JPH02105862A - 液晶相を含有するポリマー - Google Patents

液晶相を含有するポリマー

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JPH02105862A
JPH02105862A JP1221894A JP22189489A JPH02105862A JP H02105862 A JPH02105862 A JP H02105862A JP 1221894 A JP1221894 A JP 1221894A JP 22189489 A JP22189489 A JP 22189489A JP H02105862 A JPH02105862 A JP H02105862A
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JP
Japan
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formula
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halogen
phe
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JP1221894A
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English (en)
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Heino Finkelmann
ハイノ・フインケルマン
Bernhard Messner
ベルンハルト・メスナー
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Merck Patent GmbH
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Merck Patent GmbH
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/10Esters
    • C08F20/34Esters containing nitrogen, e.g. N,N-dimethylaminoethyl (meth)acrylate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/38Polymers
    • C09K19/3833Polymers with mesogenic groups in the side chain
    • C09K19/3842Polyvinyl derivatives
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    • C09K19/3857Poly(meth)acrylate derivatives containing at least one asymmetric carbon atom

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液晶相を含有し、そして、直接にまたはスペー
サーを介して化学的に結合したメソーゲン基を有し、か
つまた2−シアノアクリル酸エステル単位を含有するポ
リマー物質に関する。
多くの液晶側鎖形ポリマーはすでに知られている。すな
わち、たとえばDE−OS 2944591およびEP
−PS O,060,335には、オルガノポリシロキ
サンが記載されており、そしてDE−OS283190
9およびSpr ingerおよびWeigeltにょ
るMakromol、  Chem、  山(1983
年)、1489頁には、メソーゲン側鎖基を有するポリ
メタアクリレートが記載されている。
メソーゲン基として、4′−シアノビフェニル−4−イ
ルで修飾されたポリアクリル酸およびポリメタアクリル
酸のエステルはまた一例として知られている。これらの
ポリマー組成物のネマティック相は通常、100℃以上
の温度にある。
このような物性はまた、しばしば、メンフェース形成物
性の欠落に伴い、結晶体挙動を示す。
本発明の目的は液晶相を含有し、そして前述の欠点を、
あったとしても、極く僅がしか有していない、ポリマー
物質を発見することにあった。
ここに、少なくとも1個の2−シアノアクリル酸エステ
ル単位を有するメソーゲン基が化学的に結合したポリマ
ー物質が驚くほど広いメンフェース範囲、広い限界内で
変化できる複屈折および負の誘電異方性を有することが
見い出された。これらのポリマー物質はさらにまた、異
方性物性を有し、かつまた高い化学的安定性を有するい
かような所望の形状の物品にも容易に加工することがで
きる。これらのポリマーはまた、中でも、Sc相および
S−相を形成する。
本発明は液晶相を有し、かつまた直接に、またはスペー
サーを介して結合しているメソーゲン基を含有するポリ
マー組成物に関し、このポリマーはメソーゲン基の少な
くとも一つが式■(2−シアノアクリル酸エステル単位
)11゛1 N で示される構造要素を含有することを特徴とするもので
ある。
