JPH10312591A - 貼り合わせ型光ディスク及びその製造方法 - Google Patents

貼り合わせ型光ディスク及びその製造方法

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JPH10312591A
JPH10312591A JP9119709A JP11970997A JPH10312591A JP H10312591 A JPH10312591 A JP H10312591A JP 9119709 A JP9119709 A JP 9119709A JP 11970997 A JP11970997 A JP 11970997A JP H10312591 A JPH10312591 A JP H10312591A
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渉 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つの基板の一方にリング状に接着剤を塗布
し、他方の基板を上記の接着剤に接触させて両基板を貼
り合わせて製造する光ディスクの製造方法において、貼
り合わせ面に気泡が混入してしまうことをなくす。 【解決手段】基板1についてリング状に塗布された接着
剤50の円周に対応する、もう1つの基板1の円周上の
1点(あるいは数点)に濡れ性を向上させる処理(少量
の接着剤60を塗布する。)を施して、これらの接着剤
50、60同士の接触から貼り合わせを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貼り合わせ型光
ディスク及びその製造方法に関するもので、貼り合わせ
型光ディスクに限らず、貼り合わせ型ディスクに対して
適用することも可能である。
【0002】
【従来の技術】2つの基板を貼り合わせて製造する貼り
合わせ型の光ディスクを製造する場合、対向する接着面
間に気泡が入ってしまうという問題がある。気泡が入っ
てしまうと、信号読み取りの障害になる場合がある。片
面読み取りの2層ディスク(single−sided
dual layer)の場合は気泡の存在は致命的
である。また、片面読み取りの単層ディスク(sing
le−layer)や、両面読み取り(double−
sided)ディスクでも気泡による記録膜への影響が
あるため、気泡の入らない工程を設定するか、記録層と
接着剤層の間に保護コートを設ける必要がある。
【0003】気泡の入らない工程に係る公知技術の例と
して、 特開平5−20714号公報 特開平7−169118号公報 にそれぞれ開示した技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に開示さ
れた技術では、接着剤を下基板にディスペンスした後に
上基板を重ねるときに気泡が混入することが多く、非常
に微妙な工程設定が必要になる。
【0005】上記の公報に開示された技術では、基板
と接着剤の接触角を制御する方法が提示されているが、
その効果の程度は限られている。
【0006】本発明は、比較的簡単な構成と簡易な工程
管理で気泡の混入を防止することができる貼り合わせ型
光ディスク及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、以下の構成とした。
【0008】(1)2つの基板の少なくとも一方に微細
な溝またはピットによる記録信号が転写され、これら溝
またはピットの上に反射膜または記録膜が形成されてい
て、前記記録信号が転写された基板について該記録信号
転写面を上にして、回転台の水平な取付面に該基板の中
心と前記回転台の回転中心とを合わせて固定し、前記基
板の中心から半径方向上での適当な位置までの距離を半
径とする円周上に接着剤を塗布した後、この接着剤が塗
布された基板にもう1つの基板を貼り合わせて製造する
貼り合わせ型光ディスクの製造方法において、前記回転
台に固定された基板について接着剤を塗布した円周に対
応するもう1つの基板の円周上の1点または数点に、接
着剤との濡れ性を向上させる処理を施した上でこれら2
つの基板を張り合わせて製造することとした(請求項
1)。
【0009】(2)第1の基板に微細な溝またはピット
による信号が転写され、これら溝またはピットの上に反
射膜または記録膜が形成されていて、前記記録信号転写
面を上にして、回転台の水平な取付面に該基板の中心と
