JPH10314616A - 生ごみ破砕装置 - Google Patents

生ごみ破砕装置

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JPH10314616A
JPH10314616A JP12672797A JP12672797A JPH10314616A JP H10314616 A JPH10314616 A JP H10314616A JP 12672797 A JP12672797 A JP 12672797A JP 12672797 A JP12672797 A JP 12672797A JP H10314616 A JPH10314616 A JP H10314616A
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JP
Japan
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garbage
water
water sealing
sealing part
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP12672797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Noguchi
泰孝 野口
Makoto Oda
誠 織田
Ikumori Ootake
生司 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】台所への異臭の逆流と安全上の問題があった。 【解決手段】孔3a開き蓋3と、常時悪臭の逆流防止を
する水封装置と、生ごみ21投入時にモータ19の運転
を停止する安全用蓋スイッチの着磁体14とを一体に構
成した生ごみ破砕装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみを破砕して
処理する生ごみ破砕装置に係り、この生ごみ破砕装置の
生ごみ投入口に、蓋と水封装置と安全用蓋スイッチの着
磁体を一体に設けた生ごみ破砕装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の生ごみ破砕装置について、例えば
公開特許公報平5−96201号に示されている基本構成は生
ごみを破砕する固定刃と回転駆動される回転刃からなる
粉砕器を有し、回転刃の中央に突起体を有する撹拌棒を
具備してなる。ただし、シンクフランジの生ごみ投入口
に蓋が設置されているが、この点については従来技術で
は詳しくは配慮されていない。流し台(全体は図示せ
ず)のシンクに水溜め時のみに使用する密封式蓋(シン
クで水を溜めずに流す時は、ほとんど使用できない。し
たがって通常、生ごみ投入口は開口状態となってい
る。)、又は孔等があいていて、常時水のみ流す蓋(物
の落下を防止するのみ)、さらに前記二つの機能を持ち
合わせた蓋が一般的であった。したがって、前記固定刃
と回転刃により生ごみ投入口に投入された生ごみを破砕
する。これより、この生ごみ破砕装置により破砕された
生ごみが排水口から配水管により排水ます等までに流れ
ていくことになる。これより、順流と逆流とで空気が通
りやすいため、通路の途中で生ごみが残留して発生する
悪臭が逆流することについて、および撹拌棒の高速回転
体に対する安全性について配慮されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで前述した従来の
生ごみ破砕装置には、三つの問題が生じる懸念がある。
一つは、この生ごみ破砕装置により破砕された生ごみが
排水ます等までに流れていく間の排水管途中に、ある一
定量の水を常に溜めてある部分を境として気体の逆流が
できない装置、すなわち排水ます等から排水管をつたっ
てくる異臭や虫等の這い上がりを防止するための役割を
果たす水封装置が設置されていないことが多い。したが
って、上記生ごみ破砕装置には前述した機能をもつ水封
装置が設置されていない上に、生ごみ投入口も常に開口
状態にあり排水ます,排水管などからの異臭がじかに台
所まであがり、快適な食生活を営むことができないとい
った懸念がある。
【0004】二つは、前記生ごみ破砕装置において、こ
の回転刃では、生ごみの中で特に魚の生皮,トウモロコ
シの皮などやわらかく繊維状のものが回転刃の回転軸を
中心にして巻きついてしまい、後から送られてくる生ご
みの流れを塞ぎ詰まって、ここに生ごみが残留してしま
う。そして、この残留した生ごみが悪臭の発生源とな
り、この悪臭が生ごみ投入口より台所まであがってしま
うという懸念がある。
【0005】三つは、この生ごみ破砕装置の生ごみ投入
口を塞ぐ蓋が簡単に開いて、手を生ごみ投入口からゴム
ベラを通って生ごみ溜め空間まで入ってしまい、指が高
速回転する撹拌棒に触れて怪我をしてしまうという安全
上の懸念がある。尚、この種の生ごみ機としては特開平
5−69201号公報を挙げることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたものであり、主構成は生ごみを
投入する生ごみ投入口の蓋の下に水封装置を一体に構成
して、また前記水封装置内に蓋安全スイッチと一対をな
す着磁体すなわち磁石が内蔵され、かつこれらを一体に
形成して悪臭の逆流をなくすとともに安全に運転できる
ようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示
す生ごみ破砕装置の横断面図である。図2は特に生ごみ
投入口と水封装置を立体的に描いた横断面図を示す。図
3は図1のA−A断面図を示す。
【0008】図1において、1は流し台(全体は図示せ
ず)のシンクで、このシンク中央部の底に開口部を設け
たシンク底であり、2は前記開口部に挿入し、シンク底
