JPH07139668A - 防食管継手 - Google Patents
防食管継手Info
- Publication number
- JPH07139668A JPH07139668A JP28847393A JP28847393A JPH07139668A JP H07139668 A JPH07139668 A JP H07139668A JP 28847393 A JP28847393 A JP 28847393A JP 28847393 A JP28847393 A JP 28847393A JP H07139668 A JPH07139668 A JP H07139668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- female screw
- synthetic resin
- resin layer
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ライニング金属管を水密的に接続して赤水の
発生と、管内流体の汚染を防止できる防食管継手を提供
する。 【構成】 端部に雌ねじ11を有する金属継手1の内周
面を前記雌ねじ11を除いて合成樹脂層2で被覆し、該
合成樹脂層2から延出して開口側に筒状部21を設ける
と共に、該筒状部21の外周面と雌ねじ11との間に所
定幅の間隙22を設ける。そして、間隙22の奥部にぬ
すみ220を設け、また雌ねじ11の奥部にストッパー
突起12を設ける。 【効果】 赤水の発生と、管内流体の汚染を防止でき
る。
発生と、管内流体の汚染を防止できる防食管継手を提供
する。 【構成】 端部に雌ねじ11を有する金属継手1の内周
面を前記雌ねじ11を除いて合成樹脂層2で被覆し、該
合成樹脂層2から延出して開口側に筒状部21を設ける
と共に、該筒状部21の外周面と雌ねじ11との間に所
定幅の間隙22を設ける。そして、間隙22の奥部にぬ
すみ220を設け、また雌ねじ11の奥部にストッパー
突起12を設ける。 【効果】 赤水の発生と、管内流体の汚染を防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はライニング金属管を水密
的に接続して赤水の発生を確実に防止できる防食管継手
に関する。
的に接続して赤水の発生を確実に防止できる防食管継手
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の防食管継手として、図2に断面
図で示したものが知られている。この防食管継手は、端
部に雌ねじ11を有する金属継手1の内周面を前記雌ね
じ11を除いて合成樹脂層2で被覆し、該合成樹脂層2
から延出して開口側に筒状部21を設けると共に該筒状
部21の外周面と前記雌ねじ11との間に所定幅の間隙
22を設け、更に該間隙22の奥部にぬすみ220を設
けた構成からなっている。
図で示したものが知られている。この防食管継手は、端
部に雌ねじ11を有する金属継手1の内周面を前記雌ね
じ11を除いて合成樹脂層2で被覆し、該合成樹脂層2
から延出して開口側に筒状部21を設けると共に該筒状
部21の外周面と前記雌ねじ11との間に所定幅の間隙
22を設け、更に該間隙22の奥部にぬすみ220を設
けた構成からなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この防食管
継手に金属管41の内周面が合成樹脂層42で被覆され
たライニング金属管4を接続する場合、筒状部21の外
周面にシリコン樹脂等のシール材3を塗布してから間隙
22にライニング金属管4の端部を嵌挿して接続してい
たが、前記シール材3が筒状部21とライニング金属管
4との間からはみ出すことがあった。
継手に金属管41の内周面が合成樹脂層42で被覆され
たライニング金属管4を接続する場合、筒状部21の外
周面にシリコン樹脂等のシール材3を塗布してから間隙
22にライニング金属管4の端部を嵌挿して接続してい
たが、前記シール材3が筒状部21とライニング金属管
4との間からはみ出すことがあった。
【0004】即ち、ライニング金属管4の端部を間隙2
2に嵌挿したとき、余剰のシール材3が間隙22の奥側
に移動してぬすみ220内に充満し、更にライニング金
属管4を強くねじ込んだとき管端面に押圧されたシール
材3が反転して筒状部21とライニング金属管4の端部
内周面との間からはみ出して管内流体を汚染することが
あった。本発明はかかる課題を解決したものであって、
シール材を介してライニング金属管を水密的に接続でき
ると共に、シール材が接続部の管内周面にはみ出すこと
のない防食管継手を提供するものである。
2に嵌挿したとき、余剰のシール材3が間隙22の奥側
に移動してぬすみ220内に充満し、更にライニング金
属管4を強くねじ込んだとき管端面に押圧されたシール
材3が反転して筒状部21とライニング金属管4の端部
内周面との間からはみ出して管内流体を汚染することが
あった。本発明はかかる課題を解決したものであって、
シール材を介してライニング金属管を水密的に接続でき
ると共に、シール材が接続部の管内周面にはみ出すこと
のない防食管継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防食管継手は、
端部に雌ねじを有する金属継手の内周面を前記雌ねじを
除いて合成樹脂層で被覆し、該合成樹脂層から延出して
開口側に筒状部を設けると共に該筒状部の外周面と前記
雌ねじとの間に所定幅の間隙を設け、また該間隙の奥部
にぬすみを設けたものであって、前記雌ねじの奥部にス
トッパー突起を設けたことを特徴とする。
端部に雌ねじを有する金属継手の内周面を前記雌ねじを
除いて合成樹脂層で被覆し、該合成樹脂層から延出して
開口側に筒状部を設けると共に該筒状部の外周面と前記
雌ねじとの間に所定幅の間隙を設け、また該間隙の奥部
にぬすみを設けたものであって、前記雌ねじの奥部にス
トッパー突起を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成からなるので、防食管継手の雌ねじ
にライニング金属管を螺合したとき、管端部はストッパ
ー突起に規制されてぬすみまで侵入しない。従って、ぬ
すみ内に充満したシール材が管端面に押圧されてライニ
ング金属管の内周面にはみ出すことはない。
にライニング金属管を螺合したとき、管端部はストッパ
ー突起に規制されてぬすみまで侵入しない。従って、ぬ
すみ内に充満したシール材が管端面に押圧されてライニ
ング金属管の内周面にはみ出すことはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本発明の一実施例を示す防食管継手の縦断
面図であって、図中1は両端部に雌ねじ11を有する金
属継手1である。金属継手1の内周面は前記雌ねじ11
を除いて塩化ビニル樹脂等の合成樹脂層2で一体的に被
覆されており、該合成樹脂層2から延出して開口側に筒
状部21が設けられている。
する。図1は本発明の一実施例を示す防食管継手の縦断
面図であって、図中1は両端部に雌ねじ11を有する金
属継手1である。金属継手1の内周面は前記雌ねじ11
を除いて塩化ビニル樹脂等の合成樹脂層2で一体的に被
覆されており、該合成樹脂層2から延出して開口側に筒
状部21が設けられている。
【0008】前記筒状部21の外周面と雌ねじ11との
間には、所定幅の間隙22が設けられており、該間隙2
2の奥部にぬすみ220が設けられている。また、雌ね
じ11の奥部にはストッパー突起12が設けられてお
