JPH04262531A - 絶緑膜の形成方法 - Google Patents

絶緑膜の形成方法

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JPH04262531A
JPH04262531A JP4304091A JP4304091A JPH04262531A JP H04262531 A JPH04262531 A JP H04262531A JP 4304091 A JP4304091 A JP 4304091A JP 4304091 A JP4304091 A JP 4304091A JP H04262531 A JPH04262531 A JP H04262531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic sog
insulating film
sog film
film
ashing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4304091A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Sasaki
直人 佐々木
Yoshihiro Amagasaki
尼崎 義洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁膜の形成方法に
関し、特に、シリコーン樹脂を含有する塗布型の絶縁膜
の形成に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置に用いられる塗布型の絶縁膜
には、無機系のものと有機系のものとがある。このうち
無機系の塗布型絶縁膜としては、シラノールを水やアル
コールに溶解させた原料液を半導体基板上にスピン塗布
した後に熱処理を行うことにより容易にガラス化させる
ことができる、いわゆるSOG(spin on gl
ass)が良く知られている(以下においては、この無
機系の塗布型絶縁膜を「無機SOG膜」という)。一方
、有機系の塗布型絶縁膜としては、シリコーン樹脂系の
ものが知られている(以下においては、この有機系の塗
布型絶縁膜を「有機SOG膜」という)。無機SOG膜
は表面平坦化を容易に行うことができる層間絶縁膜とし
て従来より広く用いられてきたが、近年、半導体装置の
高集積化の進展に伴い、多層配線の層間絶縁膜として、
厚膜化の容易さや表面平坦度の点で無機SOG膜よりも
優れた有機SOG膜が注目されるようになってきている
【0003】ところが、有機SOG膜は、酸素(O2 
)プラズマアッシングに対する耐性の点では無機SOG
膜に比べて劣る。これは、有機SOG膜のアッシング時
には、Si−CH3 +2O2 →Si−OH+CO2
 +H2 Oで示される反応が進むことによるものであ
る。そして、これによって、有機SOG膜のクラックの
発生や含水量の増加などが生じる。この問題に対する対
策として、特開平1−319942号公報においては、
有機SOG膜を平行平板型プラズマエッチング装置を用
いてO2 プラズマ処理することにより、この有機SO
G膜の表面のみ無機化する方法が提案されている。そし
て、この方法によれば、有機SOG膜の耐アッシング性
が向上し、アッシングによるクラックの発生もないとさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のO2 プラズマ
処理による表面無機化処理により、有機SOG膜の耐ア
ッシング性は確かに向上するが、有機SOG膜の含水量
が増加してしまうという問題は依然残されている(図2
参照)。そして、このように有機SOG膜の含水量が増
加すると、次のような問題が生じる。すなわち、図3に
示すように、シリコン基板101上に図示省略した絶縁
膜を介して形成された一層目のアルミニウム(Al)配
線102を覆うように有機SOG膜103を形成し、こ
の有機SOG膜103にコンタクトホールC´を形成し
た場合、二層目のAl配線を形成するためのAl膜10
4をスパッタ法により形成する際に有機SOG膜103
から水分が放出される。この結果、このAl膜104を
パターニングすることにより形成される二層目のAl配
線の一層目のAl配線102に対するコンタクト抵抗が
増大したり、ボイドの形成や腐食などにより二層目のA
l配線の不良が生じたりする。
【0005】また、図4に示すように、一層目のAl配
線102を覆うようにCVD法により絶縁膜105を形
成した後に、この絶縁膜105上に有機SOG膜103
を形成し、さらにこの有機SOG膜103上にCVD法
により絶縁膜106を形成する場合、この絶縁膜106
の有機SOG膜103に対する密着性が低下し、剥がれ
やすくなってしまう。従って、この発明の目的は、耐ア
ッシング性に優れ、アッシングによるクラックの発生も
なく、しかも含水量が少ない、シリコーン樹脂を含有す
る絶縁膜を形成することができる絶縁膜の形成方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、少なくともシリコーン樹脂を含有する
絶縁膜の形成方法において、絶縁膜(2)の表面無機化
処理を行った後、ベーキング処理を行うようにしている
。ここで、ベーキング処理は、好ましくは200℃以上
の温度で行われ、より好ましくは350℃以上の温度で
行われる。また、ベーキング処理の時間は、好ましくは
30分以上とされる。
【0007】
【作用】上述のように構成されたこの発明の絶縁膜の形
成方法によれば、絶縁膜(2)の表面無機化処理を行う
ことにより、耐アッシング性の向上を図ることができる
とともに、アッシングによるクラックの発生を防止する
ことができる。また、この後にベーキング処理を行うこ
とにより、表面無機化処理により増加した絶縁膜(2)
の含水量を元のレベルに減少させることができる。以上
より、耐アッシング性に優れ、アッシングによるクラッ
クの発生もなく、しかも含水量が少ない、シリコーン樹
脂を含有する絶縁膜を形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。図1はこの発明の一実施例による
絶縁膜の形成方法を示す。この実施例においては、図1
Aに示すように、まず、例えばシリコン基板のような半
導体基板1上に図示省略した絶縁膜を介して形成された
一層目のAl配線2を覆うように層間絶縁膜としての有
機SOG膜3を全面にスピン塗布した後、熱処理を行う
ことによりガラス化させる。なお、図示は省略するが、
通常は、例えばプラズマCVD法による酸化シリコン(
SiO)膜がこの有機SOG膜3の上下に形成される。
【0009】次に、図1Bに示すように、平行平板型プ
ラズマエッチング装置を用いてO2 プラズマ処理を行
