JPH10312635A - ダビング装置 - Google Patents

ダビング装置

Info

Publication number
JPH10312635A
JPH10312635A JP11781197A JP11781197A JPH10312635A JP H10312635 A JPH10312635 A JP H10312635A JP 11781197 A JP11781197 A JP 11781197A JP 11781197 A JP11781197 A JP 11781197A JP H10312635 A JPH10312635 A JP H10312635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
digital signal
recording
analog
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11781197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Watanabe
剛 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11781197A priority Critical patent/JPH10312635A/ja
Publication of JPH10312635A publication Critical patent/JPH10312635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な少ない操作によって、デジタルコピー可
能なデジタル信号はデジタルコピーでき、デジタルコピ
ー不可のデジタル信号はアナログコピーできるダビング
装置を提供する。 【解決手段】システム制御部30は、コピー元のMD1の
内周トラックに記録されているUTOC情報から、MD
1がデジタルコピー可能なものであるか否かを判断す
る。デジタルコピー可能なときには、MD1から読み取
られたEFM変調されたデジタル音声信号をDSP15で
EFM復調し、そのEFM復調したデジタル音声信号を
DSP25でEFM変調し、そのEFM変調したデジタル
音声信号をMD2に記録する。デジタルコピー不可のと
きには、MD1から読み取られたEFM変調されたデジ
タル音声信号をDSP15でEFM復調し、処理した後、
DAコンバータ16でアナログ音声信号に変換し、その変
換後のアナログ音声信号をADコンバータ26でデジタル
音声信号に変換し、その変換後のデジタル音声信号をD
SP25で処理した後、EFM変調し、そのEFM変調し
たデジタル音声信号をMD2に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一の記録媒体か
ら他の記録媒体にデジタル音声信号などのデジタル信号
をダビング(コピー)することができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直径12cmの再生用の光ディスク、い
わゆるCD(コンパクトディスク)には、デジタル信号
に変換され、かつRF変調された音声信号が、記録され
ている。また、直径64mmの記録再生可能な光磁気デ
ィスク、いわゆるMD(ミニディスク)には、デジタル
信号に変換し、かつRF変調した音声信号を、記録する
ことができる。
【0003】CDまたはMDからMDへのダビングにつ
いては、著作権の保護のためにSCMS(Sirial
Copy Manegiment System)と
いう決まりがある。
【0004】例えば、図5の例1に示すように、CDか
らMDにデジタル録音することは許されるが、そのデジ
タル録音したMDから、さらに他のMDにデジタル録音
することは認められない。
【0005】ここで、デジタル録音(デジタルコピー)
とは、一の記録媒体からのデジタル音声信号(デジタル
信号)を、DA変換およびAD変換を経ることなく、他
の記録媒体に記録することである。ただし、ソフト製作
者によって記録媒体からのデジタル音声信号ではないデ
ジタル音声信号が記録されるのも、デジタル録音であ
る。
【0006】例2に示すように、CDからデジタル録音
したMDから他のMDにアナログ録音することや、例3
に示すように、CDからアナログ録音したMDから他の
MDにデジタル録音することは、許される。
【0007】ここで、アナログ録音(アナログコピー)
とは、一の記録媒体からのデジタル音声信号(デジタル
信号)を一旦、アナログ音声信号(アナログ信号)に変
換し、さらにそのアナログ音声信号(アナログ信号)を
デジタル音声信号(デジタル信号)に変換して、他の記
録媒体に記録することである。
【0008】ただし、アナログ録音には、記録媒体から
のデジタル音声信号ではなく、ラジオ受信機で受信した
アナログ音声信号や、マイクロホンで採取したアナログ