り、ライニング金属管4の端部を間隙22に嵌挿したと
き該ストッパー突起12によって管端部の侵入が規制さ
れるようになっている。
間には、所定幅の間隙22が設けられており、該間隙2
2の奥部にぬすみ220が設けられている。また、雌ね
じ11の奥部にはストッパー突起12が設けられてお
り、ライニング金属管4の端部を間隙22に嵌挿したと
き該ストッパー突起12によって管端部の侵入が規制さ
れるようになっている。
【0009】ライニング金属管4は鋳鉄管、鋼管等の金
属管41の内周面を塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、ある
いはポリエチレン等の粉体樹脂42で被覆したものであ
って、このライニング金属管4を防食管継手に接続する
場合、筒状体21の外周面にシリコン樹脂等のシール材
3を塗布する。そこで、ライニング金属管4の端部にテ
ーパ状の雄ねじ43を設け、該雄ねじ43を雌ねじ11
に螺合する。すると、ライニング金属管4の端部がスト
ッパー突起12に当接するまで侵入して強固に螺合し、
また筒状体21の外周面とライニング金属管4の端部内
周面とがシール材3を介して水密的に接合する。このと
き、筒状体21の外周面に塗布した余剰のシール材3は
間隙22の奥側に移動してぬすみ220で逃がされる。
属管41の内周面を塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、ある
いはポリエチレン等の粉体樹脂42で被覆したものであ
って、このライニング金属管4を防食管継手に接続する
場合、筒状体21の外周面にシリコン樹脂等のシール材
3を塗布する。そこで、ライニング金属管4の端部にテ
ーパ状の雄ねじ43を設け、該雄ねじ43を雌ねじ11
に螺合する。すると、ライニング金属管4の端部がスト
ッパー突起12に当接するまで侵入して強固に螺合し、
また筒状体21の外周面とライニング金属管4の端部内
周面とがシール材3を介して水密的に接合する。このと
き、筒状体21の外周面に塗布した余剰のシール材3は
間隙22の奥側に移動してぬすみ220で逃がされる。
【0010】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の防食管継手
を使用すると、シール材を介してライニング金属管を水
密的に接続できるので、ライニング金属管の端部が管内
流体と接触することによる赤水の発生を確実に防止する
ことができる。このとき、ライニング金属管の侵入がス
トッパー突起によって規制されるので、シール材が接続
部の管内周面にはみ出すことがなく、該シール材から溶
剤が流出することによる管内流体の汚染を確実に防止す
ることができる。
を使用すると、シール材を介してライニング金属管を水
密的に接続できるので、ライニング金属管の端部が管内
流体と接触することによる赤水の発生を確実に防止する
ことができる。このとき、ライニング金属管の侵入がス
トッパー突起によって規制されるので、シール材が接続
部の管内周面にはみ出すことがなく、該シール材から溶
剤が流出することによる管内流体の汚染を確実に防止す
ることができる。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す防食管継手の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図2は従来の防食管継手の要部を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 金属継手 2 合成樹脂層 3 シール材 4 ライニング金属管 11 雌ねじ 21 筒状部 22 間隙 220 ぬすみ
Claims (1)
- 【請求項1】 端部に雌ねじ(11)を有する金属継手
(1)の内周面を前記雌ねじ(11)を除いて合成樹脂
層(2)で被覆し、該合成樹脂層(2)から延出して開
口側に筒状部(21)を設けると共に該筒状部(21)
の外周面と前記雌ねじ(11)との間に所定幅の間隙
(22)を設け、また該間隙(22)の奥部にぬすみ
(220)を設けた防食管継手であって、前記雌ねじ
(11)の奥部にストッパー突起(12)を設けたこと
を特徴とする防食管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28847393A JPH07139668A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 防食管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28847393A JPH07139668A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 防食管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139668A true JPH07139668A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17730667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28847393A Pending JPH07139668A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 防食管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07139668A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170589A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
WO2023059929A1 (en) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Little Chief Industries, Inc. | Coupling seal for pipe liners |
US11994242B2 (en) | 2022-10-07 | 2024-05-28 | Little Chief Industries, Inc. | Coupling seal for pipe liners |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28847393A patent/JPH07139668A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170589A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
WO2023059929A1 (en) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Little Chief Industries, Inc. | Coupling seal for pipe liners |
US11994242B2 (en) | 2022-10-07 | 2024-05-28 | Little Chief Industries, Inc. | Coupling seal for pipe liners |
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