JPH10310612A - 化合物及びこれらの化合物を使用して液晶ポリマーを製造する方法 - Google Patents

化合物及びこれらの化合物を使用して液晶ポリマーを製造する方法

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JPH10310612A
JPH10310612A JP10128024A JP12802498A JPH10310612A JP H10310612 A JPH10310612 A JP H10310612A JP 10128024 A JP10128024 A JP 10128024A JP 12802498 A JP12802498 A JP 12802498A JP H10310612 A JPH10310612 A JP H10310612A
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Fritz Dr Dannenhauer
フリツツ・ダネンハウエル
Michael Dr Gailberger
ミヒヤエル・ガイルベルゲル
Karl Dr Holdik
カルル・ホルデイク
Katja Strelzyk
カトヤ・シユトレルツイク
Kathrin Kuerschner
カトリン・キユルシユネル
Andreas Stohr
アンドレアス・シユトール
Peter Dr Strohriegl
ペーテル・シユトローリーグル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な取扱い可能住で大きい変化幅及び組成
の良好な制御を可能にする化合物、これらの化合物の製
造方法及びこれらの化合物に基いて液晶ポリマーを製造
する方法を提供する。 【構成】 一般式C−Amの化合物であつて、m≧2で
あり、m=2の場合Cは一般式C2nの残基であ
り、m>2の場合有枝及び多官能残基であら、Aは一般
式Y−B−Mの同じ又は異なる残基であり、ここでYは
重合可能な残基を意味し、Bは一般式C2nの同じ
又は異なる残基、Mは一般式−R−X−R−X
−R−X−Rを持ち、ここでR,R,R
は同じ又は異なる2共有結合残基であり、X,X
,Xは同じ又は異なる残基である。これらの同じ又
は異なる化合物を残基Yの重合により架橋し、これらの
化合物を使用して液晶ポリマーを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物、その製造方
法、及びこれらの化合物を使用して液晶ポリマーを製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ポリマーはとりわけポリマー被覆及
び効果塗料の製造の際使用される。
【0003】ポリマー被覆は、物体の表面の改善及び美
的形成のために重要である。多様な色印象及び特別な色
効果は、異なるやり方で生ずることができる。普通のポ
リマー被覆は、着色のため又は例えば金属光沢のような
特別の効果を得るため、担体ポリマー中に小片又は顔料
を含んでいる。特定の反射効果を得るため、例えば金属
箔、被覆された雲母小片又は液晶化合物を主成分とする
干渉顔料が、担体ポリマーとして塗料本体へ混入され
る。その際色印象を自由に形成するため、付加的に他の
顔料を添加することができる。
【0004】充分効果のある着色のための別の可能性
は、液晶ポリマー、コポリマー、オリゴマー(マクロモ
ノマー)又はモノマーを使用することである。これらの
液晶材料の若干は、つながるポリマー膜を形成するのに
適している。これらは液晶相中で重合し、その際特別な
色効果を持つ塗料層を生ずる。例えば透明な塗料への担
体材料の混入は必要でない。
【0005】液晶状態を示す多数の物質が原理的には公
知である。一般に特定の分子配列状態をとるのに適した
長い有機分子が使用される。液晶相の配列状態に応じ
て、入射する光のうち、液晶材料の等間隔の層間隔と干
渉する波長のみが反射される。それにより特定の色効果
及び反射効果が生じる。特定の液晶相の構成は特定の温
度範囲において行われ、これらの温度範囲の位置及び幅
は材料の化学的構造に関係している。更に相内における
液晶相の色の出現はしばしば温度に関係し、即ち液晶相
の加熱及び冷却の際異なる波長が反射される。従つて特
定の波長反射及び光効果を持つ塗料又は他のポリマー被
覆を製造するため、液晶相を固定するか又は機械的に安
定化することが必要である。それにより特定の色効果又
は反射効果を永続的に保持することができる。液晶相
は、密な網組織となるように出発分子を重合又は架橋す
ることによつて、固定することができる。そのため出発
材料は、架橋可能な反応基を含んでいなければならな
い。
【0006】2つの同じ末端反応基を持つ液晶モノマー
化合物は文献から公知である(J.Lub,D.J.B
roer,R.A.M.Hikmet,K.G.J.N
ierop,″Liq.Cryst.″18/2,31
9(1995),D.J.Broer,J.Lub,
G.N.Mo1,″Macromolecules″2
6,1244(1993),R.A.M.Hikme
t,J.Lub,J.A.Higgins,″Poly
