JPH10313735A - ルアー - Google Patents
ルアーInfo
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- JPH10313735A JPH10313735A JP12836897A JP12836897A JPH10313735A JP H10313735 A JPH10313735 A JP H10313735A JP 12836897 A JP12836897 A JP 12836897A JP 12836897 A JP12836897 A JP 12836897A JP H10313735 A JPH10313735 A JP H10313735A
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Abstract
を水密性のよい状態で嵌合させる。 【解決手段】 ルアーが、その中空円筒状の中間部をル
アーの長手方向において前後に二分していて、互いに重
なり合って嵌合している前方部材6と後方部材7とによ
って構成される。前後両部材6,7は、重なり合う部位
6A,7Aにおいて弾性Oリング52を介して水密な状
態で当接している。
Description
る中空のルアーに関する。
るルアーは、通常二つの部材に分割されていて、部材ど
うしが接着剤を介して水密に接合している。
中に水が浸入しないように、部材どうしの接合には特に
気をつけなければならない。水が浸入したルアーは、そ
れによって当初の重量や重量バランスに変化を来すか
ら、所期の性能を発揮することができなくなる。ところ
が、一般に部材どうしを水密な状態で接合することは容
易ではない。例えば、部材どうしを接着するときには、
それら部材間に水の浸入を許す隙間ができないように細
心の注意を払わなければならない。また、使用する接着
剤によってルアーの外観面を汚すことがないように、か
なり気をつかわねばならない。水密性を確かなものにし
ようとして接着剤の使用量を多くすることは、外観面を
汚す大きな原因となる。
部位において水の浸入を確実に防ぐことができるルアー
を提供し、それによって前記従来技術の問題を解消する
ことを課題にしている。
決するために前提とするのは、ラインが取り付けられる
前端部と、フックが取り付けられる後端部と、これら両
端部間に延びる中空円筒状の中間部とによって長手方向
が構成されているルアーであって、かかる前提におい
て、この発明が特徴とするところは、前記ルアーが、前
記中間部をその長手方向において二分していて、一方が
外側となり他方が内側となるように互いに重なり合って
嵌合している前方部材と後方部材とからなり、これら両
部材が互いに重なり合う部位の周り方向において弾性O
リングを介して密着していること、にある。
記前後両部材のうちの重なり合って内側となる部位に
は、周り方向へ延びる溝が形成されており、前記Oリン
グの内周部分が前記溝に嵌合している。また、前記前後
両部材のうちの重なり合って内側となる部材が、少なく
とも重なり合う部位の先端部と前記Oリングとの間にお
いて、前記前後両部材のうちの外側となる部材の内面に
接着剤を介して接合している。
に係るルアーの詳細を説明すると、以下のとおりであ
る。
錐形を呈する前端部2と後端部3と、これら両端部2,
3間に介在する円筒形の中間部4とを有し、前後の長手
方向が中間部4の前端部2寄りの位置で前後方向を二分
している前方部材6と後方部材7とによって構成されて
いる。
るラインを取り付けるための第1アイレット8を有し、
第1アイレット8のやや後方に、このルアーを魚に似た
ものに見せるための飾りである一対の目玉部材9を有す
る。
る前端部2寄りの部分とに第1,2フック11,12取
り付け用の第2,3アイレット13,14を有する。第
1,2フック11,12は、スプリットリング15を介
して第2,3アイレット13,14に取り付けられてい
る。
が、第1,2フック11,12の図示が省略されてい
る。図示のルアーは、好ましくは、第1,2アイレット
8,13をのぞく前後長が30〜300mm,最大径が
5〜30mmの範囲にあり、前方部材6の後端嵌合部位
6Aが内側となり、後方部材7の前端嵌合部位7Aが外
側となるように互いに重なり合って嵌合している。それ
らの嵌合部位6A,7Aの長さは、好ましくは5〜20
mmの範囲にある。嵌合部位6Aの外周面には周回する
溝部51が形成されており、その溝部51にはOリング
