼管1
0が成形される。外面成形ロール装置7,8及び内面成
形ロール装置9で所定形状に曲げられた帯状鋼板1は、
P点(図3中帯状鋼板1の右端とスパイラル鋼管10の
中心線の交点)で溶接され、スパイラル鋼管10とな
る。
7,8及び内面成形ロール装置9が設けられ、外面成形
ロール装置7,8及び内面成形ロール装置9によって帯
状鋼板1がスパイラル状に曲げられてスパイラル鋼管1
0が成形される。外面成形ロール装置7,8及び内面成
形ロール装置9で所定形状に曲げられた帯状鋼板1は、
P点(図3中帯状鋼板1の右端とスパイラル鋼管10の
中心線の交点)で溶接され、スパイラル鋼管10とな
る。
【0005】外面成形ロール装置7,8及び内面成形ロ
ール装置9は、帯状鋼板1の進行方向に向けて回転する
ように配置された複数のロールを備えて同一の構成とな
っている。図6、図7に基づいて成形ロール装置の要部
を説明する。図6には成形ロール装置の要部を表す平
面、図7には図6中のVII-VII 線矢視を示してある。
ール装置9は、帯状鋼板1の進行方向に向けて回転する
ように配置された複数のロールを備えて同一の構成とな
っている。図6、図7に基づいて成形ロール装置の要部
を説明する。図6には成形ロール装置の要部を表す平
面、図7には図6中のVII-VII 線矢視を示してある。
【0006】成形機本体4には複数(図には3個)の回
動軸11が回動自在に支持され、回動軸11の一端には
それぞれ軸受12が設けられている。各軸受12にはロ
ール13がそれぞれ回転自在に支持され、ロール13は
回動軸11の回動により所定角度(帯状鋼板1の進行方
向と平行)に傾斜回動されて向きが変更される。回動軸
11の他端にはそれぞれレバー14が固定され、各レバ
ー14は連結杆15でつながれている。連結杆15は長
手方向(図中左右方向)に往復移動自在に支持され、連
結杆15の往復移動によりレバー14及び回動軸11を
介して複数のロール13が一斉に向きが変更される。連
結杆15はモータシリンダ16によって往復駆動され
る。
動軸11が回動自在に支持され、回動軸11の一端には
それぞれ軸受12が設けられている。各軸受12にはロ
ール13がそれぞれ回転自在に支持され、ロール13は
回動軸11の回動により所定角度(帯状鋼板1の進行方
向と平行)に傾斜回動されて向きが変更される。回動軸
11の他端にはそれぞれレバー14が固定され、各レバ
ー14は連結杆15でつながれている。連結杆15は長
手方向(図中左右方向)に往復移動自在に支持され、連
結杆15の往復移動によりレバー14及び回動軸11を
介して複数のロール13が一斉に向きが変更される。連
結杆15はモータシリンダ16によって往復駆動され
る。
【0007】帯状鋼板1を成形機本体4に送り込む角度
は、成形されるスパイラル鋼管10の径や帯状鋼板1の
幅によって変更される。モータシリンダ16によって連
結杆15を往復動させることにより、ロール13の向き
を変更し、帯状鋼板1を成形機本体4に送り込む角度の
変更に対処する。
は、成形されるスパイラル鋼管10の径や帯状鋼板1の
幅によって変更される。モータシリンダ16によって連
結杆15を往復動させることにより、ロール13の向き
を変更し、帯状鋼板1を成形機本体4に送り込む角度の
変更に対処する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋼管の成形装置
では、送り出しロール3から送り出される帯状鋼板1の
側面はガイドロール2でガイドされているものの、実際
には様々な原因により、例えば、帯状鋼板1のキャンバ
ー(曲がり)や幅の不均一により、あるいは厚みの不均
一(偏り)による送り出しロール3での蛇行により、P
点(溶接点)での溶接隙間が変動する虞があった。この
ため、従来は、スイベルフレーム5を揺動させて溶接隙
間の変動を防止していた。
では、送り出しロール3から送り出される帯状鋼板1の
側面はガイドロール2でガイドされているものの、実際
には様々な原因により、例えば、帯状鋼板1のキャンバ
ー(曲がり)や幅の不均一により、あるいは厚みの不均
一(偏り)による送り出しロール3での蛇行により、P
点(溶接点)での溶接隙間が変動する虞があった。この
ため、従来は、スイベルフレーム5を揺動させて溶接隙