前記回転台の回転中心とを合わせて固定し、前記基板の
中心から半径方向での適当な位置までの距離を半径とす
る円周上に接着剤を塗布した後、第1の基板に第2の基
板を貼り合わせて製造する貼り合わせ型光ディスクにお
いて、前記第1の基板について接着剤を塗布した円周に
対応する第2の基板の円周上に前記接着剤層の厚み以下
の微小な突起を設けた(請求項2)。
【0010】(3)(1)記載の貼り合わせ型光ディス
クの製造方法において、前記回転台に固定された基板に
ついて接着剤を塗布した円周に対応するもう1つの基板
の円周上の1点または数点に、前記回転台に固定された
基板に塗布した接着剤と同じ接着剤を少量塗布した(請
求項3)。
【0011】(4)2つの基板の少なくとも一方に微細
な溝またはピットによる記録信号が転写され、これら溝
またはピットの上に反射膜または記録膜が形成されてい
て、前記記録信号が転写された基板について該記録信号
転写面を上にして、回転台の水平な取付面に該基板の中
心と前記回転台の回転中心とを合わせて固定し、前記基
板のの中心から半径方向上での適当な位置までの距離を
半径とする円周上に接着剤を塗布した後、この接着剤が
塗布された基板にもう1つの基板を貼り合わせて製造す
る貼り合わせ型光ディスクの製造方法において、前記回
転台に固定された基板に対してもう1つの基板を該基板
の面が水平な状態から微小量傾けた状態を保持し、この
傾いた状態で降下する基板を、前記台に固定された基板
上に塗布された接着剤に接触させてからこれら2つの基
板を貼り合わせることとした(請求項4)。
【0012】(5)(4)記載の貼り合わせ型光ディス
クの製造方法において、前記回転台に固定された基板に
塗布された接着剤に最初に接触する前記降下する基板の
前記接着剤と対応する位置には、該接着剤との濡れ性を
向上させる処理が施してあることとした(請求項5)。
【0013】(6)(5)記載の貼り合わせ型光ディス
クの製造方法において、前記回転台に固定された基板に
塗布された接着剤に最初に接触する前記降下する基板の
前記接着剤と対応する位置には、前記接着剤と同じ接着
剤を少量塗布されていることとした(請求項6)。
【0014】(7)(5)記載の貼り合わせ型光ディス
クの製造方法において、前記回転台に固定された基板に
塗布された接着剤に最初に接触する前記降下する基板が
前記接着剤と対応する位置には、前記塗布された接着剤
の層厚以下の微小な突起が設けられていることとした
(請求項7)。
【0015】
【発明の実施の形態】
(一)請求項1、3に記載した発明の例 図1に基づいて説明する。 第1工程:図1(a)において、基板1は円盤状をして
いて、中心に取付け用の穴1aがあけられている。この
基板1の片面には微細な溝による記録信号が転写されて
いる。微細な溝による記録信号に代えてピットによる記
録信号が転写された基板を使用することもあるが、その
場合の貼り合わせディスクについても、以下に説明する
基板1の例に準ずるものとする。
【0016】符号10は下回転台を示し、上面が平面に
形成されていて水平に設定され、上面の中心部に基板取
付け用の軸部10aが突出している。基板1を記録信号
が形成された面を上にして穴1aを軸部10aに嵌合さ
せて、下回転台10の上面に真空吸着により固定する。
穴1aと軸部10aとを嵌合させることにより両中心は
合致している。
【0017】こうして基板1を下回転台10に固定した
上で、下回転台10を数十rpmの回転速度で回転させ
ながら、接着剤塗布ノズル12により下回転台10の回
転中心であり、基板1の中心を通る軸線でもある軸線O
−Oから半径方向に約30mm離れた位置に、紫外線硬
化型の接着剤50を付着させていく。このとき、下回転
台10は回転しているので、基板1上には軸線O−Oを
中心として半径約30mmの円周上に接着剤50が塗布
されることとなる。
【0018】第2工程:図1(b)において、基板取付
台20は基板2を取り付けるための台で、下回転台10
に対向して設けられ、下降することができる。この基板
取付台20の下向きの取付面は基板2を取り付けるため
に平面状に形成されていて、水平に保持されている。基
板2にはその中心に取付用の穴2aが形成されている。
この基板2について、基板取付台20に取り付ける前
に、基板2の中心から半径方向に約30mm離れた1点
にごく少量(0.1g以下)の紫外線硬化型の接着剤6
