JPH10311509A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JPH10311509A JPH10311509A JP12098697A JP12098697A JPH10311509A JP H10311509 A JPH10311509 A JP H10311509A JP 12098697 A JP12098697 A JP 12098697A JP 12098697 A JP12098697 A JP 12098697A JP H10311509 A JPH10311509 A JP H10311509A
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Abstract
使用した際、給湯機の高さ方向寸法を短縮化できる燃焼
装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 バーナ22と燃料ガス用ノズル23との
間に一定間隔をおき、バーナ22の側方に燃焼用空気を
供給する空気室29を設定するとともに、両端を開口
し、互いの開口を燃料ガス用ノズル23とバーナ22の
燃料ガス入口部25に対向させ、かつノズル側開口近傍
部分に燃焼用空気を取り込む孔34を設けたガス導入管
31を配置するとともに、空気室29の上部に燃焼用空
気を送り込むファン32を設定し、給湯機40に上記燃
焼装置20を適用した際、ファン32の高さ方向寸法を
節約するとともに、ガス導入管31により燃焼効率を高
める。
Description
呂釜に好適な燃焼装置に関するもので、燃焼装置の燃焼
効率を高めることができるとともに、給湯機の高さ寸法
を節約でき、給湯機を据え付ける際のスペース効率に優
れた燃焼装置に関する。
した給湯機の構成について図5を基に説明すると、燃焼
装置1は、燃焼室ケース2内に複数のバーナ3と各バー
ナ3に対応する複数の燃料ガス用ノズル4が設けられて
おり、燃焼室ケース2には燃料ガス用ノズル4に燃料を
供給するためのガス流路5が付設され、このガス流路5
には、複数個のガス電磁弁6とガス比例弁7が設けられ
ているとともに、バーナ3の下方に燃焼用空気を送り込
むためのファン8が設置されて構成されている。
ス入口部3bと燃料ガス用ノズル4とが至近距離で対峙
しており、ファン8から供給される燃焼用空気と燃料ガ
スとが混合され、バーナ3の燃料ガス入口部3bに導入
される。
の全長が炎口部3aの長さにほぼ等しく、かつ燃料ガス
入口部3bは、炎口部3aの一端より内側に位置するよ
うな構成になっており、バーナ3の下部には整流部9が
設けられている。
0は、外装11の下部に上記燃焼装置1が収容され、そ
の上方に燃焼室12、熱交換器13及び排気室14がそ
れぞれ配設された構成となっている。
燃焼装置は、至近距離で対峙する燃料ガス用ノズル4と
燃料入口3bとの間に燃焼用空気を供給するという構成
であるため、燃焼用空気の供給量にバラツキが生じ易
く、また、燃料ガス用ノズル4からの燃料ガスの噴出圧
により燃焼用空気の取り込みを効率良く行なうことがで
きない等、満足のいく燃焼効率が得られないという不具
合があった。
2の下方にファン8が設置され、高さ方向の寸法が長
く、しかも、給湯機10として使用する場合には、燃焼
装置1の更に上方に燃焼室12、熱交換器13、排気室
14を設定する関係で、図5中d1 で示す非常に高さ方
向の寸法の長い給湯機10の構成になっていた。
おいては、高さ方向に多くのスペースを必要とし、スペ
ースの制約上から、高さ寸法の短い給湯機を製作するに
は、例えば、図6に示すように、炎口部15aの端末よ
り外側にガス入口15bを位置させた型式の異なるバー
ナ15を使用することが必要であるため、別途バーナ1
5の開発期間と開発費用等のコストが嵩み、有効な対策
ではなかった。
れたもので、バーナの全長が炎口部の長さにほぼ等し
く、かつ燃料ガス入口部が炎口部の一端側より内側に位
置するような汎用のバーナを使用する燃焼装置におい
て、燃焼効率を高めることができるとともに、給湯機に
適用した場合、給湯機の高さ方向寸法を節約でき、給湯
機を据え付ける際のスペース効率に優れた燃焼装置を提
供することを目的としている。
に、本発明は、バーナの全長が炎口部の長さにほぼ等し
く、燃料ガス入り口部が炎口部の一端より内側に位置す
る複数のバーナと、このバーナに対応する複数の燃料ガ
ス用ノズルとを燃焼室ケース内に収納するとともに、燃
焼室ケースに燃焼用空気を供給するファン並びに燃料ガ
ス用ノズルにガス燃料を供給する燃料ガス流路とを備え
た燃焼装置において、前記バーナと燃料ガス用ノズルと
の間に間隔を隔て、バーナの側方に空気室を設定し、こ
の空気室の上方にファンを設置する一方、この空気室内
に燃料ガス用ノズルからバーナの燃料ガス入口部に燃料
ガスを導入する両端を開口したパイプ状のガス導入管を
配設するとともに、ガス導入管のノズル側開口近傍部分
に単一、あるいは複数の孔を開設したことを特徴とす
る。
る複数本を一括して固定する構造としても、また、ガス
導入管1本づつを独立した構造としてもよく、ガス導入
管の長さは、バーナ側の端末がバーナの燃料ガス入口部
の中まで挿入されても良く、また、ノズル側の端末開口
内にノズルが挿入される長さとしてもよい。
形状等、特に限定するものではない。
分に設ける孔は、単一でも複数でもよく、また複数設け