1とパッキンを挟んで嵌合するシンクフランジで、特に
このシンクフランジ2の2a,2a′,2a″には適切
な基礎直径を持った胴部の上部に円周方向に延びて基礎
直径よりも外側に突起した第一段凸部であり、2bは1
20度毎に基礎直径上に設けた円周平面であり、2cは
2aと同様に胴部の下部に2aと平行で長さも同じくし
て円周方向に延びて外側に突起した第二段凸部であり、
2dは2bと同じく120度毎に同じ基礎直径上に設け
た円周平面である。
【0009】3は生ごみの直接の流入を防ぐ蓋で、特に
3aは水のみを流すことができるようにした複数の孔で
ある。ただし、前記蓋3に設ける複数の孔3aはほとん
どは水のみを流し、大きな生ごみ又はスプーンやフォー
ク等が入らないようにするためのもので、孔3aの大き
さは以降の流路を小さい生ごみ等が容易に通って流れて
しまう大きさとして望ましくは15mm以下から6mm以
上、より望ましくは12mm以下から8mm以上の孔径にす
る必要がある。
【0010】また、孔3aの数は、流し台の最終流し管
の排水口(図示せず)呼び径40A(内径φ38mm)の
20lを1分以内に流せる排水能力を確保できる横断面
積以上に、孔3aの総開口面積が大きくなる数が必要で
ある。4は蓋に連設して、人の手で摘むツマミであり、
5はお椀を蓋した形をしていて、120度毎に肩が凹ん
だ形状をしている水封部品Aであり、6はスペーサAで
あり、7はスペーサBであり、8は鍋形をしていて、中
央に円筒状の穴が開いた形状をし、この円筒の上端開口
部の直径方向に渡し板8aが設けられ、この渡し板8a
の中心すなわち前記円筒の中心に孔を設けた水封部品B
である。
【0011】9はスペーサA6とスペーサB7とを介し
て、蓋3と水封部品A5と水封部品B8とを一定間隔を
保持しながら雌ネジが切ってあるツマミ4にねじ込んで
水封装置として一体化する水封部品取付ボルトである。
ただし、前記水封装置で水封入口流路及び水封逆流路
(詳しくは後述する)からなる水路構成の横断面積は排
水口の穴の横断面積よりも大きくする必要がある。より
望ましくはスムーズな水の流れを確保する排水口の穴の
横断面積の1.5 倍から2倍の大きさに構成する必要が
ある。
【0012】10は平板でリング状をしたもので、この
リングの内側面は120度毎に前記シンクフランジ2の
2b,2dの円周平面より長さが短く内側に出張った凸
部10a,10b,10cを有するフランジ締め付けリ
ングである。11はフランジ締め付けリング10に3等
分して設けた雌ネジにねじ込んで前記シンク底1の裏面
を押し付けるフランジ締め付けボルトである。12と1
2′は磁界がかかると接点を閉じ、生ごみ処理装置の駆
動用モータ19に電機的に接続しているリードスイッチ
であり、13,13′は前記リードスイッチ12と1
2′を保持して前記フランジ締め付けリング10の下面
に固定するリードスイッチホルダであり、14,14′
は前記水封部品A5で120度毎に肩の凹んだ部分に少
なくとも1ケ所以上接着等で固定して磁界を発生させる
磁性体すなわち磁石である。
【0013】ここで、リードスイッチホルダ13,1
3′に入ったリードスイッチ12と12′と水封部品A
5の肩に接着した磁性体が近接して対になって安全用蓋
スイッチを構成する。15は水を流すと水封部品A5の
外側壁面と水封部品B8の外郭内壁面との間に水封入口
流路を設けて、ここに水が残留して液封を構成する外側
水封液面であり、16は水を流すと水封部品A5の内側
壁面と水封部品B8の中央部円筒状外側壁面との間に水
封逆流路を設けて、ここに水が残留して液封を構成する
内側水封液面であり、蓋3とツマミ4と水封部品A5と
スペーサA6と水封部品B8と水封部品取付ボルトで水
封装置を構成する。
【0014】17は生ごみ破砕装置の本体を支えて、防
振と電気的絶縁の機能を持ちながらシンクフランジに接
続する接続ゴムであり、18は生ごみ破砕装置の本体で
あるスイングハンマ方式等の破砕装置とこの駆動用モー
タ19を収納しているケースであり、20はシンクとシ
ンクフランジの水漏れを防止し、かつ振動を防止するゴ
ムパッキンである。21は魚のあら,魚の骨,オレンジ
の皮,野菜の屑などを総じて生ごみと称す。22は生ご
み21を投入する生ごみ投入口である。
【0015】以上のように構成した生ごみ破砕機の水の
流れとの動作について図1、図2及び図3に基づいて説
明する。ただし、→印は水の流れ順路を示し、⇒印は生
ごみの投入方向を示す。
【0016】まず、蛇口から水を流すと、流し台のシン
ク底1に水が溜り、蓋3の孔3aから水封装置に流入す
る。そして、水は蓋3とスぺーサ6を介して作った水封
部品A5との隙間を流れ、さらに水封部品A5外表面と
水封部品B8内表面とで作る縦方向の隙間すなわち水封
入口流路を通り、水封部品A5の下端部をくぐり抜けて
Uターンし、水封部品A5内表面と水封部品B8の中央
円筒部外表面とで作る隙間すなわち水封逆流路を通っ
て、スペース7を介して水封部品A5裏面と水封部品B
8の中央円筒の開口渡し板8aとで作る隙間を通り、水
封部品B8の中央円筒の開口部8bを通って生ごみ破砕
装置の生ごみ投入口へと流れていく。その後はスイング
ハンマ方式等の破砕装置から排水口(図示せず)より下
水管に流れていく。
【0017】水流が一旦途切れると水封装置の水封入口
流路と水封逆流路の中で外側水封液面15と内側水封液
面16が生じ水封部品B8の底に水が残留して液封状態
が作られる。これより、魚の皮とかトウモロコシの繊維
状のものが破砕されずにスイングハンマに絡みつき長時
間残留することによって悪臭を発生することになるが、
前記水封装置により悪臭の逆流を防止するので、快適な
食生活を営むことができる。
【0018】次に、生ごみを投入するときは図2のよう
にツマミ4を持ち上げると孔3a開き蓋3と水封部品A