本発明はまた、液晶相を特徴する請求項lにより定義さ
れているとおりのポリマー組成物であって、そのメソー
ゲン基が式■ R’−(A’−Z)n−A”−5p−1[〔式中 R1
はHであるか、または15個までのC原子を有するアル
キル基であり、この基中に存在する1個または2個以上
のCH,基はまた、2個のへテロ原子が相互に結合しな
いものとして、−CH=CCN−C0−0−1−〇−1
−s−1−o−co−o−1−co−1=GO−0−1
−O−CO−1CRR’−T−1−CO−S−1−S−
CO−1−CH−CH−(hランス)、−C(ハロゲン
:h−−5o=および一5O2−よりなる群からの基に
より置き換えられていてもよく、あるいはR1はハロゲ
ン、CNまたは−NCSであり、 AIおよびA2は、それぞれ相互に独立して、a)  
1.4−シクロヘキシレン基(この基中に存在する1個
のCH,基または隣接していない2個のCH!基はまた
、−0一原子および(または) −5−原子により置き
換えられていてもよく、そして(あるいは)1個のCH
,基はまた、−CO−により置き換えられていてもよい
)、 b)  1.4−7二二レン基(この基中に存在する1
個または2個以上のCN基はまた、Nにより置き換えら
れていてもよい)、あるいは c)  1.4−ビシクO(2,2,2)オクチレン基
またはピペリジン−1,4−ジイル基、 であり、この基a)および基b)は置換基として、1個
または2個以上のハロゲン原子および(または) CN
基および(または)CH3基および(または) No、
基を有することができ、 nは1,2または3であり、 Zは、それぞれ、−CH−CCN−GO−0−1−CO
−O−1−O−CO−1−CHzCHx−−CRR’−
T−−CHi−GO−−GO−CHff−1−C)IC
N−CH2−1−CH2CHCN−1−CH−CH−1
−OCH,−1−CH2−0−1−CミC−1−CH−
CN02−1−CHNo。
または単結合であり、 SpはC[千2〜18個を有するアルキレンであり、こ
の基中に存在する1個のCH2基または隣接していない
2個のCH,基はまた、−CH=CCN−C0−0−1
−〇−1−CO−1−O−CO−1−CO−O−1−C
(ハロゲン)、−1−CRR’−T−1−CH−CNO
,、−CHNo、−1−CHCN−または−〇)1=C
1(−により置き換えられていてもよく、あるいはSp
は単結合であり、 Tは−COO−1−OCO−または単結合であり、Rは
Hであるか、あるいは6個までのCJjX子を有するア
ルキル基であり、そして R′はハロゲンまたはCNである〕 に相当し、ただし請求項1に記載の式Iで示される構造
要素の少なくとも1個が存在することを特徴とするポリ
マー組成物に関する。
本発明はさらにまた、このようなポリマー組成物の製造
方法に関し、この方法は式■:W−スペーサー−M  
      I[[(式中、Mは式Iで示される2−シ
アノアクリル酸エステル構造要素を少なくとも1個、含
有するメソーゲン基であり、そしてWは重合またはグラ
フトが可能な官能性基を表わす)で示される化合物を重
合させるか、あるいはポリマーにグラフトさせる方法で
ある。本発明はまた、これらのポリマー組成物を、繊維
およびフィルムの工業に係るエレクトロニクスにおける
有機基体として使用することに関する。
本明細書の全体を通して、R,7%R1,A11Zsn
sA”、Sp、 R’、WおよびMは、別設のことわり
がないかぎり、前記の意味を有するものとする。
その少なくとも1個がメソーゲン基中に存在する、式!
で示される構造要素は3−置換2−シアノアクリル酸エ
ステル単位: に相当し、この単位は側鎖基中に、まl;は架橋基Z中
に、またはメソーゲン基のスペー+−中に存在すること
ができる。式Iで示される構造要素は好ましくは、2個
の環の間の架橋部分を構成する。このようなメソーゲン
基は好ましくは、式!で示される構造要素を1個だけ含
有する。
式1で示される構造要素を含有するメソーゲン基は好ま
しくは、式■に相当する。
式■で示される化合物は2個の環を有する下記の部分式
na〜mbで示される化合物、3個の環を有する下記の
部分式I[c〜I[fで示される化合物および4個の環
を有する下記の部分式n g ” M nで示される化
合物を包含する:R’−A’−Z−A”−5p−n a R’−A’−A’−5p−U b R”−A’−Z−A’−Z−A”−5p−πCR’−A
’−A’−A’−5p−U dR’−A’−Z−A’−
A’−5p−U eR’−A’−A’−Z−A’−5p
−If fR’−A’−Z−A’−Z−A’−Z−A’
−5p−U gRl−A’−Z−A’−A’−A”−5
p−II hR’−A’−A”−Z−A”−A”−3p
−n iR’−A’−A’−A”−Z−A”−3p−I
I JR’−A’−A’−A”−A”−5p−It k
R’−A’−Z−A’−Z−A’−A’−5p−If 
1R’−A’−Z−A’−A’−Z−A”−5p−Ti
 mR’−A’−A’−Z−A’−Z−A”−5p−I
[n簡潔にするために、以下の記載において、Cycは
1.4−シクロヘキシレン基であり、この基中に存在す
る1個のCH,基または隣接していない2個のCH,基
はO原子および(または)S[子により置き換えられて
いてもよく、そしてPheは1,4−フェニレン基であ