間の変動を防止していた。
【0009】しかし、スイベルフレーム5は成形中のス
パイラル鋼管10を支えており、スイベルフレーム5を
揺動させるためには、剛性の高いフレーム構造や油圧装
置等が必要であった。また、作業員が接する箇所での揺
動となるため、安全上問題があった。
パイラル鋼管10を支えており、スイベルフレーム5を
揺動させるためには、剛性の高いフレーム構造や油圧装
置等が必要であった。また、作業員が接する箇所での揺
動となるため、安全上問題があった。
【0010】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、帯状鋼板を送り込む向きを簡単に変更調整すること
ができる鋼管の成形装置を提供することを目的とする。
で、帯状鋼板を送り込む向きを簡単に変更調整すること
ができる鋼管の成形装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の構成は、帯状鋼板の表面を所定角度で案内する
案内ロールを備えた成形機と、前記成形機に送られる直
前の前記帯状鋼板の端面位置を検出する端面検出手段
と、前記端面検出手段の検出結果に応じて前記案内ロー
ルの角度を調整することで前記帯状鋼板の端面位置を一
定状態に保持する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
本発明の構成は、帯状鋼板の表面を所定角度で案内する
案内ロールを備えた成形機と、前記成形機に送られる直
前の前記帯状鋼板の端面位置を検出する端面検出手段
と、前記端面検出手段の検出結果に応じて前記案内ロー
ルの角度を調整することで前記帯状鋼板の端面位置を一
定状態に保持する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】帯状鋼板の進行方向に対し案内ロールの角
度を調整すると、帯状鋼板の進行位置が変わる。端面検
出手段により帯状鋼板の端面位置を検出しながら制御手
段により案内ロールの角度を調整することで、帯状鋼板
の端面位置が一定状態に保持される。
度を調整すると、帯状鋼板の進行位置が変わる。端面検
出手段により帯状鋼板の端面位置を検出しながら制御手
段により案内ロールの角度を調整することで、帯状鋼板
の端面位置が一定状態に保持される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る鋼管の成形装置の概略構成、図2には案内ロールの
動作原理状況、図3には制御フローチャートを示してあ
る。
係る鋼管の成形装置の概略構成、図2には案内ロールの
動作原理状況、図3には制御フローチャートを示してあ
る。
【0014】図1に示すように、帯状鋼板21はガイド
ロール22により側面が案内され、駆動されている送り
出しロール23により成形機としての成形機本体24に
所定の角度で送り込まれる。成形機本体24には位置固
定の支持フレーム25が併設され、成形されたスパイラ
ル鋼管30を支持するようになっている。
ロール22により側面が案内され、駆動されている送り
出しロール23により成形機としての成形機本体24に
所定の角度で送り込まれる。成形機本体24には位置固
定の支持フレーム25が併設され、成形されたスパイラ
ル鋼管30を支持するようになっている。
【0015】成形機本体24には、案内ロール31を備
えた外面成形ロール装置27,28及び内面成形ロール
装置29が設けられ、外面成形ロール装置27,28及
び内面成形ロール装置29の案内ロール31によって帯
状鋼板21の表面が所定角度で案内される。
えた外面成形ロール装置27,28及び内面成形ロール
装置29が設けられ、外面成形ロール装置27,28及
び内面成形ロール装置29の案内ロール31によって帯
状鋼板21の表面が所定角度で案内される。
【0016】即ち、外面成形ロール装置27,28及び
内面成形ロール装置29により帯状鋼板21がスパイラ
ル状に曲げられてスパイラル鋼管30が成形される。外
面成形ロール装置27,28及び内面成形ロール装置2
9の案内ロール31で所定形状に曲げられた帯状鋼板2
1は、Q点(図1中帯状鋼板21の右端とスパイラル鋼
管30の中心線の交点)で溶接され、スパイラル鋼管3
0となる。
内面成形ロール装置29により帯状鋼板21がスパイラ
