JPH0975766A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JPH0975766A
JPH0975766A JP7241249A JP24124995A JPH0975766A JP H0975766 A JPH0975766 A JP H0975766A JP 7241249 A JP7241249 A JP 7241249A JP 24124995 A JP24124995 A JP 24124995A JP H0975766 A JPH0975766 A JP H0975766A
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誠 織田
Yasutaka Noguchi
泰孝 野口
Ikumori Ootake
生司 大竹
Nobumasa Tanaka
信政 田中
Toshiharu Kotado
敏春 古田土
Kiju Endo
喜重 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】厨房の流し台に設置して使い勝手のよい小形で
静粛な厨芥処理装置を得る。 【構成】直線的に連結した、破砕スクリュー231、回
転刃241を駆動モータ251によって緩速回転させる
ことにより、生ごみを搬送過程で圧搾と摺り潰しによっ
て破砕し、回転刃により柔軟で靭性に富んだ生ごみも後
処理に適した大きさに裁断した後、下方に位置する生ご
み排出口26から水とともに排出する。 【効果】厨芥処理動作が静粛で小形で、安全性が高く、
実用上使い勝手のよい、流し台の内部に設置するのに適
した形態とすることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥等の生ごみを処理
する小形の厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥等の生ごみは、各家庭毎にごみ袋に
集めて保管し、所定の収集日に可燃ごみとしてごみ集積
所に運搬して廃棄している。集積されたごみは、地方自
治体等が収集して焼却や埋め立て等によって処理してい
る。しかし、厨房から出る野菜屑や肉、魚、残飯等の腐
敗し易い生ごみは、保管或いは収集の過程で腐敗する事
も考えられる。また、高齢化社会の到来に伴って、特に
集合住宅等の高層住宅では定期的なごみの搬出が大きな
負担となっている。
【0003】これらの問題の解決策の一つとして、各家
庭の厨房の流し台にデイスポーザを設置しデイスポーザ
で粉砕した生ごみをスクリュー式の脱水手段で脱水して
ごみ袋もしくは厨芥貯溜部に保管する小形の生ごみ処理
装置として、特開平3-245855号公報に示されるような高
速回転するスイングハンマーにより生ごみを粉砕するデ
イスポーザを使用するものが提案されている。
【0004】また、厨芥投入口を有する筒状の厨芥受け
容器の低部から所定の角度をもって上方に立ち上がる搬
送パイプ内に設けたスクリューにより、搬送パイプの厨
芥排出口に位置するごみ袋もしくは厨芥貯溜部に保管す
る小形の厨芥処理装置として、特開平6-170350号公報に
示されるようなものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のごみ処理装置
は、生ごみを発生した手元で処分(廃棄)出来、生ごみ
の発生を少なく出来る利点を有しているが、ハンマー方
式のものでは、ハンマー及び脱水かごが高速で動作する
ために、騒音及び振動が大きくなる傾向にある。また、
ハンマーで摺り潰すのみであるので、肉や魚の生皮や野
菜の繊維のように柔軟で靭性に富んだ生ごみを粉砕しに
くい構成であり、これらの生ごみによりデイスポーザが
目詰まりを生じ易い。
【0006】これらの課題を解決したものに、スクリュ
ー式の厨芥処理装置があるが、従来の、スクリュー式の
ものでは、生ごみを破砕を行いながら脱水をし、ごみ袋
もしくは厨芥貯溜部に保管するために、搬送パイプ内に
積極的に水を導入する構造を取ることができなかった。
そのために、搬送パイプ内に生ごみが残りやすく、この
残渣による臭いが生じ易いために、この臭いに対して配
慮する必要があった。
【0007】そこで本発明の第1の目的は、上記の問題
点を解決するものであり、残渣が出にくい厨芥処理装置
を提供することにある。
【0008】また従来の厨芥処理装置においては、破砕
部が投入部の直下にあるために、細長い異物を誤って投
入してしまった場合、破砕スクリューにすぐ異物が食い
込んでしまう恐れがあった。また、硬い生ゴミを破砕し
た際に破砕スクリューにより破砕された破砕片が投入部
から外側に飛散する恐れがあった。
【0009】また、装置内に誤って投入された異物を回
収するための手段も特に設けられてはいなかった。
【0010】更に、粉砕した生ごみは厨芥処理装置とと
もに備え付けられたごみ袋もしくは厨芥貯溜部に保管す
るために、ごみの搬出が各厨芥処理装置毎に必要であり
使い勝手の面で十分な配慮がされていなかった。
