JPH07330102A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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JPH07330102A
JPH07330102A JP15299494A JP15299494A JPH07330102A JP H07330102 A JPH07330102 A JP H07330102A JP 15299494 A JP15299494 A JP 15299494A JP 15299494 A JP15299494 A JP 15299494A JP H07330102 A JPH07330102 A JP H07330102A
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JP
Japan
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garbage
food waste
blade
main blade
discharge port
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Application number
JP15299494A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kaneko
和雄 金子
Toshio Takahashi
壽雄 高橋
Takao Yoshida
孝夫 吉田
Keinosuke Isono
啓之介 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku Co Ltd
Material Engineering Technology Laboratory Inc
Fukoku KK
Original Assignee
Fukoku Co Ltd
Material Engineering Technology Laboratory Inc
Fukoku KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/10Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、家庭または飲食店の厨房等で出る
調理屑または残飯等の生ごみを、便利に、且つ、衛生的
に、しかも、環境を汚染することなく廃棄するための生
ごみ処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、投入された生ごみを裁断し、水切
りし、収納する生ごみ処理システムにおいて、生ごみの
回収率を向上するための生ごみ処理装置であり、上部に
生ごみの投入口21を有し、下部に裁断後の生ごみの排
出口22を有する筐体A23が、鉛直線上に回転軸を有
する主刃24と該主刃24と対をなして投入された生ご
みを裁断するように配置された受け刃25に、投入口側
の室26と排出口側の室27に分けられた構造を有する
裁断装置2と、裁断された生ごみから水を切るために設
置されたスクリーン34とスクリュー35とからなる固
液分離装置3と、処理終了物を収納する収納手段4とか
らなる生ごみ処理装置1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭または飲食店の厨
房等で出る調理屑または残飯等の生ごみを便利に、且
つ、衛生的に処理し、しかも、環境を汚染することが少
ない生ごみ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】国内では、家庭または飲食店の厨房等で
出る調理屑または残飯等の生ごみは、シンクの隅に常に
用意された水切り籠に集積し、または、シンクの排水口
に取り付けられた網籠で捕捉、集積し、厨房等での作業
が終了後、ポリ袋等に回収し、塵芥回収日を待って塵芥
回収場所に運び出していたが、この方法だと面倒なだけ
でなく、生ごみが廃棄されるに至までの経路において臭
気の発生および不衛生な状況の発生をともなうものであ
った。アメリカでは、シンクの排水口の下に生ごみの破
砕機構、すなわち、ディスポーザを設置し、生ごみを小
さく砕いて水と一緒に下水に流すことが一般化している
が、日本の下水道設備は、ディスポーザの使用を前提に
設計されていないので、集合住宅においては排水管を詰