る場合には周囲に均等に配置しても、また、ファンと対
向する側に集中的に配置してもよい。
よれば、燃料ガス用ノズルから噴出された燃料ガスは、
エジェクタ効果により、空気室内の燃焼用空気の一部を
巻き込みながらガス導入管のノズル側開口から導入され
る。
分は、燃料ガスの噴流の存在により、静圧が低いため、
ガス導入管に設けた孔からも燃焼用空気の一部がガス導
入管内に導入される。
られており、ガス導入管の上方から動圧が加わるため、
この孔を通じてガス導入管に導かれる燃焼用空気量が増
加する。
入管の内部で混合され、ガス導入管のバーナ側開口から
噴出し、バーナの燃料ガス入口部に供給され、更にバー
ナの燃料ガス入口部から燃焼用空気の一部が供給され、
これらはバーナの内部でさらに混合され、炎口部から噴
出して火炎を形成する。
ファンを燃焼室ケースの少なくとも下端より上方に設置
できることになる。
施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
示す説明図、図2,図3は同燃焼装置に使用するガス導
入管を示すもので、図2(a),図3(a)はガス導入
管の軸方向断面図、図2(b),図3(b)はガス導入
管の径方向断面図、図4は同燃焼装置を適用した給湯機
の概略構成を示す説明図である。
は、燃焼室ケース21内にバーナ22と燃料ガス用ノズ
ル23とがそれぞれ対応して複数個収納設置されてい
る。
示した構成と同一構成の汎用型のものを使用しており、
バーナ22の炎口部24の長さがバーナ22の全長とほ
ぼ一致しており、炎口部24の一端24aより内側に燃
料ガス入口部25が設置されている。
供給するためのガス流路26が燃焼室ケース21に付設
されており、このガス流路26には、ガス電磁弁27、
ガス比例弁28がそれぞれ複数個設けられ、燃料ガスの
供給、あるいは供給停止等の制御、並びに燃料ガスの流
量調節を行なっている。
構成であり、以下に説明する部分が本願発明の特徴部分
である。
いては、バーナ22と、燃料ガス用ノズル23との間に
一定の距離を隔て、バーナ22の側方に空気室29が仕
切板30を介して設けられており、更に、この空気室2
9内にガス導入管31が設置されるとともに、空気室2
9の上方に燃焼用空気を供給するためのファン32が設
置されている。
けられている。
ガス導入管31は、本実施形態では図2(a),(b)
に示すように、両端を開口した円形パイプ状のものから
構成されており、また、ガス導入管31は、それぞれの
端末開口31a、31bと燃料ガス用ノズル23、ある
いは燃料ガス入口部25との間にクリアランスが設定さ
れているが、ガス導入管31のノズル側開口31a内に
燃料ガス用ノズル23を挿入しても良く、また、他方側
の端末開口31bがバーナ22の燃料ガス入口部25内
に挿入するような長さに設定してもよい。
側開口31a近傍部分に図示するように複数の孔34が
周囲に均等に複数個開設されている。
(b)に示すように、ノズル側開口31aの近傍部分に
特にファン32と対向する面側に孔34を集中的に設置
してもよい。
を設置することにより、ガス流路26を通じて燃料ガス
用ノズル23に燃料ガスが供給された後、燃料ガス用ノ
ズル23から噴出された燃料ガスは、エジェクタ効果に
より空気室29の燃焼用空気の一部を巻き込みながらガ
ス導入管31のノズル側開口31aから導入されるとと
もに、ガス導入管31内部の特にノズル側近傍は、燃料
ガスの噴流により、周囲よりも静圧が低いため、孔34
からも燃焼用空気の一部がガス導入管30の内部にスム
ーズに導かれる。
ス導入管31の上方から加わるため、その動圧により、
孔34から導かれる燃焼用空気量が多く、ガス導入管3
1内で燃料ガスと燃焼用空気が効率良く混合され、ガス
導入管31のバーナ側開口31bから噴出し、バーナ2
2の燃料ガス入口部25へ供給されるが、この際、バー
ナ22の燃料ガス入口部25からも燃焼用空気の一部が
供給され、バーナ22内で更に混合されて炎口部24か
ら噴出して火炎を形成する。
ル23との間にガス導入管31を設置するとともに、フ
ァン32を空気室29上方に位置させることにより、優
れた燃焼効率を得ることができる。
した給湯機40の構成を示すもので、給湯機40は、燃
焼装置20の上部、すなわちバーナ22の炎口部24の
上方に、燃焼室41、熱交換器42並びに排気室43を
設置して、それらを外装44内に収納するという構成で
ある。
上述したようにバーナ22による燃焼室41が安定的に
燃焼し、燃焼で発生した高温の燃焼ガスは熱交換器42
に入り、水を加熱し、熱交換された燃焼ガスは排気ガス
として排気室43を通り排気される。
40は、図4に示すように、給湯機40の高さ方向寸法
(図中dで示す)が従来の給湯機10の高さ方向寸法d
1 に比べファン32の高さ寸法分短縮化できるため、給
湯機40の高さ方向スペースを節約でき、バーナの型式
を替えることなく、汎用のバーナ22を使用しても据え
付けスペースに制約を受けることなく、据え付けスペー
スのスペース効率を高めることができるという効果があ
る。
な効果としては、ガス導入管31に孔34を設けている
ので、バーナ22の内部に導かれる燃焼用空気量が多く
なるため、バーナ22としてブンゼン式バーナを使用す
れば、火炎長が短くなり、更に燃焼装置20の高さ寸法
を更に短縮化できる。
排ガス中の窒素酸化物(NOX )の濃度をより低減する
ことができ、環境上望ましい。