【0011】そこで本発明の第2の目的は、安全で使い
勝手の良い厨芥処理装置を提供することにある。
【0012】また従来の厨芥処理装置においては、ごみ
袋もしくは厨芥貯溜部が厨芥処理装置とともに備え付け
られているので、装置自体が大型となり、既存の住宅に
おける厨房の流し台に設置することが難しく、設置した
後のメンテナンスも大変であった。
【0013】そこで、本発明の第3の目的は、一般住宅
における厨房の流し台に容易に設置、メンテナンスが出
来る厨芥処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を解決す
るために、生ごみを破砕する破砕手段と、破砕手段によ
り破砕された生ごみを裁断する裁断手段と、破砕破砕手
段と裁断手段を駆動する駆動モータと、裁断された生ご
みを排出する生ごみ排出口とを備えた厨芥処理装置で、
裁断手段は破砕手段の軸上かつ破砕手段の下側にあり、
破砕手段の軸は床面に対して角度をもって設置されるこ
とをようにする。
【0015】そして好ましくは、破砕手段は破砕スクリ
ューであり、裁断手段は回転刃とプレートからなるもの
であり、破砕スクリューの軸と床面とがなす角度は20
〜70度であるようにする。
【0016】上記第2の目的を解決するために、生ごみ
を破砕する破砕スクリューと、破砕スクリューにより破
砕された生ごみを裁断する回転刃とプレートと、破砕ス
クリューと回転刃を駆動する駆動手段と、裁断された生
ごみと水を排出する生ごみ排出口と備えた厨芥処理装置
で、生ごみ及び水を投入するための生ごみ投入口と破砕
スクリューとを接続するホッパーが屈曲しているように
する。
【0017】或いは、生ごみを破砕する破砕手段と、破
砕手段により破砕された生ごみを裁断する裁断手段と、
破砕破砕手段及び裁断手段を駆動する駆動モータと、裁
断された生ごみを排出する生ごみ排出口と備えた厨芥処
理装置で、異物回収手段を備えるようにする。
【0018】そして好ましくは、異物回収手段は破砕手
段である破砕スクリューと同軸で駆動される搬送スクリ
ューと異物検知装置と異物収納部であり、搬送スクリュ
ーは、異物検知装置が異物を検知すると破砕スクリュー
の生ごみ破砕動作時とは逆回転し、異物を異物収納部へ
搬送するようにする。
【0019】上記第3の目的を解決するために、生ごみ
を破砕する破砕スクリューと、破砕スクリューにより破
砕された生ごみを裁断する回転刃とプレートと、破砕ス
クリューと回転刃を駆動する駆動モータと、裁断された
生ごみを排出する生ごみ排出口とを備えた厨芥処理装置
で、回転刃に近づくにしたがい破砕スクリューの径が大
きくなるようにする。
【0020】そして好ましくは、複数の前記生ごみ排出
口から排出される裁断された生ごみを一括して処理する
処理装置を厨芥処理装置とは別に設けるようにする。
【0021】
【作用】破砕スクリューの軸は床面に対して角度をもっ
て設置されているおり、破砕スクリューは回転刃とプレ
ートよりも上側にあるために、投入された生ごみは破砕
スクリューから回転刃と上から下へ搬送するようになる
ので、生ごみが途中で止まることなく回転刃とプレート
に搬送する事ができる。
【0022】また、ホッパーは生ごみ投入口側を水平面
に対し垂直になるようにし、破砕スクリュー側では破砕
スクリュー軸に対して垂直となるように屈曲しているた
め、細長い大きな異物が誤ってホッパーに投入された場
合、ホッパーにぶつかり止まるので破砕スクリューに食
い込むことを防止できる。また、硬い生ごみの破砕時に
破砕スクリューが破片を飛散させたとしても、破砕スク
リューの直線上に投入口はなく、ホッパーにまずぶつか
るので生ごみ投入口から外部へ直接飛び出しづらくでき
る。
【0023】また、回転刃側に行くにしたがい生ごみを
圧縮するため、破砕スクリューのピッチを小さくする
が、破砕スクリューの外径及び破砕手段のケースの内径
を生ごみ投入側から生ごみ排出口側(回転刃側)に向か
って次第に大きくなるように構成してあるので、ケース
の断面積は回転刃側に行くにしたがい大きくなるので、
より破砕スクリューのピッチを小さくでき、スクリュー
の全長を短くできる。また、下部側から容易に分解・組
み立てが出来る。
【0024】また、異物回収手段を備えたことにより、
誤って投入された異物が検知されると、駆動モータが逆
転し回転刃側に搬送されることなく異物搬送スクリュー
により異物収納部に収納せれるので手を破砕スクリュー
の中に入れずに回収することができる。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0026】図1は本発明になる厨芥処理装置本体の第
1の実施例を示す縦断側面図である。◆図1において、
21は厨房で発生した厨芥等からなる生ごみを適量な水
とともに投入するための生ごみ投入口、22は投入され
た生ごみを一時貯溜するためのホッパー、23はホッパ
ー22内の生ごみを破砕するための破砕手段であり、破
砕スクリュー231の緩速回転によって水とともに下方
に搬送しながら圧搾と摺り潰しによって生ごみを破砕