まらせる原因になる可能性があり、下水処理場において
は処理能力を越えてしまう可能性があるので一般化し得
ないものであった。また、下水処理設備がないところで
は、河川、湖沼等に対する環境汚染に繋がる恐れがあっ
た。
【0003】上記、2つの問題点を解消する目的で、破
砕機構により破砕され、水と混合された生ごみを捕捉し
て水を切って収納するとともに、保管時の臭気発生を防
止または抑制する機能を備えた生ごみ処理機が従来より
市販されている。この種の装置は、生ごみを破砕する機
能と破砕されて水と混合された生ごみから水を切る機能
と水を切った生ごみを臭気の発生を抑制しながら保管す
る機能を備えており、一見、理想的な生ごみ処理機であ
るように見えるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
生ごみ処理機の廃液に混入して流出する生ごみの固形成
分を各種の生ごみについて調査したところ、驚くべきこ
とに、ほとんどの生ごみについて、投入された生ごみの
半分またはそれ以上、ひどいものでは、7割もの固形分
または油脂分が廃液に混入していることが確認された。
原因は、従来の生ごみ処理機の破砕機構が、生ごみの細
胞を破壊してその細胞液を水中に分散させ、生ごみの組
織間に蓄えられた脂肪類も細かくして水中に分散させ、
さらには、生ごみが本来容易に回収できるはずの固形物
であっても、細かく砕いて無理矢理水に分散させてしま
うため、その後に配置された穴径の比較的小さいメッシ
ュから成るスクリーンでさえ回収することができなくな
ってしまっているものであった。
【0005】廃液中に混入した上記の固形成分は、下水
等に廃棄されて、排水中のCODまたはBODを高くす
るか、または、高くする可能性のある成分であり、従来
の生ごみ処理機は、その廃液を廃棄し続けると、下水処
理場においては、処理能力の限界を越え、河川、湖沼等
においては、環境を汚染する恐れがあるという大きな問
題点を抱えているものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の生
ごみ処理機の持つ前記問題点を鑑み、鋭意検討した結
果、従来の生ごみ処理機が、アメリカで使用されている
ディスポーザをそのまま組み込んでいるか、同じ発想の
基に、すなわち、細かく砕いて水に流れ易くすることを
重視して設計された破砕機構を組み込んでいるので、生
ごみを細かく砕き過ぎていることが、原因であることを
見出だし、さらに、上部に生ごみの投入口を有し、下部
に裁断後の生ごみの排出口を有する筐体Aが、上部と下
部を結ぶ直線上、例えば、鉛直線上に回転軸を有する主
刃と該主刃と対をなして投入された生ごみを裁断するよ
うに配置された受け刃により、投入口側の室と排出口側
の室に分けられた構造を有する裁断装置と、該筐体Aの
排出口と連通した破砕生ごみ導入口と該導入口よりも高
い位置にあって処理終了物が排出される処理終了物排出
口と、除去された液体が排出されるスクリーンとを有す
る筐体Bと、該スクリーンまたは該筐体Bの内壁に接し
てまたは近接して回転可能に配置されたスクリューとか
らなる固液分離装置とからなる生ごみ処理装置であれ
ば、前記問題点を解決できることを見出だし本発明に至
った。なお、ここで言う裁断とは、ディスポーザーは生
ごみをたたきつけるように粉砕して生ごみを細かくする
方式に対し、はさみで切るように2枚の刃で切って生ご
みを細かくする方式を意味する。
【0007】
【作用】以下に、本発明の作用を図面を参照しながら具
体的に説明する。図1は、本発明の生ごみ処理装置の斜
視図である。本発明の生ごみ処理装置1は、生ごみの裁
断装置2と、裁断された生ごみから水を切る固液分離装
置3と、裁断され、水切りされた生ごみを収納、保管す
る収納手段4とを一つのシステムにまとめた生ごみ処理
装置であり、さらに、詳しく説明すると、本発明の生ご
み処理装置1は、上部に生ごみの投入口21を有し、下
部に裁断後の生ごみの排出口22を有する筐体A23
が、鉛直線上に回転軸を有する主刃24と該主刃24と
対をなして投入された生ごみを裁断するように配置され
た受け刃25に、投入口側の室26と排出口側の室27
に分けられた構造を有する裁断装置2と、該筐体A23
の排出口22と連通した裁断生ごみ導入口31と該導入
口31よりも高い位置にあって処理終了物が排出される
処理終了物排出口32と、除去された液体が排出される
スクリーン34とを有する筐体B33と、該スクリーン
