JPH10311561A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JPH10311561A
JPH10311561A JP9119299A JP11929997A JPH10311561A JP H10311561 A JPH10311561 A JP H10311561A JP 9119299 A JP9119299 A JP 9119299A JP 11929997 A JP11929997 A JP 11929997A JP H10311561 A JPH10311561 A JP H10311561A
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JP
Japan
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impeller
orifice ring
discharge
outer peripheral
airflow
Prior art date
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Pending
Application number
JP9119299A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Yabushita
明弘 藪下
Souzou Suzuki
創三 鈴木
Takumi Kida
琢己 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の室外機において、吐出気流が羽
根車外周部に偏りファンガードに衝突することにより、
気流乱れと流動抵抗を発生させて、流体騒音を増加させ
送風性能を劣化させることを抑える。 【解決手段】 オリフィスリング16の吐出部16bを
羽根車15の外周方向に急拡大させる構成とすることに
より、吐出気流の偏りを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用や産業用の
空気調和機の室外機の送風性能向上と送風騒音の低減に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室外機は特開平3−
179198号公報に記載されたものが知られている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の空気調和機の室外機について説明する。
【0004】図9は従来の空気調和機の室外機の構造を
示す正面図であり、図10及び図11は従来の空気調和
機の室外機の構造を示す断面図である。
【0005】図において、1は空気調和機の室外機本体
であり、箱体2とこの箱体2内に設けた熱交換器3およ
び圧縮機4と、羽根車5とオリフィスリング6とモータ
7とから成る軸流送風機8と、羽根車5の吐出側に設け
たファンガード9とから成り、ファンガード9は羽根車
5の回転軸5aの延長線上にその中心を設け、前記中心
から同心円状に配設した線材10と、前記中心から略放
射状に等間隔に設けた線材11とから成り、前記同心円
状に配設した線材10は断面形状を円形としてある。
【0006】以上のように構成された従来の空気調和機
の室外機について以下その動作を説明する。
【0007】まず、熱交換器3側から吸い込まれた空気
は、熱交換器3を通過する際に圧縮機4より熱交換器3
に送られた冷媒と熱交換し、温度変化する。温度変化し
た空気はモータ7が羽根車5を所定の回転方向に回転す
ることによって軸流送風機8内に吸い込まれ、ファンガ
ード9を介して箱体2外に吹き出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、熱交換器3側から吸い込まれ、羽根車
5外に吐出する気流は、ファンガード9を通過する際に
は、吐出気流がファンガード9の線材10および11に
衝突するため、線材10及び11の周りで気流が線材表
面から剥離し、線材後方に気流の乱れを発生させて流体
騒音を増加させると共に、流動抵抗を発生させて軸流送
風機8の送風性能を劣化させ、空気調和機の室外機1の
風量を低下させる。
【0009】また、回転する羽根車5の外周部と静止状
態のオリフィスリング6との間はクリアランスを設ける
必要があるため、オリフィスリング6内部では、羽根加
圧面から羽根負圧面への漏れ流れが発生し、オリフィス
リング6の上流側壁面を沿って流れる気流と漏れ流れと
が衝突する。このことにより、羽根車5の外周部での吐
出気流が乱れ、乱れた吐出気流がファンガード9の線材
10に衝突することにより発生する気流乱れと流動抵抗
をさらに増加させて、流体騒音を増加させると共に送風
性能を劣化させる。
【0010】さらにまた、羽根車5外に吐出する気流