り、この基中に存在する1個または2個以上のCH基は
また、Nにより置き換えられていてよい、ものとする。
これらの基はまた、ハロゲンおよび(または)CNおよ
び(または)NOよおよび(または) CH,よりなる
群からの1個または2個以上の置換基により置換されて
いることができ、ハロゲンはfマしくは7ン素または塩
素である。シクロヘキシレン基はシス−1,4−または
トランス−1,4−配Rであることができる。トランス
−1,4−シクロヘキシレン基が好ましい。Bcoは1
.4−ビシクロ(2,2,2)オクチレン基であり、そ
してPipはピペリジン−1,4−ジイル基である。
式■で示される化合物は式■で示される構造要素を少な
くとも1個、含有するという条件を有する。
部分式T18〜πnで示される化合物の中で、式πa1
式]Ic、式Tie、式11f、式1h、式ffi%お
よび弐IIIで示される化合物が好ましい。部分式I[
a%Tics T1e8よびIffで示される化合物は
特に好ましい。
部分式IIaおよびnbで示される好ましい化合物の例
は下記の式I[aa〜flapで示される化合物である
: R”−Phe−Z−Phe−5p− R’−Cyc−Z−Cyc−5p− R’−Cyc−Z−Phe−Sp− R”−Phe−Z−Cyc−5p− R’−Bco−Z−Phe−5p− aa I[ab 1[ac ead rae R’−Phe−COO−Phe−5p−’II akR
’−Phe−Phe−Sp−n alR”−Cyc−C
OO−Phe−Sp−II amR’−Cyc−Phe
−5p−II anR”−Phe−CRR’−T−Ph
e−Sp−n a。
R’−Cyc−Cyc−Sp−I[apこれらの中で、
式II af、式IF ag、式II ah、式n a
t、式1[ajおよび式malで示される化合物は特に
好ましい。式1eak〜flapにおいて、2−シアノ
アクリル酸エステル基はR1中に、またはスペーサー基
中に含有されている。
部分式Incで示される好ましい化合物の例は下記の式
Idea〜Inchで示される化合物である:CN  
0 R’−Phe−COO−Phe−Z−Phe−5p−n
 cfR”−Phe−CRR’T−Phe−CH,CL
−Phe−3p−II cgR’−Cyc−Z−Cyc
−Z−Phe−5p−II ah式IIcf〜nchに
おいて、2−シアノアクリル酸エステル基はRL中に、
またはスペーサー中に存在する。
部分式11dで示される好ましい化合物は下記の式II
da〜I[dgで示される化合物を包含する:R’−P
he−Phe−Pha−5p−n daR’−Cyc−
Phe−Pha−Sp−1[dbR’−Cyc−Cyc
−Phe−5p−It dcR’−Phe−Cyc−C
yc−Sp−Ti ddR’−Phe−Cyc−Phe
−Sp−II deR’−Cyc−Cyc−Cyc−S
p−If dfR’−Phe−Phe−Cyc−5p−
I! dg式1[da〜I[dgにおいてはいずれも、
2−シアノアクリル酸エステル基はR1中に、またはス
ペーサー基中に存在する。
部分式IceおよびIffで示される好ましい化合物は
下記の式1rea〜Itemで示される化合物を包含す
る:   CN CN 0 CN  0 R’−Cyc−Phe−Z−Phe−Sp−II ej
R’−Phe−Phe−Z−Phe−Sp−n  ek
R’−Cyc−Cyc−Z−Phe−5p−If el
R”−Phe−Z−Cyc−Phe−Sp−n am式
Wej〜Itamにおいて、式1で示される構造要素は
R1中に、またはスペーサー基中に存在する。
部分式ng〜Ilnで示される好ましい化合物は下記の
式■1〜■9で示される化合物を包含する: R”−A’−A’−Phe−Phe−Sp−I[6 部分式■6において、式Iで示される構造要素は−V中
に、または−5p−中に存在する。
本明細書の全体を通して、式■で示される化金物におい
て R1は好ましくはアルキルまたはアルコキシである
さらにまた、好ましい化合物は、本明細書に記載の式お
よび部分式Hにおいて、その分子中に存在するR1がア
ルキル基であり、この基中に存在する1個または2個以
上のCH,基、好ましくは1個のCl、基が、好ましく
は−CO−1−CO−O−1−O−CO−1−CI?R
’−T−または−〇(ハロゲン)、−基で置き換えられ
ている、相当する化合物である。ハロゲンはフッ素、塩
素または臭素、好ましくはFまたはCQであり、フッ素
は特に好ましい。この場合のTは好ましくは、−CO−
O−または単結合であり、そしてRは好ましくは、Hで
あるか、または3個までのC原子を有する非分枝状アル
キル基であり、従って、Rは好ましくは、メチル、エチ
ルまたはプロピルであり、あるいはまた、Rはブチル、
ペンチルまたはヘキシルである。R′はハロゲンまたは
CN、好ましくは、フッ素、塩素またはCNである。
式■において R1中のCH,基が式Iで示される構造
要素によって置き換えられている相当する化合物はまた
、好ましい。R1は好ましくは下記の式■を有すること
ができる: AIおよびA2は、それぞれ相互に独立して、好ましく
は1,4−シクロヘキシレンまたは1.4−フ二二しン
である。これらはまた、好ましくは、ピリジン−2,5
−ジイル基、ジオキサン−2,5−ジイル基、ピリミジ
ン−2,5−ジイル基または1.4−ビシクロ(2,2