し、破砕した生ごみを裁断手段24を構成する複数の開
口を有するプレート242を通して下方に位置する生ご
み排出口26に押し出す時にプレート242に摺動する
回転刃241によって短く裁断する。
【0027】この裁断手段24は破砕スクリュー231
による圧搾と摺り潰しでは破砕出来ないイカの皮、鶏の
皮、トウモロコシの皮等の柔らかくて靭性のある生ごみ
をも所定の大きさに裁断してプレート242の複数の開
口から下方に位置する生ごみ排出口26に押し出す。
【0028】本実施例においては、装置本体を投入口2
1が上側となるように配置しているので、ケース232
内や、破砕スクリュー231,プレート242部に残渣
(破砕された生ゴミのカス)が生じにくくなる。更に、
水も一緒に流れるので更に残渣が生じにくくなる。その
ために残渣による悪臭をほとんど防ぐことができる。
【0029】25は駆動手段であり、直列状態に設置さ
れた破砕スクリュー231及び回転刃241を30〜1
50回転/分で緩速回転させる可逆回転型の駆動モータ
251と減速機252を備える。本実施例においては、
防水の行い易さ等から上側に駆動モータ251を設けて
いるが、スペースの都合等により回転刃241側に設け
たり、他の場所に設けてベルト駆動させたりしても良
い。
【0030】ホッパー22は生ごみ投入口21側を水平
面に対し垂直となるようにし、破砕スクリュー231側
では破砕スクリュー軸に対して垂直となるように屈曲さ
せてある。これにより、ホッパー内に投入された生ごみ
が確実に破砕スクリュー231に取り込まれ、破砕され
る。
【0031】尚、ホッパー22の内容積は家庭で発生す
る1日の生ごみを十分貯溜出来るだけの容積としてあ
る。
【0032】この厨芥処理装置における破砕手段23
は、駆動モータ251が正回転方向に回転すると、駆動
モータ251に駆動される破砕スクリュー231が、生
ごみ投入口21から投入された生ごみを、図中右下方向
に搬送するように30〜150回転/分で緩速回転す
る。破砕スクリュー231によって搬送される生ごみ
は、破砕スクリュー231とケース232の間で圧搾と
摺り潰しによって破砕される。そして、プレート242
の開口から生ごみ排出口26に送り出される時に、プレ
ート242と摺動しながら回転する回転刃241によっ
て短く裁断される。この裁断は、圧搾と摺り潰しにより
破砕下生ごみ中に含まれる未破砕の皮や筋などの柔らか
くて細長い生ごみを短く裁断する。
【0033】尚、破砕スクリュー231を30〜150
回転/分で緩速回転させる理由は、30回転/分より遅
い回転速度では生ごみの処理能力の点で実用的でなくな
り、150回転/分より速い回転速度では生ごみの破砕
処理時の騒音が大きくなり、実用上問題となる。また、
回転速度が速いと使用者の受傷に対する不安感が増し、
安全性の面で問題となる。
【0034】このように破砕スクリュー231の緩速回
転による圧搾と摺り潰し及び回転刃241での裁断によ
る生ごみの破砕は、確実な破砕を静粛に実現することが
出来る。
【0035】図2は厨芥処理装置を流し台に設置した状
態を示す。◆図2において、厨芥処理装置は、流し台2
のシンク31に設けてある排水口32に嵌合するように
シンクの下部に取り付けて懸垂される。このとき装置本
体は破砕スクリュー軸と床面とのなす角度が20〜70
度、好ましくは30〜60度となるように設置する。理
由としては、20度よりも小さいとケース232内に残
渣が生じやすくなってしまい、70度よりも大きいとホ
ッパー22からケース232内に生ゴミが入りにくくな
るからである。
【0036】また、図中に示すスクリュー軸の仮想延長
の流し台の床面までの距離dがスクリュー231の長さ
(回転刃241を固定する部分を含む)cと同じか長く
なるようにする。そうすることによりメンテナンス時に
スクリューを簡単にはずすことができ、清掃などが容易
に行うことができる。以上の設置方法は、後述する実施
の形態に対しても共通である。
【0037】そして、ホッパー22の中央部36下面に
は破砕スクリュー231が直接存在しない程度にホッパ
ー22の屈曲部からケース232までの距離をとってあ
る。また、排水口カバー35は、中央部に穴を設け放射
線状の切り込みを入れておき生ごみなどが中央からホッ
パー22内に落下するようにしてある。これにより、細
長い異物が投入されたときはホッパー22の屈曲部と排
水口カバー35により、異物がとまり破砕スクリュー2
31に投入されることを防ぐことができる。また、破砕
スクリュー231が鶏の骨などの硬い生ごみを破砕処理
動作時、骨の破砕片が飛散した場合でも、破砕片は、ま
ずホッパー22にぶつかるので生ごみ投入口21の外に
直接飛散する確率を低く抑えることが出来ている。
【0038】厨芥等からなる生ごみは生ごみ投入口21
に投入され、ホッパー22内に溜められる。そして、生
ごみがホッパー22内ある程度貯った時点で、駆動モー
タ251を動作開始させ、給水用蛇口33からの適量の
水とともに生ごみが破砕スクリュー231により破砕さ
れ、回転刃241で裁断され下方に位置する生ごみ排出