は、遠心力の作用で羽根車5の外周部に偏り、羽根車5
の半径方向に傾いた状態となる。よって、羽根車5の外
周部での吐出気流は気流速度が最も大きくなり、かつ、
ファンガード9の同心円状に配設した線材10は、羽根
車5の内周部と比較して外周部では、気流と衝突する線
材10の面積が大きく、線材10の間隔が狭いために、
吐出気流がファンガード9の線材10に衝突することに
より発生する気流乱れと流動抵抗をさらに増加させて、
流体騒音を増加させると共に送風性能を劣化させる。し
かも、羽根車5の外周部での吐出気流は、羽根車5の半
径方向に傾いているため、吐出気流がファンガード9の
線材10の間を通過できる面積が小さくなり、流動抵抗
をさらに増加させて、送風性能を劣化させる。
【0011】従って、羽根車5を吐出する気流が、オリ
フィスリング6内部での気流衝突により乱れ、羽根車5
の外周部に偏り、羽根車5の半径方向に傾いた状態で、
ファンガード9の線材10に衝突することにより、大き
な気流乱れを発生させて流体騒音を増加させると共に、
大きな流動抵抗を発生させて送風性能を劣化させるとい
う課題を有していた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、羽根車を吐出
する気流が、オリフィスリング内部で気流衝突を起こす
ことなく、また、羽根車の外周部に偏ることなく羽根車
の内周部から外周部で平均化され、羽根車の軸と平行と
なることにより、気流乱れの発生が抑えられて流体騒音
が減少し、流動抵抗の発生が抑えられて送風性能が向上
する空気調和機の室外機を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の空気調和機の室外機は、箱体と、前記箱体
内に設けた熱交換器および圧縮機と羽根車とオリフィス
リングから成る軸流送風機と、前記羽根車の吐出側に設
けたファンガードとから成り、前記羽根車の外周部の羽
根先端に前記オリフィスリングを固定し、前記羽根車と
前記オリフィスリングを一体に回転自在とし、前記オリ
フィスリングの吐出側に前記箱体の吸込風路と吐出風路
とを仕切る仕切板を設け、前記羽根車の羽根と羽根との
翼間において、前記羽根車の外周部の羽根先端と前記オ
リフィスリングとの接触部より前記羽根車の回転方向で
は前記オリフィスリングをベルマウス形状とし、前記羽
根車の外周部の羽根先端と前記オリフィスリングとの接
触部より前記羽根車の反回転方向では前記オリフィスリ
ングの吸込部を吸込側から吐出側に向けて前記羽根車の
内周方向に漸次縮小させ、前記オリフィスリングの吐出
部を前記羽根車の外周方向に急拡大させた構成にしたも
のである。
【0014】これにより、羽根車を吐出する気流は、オ
リフィスリング内部で気流衝突を起こすことなく、ま
た、羽根車の外周部に偏ることなく羽根車の内周部から
外周部で平均化され、羽根車の軸と平行となることによ
り、気流乱れの発生が抑えられて流体騒音が減少し、流
動抵抗の発生が抑えられて送風性能が向上する空気調和
機の室外機が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、箱体と、
前記箱体内に設けた熱交換器および圧縮機と羽根車とオ
リフィスリングから成る軸流送風機と、前記羽根車の吐
出側に設けたファンガードとから成り、前記羽根車の外
周部の羽根先端に前記オリフィスリングを固定し、前記
羽根車と前記オリフィスリングを一体に回転自在とし、
前記オリフィスリングの吐出側に前記箱体の吸込風路と
吐出風路とを仕切る仕切板を設け、前記羽根車の羽根と
羽根との翼間において、前記羽根車の外周部の羽根先端
と前記オリフィスリングとの接触部より前記羽根車の回
転方向では前記オリフィスリングをベルマウス形状と
し、前記羽根車の外周部の羽根先端と前記オリフィスリ
ングとの接触部より前記羽根車の反回転方向では前記オ
リフィスリングの吸込部を吸込側から吐出側に向けて前
記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記オリフィスリ
ングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急拡大させたの
で、羽根車の外周部とオリフィスリングとのクリアラン
スが無くなり気流衝突が防止でき、オリフィスリング上
流側での羽根圧力面側から羽根負圧面側への漏れ流れと
流入気流との合流により発生する速度のはやい気流が羽
根車内周部に向かい、羽根車外周部で逆流する気流が羽
根車外周部からの流入気流を羽根車内周部へ押し込む作
用をなす。よって、羽根車を吐出する気流は、気流衝突
を起こすことなく平均化され、軸方向に向くため、吐出
気流がファンガードの線材に衝突することにより発生す
る気流乱れと流動抵抗を減少させて、流体騒音を減少さ