,2)オクチレン基である。
nは好ましくは、lまたは2である。
基Zは、それぞれ相互に独立して、好ましくは単結合、
−CO−O−または〜0−CO−であり、あるいはまた
、Zは好ましくは、−CRR’−T−または−CH,C
H,−である。この場合に、R,R’およびTは前記の
好ましい意味を有する。Zは特に好ましくは、 Spは好ましくは、C原子2〜10個を有する直鎖状の
アルキレン基の意味を有し、従って、好ましくは、エチ
レン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、キシレン、
ヘプチレン、オクチレン、ノニレンまたはブチレンであ
り、あるいはさらにまた、ウンデシレン、ドデシレン、
トリブチレン、テトラブチレン、ペンタブチレン、ヘキ
サブチレン、ヘプタブチレンまたはオクタブチレンであ
る。しかしながら、このアルキレン基はまた、分枝鎖状
であることもでき、従って、たとえば、イソプロピレン
、1−メチルプロピレン、イソブチレン、2−メチルブ
チレン、3−メチルブチレンまたは2−メチルペンチレ
ンであることができる。
Spに係るさらにまた好適なアルキレン基は、その基中
に存在する1個のCI、基または隣接していない2個の
CH,基が、好ましくは一〇−−OCO−1−CO−O
−1−CHハDゲンーまたは一〇(ハロゲン)、−によ
り、さらにまた、好ましくは−CRR’T−−CHN0
!−または−CH−CN0.により置き換えられている
相当する基である。ここでハロゲン、R,R’およびT
は前述の意味を有する。
特に好ましい、式■で示される化合物は、その分子中に
存在するSp中のCH,基が2−シアノき換えられてい
る相当する化合物である。
R1がアルキル基またはアルコキシ基である場合に、こ
の基は直鎖状または分枝鎖状であることができる。好ま
しくは、この基は直鎖状であり、cg子2.3.4.5
.6または7個を有し、従って、好ましくは、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、エ
トキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキ
シまたはへブトキシであり、あるいは、さらにまた、メ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、メトキ
シ、オクトキシ、ツノキシ、デクキシ、ウンデコキシ、
ドデコキシ、トリデクキシまたはテトラデクキシである
オキサアルキルは好ましくは直鎖状の2−オキサプロピ
ル(−メトキシメチル)、2−(−エトキシメチル)ま
たは3−オキサブチル(−2−メトキシエチル)、2−
 3−または4−オキサペンチル、2− 3− 4−ま
たは5−オキサヘキシル、2− 3− 4− 5−また
は6−オキサヘプチル、2− 3− 4− 5−6−ま
たは7−オキサオクチル、2−3−4− 5− 6− 
7−または8−オキサノニルあるいは2− 3− 4−
 5− 6−7−8−または9−オキサデシルである。
R1がアルキル基であり、この基中に存在するCH,基
が−CH=CH−により置き換えられている場合に、こ
の基は直鎖状または分枝鎖状であることができる。好ま
しくは、この基は直鎖状であり、Cw、子2〜lO個を
有し、従って、特に、ビニル、プロプ−1−またはプロ
ブ−2−ノニル、ブドー1− −2−または−3−ノニ
ル、ベント−1−−2−−3−または−4−ノニル、ヘ
キス−1−−2−−3−−4−または −5−ノニル、ヘプト−1−−2−−3−−4−−5−
または−6−ノニル、オクト−一〇−または−7−ノニ
ル、ノン−1−−7−または−8−ノニルあるいはデク
−1−−7− −8−または−9−ノニルである。
分枝鎖状の側鎖基R1を有する式■で示される化合物は
、これらが結晶化傾向を減少させるために、しかし特に
、これらが光学活性である場合に、ポリマーのカイラル
置換基として、場合により、重要であることができる。
この方法により、強誘電性、圧電性、焦電性および(ま
たは)偶数字の、特に二次の非線型光学物性を有する、
チルトされたスメクティック相を含有する、熱変色性の
薄膜またはポリマーとして使用することができる、コレ
ステリックポリマーが得られる。
このタイプの分枝鎖状基は一般に、一つより多くない鎖
分校を有する。好ましい分枝鎖基R1はイソプロピル、
2−ブチル(=1−メチルプロピル)、イソブチル(−
2−メチルプロピル)、2−メチルブチル、インペンチ
ル(−3−メチルブチル、2−メチルペンチル、3−メ
チルペンチル、2−エチルヘキシル、2−プロピルペン
チル、2−オクチル、イングロボキシ、2−メチルプロ
ポキシ、2−メチルブトキシ、3−メチルブトキシ、2
−メチルペントキシ、3−メチルペントキシ、2−エチ
ルヘキソキシ、l−メチルヘキソキシ、l−メチルへブ
トキシ(−2−オクチルオキシ)、2−オキサ−3−メ
チルブチル、3−オキサ−4−メチルペンチル、4−メ
チルヘキシル、2−ノニル、2−デシル、2−ドデシル
、6−メチルオクトキシ、6−メチルオクタノイルオキ
シ、5−メチルへブチルオキシカルボニル、2−メチル
ブチリルオキシ、3−メチルバレリルオキシ、4−メチ
ルヘキサノイルオキシ、2−クロロプロピオニルオキシ