mer″34,1736(1993),S.Jahro
mi,J.Lub,G.N.Mol,″Polyme
r″35,622(1994)参照)。このようなモノ
マーの架橋は、一般に光循環添加によるか又はモノマー
混合物への光開始剤の添加により光化学的に行われる。
熱により開始されるラジカル架橋又は熱により開始され
る付加反応又は結合反応は公知である。ポリマー膜を形
成するため、公知の液晶モノマーが適当な基板上に塗布
され、重合反応が開始され、末端基が同時に重合し、完
成した最終生成物が生じる。
【0007】この場合被覆すべき基板上への出発モノマ
ーの塗布及び付着能力が大きい困難を生じる。液晶モノ
マーは一般に結晶性であり、従つて下地によく付着しな
い。更に均一な層厚での塗布がかなり困難である。更に
公知の液晶材料は、最終生成物即ちポリマー膜の硬さ、
弾性及び付着に関して比較的不変であり、特定の使用の
要求によく合わない。
【0008】1996年10月18日に提出されたドイ
ツ連邦共和国特許出願第19643048.8号に記載
されたている液晶化合物は、重合可能な異なる末端残基
を持つている。これらの化合物は、異なる反応残基が異
なる開始機構及び反応機構により架槁可能なので、重合
の際2段階の方法を可能にする。それによりまずプレポ
リマーが、あまり高くない重合度のホモポリマー又はコ
ポリマー(オリゴマー)の形で製造される。このプレポ
リマーはモノマー自体より容易に取扱い可能である。
【0009】しかしプレポリマーの組成の変化範囲が限
られているか又はよく制御できないということが、まだ
欠点である。更に重合と共に転移温度が上昇する。しか
しこれはすべての適用にとつて有利ではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従つて本発明の課題
は、一層よい取扱い可能性で一層大きい変化幅及び組成
の一層良好な制御を可能にする、化合物、その製造方法
及びこれらの化合物に基いて液晶ポリマーを製造する方
法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は、化合物に関
しては請求項1の特徴により、これらの化合物の製造方
法に関しては請求項9の特徴により、また液晶ポリマー
の製造方法に関しては請求項16の特徴により解決され
る。
【0012】従つて残基C(以下スペーサという)を介
して2つの液晶単位Aの結合は、双子ネマート(Twi
n−Nematen)となり、複数の液晶単位Aの結合
は星形ネマート(Stern−Nematen)従つて
高度に官能化されたシステムになる。こうして、オリゴ
マーの分子量範囲にある分子量を持ちかつガラス状に凝
固するモノマーが得られる。
【0013】本発明による化合物は、これらの化合物が
オリゴマーの範囲に所定の構造及び分子量(1000な
いし3000g/mol)を持つモノマーであるという
利点を持つている。大きい分子量にもかかわらず、モノ
マーは低粘度であり、従つて液晶相で容易に配向され
る。この良好な配向は架橋後も維持される。これは、紫
外線VISから吸収スペクトル(50mmの範囲にある
半値幅)中における生じたポリマー膜の狭い吸収帯を示
している。更に従来のモノマーのHTP(らせんねじれ
能力)を本発明による化合物と比較すると、後者が同じ
ようによくねじれる。これは、特にm=2を持つ化合物
(以下双子ネマートという。図1も参照)についていえ
るが、m=3以上(以下星形ネマートという。図2の
(a)及び(b)も参照)についてもいえる。
【0014】従来のモノマーに対して本発明による化合
物は、重合のために利用できる著しく大きい変化幅を持
つている。種々の液晶単位は適当に互いに結合される。
従つて本発明による所定の構造の化合物は、液晶ポリマ
ーの構成のため従つてこれらのポリマーの性質の制御の
ために計画的に使用することができる。こうしてはるか
に多数のモノマーが使用されて、ポリマー網へ重合によ
り組入れることができる。
【0015】残基B(以下側鎖という)及びスペーサC
への可撓元素の挿入は、転移温度を低下させるので、こ
の転移温度をそれぞれ所望の適用に適当に合わせること
ができる。
【0016】こうして従来の技術とは異なり、大きい分
子量及び所望の組成を持つモノマー単位を適当に製造
し、従つてモノマー及び生じるポリマー膜の性質に適当
な影響を与えることが可能である。特に粘度、膜形成性
質、流展、流動性能、溶解度、色、光沢、徐冷、加工
性、付着、弾性、硬さ等のような材料パラメータを適当
に設定可能である。
【0017】本発明によるモノマーはよく加工され、公
知の多結晶モノマー又は公知のプレポリマーに比較し
て、著しく改善された塗布性質を持つている。本発明に
よる化合物の組成を介して、例えば粘度従つて塗布の際
の性能が、被覆すべき下地に影響を及ぼすようにされ
る。下地上における最終生成物の付着は、重合段階を介
して例えば反応基Yの濃度によりそれぞれの基板に合わ
せることができる。
【0018】特に有利な液晶モノマーは、m=2,3又
は4を持つような液晶モノマーである。ここでは前述し
た双子ネマート又は星形ネマートが使用される(図1、