せると共に送風性能を向上させることができる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明からさらに、羽根車の外周部の羽根先端とオリフィス
リングとの接触部より前記羽根車の反回転方向では前記
オリフィスリングの吸込部を吸込側から吐出側に向けて
前記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記オリフィス
リングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急拡大させ、
前記オリフィスリングの吐出部に吸込風路と吐出風路と
の間を連通する通気孔を設けたので、通気孔を通過する
気流が羽根外周部で逆流する気流と合流するため、逆流
が羽根車外周部からの流入気流を羽根車内周部へ押し込
む作用を増加させる。よって、羽根車を吐出する気流
は、より平均化され、軸方向に向くため、吐出気流がフ
ァンガードの線材に衝突することにより発生する気流乱
れと流動抵抗をさらに減少させて、流体騒音を減少させ
ると共に送風性能を向上させることができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明からさらに、羽根車の外周部の羽根先端とオリフィス
リングとの接触部より前記羽根車の反回転方向では前記
オリフィスリングの吸込部を吸込側から吐出側に向けて
前記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記オリフィス
リングの吸込部の内周面にリブを設け、前記オリフィス
リングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急拡大させた
ので、オリフィスリング吸込側壁面を沿う気流は、リブ
によりオリフィスリング壁面から離れ羽根車の内周部に
向かう気流となるため、オリフィスリング上流側での羽
根圧力面側から羽根負圧面側への漏れ流れと流入気流と
の合流により発生する速度のはやい気流がより羽根車内
周部に向かうことになる。よって、羽根車を吐出する気
流は、より平均化され、軸方向に向くため、吐出気流が
ファンガードの線材に衝突することにより発生する気流
乱れと流動抵抗をさらに減少させて、流体騒音を減少さ
せると共に送風性能を向上させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1から図
8を用いて説明する。
【0019】尚、従来例と同一構成の部分については重
複をさけるため、同一の符号を付けて説明を省略する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける空気調和機の室外機の構造を示す断面図であり、図
2は本発明の実施例1における空気調和機の室外機の軸
流送風機の正面図であり、図3は、本発明の実施例1に
おける空気調和機の室外機の羽根車羽根先端とオリフィ
スとの接触部より羽根車の回転方向での図2におけるA
−A断面図であり、また、図4は本発明の実施例1にお
ける空気調和機の室外機の羽根車羽根先端とオリフィス
との接触部より羽根車の反回転方向での図2におけるB
−B断面図である。
【0021】図において、12は空気調和機の室外機本
体であり、13は室外機本体12の箱体であり、箱体1
3内には軸流送風機14を設けており、15は軸流送風
機14の羽根車、16は軸流送風機14のオリフィスリ
ングである。また、羽根車15の外周部の羽根17の先
端にオリフィスリング16を固定し、羽根車15とオリ
フィスリング16を一体に回転自在とし、オリフィスリ
ング16の吐出側に箱体13の吸込風路と吐出風路とを
仕切る仕切板18を設けている。
【0022】さらに、図3のように、羽根車15の羽根
17と羽根17との翼間において、羽根車15の外周部
の羽根先端とオリフィス16との接触部より羽根車15
の回転方向ではオリフィスリング16をベルマウス形状
とし、図4のように、羽根車15の外周部の羽根先端と
オリフィスリング16との接触部より羽根車15の反回
転方向では羽根17とオリフィスリング16との間にク
リアランスがあり、オリフィスリング16の吸込部16
aを吸込側から吐出側に向けて羽根車15の内周方向に
漸次縮小させ、オリフィスリング16の吐出部16bを
羽根車15の外周方向に急拡大させている。
【0023】以上のように構成された空気調和機の室外
機について以下その動作を説明する。
【0024】まず、熱交換器3側から吸い込まれた空気
は、熱交換器3を通過する際に圧縮機4より熱交換器3
に送られた冷媒と熱交換し、温度変化する。温度変化し
た空気はモータ7が羽根車15を所定の回転方向に回転
することによって軸流送風機14内に吸い込まれ、ファ
ンガード9を介して箱体13外に吹き出される。
【0025】このとき、羽根車15の外周部の羽根17
の先端にオリフィスリング16を固定し、羽根車15と