0を塗布しておき、この塗布された面を下にして、基板
2を基板取付台20の取付面に真空吸着により固定す
る。この固定された状態で、基板2の中心は基板1の中
心と合致している。もし合致していないようなら合致す
るように適宜の手段により調節する。
【0019】このように、基板1と基板2とは、各中心
を共通にした上で、空間をあけて水平状態に保持されて
いる。ここで、基板2に対する接着剤60の付着工程
は、基板2を基板取付台20に取り付ける前であっても
よいし、あるいは、基板2を基板取付台20に取り付け
た後であってもよい。次に、基板取付台20を軸線O−
Oにそってゆっくりした速度で下降させていく。
【0020】図1(c)において、基板取付台20の下
降にしたがい、やがて、基板2に塗布した接着剤60に
基板1に塗布した接着剤50が接触するようになる。接
触したら基板取付台20の下降速度を一層小さくする。
基板取付台20の下降にしたがい、基板1に塗布された
接着剤50は、接着剤60との最初の接触点を中心に該
接着剤50が形成している円周方向両側に向かって基板
2を濡らしていく。この濡らしていく途中の状態を図2
(a)、図2(b)に示す。
【0021】図2(a)は図1(c)基板2の一部が濡
れた状態を、基板取付台20および基板2を透かして基
板1の上面を見たときの接着剤の状態を示したもので、
理解が容易なように下回転台10も図示を省略してい
る。図2(b)は、図2(a)と同じ状態の各基板1、
2を、最初の接触点である濡れの中心と軸線O−Oとを
共通に通る鉛直面に沿って切断したときの断面図であ
る。
【0022】図2(a)において、濡れた部位にハッチ
ングを付して示している。濡れの部位は、接着剤50と
接着剤60とが混在した状態となっているので符号50
(60)で示している。図2(b)では、基板2を濡ら
していない接着剤50の切断面部位および、基板2を濡
らしている接着剤の切断面部位についてそれぞれハッチ
ングを施して示している。
【0023】第3工程:図1(c)、図2に示す状態か
らさらに、基板取付台20を下降させると濡れの状態は
円周の全面にわたるようになる。このように接着剤が円
周の全体で基板2を濡らすようになったら、基板取付台
20に対する基板2の吸着を解除する。吸着を解除して
も濡れの状態は周辺に進行していく。接着剤の濡れが穴
1a(2a)中心から半径方向で5〜10mmの位置ま
で広がったら、下回転台10を数百〜数千rpmの回転
速度で回転させる。この回転により、接着剤50(6
0)は各基板1、2の外周端まで展延した状態となる。
【0024】第4工程 基板1、基板2に紫外線を照射して接着剤50(60)
を硬化させる。硬化したら、下回転体10による吸着を
解除し、貼り合わせ型の光ディスクを得る。以上の工程
により、貼り合わせ型の光ディスクを得ることができ
る。なお、上記第2工程において、基板2について、1
点にごく少量(0.1g以下)の紫外線硬化型の接着剤
60を塗布した例を説明したが、数点に塗布する場合に
おいても同じように貼り合わせ型の光ディスクを得るこ
とができる。これら1点あるいは数点に接着剤を塗布し
た処理は、請求項1に記載した発明の濡れ性を向上させ
る処理の一例である。また、以下に説明する(二)の例
において、基板2’に対して1点あるいは数点に接着剤
を塗布した処理も、請求項1に記載した発明の濡れ性を
向上させる処理の一例となる。
【0025】請求項1記載の発明の例では、前記におけ
る接着剤50と接着剤60とは紫外線硬化型接着剤であ
っても同じ接着剤である必要は必ずしもない。請求項3
記載の発明では、前記における接着剤50と接着剤60
とは全く同じものを使用する。
【0026】従来問題となっている、接着面への気泡の
混入については、一方の基板に塗布した接着剤と、もう
一方の基板とが接触した瞬間に接触面に気泡が取り残さ
れるためである。この気泡を取り除くためには、必要以
上に大量(数グラム)の接着剤を塗布し、基板を取り付
けている回転台(スピンコータ)の回転により気泡ごと
振り切るという方法があるが、高コストの接着剤を無駄
にしてしまうという問題がある。したがって、接触面に
最初から気泡が入らないようにすることが低コストの工
程を設定するために必要である。本例はこの必要に応え
るものである。
【0027】従来の方法では、予め接着剤が塗布された
一方の基板に、接着剤が塗布されていない他方の基板を