図2の(a)及び(b)参照)。これらの化合物は容易
に取扱い可能であり、評価可能なメソゲン単位を含んで
いるので、比較的費用をかけずに合成される。
【0019】残基Bの炭素原子の数が1ないし10なる
べく2ないし6であると有利である。更に残基R,R
,R及び/又はRが−O−,又は−COO−又は
−cHCHO−であると、これらの残基が液晶の性
質を促進するので、好ましい。R−X−RがC−
C結合であり、かつ/又は残基X及び/又はX
1,4フエニレン又は2メチル−1,4フエニレンであ
る場合にも、同じことがいえる。後者はヴアニリン単位
(4ハイドロオキシ−3メトキシ−ベンズアルデヒド)
ともみなすことができる。残基X,X及びXは多
重にも置換することができる。好ましい例は3,4ジヒ
ドロオキシ安息香酸である。
【0020】本発明による化合物の好ましい実施例は、
スペーサCとしてテトラエチレングリコール残基、ブチ
ル残基又はヘキシル残基を含んでいる。側鎖はなるべく
ヘキシル残基又は酸化エチレン残基である。
【0021】重合可能な残基Yはアクリレート残基、メ
タクリレート残基、ビニルエーテル残基、エポキシ残基
又はアジ化物残基である。
【0022】本発明による方法は3つの反応段階に特徴
づけられている。即ちまず一般式Y−B−M″を持つメ
ソゲンが合成され、ここでM″は一般式−R−X
−X−Rを持つている。Rは反応性末端基を
持つている。これに並行して、線状又は有枝スペーサ
C″が合成され、このスペーサC″は残基C及び末端官
能基特に一般式X−Rの残基M″を持つている。最
後の段階でこれら両方の化合物が、それらの末端反応基
を介して、本発明による化合物となるように合成され
る。
【0023】こうして遊離体の適当な選択によつて、本
発明による化合物のメソゲン単位M、側鎖B、反応残基
Y及びスペーサを適当に選んで、構成することができ
る。このようにして、それぞれの使用目的にとつて最適
な性質を持つ″寸法に合わせて仕立てられた″化合物が
得られる。
【0024】所望の中間段階への個々の段階a)及び
b)における反応は、公知の古典的やり方で末端反応基
を介して行われる。中間生成物は、段階c)で、なるべ
くエステル化を介して本発明による化合物に合成され
る。
【0025】塗布のため及び本発明による化合物を塗料
のように被覆すべき基板へ塗布できるようにするため、
これらの化合物を有機溶媒なるべくクロロホルム又はテ
トラヒドロフランに溶解し、本来の反応前に溶媒を蒸発
させるのが特に有効である。
【0026】本発明による化合物の塗布すべき形は、適
用上の多様な要求に合わせることができる。例えば溶媒
に入れても売買することができる。更に本発明による化
合物の溶液を、任意の濃度でかつ所定の粘度、流展、ぬ
れ及び付着の性質で製造することができる。被覆すべき
基板への塗布はあらゆる適当なやり方で行うことができ
る。例えば表面へ吹付けるか又は塗り付け、本発明によ
る化合物の溶液へ表面を浸潰することができる。要求及
び使用される溶媒に応じて、溶媒を室温又は高い温度、
負圧又は空気流中で蒸発させることができる。この場合
考慮すべきことは、重合反応が特定の組成で高い温度で
既に始まることであるが、これは個々の適用にとつて有
利でもある。
【0027】本発明による化合物から液晶ポリマーを製
造する方法は、本発明による化合物をそれらの末端残基
Yを介して結合することを含んでいる。好ましい実施態
様では、重合は、アクリレート基又はメタクリレート基
を介して、またビニルエーテル基、エポキシ基又はアジ
化物基を介して、ラジカル又は陽イオンにより行われ
る。重合開始剤なるべく光開始剤を添加するのが特に有
利である。古典的なラジカル開始剤は例えば2,2ジメ
チル−2フエニルアセトフエノン,2,2′アゾビス
(2メチルプロピオニトリル)、ジベンゾイル過酸化物
又はジ−t−ブチル過酸化物である。1ないし5モル%
の開始剤濃度が特に好ましい。ラジカル重合反応に対し
ては、反応調整剤なるべく1デカンチオールの存在も、
特になるべく1ないし10モル%の濃度で有利である。
ラジカル重合開始剤の使用及び場合によつては反応調整
剤の添加によつて、反応条件が最適にされる。
【0028】ビニルエーテル基、エポキシ基又はアジ化
物基の反応を介しての重合は、少なくとも1つの反応開
始剤なるべく陽イオン光開始剤の存在下で行われる。好
都合なように光開始剤はなるべくジアリルスルフオニウ
ム塩、ジアリルヨードニウム塩又はこれらの混合物を含
んでいる。このような光開始剤の例は市販の製品Deg
acure KI 85(Degussa社)、ピス
(4第3ブチルフエニル)ヨードニウム−ヘキサフルオ
ロ燐酸塩(ミドリ化学社)、ジフエニルヨードニウムヘ
キサフルオロ燐酸塩と混合される2,4,6トリメチル
ベンゾイルエトキシフエニルフオスフイン酸化物(BA
SF社)、及びジフエニルヨードニウムテトラフルオル
硼酸塩と混合される2,2ジメトキシ−2フエニルアセ
トフエノンである。更に紫外線により重合反応を誘発
し、かつ/又は熱処理により反応生成物を後硬化するこ
とができる。
【0029】光開始剤の使用は特別な利点を与える。な