ル状に曲げられてスパイラル鋼管30が成形される。外
面成形ロール装置27,28及び内面成形ロール装置2
9の案内ロール31で所定形状に曲げられた帯状鋼板2
1は、Q点(図1中帯状鋼板21の右端とスパイラル鋼
管30の中心線の交点)で溶接され、スパイラル鋼管3
0となる。
【0017】外面成形ロール装置27,28及び内面成
形ロール装置29の案内ロール31は帯状鋼板1の進行
方向に向けて回転するように複数配置されており、各案
内ロール31はモータシリンダ36によって一斉に回動
されて帯状鋼板1の進行方向に対する角度が調整される
ようになっている。
形ロール装置29の案内ロール31は帯状鋼板1の進行
方向に向けて回転するように複数配置されており、各案
内ロール31はモータシリンダ36によって一斉に回動
されて帯状鋼板1の進行方向に対する角度が調整される
ようになっている。
【0018】帯状鋼板21の進行方向に対し案内ロール
31の角度を変更すると、帯状鋼板21の進行位置が変
わる。即ち、図2に実線で示すように、帯状鋼板21の
進行方向Aに対し案内ロール31を平行に回転させる
と、帯状鋼板21は進行方向Aで直進する。図2に実線
で示すように、帯状鋼板21の進行方向Aに対し案内ロ
ール31を右側に傾けた場合、帯状鋼板21に右側への
分力Bが生じ、帯状鋼板21は斜め右側に進行する。
31の角度を変更すると、帯状鋼板21の進行位置が変
わる。即ち、図2に実線で示すように、帯状鋼板21の
進行方向Aに対し案内ロール31を平行に回転させる
と、帯状鋼板21は進行方向Aで直進する。図2に実線
で示すように、帯状鋼板21の進行方向Aに対し案内ロ
ール31を右側に傾けた場合、帯状鋼板21に右側への
分力Bが生じ、帯状鋼板21は斜め右側に進行する。
【0019】成形機本体24の直前には、帯状鋼板21
の端面位置を検出する端面検出手段としての端面位置検
出器32が設けられている。端面位置検出器32は、帯
状鋼板21の端面に接触する接触ロール33を備え、接
触ロール33はばね35によって帯状鋼板21の端面側
に付勢されている。接触ロール33は帯状鋼板21の端
面位置に追従して移動し、接触ロール33の移動状況は
位置検出器34で検出される。
の端面位置を検出する端面検出手段としての端面位置検
出器32が設けられている。端面位置検出器32は、帯
状鋼板21の端面に接触する接触ロール33を備え、接
触ロール33はばね35によって帯状鋼板21の端面側
に付勢されている。接触ロール33は帯状鋼板21の端
面位置に追従して移動し、接触ロール33の移動状況は
位置検出器34で検出される。
【0020】位置検出器34の検出信号は制御装置37
に入力され、制御装置37では位置検出器34の検出信
号に応じて、即ち、帯状鋼板21の端面位置に応じて外
面成形ロール装置27のモータシリンダ36を駆動させ
る。つまり、制御装置37により、端面位置検出器32
の検出結果に応じて外面成形ロール装置27の案内ロー
ル31の角度を調整し、帯状鋼板21の端面位置を一定
状態に保持する。
に入力され、制御装置37では位置検出器34の検出信
号に応じて、即ち、帯状鋼板21の端面位置に応じて外
面成形ロール装置27のモータシリンダ36を駆動させ
る。つまり、制御装置37により、端面位置検出器32
の検出結果に応じて外面成形ロール装置27の案内ロー
ル31の角度を調整し、帯状鋼板21の端面位置を一定
状態に保持する。
【0021】図3に基づいて制御装置37における制御
状況を説明する。
状況を説明する。
【0022】成形されるスパイラル鋼管30の径や帯状
鋼板21の幅に基づいて端面位置検出器32における位
置検出器34の基準値XがステップS1で設定される。
ステップS2で位置検出器34の検出値xが入力され、
ステップS3で基準値Xと検出値xが比較される。
鋼板21の幅に基づいて端面位置検出器32における位
置検出器34の基準値XがステップS1で設定される。
ステップS2で位置検出器34の検出値xが入力され、
ステップS3で基準値Xと検出値xが比較される。
【0023】ステップS3で基準値Xが大きいと判断さ
れた場合、例えば、帯状鋼板21が左側にずれていると
判断された場合、ステップS4でモータシリンダ36を
正転させて案内ロール31を右側に傾け、端面位置が右