近付けていき、該接着剤と基板との接触の過程を経て、
貼り合わせを実現する。この接触の様子を説明する。図
7(a)において基板1に塗布された接着剤50は、図
7(b)に示す経過(後述)を経て、最終的に図7
(c)に示すように基板2に接触し、濡れ合う。基板1
に円周状に塗布された接着剤50の1点で図7(c)に
示すような両基板共通の濡れ状態が発生すると、この共
通の濡れ位置から濡れの範囲が広がっていき、やがて、
基板1上の円周状の接着剤50全体が、図7(c)に示
すように基板1、2が濡れた共通の濡れ状態となる。
【0028】ここで、時間を遡って、基板2と接着剤5
0とが接触した瞬間をさらに詳しく調べると、図7
(a)と図7(c)との間に、図7(b)に示すように
接触はしているが濡れていない状態があることがわかっ
た。図7(b)に示す接触はしているが濡れていない状
態から、接触し濡れている図7(c)に示す状態へ変化
するタイミングや、このような変化が起きる位置の制御
は、基板表面の状態や塗布された接着剤の山の形状(塗
布むら)などに影響されるため、困難である。
【0029】よって、図7に示すように基板2を基板1
に近づけていくと、やがて、基板1に円周状に塗布され
た接着剤50の大部分で図7(b)に示す状態となり、
次いで、制御不可能な瞬間に制御不可能な位置から図7
(c)に示す状態が発生して、基板1の円周上に広がる
こととなる。このように急速に濡れの範囲が広がると、
以下のように接着面に気泡が取り残されることになる。
【0030】.塗布された接着剤のわずかな凹みに気
泡が取り残される。 .濡れの範囲が、最終的にぶつかり合う位置に気泡が
残される。 したがって、気泡の混入を防止するためには、濡れが始
まる位置とタイミング、濡れの部分の広がる速度(特に
濡れの範囲同士が合わさる瞬間)と濡れの範囲同士が合
わさる位置を制御することが重要である。
【0031】以上の点を考慮して本例の利点について検
討する。本例では、接着剤50を塗布した基板1上の半
径位置に対応する基板2の半径位置の円周上の1点又は
数点に濡れ性を向上させる処理を施してあるため、図7
において、接着剤50が基板2に接触した瞬間に濡れ性
の良い部分で、図7(c)に示す状態が発生する。
【0032】本例の場合、濡れ性を向上させる処理を施
さなかった従来の場合に比べて濡れが発生したときの基
板間の距離が離れており、図7(c)に示すような接着
剤の変形の度合いが少ないため、濡れの範囲が広がる速
度が低く、気泡が外部へ逃げることができるので、気泡
が取り残される度合いが低減した。
【0033】ここで、接着剤50と接着剤60とが全く
同じ材質のものである場合には、濡れ性が高くなる。ま
た、接着剤の山同士が接触するので、より基板間の距離
が離れている段階で、図7(c)に示す濡れ合い状態が
発生する。このように基板間の距離が離間している段階
で濡れが発生するのであるから、その後の、濡れ範囲の
広がり速度を制御しやすくなり、その結果、気泡が取り
残される度合いを一層低減させることができた。
【0034】(二)請求項2に記載した発明の例 本例においても、基本的な工程は前記(一)における例
と同じである。本例を説明した図3は前記(一)におけ
る図1(b)に対応している。図3において、基板2’
は図1(b)における基板2に対応する。符号は、混乱
をきたさない範囲で図1(b)におけるものと同じもの
を使用している。本例では、前記(一)の例における基
板2に代えて基板2’を用いている点に特徴がある。基
板1は請求項2にいう第1の基板に対応し、基板2’は
請求項2にいう第2の基板に対応する。
【0035】図3の基板2’では、図1(b)の基板2
において接着剤60が付着されるべき、中心から半径方
向に30mm離れた一点には、接着剤60の塗布に代え
て、図3に拡大して示すように貼り合わせ型の光ディス
クとして完成したときの最終的な接着剤の厚み以下の高
さの突起6(高さ約0.01〜0.03mm)を設けて
いる。
【0036】このように、基板2’については突起6を
設けるだけで、突起6と接着剤50との接触部を起点と
して濡れが拡大していき、前記例(一)における基板2
の一点に付着させた接着剤60が濡れを拡大していった
と同じような作用効果を基板1と基板2’との組合せに
おいて得ることができる。本例においても基板2’に形
成する突起として1点に設ける場合の他、数点に設けて
もよいし、あるいは、基板1に設けた接着剤50による