ぜならば、それにより最終生反物への反応経過を容易に
開始し、調整し、場合によつては促進できるからであ
る。純熱的効果に対し、紫外線による重合反応の誘発
は、エネルギ量を著しく節約し、一層速く目的に向けて
開始可能であり、かつ一層よく計量される。被覆すべき
表面へ、陰形成又は接近不能のため開始剤噴流が達しな
い場合、熱処理が有利である。
【0030】本発明による方法の特に好ましい実施態様
では、請求項16による付加的な化合物の存在下で重合
が行われる。以下コモノマーと称するこれらの付加的な
化合物は、重合最終生成物の性質を適用上の要求に合わ
せるのに特に適している。最終生成物の設定可能な機械
的性質は、対応する下地上におけるモノマー膜の特に付
着能力、弾性及び硬さである。
【0031】ポリマー脱の視覚的効果に影響を与えるコ
モノマーの本発明による使用は特に有利である。ネマチ
ツク作用物質へキラル成分を混合することにより、コレ
ステリツク相を誘発することができる。これは、特に作
用物質の液晶性質があまり顕著でない時に有利である。
キラル成分はこれに関して補強効果を生ずる。続いてこ
の混合物は、適当な開始剤の添加により、液晶相中で光
架橋される。こうしてコレステリツク相を網状組織中に
固定することができる。
【0032】その際残基B及び/又はBがキラルで
あると特に好都合である。1つ又は複数のキラル又はキ
ラル−ネマチツクコモノマーを、本発明による化合物と
異なる混合比で使用することによつて、紫外線範囲から
赤外線範囲までのポリマー族の任意の反射波長を設定す
ることができる。高官能化される成分と重合可能なキラ
ルモノマーとの共重合により、高い架橋密度が得られ
る。この高度に架橋されるポリマー膜では、反射波長は
温度に関係しない。
【0033】本発明による適当なコモノマーの例は次の
化合物である。4−〔S−(2アクリロイルオキシ−2
メチル)−エチルオキシ〕−4″−シアノビフエニル
【化1】 4−〔S−(2アクリロイルオキシ−2メチル)−エチ
ルオキシ〕−4″〔S−2メチルブチルオキシ〕−ビフ
エニル
【化2】 {4″−〔S−(2アクリロイルオキシ−2メチル)−
エチルオキシ〕−フエニル}−4−(2ビニルオキシエ
トキシ)−安息香酸塩
【化3】 R,S−ジ〔4″(3アクリロイルオキシ−2″メチル
プロポキシ)安息香酸〕1,4フエニル−ジエステル
【化4】
【0034】コポリマーは、なるべく1つ又は2つの重
合可能な残基Y例えばアクリレート基又はメタクリレ
ート基を持つている。ただ1つの重合可能な残基を持つ
コポリマーは、視覚的効果のほかに、最終生成物の機械
的性質にも影響を及ぼす。このようなコポリマーは、重
合反応の際鎖を破断し、こうして架橋度を調整する。コ
モノマーのキラル中心A及び/又はAは、液晶ポリ
マーにおけるコレステリツク相の形成を促進する。光活
性のある分子によつてのみ実現可能でありかつ簡単に構
成される液晶組織の一種の超格子であるこのようなコレ
ステリツク構造は、ねじ状のらせん配置の液晶の基本範
囲を含んでいる。ピツチとも称される個々のらせん基本
範囲の高さは、反射される光の波長従つて金属状に輝く
反射の色を決定する。
【0035】コレステリツク相を助長する本発明による
コモノマーの別の例は、コレステリン誘導体例えば次の
化合物である。 コレステリル−4−(2ビニルオキシエトキシ)−安息
香酸塩
【化5】 コレステリル−4−(6アクリロイルオキシヘキシルオ
キシ)−安息香酸塩
【化6】 コレステリル−3,4ジ(1ビニルオキシエトキシ)−
安息香酸塩
【化7】 コレステリル−3,4ジ(6アクリロイルオキシオキシ
エチルオキシ)安息香酸塩
【化8】
【0036】別の適当な化合物群は、1,4;3,6ジ
アンヒドロ−D−マンニツト例えば2つのビニルエーテ
ル基を持つ次の化合物である。
【化9】
【0037】本発明のそれ以外の利点、特徴及び適用可
能性は、図1ないし8を参照して、好ましい実施例の以
下の説明から明らかになる。
【0038】
【実施例】図1、図2の(a)及び(b)は、本発明に
よる双子ネマート1又は本発明による星形ネマート1″
又は1″を概略的に示している。(式記号Mに対応す
る)2つ、3つ又は4つのメソゲン単位2は、(式記号
Cに対応する)線状スペーサ3又は有枝スペーサ4又は
4″を介して互いに結合されている。メソゲン単位2の
自由端は、(式記号B又はYに対応する)重合可能な末
端基を有する側鎖5を持つている。
【0039】例1 本発明の第1実施例は次の構造を持つている。
【化10】 (双子ネマート1)
【0040】この化合物は、図3の(a)に従つて次の
ように合成することができる。1.30g(0.003
モル)のテトラエチレングリコール−1,13ビス(4
安息香酸)が、100mlの1,2ジメトキシエタンに
懸濁され、1,7ml(0.012モル)のEtNの
添加後−30℃に冷却される。−30℃で0,47ml
(0.006モル)のメタンスルホン酸塩化物を滴加し
て、温度が−25℃を越えないようにする。−30℃で
1時間の撹拌後、2.54g(0.0066モル)の4
−(6アクリロイルオキシヘキシルオキシ)安息香酸−
4″ヒドロキシフエニルエステル、0.081g(6.