34または該筐体B33の内壁39に接してまたは近接
して回転可能に配置されたスクリュー35とからなる固
液分離装置3と、該固液分離装置3の処理終了物排出口
32と連通した収納手段4とからなる生ごみ処理装置1
であって、以下の作用により、生ごみを裁断し、水切り
または脱水(以降、水切りという)し、収納するもので
ある。なお、該主刃24と該受け刃25は、双方の刃を
回転させて生ごみを切るような構造であっても良いが、
何れか一方の刃のみを回転させるほうが構造の単純化を
計ることができるので好ましい。ここでは、好ましい1
つの実施例として回転する方の刃を主刃24、回転しな
い方の刃を受け刃25とした。
【0008】すなわち、破砕機構2の投入口21から投
入された生ごみは、カット用モータ56により回転軸4
3を介して回転する主刃24と受け刃25により、適当
な寸法、すなわち、固液分離装置3に容易に移送でき、
該固液分離装置3で容易に水切りが可能で、収納機構4
に収納される水切り後の生ごみの充填密度を適度に高く
することができる大きさであって、しかも、生ごみの微
細片の発生が少なく、生ごみ自体がその組織内に持って
いる液状成分の漏出が少ない大きさにカットされ、排出
口側の室27に移行する。
【0009】適当な寸法にカットされた該生ごみは、該
排出側の室27に設けられた排出口22を通して該裁断
装置2から排出され、裁断物連通路5を通って、固液分
離装置3の導入口31から固液分離装置3内に導入され
る。なお、該排出口側の室27に該生ごみを排出口22
に向けて押出す押出手段28を設けることによってより
スムースに該生ごみを固液分離装置3内に移行、導入す
ることができる。例えば、該排出口22が側面に形成さ
れた該排出口側の室27の該主刃24の回転軸43に該
主刃24の回転に同期して回転する羽根体44を設けた
構造にすることによって、上記の目的は達成される。な
お、前記構造の押出手段28にあっては、該羽根体44
の進行方向側の面が生ごみを半径方向外側に押し出す効
果を持つ形態となっている。
【0010】固液分離装置3内に導入された生ごみは、
スクリュー35の螺旋羽根57に載せられ、筐体B33
の内壁39と接触しながら、処理終了物排出口32に向
けて搬送され、さらには、該スクリュー35の先端部周
辺において、貯溜され、または、圧縮され、それらの経
路内において、付着水等が水切りされる。水切りされた
生ごみは、処理終了物連通路6を通して収納手段4に収
納、保管され、分離された水は、スクリーン34の開口
部36を通して該固液分離装置3または該筐体B33か
ら外部に排出される。なお、排出された水を、一端、集
液室37に集め、該集液室に設けた排液口38から排出
するような構造を採れば、より扱い易い生ごみ処理装置
1とすることができる。また、生ごみの移動経路には、
どうしても生ごみの破片または生ごみの液状成分が残留
するので、臭気が発生する恐れがあり、本生ごみ処理装
置のシステムの一環として、前記生ごみの移動経路に、
臭気の発生を抑制する手段または発生した臭気を除去す
る手段を設ければ、より完成した生ごみ処理装置が得ら
れる。
【0011】以上、本発明の生ごみ処理装置1のシステ
ム全体について説明したが、本発明の生ごみ処理装置1
は、該生ごみ処理装置1を構成する各部分にさらに特徴
を付与することができ、それによって、本発明の生ごみ
処理装置1をより性能の良い、操作性の高い生ごみ処理
装置1とすることができる。
【0012】該投入口21およびその周辺の構造につい
ては、例えば、該投入口21に開閉自在で、閉じている
時にも該筐体A23内に通水できるように構成された蓋
体29、例えば、通水用の孔45が設けられた蓋体29
を設ければ、該筐体A23内に水を流しながら、該蓋体
29は閉じたままで該生ごみ処理装置1を運転すること
ができるので、安全性を高めることができるだけでな
く、騒音の発生を抑制することもできる。さらに、該蓋
体29の開閉を検知するセンサーを設け、該センサーの
検知内容を生ごみ処理装置1の運転条件に組入れること
により、操作性も改善できる。
【0013】また、カット刃およびその周辺の構造につ
いては、例えば、該主刃24を上下運動可能に配置する
ことにより、硬くてカットできないもの、例えば、貝殻
等が混入したような場合に、裁断時の負荷により該主刃
24が受け刃と反対方向に逃げて受け刃25との間に隙
間を開け、貝殻等を裁断しないまま該排出口側の室27
に移行させ、その後で該主刃24を元の位置に戻すよう