、2−クロロ−3−メチルブチリルオキシ、2−クロロ
−4−メチルバレリルオキシ、2−クロロ−3−メチル
バレリルオキシ、2−メチル−3−オキサペンチルある
いは2−メチル−3−オキサヘキシルである。
式■はこれらの化合物のラセミ体ならびに光学対字体お
よびその混合物の両方を包含する。
式■および式■の部分式の全部で示される化合物の中で
、その分子中に含まれる基のうちの少なくとも一つが上
述の好ましい意味のうちの一つを有する相当する化合物
が好ましい。
本発明はさらにまた、請求項1または2に記載のポリマ
ー物質の製造方法に関する。
この方法では、弐■ W−スペーサー−M        m(式中、Mは式
Iで示される構造要素を含有するメソーゲン基であり、
そしてWは重合またはグラフトが可能な官能性基である
) で示される化合物を重合させるか、あるいはポリマーに
グラフトさせる。
この場合の重合はフリーラジカル重合またはイオン性重
合、および重付加または重縮合の両方を表わすものと理
解されるべきである。
Wがビニル基を含有する場合に、式■で示される化合物
はフリーラジカルにより、またはイオン的に、重合させ
ることができる。このような原料化合物はまた、別のオ
レフィン性不飽和化合物と共重合させることができる。
グラフトもまた可能である。
Wがヒドロキシル、アミノ、メルカプト、エポキシドま
たはカルボキシル基、あるいはその反応性誘導体の一種
である場合に、弐■で示される化合物はポリマー幹鎖に
グラフトさせることができる。
本発明によるポリマー物質はまた、弐■で示される化合
物から、別のオレフィン性不飽和モノマーとの共重合に
よって製造することもできる。適当なコモノマーの例に
は、アクリル酸および(または)メタアクリル酸のC,
−C,。アルキルエステル、スチレン、σ−メチルスチ
レン、4−メチルスチレン、アクリロニトリル、メタア
クリロニトリルおよびメチルマロン酸エステルがある。
式■中のWがビニル基である場合に、重合はそれ自体既
知の方法で、たとえば0cianによるPr1ncip
les of Polymerization (Mc
Graw−Hill。
New York市)に記載されているような、照射線
、熱または電気のエネルギーの作用により、およびまI
;、フリーラジカルまたはイオン触媒の作用により行な
うか、あるいは重合は開始剤としてシリルケテンアセタ
ルを、および補助開始剤としてルイス塩基を用いる基転
移重合として行なう(この方法は、たとえばO,W、 
Webster等によるJ、 Am、 Chew、 S
oc、 1983.105.570fr5708頁に記
載されている)。
照射線エネルギーとしては、紫外線、レーザビーム、X
線および放射線照射が適当である。
電気エネルギーは、たとえば電解法により発生させるこ
とができる。フリーラジカル触媒の例には、過硫酸カリ
ウム、過酸化ジベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリ
ル、ジーtert−ブチルパーオキサイドおよびシクロ
ヘキサノンパーオキサイドがある。イオン触媒には、フ
ェニルリチウムおよびナフタレンナトリウムのようなア
ルカリ金属−有機化合物、あるいはBF、、AffCf
fi3.5nCQ、およびTiCQ、のようなルイス酸
、あるいはアルミニウムまたはチタニウム化合物の形の
金属複合化合物がある。七ツマ−は溶液中、懸濁液中、
エマルジョン中、または塊状で重合させることができる
Wがヒドロキシル、アミノ、メルカプト、エポキシドま
たはカルボキシル基、あるいはその反応性誘導体である
場合に、弐■で示される化合物は重合させるか、あるい
は重縮合させるか、あるいはまた重合体幹鎖にグラフト
させることができる。
この場合に、Wは特に好ましくは、 Oll、 NHj
Coolまたはこれらの反応性誘導体、特にOHまたは
カルボキシル基の反応性誘導体である。グラフト反応は
、たとえばエステル化、アミド化、エステル交換、アミ
ド交換、アセチル化またはエーテル化のような、それ自
体既知の方法により行なうことができる。
これらの方法は文献、たとえばHouben−Weyl
 。
Methoden der Org+Chemis、 
Georg−Thieme出版社、 Stuttgar
t市、またはC,M、 Pa1eos et、al、。
J、 Polym、 Sci、 Polym、 Che
m、 19(1981)、 1427に記載されている
好適なグラフト反応は、式■で示される化合物をオルガ
ノポリシロキサン化合物と反応させることよりなる。こ
のためには、たとえばEP−PS O,060,335
に記載されているように、線状または環状のオルガノヒ
ドリドポリシロキサン化合物と、シロキサン水素に関し
てほぼ等モル量の式■のエチレン性不飽和化合物とを、
シラン水素の脂肪族多重結合への付加を促進する触媒の
存在の下で反応させる。
重合体幹鎖としては、原則的に、その分子中に存在する
幹鎖が成る種の柔軟性を示す重合体がいずれも適してい
る。これらの幹鎖は直鎖状、分枝鎖状または環状のポリ
マー鎖であることができる。重合の程度は通常、少なく
ともlO1好ましくは20〜100である。
しかしながら、3〜5個、特に4〜7個のモノマー単位
を有するオリゴマー、特に環状オリゴマーがまた適当で