うことにより、有機SOG膜3の表面無機化処理を行う
(図1B中、有機SOG膜3の表面無機化処理が行われ
た部分に×を付ける)。次に、図1Cに示すように、リ
ソグラフィーにより有機SOG膜3上にレジストパター
ン4を形成する。次に、図1Dに示すように、レジスト
パターン4をマスクとして有機SOG膜3を例えば反応
性イオンエッチング(RIE)法によりエッチングして
コンタクトホールCを形成する。
【0010】次に、図1Eに示すように、O2 プラズ
マ処理を行うことにより、コンタクトホールCの側壁の
有機SOG膜3の表面無機化処理を行う。次に、図1F
に示すように、O2 プラズマアッシングを行うことに
より、レジストパターン4を除去する。次に、例えば3
50℃以上の温度で例えば30分以上、ベーキング処理
を行う。この後、コンタクトホールCを通じて一層目の
Al配線2にコンタクトした二層目のAl配線(図示せ
ず)を形成する。
【0011】以上のように、この実施例によれば、O2
 プラズマ処理により有機SOG膜3の表面をコンタク
トホールCの側壁も含めて無機化処理しているので、こ
の有機SOG膜3の耐アッシング性の向上を図ることが
できるとともに、アッシングによるクラックの発生を防
止することができる。しかも、有機SOG膜3の表面無
機化処理を行った後にベーキング処理を行っているので
、表面無機化処理により増加した有機SOG膜3の含水
量を減少させることができる。すなわち、図2に示す赤
外吸収スペクトルからわかるように、O2 プラズマ処
理を行った後では、波数約3400cm−1付近に存在
するSi−OHによる赤外吸収ピーク(その大きさが含
水量に対応する)はかなり大きいが、350℃で30分
ベーキング処理を行った後にはこのピークは有機SOG
膜3の塗布後のレベルとほぼ同じレベルまで減少してお
り、このことから表面無機化処理により増加した含水量
が元のレベルまで減少していることが明らかである。こ
のように有機SOG膜3の含水量を減少させることがで
きることから、一層目のAl配線2に対する二層目のA
l配線のコンタクト抵抗の増大や、ボイドの形成や腐食
などによる二層目のAl配線の不良を防止することがで
きる。さらに、有機SOG膜3上にCVD法により絶縁
膜を形成する場合、この絶縁膜の有機SOG膜3に対す
る密着性を向上させることができる。
【0012】以上、この発明の一実施例につき具体的に
説明したが、この発明は、上述の実施例に限定されるも
のではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形
が可能である。例えば、上述の実施例は、一層目のAl
配線2と二層目のAl配線との間の層間絶縁膜として有
機SOG膜3を用いる場合にこの発明を適用した例であ
るが、この発明は、広く一般に多層配線の層間絶縁膜と
して有機SOG膜を用いる場合に適用することが可能で
あることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、少なくともシリコーン樹脂を含有する絶縁膜の表面無
機化処理を行った後、ベーキング処理を行うようにして
いるので、耐アッシング性に優れ、アッシングによるク
ラックの発生もなく、しかも含水量が少ない、シリコー
ン樹脂を含有する絶縁膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による絶縁膜の形成方法を
工程順に説明するための断面図である。
【図2】各種の処理を行った後の有機SOG膜の赤外吸
収スペクトルの測定結果の一例を示すグラフである。
【図3】有機SOG膜を層間絶縁膜として用いる従来の
プロセスの問題点を説明するための断面図である。
【図4】有機SOG膜を層間絶縁膜として用いる従来の
プロセスの問題点を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1  半導体基板 2  Al配線 3  有機SOG膜 4  レジストパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくともシリコーン樹脂を含有する
    絶縁膜の形成方法において、上記絶縁膜の表面無機化処
    理を行った後、ベーキング処理を行うようにしたことを
    特徴とする絶縁膜の形成方法。
JP4304091A 1991-02-15 1991-02-15 絶緑膜の形成方法 Pending JPH04262531A (ja)

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JP4304091A JPH04262531A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 絶緑膜の形成方法

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JP4304091A JPH04262531A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 絶緑膜の形成方法

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JPH04262531A true JPH04262531A (ja) 1992-09-17

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JP4304091A Pending JPH04262531A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 絶緑膜の形成方法

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JP (1) JPH04262531A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6051508A (en) * 1997-09-09 2000-04-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Manufacturing method of semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6051508A (en) * 1997-09-09 2000-04-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Manufacturing method of semiconductor device

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