円周に対応するリング状の突起を設けることもできる。
このように突起を有する基板2’を用いて製造された光
ディスクが本発明の貼り合わせ型光ディスクである。
【0037】本例では、基板2に微小な突起を設けたの
で、この部分から図7(c)で説明した状態が発生す
る。このため、前記(一)で説明したと同じ理由によ
り、気泡が取り残されるケースが低減した。また、基板
2の製造段階でこのような突起を設けてもコストアップ
は殆どなく、濡れ性を向上させる処理を施すためのコス
トがかからない分、低コストなディスクを得ることがで
きる。
【0038】(三)請求項4に記載した発明の例 図4に基づいて説明する。 第1工程:図1(a)に示すように、前記(一)の例に
おけると全く同じ基板1について前記(一)の例におけ
る第1工程と全く同じ内容の工程により、軸線O−Oか
ら半径方向に約30mm離れた位置に、接着剤塗布ノズ
ル12によって、紫外線硬化型の接着剤50を付着させ
ていく。このとき、下回転台10は回転しているので、
基板1上には軸線O−Oを中心として半径約30mmの
円周上に接着剤50が塗布される。
【0039】第2工程:図4(a)において、基板取付
台20’は基板2を取り付けるための台で、下回転台1
0に対向して設けられ、下向きの取付面は基板2を取り
付けるために平面状に形成されていて、該取付面を水平
にしたり、あるいは水平に対して傾けることができると
共に下降させることができる。基板2にはその中心に取
付用の穴2aが形成されている。基板取付台20’の取
付面は水平の状態にあり、基板取付台20’は図4
(a)に示した位置よりも上方にあり、基板2は基板1
上の接着剤50から十分離間しているものとする。
【0040】第3工程:図4(a)において、基板2を
基板取付台20’の取付面に真空吸着により固定する。
この固定された状態では、基板2は基板1上の接着剤5
0より上方に十分離間している。この離間状態のもと
で、基板2の中心と基板1の中心とを合致させた状態、
つまり、基板1の軸線O−Oと基板2の軸線O’−O’
とを合致させる。その上で、基板2の軸線O’−O’と
基板2の表面と同一平面とが交差する点を傾きの中心と
して基板取付台20’を傾ける。この傾きの角度は、約
0.2〜0.5度である。
【0041】第4工程:図4(a)において、基板取付
台20’を軸線O−Oにそってゆっくりした速度で下向
きに下降させていく。基板取付台20’の下降にしたが
い、図4(b)に示すように、基板1上の接着剤50に
基板2が接触するようになる。
【0042】第5工程:接触した基板取付台20’の下
降速度をさらに下げる。すると、図4(c)に示すよう
に、接着剤50が基板2を濡らし始める。つまり、最初
の接触点から、既に基板1上に円周状に付着している接
着剤50に沿って、濡れが広がっていく。この経過は、
図2(a)、(b)に基づいて説明した状態とほぼ同じ
である。
【0043】第6工程:やがて、基板2の穴2aが軸部
10aにごく近接、または嵌め合いの状態になる。さら
に、基板取り付け台20’を下降させる。この過程で、
基板2はさらに基板1上に形成されている接着剤50に
よる円周に沿って濡らされていく。
【0044】第7工程:基板2が接着剤50による円周
の全体にわたって濡れたならば、基板取付台20’によ
る基板2の吸着を解除する。この解除後、基板取付台2
0’を上昇させる。
【0045】第8工程:接着剤50の濡れが穴1a(2
a)中心から半径方向で5〜10mmの位置まで広がっ
たら、下回転台10を数百〜数千rpmの回転速度で回
転させる。これにより、接着剤50は基板1、2の外終
端まで展延した状態となる。
【0046】第9工程 基板1、基板2に紫外線を照射して接着剤50を硬化さ
せる。硬化したら、下回転体10による吸着を解除し、
貼り合わせ型の光ディスクを得る。
【0047】この例では、基板2を傾けながら基板1に
近づけていくので、図7(c)に示す濡れ合いの状態が
発生する位置を制御することができる。また、最初に図
7(c)に示す状態になった位置から濡れ範囲が広がっ
ていくにしたがって、両基板間の距離が離れていく関係
となるので、濡れ範囲の広がり速度を制御しやすい。こ
のため、濡れ範囲がぶつかる位置に、気泡が残される度
合いが低減した。
【0048】(四)請求項5、6に記載した発明の例 この例は前記(三)の例の変形例である。前記(三)の