音声信号などを、デジタル音声信号に変換して、MDな
どの記録媒体に記録することも含まれ、このようにアナ
ログ録音したユーザオリジナルのMDから他のMDにデ
ジタル録音することは、許される。
【0009】SCMSを守るために、MDでは、内周ト
ラックに、UTOC(User Table Of C
ontents)情報として、各トラック(各曲)の録
音日時、トラック名(曲名)、スタートアドレス、エン
ドアドレスなどの情報とともに、そのMDがアナログ録
音されたユーザオリジナルディスクのようにデジタルコ
ピー可能であるか、ソフト製作者によりデジタル録音さ
れて作成されたディスクのようにデジタルコピー不可で
あるかを示す情報が、記録されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現在、市場にあるデジ
タルコピー可能なダビング装置は、CDからMDへのダ
ビングを目的としたもので、そのダビング時、必ずデジ
タルコピーがなされるシステム構成になっている。しか
し、上述したように、MDにはアナログ録音されたユー
ザオリジナルのものも存在する。
【0011】そして、今後、MDからMDへのダビング
が可能なダビング装置も要求されるようになり、しか
も、その装置は、上記のSCMSの制約のもとでユーザ
の要望に答えるために、コピー元のMDがアナログ録音
されたユーザオリジナルディスクのようにデジタルコピ
ー可能なときにはデジタル録音することができ、ソフト
製作者によりデジタル録音されて作成されたディスクの
ようにデジタルコピー不可のときにはアナログ録音する
ことができることが要求されるようになると、考えられ
る。
【0012】しかし、この場合、ユーザが、その都度、
コピー元のMDがデジタルコピー可能なものであるか否
かを判断して、デジタルコピー可能なときには装置に対
してデジタル録音を指示し、デジタルコピー不可のとき
には装置に対してアナログ録音を指示するのでは、ユー
ザにとって不便で、操作性の悪いものとなる。
【0013】そこで、この発明は、一の記録媒体から他
の記録媒体にデジタル信号をダビングすることができる
とともに、ユーザがコピー元の記録媒体に記録されてい
るデジタル信号がデジタルコピー可能なものであるか否
かを判断しなくても、簡易な少ない操作によって、デジ
タルコピー可能なデジタル信号はデジタルコピーするこ
とができ、デジタルコピー不可のデジタル信号はアナロ
グコピーすることができるダビング装置を提供するもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明では、コピー元
の記録媒体から、これに記録されているデジタル信号を
読み取る読取ヘッドと、この読取ヘッドからのデジタル
信号を処理する再生系デジタル信号処理部と、この再生
系デジタル信号処理部からのデジタル信号をアナログ信
号に変換するDAコンバータと、このDAコンバータか
らのアナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバ
ータと、このADコンバータからのデジタル信号を処理
する記録系デジタル信号処理部と、この記録系デジタル
信号処理部からのデジタル信号をコピー先の記録媒体に
記録する記録ヘッドと、装置各部を制御するシステム制
御部とを設け、前記システム制御部は、前記コピー元の
記録媒体に記録されている情報から、前記コピー元の記
録媒体に記録されているデジタル信号がDA変換および
AD変換を経ることなく他の記録媒体に記録することを
許されたデジタルコピー可能なものであるか否かを判断
し、前記コピー元の記録媒体に記録されているデジタル
信号がデジタルコピー可能なときには、そのデジタル信
号を、前記再生系デジタル信号処理部および前記記録系
デジタル信号処理部を通じて前記記録ヘッドに供給し
て、前記コピー先の記録媒体に記録し、前記コピー元の
記録媒体に記録されているデジタル信号がデジタルコピ
ー不可のときには、そのデジタル信号を前記再生系デジ
タル信号処理部で処理した後、前記DAコンバータでア
ナログ信号に変換し、その変換後のアナログ信号を前記
ADコンバータでデジタル信号に変換し、その変換後の
デジタル信号を前記記録系デジタル信号処理部で処理し
た後、前記記録ヘッドに供給して、前記コピー先の記録
媒体に記録する、ものとする。
【0015】この場合、前記システム制御部は、前記コ
ピー元の記録媒体に記録されているデジタル信号がデジ
タルコピー不可のとき、その旨を表示部に表示させ、こ
れに応答してユーザが指示したとき、前記DAコンバー
タによるアナログ信号への変換および前記ADコンバー
タによるデジタル信号への変換を含む、記録のための処
理を行うものとすることができる。
【0016】
【作用】上述したように、SCMSを守るために、MD
では、内周トラックに、そのMDに記録されたデジタル
音声信号がデジタルコピー可能なものであるか否かを示
す情報が記録されるようになっている。MD以外の記録
