JPH1031313A - マスク基板へのレジストの塗布方法 - Google Patents

マスク基板へのレジストの塗布方法

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Publication number
JPH1031313A
JPH1031313A JP8187060A JP18706096A JPH1031313A JP H1031313 A JPH1031313 A JP H1031313A JP 8187060 A JP8187060 A JP 8187060A JP 18706096 A JP18706096 A JP 18706096A JP H1031313 A JPH1031313 A JP H1031313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask substrate
resist
applying
oxygen plasma
plasma ashing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8187060A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nozaki
祐司 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH1031313A publication Critical patent/JPH1031313A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク基板表面の濡れ性を良好にし、寸法の
面内均一性を向上させることができるマスク基板へのレ
ジストの塗布方法を提供する。 【解決手段】 マスク基板へのレジストの塗布方法にお
いて、マスク基板11を酸素プラズマアッシング装置で
酸素プラズマアッシング処理12する工程と、前記マス
ク基板11にレジスト13を塗布する工程とを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
マスクの製造に係り、特に、そのマスク基板へのレジス
トの塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マスク基板へレジストを塗布する
場合、マスク基板が製造されると、次にレジストが塗布
される。そのレジスト塗布前には、レジストとマスク基
板の密着性を向上させるために、マスク基板は約200
℃以上でベークされ、その後、そのマスク基板を冷却
し、レジストが塗布される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のレジストの塗布方法では、マスク基板へのレジ
ストの密着性が不十分であり、パターンの面内均一性が
悪くなるという問題点があった。本発明は、上記問題点
を除去し、マスク基板表面の濡れ性を良好にし、寸法の
面内均一性を向上させることができるマスク基板へのレ
ジストの塗布方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔1〕マスク基板へのレジストの塗布方法において、マ
スク基板を酸素プラズマアッシング装置で処理する工程
と、前記マスク基板にレジストを塗布する工程とを施す
ようにしたものである。このように、マスク基板を酸素
プラズマアッシング処理した後に、レジストを塗布する
ことにより、マスク基板表面の濡れ性が良くなり、寸法
の面内均一性が向上する。特に、微細なパターンを形成
するマスク基板においては、その寸法の面内均一性の向
上により、微細な精確なパターンの形成に寄与すること
ができる。
【0005】〔2〕マスク基板へのレジストの塗布方法
において、マスク基板をUVで照射する工程と、前記マ
スク基板にレジストを塗布する工程とを施すようにした
ものである。このように、マスク基板をUV照射処理し
た後に、レジストを塗布することにより、上記〔1〕と
同様に、マスク基板表面の濡れ性が良くなり、寸法の面
内均一性が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
実施例を示すマスク基板へのレジストの塗布工程断面図
である。 (1)まず、図1(a)に示すように、例えば石英ガラ
ス(SiO2 )11a上に800Åの厚さのクロム11
bをスパッタし、そのクロム11b上に低反射膜である
200Åの厚さの酸化クロム11cが形成されたマスク
基板11を、市販の酸素プラズマアッシング装置(図示
なし)を用いて酸素プラズマアッシング処理12する。
この処理条件は、例えば、酸素流量100sccm、圧
力100mTorr、電圧200w、処理時間90秒で
ある。
【0007】(2)次いで、図1(b)に示すように、
その処理されたマスク基板11上に例えば、5000Å
の厚さのレジスト13を塗布する。このようにマスク基
板を酸素プラズマアッシング処理した後に、レジストを
塗布することにより、マスク基板表面の濡れ性が良くな
る。以上のような処理を行うと寸法の面内均一性が向上
する。
【0008】図2は本発明の第1実施例による寸法の面
内均一性を説明するマスク基板処理を行った場合のマス
クの寸法の面内均一性を示す図、図3はそのマスク基板
処理を行った場合の寸法の面内均一性を説明するデータ
を示す図、図4は従来の寸法の面内均一性を説明するマ
スク基板処理を行った場合のマスクのマスクの寸法の面
内均一性を示す図、図5はそのマスク基板処理を行わな