オリフィスリング16を一体に回転自在としているの
で、羽根車15の外周部の羽根先端とオリフィス16と
の接触部より羽根車15の回転方向では、羽根17の外
周部とオリフィスリング16との距離が小さくなるた
め、シール効果を高め送風性能を向上させることができ
る。
【0026】また、羽根17の先端とオリフィスリング
16の壁面とのクリアランスが無くなるので、羽根17
の圧力面側から羽根17の負圧面側への漏れ流れを防止
することにより、漏れ流れとオリフィスリング16の吸
込部16a壁面を沿って流入する気流との衝突を防止す
ることができるため、羽根車15の外周部で、吐出気流
が乱れることなく、ファンガード9の線材10に衝突す
ることにより、発生する気流乱れと流動抵抗を減少させ
て、流体騒音を減少させると共に送風性能を向上させ
る。
【0027】さらに、羽根車15の外周部の羽根先端と
オリフィスリング16との接触部より羽根車15の反回
転方向では、羽根17とオリフィスリング16との間に
クリアランスがあり、オリフィスリング16の吸込部1
6aを吸込側から吐出側に向けて羽根車15の内周方向
に漸次縮小させ、オリフィスリング16の吐出部16b
を羽根車15の外周方向に急拡大させているので、オリ
フィスリング16の上流側において、羽根17の圧力面
側から羽根17の負圧面側への漏れ流れとオリフィスリ
ング16の吸込側16a壁面に沿って流れる気流との合
流により発生する速度のはやい気流Fは、オリフィスリ
ング16の吐出部16bが羽根車15の外周方向へ急拡
大する形状変化に追随出来ずに、オリフィスリング16
の壁面から離れ、遠心力に打ち勝ち羽根車15の内周部
へ流入する。
【0028】また、速度のはやい気流Fの誘引作用によ
って発生する逆流Gは、気流Fが羽根車15の内周部へ
流入することと、オリフィスリング16の吐出部16b
が羽根車15の外周方向へ急拡大することにより、流路
が拡大するため、増加することになる。よって、逆流す
る気流Gは、羽根車15の外周部から流入し、羽根車1
5の外周部に吐出しようとする気流を、羽根車15の内
周部へ押し込む作用を成す。その結果、羽根車15を吐
出する気流は平均化されるため、羽根車15の内周部と
比較してファンガード9の線材10の面積が大きい羽根
車15の外周部での吐出気流の速度が低減され、かつ、
羽根車15を吐出する気流は羽根車15の軸方向を向く
ため、吐出気流がファンガード9の線材10の間を通過
する面積が大きくなり、吐出気流がファンガード9の線
材10に衝突することにより発生する気流乱れと流動抵
抗をさらに減少させて、流体騒音を減少させると共に送
風性能を向上させる。
【0029】さらにまた、羽根車15とオリフィスリン
グ16は一体に回転するため、羽根17とオリフィスリ
ング16との相対位置は変化せず、常に安定した状態を
保つことができる。また、吐出気流が平均されることに
より、羽根全体に気流が流れることでファン効率を高
め、逆流Gの増加によるファン効率低下分を補うことが
できる。一方、オリフィスリング16と仕切板18とは
近接して設けてあるため、オリフィスリング16と仕切
板18との間を流れる気流は、オリフィスリング16の
表面ならびに仕切板18の表面に付着して流れるため、
気流の漏れはほとんど無く送風性能を劣化させるおそれ
はない。
【0030】尚、本実施例では羽根車として軸流羽根車
を例に説明したが、斜流羽根車でも同様の効果が得られ
る。
【0031】従って、吐出気流がファンガード9の線材
10に衝突することにより発生する気流乱れと流動抵抗
を低く抑えられるため、空気調和機の室外機12の軸流
送風機14の流体騒音を減少させて送風騒音の増加を低
く抑えると共に、送風性能の劣化を抑制させることがで
きる。
【0032】以上のように本実施例によれば、羽根車1
5の外周部の羽根17の先端にオリフィスリング16を
固定し、羽根車15とオリフィスリング16を一体に回
転自在とし、羽根車15の羽根17と羽根17との翼間
において、羽根車15の外周部の羽根先端とオリフィス
16との接触部より羽根車15の回転方向ではオリフィ
スリング16をベルマウス形状とし、図4のように、羽
根車15の外周部の羽根先端とオリフィスリング16と
の接触部より羽根車15の反回転方向では羽根17とオ
リフィスリング16との間にクリアランスがあり、オリ
フィスリング16の吸込部16aを吸込側から吐出側に
向けて羽根車15の内周方向に漸次縮小させ、オリフィ
スリング16の吐出部16bを羽根車15の外周方向に
急拡大させているので、シール効果を高め、オリフィス
リング16の内部での気流衝突を防止し、羽根車15を
吐出する気流は羽根車15の外周部に偏ることなく羽根
車15の内周部から外周部にかけて平均化され、羽根車
15の軸と平行となるため、吐出気流がファンガード9