な機構を採用すれば、また、該主刃24が逃げ切れない
場合には、該主刃24の下方への移動端を検知し、カッ
ト用モータ56を停止または逆転するような機構を採用
すれば、刃の破損防止対策が得られる。
【0014】なお、該主刃24を上下運動可能にする構
造、例えば、該主刃24が裁断時の負荷により受け刃と
反対方向に逃げる構造の一例を図2および図3に示し
た。図2は、該主刃24の回転軸43の一部に設けられ
た回転軸接続部50の断面図であり、図3は、該回転軸
接続部50のA−A’断面図である。すなわち、回転軸
接続部50側の端面に四角く堀り込まれた凹部54を有
する主刃側の軸51の該凹部54に、該回転軸接続部5
0側に四角柱の凸部55を有する駆動側の軸52の該凸
部55が、摺動可能に、且つ、該駆動側の軸52から該
主刃側の軸51に回転運動が伝達可能に挿入され、該主
刃側の軸51と該駆動側の軸52がバネ53により、相
対的な位置を保つように構成され、該バネ53が裁断時
の負荷によって縮められ、該主刃側の軸51が該駆動側
の軸52に近づくことにより、該主刃側の軸51に接続
された該主刃24が該受け刃25から離れ、前記目的を
達成するものである。
【0015】さらに、該主刃24および該受け刃25の
構造としては、該主刃24または該受け刃25の刃の稜
線が、直線であっても、折れ曲がった連続直線であって
も、湾曲した線であっても、螺旋状の線であっても構わ
ないし、また、該稜線またはその接線と該主刃24の回
転軸とのなす角度が、鋭角であっても、直角であって
も、鈍角であっても構わないが、品質の安定性およびコ
スト等を考慮すると、好ましくは、性能を維持できる範
囲で、該稜線がより単純な構造を有するほうが好まし
い。
【0016】それらの構造は、例えば、図1に示したよ
うに、該受け刃25の刃の稜線42(以降、受け刃の稜
線と言う)が該回転軸43と直交する平面上に位置し、
該主刃24の刃の稜線41(以降、主刃の稜線と言う)
が該回転軸43と直交する平面上を移動する直線である
ような構造であり、例えば、図4に示したように、該主
刃の稜線41または該受け刃の稜線42が互いに他と対
面する方向に凹状に形成された曲線または折れ曲がった
線であって、該主刃24と該受け刃25が互いに重なり
合う時に、双方の刃の稜線が最後に重なり合う部分また
は交差する部分が、それぞれの刃の稜線の中間位置また
は軸側に位置するような構造であり、例えば、図5に示
したように該主刃の稜線41または該受け刃の稜線42
の何れか一方の稜線が該回転軸43と直交する平面上に
あって、もう一方の刃の稜線が他方の刃の側に湾曲した
曲線であるような構造である。
【0017】また、該主刃24または該受け刃25は何
枚の羽根で形成されていても良いが、該主刃24および
該受け刃25が、複数枚の刃から形成されている方が安
定した裁断性能が得られる。
【0018】また、固液分離装置1およびその周辺の構
造については、例えば、該スクリュー35が鉛直線上に
回転軸を有する構造のもののほうが、水が頻繁に流れる
部位から生ごみを早く離すことができるので水切り効果
が高く、しかも、コンパクトにできるので好ましく、該
筐体B33は、下方の一部にだけスクリーン34を有す
る構造のほうが、該筐体B33の側面全面にスクリーン
34を有するよりも、固液分離性が良く、しかも、コン
パクトにできるので好ましい。
【0019】また、収納手段4およびその周辺の構造に
ついては、例えば、直接該処理終了物を収納する部分
が、容易に密封でき、しかも、水を通さない袋体、例え
ば、ポリ袋であるほうが廃棄し易いので好ましく、さら
に、該袋体を収納するリジッドな容器、すなわち、しっ
かりした構造を有し、容易には潰れない容器を取り付け
れば、袋体の破損防止、および、袋体を取り付ける時の
操作性等を改善することができる。
【0020】また、臭気の発生を抑制する手段または発
生した臭気を除去する手段については、生ごみの腐敗を
抑制する効果と、生ごみから発生した臭気を分解・除去
する効果を同時に備えるオゾン脱臭が好ましく、さらに
は、活性炭との併用により、余分なオゾンを分解し、オ
ゾンの臭気の漏れを防止することが好ましい。なお、残
留または収納した生ごみから臭気が発生する恐れのある
空間部、すなわち、筐体A23内、筐体B33内、およ
び、収納手段4内等の空間部を連通管で直列に連結し
て、1台のオゾン脱臭装置から発生させたオゾンを、そ
れぞれの空間部に直列に送れば、発生したオゾンを効果