ある。
C−C主鎖を有する重合体、特にポリアクリレート類、
−メタアクリレート類、−ζ−ノ\ロゲノアクリレート
類、−a−シアノアクリレート類、−アクリルアミド類
、−アクリロニトリル類または一メチレンマロナート類
を使用すると好ましい。その主鎖中にベテロ原子を有す
るポリマー、たとえばポリエーテル類、ポリエステル類
、ポリアミド類、ポリイミド類またはポリウレタン類、
あるいは特に、ポリシロキサン類はまた、好ましい。
液晶相を有する本発明によるポリマー組成物は、好まし
くは式Iに相当する構造要素を有するメソーゲン基を2
0〜100%の割合で含有する。
50〜100%の含有率は特に好ましい。
弐■で示される化合物は文献〔たとえばHouben−
Way +によるMethoden der Orga
nischenChemie(Georg−Thiem
e出版社、Stuttgart市)のような標準的学術
書〕に記載されているようなそれ自体既知の方法により
、特に、あげられている反応に適する既知の反応条件の
下で製造することができる。これらの反応に係り、それ
自体既知であって、ここでは詳細に説明されていない変
法も使用することができる。
すなわち、反応性基Wを有する弐■で示される化合物は
、たとえば他の点では式■に相当する化合物中のアルキ
ル基を脱水素してビニル基を生成させるか、またはカル
ボキシル基を還元して、ヒドロキシル基を生成させるか
、またはニトリル基をアミノ基に変換することによって
得ることができる。エポキシド基は標準的方法を用いて
、相当するシクロヘキサン誘導体のエポキシド化により
得られる。
これらの処理方法は、文献〔たとえばHouben−W
ey 1によるMethoden der Organ
ischen Chemie(Georg−Thiem
e出版社、Stuttgart市)のような標準的学術
書〕に記載されているようなそれ自体既知の方法により
、特に、あげられている反応に適する既知の反応条件の
下に行なうことができる。これらの反応にはまた、それ
自体既知であって、ここでは詳細に説明されていない変
法も使用することができる。
相当する末端官能性基を有する弐■で示される化合物お
よびポリマーの代りに、スペーサー上に官能性基を有す
る式■で示される相当するモノマーは次式■′に相当し
、このような化合物は文献〔たとえばHouben−W
eylによるMetho −den der Orga
nischen Chemie (Georg−Thi
eme出版社、5tlttgart市)のような標準的
学術書〕に記載されているようなそれ自体既知の方法に
より、特に、あげられている反応に適する既知の反応条
件の下で製造することができる。これらの反応に係り、
それ自体既知であって、ここでは詳細に説明されていな
い変法も使用することができる: R’−(A’−Z)。−A”−5p−W       
   I ′(式中、R′、A′、Z % n %A’
、spおよびWは前記の意味を有する)。
式n′または弐■で示される低分子量化合物は若干の場
合に、広いメンフェース範囲を有する。しかしながら、
メンフェースを含有しない、式■′または式■で示され
る化合物はまた、本発明によるポリマー物質の製造に適
する。
ホモポリマーまたはコポリマーは好ましくは、重合させ
ることができる式■′または弐■で示される化合物、あ
るいはフリーラジカル重合によって重合させることがで
きる、その誘導体から製造される。この反応は、たとえ
ば紫外線照射により、7リーラジカルを生成する助剤を
用いて開始させる。これらの七ツマ−は溶液中で、また
は塊状で重合させることができる。
液晶相を含有する、本発明によるコポリマー物質は重合
させることができる、式■または式■′で示される化合
物、あるいは重合させることができるその透導体を、メ
ソーゲン基を有していないか、または他のメソーゲン基
を有するか、またはカイラル基を有するか、あるいは染
料基を有するモノマーと共重合させることにより得られ
る(DE−OS 3211400)。
濃度X、のモノマー混合物を原料とするこの種の七ツマ
−との共重合は、これらの七ツマー成分の共重合パラメ
ーターが類似する大きさを有する場合に、このモノマー
の濃度Xlに相当する配合比を有するコポリマーを生成
させるだけである。このことは、特定の組成のコポリマ
ーを問題なく、たとえば反応運動力学を考慮することな
く、製造しようとする場合に、特に重要である。従って
、類似する共重合パラメーターを有する七ツマー成分、
たとえばアルキルアクリレートまたはアルキルメタアク
リレートを選択すると好ましい。
メソーゲン基を有していない七ツマ−との共重合では、
一般に、ガラス転移温度および透明点の低下が生じる。
多くの場合に、スペーサーを適当に選択することによっ
て、メソフェース範囲を特別の最終用途に適する温度範
囲にすることができる。
使用することができるカイラル基を有する七ツマ−は原
則的に、不斉Cm子を有するこの種の化合物の全部であ
る。この点に係り、不斉C原子は側枝基に、2個の環の
間に、またはメソーゲン基のスペーサーに位置すること
ができる。
さらにまた、本発明による化合物は液晶性と代表的なポ
リマー物性、たとえば層、フィルムおよび繊維の形成能
