JPH0828777A - 断熱材 - Google Patents
断熱材Info
- Publication number
- JPH0828777A JPH0828777A JP18280694A JP18280694A JPH0828777A JP H0828777 A JPH0828777 A JP H0828777A JP 18280694 A JP18280694 A JP 18280694A JP 18280694 A JP18280694 A JP 18280694A JP H0828777 A JPH0828777 A JP H0828777A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating material
- staple
- fibrous
- heat insulation
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、マ
ットなどの成形品で構成される繊維質断熱材とメタルラ
スなどの補強材とが強固に積層一体化させる断熱材であ
る。 【構成】 耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、マ
ットなどの成形品で構成される繊維質断熱材２の少なく
とも一面にメタルラスなどの補強材４が積層一体化され
た断熱材１であり、この補強材４は、繊維質断熱材２を
貫通することなく打ち込まれ、かつ先端部に折曲げ部５
が形成されたステープル３により一体化されている。
ットなどの成形品で構成される繊維質断熱材とメタルラ
スなどの補強材とが強固に積層一体化させる断熱材であ
る。 【構成】 耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、マ
ットなどの成形品で構成される繊維質断熱材２の少なく
とも一面にメタルラスなどの補強材４が積層一体化され
た断熱材１であり、この補強材４は、繊維質断熱材２を
貫通することなく打ち込まれ、かつ先端部に折曲げ部５
が形成されたステープル３により一体化されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラー、タンク、ダ
クト、炉壁などに断熱を目的として使用される断熱材に
関するものである。
クト、炉壁などに断熱を目的として使用される断熱材に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ボイラー、タンク、ダクト、炉壁
などの各種設備において、断熱を目的として使用される
断熱材には、耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、
マットなどの成形品で構成される繊維質断熱材が広く使
用されており、これらの繊維質断熱材は、賦形性を改善
するため、繊維質断熱材に補強材として金網やメタルラ
スが積層一体化された構成のものが多くある。
などの各種設備において、断熱を目的として使用される
断熱材には、耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、
マットなどの成形品で構成される繊維質断熱材が広く使
用されており、これらの繊維質断熱材は、賦形性を改善
するため、繊維質断熱材に補強材として金網やメタルラ
スが積層一体化された構成のものが多くある。
【０００３】このように耐熱性無機繊維のフェルト、ブ
ラケット、マットなどの繊維質断熱材と補強用の金網や
メタルラスとを積層一体化させるには、縫い合わせて構
成する技術が知られている。この縫い合わせには、容易
に剥離しないように、例えば縫い合わせの始点および終
点に、特殊な処理が必要になるなど作業能率に問題があ
り、より簡便な方法で、より強固に一体化された構成の
断熱材が望まれている。
ラケット、マットなどの繊維質断熱材と補強用の金網や
メタルラスとを積層一体化させるには、縫い合わせて構
成する技術が知られている。この縫い合わせには、容易
に剥離しないように、例えば縫い合わせの始点および終
点に、特殊な処理が必要になるなど作業能率に問題があ
り、より簡便な方法で、より強固に一体化された構成の
断熱材が望まれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、より
簡便な方法で耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、
マットなどの成形品で構成される繊維質断熱材とメタル
ラスなどの補強材とが強固に積層一体化された断熱材を
提供することを目的としている。
な従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、より
簡便な方法で耐熱性無機繊維のフェルト、ブラケット、
マットなどの成形品で構成される繊維質断熱材とメタル
ラスなどの補強材とが強固に積層一体化された断熱材を
提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の断熱材は、耐熱性無機繊維のフェルト、ブ
ランケット、マットなどの成形品で構成される繊維質断
熱材の少なくとも一方の面にメタルラスなどの補強材が
積層一体化された断熱材であり、この補強材は、上記繊
維質断熱材を貫通することなく打ち込まれ、かつ先端部
に折曲げ部が形成されたステープルにより一体化されて
いることを特徴とするものである。
に、本発明の断熱材は、耐熱性無機繊維のフェルト、ブ
ランケット、マットなどの成形品で構成される繊維質断
熱材の少なくとも一方の面にメタルラスなどの補強材が
積層一体化された断熱材であり、この補強材は、上記繊
維質断熱材を貫通することなく打ち込まれ、かつ先端部
に折曲げ部が形成されたステープルにより一体化されて
いることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の断熱材によれば、繊維質断熱材に打ち
込まれたステープルの先端が折り曲げられていることに
より、ステープルが抜けたり、動いたりすることがなく
なり、その打込み状態を保つことができ、繊維質断熱材
とメタルラスなどの補強材とが強固に一体化され、容易
に剥離することがない。
込まれたステープルの先端が折り曲げられていることに