媒体でも、著作権保護のために、その記録媒体自体に、
その記録媒体に記録されたデジタル信号がデジタルコピ
ー可能なものであるか否かを示す情報が記録されるよう
になると考えられる。
【0017】上記のように構成した、この発明のダビン
グ装置では、システム制御部が、コピー元の記録媒体に
記録されている上記の情報から、そのコピー元の記録媒
体に記録されているデジタル信号がデジタルコピー可能
なものであるか否かを判断し、デジタルコピー可能なと
きには、デジタルコピーにするかアナログコピーにする
かのユーザの指示を待つことなく、そのデジタル信号を
コピー元の記録媒体からコピー先の記録媒体にデジタル
コピーする。
【0018】また、コピー元の記録媒体に記録されてい
るデジタル信号がデジタルコピー不可のときには、ユー
ザの指示を待つことなく、またはデジタルコピー不可の
表示に応答したユーザの指示によって、そのデジタル信
号をコピー元の記録媒体からコピー先の記録媒体にアナ
ログコピーする。
【0019】したがって、ユーザは、簡易な少ない操作
によって、デジタルコピー可能なデジタル信号はデジタ
ルコピーすることができ、デジタルコピー不可のデジタ
ル信号はアナログコピーすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のダビング装置
の実施形態を示し、MDからMDにダビングすることが
できる場合である。この実施形態のダビング装置は、再
生系10、記録系20、システム制御部30、操作キー
部40および表示部50によって構成される。
【0021】再生系10は、コピー元のMD1からデジ
タル音声信号を読み取って音声を再生するもので、MD
1を駆動するモータ11、光学ヘッドにより構成される
読取ヘッド12、モータ11の回転を制御するととも
に、読取ヘッド12をMD1の径方向に移動させ、かつ
読取ヘッド12のトラッキングおよびフォーカスを制御
するサーボ制御回路13、およびRFアンプ14、DS
P(デジタルシグナルプロセッサ)15、DAコンバー
タ16、ヘッドホンアンプ17およびヘッドホン18を
備える。
【0022】MD1には、その内周トラックに、UTO
C情報として、MD1がアナログ録音されたユーザオリ
ジナルディスクのようにデジタルコピー可能であるか、
ソフト製作者によりデジタル録音されて作成されたディ
スクのようにデジタルコピー不可であるかを示す情報
が、記録されている。
【0023】この情報を含む読取ヘッド12の出力は、
RFアンプ14を通じてDSP15に供給されて、DS
P15から上記の情報が分離され、その情報がシステム
制御部30に取り込まれる。
【0024】なお、読取ヘッド12の出力中に含まれる
トラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号
が、DSP15からサーボ制御回路13に供給されて、
トラッキング制御およびフォーカス制御に供される。ま
た、読取ヘッド12の出力中に含まれる絶対番地情報
が、DSP15からシステム制御部30に取り込まれ
て、読取ヘッド12のMD1に対する読取位置の制御に
供される。
【0025】読取ヘッド12の出力中の、EFM変調さ
れたデジタル音声信号は、DSP15において、EFM
復調された後、エラー訂正され、データ伸長されて、D
SP15から処理後のデジタル音声信号が得られる。
【0026】その処理後のデジタル音声信号は、DAコ
ンバータ16に供給されてアナログ音声信号に変換さ
れ、その変換後のアナログ音声信号が、ヘッドホンアン
プ17で増幅された後、ヘッドホン18に供給される。
【0027】記録系20は、コピー先のMD2にデジタ
ル音声信号を記録するもので、MD2を駆動するモータ
21、磁気ヘッドにより構成される記録ヘッド28、光
学ヘッドにより構成される読取ヘッド22、モータ21
の回転を制御するとともに、記録ヘッド28および読取
ヘッド22をMD2の径方向に移動させ、かつ記録ヘッ
ド28および読取ヘッド22のトラッキングと読取ヘッ
ド22のフォーカスを制御するサーボ制御回路23、お
よびRFアンプ24、DSP(デジタルシグナルプロセ
ッサ)25、ADコンバータ26および記録駆動回路2
9を備える。
【0028】読取ヘッド22の出力は、RFアンプ24
を通じてDSP25に供給され、読取ヘッド22の出力
中に含まれるトラッキングエラー信号およびフォーカス
エラー信号が、DSP25からサーボ制御回路23に供
給されて、トラッキング制御およびフォーカス制御に供
される。また、読取ヘッド22の出力中に含まれる絶対
番地情報が、DSP25からシステム制御部30に取り
込まれて、記録ヘッド28および読取ヘッド22のMD
2に対する位置の制御に供される。
【0029】そして、記録系20においては、後述する
ように、システム制御部30の制御によって、再生系1
0のDSP15からのEFM復調されたデジタル音声信
