JPH1031144A - コリメートレンズの接着構造 - Google Patents
コリメートレンズの接着構造Info
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 43
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Abstract
(57)【要約】
【課題】接着剤の存在によって平行光束の一部がけられ
ることを防止することができるコリメートレンズの接着
構造を提供する。 【解決手段】半導体レーザ11から出射されたレーザー
光束P1がコリメートレンズ12によって断面楕円形状
の平行光束P2とされ、コリメートレンズ12の出射面
12b上における対物レンズ15に対する有効光束P4
の出射範囲よりも外側部位の筒体13の内壁とコリメー
トレンズ12の入射面12aの周縁部とにわたって接着
剤17,17を塗布することによりコリメートレンズ1
2が筒体13に保持され、ビーム整形プリズム14によ
ってコリメートレンズ12から出射された平行光束P2
がその短径軸J2に沿って拡大され、対物レンズ15に
よってビーム整形プリズム14で拡大された平行拡大光
束P3の一部が有効光束P4として記録媒体Cに投影さ
れる。
ることを防止することができるコリメートレンズの接着
構造を提供する。 【解決手段】半導体レーザ11から出射されたレーザー
光束P1がコリメートレンズ12によって断面楕円形状
の平行光束P2とされ、コリメートレンズ12の出射面
12b上における対物レンズ15に対する有効光束P4
の出射範囲よりも外側部位の筒体13の内壁とコリメー
トレンズ12の入射面12aの周縁部とにわたって接着
剤17,17を塗布することによりコリメートレンズ1
2が筒体13に保持され、ビーム整形プリズム14によ
ってコリメートレンズ12から出射された平行光束P2
がその短径軸J2に沿って拡大され、対物レンズ15に
よってビーム整形プリズム14で拡大された平行拡大光
束P3の一部が有効光束P4として記録媒体Cに投影さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ装
置などに用いられるコリメートレンズ、特に、コリメー
トレンズの接着構造に関する。
置などに用いられるコリメートレンズ、特に、コリメー
トレンズの接着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体レーザから出射された
レーザー光束を断面楕円形状の平行光束とするコリメー
トレンズと、コリメートレンズを保持する筒体と、コリ
メートレンズから出射された平行光束をその短径軸方向
に沿って拡大するビーム整形プリズムと、ビーム整形プ
リズムによって拡大された平行拡大光束の一部を有効光
束として記録媒体に投影する対物レンズとを備えた光ピ
ックアップ装置などのコリメートレンズの接着構造が知
られている。
レーザー光束を断面楕円形状の平行光束とするコリメー
トレンズと、コリメートレンズを保持する筒体と、コリ
メートレンズから出射された平行光束をその短径軸方向
に沿って拡大するビーム整形プリズムと、ビーム整形プ
リズムによって拡大された平行拡大光束の一部を有効光
束として記録媒体に投影する対物レンズとを備えた光ピ
ックアップ装置などのコリメートレンズの接着構造が知
られている。
【0003】また、このような光ピックアップ装置で
は、コリメートレンズの周縁部を筒体に当接させると共
に、その当接部位の一部に接着剤を塗布し、この接着剤
により筒体にコリメートレンズを固定している。
は、コリメートレンズの周縁部を筒体に当接させると共
に、その当接部位の一部に接着剤を塗布し、この接着剤
により筒体にコリメートレンズを固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたコリメートレンズの接着構造にあっては、当
接部位に接着剤を塗布した後にコリメートレンズを筒体
に保持させる際、接着剤が当接部位からコリメートレン
ズの中心側へとはみ出してしまい、場合によってはコリ
メートレンズから出射される平行光束の一部がそのはみ
出した接着剤によってけられてしまうという問題があっ
た。
構成されたコリメートレンズの接着構造にあっては、当
接部位に接着剤を塗布した後にコリメートレンズを筒体
に保持させる際、接着剤が当接部位からコリメートレン
ズの中心側へとはみ出してしまい、場合によってはコリ
メートレンズから出射される平行光束の一部がそのはみ
出した接着剤によってけられてしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、接着剤の存在によって平行光束の一部がけられ
