JPH10312703A - 蓄電池内蔵形表示灯 - Google Patents

蓄電池内蔵形表示灯

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JPH10312703A
JPH10312703A JP15567097A JP15567097A JPH10312703A JP H10312703 A JPH10312703 A JP H10312703A JP 15567097 A JP15567097 A JP 15567097A JP 15567097 A JP15567097 A JP 15567097A JP H10312703 A JPH10312703 A JP H10312703A
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lid
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locking claw
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Mitsuo Sawada
三男 沢田
Norio Sato
則男 佐藤
Yoshimi Serizawa
義美 芹沢
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Hitachi Lighting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ケース基体10・蓋体30をそれぞれ合成樹脂
で一体に安価に形成できる結合構造を提供する。 【解決手段】周縁に立上がり壁11のあるケース基体1
0を備える。周縁に立下がり壁31のある蓋体30を備
える。立下がり壁31に複数の蓋体係止用爪32を該立
下がり壁31から突出し、器具本体枠20に複数の枠係
止用係合部21を形成する。ケース基体10に蓋体係止
用爪32と着脱自在に係合する複数の蓋体係止用爪受溝
12を形成する。ケース基体10に枠係止用係合部21
と着脱自在に係合する複数の枠係止用爪13を形成す
る。蓋体係止用爪32・蓋体係止用爪受溝12・枠係止
用係合部21・枠係止用爪13の配置を蓋体係止用爪受
溝12・枠係止爪13が対をなしその両者がケース基体
10上で隣接するように定める。ケース基体10・蓋体
30をそれぞれ合成樹脂で一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケース基体・蓋体・
器具本体枠・表示パネルを備える蓄電池内蔵形表示灯に
関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の蓄電池内蔵形表
示灯は蓋体を合成樹脂で形成するが、これに組付けるそ
の他の構造部品は金属製である。外形的にみれば、合成
樹脂品(蓋体)と金属製品の結合体となる。その外形の
全てを合成樹脂品とすることができれば安価となる。こ
の場合は主要部をケース基体・蓋体・器具本体枠で構成
し、ケース基体・蓋体を閉合して薄形箱状の器具ケース
を構成し、その中に金属製の器具本体枠を納める構造と
なる。しかし、この場合は上記三者の結合構造が問題と
なる。ケース基体・蓋体をそれぞれ合成樹脂で一体に安
価に形成することが可能な結合構造でなければならな
い。 本発明の目的はケース基体・蓋体をそれぞれ合成
樹脂で一体に安価に形成することが可能な結合構造を提
供することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は周縁に立上がり
壁のあるケース基体を備える。周縁に立下がり壁のある
蓋体を備える。前記ケース基体・蓋体を前記立上がり壁
・立下がり壁が相互に連接するように閉合して薄形箱状
の器具ケースを構成する。前記器具ケース内に配置され
る枠状の器具本体枠を備える。前記器具本体枠の内部に
固定される非常時電源用の蓄電池および光源を備える。
前記ケース基体・蓋体の少なくとも一方に形成される開
口に配置され前記光源にて内側から照射される表示パネ
ルを備える。前記立下がり壁に複数の蓋体係止用爪を該
立下がり壁から突出するように形成する。前記器具本体
枠に複数の枠係止用係合部を形成する。前記ケース基体
に前記蓋体係止用爪と着脱自在に係合する複数の蓋体係
止用爪受溝を形成する。前記ケース基体に前記枠係止用
係合部と着脱自在に係合する複数の枠係止用爪を形成す
る。前記蓋体係止用爪・蓋体係止用爪受溝・枠係止用係
合部・枠係止用爪の配置を前記蓋体係止用爪受溝・枠係
止用爪が対をなしその両者が前記ケース基体上で隣接す
るように定める。前記ケース基体・蓋体をそれぞれ合成
樹脂で一体に成形する。