号が、DSP25でEFM変調され、そのEFM変調さ
れたデジタル音声信号が、記録駆動回路29に供給され
て、記録ヘッド28によりMD2に記録され、または、
再生系10のDAコンバータ16からのアナログ音声信
号が、ADコンバータ26でデジタル音声信号に変換さ
れ、その変換後のデジタル音声信号が、DSP25で処
理された後、EFM変調され、そのEFM変調されたデ
ジタル音声信号が、記録駆動回路29に供給されて、記
録ヘッド28によりMD2に記録される。前者がデジタ
ル録音であり、後者がアナログ録音である。
【0030】システム制御部30は、図では省略した
が、CPU、そのCPUが実行すべき制御プログラムな
どが書き込まれたROM、およびCPUの作業用のRA
Mを備える、マイクロコンピュータからなるもので、そ
のROMには、制御プログラムの一部として後述するダ
ビング処理ルーチンが書き込まれる。
【0031】操作キー部40は、ダビングキーなどを備
えるものであり、表示部50は、システム制御部30か
らの指示によって、液晶ディスプレイなどのディスプレ
イ上に、デジタル録音できないことなどを表示するもの
である。
【0032】上記のダビング装置によってMD1からM
D2にダビングしようとするときには、ユーザは、MD
1を再生系10に装填し、MD2を記録系20に装填し
た上で、操作キー部40においてダビングキーを押す。
これによって、システム制御部30は、図4に示すダビ
ング処理ルーチンに従って、以下のようにMD1からM
D2にダビングする。
【0033】まず、ステップS1において、ダビングキ
ーが操作されたことを検出すると、システム制御部30
は、次にステップS2において、再生系10にMD1の
内周トラックに記録されているUTOC情報を読み取ら
せて、その情報からMD1がデジタルコピー可能なもの
であるか否かを判断する。
【0034】そして、MD1がデジタルコピー可能なと
きには、ステップS2からステップS3に進んで、表示
部50に「デジタル録音します」というようなデジタル
コピー表示をさせ、さらにステップS4に進んで、デジ
タルコピーを実行する。
【0035】このとき、図2において太い矢印で示すよ
うに、コピー元のMD1から読取ヘッド12により読み
取られたEFM変調されたデジタル音声信号が、再生系
10のDSP15でEFM復調され、そのEFM復調さ
れたデジタル音声信号が、記録系20のDSP25でE
FM変調され、そのEFM変調されたデジタル音声信号
が、記録駆動回路29に供給されて、記録ヘッド28に
よりMD2に記録される。
【0036】その記録後、MD2の内周トラックには、
UTOC情報として、MD2がデジタル録音されたデジ
タルコピー不可のものであることを示す情報が記録され
る。
【0037】ステップS2でMD1がデジタルコピー不
可と判断したときには、システム制御部30は、ステッ
プS2からステップS5に進んで、表示部50に「アナ
ログ録音でOKならダビングキーを再度押して下さい」
というようなアナログコピーの案内を表示させ、さらに
ステップS6に進んで、ユーザがダビングキーを再度操
作したか否かを、すなわちアナログコピーするか否かを
判断する。
【0038】そして、ダビングキーが再度操作されたこ
とを検出したときには、ステップS6からステップS7
に進んで、表示部50に「アナログ録音します」という
ようなアナログコピー表示をさせ、さらにステップS8
に進んで、アナログコピーを実行する。
【0039】このとき、図3において太い矢印で示すよ
うに、コピー元のMD1から読取ヘッド12により読み
取られたEFM変調されたデジタル音声信号が、再生系
10のDSP15で、EFM復調された後、エラー訂正
され、データ伸長されて、その処理後のデジタル音声信
号が、再生系10のDAコンバータ16で、アナログ音
声信号に変換され、その変換後のアナログ音声信号が、
記録系20のADコンバータ26で、デジタル音声信号
に変換されて、その変換後のデジタル音声信号が、記録
系20のDSP25で、データ圧縮され、エラー訂正用
に符号化処理された後、EFM変調され、そのEFM変
調されたデジタル音声信号が、記録駆動回路29に供給
されて、記録ヘッド28によりMD2に記録される。
【0040】その記録後、MD2の内周トラックには、
UTOC情報として、MD2がアナログ録音されたデジ
タルコピー可能なものであることを示す情報が記録され
る。
【0041】ステップS6で一定時間内にダビングキー
が再度操作されなかったと判断したときには、ステップ
S6からステップS9に進んで、表示部50に「ダビン
グを停止します」というようなコピー停止表示をさせ、
さらにステップS10に進んで、コピーを停止する。
【0042】上述した実施形態によれば、ユーザは、コ
ピー元のMD1がデジタルコピー可能なものであるか否
かを判断しなくても、最初にダビングキーを操作し、デ
ジタルコピー不可の場合には表示部50のディスプレイ