の線材10に衝突することにより発生する気流乱れと流
動抵抗を減少させて、流体騒音を減少させると共に送風
性能を向上させることができる。
【0033】(実施例2)図5は本発明の実施例2にお
ける空気調和機の室外機の構造を示す断面図であり、ま
た、図6は本発明の実施例2における空気調和機の室外
機の羽根車羽根先端とオリフィスとの接触部より羽根車
の反回転方向での断面図である。
【0034】図において、19は空気調和機の室外機本
体であり、箱体13内には軸流送風機20を設けてお
り、21は軸流送風機20の羽根車、22は軸流送風機
14のオリフィスリングである。本発明の実施例1にお
ける空気調和機の室外機からさらに、図6に示すよう
に、羽根車21の羽根23と羽根23との翼間におい
て、羽根車21の外周部の羽根先端とオリフィスリング
22との接触部より羽根車21の反回転方向では、羽根
23とオリフィスリング22との間にクリアランスがあ
り、オリフィスリング22の吸込部22aを吸込側から
吐出側に向けて羽根車21の内周方向に漸次縮小させ、
オリフィスリング22の吐出部22bを羽根車21の外
周方向に急拡大させ、オリフィスリング22の吐出部2
2bに吸込風路と吐出風路との間を連通する通気孔24
を設けている。
【0035】以上のように構成された空気調和機の室外
機について以下その動作を説明する。
【0036】まず、熱交換器3側から吸い込まれた空気
は、熱交換器3を通過する際に圧縮機4より熱交換器3
に送られた冷媒と熱交換し、温度変化する。温度変化し
た空気はモータ7が羽根車21を所定の回転方向に回転
することによって軸流送風機20内に吸い込まれ、ファ
ンガード9を介して箱体13外に吹き出される。
【0037】このとき、羽根車21の外周部の羽根先端
とオリフィスリング22との接触部より羽根車21の反
回転方向では、羽根23とオリフィスリング22との間
にクリアランスがあり、オリフィスリング22の吸込部
22aを吸込側から吐出側に向けて羽根車21の内周方
向に漸次縮小させ、オリフィスリング22の吐出部22
bを羽根車21の外周方向に急拡大させているので、オ
リフィスリング22の上流側において、羽根23の圧力
面側から羽根23の負圧面側への漏れ流れとオリフィス
リング22の吸込側16a壁面に沿って流入する気流と
の合流により発生する速度のはやい気流Hは、オリフィ
スリング22の吐出部22bが羽根車21の外周方向へ
急拡大する形状変化に追随出来ずに、オリフィスリング
22の壁面から離れ、遠心力に打ち勝ち、羽根車21の
内周部へ流入する。
【0038】さらに、オリフィスリング22の吐出部2
2bに吸込風路と吐出風路との間を連通する通気孔24
を設けているので、速度のはやい気流Hの誘引作用によ
って発生する逆流Iは、気流Fが羽根車15の内周部へ
流入することと、オリフィスリング22の吐出部22b
が羽根車21の外周方向へ急拡大することにより、流路
が拡大され、かつ、通気孔24を通過する気流Jと合流
するため、より流量が増加することになる。よって、逆
流する気流Iが、羽根車21の外周部から流入し、羽根
車21の外周部に吐出しようとする気流を、羽根車21
の内周部へ押し込む作用を増加させる。
【0039】その結果、羽根車21を吐出する気流はよ
り平均化されるため、羽根車21の内周部と比較してフ
ァンガード9の線材10の面積が大きい羽根車21の外
周部での吐出気流の速度が低減され、かつ、羽根車21
を吐出する気流は羽根車21の軸方向を向くため、吐出
気流がファンガード9の線材10の間を通過する面積が
大きくなり、吐出気流がファンガード9の線材10に衝
突することにより発生する気流乱れと流動抵抗をさらに
減少させて、流体騒音を減少させると共に送風性能を向
上させる。
【0040】従って、吐出気流がファンガード9の線材
10に衝突することにより発生する気流乱れと流動抵抗
を低く抑えられるため、空気調和機の室外機19の軸流
送風機20の流体騒音を減少させて送風騒音の増加を低
く抑えると共に、送風性能の劣化を抑制させることがで
きる。
【0041】以上のように本実施例によれば、羽根車2
1の外周部の羽根先端とオリフィスリング22との接触
部より羽根車21の反回転方向では、オリフィスリング
22の吸込部22aを吸込側から吐出側に向けて羽根車
21の内周方向に漸次縮小させ、オリフィスリング22
の吐出部22bを羽根車21の外周方向に急拡大させ、
オリフィスリング22の吐出部22bに吸込風路と吐出
風路との間を連通する通気孔24を設けているので、羽
根車21を吐出する気流は羽根車21の外周部に偏るこ
となく羽根車21の内周部から外周部にかけて平均化さ
れ、羽根車21の軸と平行となるため、吐出気流がファ
ンガード9の線材10に衝突することにより発生する気
流乱れと流動抵抗を減少させて、流体騒音を減少させる
と共に送風性能を向上させることができる。