口26に排出され、排水管接続口262に接続した排水
トラップ34を介して雑排水横引き管6に排出される。
その後、任意の場所に設けられた水処理装置(図示せ
ず)によって処理をする。
【0039】水処理装置を厨芥処理部本体とは別に設け
た構造により、流し台2下には本体のみを設置すればよ
く、広いスペースが必要ではなくなるので既存の流し台
にも設置しやすい。
【0040】また、排水トラップ34の封水の水位高さ
が少なくとも裁断手段の回転刃241の位置より高い位
置となるように設置することが望ましい。回転刃241
の位置は、破砕スクリュー231の軸と床とがなす角度
をαとするとdsinαとなる。先にも述べたようにdは
cとほぼ同じ長さのであるのでcsinαとも言える。こ
れにより、回転刃241部分に生じる生ごみの残渣によ
る臭いの生ごみ投入口側への逆流を防止し、悪臭を防止
することが出来る。また、この水位は駆動モータ251
及び減速機252が濡れるのを防止するために減速機2
52よりも低い位置に設置することが望ましい。この高
さは(c+d)sinα若しくは2csinαである。この高
さは当然のことであるが流し台の床面からシンクの下部
までの高さh0よりも低くなければならない。尚、給水
用蛇口33は、後述する電磁弁を内蔵する。
【0041】図3は、本発明になる厨芥処理装置の制御
系を示すブロック図である。この制御系は、特に記述の
ない他の実施例に対しても共通である。商用電源である
主電源104から受電する厨芥処理制御装置101は、
操作スイッチ102からの指令信号に応じて、スクリュ
ー駆動モータ251と蛇口用電磁弁105の動作を制御
する。操作スイッチ102は、破砕スイッチ(正回転)
用操作ボタン、停止操作ボタンを備える。
【0042】図1及び図2に基づいて制御について説明
する。この厨芥処理制御装置は、流し台2のシンク31
の排水口32からホッパー22の生ごみ投入口21に生
ごみを投入し、ホッパー内に生ごみが貯溜した時に、操
作スイッチ102の破砕スイッチ用ボタンが押される
と、駆動モータ251を正回転方向に回転させ、蛇口用
電磁弁105を開いてシンク31に注水する。駆動モー
タ251に駆動されて破砕スクリュー231、回転刃2
41が緩速回転すると、投入された生ごみは、破砕スク
リュー231による搬送に伴う圧搾と摺り潰しにより破
砕され、裁断手段24のプレート242の開口を通過す
る時に回転刃241により裁断されて水とともに生ごみ
排出口26に排出される。ついで、生ごみ排出口26の
排水口262に接続された排水トラップ34を介して雑
排水横引き管6に排出される。
【0043】ホッパー22内に貯溜していた生ごみの破
砕が終了し、所定の時間注水後に操作スイッチ102の
停止操作ボタンが押されると、制御装置101は、駆動
モータ251を停止し、厨芥処理が終了する。尚、制御
装置101及び操作スイッチ102は任意の位置に設け
て良い。
【0044】図4は破砕手段の構成の他の一例を示す縦
断断面図である。図4において、破砕スクリュー231
の外径(a及びb)及び破砕手段23のケースの内径
(m及びn)を、上方つまり投入口側の駆動モータ25
1側から下方つまり回転刃側に位置する生ごみ排出口2
6側に向かって次第に大きくなるように構成してある。
このため、ケース内部断面の面積が大きくなるために、
同じ容積当たりのスクリューのピッチを狭くすることが
できる。よって、同程度圧搾するのに短いスクリューで
済み、厨芥処理装置の全長を抑えることができる。メン
テナンスに際しても、下方に位置する生ごみ排出口26
側から容易に分解・組み立てを行うことができる。
【0045】図5及び図6は、本発明による厨芥処理装
置の第2の実施例を示す縦断側面図である。◆尚、前述
した実施の形態と共通の構成部品には同一の参照符号を
付して重複する説明は省略する。
【0046】投入された生ごみを貯溜するためのホッパ
ー22の一部に補助排水口221を設け、破砕後の生ご
み排出口26の一部に設けた補助排水流入口261とを
連通する排水のバイパス通路27を設けてあり、排水の
バイパス通路27を通過する排水により裁断手段24を
常に洗浄する。補助排水口221の入り口には、フィル
ターを設置して処理前の生ゴミが入らないようにしてあ
る。
【0047】図6において、61,61a,61bは排
水のバイパス通路27を流れる排水の流れであり、破砕
手段24のプレート242表面及びプレート242の開
口を洗浄した後、排水管接続口262から排水管に排出
される。このため、プレート242の目詰まりが防止さ
れる。尚、排水のバイパス通路27の生ごみ排出口26
への補助排水流入口261は、プレート242に近接し
た位置に設けることが好ましい。
【0048】また、流し台のシンクで一度に大量の水を
廃棄された場合には、破砕スクリュー231、回転刃2
41、プレート242を通って生ごみ排出口26へ排出
されるとともに、排水のバイパス通路27を通って生ご
み排出口26へ排出されるため、シンクへオーバーフロ
ーすることはない。