ることを防止することができるコリメートレンズの接着
構造を提供することを目的とする。
あって、接着剤の存在によって平行光束の一部がけられ
ることを防止することができるコリメートレンズの接着
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、半導体レーザから出射さ
れたレーザー光束を断面楕円形状の平行光束とするコリ
メートレンズと、該コリメートレンズの周縁部と当接し
且つ接着剤を介して前記コリメートレンズを保持する筒
体と、前記コリメートレンズから出射された平行光束を
その短径軸方向に沿って拡大するビーム整形プリズム
と、該ビーム整形プリズムによって拡大された平行拡大
光束の一部を有効光束として記録媒体に投影する対物レ
ンズとを備えたコリメートレンズの接着構造において、
前記接着剤を、前記コリメートレンズの出射面上におけ
る前記対物レンズに対する有効光束出射範囲よりも外側
となるように位置させたことを要旨とする。
め、請求項1に記載の発明は、半導体レーザから出射さ
れたレーザー光束を断面楕円形状の平行光束とするコリ
メートレンズと、該コリメートレンズの周縁部と当接し
且つ接着剤を介して前記コリメートレンズを保持する筒
体と、前記コリメートレンズから出射された平行光束を
その短径軸方向に沿って拡大するビーム整形プリズム
と、該ビーム整形プリズムによって拡大された平行拡大
光束の一部を有効光束として記録媒体に投影する対物レ
ンズとを備えたコリメートレンズの接着構造において、
前記接着剤を、前記コリメートレンズの出射面上におけ
る前記対物レンズに対する有効光束出射範囲よりも外側
となるように位置させたことを要旨とする。
【0007】次に、本発明のコリメートレンズの接着構
造の実施の形態を、光ピックアップ装置に適用し、図面
に基づいて説明する。
造の実施の形態を、光ピックアップ装置に適用し、図面
に基づいて説明する。
【0008】図1(A)において、10は照明光学系、
20は受光光学系、Q1は照明光学系10の光軸、Q2
は受光光学系20の光軸である。これら各光学系10,
20は一つの枠体内(図示せず)に設けられて円板状の
記録媒体Cの半径方向に沿って進退動するもの、或は、
照明光学系10のみを枠体内(図示せず)に設けて記録
媒体Cの半径方向に沿って進退動させ、受光光学系20
は固定とするもの等がある。
20は受光光学系、Q1は照明光学系10の光軸、Q2
は受光光学系20の光軸である。これら各光学系10,
20は一つの枠体内(図示せず)に設けられて円板状の
記録媒体Cの半径方向に沿って進退動するもの、或は、
照明光学系10のみを枠体内(図示せず)に設けて記録
媒体Cの半径方向に沿って進退動させ、受光光学系20
は固定とするもの等がある。
【0009】照明光学系10は、半導体レーザ11と、
半導体レーザ11から出射されたレーザー光束P1を平
行光束P2とするコリメートレンズ12と、コリメート
レンズ12を保持する筒体13と、平行光束P2を拡大
するビーム整形プリズム14と、ビーム整形プリズム1
4によって拡大された平行拡大光束P3を記録媒体Cに
投影する対物レンズ15と、対物レンズ15を保持する
保持枠体16とを備えている。
半導体レーザ11から出射されたレーザー光束P1を平
行光束P2とするコリメートレンズ12と、コリメート
レンズ12を保持する筒体13と、平行光束P2を拡大
するビーム整形プリズム14と、ビーム整形プリズム1
4によって拡大された平行拡大光束P3を記録媒体Cに
投影する対物レンズ15と、対物レンズ15を保持する
保持枠体16とを備えている。
【0010】コリメートレンズ12は、図1(B)に示
すように、半導体レーザ11から出射されたレーザー光
束P1を断面楕円形状の平行光束P2とする。図1
(B)中の符号J1は平行光束P2の長径軸、符号J2
は短径軸である。
すように、半導体レーザ11から出射されたレーザー光
束P1を断面楕円形状の平行光束P2とする。図1
(B)中の符号J1は平行光束P2の長径軸、符号J2
は短径軸である。
【0011】筒体13は、レーザー光束P1が入射され
る入射開口13aと、平行光束P2を出射する出射開口
13bと、中央寄り内壁面に形成された当接面13cと
を備えている。当接面13cには、コリメートレンズ1
2の入射面12a若しくは出射面12bの何れか一方の
面(この場合は出射面12b)の周縁部が当接され、こ
の状態で接着剤17,17を塗布してコリメートレンズ
12を保持する。
る入射開口13aと、平行光束P2を出射する出射開口