5と水封部品B8とが一体に持ち上げることができる。
このため、生ごみ投入口22がぽっかりと穴があくの
で、この時魚の骨,野菜屑,果物の皮等の生ごみ21を
容易に投入することができる。この時、水封部品A5の
肩に接着された磁石14が切り離されるので、モータが
運転することはない。どんなふうに手を生ごみ投入口2
3の中に入れても安全である。
【0019】次に、生ごみを投入し終わり、生ごみ破砕
装置を運転するためには、水封装置付きツマミ4を生ご
み投入口23に挿入する。この時、水封部品5の肩に1
20度置きに接着している磁石14が、2組みのリード
スイッチ12を保持しているリードスイッチホルダ13
に合う指定方向に設置する。これより、磁石14は指定
方向に向けておけば、リードスイッチ12の動作範囲に
近づき、リードスイッチ12の接点が閉じて、生ごみ破
砕装置は破砕運転が可能な状態に入る。
【0020】
【発明の効果】この実施例によれば、上述したように排
水管に水封装置が設置されていないところに生ごみ破砕
装置を設置しても、蓋3の下部に水封装置を一体に設け
たために異臭が台所に上がってこないといった構造、更
には、異物が例えばスプーンやフォーク等が流し台から
生ごみ破砕装置の内部に落下しないといった利点を持っ
た蓋3を提供することができる。
【0021】また、蓋3をある指定方向に向けておかな
ければ生ごみ破砕装置は運転を始めない。このため、蓋
3をはずせば水を流してもリードスイッチ12が入らな
いので、生ごみ破砕装置は回転することなく、誤って生
ごみ投入時に異物を落としても手を生ごみ投入口23深
くに手を入れて異物を回収しても怪我することは絶対に
ないので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す生ごみ破砕装置の生ご
み投入口の横断面部分図である。
【図2】本発明の一実施例を示す生ごみ破砕装置の生ご
み投入口の横断面部分の詳細外観斜視図である。
【図3】図1の生ごみ投入口のA−A断面を上から見た
図である。
【符号の説明】
1…シンク底、2…シンクフランジ、3…蓋、4…ツマ
ミ、5…水封部品A、6…スペーサA、7…スペーサ
B、8…水封部品B、9…水封部品取付ボルト、10…
フランジ締め付けリング、11…フランジ締め付けボル
ト、12…リードスイッチ、13…リードスイッチボル
ド、14…磁性体、17…接続ゴム、18…ケース、1
9…モータ、22…生ごみ投入口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ごみを投入する投入口と、生ごみを破砕
    する破砕手段からなる生ごみ破砕装置において、複数の
    孔を設けた蓋と通常時悪臭の逆流防止をする水封装置と
    生ごみ投入時及び異物を取り出す時に生ごみ破砕装置の
    モータの運転を停止する安全用蓋スイッチの着磁体とを
    一体に構成したことを特徴とする生ごみ破砕装置。
JP12672797A 1997-05-16 1997-05-16 生ごみ破砕装置 Pending JPH10314616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12672797A JPH10314616A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 生ごみ破砕装置

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JP12672797A JPH10314616A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 生ごみ破砕装置

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JPH10314616A true JPH10314616A (ja) 1998-12-02

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ID=14942385

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JP12672797A Pending JPH10314616A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 生ごみ破砕装置

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JP (1) JPH10314616A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002301396A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Teral Kyokuto Inc ディスポーザの投入口蓋
WO2005105312A1 (en) * 2004-04-28 2005-11-10 Emerson Electric Co. Batch-feed food waste disposer having a baffle
CN103206000A (zh) * 2012-12-29 2013-07-17 苏州韩博厨房电器科技有限公司 一种厨用垃圾处理器的落水口

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WO2005105312A1 (en) * 2004-04-28 2005-11-10 Emerson Electric Co. Batch-feed food waste disposer having a baffle
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