【0042】(実施例3)図7は本発明の実施例3にお
ける空気調和機の室外機の構造を示す断面図であり、ま
た、図8は本発明の実施例3における空気調和機の室外
機の羽根車羽根先端とオリフィスとの接触部より羽根車
の反回転方向での断面図である。
【0043】図において、25は空気調和機の室外機本
体であり、箱体13内には軸流送風機26を設けてお
り、27は軸流送風機26の羽根車、28は軸流送風機
26のオリフィスリングである。本発明の実施例1にお
ける空気調和機の室外機からさらに、図8に示すよう
に、羽根車27の羽根29と羽根29との翼間におい
て、羽根車27の外周部の羽根先端とオリフィスリング
28との接触部より羽根車27の反回転方向では、羽根
29とオリフィスリング28との間にクリアランスがあ
り、オリフィスリング28の吸込部28aを吸込側から
吐出側に向けて羽根車27の内周方向に漸次縮小させ、
オリフィスリング28の吸込部28aの内周面にリブ3
0を設け、オリフィスリング28の吐出部28bを羽根
車27の外周方向に急拡大させている。
【0044】以上のように構成された空気調和機の室外
機について以下その動作を説明する。
【0045】まず、熱交換器3側から吸い込まれた空気
は、熱交換器3を通過する際に圧縮機4より熱交換器3
に送られた冷媒と熱交換し、温度変化する。温度変化し
た空気はモータ7が羽根車27を所定の回転方向に回転
することによって軸流送風機26内に吸い込まれ、ファ
ンガード9を介して箱体13外に吹き出される。
【0046】このとき、羽根車27の外周部の羽根先端
とオリフィスリング28との接触部より羽根車27の反
回転方向では、オリフィスリング28の吸込部28aを
吸込側から吐出側に向けて羽根車27の内周方向に漸次
縮小させ、オリフィスリング28の吸込部28aの内周
面にリブ30を設けているので、オリフィスリング28
の吸込側28a壁面を沿って流れる気流は、リブ30に
よりオリフィス28の壁面を付着しきれずに離れて羽根
車27の内周部に向かう流れとなる。よって、オリフィ
スリング28の上流側において、羽根29の圧力面側か
ら羽根29の負圧面側への漏れ流れと、オリフィスリン
グ28に壁面に沿いリブ30によりオリフィスリング2
8の壁面より離れて羽根車27の内周部に向かう流れと
の合流により発生する速度のはやい気流Kは、2つの気
流の合流時点で既に羽根車27の内周部に向き、オリフ
ィスリング28の吐出部28bが羽根車27の外周方向
へ急拡大する形状変化に追随出来ずに、確実にオリフィ
スリング28の壁面から離れ、遠心力に打ち勝ち、より
羽根車21の内周部へ流入することになる。
【0047】さらに、速度のはやい気流Kの誘引作用に
よって発生する逆流Lは、気流Kがより羽根車27の内
周部へ流入することと、オリフィスリング28の吐出部
28bが羽根車27の外周方向へ急拡大することによ
り、流路が拡大するため増加する。よって、逆流する気
流Lが、羽根車27の外周部から流入し、羽根車27の
外周部に吐出しようとする気流を、羽根車27の内周部
へ押し込む作用を増加させることができる。
【0048】その結果、羽根車27を吐出する気流は、
より平均化されるため、羽根車27の内周部と比較して
ファンガード9の線材10の面積が大きい羽根車27の
外周部での吐出気流の速度が低減され、かつ、羽根車2
7を吐出する気流は羽根車27の軸方向を向くため、吐
出気流がファンガード9の線材10の間を通過する面積
が大きくなり、吐出気流がファンガード9の線材10に
衝突することにより発生する気流乱れと流動抵抗をさら
に減少させて、流体騒音を減少させると共に送風性能を
向上させる。
【0049】従って、吐出気流がファンガード9の線材
10に衝突することにより発生する気流乱れと流動抵抗
を低く抑えられるため、空気調和機の室外機25の軸流
送風機26の流体騒音を減少させて送風騒音の増加を低
く抑えると共に、送風性能の劣化を抑制させることがで
きる。
【0050】以上のように本実施例によれば、羽根車2
7の外周部の羽根先端とオリフィスリング28との接触
部より羽根車27の反回転方向では、オリフィスリング
28の吸込部28aを吸込側から吐出側に向けて羽根車
27の内周方向に漸次縮小させ、オリフィスリング28
の吸込部28aの内周面にリブ30を設けているので、
羽根車27を吐出する気流は羽根車27の外周部に偏る
ことなく羽根車27の内周部から外周部にかけて平均化
され、羽根車27の軸と平行となるため、吐出気流がフ
ァンガード9の線材10に衝突することにより発生する
気流乱れと流動抵抗を減少させて、流体騒音を減少させ
ると共に送風性能を向上させることができる。
【0051】また、実施例2と、実施例3との組み合わ
せにより、より高い性能改善効果が得られることは言う
までもない。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