【0049】図7、図8及び図9は本発明による厨芥処
理装置の第3の実施例を示す縦断側面図である。◆尚、
前述した実施の形態と共通の構成部品には同一の参照符
号を付して重複する説明は省略する。
【0050】図7において、生ごみを投入し一時貯溜す
るためのホッパー22は、生ごみを貯溜する内側と水の
流路となる外側を分離するための複数の開口を有する分
離壁28により二重構造としてあり、分離壁28はその
横断断面積が生ごみ投入口21で最も小さく、ホッパー
22の内部(破砕スクリュー231側)に向かって大き
くなるように構成してある。また、分離壁28はホッパ
ー22に着脱自在に構成してある。
【0051】図8はホッパー22と分離壁28部分の縦
断断面図である。分離壁28は、ホッパー22の補助排
水口221を覆い、補助排水口221に生ごみが入らな
いようにしてある。分離壁28の生ごみ投入口21は生
ごみは容易に入る程度に小さくしてあるため、ホッパー
22の内部に手が容易には入らず、受傷等に対する安全
性が高い。
【0052】分離壁28には複数の開口281が設けて
あり、排水をスムーズに通過させることが出来る。
【0053】生ごみ以外の異物(スプーン,フォーク
等)を誤ってホッパー内に投入した場合には、厨芥処理
装置の操作スイッチ(図示せず)を切断後、分離壁28
をホッパー22から取り外した後、手もしくは取り出し
用治具(図示せず)によりホッパー内から異物を回収す
る。異物回収後に分離壁28をホッパー22内に装着す
る。
【0054】図9は、ホッパー及び分離壁の他の実施例
を示したものであり、ホッパー22の補助排水口221
を生ごみ投入口21近くに設けた場合の分離壁28の構
成である。
【0055】図10,11,12及び13は、本発明に
よる厨芥処理装置の第4の実施例を示す縦断側面図及び
制御系のブロック図である。◆尚、前述した実施例と共
通の構成部品には同一の参照符号を付して重複する説明
は省略する。
【0056】図10において、29は、厨芥等の生ごみ
を水を介して破砕するための破砕手段23と、破砕手段
23と裁断手段24を駆動する駆動手段25との間に介
在させた異物回収手段29であり、異物を異物収納部2
92まで搬送するための異物搬送スクリュー291を備
えている。
【0057】異物回収手段29は、生ごみ投入口21か
ら誤って投入された生ごみ以外の異物(ビン類の王冠、
ヘヤーピン等)を回収する手段であり、頂部に刷毛29
3が植設された異物回収スクリュー291によって異物
を異物収納部292に引き込んで回収する。回収された
異物を取り出すために取り出し口294(図12参照)
が設けられる。
【0058】図11において、厨芥処理装置は、先の述
べた実施例同様にシンクの下部に取り付けて懸垂され
る。
【0059】生ごみ投入口21から投入された生ごみに
異物、例えばビン類の王冠、ヘヤーピン等が混入してい
た時には、これを回収することが必要である。この異物
混入は、使用者が監視するかまたは異物検知手段により
検出し、駆動モータ251を停止する。そして、駆動モ
ータ251を逆回転方向に回転させる。駆動モータ25
1によって逆方向に回転駆動される破砕スクリュー23
1は、異物と生ごみを、図中左上方方向に搬送するよう
に緩速回転する。そして、異物搬送スクリュー291
は、この異物と生ごみを異物収納部292に引き込んで
回収することができるようにする。異物搬送スクリュー
291の刷毛293は、異物に対して過大な力が作用す
るのを避けるように機能する。
【0060】図12は本発明による異物回収手段29の
異物搬送スクリュー291の回転軸に直交する縦断断面
図である。◆(a)は異物回収手段29が回転動作中の
状態を示し、(b)は運転停止後、異物を取り出すため
に、取り出し口294を開放した状態を示している。異
物収納部292に回収した異物を簡単に取り出すことが
出来る。
【0061】図13は、本発明になる厨芥処理装置の制
御系を示すブロック図である。◆この制御系が図3に示
すものと異なるところは、厨芥処理制御装置101は、
異物検出手段295からの信号にも応じて、報知手段1
03の動作も制御すること、また、操作スイッチ102
は異物回収スイッチ(逆回転)用操作ボタンも備えるこ
とである。
【0062】図11に基づいて制御について説明する。
この厨芥処理制御装置101は、流し台2のシンク31
の排水口32からホッパー22の分離壁28の生ごみ投
入口21に生ごみを投入し、ホッパー内に生ごみが貯溜
した時に、操作スイッチ102の破砕スイッチ用ボタン
が押されると、駆動モータ251が正回転方向に回転
し、蛇口用電磁弁105を開いてシンク31に注水す
る。駆動モータ251に駆動されて破砕スクリュー23
1、回転刃241、及び異物搬送スクリュー291が緩
速回転すると、投入された生ごみは、破砕スクリュー2
31による搬送に伴う圧搾と摺り潰しにより破砕され、
裁断手段のプレート242の開口を通過する時に回転刃
241により裁断されて水とともに生ごみ排出口26に
排出される。ついで、生ごみ排出口26の排水口262