例では、基板1の接着剤50と対応する基板2の面には
該接着剤50との濡れ性を向上させる処理を施すかどう
かは問わない内容で説明したが、この例では、該濡れ性
を向上させる処理を施すこととしている。
【0049】接着剤50との濡れ性を向上させる処理の
例として、前記図1(b)により説明した内容に準じて
基板2について、基板取付台20’に取り付ける前に、
基板2の中心から半径方向に約30mm離れた1点にご
く少量(0.1g以下)の紫外線硬化型の接着剤60を
塗布しておき、この塗布された面を下にして、基板2を
基板取付台20’の取付面に真空吸着により固定するの
である。
【0050】図5において、基板取付台20’に固定さ
れた基板2は基板1上の接着剤50より上方に十分離間
している。この離間状態のもとで、基板2の中心と基板
1の中心とを合致させた状態、つまり、基板1の軸線O
−Oと基板2の軸線O’−O’とを合致させる。その上
で、基板2の軸線O’−O’と基板2の表面と同一平面
とが交差する点を傾きの中心として基板取付台20’を
傾ける。この傾きの角度は、約0.2〜0.5度であ
る。
【0051】以下の工程は、前記(三)で説明した第4
工程以下の工程に準じて行われ、基板取付台20’を軸
線O−Oにそってゆっくりした速度で下向きに下降させ
ていくと、基板1上の接着剤50に基板2上の接着剤6
0が接触するようになる。これら接着剤50、60同士
が接触したら基板取付台20’の下降速度をさらに下げ
る代わりに、つまり、下降を停止した上で、基板取付台
20’の傾きを徐々に水平に戻す操作を行う。この戻し
操作に伴い円周状の接着剤50に沿う全体で基板2が濡
れたら、基板取付台20’による基板2の吸着を解除す
る。これにより基板2の自重による押圧が行われて前記
(三)の説明における第7工程におけるように、基板1
と基板2との濡れは進行し、円周に沿って最初の濡れの
両側に向けて濡れ領域が拡大していく。
【0052】接着剤50(60)による濡れが穴1a
(2a)中心から半径方向で5〜10mmの位置まで広
がったら、下回転台10を数百〜数千rpmの回転速度
で回転させる。これにより、接着剤50(60)は基板
1、2の外終端まで展延した状態となる。
【0053】次に、基板1、基板2に紫外線を照射して
接着剤50(60)を硬化させる。硬化したら、下回転
体10による吸着を解除し、貼り合わせ型の光ディスク
を得る。この例で、基板2に少量塗布する接着剤60は
1点に限らず、数点であってもよい。
【0054】接着剤に最初に接触する基板の位置に、濡
れ性を向上させる処理を施してあるので、図7(c)に
示す濡れ合いの状態になる位置をより正確に制御するこ
とが可能となる。また、図7(c)に示す濡れ合いの状
態になるときの基板間の距離のばらつきが低減するた
め、図7(c)に示す濡れ合いの状態になるタイミング
の制御が容易になる。さらに、濡れ性向上の処理を施し
ていない場合に比べて、最初に濡れが発生するときの基
板間の距離が離れているため、その後の濡れ範囲の広が
り速度を制御しやすい。
【0055】また、接着剤50と接着剤60とが同じ材
質の接着剤である場合には、同材質の接着剤であるの
で、濡れ性が高まり、また、基板2に傾きが与えられて
いる上に、接着剤の山同士が最初に接触することとなる
ので、より基板間の距離が離れている段階で、図7
(c)に示す濡れ合いの状態が発生する。このため、そ
の後の、濡れ範囲の広がり速度の制御が容易となる。そ
の結果、気泡の取り残される度合いをさらに低減させる
ことができた。
【0056】(五)請求項5、7に記載した発明の例 この例は前記(三)の例の変形例である。前記(三)の
例では、基板1の接着剤50と対応する基板2の面には
該接着剤50との濡れ性を向上させる処理を施すかどう
かは問わない内容で説明したが、この例では、該濡れ性
を向上させる処理を施すこととしている。
【0057】該濡れ性を向上させる処理として前記
(四)の例では、基板1の接着剤と対応する基板2の位
置の1点あるいは数点に少量の接着剤を塗布したのであ
るが、この例では、図6に示すように、基板1の接着剤
50と対応する基板2の位置の1点あるいは数点に接着
剤50の層厚以下の微小な突起6を設けている。あるい
はこの突起をリング状に形成することもできる。
【0058】この突起が形成された面を下にして、図6
に示すように基板2を基板取付台20’の取付面に真空
吸着により固定するのである。図6において、基板取付