的に利用することができ、しかも、余分なオゾンは、最
後空間部の出口から容易に回収できる。
【0021】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について説明する。
図1に模式断面図に示したシステムから成る生ごみ処理
装置1を製作し、該生ごみ処理装置1の投入口21がシ
ンクの排出口に連通するようにキッチンのシンクに設置
して運転したところ、生ごみが効率良く回収できるとと
もに、生ごみの廃液への流出が著しく少ないことが確認
された。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、家庭または飲食店の厨
房等で出る調理屑または残飯等の生ごみを、便利に、且
つ、衛生的に、しかも、環境を汚染することせずに廃棄
することができる。すなわち、面倒な作業が必要なく、
生ごみが廃棄されるに至までの経路において臭気の発生
および不衛生な状況の発生をともなうことがなく、集合
住宅においては排水管を詰まらせることがなく、下水処
理場においては処理能力を越えてしまう可能性がなく、
下水処理設備がないところでは、河川、湖沼等に対する
環境汚染に繋がる恐れがなく、生ごみを処理、または、
廃棄できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理装置1の一例を示した斜視
図である。
【図2】本発明の生ごみ処理装置1の回転軸接続部50
の一例を示した断面図である。
【図3】図2に示した回転軸接続部50のA−A’断面
図である。
【図4】本発明の生ごみ処理装置1の主刃24と受け刃
25の形状及び位置関係の一例を示した斜視図である。
【図5】本発明の生ごみ処理装置1の主刃24と受け刃
25の形状及び位置関係のもう一つの例を示した斜視図
である。
【符号の説明】
1.生ごみ処理装置 2.裁断装置 3.固液分離装置 4.収納手段 5.裁断物連通路 21.投入口 22.排出口 23.筐体A 24.主刃 25.受け刃 26.投入口側の室 27.排出口側の室 28.押出手段 29.蓋体 31.導入口 32.処理終了物排出口 33.筐体B 34.スクリーン 35.スクリュー 36.開口部 37.集液室 38.排液口 39.内壁 41.主刃の稜線 42.受け刃の稜線 43.回転軸 44.羽根体 45.通水用の孔 50.回転軸接続部 51.主刃側の軸 52.受け刃側の軸 53.バネ 54.凹部 55.凸部 56.カット用モーター 57.螺旋羽根
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/74 53/81 B02C 18/40 102 A B09B 5/00 ZAB C01B 13/10 D B09B 5/00 ZAB P (72)発明者 磯野 啓之介 埼玉県川口市大字安行藤八46番地112

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に生ごみの投入口を有し、下部に裁
    断後の生ごみの排出口を有する筐体Aが、上部と下部を
    結ぶ直線上に回転軸を有する主刃と、該主刃と対をなし
    て投入された生ごみを裁断するように配置された受け刃
    とにより、投入口側の室と排出口側の室に分けられた構
    造の裁断装置と固液分離装置とから成ることを特徴とす
    る生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 該固液分離装置が該筐体Aの排出口と連
    通した破砕生ごみ導入口と該導入口よりも高い位置にあ
    って処理終了物が排出される処理終了物排出口と、除去
    された液体が排出されるスクリーンとを有するの筐体B
    と、該スクリーンまたは該筐体Bの内壁に接してまたは
    近接して回転可能に配置されたスクリューとからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の生ごみ処理装置。
  3. 【請求項3】 該処理終了物排出口と連通して、該処理
    終了物排出口から排出される処理終了物を収納する収納
    手段を有することを特徴とする請求項2に記載の生ごみ
    処理装置。
  4. 【請求項4】 生ごみの移動経路内の一部または全部
    に、臭気の発生を抑制しまたは発生した臭気を除去する
    手段を有することを特徴とする請求項3に記載の生ごみ