箱体と、前記箱体内に設けた熱交換器および圧縮機と羽
根車とオリフィスリングから成る軸流送風機と、前記羽
根車の吐出側に設けたファンガードとから成り、前記羽
根車の外周部の羽根先端に前記オリフィスリングを固定
し、前記羽根車と前記オリフィスリングを一体に回転自
在とし、前記オリフィスリングの吐出側に前記箱体の吸
込風路と吐出風路とを仕切る仕切板を設け、前記羽根車
の羽根と羽根との翼間において、前記羽根車の外周部の
羽根先端と前記オリフィスリングとの接触部より前記羽
根車の回転方向では前記オリフィスリングをベルマウス
形状とし、前記羽根車の外周部の羽根先端と前記オリフ
ィスリングとの接触部より前記羽根車の反回転方向では
前記オリフィスリングの吸込部を吸込側から吐出側に向
けて前記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記オリフ
ィスリングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急拡大さ
せた空気調和機の室外機において、羽根車とオリフィス
リングを一体に回転自在としているので、羽根車の外周
部とオリフィスリングとのクリアランスが無くなり、シ
ール効果を高め気流衝突を防止でき、羽根車の外周部の
羽根先端とオリフィスリングとの接触部より羽根車の反
回転方向では、オリフィスリングの吸込部を吸込側から
吐出側に向けて羽根車の内周方向に漸次縮小させ、オリ
フィスリングの吐出部を羽根車の外周方向に急拡大させ
ているので、オリフィスリング上流側での羽根圧力面側
から羽根負圧面側への漏れ流れと流入気流との合流によ
り発生する速度のはやい気流が羽根車内周部に向かい、
逆流が羽根車外周部で逆流する気流が羽根車外周部から
流入する気流を羽根車内周部へ押し込む作用を成す。よ
って、羽根車を吐出する気流は、気流衝突を起こすこと
なく平均化され、軸方向に向くため、吐出気流が、ファ
ンガードの線材に衝突することにより発生する気流乱れ
と流動抵抗を減少させて、流体騒音を減少させると共に
送風性能を向上させることができる。
【0053】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明からさらに、羽根車の外周部の羽根先端と
オリフィスリングとの接触部より前記羽根車の反回転方
向では前記オリフィスリングの吸込部を吸込側から吐出
側に向けて前記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記
オリフィスリングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急
拡大させ、前記オリフィスリングの吐出部に吸込風路と
吐出風路との間を連通する通気孔を設けているので、通
気孔を通過する気流が羽根外周部で逆流する気流と合流
するため、羽根車外周部から流入する気流を羽根車内周
部へ押し込む作用を増加させる。よって、羽根車を吐出
する気流は、より平均化され、軸方向に向くため、吐出
気流が、ファンガードの線材に衝突することにより発生
する気流乱れと流動抵抗をさらに減少させて、流体騒音
を減少させると共に送風性能を向上させることができ
る。
【0054】さらにまた、請求項3に記載の発明は、請
求項1に記載の発明からさらに、羽根車の外周部の羽根
先端とオリフィスリングとの接触部より前記羽根車の反
回転方向では前記オリフィスリングの吸込部を吸込側か
ら吐出側に向けて前記羽根車の内周方向に漸次縮小さ
せ、前記オリフィスリングの吸込部の内周面にリブを設
け、前記オリフィスリングの吐出部を前記羽根車の外周
方向に急拡大させているので、オリフィスリング吸込側
壁面に沿う気流は、リブによりオリフィスリング壁面か
ら離れ羽根車の内周部に向かう気流となるため、オリフ
ィスリング上流側での羽根圧力面側から羽根負圧面側へ
の漏れ流れとオリフィスリング吸込側壁面に沿う流入気
流との合流により発生する速度のはやい気流がより羽根
車内周部に向かうことになる。よって、羽根車を吐出す
る気流は、より平均化され、軸方向に向くため、吐出気
流が、ファンガードの線材に衝突することにより発生す
る気流乱れと流動抵抗をさらに減少させて、流体騒音を
減少させると共に送風性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空気調和機の室外機
の断面図
【図2】本発明の実施例1における空気調和機の室外機
の軸流送風機の正面図
【図3】本発明の実施例1における空気調和機の室外機
の要部A−A断面図
【図4】本発明の実施例1における空気調和機の室外機
の要部B−B断面図
【図5】本発明の実施例2における空気調和機の室外機
の断面図
【図6】本発明の実施例2における空気調和機の室外機
の要部断面図