力、熟成形しやすさ等とを組合せて有することから、さ
らに多くの変更が可能である。これらの物性は、別の成
分との共重合または混合により、分子量を変えることに
より、非常に広範囲の種々の無機または有機の添加剤お
よび金属の添加により、そしてまたポリマーに係る当業
者によく知られている多くのその他の処理により、それ
自体既知の方法で変性することができる。
本発明によるポリマー物質は広い範囲内で変化させるこ
とができる異方性物性を有する有機ガ・ラスの製造用の
原料材料として使用することができる。
この種の用途としては、たとえば光および太陽光の補光
装置の分野、あるいは有機感光性メガネがあげられる。
重要な用途分野としてはまた、光信号記録装置の分野が
あげられる。
その他の可能な用途には、磁気信号記録装置の分野があ
る。本発明による物質はそれら自体、非線型光学的性質
を有する材料として、または非線を光学構造素子を製造
するための非線型光学的性質を有する物質用のマトリッ
クスとして適している。
Sc本相を有するポリマーはまた、圧電性、焦電性また
は強誘電性の材料として適する。
法例は本発明を説明するためのものである。
これらの例において、Cm−結晶状態、S−スメクテイ
ツク相(インデックスは相のタイプを示す)、N−ネマ
ティック状態、ch−コレステリック相、■−等方性相
、である。二種の記号間の数値は転移温度を摂氏度で示
すものである。
mpは融点であり、cpは透明点であり、そしてTo−
ガラス様状態を示す。
例  l a)ハイドロキノン0.127モル(149)とテトラ
ヒドロ7ラン90mffとの混合物を一30″に冷却さ
せる。THF 30mQ中の4−メチル−2−5(−)
−クロロペンタノイルクロライド0.063モル(10
,679)を加え、次イ”t’ THF 30+++f
f中ノトリエチルアミン0.063モル(6,459)
を加える。この溶液を室温で一夜にわたりさらに撹拌す
る。
沈澱を炉別し、溶媒を回転蒸発器で留去し、残留物にク
ロロホルムを加え、混合物を撹拌し、次いで、再度、濾
過する。溶媒を留去し、残留物ヲクロマトグラフイによ
り精製し、4−ヒドロキシ−4’−(4−メチル−2−
S(−)−クロロペンタノイルオキシ)ベンゼンを得る
b)4−(11−(2−メチル)プロペノイルオキシ−
ウンデシルオキシ)−σ−シアノケイ皮酸0.033モ
ル(129Mこの化合物は、σ−シアノー4−ヒドロキ
シケイ皮酸および11−ブロモデカノールからWill
iamsのエーテル化法と同様の方法によって、製造さ
れる4−(11−ヒドロキシウンデシルオキシ)−σ−
シアノケイ皮酸およびメタアクリル酸の共沸エステル化
により製造することができる〕をチオニルクロライド5
09と反応させ、相当する酸クロライドを生成する。
c)  a)で得られた生成物2 g(8,24X 1
0−”モル)およびb)からの酸クロライド4.76g
(lo、67X10−”モル)をa)と同様にしてエス
テル化する。
仕上げ処理は次のとおりに行なう:数滴の水を先ず、加
え、混合物を室温で1時間、撹拌し、未反応の酸クロラ
イドを加水分解する。
溶媒を次いで蒸発させ、残留物にTHFを加える。沈澱
したトリエチルアミン塩酸塩を炉別し、次いで炉液から
溶媒を除去する。残留物をクロマトグラフィにより精製
し、4’−(4−メチル−2−S(−)−クロロペンタ
ノイルオキシフェニル4− (11−(2−メチル)プ
ロペノイルオキシウンデシルオキシ)−α−シアノシン
ナメートを得る。Inp=77.9°。
例  2 例IC)と同様にして、 4’−(1−才りチルオキ7
フエニル)4− (ll−(2−メチル)プロペノイル
オキシウンデシルオキシ ンナメート(mp. 109.7’)が4−オクチルオ
キシフェノールおよび4 − (11−(2−メチル)
−プロペノイルオキシウンデシルオキシ)−α−シアノ
シンナモイルクロライド(この化合物の製造については
例1 b)を参照でさる)から得られる。
例  3 例1c)と同様にして、4’−(4−メチル−2−S(
−)−クロロペンタノイルオキシ)−ビフェニル4−(
11−(2−メチル)プロペノイルオキシウンデシルオ
キシ)−α−シアノシンナメート(mp. 103.7
’)が4−ヒドロキシ−4’−(4−)fルー2−S(
−)−クロロペンタノイルオキシ)ビフェニル〔この化
合物はla)と同様にして4−メチル−2−S<−)−
クロロペンタノイルクロライドと4.4′−ジヒドロキ
シビフェニルとの反応により得られる〕および4−(1
1−(2−メチル)プロペノイルオキシウンデシルオキ
シ)−a−シアノシンナモイルクロライド(この化合物
の製造については例1 b)を参照することができる)
から得られる。
例  4 THF中の4’−(4−メチル−2−s(−)−クロロ
ペンタノイルオキシフェニル4 − (11−(2 −
メチル)プロペノイルオキシウンデシルオキシ)−α−
シアノシンナメートの0.35モル溶液に、アゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN) 1.4モル%(モノマ
ーに基づく)を加え、混合物を60’で、アルゴン雰囲
気の下に、10時間撹拌する。ポリマーは冷却したメタ
ノール中で3回、再沈澱させ、次いでベンゼン30mf
fi中に取る。溶液を濾過し、次いで凍結乾燥させた後