【0004】
【発明の実施の形態】図1〜図6を用いて本発明の実施
形態について説明する。図示の蓄電池内蔵形表示灯は周
縁に立上がり壁11のあるケース基体10を備える。周
縁に立下がり壁31のある蓋体30を備える。ケース基
体10・蓋体30を立上がり壁11・立下がり壁31が
相互に連接するように閉合して薄形箱状の器具ケース1
030を構成する。器具ケース1030内に配置される
枠状の器具本体枠20を備える。器具本体枠20の内部
に固定される非常時電源用蓄電池42および光源41を
備える。ケース基体10・蓋体30の少なくとも一方に
形成される開口19・39に配置され光源41にて内側
から照射される表示パネル50を備える。立下がり壁3
1に複数の蓋体係止用爪32を該立下がり壁31から突
出するように形成する。器具本体枠20に複数の枠係止
用係合部21を形成する。ケース基体10に蓋体係止用
爪32と着脱自在に係合する複数の蓋体係止用爪受溝1
2を形成する。ケース基体10に枠係止用係合部21と
着脱自在に係合する複数の枠係止用爪13を形成する。
蓋体係止用爪32・蓋体係止用爪受溝12・枠係止用係
合部21・枠係止用爪13の配置を蓋体係止用爪受溝1
2・枠係止用爪13が対をなしその両者がケース基体1
0上で隣接するように定める。ケース基体10・蓋体3
0をそれぞれ合成樹脂で一体に成形する。ケース基体1
0について補足する。開口19には表示パネル50を配
置するが、その側にそれを配置する必要がない場合は図
外の覆い板を配置する。覆い板の固定に爪14・ねじ孔
付突起15を利用する。表示パネル50の固定にも爪1
4・ねじ孔付突起15を利用する。後者の場合はねじ孔
付突起15に固定されて表示パネル50の一側を押さえ
る図外の添え具を併用する。16は開口19周囲の必要
箇所に立設した反射板部である。反射板部16は光源4
2の光を反射し中央側へ転向させる。蓋体係止用爪受溝
12・枠係止用爪13の対は4組ある。各蓋体係止用爪
受溝12・枠係止用爪13は立上がり壁11の立上がり
方向に並置される。立上がり壁11に沿って見た場合は
蓋体係止用爪受溝12と枠係止用爪13とが重なって見
える。この箇所を含むケース基体10全体を合成樹脂で
一体に形成するが、各蓋体係止用爪受溝12および枠係
止用爪13の箇所を通常の開閉金型だけで形成すること
はできない。各蓋体係止用爪受溝12・枠係止用爪13
に係合のための掛かり代が必要であり、掛かり代は金型
成形の場合の型開き(型抜き)方向からは見えない面を
形成するために、型開きを妨げる。このために型開き方
向に対して傾斜する方向へ動き得る周知のスライドコア
(中子)を併用する。蓋体係止用爪受溝12・枠係止用
爪13を対にしてかつ隣接配置する理由は同じ小形のス
ライドコアで一対の蓋体係止用爪受溝12および枠係止
用爪13をまとめて形成可能とするためである。それに
よってスライドコアの数を減らし、安価に一体成形がで
きるようになる。図6の10a・10bはスライドコア
(たとえばアンギュラピン)の幅に該当するが、成形後
のケース基体10に線10a・10bの痕跡が残る。
【0005】蓋体30について補足する。33は立下が
り壁31から一体に延在する舌片であり、その先に蓋体
係止用爪32が形成される。34は複数の爪であり、開
口39を塞ぐように配置される表示パネル50の縁を弾
発的に係合する。表示パネル50には周知の誘導シンボ
ルマークが描かれている。図示例においては開口39を
図外の覆い板で塞ぐことは予定していない。図示例の表
示灯は誘導灯である。35は開口39周囲の必要箇所に
立設した反射板部である。反射板部35は前記反射板部
16と同様のものである。器具本体枠20について補足
する。器具本体枠20に蓄電池41・光源42ならびに
その他の部品が固定される。蓄電池41は非常時に点灯
用電源として機能する。43は蓄電池取付台である。光
源42はコンパクト形蛍光ランプ(方口金形蛍光ラン
プ)である。44はそれのソケットである。45は点灯
用安定器、46は速結形端子台、47は点検スイッチ、
48はモニターランプ、49は充電装置である。充電装
置49は常時は蓄電池41を充電し、非常時は蓄電池4
1からの給電を受けて働くインバータ形点灯装置として
機能する。常時は点灯用安定器45による低周波点灯、
非常時は充電装置49による高周波点灯となる。充電装
置49の外箱は反射板を兼ねる。器具本体枠20はコ字
形部20aとI形部20bをロ字形に結合した金属製部
品である。使用上の配置の点ではコ字形部20a下側、
I形部20bが上側となる。I形部20bに電源配線孔
22・取付け孔23が形成される。ケース基体10にお
ける電源配線孔22・取付け孔23に対応する位置にも