6×10−4モル)の4ジエチルアミノピリジン及び安
定剤としての50mgの2,6ジ第3ブチル−pクレゾ
ールを添加し、更に3時間50℃で撹拌する。
【0041】続いて沈殿が濾別され、2回それぞれ20
mlの1,2ジメトキシエタンで洗われ、また2回それ
ぞれ20mlのCHClで洗われる。濾液がWV中で
蒸発せしめられ、残渣が真空中で乾燥され、50mlの
イソプロパノール中で再結晶せしめられる。生成物のそ
れ以上の浄化は、カラムクロマトグラフイーにより、可
動溶媒としてのCHCl/エチルアセテート1:2を
含む珪酸ゲルを介して行われる。残渣として、白い結晶
の形の1.79g(51%)の双子ネマート1が得られ
る。
【0042】合成は次の規定によつても可能である(図
3の(b)に示す合成図参照)。0.87(0.002
モル)のテトラエチレングリコール−1,13ビス(4
安息香酸)、1.54g(0.004モル)のメソゲン
(=4−(6アクリロイルオキシ−ヘキシルオキシ)安
息香酸−4″−ヒドロキシ−フエニルエステル)、0.
59g(4.8 10−4モル)の4−DMAP、及び
50mgの2,6ジ第3ブチル−p−クレゾールが50
mlのCHClに溶解され、0℃に冷却される。0
℃において0.99g(0.0048モル)のDCCが
添加され、30分間0℃でかつ夜の間室温で撹拌され
る。
【0043】生じる沈殿が濾別される。CHCl
(濾液)が、それぞれ25mlの2NHClで2回及び
25mlの飽和NaHCO溶液で1回洗われ、Na
SOを介して乾燥され、蒸発せしめられる。浄化はC
Cl/エチルアセテート1:2でカラムクロマト
グラフイーにより行われる。
【0044】特徴づけ H−NMR(CDCl):1.50(m,8H);1.75(m,4H); 1.85(m,4H);3.70(m,8H); 3.90(t,4H);4.05(t,4H); 4.20(t,4H);4.25(t,4H); 5.85(dd,2H);6.15(dd,2H );6.40(dd,2H);6.95(d;4 H);7.00(d,4H);7.25(s,8 H);8.15(d,8H)ppm13 C−NMR(CDCl):25.6;28.4;28.9;64.4; 67.6;68.0;69.4;70.6; 70.8;114.2;114.4; 121.4;121.7;122.5; 128.5;130.5;132.2; 148.3;163.1;163.4; 164.6;164.7;166.2ppm IR(KBr) :2936;1730;1606;1511; 1259;1166;1072; 762cm−l 偏光顕微鏡1) :k 111 n 194 i DSC1) :k 106 n 179 i(2回目の加熱)1) 安定剤としての2重量%のS、10K/min
【0045】前段は図4及び5に示す図に基いて合成さ
れる。アルキル側鎖(図4)を持っメソゲンの合成は、
D.J.Broer,J.Boven,G.N.Mo
l,G.Challa,″Makromol.Che
m.″190,2255(1989)及びS.Jahr
omi,J−Lub,G−N−Mol,″Polyme
r″35,622(1994)に従つて行われる。可撓
テトラエチレングリコールスペーサ(図5)の合成は、
B.Otterholm,C.Alstermark,
K.Flatischler,S.T.Lagerwa
ll,K.Skarp,″Mol.Cryst.Li
q.Cryst.″146,189 (1987)(S
chritt 1)及びJ.M.G.Cowie, ″
Makromol.Chem.″191,1393(1
990)及びJ.M.G.Cowie,″Makrom
ol.Chem.″192,143 (1991)によ
る一般規定と同じように行われる。
【0046】例2、3及び4 本発明の3つの別の実施例は次の構造を持つている。
【化11】 これらは、これらが1つ又は2つのヴアニリン単位を持
ち、従つて1つ又は2つの芳香族核がメトキシルにされ
ているという点でのみ、双子ネマート1と相違してい
る。これらの化合物は上述した規定と同じように製造さ
れる。(外側にヴアニリン単位を持つ)例2の化合物
は、最初の加熱の際76℃(Smp.1)及び88℃
(Smp.2)で溶融し、140℃で清澄になる。冷却
の際110℃からネマチツク相が現われ、−900℃で
ガラス転移が起こる。第2の加熱の際、−2℃における
ガラス転移及び114℃における清澄点のほかに、88
℃で別の小さいピークが認められる。おそらく物質が徐
々に再結晶するのであろう。
【0047】(内側にヴアニリン単位を持つ)例3の化
合物は、上記の化合物とは異なり、ガラス転移を示さな
い。 2回目の加熱k93n126i 2回目の冷却k53n121i
【0048】(2つのヴアニリン単位を持つ)例3の化
合物は、まず複数段階にわたつて溶融する。冷却の際4
6℃からLC相が形成され、0℃でガラス転移が起こ
る。ここでキラル成分の添加は、液晶性質に関して補強
効果を生ずることができる。
【0049】例5 本発明の別の実施例は次の構造を持つている。
【化12】 (双子ネマート2)
【0050】双子ネマート2は、図6に示す図に従つて
次のように合成することができる。1.42g(0.0
033モル)のテトラエチレングリコール−1,13ビ
ス(4安息香酸)が、80mlの1,2ジメトキシエタ
ンに懸濁され、1.83ml(0.131モル)のトリ
エチルアミンの添加後−30℃に冷却される。−30℃
で0.5ml(0.0065モル)のメタンスルホン酸
塩化物が滴加され、1時間撹拌される。酸化エチレン側
鎖を持つ3.00g(0.0072モル)のメソゲン、
0.08g(6.5×10−4モル)の4ジメチルアミ
ノピロリジン及び50mgの2,6ジ第3ブチル−pク