13bと、中央寄り内壁面に形成された当接面13cと
を備えている。当接面13cには、コリメートレンズ1
2の入射面12a若しくは出射面12bの何れか一方の
面(この場合は出射面12b)の周縁部が当接され、こ
の状態で接着剤17,17を塗布してコリメートレンズ
12を保持する。
【0012】ビーム整形プリズム14は、コリメートレ
ンズ12から出射された平行光束P2が入射角θ1で入
射され、平行光束P2の短径軸方向のみを拡大する。
尚、符号θ2はビーム整形プリズム14の屈折角であ
り、その倍率Mは、 M=cosθ2/cosθ1 n1*sinθ1=n2*sinθ2 (n1,n2は媒体の屈折率で、n1≒1(空気),n
2=1.51(光学ガラス))となっている。
ンズ12から出射された平行光束P2が入射角θ1で入
射され、平行光束P2の短径軸方向のみを拡大する。
尚、符号θ2はビーム整形プリズム14の屈折角であ
り、その倍率Mは、 M=cosθ2/cosθ1 n1*sinθ1=n2*sinθ2 (n1,n2は媒体の屈折率で、n1≒1(空気),n
2=1.51(光学ガラス))となっている。
【0013】保持枠体16には、図1(C)に示すよう
に、ビーム整形プリズム14によって拡大された平行拡
大光束P3の一部を有効光束P4として記録媒体Cに投
影するための入射開口16aを有する。
に、ビーム整形プリズム14によって拡大された平行拡
大光束P3の一部を有効光束P4として記録媒体Cに投
影するための入射開口16aを有する。
【0014】尚、図1(C)において、符号13b’は
ビーム整形プリズム14によって拡大されたと仮定した
場合の出射開口13bの像の大きさを示し、17’はそ
の際の接着剤17の像の位置並びに大きさを示すもので
ある。
ビーム整形プリズム14によって拡大されたと仮定した
場合の出射開口13bの像の大きさを示し、17’はそ
の際の接着剤17の像の位置並びに大きさを示すもので
ある。
【0015】接着剤17,17は、コリメートレンズ1
2の出射面12b上における対物レンズ15に対する有
効光束出射範囲、すなわち、保持枠体16に形成された
入射開口16aよりも外側に位置する(投影される)よ
うにコリメートレンズ12の入射面12aの周縁部と筒
体13の内壁にわたって塗布される。
2の出射面12b上における対物レンズ15に対する有
効光束出射範囲、すなわち、保持枠体16に形成された
入射開口16aよりも外側に位置する(投影される)よ
うにコリメートレンズ12の入射面12aの周縁部と筒
体13の内壁にわたって塗布される。
【0016】この時、接着剤17,17を塗布するため
に用いられるディスペンサーは、圧力、時間によって接
着剤の流出量が所定量となるように加減制御している。
しかしながら、接着剤の粘度は環境温度等に密接に関係
しているため、微妙な流出量の変化が起こり得る。従っ
て、その粘度と流出量によってコリメートレンズ12の
入射面12aの周縁部に塗布した接着剤17,17の余
剰分がコリメートレンズ12の中心側にはみ出すことが
あるが、本発明では、その接着剤17,17の余剰分が
はみ出したとしても、記録媒体Cに投影される有効光束
P4としては用いられないため、記録媒体Cの記録・再
生に支障をきたすことはない。
に用いられるディスペンサーは、圧力、時間によって接
着剤の流出量が所定量となるように加減制御している。
しかしながら、接着剤の粘度は環境温度等に密接に関係
しているため、微妙な流出量の変化が起こり得る。従っ
て、その粘度と流出量によってコリメートレンズ12の
入射面12aの周縁部に塗布した接着剤17,17の余
剰分がコリメートレンズ12の中心側にはみ出すことが
あるが、本発明では、その接着剤17,17の余剰分が
はみ出したとしても、記録媒体Cに投影される有効光束
P4としては用いられないため、記録媒体Cの記録・再
生に支障をきたすことはない。
【0017】尚、接着剤17,17は図示左右の2箇所
を塗布したものを開示したが、上述した有効光束出射範
囲外であればその位置や数量(箇所)は特に限定される
ものではない。
を塗布したものを開示したが、上述した有効光束出射範
囲外であればその位置や数量(箇所)は特に限定される
ものではない。
【0018】この際、接着剤17,17の塗布を、ビー
ム整形プリズム14の倍率をM、対物レンズ15上での
有効光束出射範囲、即ち、保持枠体16に形成された入
射開口16aの開口径をDとした時に、コリメートレン
ズ12上での平行光束P2の長径軸J1を中心とするD
/M幅(W幅)の外側に位置させるなどのように接着剤
17,17の塗布位置を明確にして作業性を向上するこ
とも可能である。