に接続された排水トラップ34を介して雑排水横引き管
6に排出される。
【0063】ホッパー22内に貯溜していた生ごみの破
砕が終了し、所定の時間注水後に操作スイッチ102の
停止操作ボタンが押されると、制御装置101は、駆動
モータ251を停止し、厨芥処理が終了する。
【0064】また、誤って生ごみ以外の異物(例えば、
スプーンとかフォーク等)を投入したときに操作スイッ
チ102の停止操作ボタンが押されると、制御装置10
1は、スクリュー駆動モータ251を停止する。異物の
混入を看過したときには、異物検出手段293がこの状
態を検出して制御装置101に信号を送り、制御装置1
01は駆動モータを停止するとともに、報知手段103
により異常警報を音もしくは表示により使用者に報知す
る。尚、報知手段103を設ける位置も任意である。
【0065】そして、操作スイッチ102の異物回収ス
イッチ用操作ボタンが押されると、制御装置101は、
駆動モータ251を逆回転方向に回転させ、異物を異物
搬送スクリュー291に向けて逆戻りさせ、異物を異物
搬送スクリュー291に引き込ませ、異物収納部292
に収納する。この状態で操作スイッチ102の停止操作
ボタンが押されると、制御装置101は駆動モータ25
1を停止させて異物の取り出しを可能にする。異物検出
手段293は、駆動モータ251の過負荷として、駆動
モータ251の動作電流の変化を利用して検出する。
【0066】尚、異物検出手段293が異物を検出した
場合、自動的に駆動モータ251を逆回転させてから停
止するようにしてもよい。
【0067】このようにして、誤って投入された生ごみ
以外の異物を破砕することなく破砕手段から回収するこ
とがことができる。
【0068】図14は、本発明になる厨芥処理装置の第
5の実施例を示す縦断側面図である。◆図14に示す厨
芥処理装置は、図10に示した第3の実施例における排
水のバイパス通路27及びホッパーの分離壁28を付加
した場合の実施の形態である。この排水のバイパス通路
27及びホッパー22の分離壁28は、図6及び図7を
参照して前述した第2及び第3の実施例と同様であるの
で、これらの実施の形態と同一の構成部品に同一の参照
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0069】図15は、本発明による厨芥処理装置を適
用する実施の形態を示す厨芥処理システムの概略構成図
である。◆図15において、1は住宅,2は住宅1の台
所等に設置してある流し台である。流し台2の内部には
家庭で発生した厨芥等の生ごみを水を介して破砕するた
めの厨芥処理装置3が設置してある。図15においては
第5の実施例に用いた厨芥処理装置を使用しているが、
いずれの実施例に用いたものでも良い。破砕された生ご
みは水とともに雑排水用横引き管6を通って、その他の
風呂4、洗濯機5等の雑排水と一緒に雑排水用縦管7に
より住宅1の階下もしくは地下等に設置した水処理装置
10に流入する。
【0070】水処理装置10(例えば、好気性菌、嫌気
性菌を利用した微生物水処理装置もしくは微生物膜方式
水処理装置等)では、下水道受入れ基準を満たす状態ま
で浄化した後、ポンプ11により貯溜槽12に送り、汚
水縦管9から流入するトイレ8の汚水と一緒に下水道管
13に放流する。そのために、衛生面、環境面での問題
も解決出来、下水道への負荷を増やすことがない。家庭
の厨芥等からなる生ごみは一括して水処理装置10で処
理されるので、家庭では1箇所で処理(消滅)出来る。
また、高齢者にとって大きな負担となっていたごみの搬
出の必要がない。
【0071】特に集合住宅においては、水処理をまとめ
て行うことができるので、各家庭に設置されるのは厨芥
処理装置本体のみであり、場所をとらずに容易に設置す
ることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明による厨芥処理装置は、裁断手段
の回転刃に対して駆動手段の駆動モータ側が高くなるよ
うに傾け、生ごみを破砕スクリューによる搬送過程で圧
搾と摺り潰しによって破砕し、回転刃により破砕スクリ
ューでは破砕されない生ごみも後処理に適した大きさに
裁断した後、下方に位置する生ごみ排出口排出する構成
であるので、残渣を生じにくくすることができる。ま
た、傾けたことにより全長が短くなり、流し台の内部に
設置するのに適した形態とすることが出来る。そして、
生ごみを水とともに投入・排出する事により、より残渣
を生じにくくできる。
【0073】また、生ごみを投入し貯溜するためのホッ
パーは、生ごみ投入口側を水平面に対し垂直になるよう
にし、破砕スクリュー側では破砕スクリュー軸に対して
垂直となるように屈曲した構成により、破砕スクリュー
側の口径を小さくする必要が生じないので、処理が速や
かにできる。また、生ごみ破砕時の破砕生ごみの外部へ
の飛散とか、誤って挿入による手指の損傷が生じないた
め安全性が高い。
【0074】また、駆動手段と破砕手段との間に、異物
を搬送するための搬送スクリューと異物収納部と異物検