台20’に固定された基板2は基板1上の接着剤50よ
り上方に十分離間している。この離間状態のもとで、基
板2の中心と基板1の中心とを合致させた状態、つま
り、基板1の軸線O−Oと基板2の軸線O’−O’とを
合致させる。その上で、基板2の軸線O’−O’と基板
2の表面と同一平面とが交差する基板2の面中心点を傾
きの中心として前記面中心点と突起6とを結ぶ線が水平
面(基板1の面)に対し、約0.2〜0.5度の角度を
もつように傾ける。突起を数点設ける場合には、これら
数点の突起の中央に位置する突起について同様に角度設
定する。リング状の突起の場合には、傾きの向きを問わ
ない。
【0059】以下の工程は、前記(三)で説明した第4
工程以下の工程に準じて行われ、基板取付台20’を図
6に示した状態から軸線O−Oにそってゆっくりした速
度で下向きに下降させていくと、先ず、突起6が最初に
基板2上の接着剤50に接触し、ここを起点として、前
記図3にもとづいて説明した内容に準じ、濡れが拡大し
ていく。
【0060】接着剤50による濡れが穴1a(2a)中
心から半径方向で5〜10mmの位置まで広がったら、
下回転台10を数百〜数千rpmの回転速度で回転させ
る。これにより、接着剤50は基板1、2の外終端まで
展延した状態となる。次に、基板1、基板2に紫外線を
照射して接着剤50を硬化させる。硬化したら、下回転
体10による吸着を解除し、貼り合わせ型の光ディスク
を得る。
【0061】本例では、接着剤に最初に接触する基板2
の位置に微小な突起を設けて濡れ性を向上させる処理が
施されているので、この突起と接着剤とが接触する部位
から図7(c)に示す濡れ合いの状態が発生する。ま
た、図7(c)に示す濡れ合いの状態になる位置をより
正確に制御することが可能となる。その結果、気泡の取
り残される度合いを低減させることができた。
【0062】以上の各例では、光ディスクについて説明
したが、光ディスクに限らず、貼り合わせ型のディスク
についても同じように適用することができ同様の気泡除
去の成果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】各請求項に共通していえることは、比較
的簡単な構成と簡易な工程管理で気泡の混入を防止する
ことができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は下回転台上の基板上に接着剤を付
着する状態を説明した図、図1(b)は基板を取り付け
た基板取付台を下回転台に向けて下降させる前の状態を
説明した図、図1(c)は基板取付台から基板を離した
状態を説明した図、図1(d)は下回転台上に両基板を
載置した状態を説明した図である。
【図2】図2(a)は基板上の接着剤の状態を示した平
面図、図2(b)は両基板間の接着剤の状態を説明した
図2(a)の概略側面図である。
【図3】上側の基板について突起を設けた場合の貼り合
わせ型ディスクの製造工程の一部を説明した図である。
【図4】図4(a)は上側の基板について傾きを与えた
場合の説明図、図4(b)は上側の基板を下側の基板上
の接着剤に接触するほど下降させた状態での説明図、図
4(c)は基板間の一部に濡れが発生した場合の状態を
説明した図、図4(d)は円周の全部に濡れが発生した
状態を説明した図である。
【図5】図5は上側の基板に傾きを与え、上側の基板に
ついて下側の基板に形成した接着剤に対応させて1点に
接着剤を付着した場合の説明図である。
【図6】図6は上側の基板に傾きを与え、上側の基板に
ついて下側の基板に形成した接着剤に対応させて微小な
突起を形成した場合の説明図である。
【図7】図7(a)は基板上に付着した接着剤の図。図
7(b)は基板間に位置する接着剤が上の基板に対して
接触しているものの、濡れていない状態を説明した図、
図7(c)は両基板間について接着剤で濡らされている
状態を説明した図である。
【符号の説明】
1、2 基板 6 突起 50、60 接着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの基板の少なくとも一方に微細な溝ま
    たはピットによる記録信号が転写され、これら溝または
    ピットの上に反射膜または記録膜が形成されていて、前
    記記録信号が転写された基板について該記録信号転写面
    を上にして、回転台の水平な取付面に該基板の中心と前