同様の孔が形成されている。係合構造について補足す
る。図5に示すように、蓋体係止用爪32・蓋体係止用
爪受溝12間の係合は一種の凹凸嵌合である。枠係止用
係合部21・枠係止用爪13間の係合は引掛かけ形嵌合
である。蓋体係止用爪32・蓋体係止用爪受溝12間の
係合解除は蓋体係止用爪32・舌片33のある箇所の立
下がり壁31を局部的に押して行う。枠係止用係合部2
1・枠係止用爪13間の係合解除は蓋体30除去後に立
上がり壁11・器具本体枠20間に形成した隙間29に
マイナスドライバの刃先を差し込んで行う。
【0006】
【発明の効果】本発明においてはケース基体・蓋体をそ
れぞれ合成樹脂で一体に形成するので、安価である。ま
た、ケース基体・器具本体枠・蓋体相互を係合するため
に、蓋体係止用爪・蓋体係止用爪受溝・枠係止用係合部
・枠係止用爪を用いるが、それらの配置を蓋体係止用爪
受溝・枠係止用爪が対をなしその両者がケース基体上で
隣接するように定めたので、安価に成形することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る蓄電池内蔵形表示灯を示す斜視
図である。
【図2】 同蓄電池内蔵形表示灯の蓋体を示す拡大斜視
図である。
【図3】 同蓄電池内蔵形表示灯の器具本体枠を示す拡
大斜視図である。
【図4】 同蓄電池内蔵形表示灯のケース基体を示す拡
大斜視図である。
【図5】 同蓄電池内蔵形表示灯の係合構造を示す要部
拡大断面図である。
【図6】 前記器具本体枠を内側からみた要部拡大側面
図である。
【符号の説明】
10:ケース基体、11:立上がり壁、12:蓋体係止
用爪受溝、13:枠係止用爪、14:爪、15:ねじ孔
付突起、16:反射板部、19:開口、20:器具本体
枠、20a:コ字形部、20b:I形部、21:枠係止
用係合部、22:電源配線孔、23:取付け孔、29:
隙間、30:蓋体、31:立下がり壁、32:蓋体係止
用爪、33:舌片、34:爪、35:反射板部、39:
開口、41:蓄電池、42:光源、43:蓄電池取付
台、44:ソケット、45:点灯用安定器、46:速結
形端子台、47:点検スイッチ、48:モニターラン
プ、49:充電装置、50:表示パネル、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁に立上がり壁(11)のあるケース基
    体(10)を備え、周縁に立下がり壁(31)のある蓋
    体(30)を備え、前記ケース基体(10)・蓋体(3
    0)を前記立上がり壁(11)・立下がり壁(31)が
    相互に連接するように閉合して薄形箱状の器具ケースを
    構成し、前記器具ケース内に配置される枠状の器具本体
    枠(20)を備え、前記器具本体枠(20)の内部に固
    定される非常時電源用の蓄電池(41)および光源(4
    2)を備え、前記ケース基体(10)・蓋体(30)の
    少なくとも一方に形成される開口(19・39)に配置
    され前記光源(41)にて内側から照射される表示パネ
    ル(50)を備え、 前記立下がり壁(31)に複数の蓋体係止用爪(32)
    を該立下がり壁(31)から突出するように形成し、前
    記器具本体枠(20)に複数の枠係止用係合部(21)
    を形成し、前記ケース基体(10)に前記蓋体係止用爪
    (32)と着脱自在に係合する複数の蓋体係止用爪受溝
    (12)を形成し、前記ケース基体(10)に前記枠係
    止用係合部(21)と着脱自在に係合する複数の枠係止
    用爪(13)を形成し、 前記蓋体係止用爪(32)・蓋体係止用爪受溝(12)
    ・枠係止用係合部(21)・枠係止用爪(13)の配置
    を前記蓋体係止用爪受溝(12)・枠係止用爪(13)
    が対をなしその両者が前記ケース基体(10)上で隣接
    するように定め、 前記ケース基体(10)・蓋体(30)をそれぞれ合成
    樹脂で一体に成形することを特徴とする蓄電池内蔵形表
    示灯。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8278411B2 (en) 2009-12-24 2012-10-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Polymer and organic light-emitting device including the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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