出手段を備えた異物回収手段をそなえる構成により、異
物誤投入によるトラブルが生じることなく、使い勝手の
面での効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】厨芥処理装置の一例を示す縦断断面図である。
【図2】厨芥処理装置の流し台への設置状態を示す縦断
断面図である。
【図3】厨芥処理装置における制御系のブロック図であ
る。
【図4】回転刃側が広い厨芥処理装置の一例を示す縦断
断面図である。
【図5】バイパス通路を設けた厨芥処理装置の一例を示
す縦断断面図である。
【図6】バイパス通路の排水の流れを示す縦断断面図で
ある。
【図7】分離壁を設けた厨芥処理装置の一例を示す縦断
断面図である。
【図8】分離壁の一例を示す縦断断面図である。
【図9】分離壁の一例を示す縦断断面図である。
【図10】異物回収手段を設けた厨芥処理装置の一例を
示す縦断断面図である。
【図11】厨芥処理装置の流し台への設置状態を示す縦
断断面図である。
【図12】厨芥処理装置の異物収納部を示す縦断断面図
である。
【図13】厨芥処理装置における制御系のブロック図で
ある。
【図14】バイパス通路、分離壁、異物回収手段を設け
た厨芥処理装置の一例を示す縦断断面図である。
【図15】厨芥処理システムの一例を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1…集合住宅、2…流し台、3…厨芥処理装置、4…風
呂、5…洗濯機、6…雑排水用横引き管、7…雑排水用
縦管、8…トイレ、9…汚水用縦管、10…水処理装
置、11…ポンプ、12…貯溜槽、13…下水道、21
…生ごみ投入口、22…ホッパー、23…破砕手段、2
4…裁断手段、25…駆動手段、26…生ごみ排出口、
27…排水バイパス通路、28…分離壁、29…異物回
収手段、31…シンク、32…排水口、33…給水用蛇
口、34…排水トラップ、35…排水口カバー、36…
生ごみ投入口中央、61,61a,61b,…排水の流
れ、101…厨芥処理制御装置、102…操作スイッ
チ、103…報知手段、104…主電源、105…蛇口
用電磁弁、221…補助排水口、231…破砕スクリュ
ー、232…ケース、234…刷毛、241…回転刃、
242…プレート、251…駆動モータ、252…減速
機、261…補助排水流入口、262…排水口、281
…開口、291…異物搬送スクリュー、292…異物収
納部、293…刷毛、294…取り出し口、295…異
物検出手段、a…投入口側のスクリュー外径、b…回転
刃側のスクリュー外径、c…破砕スクリュー長さ、d…
破砕スクリュー端部から流し台床面までの長さ、h0
流し台床面からシンク下部までの高さ、m…投入口側の
ケース内径、n…回転刃側のケース内径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 信政 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 古田土 敏春 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 遠藤 喜重 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ごみを破砕する破砕手段と、該破砕手段
    により破砕された生ごみを裁断する裁断手段と、前記破
    砕手段と前記裁断手段を駆動する駆動モータと、裁断さ
    れた前記生ごみを排出する生ごみ排出口とを備えた厨芥
    処理装置において、前記裁断手段は前記破砕手段の軸上
    かつ前記破砕手段の下側にあり、該破砕手段の軸は床面
    に対して角度をもって設置されることを特徴とする厨芥
    処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記破砕手段は破砕ス
    クリューであり、前記裁断手段は回転刃とプレートから
    なるものであり、前記破砕スクリューの軸と床面とがな
    す角度は20〜70度であることを特徴とする厨芥処理
    装置。
  3. 【請求項3】生ごみを破砕する破砕スクリューと、該破
    砕スクリューにより破砕された生ごみを裁断する回転刃
    とプレートと、前記破砕スクリューと前記回転刃を駆動
    する駆動モータと、裁断された前記生ごみを排出する生
    ごみ排出口とを備えた厨芥処理装置において、前記回転
    刃に近づくにしたがい前記破砕スクリューの径が大きく
    なることを特徴とする厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】前記生ごみを破砕する破砕スクリューと、
    該破砕スクリューにより破砕された生ごみを裁断する回
    転刃とプレートと、前記破砕スクリューと前記回転刃を
    駆動する駆動手段と、裁断された前記生ごみと水を排出
    する生ごみ排出口と備えた厨芥処理装置において、生ご
    み及び水を投入するための生ごみ投入口と前記破砕スク