52が嵌合している。Oリング52は、その内周部分が
溝部51内で前方部材6の外周面に密着し、かつ、溝部
51の外では外周部分が後方部材7の内周面に密着して
おり、これらの密着によって嵌合部位6A,7Aにおけ
る水密性が保たれている。かかる前方部材6と、後方部
材7とは、好ましくは、アルミニウム板の加工品であ
る。
7とOリング52との間の外周面が接着剤56を介して
嵌合部位7Aの内周面に接合している。かかる接着剤5
6は、前後の部材6,7の抜脱を防止するとともに、両
部材6,7間の水密性を高めている。
1透孔18に第1アイレット8の脚部19が水平方向か
ら挿入され、部材6の内面側に位置する第1係合部材2
1の案内孔22に螺入している。前端部2の第4透孔2
4には、目玉部材9の脚部26が挿入され、脚部26の
先端部が第1係合部材21に埋め込まれている。第4透
孔24の周囲には、接着剤(図示せず)による抜け止め
と防水のための処理が施されている。
2透孔16に第2アイレット13の脚部27が水平方向
から挿入され、部材7の内面側に位置する第2係合部材
28の案内孔29に螺入している。第2アイレット13
のリング部13Aと後方部材7との間にはカップ状の受
け金具31が介在している。後方部材7の前端部寄りに
形成されている第3透孔17には、第3アイレット14
の脚部32が垂直方向から挿入され、後方部材7の仕切
り壁33に螺着している。第3アイレット14のリング
部14Aと後方部材7との間には受け金具31が介在し
ている。第2,3透孔16,17の周囲もまた、必要に
応じて接着剤による防水処理が施される。
うちで第1,2アイレット8,13をルアーに固定する
ための第1,2係合部材21,28は、プラスチック製
のものであって、中空ルアーの端部2,3内面とほぼ同
じ形状の周面21A,28Aを有し、かつ、これらの周
面21A,28Aの周り方向に形成された溝21B,2
8Bに嵌合している弾性Oリング21C,28Cが、ル
アーの前後端部2,3の内面に水密状態で当接してい
る。これらOリング21C,28Cによって、第1,2
透孔18,16からルアー内部への水の浸入が確実に阻
止される。かかるOリング21C,28Cの当接は、第
1,2アイレット8,13が第1,2係合部材21,2
8に螺入するときに、これら第1,2係合部材21,2
8をルアーの外方へ向かって水平移動させる作用の結果
として得られる。第1,2係合部材21,28それぞれ
の内端部には、ルアーの重量と重量バランスとを調整す
るための金属部材35A,35Bが必要に応じて取り付
けられる。
めの仕切り壁33は、プラスチック、木材、アルミニウ
ム等の比較的軽量な材料でできた円盤状の本体33A
と、その周面を覆う弾性部材34とからなり、部材34
を介して後方部材7の内周面に密着している。
あって、ここに示された仕切り壁33には、壁33の中
心Oより下方であって、第3アイレット14寄りの位置
に、ルアーの重量と重量バランスとを調整するための金
属部材36が、第3アイレット14の脚部32に関して
左右対称に埋められている。この金属部材36には、本
体33Aの構成材料よりも高密度の金属、例えば真ちゅ
うやステンレス鋼が使用される。かかる金属部材36の
存在で第3アイレット14の近傍が重くなり、リール操
作中でも第2フック12が垂下した姿勢をとり易くな
る。また、仕切り壁33が、その厚み方向を貫通して前
後端部2,3方向へ延びる透孔37を有していると、こ
の壁33を後方部材7にその内端側から挿入するとき
に、透孔37から空気が抜けてその挿入作業が容易にな
る。このように構成される仕切り壁33は、薄い金属製
ルアーに第3アイレット14を固定するための場所を提
供できることに加え、このルアーの径方向内方への変形
を防止できる。さらには、ルアーの重量と重量バランス
とを調整するための手段ともなり得る。仕切り壁33
は、後方部材7の内周面に密着することによって、およ
び/またはこの壁33に第3アイレット14が螺着する
ことによって、位置が固定されている。なお、ルアーの
前方部材6と後方部材7との嵌合部位6A,7Aは、仕
切り壁33と同様にルアーの径方向内方への変形を防止
することに寄与する。それゆえ、その嵌合部位と仕切り
壁33とはルアーの長手方向において互いに離間した位
置にあって、ルアーの中間部4の長さ方向を広い範囲に
わたって補強できることが好ましい。
との嵌合部位6A,7Aの断面図であって、両部材6,
7は未だ嵌合していない状態にある。前方部材6の後端