より、ステープルが抜けたり、動いたりすることがなく
なり、その打込み状態を保つことができ、繊維質断熱材
とメタルラスなどの補強材とが強固に一体化され、容易
に剥離することがない。
【０００７】また、本発明の断熱材に使用されているス
テープルは、通常金属製のものを使用するが、このステ
ープルは、繊維質断熱材を貫通していないため、ステー
プルによって熱が伝わることがなく、その断熱性を低下
させることがない。
テープルは、通常金属製のものを使用するが、このステ
ープルは、繊維質断熱材を貫通していないため、ステー
プルによって熱が伝わることがなく、その断熱性を低下
させることがない。
【０００８】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１は、本発明に係る断熱材の一実施例を示す拡大説明図
である。
１は、本発明に係る断熱材の一実施例を示す拡大説明図
である。
【０００９】この断熱材１は、例えばロックウールのよ
うな耐熱性無機繊維のフェルト、ブランケット、マット
などの成形品として繊維質断熱材２で構成されている。
そして、図示のように、この繊維質断熱材２の一方の面
にステープル３によってメタルラスや金網などの補強材
と繊維質断熱材２とが積層一体化されている。
うな耐熱性無機繊維のフェルト、ブランケット、マット
などの成形品として繊維質断熱材２で構成されている。
そして、図示のように、この繊維質断熱材２の一方の面
にステープル３によってメタルラスや金網などの補強材
と繊維質断熱材２とが積層一体化されている。
【００１０】上記のステープル３は、断面が門形となっ
ており、繊維質断熱材２を貫通させずに打ち込まれてい
て、ステープル３の先端部は、内側に折り曲げられた折
曲げ部５が形成されている。
ており、繊維質断熱材２を貫通させずに打ち込まれてい
て、ステープル３の先端部は、内側に折り曲げられた折
曲げ部５が形成されている。
【００１１】図１には、１個のステープル３しか示され
ていないが、多くの場合、連続状或いは所定間隔ごとに
複数のステープル３が打ち込まれる。繊維質断熱材２の
両方の面に補強材４を形成してもよい。また、ステープ
ル３は金属製のものが好ましい。
ていないが、多くの場合、連続状或いは所定間隔ごとに
複数のステープル３が打ち込まれる。繊維質断熱材２の
両方の面に補強材４を形成してもよい。また、ステープ
ル３は金属製のものが好ましい。
【００１２】図２（ａ）〜（ｃ）は、ステープル３の打
込み方法を示す概略説明図である。ステープル３は、専
用のタッキングマシン７を使用して打ち込まれ、補強材
４と繊維質断熱材２とを積層一体化させている。
込み方法を示す概略説明図である。ステープル３は、専
用のタッキングマシン７を使用して打ち込まれ、補強材
４と繊維質断熱材２とを積層一体化させている。
【００１３】繊維質断熱材２の上面にメタルラスの補強
材４を伸長させて正確に並べ、上方位置にステープル３
をセットさせたタッキングマシン７を置く（図２（ａ）
参照）。次に、タッキングマシン７を始動させ、押出し
部８によりステープル３が繊維質断熱材２に押し込まれ
ると共に、押出し部８の爪９，９が繊維質断熱材２に挿
入する（図２（ｂ）参照）。さらに、ステープル３が繊
維質断熱材２に押し込まれ、爪９，９によりステープル
３の先端部が折り曲げられ、折曲げ部５が形成される
（図２（ｃ）参照）。
材４を伸長させて正確に並べ、上方位置にステープル３
をセットさせたタッキングマシン７を置く（図２（ａ）
参照）。次に、タッキングマシン７を始動させ、押出し
部８によりステープル３が繊維質断熱材２に押し込まれ
ると共に、押出し部８の爪９，９が繊維質断熱材２に挿
入する（図２（ｂ）参照）。さらに、ステープル３が繊
維質断熱材２に押し込まれ、爪９，９によりステープル
３の先端部が折り曲げられ、折曲げ部５が形成される
（図２（ｃ）参照）。
【００１４】このように繊維質断熱材２の内部に押し込
まれたステープル３の先端部に折曲げ部５が形成される
ことにより、ステープル３の抜脱や遊動を防ぐことがで
きる。
まれたステープル３の先端部に折曲げ部５が形成される
ことにより、ステープル３の抜脱や遊動を防ぐことがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】本発明の断熱材は、上記のように耐熱性
無機繊維の成形品で構成される繊維質断熱材の少なくと
も一方の面にメタルラスなどの補強材がステープルを介
して積層一体化される構成であるため、その製造作業が
極めて簡素化され、短時間で作製することができる。
無機繊維の成形品で構成される繊維質断熱材の少なくと
も一方の面にメタルラスなどの補強材がステープルを介
して積層一体化される構成であるため、その製造作業が
極めて簡素化され、短時間で作製することができる。
【００１６】また、本発明のステープルは、先端部に折
曲げ部が形成されているため、外力が加わってもステー
プルの抜脱や遊動がなく、繊維質断熱材とメタルラスな
どの補強材とが強固に積層一体化される。
曲げ部が形成されているため、外力が加わってもステー
プルの抜脱や遊動がなく、繊維質断熱材とメタルラスな
どの補強材とが強固に積層一体化される。
【００１７】さらに、本発明のステープルとして金属製
構成のものを使用しても、ステープルは、繊維質断熱材
を貫通していないため、ステープルによって熱が伝わ
り、断熱性を低下させることがない。
構成のものを使用しても、ステープルは、繊維質断熱材
を貫通していないため、ステープルによって熱が伝わ
り、断熱性を低下させることがない。
【図１】本発明に係る断熱材の一実施例を示す拡大説明
図。
図。
【図２（ａ），（ｂ），（ｃ）】ステープルの打込み状
態を示す概略説明図。
態を示す概略説明図。
１ 断熱材 ２ 繊維質断熱材 ３ ステープル ４ 補強材 ５ 折曲げ部
Claims (1)
- 【請求項１】 耐熱性無機繊維のフェルト、ブランケッ
ト、マットなどの成形品で構成される繊維質断熱材の少
なくとも一方の面にメタルラスなどの補強材が積層一体
化された断熱材であり、この補強材は、上記繊維質断熱
材を貫通することなく打ち込まれ、かつ先端部に折曲げ
部が形成されたステープルにより一体化されていること