    処理装置。
  5. 【請求項5】 該投入口に開閉自在の蓋体を有し、該蓋
    体が閉じている時にも該投入側の室内に通水できるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4に
    記載の生ごみ処理装置。
  6. 【請求項6】 該排出口側の室に、破砕された生ごみを
    該排出口に向けて押し出す手段を有することを特徴とす
    る請求項1ないし5に記載の生ごみ処理装置。
  7. 【請求項7】 回転運動する該主刃と、回転運動しない
    該受け刃により構成されていることを特徴とする請求項
    1ないし6に記載の生ごみ処理装置。
  8. 【請求項8】 該主刃または該受け刃が上下運動可能に
    配置されていることを特徴とする請求項7に記載の生ご
    み処理装置。
  9. 【請求項9】 該主刃または該受け刃の刃先の稜線が、
    該主刃の回転軸と直交する平面上にあることを特徴とす
    る請求項7に記載の生ごみ処理装置。
  10. 【請求項10】 該主刃または該受け刃の稜線が、互い
    に他と対面する方向に凹状に形成され、該主刃と該受け
    刃が互いに重なり合う時に、最後に重なり合う稜線部分
    が、該稜線の中央周辺に位置することを特徴とする請求
    項9に記載の生ごみ処理装置。
  11. 【請求項11】 該筐体Bの下部の少なくとも一部に、
    除去された液体が排出される多数の開口部を有するスク
    リーンが形成されていることを特徴とする請求項2ない
    し10に記載の生ごみ処理装置。
  12. 【請求項12】 該収納手段の直接該処理終了物を収納
    する部分が、容易に密封できる袋体であることを特徴と
    する請求項3ないし11に記載の生ごみ処理装置。
  13. 【請求項13】 臭気の発生を抑制または発生した臭気
    を除去する手段が、オゾン脱臭装置であって、該オゾン
    脱臭装置が、少なくとも、オゾン発生器と活性炭により
    形成されていることを特徴とする請求項4ないし12に
    記載の生ごみ処理装置。
  14. 【請求項14】 該蓋体に孔を有し、該蓋体が閉じてい
    る時にも該孔を通して、該投入口側の室内に通水できる
    ように構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    13項に記載の生ごみ処理装置。
  15. 【請求項15】 該蓋体の開閉を検知するセンサーを有
    し、該センサーの信号により、該主刃の回転運動を制御
    することができることを特徴とする請求項14に記載の
    生ごみ処理装置。
  16. 【請求項16】 該排出口が該筐体Aの該排出口側の室
    の側面に形成され、該押出手段が、主刃の回転に同期し
    て回転する羽根体であることを特徴とする請求項6ない
    し15項に記載の生ごみ処理装置。
JP15299494A 1994-06-10 1994-06-10 生ごみ処理装置 Pending JPH07330102A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15299494A JPH07330102A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 生ごみ処理装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794122B1 (ko) * 2006-11-13 2008-01-10 웅진코웨이주식회사 음식물 쓰레기 처리기의 이송 장치
CN103057880A (zh) * 2012-12-31 2013-04-24 广州东软科技有限公司 厨房垃圾回收装置及餐余垃圾回收系统
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CN112658007A (zh) * 2020-12-08 2021-04-16 深圳市海之景科技有限公司 一种自主破碎压缩垃圾筒
US11192715B2 (en) * 2018-04-25 2021-12-07 Puke Bucket LLC Anti-splash vomit receptacle
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