側にずれる状態に帯状鋼板21の走行路を修正する。ス
テップS3で検出値xが大きいと判断された場合、例え
ば、帯状鋼板21が右側にずれていると判断された場
合、ステップS5でモータシリンダ36を逆転させて案
内ロール31を左側に傾け、端面位置が左側にずれる状
態に帯状鋼板21の走行路を修正する。
れた場合、例えば、帯状鋼板21が左側にずれていると
判断された場合、ステップS4でモータシリンダ36を
正転させて案内ロール31を右側に傾け、端面位置が右
側にずれる状態に帯状鋼板21の走行路を修正する。ス
テップS3で検出値xが大きいと判断された場合、例え
ば、帯状鋼板21が右側にずれていると判断された場
合、ステップS5でモータシリンダ36を逆転させて案
内ロール31を左側に傾け、端面位置が左側にずれる状
態に帯状鋼板21の走行路を修正する。
【0024】ステップS4もしくはステップS5で案内
ロール31の角度を調整して帯状鋼板21の端面位置を
所定状態にした後、ステップS2に戻り上述した処理を
継続する。ステップS3で基準値Xと検出値xが等しい
と判断された場合、即ち、正常な状態で帯状鋼板21が
走行していると判断された場合、そのままステップS2
に戻り位置検出器34の検出値xの入力を継続する。
ロール31の角度を調整して帯状鋼板21の端面位置を
所定状態にした後、ステップS2に戻り上述した処理を
継続する。ステップS3で基準値Xと検出値xが等しい
と判断された場合、即ち、正常な状態で帯状鋼板21が
走行していると判断された場合、そのままステップS2
に戻り位置検出器34の検出値xの入力を継続する。
【0025】これにより、帯状鋼板21の走行路が所定
の状態に修正され、端面位置が一定状態に保持され、ス
イベルフレーム25を動かすことなく溶接間隔が一定に
保たれる。尚、上記実施形態例では、外面成形ロール装
置27の案内ロール31の角度を調整するようにした
が、外面成形ロール装置28や内面成形ロール装置29
の案内ロール31の角度を調整するようにすることも可
能である。
の状態に修正され、端面位置が一定状態に保持され、ス
イベルフレーム25を動かすことなく溶接間隔が一定に
保たれる。尚、上記実施形態例では、外面成形ロール装
置27の案内ロール31の角度を調整するようにした
が、外面成形ロール装置28や内面成形ロール装置29
の案内ロール31の角度を調整するようにすることも可
能である。
【0026】上述した鋼管の成形装置では、外面成形ロ
ール装置27の案内ロール31の角度を調整すること
で、溶接間隔の制御が行なえる。このため、大がかりな
スイベルフレーム25を動かす必要がなく、作業員が接
する箇所での可動部がなく、安全性を確保した状態で溶
接間隔を一定に保持することが可能になる。
ール装置27の案内ロール31の角度を調整すること
で、溶接間隔の制御が行なえる。このため、大がかりな
スイベルフレーム25を動かす必要がなく、作業員が接
する箇所での可動部がなく、安全性を確保した状態で溶
接間隔を一定に保持することが可能になる。
【0027】
【発明の効果】本発明の鋼管の成形装置は、帯状鋼板の
表面を所定角度で案内する案内ロールを備えた成形機
と、前記成形機に送られる直前の前記帯状鋼板の端面位
置を検出する端面検出手段と、前記端面検出手段の検出
結果に応じて前記案内ロールの角度を調整することで前
記帯状鋼板の端面位置を一定状態に保持する制御手段と
を備えたので、帯状鋼板の進行方向に対し案内ロールの
角度を調整すると、帯状鋼板の進行位置が変わり、端面
検出手段により帯状鋼板の端面位置を検出しながら制御
手段により案内ロールの角度を調整することで、帯状鋼
板の端面位置が一定状態に保持される。この結果、大が
かりな装置を必要とせずに帯状鋼板を送り込む向きを簡
単に変更調整することができ、安全性を確保した状態で
溶接間隔を一定に保持することが可能になる。
表面を所定角度で案内する案内ロールを備えた成形機
と、前記成形機に送られる直前の前記帯状鋼板の端面位
置を検出する端面検出手段と、前記端面検出手段の検出
結果に応じて前記案内ロールの角度を調整することで前
記帯状鋼板の端面位置を一定状態に保持する制御手段と
を備えたので、帯状鋼板の進行方向に対し案内ロールの