上の表示に応答してダビングキーを再度操作するとい
う、簡易な少ない操作によって、MD1がデジタルコピ
ー可能なときにはデジタル録音し、デジタルコピー不可
のときにはアナログ録音することができる。
【0043】なお、ダビング処理ルーチンでは、システ
ム制御部30が、コピー元のMD1がデジタルコピー不
可と判断したとき、表示部50にアナログコピーの案内
を表示させず、ユーザの指示を待つことなく、アナログ
コピーを実行するようにしてもよい。
【0044】また、システム制御部30が、コピー元の
MD1がデジタルコピー可能と判断したとき、表示部5
0にユーザに対して通常速度のダビングと倍速ダビング
のいずれかを選択させる表示をさせ、その表示に応答し
たユーザの選択に応じて、通常速度のダビングまたは倍
速ダビングを行うようにすることもできる。
【0045】さらに、コピー元のMD1にアナログ録音
されたデジタルコピー可能なデジタル音声信号とデジタ
ル録音されたデジタルコピー不可のデジタル音声信号と
が混在して記録されている場合には、システム制御部3
0が、それぞれの音声信号ごとに、デジタルコピー可能
であるか否かを判断し、デジタルコピー可能なときには
デジタル録音し、デジタルコピー不可のときにはアナロ
グ録音するようにすればよい。
【0046】また、この発明は、MDに限らず、一の記
録媒体から他の記録媒体にデジタル信号をダビングする
場合に広く適用することができる。
【0047】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、一
の記録媒体から他の記録媒体にデジタル信号をダビング
することができるとともに、ユーザがコピー元の記録媒
体に記録されているデジタル信号がデジタルコピー可能
なものであるか否かを判断しなくても、簡易な少ない操
作によって、デジタルコピー可能なデジタル信号はデジ
タルコピーすることができ、デジタルコピー不可のデジ
タル信号はアナログコピーすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のダビング装置の実施形態を示す図で
ある。
【図2】図1のダビング装置でデジタル録音時の信号の
流れを太い矢印で示した図である。
【図3】図1のダビング装置でアナログ録音時の信号の
流れを太い矢印で示した図である。
【図4】図1のダビング装置におけるダビング処理ルー
チンの一例を示す図である。
【図5】著作権保護のためのSCMSの一部を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…MD(コピー元)、2…MD(コピー先)、10…
再生系、11…モータ、12…読取ヘッド、13…サー
ボ制御回路、14…RFアンプ、15…DSP(デジタ
ルシグナルプロセッサ)、16…DAコンバータ、17
…ヘッドホンアンプ、18…ヘッドホン、20…記録
系、21…モータ、22…読取ヘッド、23…サーボ制
御回路、24…RFアンプ、25…DSP(デジタルシ
グナルプロセッサ)、26…ADコンバータ、28…記
録ヘッド、29…記録駆動回路、30…システム制御
部、40…操作キー部、50…表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コピー元の記録媒体から、これに記録され
    ているデジタル信号を読み取る読取ヘッドと、 この読取ヘッドからのデジタル信号を処理する再生系デ
    ジタル信号処理部と、この再生系デジタル信号処理部か
    らのデジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバ
    ータと、 このDAコンバータからのアナログ信号をデジタル信号
    に変換するADコンバータと、 このADコンバータからのデジタル信号を処理する記録
    系デジタル信号処理部と、 この記録系デジタル信号処理部からのデジタル信号をコ
    ピー先の記録媒体に記録する記録ヘッドと、 装置各部を制御するシステム制御部とを備え、 前記システム制御部は、 前記コピー元の記録媒体に記録されている情報から、前
    記コピー元の記録媒体に記録されているデジタル信号が
    DA変換およびAD変換を経ることなく他の記録媒体に
    記録することを許されたデジタルコピー可能なものであ
    るか否かを判断し、 前記コピー元の記録媒体に記録されているデジタル信号
    がデジタルコピー可能なときには、そのデジタル信号
    を、前記再生系デジタル信号処理部および前記記録系デ
    ジタル信号処理部を通じて前記記録ヘッドに供給して、
    前記コピー先の記録媒体に記録し、 前記コピー元の記録媒体に記録されているデジタル信号
    がデジタルコピー不可のときには、そのデジタル信号を
    前記再生系デジタル信号処理部で処理した後、前記DA
    コンバータでアナログ信号に変換し、その変換後のアナ