【図7】本発明の実施例3における空気調和機の室外機
の断面図
【図8】本発明の実施例3における空気調和機の室外機
の要部断面図
【図9】従来の空気調和機の室外機の正面図
【図10】従来の空気調和機の室外機の断面図
【図11】従来の空気調和機の室外機の要部断面図
【符号の説明】
12,19,25 空気調和機の室外機 13 箱体 14,20,26 軸流送風機 15,21,27 羽根車 16,22,28 オリフィスリング 16a,22a,28a オリフィスリング吸込部 16b,22b,28b オリフィスリング吐出部 17,23,29 羽根 18 仕切板 24 通気孔 30 リブ F,H,K 流入気流 G,I,L 逆流 J 通過気流

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体と、前記箱体内に設けた熱交換器お
    よび圧縮機と羽根車とオリフィスリングから成る軸流送
    風機と、前記羽根車の吐出側に設けたファンガードとか
    ら成り、前記羽根車の外周部の羽根先端に前記オリフィ
    スリングを固定し、前記羽根車と前記オリフィスリング
    を一体に回転自在とし、前記オリフィスリングの吐出側
    に前記箱体の吸込風路と吐出風路とを仕切る仕切板を設
    け、前記羽根車の羽根と羽根との翼間において、前記羽
    根車の外周部の羽根先端と前記オリフィスリングとの接
    触部より前記羽根車の回転方向では前記オリフィスリン
    グをベルマウス形状とし、前記羽根車の外周部の羽根先
    端と前記オリフィスリングとの接触部より前記羽根車の
    反回転方向では前記オリフィスリングの吸込部を吸込側
    から吐出側に向けて前記羽根車の内周方向に漸次縮小さ
    せ、前記オリフィスリングの吐出部を前記羽根車の外周
    方向に急拡大させた空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 羽根車の外周部の羽根先端とオリフィス
    リングとの接触部より前記羽根車の反回転方向では前記
    オリフィスリングの吸込部を吸込側から吐出側に向けて
    前記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記オリフィス
    リングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急拡大させ、
    前記オリフィスリングの吐出部に吸込風路と吐出風路と
    の間を連通する通気孔を設けた請求項1記載の空気調和
    機の室外機。
  3. 【請求項3】 羽根車の外周部の羽根先端とオリフィス
    リングとの接触部より前記羽根車の反回転方向では前記
    オリフィスリングの吸込部を吸込側から吐出側に向けて
    前記羽根車の内周方向に漸次縮小させ、前記オリフィス
    リングの吸込部の内周面にリブを設け、前記オリフィス
    リングの吐出部を前記羽根車の外周方向に急拡大させた
    請求項1記載の空気調和機の室外機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107461909A (zh) * 2017-09-06 2017-12-12 珠海格力电器股份有限公司 用于空调器的送风组件
WO2018207766A1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-15 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和装置
US10393150B2 (en) 2013-12-02 2019-08-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Blower and outdoor unit of air conditioner comprising same

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USRE49709E1 (en) 2013-12-02 2023-10-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Blower and outdoor unit of air conditioner comprising same
WO2018207766A1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-15 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和装置
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