角度を調整すると、帯状鋼板の進行位置が変わり、端面
検出手段により帯状鋼板の端面位置を検出しながら制御
手段により案内ロールの角度を調整することで、帯状鋼
板の端面位置が一定状態に保持される。この結果、大が
かりな装置を必要とせずに帯状鋼板を送り込む向きを簡
単に変更調整することができ、安全性を確保した状態で
溶接間隔を一定に保持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る鋼管の成形装置の
概略構成図。
概略構成図。
【図2】案内ロールの動作原理図。
【図3】制御フローチャート
【図4】従来の鋼管の成形装置の概略構成図。
【図5】図4中のV-V 線矢視図。
【図6】成形ロール装置の要部を表す平面図。
【図7】図6中のVII-VII 線矢視図。
21 帯状鋼板 22 ガイドロール 23 送り出しロール 24 成形機本体 25 支持フレーム 27 外面成形ロール装置 28 外面成形ロール装置 29 内面成形ロール装置 30 スパイラル鋼管 31 案内ロール 32 端面位置検出器 33 接触ロール 34 位置検出器 35 ばね 36 モータシリンダ 37 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状鋼板の表面を所定角度で案内する案
内ロールを備えた成形機と、前記成形機に送られる直前
の前記帯状鋼板の端面位置を検出する端面検出手段と、
前記端面検出手段の検出結果に応じて前記案内ロールの
角度を調整することで前記帯状鋼板の端面位置を一定状
態に保持する制御手段とを備えたことを特徴とする鋼管
の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13181497A JPH10314836A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 鋼管の成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13181497A JPH10314836A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 鋼管の成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314836A true JPH10314836A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15066739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13181497A Withdrawn JPH10314836A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 鋼管の成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10314836A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107931359A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-04-20 | 中国石油集团渤海石油装备制造有限公司 | 一种螺旋钢管管坯合缝辊装置和螺旋钢管制管系统 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13181497A patent/JPH10314836A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107931359A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-04-20 | 中国石油集团渤海石油装备制造有限公司 | 一种螺旋钢管管坯合缝辊装置和螺旋钢管制管系统 |
CN107931359B (zh) * | 2017-12-27 | 2023-10-20 | 中国石油天然气集团有限公司 | 一种螺旋钢管管坯合缝辊装置和螺旋钢管制管系统 |
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