    ログ信号を前記ADコンバータでデジタル信号に変換
    し、その変換後のデジタル信号を前記記録系デジタル信
    号処理部で処理した後、前記記録ヘッドに供給して、前
    記コピー先の記録媒体に記録する、ダビング装置。
  2. 【請求項2】請求項1のダビング装置において、 前記システム制御部は、前記コピー元の記録媒体に記録
    されているデジタル信号がデジタルコピー不可のとき、
    その旨を表示部に表示させ、これに応答してユーザが指
    示したとき、前記DAコンバータによるアナログ信号へ
    の変換および前記ADコンバータによるデジタル信号へ
    の変換を含む、記録のための処理を行うダビング装置。
JP11781197A 1997-05-08 1997-05-08 ダビング装置 Pending JPH10312635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11781197A JPH10312635A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ダビング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11781197A JPH10312635A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ダビング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10312635A true JPH10312635A (ja) 1998-11-24

Family

ID=14720861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11781197A Pending JPH10312635A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ダビング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10312635A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395471B1 (ko) * 2001-03-08 2003-08-25 엘지전자 주식회사 광디스크 장치에서의 디스크 복사방법
KR100683320B1 (ko) * 2001-03-08 2007-02-15 엘지전자 주식회사 광디스크 장치에서의 오디오 데이터 기록방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395471B1 (ko) * 2001-03-08 2003-08-25 엘지전자 주식회사 광디스크 장치에서의 디스크 복사방법
KR100683320B1 (ko) * 2001-03-08 2007-02-15 엘지전자 주식회사 광디스크 장치에서의 오디오 데이터 기록방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4269122B2 (ja) 記録装置および記録方法
JPH10199213A (ja) 情報記録再生装置
JPH10312635A (ja) ダビング装置
JPH0644687A (ja) ディスク記録装置
JPH03268286A (ja) 光ディスク装置
JP3453466B2 (ja) 録音媒体へのタイトル情報書き込み方法
JPH09270186A (ja) オーディオ装置
JP2981365B2 (ja) 光磁気ディスク記録再生装置
JP3466508B2 (ja) 光磁気ディスク記録再生装置
JP3148615B2 (ja) 情報再生装置
JP3482961B2 (ja) ディスク記録再生方法
JP3552425B2 (ja) ディスク再生装置
JP2003178568A (ja) 再生装置
JP3875835B2 (ja) オーディオシステム
JP2007257709A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法および制御プログラム
JP2002237129A (ja) ダビング装置及び方法
JP3867807B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP3529968B2 (ja) 音響機器のレベルメーター装置
JPH11297052A (ja) 光ディスク再生装置
JP3874121B2 (ja) 記録装置および記録方法
JPH0342752B2 (ja)
JPH0778402A (ja) ディスク記録再生装置の記録信号分割制御回路
JPH0426953A (ja) 情報記録装置
JPH10208387A (ja) デジタル信号再生装置
JP2006127608A (ja) 情報記録再生装置