    記回転台の回転中心とを合わせて固定し、前記基板の中
    心から半径方向上での適当な位置までの距離を半径とす
    る円周上に接着剤を塗布した後、この接着剤が塗布され
    た基板にもう1つの基板を貼り合わせて製造する貼り合
    わせ型光ディスクの製造方法において、 前記回転台に固定された基板について接着剤を塗布した
    円周に対応するもう1つの基板の円周上の1点または数
    点に、接着剤との濡れ性を向上させる処理を施した上で
    これら2つの基板を張り合わせて製造することを特徴と
    する貼り合わせ型光ディスクの製造方法。
  2. 【請求項2】第1の基板に微細な溝またはピットによる
    信号が転写され、これら溝またはピットの上に反射膜ま
    たは記録膜が形成されていて、前記記録信号転写面を上
    にして、回転台の水平な取付面に該基板の中心と前記回
    転台の回転中心とを合わせて固定し、前記基板の中心か
    ら半径方向での適当な位置までの距離を半径とする円周
    上に接着剤を塗布した後、第1の基板に第2の基板を貼
    り合わせて製造する貼り合わせ型光ディスクにおいて、 前記第1の基板について円周状に塗布した接着剤に対応
    する第2の基板の円周上に前記接着剤層の厚み以下の微
    小な突起を設けたことを特徴とする貼り合わせ型光ディ
    スク。
  3. 【請求項3】請求項1記載の貼り合わせ型光ディスクの
    製造方法において、 前記回転台に固定された基板について接着剤を塗布した
    円周に対応するもう1つの基板の円周上の1点または数
    点に、前記回転台に固定された基板に塗布した接着剤と
    同じ接着剤を少量塗布したことを特徴とする貼り合わせ
    型光ディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】2つの基板の少なくとも一方に微細な溝ま
    たはピットによる記録信号が転写され、これら溝または
    ピットの上に反射膜または記録膜が形成されていて、前
    記記録信号が転写された基板について該記録信号転写面
    を上にして、回転台の水平な取付面に該基板の中心と前
    記回転台の回転中心とを合わせて固定し、前記基板のの
    中心から半径方向上での適当な位置までの距離を半径と
    する円周上に接着剤を塗布した後、この接着剤が塗布さ
    れた基板にもう1つの基板を貼り合わせて製造する貼り
    合わせ型光ディスクの製造方法において、 前記回転台に固定された基板に対してもう1つの基板を
    該基板の面が水平な状態から微小量傾けた状態を保持
    し、この傾いた状態で降下する基板を、前記台に固定さ
    れた基板上に塗布された接着剤に接触させてからこれら
    2つの基板を貼り合わせることを特徴とする貼り合わせ
    型光ディスクの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の貼り合わせ型光ディスクの
    製造方法において、 前記回転台に固定された基板に塗布された接着剤に最初
    に接触する前記降下する基板の前記接着剤と対応する位
    置には、該接着剤との濡れ性を向上させる処理が施して
    あることを特徴とする貼り合わせ型光ディスクの製造方
    法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の貼り合わせ型光ディスクの
    製造方法において、 前記回転台に固定された基板に塗布された接着剤に最初
    に接触する前記降下する基板の前記接着剤と対応する位
    置には、前記接着剤と同じ接着剤を少量塗布されている
    ことを特徴とする貼り合わせ型光ディスクの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の貼り合わせ型光ディスクの
    製造方法において、 前記回転台に固定された基板に塗布された接着剤に最初
    に接触する前記降下する基板が前記接着剤と対応する位
    置には、前記塗布された接着剤の層厚以下の微小な突起
    が設けられていることを特徴とする貼り合わせ型光ディ
    スクの製造方法。
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