ム整形プリズム14の倍率をM、対物レンズ15上での
有効光束出射範囲、即ち、保持枠体16に形成された入
射開口16aの開口径をDとした時に、コリメートレン
ズ12上での平行光束P2の長径軸J1を中心とするD
/M幅(W幅)の外側に位置させるなどのように接着剤
17,17の塗布位置を明確にして作業性を向上するこ
とも可能である。
【0019】また、接着剤17,17の塗布位置の設定
としては、図2(A),(B)に示すように、コリメー
トレンズ12上での平行光束P2の長径軸J1並びに短
経軸J2に対して45゜傾むいた位置に塗布する設定と
しても接着剤17,17の塗布位置を明確にすることが
でき、作業性が向上される。
としては、図2(A),(B)に示すように、コリメー
トレンズ12上での平行光束P2の長径軸J1並びに短
経軸J2に対して45゜傾むいた位置に塗布する設定と
しても接着剤17,17の塗布位置を明確にすることが
でき、作業性が向上される。
【0020】一方、受光光学系20は、対物レンズ1
5、ビーム整形プリズム14、検出レンズ21、シリン
ドリカルレンズ22、フォトダイオード23を備えてい
る。
5、ビーム整形プリズム14、検出レンズ21、シリン
ドリカルレンズ22、フォトダイオード23を備えてい
る。
【0021】記録媒体Cで反射された平行光束P4に基
づく反射光束は、ビーム整形プリズム14のビームスプ
リッタ14aで反射され、検出レンズ21、シリンドリ
カルレンズ22によって集光されてフォトダイオード2
3に結像される。
づく反射光束は、ビーム整形プリズム14のビームスプ
リッタ14aで反射され、検出レンズ21、シリンドリ
カルレンズ22によって集光されてフォトダイオード2
3に結像される。
【0022】上記の構成において、コリメートレンズ1
2の出射面12bの周縁部を当接面13cに当接させた
後、コリメートレンズ12の出射面12b上における対
物レンズ15に対する有効光束出射範囲外に位置した筒
体13の内壁とコリメートレンズ12の入射面12aの
周縁部とにわたって接着剤17,17を塗布する事で筒
体13にコリメートレンズ12を保持させる。
2の出射面12bの周縁部を当接面13cに当接させた
後、コリメートレンズ12の出射面12b上における対
物レンズ15に対する有効光束出射範囲外に位置した筒
体13の内壁とコリメートレンズ12の入射面12aの
周縁部とにわたって接着剤17,17を塗布する事で筒
体13にコリメートレンズ12を保持させる。
【0023】半導体レーザ11から出射されたレーザー
光束P1は、入射開口13aからコリメートレンズ12
の入射面12aへと導かれ、コリメートレンズ12によ
って断面楕円形状の平行光束P2とされて出射面12
b、出射開口13bを経てビーム整形プリズム14へと
導かれる。
光束P1は、入射開口13aからコリメートレンズ12
の入射面12aへと導かれ、コリメートレンズ12によ
って断面楕円形状の平行光束P2とされて出射面12
b、出射開口13bを経てビーム整形プリズム14へと
導かれる。
【0024】この際、ディスペンサーによる圧力と流出
時間だけでは加減制御不能な接着剤の流出量の変化に伴
って、塗布された接着剤17,17の余剰分がコリメー
トレンズ12の中心側にはみ出したとしても、接着剤1
7,17は有効光束出射範囲外に塗布されているため、
平行光束P2が接着剤17,17にけられたとしても有
効光束P4としては用いる設定ではないために記録媒体
Cの記録・再生に支障をきたすことはない。
時間だけでは加減制御不能な接着剤の流出量の変化に伴
って、塗布された接着剤17,17の余剰分がコリメー
トレンズ12の中心側にはみ出したとしても、接着剤1
7,17は有効光束出射範囲外に塗布されているため、
平行光束P2が接着剤17,17にけられたとしても有
効光束P4としては用いる設定ではないために記録媒体
Cの記録・再生に支障をきたすことはない。
【0025】ビーム整形プリズム14は、コリメートレ
ンズ12から出射された平行光束P2を短径軸J2方向
に沿って拡大してビームスプリッタ14aを透過し、対
物レンズ15へと平行拡大光束P3を導く。
ンズ12から出射された平行光束P2を短径軸J2方向
に沿って拡大してビームスプリッタ14aを透過し、対
物レンズ15へと平行拡大光束P3を導く。
【0026】平行拡大光束P3は、その一部が入射開口
16aを通過し、この通過した光束を有効光束P4とし
て記録媒体Cに投影(結像)する。
16aを通過し、この通過した光束を有効光束P4とし
て記録媒体Cに投影(結像)する。
【0027】記録媒体Cで反射された反射光束は、対物
レンズ15によって平行反射光束とされてビームスプリ