レゾールの添加後、混合物は更に5時間5℃で撹拌され
る。
【0051】続いて生じる沈殿が濾別され、この沈殿が
それぞれ20mlの1,2ジメトキシエタンで2回洗わ
れ、濾液がMVで蒸発せしめられる。残渣が2回エタノ
ール中で再結晶せしめられる。引続く浄化は、可動溶媒
としてのCHCl/アセトン2:1を含む珪酸ゲルを
介してクロマトグラフイー及びヘキサン中の再沈殿によ
り行われる。1.83(45%)の収量が得られる。
【0052】特徴づけ H−NMR(CDCl) :3.70(m,20H);3.89(t,8H );4.20(t,8H);4.32(t,4 H);5.82(dd,2H);6.14(d d,2H);6.42(dd,2H);7.0 0(d,8H);7.28(s,H);8.1 3(d,8H)ppm13 C−NMR(CDCl):63.5;67.6;69.1;69.5;7 0.6;70.8;114.3;121.7; 122.5;128.2;130.9;132 .2;148.3;163.1;164.6; 116.0ppm IR(KBr) :2880;1727;1606;1513; 1454;1264;1041;850; 767cm−1 偏光顕微鏡) :k 95 n 153 i DSC) :k 94 n 131 i(2回目の加熱)1) 安定剤としての2重量%のS、10K/min2) 安定剤としての2重量%のS、2回目の加熱10K/min 2回目の冷却40K/min
【0053】前段の合成は、図5及び7に示す図に基い
て行われる。酸化エチレン側鎖を持つメソゲンの合成過
程は、同じように一般規定として、S.Huenig,
G.Maerkl,J,Sauer,″Integri
ertes Organisches Praktik
um″,Verlag Chemie,Weinhei
m 1979(Schritt 1),S.Jahro
mi,J.Lub,G.N.Mol,″Polyme
r″35,622(1994)(Schritt4)及
びD.J.Broer,J.Boven,G.N.Mo
l,G.Challa,″Makromol.Che
m.″190,2255(1989)に記載されてい
る。
【0054】例6 本発明の別の実施例は次の構造を持つている。
【化13】 (双子ネマート3)
【0055】合成は図8の(a)に示す図に従つて行わ
れる。0.55g(3.75ミリモル)のアジピン酸が
50mlのCHClに懸濁され、アルキル側鎖を持
つ2.88g(7.50ミリモル)のメソゲン、0.0
9g(0.75ミリモル)の4ジメチルアミノピリジン
及び安定剤としての50mgの2,6ジ第3ブチル−p
クレゾールに混合される。この混合物が0℃に冷却さ
れ、1.86g(9.00ミリモル)のN,Nジシクロ
ヘキシル−カルボジイミドが添加される。1時間の撹拌
後0℃で氷浴が除去され、更に16時間室温で撹拌され
る。
【0056】続いて、生じる沈殿が濾別され、僅かなC
Clで洗われ、溶媒が蒸発温縮せしめられる。残
渣が100mlのCHClに入れられ、再び沈殿が
生じて、濾別されねばならない。CHCl相は、そ
れぞれ25mlの2NHClで2回、またそれぞれ25
mlの飽和NaHCO溶液で2回洗われる。残渣はN
SOを介して乾燥され、溶媒が蒸発濃縮される。
更に浄化するため、可動溶媒としてCHCl/エチル
アセテート30:1でカラムクロマトグラフィーが行わ
れ、残渣が15mlの1ブタノール中で再結晶せしめら
れる。白い結晶の形で1.61g(49%)の双子ネマ
ート3が得られる。
【0057】別の合成過程が図8の(b)に示されてい
る。10.45g(0.06モル)のスベリン酸が、2
0mlのSOCl及び滴のDMFの添加後、2時間
還流で乾燥される。過剰なSOClはまず水流真空
で、それから高真空ポンプで吸い出される。赤い油状の
残渣が蒸溜される。11.72gの無色の液体が得られ
る。
【0058】1.54g(0.004モル)のメソゲン
(4−(6アクリロイルオキシヘキシル)安息香酸−
4″ヒドロキシーフエニルエステル)、0.7ml
(7)EtN及び50mgの2.6ジ第3ブチル−p
クレゾールが、30mlのCHClに溶解され、0
℃に冷却される。0℃で、5mlのCHCl中へ
0.38g(0.0018モル)のスベリン酸塩化物が
慎重に滴加される。水浴が除去され、夜の間室温で撹拌
される。
【0059】反応混合物は15mlの水で冷却される2
NHClへ添加される。CHCl相が分離され、1
5mlの飽和したNaCl溶液で洗われ、NaSO
を介して乾燥され、蒸発濃縮される。引続く浄化はカラ
ムクロマトグラフイー(CHCl/エチルアセテート
30:1)により行われる。1.03g(63%)の白
い固体が得られる。
【0060】化合物はネマチツクである。DSCデータ
はk110n195i(ジオキサン中の1重量%の硫黄
で凍結乾燥される。発熱量10K/min)である。
【0061】ここでも前段の合成は前述したように行わ
れる(図4参照)。
【0062】例7、8 本発明の2つの別の実衛例は次の構造を示している。
【化14】 これらは、付加的なメトキシ基(又はヴアニリン単位)
を持つか又はテトラエチレングリコールスペーサを持つ
例6の化合物の変形である。ヴアニリン単位を持つ化合
物は顕著な液晶の性質を示さない。しかしキラル成分の
共重合によりこの液晶性質を補強することができる。C
6側鎖及び中間にテトラエチレングリコールスペーサを
持つ化合物は、室温でネマチツクである。この化合物は
最初の加熱の際53℃で溶融し、冷却の際33℃と−8
℃(小さいガラス転移)との間でネマチツク相を形成す
る。第2の加熱の際化合物は4℃で溶融し、それから若
干の転移を示し、37℃で清澄になる。第2の冷却は最
初の冷却に類似である。