を特徴とする断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18280694A JPH0828777A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18280694A JPH0828777A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828777A true JPH0828777A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16124766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18280694A Pending JPH0828777A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828777A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000356129A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-26 | Mitsuike Kogyo Kk | 排気管用遮熱材の固定方法 |
| US6303050B1 (en) | 1997-04-05 | 2001-10-16 | Daimlerchrysler Ag | Compounds, process for their manufacture, as well as a process for manufacturing liquid-crystalline polymers using these compounds |
| JP2007281511A (ja) * | 2007-06-20 | 2007-10-25 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | スライド式電子部品 |
| US20160116162A1 (en) * | 2014-10-28 | 2016-04-28 | Industrial Ceramic Linings B.V. | Burner cover insulation device for a boiler and method for manufacturing such a device |
| JP2016176504A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 積水化成品工業株式会社 | 断熱部材およびこれを用いた保護カバー |
| KR102085300B1 (ko) * | 2019-08-26 | 2020-03-05 | 주식회사 건축사사무소환경에이앤씨 | 공동주택의 내벽 단열 구조 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07292796A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-11-07 | Kawasaki Steel Corp | ロックウールブランケット及びこれに用いるｕ字状部材 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP18280694A patent/JPH0828777A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07292796A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-11-07 | Kawasaki Steel Corp | ロックウールブランケット及びこれに用いるｕ字状部材 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6303050B1 (en) | 1997-04-05 | 2001-10-16 | Daimlerchrysler Ag | Compounds, process for their manufacture, as well as a process for manufacturing liquid-crystalline polymers using these compounds |
| JP2000356129A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-26 | Mitsuike Kogyo Kk | 排気管用遮熱材の固定方法 |
| JP2007281511A (ja) * | 2007-06-20 | 2007-10-25 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | スライド式電子部品 |
| JP4484906B2 (ja) * | 2007-06-20 | 2010-06-16 | 帝国通信工業株式会社 | スライド式電子部品 |
| US20160116162A1 (en) * | 2014-10-28 | 2016-04-28 | Industrial Ceramic Linings B.V. | Burner cover insulation device for a boiler and method for manufacturing such a device |
| US10995953B2 (en) * | 2014-10-28 | 2021-05-04 | Industrial Ceramic Linings B.V. | Burner cover insulation device for a boiler and method for manufacturing such a device |
| JP2016176504A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 積水化成品工業株式会社 | 断熱部材およびこれを用いた保護カバー |
| KR102085300B1 (ko) * | 2019-08-26 | 2020-03-05 | 주식회사 건축사사무소환경에이앤씨 | 공동주택의 내벽 단열 구조 |
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