部に形成されている嵌合部位6Aは、該部位6Aに隣接
している前方部分よりも僅かに径が小さく、部位6Aと
その前方部分との間には段差部58が形成されている。
嵌合部位6Aの外径は、後方部材7の嵌合部位7Aの内
径よりも僅かに小さく形成されている。また、嵌合部位
6Aの溝51に嵌合している弾性Oリング52は、嵌合
部位7Aの内周面に対し、嵌合方向(図の左右方向)に
おいて摺動可能である。嵌合部位6Aの外周面には、後
端57とOリング52との間に硬化剤が添加されたエポ
キシ系接着剤が周り方向に連続的に塗布されている。か
かる前方部材6の嵌合部位6Aを後方部材7の嵌合部位
7Aに挿入するときには、Oリング52が部位7Aの内
周面に水密状態で当接しているから、その挿入過程で、
接着剤56が、Oリング52を越えてルアーの前方側へ
流れ出ることがなく、接着剤56は全量がルアーの内側
に留まることになる。因に、Oリング52を使用しない
で嵌合部位6Aの挿入を進めると、接着剤56がルアー
の外へはみ出すことを避け難い。はみ出した接着剤56
は、ルアーの外観を損ねるし、その接着剤56を取り除
く作業には著しい手間がかかる。接着剤56は、硬化剤
を添加して重合硬化するタイプのものである。この接着
剤56は、溶剤タイプの接着剤のように溶剤を外部へ揮
散させる必要がないから、水密な状態にあるルアー内部
でも硬化が進行する。嵌合部位6Aの挿入は、段差部5
8が後方部材7に当接して停止する。
ルアー中間部を形成している前方部材と後方部材とが、
互いの嵌合部位において弾性Oリングを介して当接して
いるから、これら両部材間の水密性が確実になる。
のルアーでは、前後の部材の抜脱が防止されるととも
に、両部材間の水密性が一層向上する。
が使用されていれば、前後の部材が嵌合するときの接着
剤のはみ出しも防止される。
ーでは、当該部位にOリングを嵌合させることができる
ばかりでなく、ルアーの径方向の変形も防止される。
Claims (3)
- 【請求項1】 ラインが取り付けられる前端部と、フッ
クが取り付けられる後端部と、これら両端部間に延びる
中空円筒状の中間部とによって長手方向が構成されてい
るルアーであって、 前記ルアーが、前記中間部をその長手方向において二分
していて、一方が外側となり他方が内側となるように互
いに重なり合って嵌合している前方部材と後方部材とか
らなり、これら両部材が互いに重なり合う部位の周り方
向において弾性Oリングを介して密着していることを特
徴とする前記ルアー。 - 【請求項2】 前記前後両部材のうちの重なり合って内
側となる部位には、周り方向へ延びる溝が形成されてお
り、前記Oリングの内周部分が前記溝に嵌合している請
求項1に記載のルアー。 - 【請求項3】 前記前後両部材のうちの重なり合って内
側となる部材が、少なくとも重なり合う部位の先端部と
前記Oリングとの間において、前記前後両部材のうちの
外側となる部材の内面に接着剤を介して接合している請
求項1または2に記載のルアー。
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JP12836897A Expired - Fee Related JP3149383B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ルアー |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101137616B1 (ko) | 2009-06-12 | 2012-04-19 | 임성준 | 자체 추진력을 갖는 인조미끼 |
JP2021016354A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 株式会社ブルーボード | ルアー |
KR20220083198A (ko) * | 2020-12-11 | 2022-06-20 | 김승한 | 탑워터 금속 루어 및 그 제조방법 |
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- 1997-05-19 JP JP12836897A patent/JP3149383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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