に、相配列TO 26”Sc*566SA 79’ I
を有する相当するポリマーが得られる。
例  5 例4と同様にして、フェイスシーフェンスTG 23”
 S,  eooSA  127°■を有するポリマー
が4’−(1−オクチルオキシフェニル)4 − (l
l−(2−メチル)プロペノイルオキシウンデシルオキ
シ)−σーシアノシンナメートから得られる。
例  6 例4と同様にして、相配列丁。40°Sc*107’S
A 191’ xを有する相当するポリマーが4’−(
4−メチル−2−S(−)−クロロペンタノイルオキシ
)−ビフェニル4−(ll−(2−メチル)−プロペノ
イルオキシウンデシルオキシ)−α−シアノシンナメー
トから得られる。
特許出願人  メルク・パテント・ゲゼルシャフト・ミ
ツト・ベシュレンクテル・ハフッング代理人 弁理士 
南   孝  夫

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶相を含有し、そして直接に、またはスペーサ
    ーを介して、結合しているメソーゲン基を含有するポリ
    マー組成物であって、該メソーゲン基のうちの少なくと
    も一つが式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I で示される構造要素を含有することを特徴とするポリマ
    ー組成物。
  2. (2)前記メソーゲン基が、式II R^1−(A^1−Z)n−A^2−Sp−II〔式中、
    R^1はHであるか、あるいは15個までのC原子を有
    するアルキル基であり、この基中に存在する1個または
    2個以上のCH_2基は、2個のヘテロ原子が相互に結
    合しないものとして、−CH=C−CN−CO−O−、
    −O−、−S−、−O−CO−O−、−CO−、−CO
    −O−、−O−CO−、−CRR′−T−、−CO−S
    −、−S−CO−、−CH=CH−(トランス)、−C
    (ハロゲン)_2−、−SO−および−SO_2−より
    なる群から選ばれる基により置き換えられることができ
    、あるいは、R^1は、ハロゲン、CNまたは−NCS
    であり、 A^1およびA^2は、それぞれ相互に独立して、 a)1,4−シクロヘキシレン基(この基中に存在する
    1個のCH_2基または隣接していない2個のCH_2
    基は−O−原子および(または)−S−原子により置き
    換えられることができ、そして(あるいは)この基中に
    存在する1個のCH_2基はまた、−CO−により置き
    換えられることができる)、 b)1,4−フェニレン基(この基中に存在する1個ま
    たは2個以上のCH基はNにより置き換えられることが
    できる)、あるいは c)1,4−ビシクロ(2,2,2)オクチレン基また
    はピペリジン−1,4−ジイル基、 であり、この基a)および基b)は置換基として、1個
    または2個以上のハロゲン原子および (または)CN基および(または)CH_3基および(
    または)NO_2基を有することができ、nは1、2ま
    たは3であり、 Zは、それぞれ、−CH=CCN−CO−O−、−CO
    −O−、−O−CO−、−CH_2CH_2−、−CR
    R′−T−、−CH_2CO−、−CO−CH_2−、
    −CHCN−CH_2−、−CH_2CHCN−、−C
    H=CH−、−OCH_2−、−CH_2−O−、−C
    ≡C−、−CH=CNO_2−、−CHNO_2または
    単結合であり、 Spは、C原子2〜18個を有するアルキレン基であり
    、この基中に存在する1個のCH_2基または隣接して
    いない2個のCH_2基はまた、−CH=CCN−CO
    −O−、−O−、−CO−、−O−CO−、−CO−O
    −、−C(ハロゲン)_2−、−CRR′−T−、−C
    H=CNO_2、−CHNO_2−、−CHCN−また
    は−CH=CH−、により置き換えられることができ、
    あるいは、Spは、単結合であり、 Tは−COO−、−OCO−または単結合であり、Rは
    Hであるか、あるいは6個までのC原子を有するアルキ
    ル基であり、そして R′はハロゲンまたはCNである〕 に相当し、ただし請求項1に記載の式 I で示される構
    造要素の少なくとも一つを含有する、ことを特徴とする
    、請求項1に記載の液晶相を含有するポリマー組成物。
  3. (3)請求項1または2に記載のポリマー組成物の製造
    方法であって、式III W−スペーサー−MIII (式中、Mは式 I で示される構造要素を含有するメソ
    ーゲン基であり、そしてWは重合またはグラフトの可能
    な官能性基を表わす) で示される化合物を重合させるか、あるいは重合体にグ
    ラフトさせることを特徴とする製造方法。
  4. (4)繊維工業およびフィルム工業に係るエレクトロニ
    クスにおける有機基体として、請求項1または2に記載
    のポリマー組成物を使用すること。
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