かった場合の寸法の面内均一性を説明するデータを示す
図である。なお、図2及び図4においては、□の大きさ
が大きいほど寸法の面内均一性が劣化していることを示
している。また、図3及び図4において、n=121ポ
イントが選ばれ、それらのポイント間隔は1.3mmに
設定されている。
【0009】図5に示すように、基板処理していない場
合、寸法の面内均一性の3σ(n=121)の値は88
nmであったが、図3に示すように、基板処理した場合
3σの値は35nmへと向上したことを確認することが
できる。次に、本発明の第2実施例について説明する。
図6は本発明の第2実施例を示すマスク基板へのレジス
トの塗布工程断面図である。
【0010】(1)まず、図6(a)に示すように、例
えば石英ガラス(SiO2 )21a上に800Åの厚さ
のクロム21bをスパッタし、そのクロム21b上に低
反射膜である200Åの厚さの酸化クロム21cが形成
されたマスク基板21を市販のUV照射装置(図示な
し)でUV照射処理22する。 (2)次いで、図6(b)に示すように、その処理され
たマスク基板21上に例えば、5000Åの厚さのレジ
スト23を塗布する。
【0011】このようにマスク基板21をUV照射処理
した後に、レジストを塗布することにより、マスク基板
表面の濡れ性が良くなる。以上のような処理を行うと寸
法の面内均一性が向上する。また、基板に対するレジス
トの密着性が向上するためピンホール等の欠損欠陥が低
減するという効果も奏することができる。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づい種々の変形が可能で
あり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0013】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 〔1〕請求項1記載の発明によれば、マスク基板を酸素
プラズマアッシング処理した後に、レジストを塗布する
ことにより、マスク基板表面の濡れ性が良くなり、寸法
の面内均一性が向上する。特に、微細なパターンを形成
するマスク基板においては、その寸法の面内均一性の向
上により、微細な精確なパターンの形成に寄与すること
ができる。
【0014】〔2〕請求項2記載の発明によれば、マス
ク基板をUV照射処理した後に、レジストを塗布するこ
とにより、マスク基板表面の濡れ性が良くなり、寸法の
面内均一性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すマスク基板へのレジ
ストの塗布工程断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による寸法の面内均一性を
説明するマスク基板処理を行った場合のマスクの寸法の
面内均一性を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例によるマスク基板処理を行
った場合の寸法の面内均一性を説明するデータを示す図
である。
【図4】従来の寸法の面内均一性を説明するマスク基板
処理を行った場合のマスクのマスクの寸法の面内均一性
を示す図である。
【図5】従来のマスク基板処理を行わなかった場合の寸
法の面内均一性を説明するデータを示す図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すレジストの塗布工程
断面図である。
【符号の説明】
11,21 マスク基板 11a,21a 石英ガラス 11b,21b クロム 11c,21c 参加クロム 12 酸素プラズマアッシング処理 13,23 レジスト 22 UV照射処理

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)マスク基板を酸素プラズマアッシン
    グ装置で処理する工程と、(b)前記マスク基板にレジ
    ストを塗布する工程とを施すことを特徴とするマスク基
    板へのレジストの塗布方法。
  2. 【請求項2】(a)マスク基板をUVで照射する工程
    と、(b)前記マスク基板にレジストを塗布する工程と
    を施すことを特徴とするマスク基板へのレジストの塗布
    方法。
JP8187060A 1996-07-17 1996-07-17 マスク基板へのレジストの塗布方法 Withdrawn JPH1031313A (ja)

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JPH1031313A true JPH1031313A (ja) 1998-02-03

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ID=16199465

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JP8187060A Withdrawn JPH1031313A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 マスク基板へのレジストの塗布方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100842748B1 (ko) * 2007-02-02 2008-07-01 주식회사 하이닉스반도체 포토마스크 제조방법

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Effective date: 20031007