ッタ14aで反射された後、検出レンズ21、シリンド
リカルレンズ22を経てフォトダイオード23に結像さ
れる。
レンズ15によって平行反射光束とされてビームスプリ
ッタ14aで反射された後、検出レンズ21、シリンド
リカルレンズ22を経てフォトダイオード23に結像さ
れる。
【0028】このように、接着剤17,17の塗布位置
を、コリメートレンズ12の出射面12b上における対
物レンズ15に対する有効光束出射範囲よりも外側とし
たことにより、記録媒体Cに投影される有効光束P4を
けられのない光束とすることができる。
を、コリメートレンズ12の出射面12b上における対
物レンズ15に対する有効光束出射範囲よりも外側とし
たことにより、記録媒体Cに投影される有効光束P4を
けられのない光束とすることができる。
【0029】また、接着剤17,17の塗布位置を、幅
Wの外側若しくは長径軸J1と短経軸J2に対して45
゜傾むけて位置させたことにより、接着剤17,17の
塗布位置の設定が容易で、しかも、確実なけられ防止効
果を得ることができる。
Wの外側若しくは長径軸J1と短経軸J2に対して45
゜傾むけて位置させたことにより、接着剤17,17の
塗布位置の設定が容易で、しかも、確実なけられ防止効
果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコリメー
トレンズの接着構造にあっては、接着剤を、コリメート
レンズの出射面上における対物レンズに対する有効光束
出射範囲よりも外側となるように位置させたことによ
り、接着剤の存在によって平行光束の一部がけられるこ
とを防止することができる。
トレンズの接着構造にあっては、接着剤を、コリメート
レンズの出射面上における対物レンズに対する有効光束
出射範囲よりも外側となるように位置させたことによ
り、接着剤の存在によって平行光束の一部がけられるこ
とを防止することができる。
【図1】本発明のコリメートレンズの接着構造を示し、
(A)は本発明を適用した光ピックアップ装置の光学系
の説明図、(B)はコリメートレンズの有効光束範囲と
平行光束の断面形状との関係を示す図1(A)のA−A
線に沿う拡大図、(C)は対物レンズに入射され得る平
行光束と対物レンズの有効光束出射範囲との関係を示す
図1(A)のB−B線に沿う拡大図である。
(A)は本発明を適用した光ピックアップ装置の光学系
の説明図、(B)はコリメートレンズの有効光束範囲と
平行光束の断面形状との関係を示す図1(A)のA−A
線に沿う拡大図、(C)は対物レンズに入射され得る平
行光束と対物レンズの有効光束出射範囲との関係を示す
図1(A)のB−B線に沿う拡大図である。
【図2】本発明のコリメートレンズの接着構造の変形例
を示し、(A)はコリメートレンズ上での平行光束の断
面形状と接着剤塗布位置との関係を示す拡大図、(B)
は対物レンズ上での平行光束と接着剤塗布位置との関係
を示す拡大図である。
を示し、(A)はコリメートレンズ上での平行光束の断
面形状と接着剤塗布位置との関係を示す拡大図、(B)
は対物レンズ上での平行光束と接着剤塗布位置との関係
を示す拡大図である。
11…半導体レーザ 12…コリメートレンズ 12a…入射面 12b…出射面 13…筒体 13c…当接部13c 14…ビーム整形プリズム 15…対物レンズ 16…保持枠体 16a…入射開口(有効光束範囲) 17…接着剤 P1…レーザー光束 P2…平行光束 P3…平行拡大光束 P4…有効光束 J1…長径軸 J2…短径軸 C…記録媒体
Claims (3)
- 【請求項1】半導体レーザから出射されたレーザー光束
を断面楕円形状の平行光束とするコリメートレンズと、
該コリメートレンズの周縁部と当接し且つ接着剤を介し
て前記コリメートレンズを保持する筒体と、前記コリメ
ートレンズから出射された平行光束をその短径軸方向に
沿って拡大するビーム整形プリズムと、該ビーム整形プ
リズムによって拡大された平行拡大光束の一部を有効光
束として記録媒体に投影する対物レンズとを備えたコリ
メートレンズの接着構造において、 前記接着剤を、前記コリメートレンズの出射面上におけ
る前記対物レンズに対する有効光束出射範囲よりも外側
となるように位置させたことを特徴とするコリメートレ
ンズの接着構造。 - 【請求項2】前記接着剤を、前記ビーム整形プリズムの
倍率をM、前記対物レンズ上での有効光束出射範囲の径
をDとしたときに、前記コリメートレンズ上での平行光
束の長径軸を中心とするD/M幅の外側となるように位
置させたことを特徴とする請求項1に記載のコリメート
レンズの接着構造。 - 【請求項3】前記接着剤を、前記コリメートレンズ上で