【0063】こうして前述したことから、本発明による
化合物のため例として3つの合成過程が明らかになる。 1)1,2ジメトキシエタン、MeSOCl及びE
Nにより(ここでは触媒として4DMAが添加され
る)、 2)HCl及びDCCにより、 3)SOCl、CHCl及びEtNにより。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による双子−ネマートの概略図である。
【図2】(a)はm=3を持つ本発明による星形ネマー
トの概略図、(b)はm=4を持つ本発明による星形ネ
マートの概略図である。
【図3】(a)及び(b)はアルキル側鎖を持つ3核双
子ネマートの実価例の合成図である。
【図4】図3による実施例の変形例の合成図である。
【図5】図3による実施例の別の変形例の合成図であ
る。
【図6】酸化エチレン側鎖を持つ3核双子ネマートの実
施例の合成図である。
【図7】図6による実施例の変形例の合成図である。
【図8】(a)及び(b)はアルキル側鎖を持つ2核双
子ネマートの実施例の合成図である。
【符号の説明】
1 双子ネマート 1″,1″ 星形ネマート 2 メソゲン単位 3 線状スペーサ 4 有枝スペーサ 5 側鎖
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒヤエル・ガイルベルゲル ドイツ運邦共和国ノイ−ウルム・フエルホ ルンヴエーク14 (72)発明者 カルル・ホルデイク ドイツ運邦共和国ウルム・ハンス−アツケ ル−ヴエーク14 (72)発明者 カトヤ・シユトレルツイク ドイツ連邦共和国ウルム・メリアンヴエー ク6 (72)発明者 カトリン・キユルシユネル ドイツ運邦共和国バイロイト・ゼーシユト ラーセ26 (72)発明者 アンドレアス・シユトール ドイツ連邦共和国クリフテル・ケーニヒス ベルゲルシユトラーセ41 (72)発明者 ペーテル・シユトローリーグル ドイツ連邦共和国バイロイト・ベツトゲル ヴエーク6

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式C−Aの化合物においてm≧で
    あり、 m=2の場合cが一般式C2nの残基であり、この
    残基におけるnが1ないし40の整数であり、1つ又は
    複数のメチレン基が酸素原子により置換可能であるか、
    又は1つ又は複数の水素原子が1つないし20の炭素原
    子を持つアルキル基又はアルコオキシ基により置換可能
    であり、 m>2の場合cが多官能残基であり、かつオリゴ酸化プ
    ロピレン、オリゴ酸化ブチレン、4ないし40の炭素原
    子を持つ有枝アルキル、トリメチロールプロパン、ペン
    タエリトリツト、シクロヘキサントリカルボン酸、シク
    ロヘキサントリオール、2つ又はそれ以上のカルボキシ
    ル基を持つ芳香族カルボン酸、及び2つ又はそれ以上の
    水酸基を持つフエノールから成る群から選ばれている
    か、又はCがこれらの化合物の1つ又は複数及び/又は
    一般式C2nの残基から成る組成物であり、この一
    般式においてnは1ないし40の整数であり、1つ又は
    複数のメチレン基が酸素原子により置換可能であり、 Aが一般式Y−B−M−の同じ又は異なる残基であり、 ここでYは重合可能な残基を意味し、 Bは一般式C2nの同じ又は異なる残基であり、こ
    の一般式においてnは0ないし20の整数であり、1つ
    又は複数のメチレン基が酸素原子により置換可能であ
    り、 Mは一般式R−X−R−X−R−X−R
    −を持ち、 ここでR,R,R,Rは、−O−,−COO
    −,CONH−,−CO−,−S−,−C≡C−,−C
    H=CH−,−CH=N−,−CH−,−N=N−及
    び−N=N(O)の群から成る同じ又は異なる2共有結
    合残基を意味し、R−X−R,X−R又はR
    −X−R−XはC−C結合であってもよく、 X,X,Xは、1,2−;1,3−;1,4−フ
    エニレン、1,4シクロヘキサン、B,B及び/又
    はBで置換されたアリルアルカン又はO,N,Sの群
    から成る1ないし3個のヘテロ原子を含むヘテロアリル
    アルカン、アリル核中の6ないし10個の原子によりか
    つB,B及び/又はBで置換されかつ3ないし1
    0個の炭素原子を持つシクロアルキレンの群から成る同
    じか又は異なる残基であり、ここでB,B及びB
    は、−H,線状又は有枝CないしC20アルキル、C
    ないしC20アルコオキシ、CないしC20アルキ
    ルチオ、CないしC20アルキルカルボニル、C
    いしC20アルコオキシカルボニル、CないしC20
    アルキルチオカルボニル、−OH,−F,−Cl,−B
    r,−J,−CN,−NO,シクロアルキル、フオル
    ミル、及びエーテル酸素、チオエーテル硫黄又はエステ
    ル基により中断されかつ1ないし20個の炭索原子を持
    つ線状又は有枝アルキル、アルコオキシ又はアルキルチ
    オ残基の群から成る同じ又は異なる置換基であつてもよ
    い、コレステリツク液晶ポリマー中のネマチツク相とし
    ての化合物。
  2. 【請求項2】 mが2,3又は4に等しいことを特徴と
    する、請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 nが1ないし10なるべく2ないし6の
    整数であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    化合物。
  4. 【請求項4】 残基R,R,R及び/又はR
    −O−又は−COO−又は−CHCHO−であるこ