    リューとを接続するホッパーが屈曲していることを特徴
    とする厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3の何れかにおいて、生ごみ
    を投入するための生ごみ投入口と前記破砕手段である破
    砕スクリューとを接続するホッパーが屈曲していること
    を特徴とする厨芥処理装置。
  6. 【請求項6】請求項4或いは5において、前記ホッパー
    は前記生ごみ投入口側は水平面に対して垂直であり、前
    記破砕スクリュー側では該破砕スクリューの軸に対して
    垂直であることを特徴とする厨芥処理装置。
  7. 【請求項7】生ごみを破砕する破砕スクリューと、該破
    砕スクリューにより破砕された生ごみを裁断する回転刃
    とプレートと、前記破砕スクリューと前記回転刃を駆動
    する駆動モータと、裁断された前記生ごみを排出する生
    ごみ排出口とを備えた厨芥処理装置において、前記回転
    刃とプレートは前記破砕スクリューの軸上かつ前記破砕
    スクリューの下側にあり、該破砕スクリューの軸は床面
    に対して角度をもって設置され、前記生ごみを投入する
    ための生ごみ投入口と前記破砕スクリューとを接続する
    ホッパーが前記生ごみ投入口側は水平面に対して垂直で
    あり前記破砕スクリュー側では該破砕スクリューの軸に
    対して垂直であることを特徴とする厨芥処理装置。
  8. 【請求項8】生ごみを破砕する破砕スクリューと、該破
    砕スクリューにより破砕された生ごみを裁断する回転刃
    とプレートと、前記破砕スクリュー及び前記回転刃を駆
    動する駆動モータと、裁断された前記生ごみを排出する
    生ごみ排出口とを備えた厨芥処理装置において、前記回
    転刃は前記破砕スクリューの軸上にあり、該破砕スクリ
    ューの軸は床面に対して角度をもって設置され、前記破
    砕スクリューの長さをc,前記角度をαとしたとき、前
    記生ごみ排出口に接続されるトラップの水面の流し台床
    面からの高さが、csinαよりも高く2csinαよりも低
    いことを特徴とする厨芥処理装置。
  9. 【請求項9】生ごみを破砕する破砕手段と、該破砕手段
    により破砕された生ごみを裁断する裁断手段と、前記破
    砕破砕手段及び前記裁断手段を駆動する駆動モータと、
    裁断された前記生ごみを排出する生ごみ排出口と備えた
    厨芥処理装置において、異物回収手段を備えたことを特
    徴とする厨芥処理装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8の何れかにおいて、異物
    回収手段を備えたことを特徴とする厨芥処理装置。
  11. 【請求項11】請求項9或いは10において、前記異物
    回収手段は前記破砕手段である破砕スクリューと同軸で
    駆動される搬送スクリューと異物検知装置と異物収納部
    であり、前記搬送スクリューは、前記異物検知装置が異
    物を検知すると前記破砕スクリューの生ごみ破砕動作時
    とは逆回転し、異物を前記異物収納部へ搬送することを
    特徴とする厨芥処理装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11の何れかの厨芥処理装
    置と、前記排出された生ごみを処理する装置とを備えた
    厨芥処理システムにおいて、複数の前記生ごみ排出口か
    ら排出される裁断された生ごみを一括して処理する処理
    装置を前記厨芥処理装置とは別に設けたことを特徴とす
    る厨芥処理システム。
  13. 【請求項13】請求項12の厨芥処理システムを備えた
    ことを特徴とする建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036577A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Miike Iron Works Co Ltd 生ごみ粉砕機
CN105537249A (zh) * 2016-02-18 2016-05-04 江苏乐普四方科技有限公司 厨余垃圾破碎分选一体化处理系统
CN107938781A (zh) * 2017-11-17 2018-04-20 成都智宸科技有限公司 一种防电机过热的厨房垃圾处理器

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CN105537249A (zh) * 2016-02-18 2016-05-04 江苏乐普四方科技有限公司 厨余垃圾破碎分选一体化处理系统
CN107938781A (zh) * 2017-11-17 2018-04-20 成都智宸科技有限公司 一种防电机过热的厨房垃圾处理器

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