の平行光束の長径軸並びに短経軸に対して45゜傾むけ
て位置させたことを特徴とする請求項1に記載のコリメ
ートレンズの接着構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8189178A JPH1031144A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | コリメートレンズの接着構造 |
US08/895,815 US5805363A (en) | 1996-07-18 | 1997-07-17 | Collimating lens unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8189178A JPH1031144A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | コリメートレンズの接着構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031144A true JPH1031144A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16236807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8189178A Pending JPH1031144A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | コリメートレンズの接着構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5805363A (ja) |
JP (1) | JPH1031144A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4113326B2 (ja) * | 2000-10-26 | 2008-07-09 | 株式会社リコー | レンズと固体撮像素子との固定構造及びその固定方法 |
TW200306550A (en) * | 2002-03-29 | 2003-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical pick-up apparatus and optical disc apparatus |
JP2008111915A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置 |
US9746412B2 (en) | 2012-05-30 | 2017-08-29 | Iris International, Inc. | Flow cytometer |
CN105319724B (zh) * | 2015-11-24 | 2017-10-27 | 深圳奥比中光科技有限公司 | 一种便于集成的激光模组及图像信息处理装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63141011A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Minolta Camera Co Ltd | レンズの保持装置 |
JPH02119601U (ja) * | 1989-03-13 | 1990-09-26 | ||
US5381190A (en) * | 1992-12-11 | 1995-01-10 | Unilens Corp, U.S.A. | Low vision lens assembly with adhesive coupling ring |
JPH0836124A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Nikon Corp | レンズ保持装置および該装置を備えたレンズ系 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8189178A patent/JPH1031144A/ja active Pending
-
1997
- 1997-07-17 US US08/895,815 patent/US5805363A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5805363A (en) | 1998-09-08 |
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