    とを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】 残基X及び/又はX,4フエニ
    レン残基、2メトキシ−1,4フエニレン残基、3ヒド
    ロキシ−1,4フエニレン残基又は3,5ジメトキシ−
    1,4フエニレン残基であり、かつ/又はR−X
    がC−C結合であることを特徴とする、請求項1な
    いし4の1つに記載の化合物。
  6. 【請求項6】 残基Cがテトラエチレングリコール残基
    及びブチル残基又はヘキシル残基であることを特徴とす
    る、請求項1ないし5の1つに記載の化合物。
  7. 【請求項7】 残基Bがヘキシル残基又は酸化エチレン
    残基であることを特徴とする、請求項1ないし6の1つ
    に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 残基Yがアクリレート残基、メタクリレ
    ート残基、ビニルエーテル残基、エポキシ残基又はアジ
    化物残基であることを特徴とする、請求項1ないし7の
    1つに記載の化合物。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の1つに記載の同じ又
    は異なる化合物を残基Yの重合により架橋することを特
    徴とする、請求項1ないし8に記載の化合物を使用して
    液晶ポリマーを製造する方法。
  10. 【請求項10】 重合をラジカル又は陽イオンにより行
    うか又は誘発することを特徴とする、請求項9に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの重合開始剤なるべく
    光開始剤を使用して重合を行うか又は誘発することを特
    徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ラジカル光開始剤として、アセトフエ
    ノン、ジアゾニウム化合物、過酸化物又はその混合物
    を、なるべく1ないし5モル%の濫度で使用することを
    特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 陽イオン光開始剤として、ジアリルス
    ルフオニウム塩又はジアリルヨードニウム塩又はその混
    合物を、0.5ないし10重量%の濃度で使用すること
    を特徴とする、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 反応調整剤なるべく1−デカンチオー
    ルを1ないし10モル%の濃度で添加することを特徴と
    する、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 紫外線により重合反応を誘発し、かつ
    /又は熱処理により反応生成物を後硬化することを特徴
    とする、請求項11ないし14の1つに記載の方法。
  16. 【請求項16】 一般式Y−B−M−B−Y
    又は(Y−B−M−B−Yの少なくとも
    1つの付加的な化合物の存在下で重合を行い、ここでn
    は2又は3に等しく、 Yは重合可能な残基、Yは重合可能な残基又は−
    H,−CN及びコレステリールの群から成る重合不可能
    な残基であり、 B及びBは一般式C2nの同じ又は異なる残基
    であり、ここではOないし20の整数であり、1つ又
    は複数のメチレン基が酸素原子により置換可能であり、 Mは一般式−R−X−R−X−R−X−R
    −を持ち、ここでR,R,R,Rは、−O
    −,−COO−,−CONH−,−CO−,−S−,−
    C≡C−,−CH=CH−,CH=N−,−CH−,
    −N=N−及び−N=N(O)−の群から成る同じ又は
    異なる2共有結合残基であり、R−X−R又はR
    −X−R−XがC−C結合であつてもよく、 X,X,Xは、1,2;1,3;1,4フエニレ
    ン、1,4シクロヘキサン、B,B及び/又はB
    で置換されたアリルアルカン又はO,N,Sの群からな
    る1ないし3個のヘテロ原子を含むヘテロアリルアルカ
    ン、アリル核中の6ないし10個の原子及びB,B
    及び/又はBで置換されかつ3ないし10個の炭素原
    子を持つシクロアルキレンの群から成る同じ及び異なる
    残基であり、ここでB,B及びBは、−H,線状
    又は有枝CないしC20アルキル,CないしC20
    アルコオキシ,CないしC20アルキルチオ,C
    いしC20アルキルカルボニル,CないしC20アル
    コオキシカルボニル,CないしC20アルキルチオ,
    −OH,−F,−Cl,−Br,−J,−CN,−NO
    ,シクロアルキル,フオルミルの群から成る同じ又は
    異なるアルキル基、及びエーテル酸素、チオエーテル流
    黄又はエステル基により中断されかつ1ないし20個の
    炭素原子を持つ線状又は有枝アルキル残基、アルコオキ
    シ残基又はアルキルチオ残基であつてもよいことを特徴
    とする、請求項、9ないし15の1つに記載の方法。
  17. 【請求項17】 B及び/又はBがキラル残基であ
    ることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし8に記載の化合物を使
    用しかつ/又は請求項9ないし17の1つに記載の方法
    により得られることを特徴とする、液晶ポリマー。
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