置は、以下に記載する格別の作用効果を有する。
と燃料ガス用ノズルとの間に間隔をおき、両者間にガス
導入管を配置するとともに、燃焼用空気を供給するファ
ンをバーナの下方ではなく側方に設置するという構成で
あるため、給湯機にこの燃焼装置を適用すれば、ファン
の高さ方向スペースを節約することができ、給湯機や給
湯付風呂釜に適用した場合、据え付ける際の高さ方向ス
ペースが少なくて済み、スペース効率に優れるという効
果を有する。
と燃料ガス用ノズルとの間に間隔をおき、両者間にガス
導入管を配置するとともに、燃焼用空気を供給するファ
ンをバーナの下方ではなく側方に設置するという構成で
あるため、エジェクタ効果等により、多量の燃焼用空気
を燃料ガスと混合することができ、安定した燃焼が行な
われ燃焼効率が向上するという効果を有する。
と燃料ガス用ノズルとの間に間隔をおき、両者間にガス
導入管を配置するとともに、燃焼用空気を供給するファ
ンをバーナの下方ではなく側方に設置するという構成で
あるため、従来の汎用型のバーナを使用でき、タイプの
異なる型式のバーナを必要としないため、実用性に富む
という効果を有する。
入管のノズル側開口近傍部分に燃焼用空気を取り込む孔
をファン側に向けて集中的に開設するという構成である
ため、ガス導入管により多くの燃焼用空気を取り込むこ
とができ、更に燃焼効率を高めることができるという効
果を有する。
を示す説明図。
す軸方向並びに径方向断面図。
別実施形態を示す軸方向並びに径方向断面図。
成を示す説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 バーナの全長が炎口部の長さにほぼ等し
く、燃料ガス入り口部が炎口部の一端より内側に位置す
る複数のバーナと、このバーナに対応する複数の燃料ガ
ス用ノズルとを燃焼室ケース内に収納するとともに、燃
焼室ケースに燃焼用空気を供給するファン並びに燃料ガ
ス用ノズルにガス燃料を供給する燃料ガス流路とを備え
た燃焼装置において、 前記バーナと燃料ガス用ノズルとの間に間隔を隔て、バ
ーナの側方に空気室を設定し、この空気室の上方にファ
ンを設置する一方、この空気室内に燃料ガス用ノズルか
らバーナの燃料ガス入口部に燃料ガスを導入する両端を
開口したパイプ状のガス導入管を配設するとともに、ガ
ス導入管のノズル側開口近傍部分に単一、あるいは複数
の孔を開設したことを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項2】 前記ガス導入管のノズル側開口近傍部分
には、ファンに対向する側に複数の孔が集中的に開設さ
れていることを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12098697A JP3731692B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12098697A JP3731692B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311509A true JPH10311509A (ja) | 1998-11-24 |
JP3731692B2 JP3731692B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=14799961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12098697A Expired - Fee Related JP3731692B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3731692B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102777907A (zh) * | 2012-07-27 | 2012-11-14 | 慈溪市神驹节能科技有限公司 | 燃气器的三档双流座 |
CN104266194A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-01-07 | 慈溪市神驹节能科技有限公司 | 逆火富氧聚能燃气灶的两档四环逆火燃烧组合件 |
CN105890014A (zh) * | 2016-06-02 | 2016-08-24 | 刘福祥 | 一种全自动燃气组合式供热装置及工艺 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12098697A patent/JP3731692B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104266194B (zh) * | 2014-10-13 | 2016-06-08 | 慈溪市神驹节能科技有限公司 | 逆火富氧聚能燃气灶的两档四环逆火燃烧组合件 |
CN105890014A (zh) * | 2016-06-02 | 2016-08-24 | 刘福祥 | 一种全自动燃气组合式供热装置及工艺 |
CN105890014B (zh) * | 2016-06-02 | 2018-12-28 | 刘福祥 | 一种全自动燃气组合式供热装置及工艺 |
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